JP3315461B2 - 波長安定化光源の結露防止装置 - Google Patents

波長安定化光源の結露防止装置

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JP3315461B2 JP09307993A JP9307993A JP3315461B2 JP 3315461 B2 JP3315461 B2 JP 3315461B2 JP 09307993 A JP09307993 A JP 09307993A JP 9307993 A JP9307993 A JP 9307993A JP 3315461 B2 JP3315461 B2 JP 3315461B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ測長機の光源等
に用いられる波長安定化光源の被温度制御対象物(半導
体レーザ,エタロン等)の結露防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザ光の波長を測長基準と
して物体の移動変位を計測するレーザ測長機が知られて
いる。最近では、レーザ測長機の光源とし半導体レーザ
を用いる試みがなされている。半導体レーザ(以下、L
Dと称する)の発振波長は、LD温度,注入電流,及び
光路中の屈折率に依存している。従って、レーザ光の発
振波長を安定化させるためには、LDの温度と注入電流
を一定値に制御すればよい。さらに、高精度な測長を実
現するためには、光路幅の屈折率を求めて波長補正を行
う必要がある。
【0003】図6には、波長安定化光源を用いたレーザ
測長機の構成例が示されている。LD注入電流制御部1
は、LD2aへの注入電流が一定値になるように定電流
制御している。LD2aの出射光はビームスプリッター
3で測長光と参照光とに分岐され、測長光は移動体4で
反射した後再びビームスプリッタ3に戻る。一方、参照
光は固定ミラー5で反射した後、再びビームスプリッタ
ー3に入射し、ここで測長光と合成されて干渉する。そ
の干渉光をフォトダイオード6が検出する。フォトダイ
オード(以下、PDと称する)6の出力信号は移動体4
の変位量に応じて変化するので、その出力信号を変位量
演算部8に取込み、移動体4の変位量を求める。
【0004】一方、LD2aの近傍に加熱又は冷却手段
として機能するペルチェ素子11が配設され、またLD
2aの温度を検出するサーミスタ12が配設される。サ
ーミスタ12で検出される温度は温度制御部13に入力
する。その温度制御部13がペルチェ素子11を制御し
てLD2aの温度を一定値に保持している。
【0005】また、光路中の屈折率変化に対応するた
め、周囲温度,気圧,温度等をエアセンサ14によって
測定し、その測定値を波長補正部15に入力して波長補
正量を求め、変位量演算部8の演算結果に対して補正を
施している。
【0006】さらに図7のように図6の光路中に波長選
択部16を設ける場合がある。光源部2より出射された
レーザ光をビームスプリッタ16aで2つに分岐する。
一方の光はビームスプリッタ3に入射して測長用に使用
し、もう片方の光はエタロン16bへ入射する。エタロ
ン16bは波長によって透過率が変化するため、精度の
高い波長基準として良く利用されている。従って、エタ
ロン16bの透過光量をPD16fで検出し、これをL
D注入電流制御部1にフィードバックすれば、エタロン
を波長基準とすることができる。ここで、LD注入電流
制御部1は、エタロン16bを透過した光量が、ある既
定値となるように注入電流を制御する。ところが、エタ
ロン16bの透過率特性は温度によっても変化するた
め、波長基準として利用するにはエタロン16bを一定
の温度に制御する必要がある。従って、LD2aと同じ
ようにサーミスタ16d,ペルチェ16cをエタロン1
6bの近くに配置して温度制御を行う。ここでエタロン
温度制御部16eは、サーミスタ16dに入力するエタ
ロン16bの温度がある設定温度となるようにペルチェ
16cを制御している。以上のように、レーザ測長機の
波長安定化のためには、温度制御が不可欠であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した波
長安定化光源では、LD2a(エタロン16b)を常に
一定の温度に制御するため、周囲環境の変化によっては
LD2a(エタロン16b)に結露が発生する可能性が
ある。このような状態では、波長値を一定値に保つこと
が困難になるばかりでなく、LDの結露はLD2aの破
壊につながるおそれがある。
【0008】本発明は以上のような実情に鑑みてなされ
たもので、LDの波長を安定化させる波長安定化光源に
おいて、波長を安定化させるための温度制御対象となる
LD又は光共振器の結露を未然に防止できると共にLD
の破損を防止でき、さらに周囲の環境変化が波長安定化
に与える影響が少ない結露防止装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に対応する結露防止装置は、LDに供給する
注入電流を制御すると共に前記LDを温度制御して当該
LDから出力されるレーザ光の波長を安定化させる波長
安定化光源に備えられるものであり、前記LDにおける
結露発生の要因となる環境情報を収集する手段と、この
手段で収集された環境情報に基づいて前記LDを監視し
結露の可能性が生じたならば当該LDに対する温度制御
を停止させる結露判断手段とを具備したことを特徴とす
る。また請求項2に対応する結露防止装置は、LDから
出力されたレーザ光を波長弁別特性を持つ波長弁別器に
入射し、該波長弁別器の波長弁別出力を前記LDに供給
する注入電流の制御にフィードバックすると共に前記波
長弁別器を温度制御して波長を安定化させる波長安定化
光源に備えられるものであり、前記波長弁別器における
結露発生の要因となる環境情報を収集する手段と、この
手段で収集された環境情報に基づいて前記波長弁別器を
監視し結露の可能性が生じたならば当該波長弁別器に対
する温度制御を停止させる結露判断手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0010】また請求項2に対応する結露防止装置の波
長弁別特性を持つ波長弁別器は、半導体レーザの出射光
の特定の波長のみを透過する機能、又は半導体レーザの
出射光の所定の波長のみを吸収する機能を備えているこ
とを特徴とする。 また請求項1又は2に対応する結露防
止装置は、前記結露判断手段が温度制御を停止したとき
に結露を報知する報知手段をさらに備えていることを特
徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に対応する結露防止装置では、LDで
結露が発生する要因となる環境情報、例えば温度,湿
度,実際の結露状態等のうちから少なくとも一つの情報
が収集され結露判断手段へ入力される。結露判断手段で
は環境情報を使用して現在の設定温度で温度制御したと
きに発光部に結露が生じるか否か判断し、結露を生じる
可能性がある場合は1LDに対する温度制御を停止させ
る。設定温度となるように温度制御されているLDが結
露するのは、環境温度とLDの制御温度および湿度の関
係が結露条件を満たした場合であるから、その様な場合
にLDの温度制御を停止させれば、LDの結露が未然に
防止される。
【0012】請求項2に対応する結露防止装置では、
長弁別器に関する環境情報が収集されて結露判断手段へ
入力され、上記同様の処理により波長弁別器に結露が生
じるか否か判断する。そして結露を生じる可能性がある
場合は波長弁別器に対する温度制御を停止させる。また
請求項2に対応する結露防止装置の波長弁別特性を持つ
波長弁別器では、半導体レーザの出射光の特定の波長の
みを透過、又は半導体レーザの出射光の所定の波長のみ
を吸収する。 また結露防止装置の報知手段は、結露判断
手段が温度制御を停止したときに結露を報知するので、
作業者も現在の状況を正確にかつ即座に把握することが
できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1には、本発明の一実施例に係る結露防止装置の構成図
が示されている。同図に示す符号20はレーザ測長機の
光源部である。この光源部20は、図6に示すレーザ測
長機と同様に注入電流制御部から注入電流が供給され、
その注入電流によって出力したレーザ光は測長系に導か
れ移動体の変位量を測定するのに用いられる。
【0014】上記光源部20は、発光部となるLD21
を備え、そのLD21の近傍に加熱又は冷却手段として
作用するペルチェ素子22が配設されている。またLD
21の表面温度はサーミスタ23により検出されLD温
度制御部24に入力するようになっている。LD温度制
御部24はスイッチSW1を介してペルチェ素子22に
接続されている。ここでスイッチSW1は通常閉じてい
るものとする。
【0015】一方、LD21の近傍は環境情報を収集す
る手段として結露センサ25が配設されている。この結
露センサ25はLD21近傍の結露状態を検出するもの
であり、結露状態に応じた状態検出信号を結露判断部2
6へ出力する。なお上記状態検出信号は、結露に近付く
につれて信号レベルが高くなるように設定されているも
のとする。
【0016】結露判断部26は、状態検出信号の信号レ
ベルが予め設定された閾値を超えたならばスイッチSW
1を開操作するように動作する。ここで閾値は結露の初
期段階の結露センサの出力レベルにしておくとよい。
【0017】一方、上記のような構成において、LD温
度制御中に光源部20の周囲環境が大きく変動したとす
る。例えば、環境温度がLD温度制御部24の設定温度
より高くなる方向へ変動したとする。この場合、LD2
1の温度は一定値に制御されているので、LD21の温
度が環境温度に対して相対的に低下したことにより、結
露が発生しはじめる。この結露の状態を結露センサ25
で検出する。
【0018】結露判断部26では、結露センサ25の状
態検出信号を所定の周期で、又は常時入力し、これを閾
値と比較する。ここで状態検出信号が閾値を超えると、
温度制御部24とペルチェ素子22を接続するスイッチ
SW1を開操作し、LD温度制御部24による温度制御
を停止させるように動作する。
【0019】この様に本実施例によれば、LD21の近
傍に配設した結露センサ25からの状態検出信号により
LD21近傍の結露状態を監視し、結露が開始されたこ
とを検出したならばLD温度制御部24とペルチェ素子
22との間に設けたスイッチSW1を開いて温度制御を
停止させるようにしたので、LD21近傍の結露を初期
の段階で防止することができる。よって、常に高い波長
安定度を維持することができ、またLD21が結露によ
り破壊されることを未然に防止できる。
【0020】図2には本発明の第2実施例に係る結露防
止装置の構成図が示されている。なお、上述した第1実
施例と同様の部分には同一の符号を付している。本実施
例の結露防止装置は、LD21の温度を検出しているサ
ーミスタ23の温度検出信号を、LD温度制御部24の
他に初期温度記憶部27へ入力している。初期温度記憶
部27は主電源がオンになった直後のサーミスタ出力
(以後、初期環境温度と呼ぶ)を取込んで環境情報とし
て記憶する。温度比較部28には初期環境温度の他にL
D温度制御部24に設定された設定温度情報が入力され
ている。そして温度比較部28は、初期環境温度と設定
温度とを比較し、初期環境温度が設定温度よりも低い場
合にスイッチSW1を閉じるようにする。ここでスイッ
チSW1は通常は開いた状態であり、温度比較部28の
出力によって初めて閉じられるものとする。
【0021】結露は、外気中の水蒸気圧がLD21の設
定温度での飽和水蒸気圧を超えた場合に発生する。そこ
で本実施例では、(初期環境温度)<(設定温度)の場
合にだけLD21の温度制御を実施するようにした。よ
って、外気の湿度が100%近くあってLD21の結露
が予想されるような場合には、設定温度での温度制御を
予め実施しないようにしたので、LD21の結露を未然
に防止することができる利点がある。
【0022】図3には本発明の第3実施例に係る結露防
止装置の構成図が示されている。なお、上述した第1実
施例と同様の部分には同一の符号を付している。本実施
例の結露防止装置は、LD21の近傍に環境情報収集手
段として湿度センサ31が配設されている。この湿度セ
ンサ31はLD21近傍の湿度を検出するものであり、
検出湿度に応じた検出信号を湿度比較部32へ出力す
る。
【0023】湿度比較部32には、結露の発生する湿度
よりも僅かに小さい閾値(例えば、湿度95%)が設定
されている。この湿度比較部32は、検出信号が示す湿
度が閾値を超えたならばスイッチSW1を開操作するよ
うに動作する。ここでスイッチSW1は通常は閉じてい
るものとする。
【0024】この様に本実施例によれば、LD21近傍
の湿度を測定し、その測定値が結露の生じる直前の値と
して設定された閾値を超えたならばスイッチSW1を開
き温度制御を停止させるようにしたので、LD21の表
面に結露が発生するのを未然に防止することができる。
【0025】図4には本発明の第4実施例に係る結露防
止装置の構成図が示されている。なお、上述した第1実
施例と同様の部分には同一を符号を付している。本実施
例の結露防止装置は、LD温度制御部24とペルチェ素
子22との間にあるスイッチSW1を開閉制御する結露
条件演算部33と、環境温度TE (℃),湿度He
(%)を検出するエアセンサ34と、所定範囲の温度と
その範囲内の各温度に対する飽和水蒸気圧とが対応して
記憶されたメモリ35とを備えている。ここで、エアセ
ンサ34に図6における波長補正用のエアセンサ14を
流用しても良い。
【0026】本実施例の動作について以下に説明する。
通常はスイッチSW1が閉じられ、サーミスタ23の出
力に応じてLD温度制御部24が、ペルチェ素子22を
駆動し、LD21の温度が設定値となるように制御を行
う。サーミスタ23で検出されたLD21の温度T
LD(℃)は、LD温度制御部24に入力する。一方、結
露条件演算部33にも入力する。またエアセンサ34で
検出された環境温度TE (℃),湿度He(%)も結露
条件演算部33に入力する。
【0027】結露条件演算部33では、エアセンサ34
からの環境温度TE (℃)及びサーミスタ23からのL
Dの温度TLD(℃)に対応する飽和水蒸気圧をメモリ3
5からそれぞれ読み出す。そして次のようにして外気の
水蒸気圧を求める。
【0028】(外気の水蒸気圧)=(TE (℃)の飽和
水蒸気圧)×(温度He(%)) 求めた外気の水蒸気圧と温度TLD(℃)に対応する飽和
水蒸気圧とを比較し、外気の水蒸気圧が飽和水蒸気圧を
超えた時、又は超える少し前の段階で、スイッチSW1
を開操作し、温度制御を停止させる。
【0029】この様な本実施例によっても前述した各実
施例と同様にLD21の結露を未然に防止することがで
きる。図5には本発明の第5実施例に係る結露防止装置
の構成図が示されている。本実施例はLD21の結露を
防止するのではなく、注入電流制御に使用される光共振
器の結露を防止する例である。
【0030】同図に示す波長安定化光源は、注入電流制
御部40からLD41に注入電流が供給され、LD41
から出力されたレーザ光がビームスプリッター42によ
り測長光と波長安定化用のレーザ光とに分けられる。こ
こで波長安定化用のレーザ光は波長弁別素子であるエタ
ロン44に入射する。このエタロン44はある特定の波
長のみを透過させる波長弁別機能を備えている。エタロ
ン44を透過した透過出力はPD45で検出されて注入
電流制御部40へフィードバックされる。従って、PD
45からフィードバックされる信号が一定値となるよう
に注入電流制御部40で注入電流を制御すれば所定の発
振波長にロックすることができる。
【0031】ところで、エタロン44は温度により共振
器長が変化する。そこでエタロン44の温度を調整する
ため波長基準部43内にペルチェ素子46を配設してい
る。エタロン44の温度はサーミスタ47で検出して温
度制御部48に入力し、その温度制御部48からペルチ
ェ素子46を制御してエタロン44の温度を設定温度に
保持している。
【0032】本実施例は、以上の波長基準部43に対し
て前述した第1実施例と同様に構成された結露防止装置
を適用している。すなわち、結露センサ25′でエタロ
ン44表面の結露状況を検出し、その検出した結露状況
を示す状態検出信号を結露判定部26′に入力して閾値
と比較する。そして状態検出信号が閾値を超えていると
きにスイッチSW1を開き、エタロンの温度制御を停止
する。
【0033】この様な本実施例によれば、エタロン44
の結露を未然に防止することができる。なお、エタロン
44の結露防止のためには前述した第2〜第4実施例を
適用することもできる。またエタロンに代えて所定の波
長のみを吸収する波長弁別素子を用いることもできる。
【0034】前記結露判断部,初期温度記憶部,温度比
較部,湿度比較部,結露条件演算部はソフトウエア,ハ
ードウエアのいずれで構成することもできる。また上記
各実施例においてスイッチSW1を開いたときに、結露
を報知する警報を音声又は視覚に訴える手段により出力
すれば、作業者も現在の状況を正確にかつ即座く把握す
ることができる。本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形
実施可能である。
【0035】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、半
導体レーザの波長を安定化させる波長安定化光源におい
て、波長安定化させるために温度制御対象となる上記L
D又は波長弁別器の結露を未然に防止でき、しかも常に
所望の波長に安定化させることのできる結露防止装置を
提供できる。さらに報知手段を備えると、結露判断手段
が温度制御を停止したときに結露を報知するので、作業
者も現在の状況を正確にかつ即座に把握することができ
る結露防止装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る結露防止装置の構成
図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る結露防止装置の構成
図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る結露防止装置の構成
図である。
【図4】本発明の第4実施例に係る結露防止装置の構成
図である。
【図5】本発明の第5実施例に係る結露防止装置の構成
図である。
【図6】従来のレーザ測長機の構成図である。
【図7】光路中に波長選択部を有する従来のレーザ測長
機の構成図である。
【符号の説明】
20…光源部、21…レーザダイオード、22…ペルチ
ェ素子、23…サーミスタ、24…LD温度制御部、2
5…結露センサ、26…結露判断部、27…初期温度記
憶部、28…温度比較部、31…湿度センサ、32…湿
度比較部、33…結露条件演算部、34…エアセンサ、
35…メモリ、43…波長基準部、44…エタロン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 洋久 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−79285(JP,A) 特開 昭61−264774(JP,A) 特開 昭64−44905(JP,A) 特開 平1−195302(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 9/00 - 11/30 102 H01S 5/00 - 5/50 630

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザに供給する注入電流を制御
    すると共に前記半導体レーザを温度制御して当該半導体
    レーザから出力されるレーザ光の波長を安定化させる波
    長安定化光源に備えられ、 前記半導体レーザにおける結露発生の要因となる環境情
    報を収集する手段と、 この手段で収集された環境情報に基づいて前記半導体レ
    ーザを監視し結露の可能性が生じたならば当該半導体レ
    ーザに対する温度制御を停止させる結露判断手段とを具
    備したことを特徴とする結露防止装置。
  2. 【請求項2】 半導体レーザの出射光を波長弁別特性を
    持つ波長弁別器に入射し、該波長弁別器の波長弁別出力
    を前記半導体レーザの注入電流にフィードバック制御す
    ると共に前記波長弁別器を温度制御して波長を安定化さ
    せる波長安定化光源に備えられ、 前記波長弁別器における結露発生の要因となる環境情報
    を収集する手段と、 この手段で収集された環境情報に基づいて前記波長弁別
    を監視し結露の可能性が生じたならば当該波長弁別器
    に対する温度制御を停止させる結露判断手段とを具備し
    たことを特徴とする結露防止装置。
  3. 【請求項3】 前記波長弁別特性を持つ波長弁別器は、 半導体レーザの出射光の特定の波長のみを透過する機能
    を備えていることを特徴とする請求項2記載の結露防止
    装置。
  4. 【請求項4】 前記波長弁別特性を持つ波長弁別器は、 半導体レーザの出射光の所定の波長のみを吸収する機能
    を備えていることを特徴とする請求項2記載の結露防止
    装置。
  5. 【請求項5】 前記結露防止装置は、 前記結露判断手段が温度制御を停止したときに結露を報
    知する報知手段をさらに備えていることを特徴とする請
    求項1又は2記載の結露防止装置。
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