JP3314912B2 - 地震動強度の測定方法 - Google Patents

地震動強度の測定方法

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JP3314912B2 JP27669096A JP27669096A JP3314912B2 JP 3314912 B2 JP3314912 B2 JP 3314912B2 JP 27669096 A JP27669096 A JP 27669096A JP 27669096 A JP27669096 A JP 27669096A JP 3314912 B2 JP3314912 B2 JP 3314912B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は制御用地震計等に利
用する地震動強度測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地震が発生した場合に、その強度に応じ
て各種のシステムを制御して、被害の拡大や二次災害の
発生を防止するための装置として制御用地震計があり、
制御用地震計は交通機関、都市ガス、電力、水道等の各
種施設等において、大地震時における自動緊急停止装置
に組み入れられて利用されている。
【0003】このような制御用地震計においては構造物
の被害の程度と相関の高い制御を行うためにSI値を地
震動の強度の尺度として計測する方法が提案され、そし
て実施されている。(例えば、特開昭62−12884
号公報、特開昭62−12884号公報、特開昭62−
12884号公報、特開昭62−12885号公報、特
開昭62−12886号公報、特開平6−214040
号公報、特開平8−36062号公報等を参照のこ
と。)
【0004】このような方法において、SI値は、地震
計により計測される地震動の加速度波形を1自由度振動
系の運動方程式を満たす演算部に入力して速度応答を求
め、速度応答の最大値のスペクトル、即ち、速度応答ス
ペクトルSvから所定の演算を行って算出しており、こ
れらはリアルタイム計算により行っている。
【0005】そこで、従来のリアルタイム計算の方法を
図9について説明する。図中、上段は地震の加速度の時
系列データの例を示すもので、この方法では、加速度
に、地震発生トリガーとしてのしきい値と地震収束トリ
ガーとしてのしきい値を設定し、これらのトリガーによ
り演算処理装置の動作モードを切り換えて所定の演算処
理を行わせる構成としている。即ち、地震計で計測した
加速度が地震発生トリガーを超過した時点で演算処理装
置を計算モードに切り換えて計算を開始し、地震収束ト
リガーを超過した時点で計算を終了し、演算処理装置を
監視モードに切り換える。
【0006】計算モードにおける計算は、図中の下段に
示すように行う。即ち、加速度が地震発生トリガーを超
過し、演算処理装置が計算モードになった後は、ある時
間間隔Δt(秒)が経過する毎に、地震発生直後、即ち
t=0の時点まで遡り、この時点から現在の時点までの
加速度データにより計算を行う。例えば、計算を開始し
た時点t=0からΔt経過した時点t=Δtでは、時点
t=0からΔtまでの加速度データにより計算を行い、
更にΔt経過した時点t=2Δtでは、時点t=0から
2Δtまでの時間2Δtの加速度データにより計算を行
う。このようにしてある時間間隔Δt(秒)が経過する
毎に計算を行い、地震収束トリガーを超過した場合に
は、時点t=0から超過した時点までの時間Tの加速度
データによりSI値の計算を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のリ
アルタイム計算方法では、地震発生トリガーと地震収束
トリガーを設定して、地震発生時と平常時で異なったモ
ードの動作を演算処理装置にさせていることと、常に地
震発生当初までデータを遡って計算をさせているので、
演算処理装置が非常に複雑な動作をしている。また、一
つの地震のSI値を演算するためには、発生から終了ま
での全地震データをメモリーに記憶させる必要があるた
め多量のメモリーが必要である。そこで本発明は、この
ような課題を解決することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、地震計から連続して出力される加
速度のデータを順次記録し、演算処理装置により、記録
したデータ中の第1の設定時間の範囲の時系列データか
らSI値を算出する構成とすると共に、第2の設定時間
経過毎に、時系列データの範囲を、第2の設定時間分ず
らして反復的にSI値の算出動作を行う構成とし、上記
演算処理装置は、地震の発生や終了にかかわらず適宜時
点から同様な演算処理を継続するものとした地震動強度
の測定方法を提案する。
【0009】また本発明では、上記の構成において、S
I値の算出を、複数方向の地震動成分の加速度信号につ
き行うことを提案する。そしてこの複数方向の地震動成
分の加速度信号は、夫々の方向に対応して設置した地震
計から得たり、または地震計が検出する水平方向2成
分、上下方向成分のうちの少なくとも2成分の加速度信
号をベクトル合成して得ることを提案する。
【0010】以上の本発明によれば、演算処理装置は、
地震の発生や終了にかかわらず、加速度のデータの記録
時点等の適宜時点から同様な演算処理を継続することが
でき、動作モードの切換が不要となるため、動作が複雑
とならず、安定した動作が得られる。またSI値の算出
に使用する時系列データの範囲は、第2の設定時間の範
囲であるので、演算処理に際してデータを記憶するメモ
リーを低減できると共に計算負荷を小さくすることがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。図1は本発明に係るリアルタイム計算
方法を概念的に示す説明図であり、また図2は本発明の
方法を適用した制御用地震計の構成の一例を概念的に示
す系統図である。まず図2において、符号1は地震計で
あり、この地震計1は複数の方向、例えば直交する水平
2方向や、この水平2方向に上下方向を加えた3方向等
に対応する加速度検出部2a,2bを備えている。これ
らの検出部2a,2bは、例えば従来と同様に夫々南北
方向,東西方向の成分の加速度を計測するように設置し
ている。また、これらの加速度検出部2a,2bで検出
した加速度は、演算処理装置3に入力され、この演算処
理装置3において、適宜の記録手段に順次記録されると
共に、後述する所定の演算処理によりSI値が算出され
る。符号4は制御部であり、この制御部4は演算処理装
置3において算出されたSI値に基づき、構造物に被害
を及ぼす可能性の高い地震発生時に各種のシステムを制
御して自動的に運転を停止させる等の安全措置を講ず
る。
【0012】次に演算処理装置3における演算処理とし
てのSI値のリアルタイム計算方法を図1について説明
する。図中、上段は加速度検出部2から順次出力される
加速度の時系列データの例を示すもので、この時系列デ
ータの範囲内で、矢印で示す時点Sにおいて地震が発生
し、時点Eで収束している。上述したように従来のリア
ルタイム計算方法では、この時点Sを地震発生トリガー
によって判定して計算を開始し、時点Eを地震収束トリ
ガーによって判定して計算を終了している。しかしなが
ら本発明のリアルタイム計算方法では、これらの時点
S,Eにかかわらず計算を継続する。即ち、本発明で
は、これらの時点S,Eとは関係のない適宜の時点Rか
ら以下に説明する計算を開始して、この計算を継続す
る。時点Rは加速度の記録を開始した時点としたり、ま
たはそれ以降の適宜時点とすることができる。
【0013】まず計算開始後の最初のSI値の計算は、
時点R(t=0)からT時間経過した時点(t=T)ま
での加速度の時系列データ、即ち、時点R(t=0)か
ら時点(t=T)までの時間Tの範囲の時系列データを
用いて行う。この時間Tは、上述した第1の設定時間に
相当する。このような計算を行う際、演算処理装置3で
は、記録された加速度のデータ中の上記範囲の時系列デ
ータをメモリーに記憶する。
【0014】次いで時点Rから設定した時間Δtが経過
した場合には、時点(t=Δt)からT時間経過した時
点(t=T+Δt)までの加速度の時系列データ、即
ち、時点(t=Δt)から時点(t=T+Δt)までの
時間Tの範囲の時系列データを用いてSI値の計算を行
う。この時間Δtは上述した第2の設定時間に相当す
る。
【0015】次いで、更に時間Δtが経過した場合に
は、時点(t=2Δt)からT時間経過した時点(t=
T+2Δt)までの加速度の時系列データ、即ち、時点
(t=2Δt)から時点(t=T+2Δt)までの時間
Tの範囲の時系列データを用いてSI値の計算を行い、
以降、同様に時間Δtが経過する毎に、その時点から始
まる時間Tの範囲の時系列データを用いてSI値の計算
を行う。
【0016】以上に説明した本発明のリアルタイム計算
では、上述したとおり、演算処理装置は、地震の発生や
終了にかかわらず、加速度のデータの記録時点等の適宜
時点から同様な演算処理を継続するので、動作モードの
切換が不要となるため、動作が複雑とならず、安定した
動作が得られる。またSI値の算出に使用する時系列デ
ータの範囲は、第2の設定時間の範囲であるので、演算
処理に際してデータを記憶するメモリーを低減できると
共に計算負荷を小さくすることができる。
【0017】次に、以上述べたSI値のリアルタイム計
算における、第2の設定時間Δt経過毎の具体的な処理
の流れの例を図3の流れ図を参照して説明する。まずス
テップS1では、パラメータ、即ち、上記第1の設定時
間Tと第2の設定時間Δtを設定する。この設定は、後
述するように、SI値の計算誤差と、演算処理装置の資
源量とを勘案して適宜行うことができる。次いでステッ
プS2では、原加速度時刻の初期化、即ち、上記時点R
(t=0)に初期化して処理を開始する。次いでステッ
プS3では、上記時点Rから時間t経過した時点の加速
度を、所定のメモリーに入力する。次いでステップS4
では、ステップS3で入力した加速度αtを、固有周期
ωを有する1自由度振動系の運動方程式を満たす演算を
行って、時刻t、固有周期ωの速度応答Svtωを算出す
る。次いでステップS5では、速度応答スペクトルを計
算すると共に、ステップS6において、それまでの処理
のループで算出され、最大値として記憶されている速度
応答と比較して、今回のものの方が大きい場合には、ス
テップS6において最大値として記憶する。即ち最大値
を更新すると共に、前回のものの方が大きい場合には最
大値の更新を行わずに次のステップS7に移行する。ス
テップS7では、時刻を所定の時間間隔Δt′だけ進ま
せて、時刻t=t+Δt′としてステップS8に移行す
る。尚、このΔt′は、上記第2の設定時間のΔtとは
異なり、加速度の時系列データのサンプリング周期に相
当する。ステップS8では、以上の処理が一周期、即
ち、上記第1の設定時間Tについての処理が完了したか
否かを判定し、完了していないと判定した場合には、ス
テップS3に戻り、以降、時刻t(=t+Δt)の加速
度のデータについて、ステップS3〜S7の処理が繰り
返して行われて、速度応答スペクトルの最大値の保存が
行われる。そしてステップS8において、第1の設定時
間Tについての処理が完了したと判定した場合には、次
のステップS9に移行し、SI値の計算を行う。そして
この計算を行った後、上記第2の設定時間Δtが経過し
た後、ステップS2に移行して、ステップS2〜S9ま
での処理が反復して行われる。
【0018】上述したとおり、上記第1の設定時間Tと
第2の設定時間Δtは、SI値の計算誤差と、演算処理
装置の資源量とを勘案して適宜設定するもので、例え
ば、第1の設定時間T、いわば計算時間を長くした場合
には、所要メモリー及び計算量が増大するが、SI値の
精度は良くなり、逆に短くした場合には、SI値の精度
は低下するが、所要メモリー及び計算量を低減すること
ができる。このことは、第1の設定時間Tを変化させた
場合の、定義通りに求めたSI値に対する95%信頼区
間の一例を示す図4に示される。
【0019】また第2の設定時間Δt、いわば計算間隔
を短くした場合には、計算量は増大するがSI値の精度
は良くなり、逆に長くした場合には、SI値の精度は低
下するが、計算量は低減することができる。このこと
は、第2の設定時間Δtを変化させた場合の、定義通り
に求めたSI値に対する95%信頼区間の一例を示す図
5に示される。
【0020】以上に説明したSI値の算出動作は、複数
方向の地震動成分の加速度信号につき行えば、これらの
SI値を比較することにより、最大SI値を確実に求め
ることができ、この場合には、方向性があるSI値の最
大値を容易に確実に求めることができ、地震計の設置方
向によって地震の被害を過小評価することを防止するこ
とができる。
【0021】この場合、複数方向の地震動成分の加速度
信号は、夫々の方向に対応して設置した地震計から得る
ことができるが、他の方法として、複数方向の地震動成
分の加速度信号を、地震計が検出する水平方向2成分、
上下方向成分のうちの少なくとも2成分の加速度信号を
ベクトル合成して得ることもでき、後者は、前者と比較
して、設置する地震計を必要最小限とすることができる
という利点がある。
【0022】図6は後者の例として、直交する水平2成
分を検出するように配置した地震計の夫々の方向の加速
度信号をベクトル合成して水平8方向の成分の加速度信
号を算出する構成の例を概念的に示すものである。勿
論、算出する成分の方向の数や、地震計により検出する
加速度の方向の数は、この他、適宜である。図6におい
て、符号13は演算処理手段であり、この演算処理手段
13は検出部12a,12bから出力される南北方向と
東西方向の振動の加速度信号を後述するようにベクトル
合成して所望方向の加速度成分を算出する構成である。
そして演算処理手段13によりベクトル合成された所望
方向の加速度成分は記憶手段14に記憶されて以降の演
算処理等に供される構成としている。上述したとおり図
示の例では、ベクトル合成により加速度成分を算出する
方向は、全方位を8等分した方向、即ち、図に示すよう
にθ=0゜,22.5゜,45゜,67.5゜,90
゜,112.5゜,135゜,157.5゜の8方向で
あり、符号15a〜15hは夫々の記憶部を示してい
る。尚、θ=0゜と90゜の方向は夫々検出部12a,
12bによる検出方向であるからベクトル合成は不要で
ある。
【0023】図7は本発明に係るベクトル合成の原理
を、θ(=22.5゜)とθ′(=135゜)の方向に
ついて説明するもので、x軸は東西方向、y軸は南北方
向に対応している。図中X,Yは、夫々、ある時点にお
いて検出部12b,12aで検出した加速度を示すもの
で、これらの加速度ベクトルをθ方向に射影して加える
ことにより、θ方向の成分の加速度を算出することがで
きる。即ち、θ方向の成分の加速度をαθとすると、こ
のαθは、αθ=Xcosθ+Ysinθの演算式により算出
される。同様に、θ′方向の成分の加速度αθは、α
θ′=Xcosθ′+Ysinθ′の演算式により算出され
る。このように、ある時点において検出部12b,12
aで検出した加速度に対して、予め設定した方向の夫々
について以上の演算を行うことにより、夫々の方向の成
分の加速度を算出することができ、これを適宜時間間隔
で連続的に行うことにより、所望方向、この例では水平
な8方向(演算の不要な2方向を含む)の加速度波形を
連続的に計測することができる。
【0024】以上のようにして連続的に計測した8方向
の加速度成分は、上述したように、記憶手段14の各記
憶部15a〜15hを介して、以降のSI値の算出のた
めの演算処理に移行する構成とする他、このように、全
ての所望方向の加速度成分を算出した後にSI値を算出
するのではなく、各方向の加速度成分を算出する毎に、
上述した演算処理によりSI値を算出するように構成す
ることもできる。
【0025】以上説明したように、ベクトル合成により
算出して連続的に計測する地震動成分の方向は、上述し
た水平8方向とする他、その数を適宜増減することがで
き、増加させれば演算処理に要する資源及び時間が大と
なるが、この場合には算出したSI値の最大値は、定義
通りに求めたSI値との誤差が小さくなって行くという
利点があり、また逆に減少させれば、ある程度のSI値
の誤差は許容した上で、SI値の算出に要する資源及び
時間を小さくすることができるという利点がある。尚、
図4は、計測する方向の数を変化させた場合の、定義通
りに求めたSI値に対する95%信頼区間を示すもので
ある。
【0026】尚、以上の各演算処理は、単一の演算処理
手段により行うほか、複数の演算処理手段を並列処理し
て行うことができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上のとおりであるので、以下
に示すような効果がある。 a.地震が発生するとトリガー超過時まで戻ってSI値
を算出する従来の方法と異なり、地震時と平常時を区別
せずに、常時同じ計算を繰り返してSI値を算出するの
で、演算処理装置の動作が簡素化され、極めて安定した
動作を保証できる。 b.各演算処理において記憶するデータ量が少ないの
で、計算負荷を小さくすることができると共に、所要メ
モリー量を低減することができる。 c.以上の動作によりSI値を求める方向を複数とする
ことにより、方向依存性があるSI値の最大値を確実に
求めることができ、地震による建造物の影響の評価精度
を向上することができる。 d.項目c.の複数の方向のSI値を求めるための、複
数方向の加速度成分の算出方法として、水平方向2成
分、上下方向成分のうちの少なくとも2成分の加速度信
号のベクトル合成の方法を適用すれば、必要最小限の地
震計により、項目c.の効果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るリアルタイム計算方法を概念的
に示す説明図である。
【図2】 本発明の方法を適用した制御用地震計の構成
の一例を概念的に示す系統図である。
【図3】 本発明に関する具体的な処理の流れの例を示
す流れ図である。
【図4】 第1の設定時間Tを変化させた場合の、定義
通りに求めたSI値に対する95%信頼区間の一例を示
す説明図である。
【図5】 第2の設定時間Δtを変化させた場合の、定
義通りに求めたSI値に対する95%信頼区間の一例を
示す説明図である。
【図6】 ベクトル合成による地震動の計測方法の一例
を示す系統図である。
【図7】 ベクトル合成の原理を、θ(=22.5゜)
とθ′(=135゜)の方向について説明するベクトル
図である。
【図8】 SI値を算出する地震動の加速度の方向の数
を変化させた場合の、定義通りに求めたSI値に対する
95%信頼区間を示す説明図である。
【図9】 SI値を求める従来のリアルタイム計算方法
の説明図である。
【符号の説明】
1 地震計 2a,2b 加速度検出部 3 演算処理装置 4 制御部 11 地震計 12a,12b 加速度検出部 13 演算処理手段 14 記憶手段 15a〜15h 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 洋之 東京都渋谷区渋谷2丁目12番19号 山武 ハネウエル株式会社 本社内 (56)参考文献 特開 昭63−121718(JP,A) 特開 平8−36062(JP,A) 特開 平6−214040(JP,A) 特開 昭62−12886(JP,A) 特開 平3−262929(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01V 1/28 G01H 1/00 G01V 1/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地震計から連続して出力される加速度の
    データを順次記録し、演算処理装置により、記録したデ
    ータ中の第1の設定時間の範囲の時系列データからSI
    値を算出する構成とすると共に、第2の設定時間経過毎
    に、時系列データの範囲を、第2の設定時間分ずらして
    反復的にSI値の算出動作を行う構成とし、上記演算処
    理装置は、地震の発生や終了にかかわらず適宜時点から
    同様な演算処理を継続するものとすることを特徴とする
    地震動強度の測定方法。
  2. 【請求項2】 SI値の算出を、複数方向の地震動成分
    の加速度信号につき行うことを特徴とする請求項1記載
    の地震動強度の測定方法。
  3. 【請求項3】 複数方向の地震動成分の加速度信号は、
    夫々の方向に対応して設置した地震計から得ることを特
    徴とする請求項2記載の地震動強度の測定方法。
  4. 【請求項4】 複数方向の地震動成分の加速度信号は、
    地震計が検出する水平方向2成分、上下方向成分のうち
    の少なくとも2成分の加速度信号をベクトル合成して得
    ることを特徴とする請求項2記載の地震動強度の測定方
    法。
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