JPH01133198A - 地震警報方法 - Google Patents

地震警報方法

Info

Publication number
JPH01133198A
JPH01133198A JP28945687A JP28945687A JPH01133198A JP H01133198 A JPH01133198 A JP H01133198A JP 28945687 A JP28945687 A JP 28945687A JP 28945687 A JP28945687 A JP 28945687A JP H01133198 A JPH01133198 A JP H01133198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
period
earthquake
response spectrum
circuit
alarm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28945687A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Fujisawa
藤澤 隆則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP28945687A priority Critical patent/JPH01133198A/ja
Publication of JPH01133198A publication Critical patent/JPH01133198A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、地震波の認識技術を応用して地震が発生した
とき警報を発する方法に関し、特に建築物と建築物内に
居住する人間の保安のために地震警報を発する方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来の地震警報方法によれば、簡易地震計を建築物内の
比較的堅固な土台の上に設置し、その出力の強さをもと
に地震警報を発するようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の方法による地震波の測定結果は、地震に
よる揺れを比較的堅固な土台の上で測定するため、特に
高層ビル等の建築物では、その揺れを正確に反映するも
のとはならない。すなわち、建築物ごとに振動の減衰定
数および固有周期が異なっているにもかかわらず、従来
の方法ではそれらを考慮することなく地震検知が行われ
る。
また、近年の耐震構造の建築物は、意図的に揺れるよう
に設計されているため、建築物内の人間や設備の揺れと
、前記測定結果とは一層かけ離れたものとなる。
さらに耐震構造の建築物の固有周期は1秒以上となるよ
うに設計されることが多いが、このような周期の揺れを
測定できる地震計を製作することは非常に難しく、建物
の実際に揺れる地点に地震計を設置してもその測定は困
難である。
本発明の目的は、このような問題を解決し、建築物の実
際の揺れに基づいて警報を発することを可能とする地震
警報方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、測定した地震波に基づいて地震警報を発する
方法において、 前記測定した地震波の応答スペクトルを算出し、前記算
出した応答スペクトルのピーク値と、このピーク値を示
す前記応答スペクトルの周期とが所定の基準を満たす場
合、地震警報を発し、前記所定の基準は、地震警報の対
象となる建築物の振動の減衰特性と固有周期とに従って
設定することを特徴とする。
〔実施例〕
次に本発明の一実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の地震警報方法を実施する地震警報装置
の一部を示すブロック図である。
地震計1は建築物内の比較的堅固な土台の上に設置され
、地震による揺れを検出して地震信号aを出力する。
応答スペクトル算出回路2は、地震信号aの応答スペク
トルを算出し、そのレベルおよび周期の計算結果すを出
力する。
基準値設定回路3は、前記応答スペクトルのピーク値お
よびそのピーク値を示す周期を判定するための基準値を
、建築物の振動の減衰定数および固有周期をもとに設定
し、基準ピーク値S、下限周期PI、および上限周期P
。を出力する。基準ピーク値Sは、どの程度の揺れまで
許容するかによってその値を設定する。また、下限周期
I)lと上限周期P、とは建築物の固有周期に基づいて
決めるもので、固有周期が下限周期P、と上限周期P、
との間に入るようにP、およびP、を設定する。
判定回路4は、応答スペクトル算出回路2の計算結果す
と基準値設定回路3がらの基準ピーク値S、下限周期P
l、および上限周期puとを比較し、地震計1が検出し
た揺れが、警報を発すべきものであるか否かを判定する
。その結果、警報を発する場合には警報信号を端子8か
ら出力する。
次に、第3図に示したグラフを用いて動作を説明する。
地震計1は揺れを検出すると、それを表す地震信号a 
(第3図(a))を出力する。応答スペクトル算出回路
2は、この信号aの応答スペクトルを算出し、そのレベ
ルおよび周期の計算結果すを出力する(第3図(b))
判定回路4は、応答スペクトル算出回路2の計算結果す
と基準値設定回路3からの基準ピーク値S、下限周期P
l、および上限周期Puとを比較し、地震計1が検出し
た揺れが、警報を発すべきものであるか否かを判定する
この場合には、計算結果すである応答スペクトル周期P
 +、 P z、 P zにおける3つのピークを有し
ている。そして、これら3つのピークのうち周期P3の
ピークは、そのピーク値が基準ピーク値Sを越え、さら
にその周期P3が下限周期P1と上限周期Puとの間に
入っている(第3図(C))。
従って、判定回路4は警報を発すべき振動が検出された
として、警報信号を出力する。なお、周期P、、P2の
地震波は周期の基準を満たさず、この建築物にはなんら
影響を与えないので警報の対象とはならない。
第2図は他の実施例を示すもので、第1図の装置にテレ
メータ装置を付加し、遠隔地で測定した地震信号を用い
るようにしたものである。地震波の伝ばん速度が約10
km/sであるため、このようなテレメータ装置により
地震波が建築物に到達する簡に地震の発生を検知でき、
真の意味での地震警報が可能となる。
この装置では、複数個の地震計1により検出された地震
信号は、送信側テレメータ装置5によって所定のフォー
マントの信号に変換され、同軸ケーブルあるいは空中線
によって受信側テレメータ装置6へ送られる。
係数回路7は受信側テレメータ装置6がらの信号をもと
に、まずどの地震計がらの信号であるかを判別し、その
後、地質学的な減衰定数を信号に乗じて、上述した応答
スペクトル算出回路2に出力する。
以下、第1図の場合と同様に処理が行われ、判定回路4
は、応答スペクトルにiJ’4%を満たすピークが含ま
れている場合には、警報を発すべき振動が検出されたと
して、警報信号を出力する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、測定した地震波に基づい
て地震警報を発する方法において、測定した地震波の応
答スペクトルを算出し、算出した応答スペクトルのピー
ク値と、このピーク値を示す応答スペクトルの周期とが
所定の基準を満たす場合、地震警報を発し、所定の基準
は、地震警報の対象となる建築物の振動の減衰特性と固
有周期とに従って設定している。
従って本発明の地震警報方法により、建築物の実際の揺
れに基づいて警報を発することができ、建築物と建築物
内に居住する人間の安全確保が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
他の実施例を示すプロ、り図、第3図は前記実施例の動
作を説明するだめのグラフである。 ■・・・・・地震計 2・・・・・応答スペクトル算出回路 3・・・・・基準値設定回路 4・・・・・判定回路 5・・・・・送信側テレメータ装置 6・・・・・受信側テレメータ装置 7・・・・・係数回路 8・・・・・警報出力端子 代理人 弁理士  岩 佐  義 幸 第1図 1−・−地震計 5−・・送信側テレメータ興1 6・−・−受信<all÷レメーク賃置第装図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測定した地震波に基づいて地震警報を発する方法
    において、 前記測定した地震波の応答スペクトルを算出し、前記算
    出した応答スペクトルのピーク値と、このピーク値を示
    す前記応答スペクトルの周期とが所定の基準を満たす場
    合、地震警報を発し、前記所定の基準は、地震警報の対
    象となる建築物の振動の減衰特性と固有周期とに従って
    設定することを特徴とする地震警報方法。
JP28945687A 1987-11-18 1987-11-18 地震警報方法 Pending JPH01133198A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28945687A JPH01133198A (ja) 1987-11-18 1987-11-18 地震警報方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28945687A JPH01133198A (ja) 1987-11-18 1987-11-18 地震警報方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01133198A true JPH01133198A (ja) 1989-05-25

Family

ID=17743499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28945687A Pending JPH01133198A (ja) 1987-11-18 1987-11-18 地震警報方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01133198A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007217082A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Mori Bill Kk 大型建築物のための長周期地震動感知システム
JP2008044701A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの地震管制運転装置
JP2018017679A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 ミツミ電機株式会社 検出装置及び照明器具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007217082A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Mori Bill Kk 大型建築物のための長周期地震動感知システム
JP2008044701A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの地震管制運転装置
JP2018017679A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 ミツミ電機株式会社 検出装置及び照明器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3952851B2 (ja) 建物の耐震性能評価方法及び装置
US9465121B2 (en) System and method for on-site instant seismic analysis
WO2010137246A1 (ja) 地震判定システム及び地震解析方法
JP5009076B2 (ja) 地震早期警報システム
CN110469782B (zh) 一种基于自适应滤波器的管道泄漏定位装置
CA2441449A1 (en) System and method for locating a fracture in an earth formation
JP2849297B2 (ja) 震度予測システム
US4837582A (en) Method and apparatus for detecting electromagnetic waves generated by the earth's crust under strain
Sherki et al. Design of real time sensor system for detection and processing of seismic waves for earthquake early warning system
CN108037410B (zh) 一种基于可控响应功率的局部放电超声波定位方法与装置
JPH01133198A (ja) 地震警報方法
KR100512123B1 (ko) 스마트 무선계측시스템을 이용한 구조물 모니터링 시스템
US4807199A (en) Bottom shear modulus profiler
Papazachos et al. Seismic hazard assessment in Greece based on strong motion duration
CN109919510A (zh) 一种预测地震风险的方法、装置、服务器及存储介质
KR102196534B1 (ko) Mems 네트워크를 이용한 실시간 지진동 감시 및 분포 지도 작성을 위한 장치 및 방법
KR102538449B1 (ko) 교량 안정도 판단방법 및 장치
JP7015523B2 (ja) 地震警報システム
Mahood Rapid estimating epicentral distance and magnitude from a single seismic record of Sarpol-e Zahab earthquake
JP4617125B2 (ja) 配管系統識別方法および配管系統識別システム
HUP9800726A2 (hu) Eljárás és berendezések biztonsági dokumentumok vizsgálatára
Putra et al. Distributed sensor for earthquake identification system to activate tsunami shelter finding system
CN115372920B (zh) 一种雷达结露补偿方法、装置、设备及存储介质
CN113393645B (zh) 一种山体滑坡超声监测预警系统
JPS5757273A (en) Early sensing and warning system for earthquake