JP2557072B2 - 地震感知装置 - Google Patents

地震感知装置

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JP2557072B2
JP2557072B2 JP62241451A JP24145187A JP2557072B2 JP 2557072 B2 JP2557072 B2 JP 2557072B2 JP 62241451 A JP62241451 A JP 62241451A JP 24145187 A JP24145187 A JP 24145187A JP 2557072 B2 JP2557072 B2 JP 2557072B2
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vibration
earthquake
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sensor
magnitude
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宣利 小野
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KINMON SEISAKUSHO
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KINMON SEISAKUSHO
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、地震を感知する地震感知装置に係わり、特
に地震以外の振動と地震とを区別して地震のみを感知す
る地震感知装置に関する。
(従来の技術) 従来、石油やガス等の燃焼機器において、安全性の向
上を目的として、地震を感知して燃料を遮断する対震自
動消火機能を備えたものがある。この種の用途に用いら
れる地震感知装置としては、球振動を利用したものが一
般的である。これらは、いずれも振動により鋼球が所定
の位置より外れて動いていた時、マイクロスイッチが作
動して地震検知を出力するものである。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の地震感知装置では、地震以外の振動,衝撃によ
り誤動作し、真の地震との区別がつかない場合があっ
た。また、動作震度設定が固定であり、これを変更する
には球の形状や重さ,受皿の形状等を変更しなければな
らず、非常に面倒である。さらに、球振動方式は重力を
利用しているため、取付け姿勢(水平度)がうるさい等
の問題があった。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目
的とするところは、一過性や連続の振動・衝撃等では作
動せず、真の地震のみを検知することができ、信頼性の
向上をはかり得る地震感知装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の骨子は、振動センサ等により検出された振動
が地震であるか否かを判定し、地震のみを感知すること
にある。
即ち本発明は、振動を検出する振動センサと、このセ
ンサの検出出力から振動の大きさ及び周期を求める手段
と、地震により生じる振動の大きさ及び周波数を予めパ
ターン化した複数の振動パターンを記憶したメモリと、
前記センサ出力から得られる振動の大きさ及び周波数と
前記メモリに記憶された振動パターンとを比較する手段
と、これらの比較結果から前記センサで検出される振動
が地震であるか否かを判定する手段とを設けるようにし
たものである。
(作用) 本発明によれば、振動センサの検出信号から振動の大
きさ及び周波数を求めているので、これらと地震による
振動パターンと比較することにより、センサで検出され
た振動が地震であるか否かを判定することができる。従
って、地震以外の振動や衝撃により誤動作することがな
く、良好な地震検知を行い得る。
(実施例) 以下、本発明の詳細を図示の実施例によって説明す
る。
第1図は本発明の一実施例に係わる地震感知装置の概
略構成を示すブロック図である。図中11,12はX方向及
びY方向(水平方向)の振動若しくは過速度を検出する
振動センサであり、これらのセンサ11,12はセンサ切替
回路14により交互に作動する。センサ11,12で検出され
た振動信号は、LPF(ローパスフィルタ)15により高周
波数成分が除去されたのち、増幅器16を介してA/D変換
器17及び波形成形回路18に供給される。A/D変換器17に
入力された信号は、デジタル量に変換されてCPU20に供
給される。また、波形成形回路18に入力された信号は、
振動周期に同期した矩形波に成形されてCPU20に供給さ
れる。なお、上記各回路14,15,16,18の作動制御は、電
源供給も含めてタイミング制御回路19によりコントロー
ルされる。
CPU20には、動作震度を設定するための動作震度設定
器21,地震により生じる振動の大きさ及び周波数からな
る振動パターンを記憶したメモリ22及び地震感知信号を
外部機器等に出力する出力インターフェース23が接続さ
れている。CPU20では前記入力した各信号から、前記振
動信号の大きさ及び周波数を求める。そして、振動の大
きさ及び周波数とメモリ22に予め記憶した振動パターン
とを比較し、これらが一致したときに地震と判定して地
震感知信号を出力するものとなっている。
次に、上記構成された本装置の作用について、第2図
のフローチャートを参照して説明する。
まず、通常は、X,Yセンサ11,12を間欠的に交互に動作
させておく。また、回路は1秒毎に間欠動作させてお
く。センサ11,12により振動が検出された場合、1発目
の振動で起動させ連続動作に切替える。数10秒信号がな
かったら、自動的に間欠動作に移行する。さて、振動が
検出された場合、検出信号を前記LPF15により高周波成
分を除去した信号と共に、前記波形成形回路18により波
形成形した信号をCPU20に送出する。CPU20では、上記入
力した信号から振動の大きさ及び周波数を求める。そし
て、これらを予めメモリ22に記憶された振動パターンと
比較し、地震であるか否かを判定する。
ここで、地震の判定としては、地震の際に生じる振動
の大きさ及び周波数を予め複数種、振動パターンとして
用意しておき、前記センサ出力から得られる振動の大き
さ及び周波数がこれらのいずれかと一致若しくは近似し
た場合に地震と判定する。また、地震による振動の周波
数は一般に低周波(1〜10Hz)であり、外乱(車両,工
事作業及び運転機械等による振動)は20Hz以上のものが
多いことから、前記センサ出力から得られる振動の周波
数が20Hz以下で、振動の大きさが所定レベルを越える時
に地震と判定するようにしてもよい。
地震と判定された場合、前記出力インターフェース23
から地震感知信号が外部機器、例えば燃焼機器に送出さ
れる。そして、この地震感知信号を受けて燃焼機器は燃
焼供給を停止することになる。一方、地震でないと判定
された場合、最初の動作に戻るが、この場合回路は連続
動作である。
かくして本装置によれば、X,Yセンサ11,12にて検出さ
れた振動が地震によるものか否かを判定することがで
き、地震以外の振動,衝撃等により誤動作するのを未然
に防止することができる。従って、燃焼機器等の対震自
動消火装置等に適用すれば、地震以外での誤動作をなく
して信頼性の高い自動消火を行うことができる。また、
X,Yセンサ11,12を用いていることから、動作震度設定が
容易であり、取付け姿勢に厳密さを要求されない等の利
点もある。さらに、長期に亙り振動がない場合、回路の
動作が間欠的となるので、電池駆動の場合電池の消耗を
著しく低減することが可能である。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものでは
ない。例えば、前記センサはX,Yセンサに限定されるも
のではなく、これに垂直方向のZセンサを組合わせても
よい。また、X,Yセンサの代りに球振動式のセンサを使
用することも可能である。この場合、A/D変換器は不要
となり、振動検出信号を直接CPUに入力し、周波数検出
だけすればよい。その他、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で、種々変形して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる振動感知装置の概略
構成を示すブロック図、第2図は同装置の動作を説明す
るためのフローチャートである。 11……X方向振動センサ、12……Y方向振動センサ、13
……Z方向振動センサ、14……センサ切替回路、15……
ローパスフィルタ、16……増幅器、17……A/D変換器、1
8……波形成形回路、19……駆動タイミング回路、20…
…CPU、21……動作震度設定器、22……メモリ、23……
出力インターフェース。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動を検出する振動センサと、このセンサ
    の検出出力から振動の大きさ及び周波数を求める手段
    と、地震により生じる振動の大きさ及び周波数を予めパ
    ターン化した複数の振動パターンを記憶したメモリと、
    前記センサ出力から得られる振動の大きさ及び周波数と
    前記メモリに記憶された振動パターンとを比較する手段
    と、これらの比較結果に基づいて前記センサで検出され
    る振動が地震であるか否かを判定する手段とを具備して
    なることを特徴とする地震感知装置。
  2. 【請求項2】前記センサ出力から振動の大きさ及び周波
    数を求める手段は、前記センサ出力をローパスフィルタ
    に通して高周波成分を除去し、その信号レベルを求める
    と共に、波形成形して周波数を求めるものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の地震感知装置。
  3. 【請求項3】前記センサは、X方向及びY方向の2個の
    センサからなり、これらは交互に駆動されることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の地震感知装置。
  4. 【請求項4】前記判定手段は、前記センサ出力から得ら
    れる振動の周波数が20Hz以下で、且つ振動の大きさが所
    定レベル以上となるときに、地震と判定するものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の地震感知
    装置。
JP62241451A 1987-09-25 1987-09-25 地震感知装置 Expired - Lifetime JP2557072B2 (ja)

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JPS6483181A JPS6483181A (en) 1989-03-28
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JPH09280940A (ja) * 1996-04-17 1997-10-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 感震装置
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