JP3314852B2 - 空気調和機の運転制御装置 - Google Patents

空気調和機の運転制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は能力可変制御型空気調和
機の運転制御に係り、特に、インバータ回路の過電流に
よるパワー・トランジスタモジュールの保護に関する。
【0002】
【従来の技術】能力可変制御型空気調和機では圧縮機モ
ータをインバータ回路により可変速運転して運転制御を
行うが、このインバータ回路に用いられるパワー・トラ
ジスタモジュールは、過電流が一瞬でも流れると破壊に
至る。従って、過電流がインバータ回路に流れないよう
に常時DC入力電流を検出し、制御する必要があった。
図4は従来の能力可変制御型空気調和機の一例における
運転制御装置の要部回路ブロック図である。図4に示す
如く、単相交流電源1の交流電圧は整流器と平滑コンデ
ンサからなる整流平滑回路2により直流電圧に変換され
る。この直流電圧はインバータ回路3により所望の周波
数の三相交流電圧に変換され、圧縮機モータ4に供給さ
れる。インバータ回路3の入力側にはDC電流を検出す
るために、シャント抵抗7が直列接続されている。前記
シャント抵抗7の両端には分圧用抵抗8aおよび9を介し
てホトカプラ6の入力端子に接続されており、又前記ホ
トカプラ6の出力端子は制御回路5を介して前記インバ
ータ回路3に接続されている。
【0003】前記シャント抵抗7に流れる電流が規制値
を越えた場合、前記分圧用抵抗9に発生する電圧により
前記ホトカプラ6の発光ダイオードは発光し、同ホトカ
プラ6の出力側トランジスタがオンとなる。この時、前
記制御回路5を介して前記インバータ回路3への給電が
遮断され、圧縮機モータが停止し過電流によるパワー・
トランジスタモジュールの破壊を防止している。しか
し、上記したような従来の運転制御装置では、その構成
要素である前記シャント抵抗7および前記分圧用抵抗8a
と9が一定値であるため、パワー・トランジスタモジュ
ールの放熱板の温度に関係なく、パワー・トランジスタ
モジュールへの入力電流が規制値を越える迄圧縮機モー
タが停止しなかった。このため周囲温度等により放熱板
の温度が異常上昇した場合等に、パワー・トランジスタ
モジュールを破壊させるという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
に鑑み、パワー・トラジスタモジュールの放熱板の温度
を検出し、温度が異常上昇した場合、パワー・トラジス
タモジュールへの入力電流が規制値を越えなくても、圧
縮機モータを停止し、パワー・トラジスタモジュールが
安全動作領域内で動作するよう保護する運転制御装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、交流電源を整流回路で直流電源に変換し、
同直流電源を駆動回路とパワー・トランジスタモジュー
ルからなるインバータ回路で、所要周波数の交流電源に
変換し、制御回路からの信号に基づいて、圧縮機モータ
を駆動する能力可変制御型空気調和機であって、前記イ
ンバータ回路の入力側に直列に電流検出用抵抗(シャン
ト抵抗)を接続し、同電流検出用抵抗の両端に第1の分
圧用抵抗と第2の分圧用抵抗を直列に接続し、同第2の
分圧用抵抗の両端にホトカプラの入力を接続し、同ホト
カプラの出力を前記制御回路の入力に接続し、前記電流
検出用抵抗に流れる電流が規制値を越える場合、前記ホ
トカプラの出力側トランジスタがオンとなり、前記制御
回路を介して前記インバータ回路への給電が遮断されて
なるものにおいて、前記第1、第2の分圧用抵抗のいず
れか一方に温度可変抵抗を用いると共に、同温度可変抵
抗を前記パワー・トランジスタモジュールの放熱板に取
付けてなることを特徴とする。
【0006】また、前記第1の分圧用抵抗に温度可変抵
抗としてサーミスタを用いたことを特徴とする。また、
前記第2の分圧用抵抗に温度可変抵抗として正特性サー
ミスタを用いたことを特徴とする。また、前記サーミス
タおよび正特性サーミスタを前記パワー・トランジスタ
モジュールの放熱板の最大温度上昇地点に取付けてなる
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成により、パワー・トランジスタモジュ
ールの放熱板にサーミスタを取付け、温度を検出し、パ
ワー・トランジスタモジュールの入力電流を制御するた
め、放熱板の温度に依存して入力電流が設定した規制値
を越えた場合に圧縮機モータを停止させることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明における実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す
能力可変制御型空気調和機の運転制御装置の要部回路ブ
ロック図である。図において、1は単相交流電源、2は
整流ダイオード、電解キャパシタ等で構成される交流電
源を直流に変換する整流平滑回路、3はトランジスタ等
のスイッチング素子により構成され、制御回路5よりの
信号にて駆動され、整流平滑回路2からの直流をオン/
オフして所要周波数の交流に変換するインバータ回路、
4は内蔵する電動機により駆動され、冷媒を加圧し循環
させる圧縮機、7は前記インバータ回路3の入力電流を
検出するシャント抵抗、8は第1の分圧用抵抗として用
いられる、前記インバータ回路3のパワー・トランジス
タモジュールの放熱板に取付けられ、放熱板の温度を検
出するサーミスタ、9は前記サーミスタ8に直流に接続
され、前記シャント抵抗7の両端電圧を前記サーミスタ
8とにより分圧し、後述するホトカプラ6へ電圧を供給
する第2の分圧用抵抗、6は発光ダイオード、トランジ
スタ等で構成され、前記第2の分圧用抵抗9の電圧によ
りオン/オフし出力を前記制御回路5に供給するホトカ
プラである。
【0009】前記シャント抵抗7に流れるインバータ入
力電流は、前記シャント抵抗7の両端に接続された前記
サーミスタ8および前記第2の分圧用抵抗9により分圧
され、同第2の分圧用抵抗9の両端電圧Voが前記ホトカ
プラ6の入力端子に印加される。前記第2の分圧用抵抗
9の両端電圧Voが前記ホトカプラ6の入力スレッシュホ
ールド電圧迄上昇すると、前記ホトカプラ6の発光ダイ
オードが発光し、前記ホトカプラ6の出力側トランジス
タがオンとなる。この時、前記制御回路5により前記イ
ンバータ回路3への給電が遮断され、圧縮機4が停止す
る。上記動作により、前記インバータ回路3の入力電流
が規制値を越えた時、前記インバータ回路3の電源が遮
断されパワー・トランジスタモジュールが破壊から保護
される。
【0010】図2にパワー・トランジスタモジュールの
放熱板の温度対抵抗9の両端電圧Voの関係を示す。前記
サーミスタ8が従来の抵抗である場合には、放熱板の温
度に関係なく電圧Voは一定であるが、パワー・トランジ
スタモジュールの放熱板に取付けられた前記サーミスタ
8の場合には、放熱板の温度が上昇すると前記サーミス
タ8の抵抗値が減少し、前記第2の分圧用抵抗9の両端
電圧Voは上昇する。ある温度値A点で電圧Voが前記ホト
カプラ6のスレッシュホールド電圧に設定しておけば、
パワー・トランジスタモジュールの放熱板の温度がA点
に達した時、前記インバータ回路3が遮断され、前記圧
縮機4が停止し、パワー・トランジスタモジュールを破
壊から保護される。
【0011】また、他の実施例として図3に示すよう
に、前記シャント抵抗7の両端に第1の分圧用抵抗8aお
よび第2の分圧用抵抗として正特性サーミスタ9aを用
い、同正特性サーミスタ9aをパワー・トランジスタモジ
ュールの放熱板に取付け、前記正特性サーミスタ9aの両
端電圧が前記ホトカプラ6の入力端子に印加されるよう
にする。この時、放熱板の温度が上昇すると前記正特性
サーミスタ9aの抵抗値が増加し、同正特性サーミスタ9a
の両端電圧は上昇する。この結果、前記サーミスタ8を
用いた場合と同様の効果が得られる。また、前記サーミ
スタ8および前記正特性サーミスタ9aを前記放熱板の最
大温度上昇地点、例えば前記放熱板の上部又は、前記パ
ワー・トランジスタモジュールの中央背面部等に取付け
ることにより、パワー・トランジスタモジュールの破壊
をより安全に保護できる。
【0012】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による空
気調和機の運転制御装置によれば、パワー・トランジス
タモジュールが過電流および異常温度上昇から有効に保
護されると共に、装置の信頼性の高い運転制御を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す空気調和機の運転制御
装置の要部回路ブロック図である。
【図2】インバータ回路の過電流検出を説明するための
特性図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す空気調和機の運転制
御装置の要部回路ブロック図である。
【図4】従来例を示す空気調和機の運転制御装置の要部
回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 整流平滑回路 3 インバータ回路 4 圧縮機 5 制御回路 6 ホトカプラ 7 シャント抵抗 8 サーミスタ 8a 分圧抵抗 9 分圧抵抗 9a 正特性サーミスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−245589(JP,A) 特開 平4−317594(JP,A) 特開 平2−193520(JP,A) 特開 昭60−121918(JP,A) 特開 昭60−121991(JP,A) 特開 昭60−245494(JP,A) 特開 昭62−213568(JP,A) 実開 昭60−89798(JP,U) 実開 平5−4782(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102 H02M 7/48 H02P 7/63 302

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を整流回路で直流電源に変換
    し、同直流電源を駆動回路とパワー・トランジスタモジ
    ュールからなるインバータ回路で、所要周波数の交流電
    源に変換し、制御回路からの信号に基づいて、圧縮機モ
    ータを駆動する能力可変制御型空気調和機であって、前
    記インバータ回路の入力側に直列に電流検出用抵抗(シ
    ャント抵抗)を接続し、同電流検出用抵抗の両端に第1
    の分圧用抵抗と第2の分圧用抵抗を直列に接続し、同第
    2の分圧用抵抗の両端にホトカプラの入力を接続し、同
    ホトカプラの出力を前記制御回路の入力に接続し、前記
    電流検出用抵抗に流れる電流が規制値を越える場合、前
    記ホトカプラの出力側トランジスタがオンとなり、前記
    制御回路を介して前記インバータ回路への給電が遮断さ
    れてなるものにおいて、前記第1、第2の分圧用抵抗の
    いずれか一方に温度可変抵抗を用いると共に、同温度可
    変抵抗を前記パワー・トランジスタモジュールの放熱板
    に取付けてなることを特徴とする空気調和機の運転制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の分圧用抵抗に温度可変抵抗と
    してサーミスタを用いたことを特徴とする請求項1記載
    の空気調和機の運転制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の分圧用抵抗に温度可変抵抗と
    して正特性サーミスタを用いたことを特徴とする請求項
    1記載の空気調和機の運転制御装置。
  4. 【請求項4】 前記サーミスタおよび正特性サーミスタ
    を前記パワー・トランジスタモジュールの放熱板の最大
    温度上昇地点に取付けてなることを特徴とする請求項
    1、2、3記載の空気調和機の運転制御装置。
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JP3288976B2 (ja) * 1998-08-07 2002-06-04 彰二郎 川上 偏光子とその作製方法
KR100524726B1 (ko) * 2003-08-14 2005-10-31 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기의 구동회로
JP4601633B2 (ja) * 2007-02-26 2010-12-22 三洋電機株式会社 インバータ回路装置
KR101364204B1 (ko) 2007-05-29 2014-02-17 엘지전자 주식회사 모터 드라이버 시스템 및 모터 드라이버 보호방법
JP4724165B2 (ja) * 2007-09-14 2011-07-13 三洋電機株式会社 温度検出回路を備えたインバータ回路装置

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