JP3314809B2 - 周波数オフセット補償回路 - Google Patents

周波数オフセット補償回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信機と受信機と
の発振周波数のずれにより生じる周波数オフセットを補
償する受信機における周波数オフセット補償回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】送信信号全体にNチップ長の拡散符号に
よるスペクトラム拡散を用いる通信方式では、Nチップ
周期で位相回りを推定し、相関器出力において位相補正
を行っていた。
【0003】以下、従来のスペクトラム拡散通信装置に
用いられる周波数オフセット補償回路について、図8の
ブロック構成図を用いて説明する。受信信号Srを入力
とする相関器602、相関出力を入力とするタイミング
再生回路603及び相関出力を受信するレジスタ60
4、レジスタ604の出力から位相信号を検出する位相
検出回路605、前記位相信号から位相回り補正信号を
減算する減算器601、減算器601の出力から位相回
りを推定し前記位相回り補正信号を出力する位相回り推
定回路602及び減算器601の出力から送信情報を判
定、出力する復号器606から構成される。ここで、受
信信号Srは1シンボル単位がNチップ長の拡散符号に
よる直接拡散により継続的にスペクトラム拡散されてい
る。図8に示す周波数オフセット補償回路の動作の概要
は以下のとおりである。
【0004】相関器602は、受信信号Srを入力とし
て、Nチップ長の拡散符号と畳み込み演算を行い、相関
出力信号Scoとして出力する。タイミング再生回路6
03は、相関出力信号Scoを入力として、Nチップの
うち相関出力信号Scoがピークとなるタイミングを検
出し、これに同期するNチップ周期とするシンボルクロ
ックSCLKを出力する。レジスタ604は、相関出力
信号ScoとシンボルクロックSCLKを入力として、
シンボルクロックSCLKに同期して、Nチップ周期で
相関出力信号Scoにより相関器出力ピーク信号S
copを更新し、出力する。位相検出回路605は、相
関器出力ピーク信号Scopを入力として、相関器出力
ピーク信号Scopの位相を求め、位相信号Sphとし
て出力する。減算器601は、位相信号Sphから位相
回り補正信号Spcomを減算して、位相差信号S
pdifとして出力する。復号器606は、位相差信号
pdifを入力として、送信情報を判定し、判定信号
detとして出力する。位相回り推定回路602は、
位相差信号Spdifを入力として、Nチップ周期で位
相回りを推定し、位相回り補正信号Spcomとして出
力する。
【0005】以上により、減算器601においては位相
回り補正信号による減算動作により受信信号に対する周
波数オフセットの補償が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の周波数
オフセット補償回路は、Nチップ周期でしか位相補正を
行わないため、送信信号部分にスペクトラム拡散を用い
ないデータを含む場合、例えば、パケット通信におい
て、プリアンブル部のみスペクトラム拡散を用い、デー
タ部にはスペクトラム拡散を用いない場合には、適用す
ることができない。
【0007】(発明の目的)本発明の目的は、部分的な
スペクトラム拡散が行われた受信信号に対して周波数オ
フセットの補償を可能とする周波数オフセット補償回路
を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、スペクトラム拡散部
及び非スペクトラム拡散部からなり受信モードの異なる
受信信号に対して、受信モード毎にループ利得及び雑音
帯域幅を制御することが可能な周波数オフセット補償回
路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による周波数オフセット補償回路は、受信信
号と位相回り補正信号を入力として、受信信号の位相を
回転して補正受信信号として出力する位相シフタと、補
正受信信号を入力として、補正受信信号とNチップの拡
散符号の畳み込み演算を行い、相関出力信号として出力
する相関器と、相関出力信号に対応してNチップ周期で
更新される第1の位相誤差信号と、補正受信信号に対応
して1チップ周期で更新される第2の位相誤差信号を入
力として、スペクトラム拡散時には第1の位相誤差信号
を、非スペクトラム拡散時は第2の位相誤差信号を選択
して、選択位相誤差信号として出力するセレクタと、選
択位相誤差信号と受信モード選択信号を入力として、受
信信号の位相回りを推定し、前記位相回り補正信号を出
力する位相回り推定回路とから構成される。
【0010】(作用)上記のように構成される本発明に
おいては、受信信号のスペクトラム拡散部と非スペクト
ラム拡散部とで、位相誤差信号及び位相回り推定回路の
パラメータを切り替え、非スペクトラム拡散部には1チ
ップ周期で相関器の入力前において位相補正を行う。送
信信号の一部にのみ、Nチップ長の拡散符号によるスペ
クトラム拡散を用い、その他の部分には、スペクトラム
拡散を用いない通信方式において、簡単な構成で有効な
周波数オフセット補償が実現される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の周波数オフセット
補償回路の実施の形態について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は、本発明の周波数オフセット補償回
路の第1の実施の形態を示すブロック図である。本実施
の形態は、受信信号の一部にのみ、Nチップ長の拡散符
号によるスペクトラム拡散が行われ、その他の部分には
スペクトラム拡散が行われていない、2つの異なる受信
(送信)モードからなる通信方式における受信機の周波
数オフセット補償の例である。
【0013】例えばディジタル化された直交成分のI信
号及びQ信号として入力される受信信号Sと周波数オ
フセットを補償する位相回り補正信号Spcomとを入
力して、前記受信信号Sの位相を回転して補正受信信
号Scrとする位相シフタ101と、前記補正受信信号
cr と前記拡散符号の畳み込み演算を行い相関出力信
co とする相関器102と、前記相関出力信号S
coに対応して、スペクトラム拡散時にNチップ周期で
更新される位相誤差信号Sperr1を出力するタイミ
ング再生回路103、レジスタ104及び位相検出回路
105と、非スペクトラム拡散時に1チップ周期で更新
される位相誤差信号Sperr2を出力するチャネル推
定回路107及びチップ判定回路108と、前記各位相
誤差信号Sperr1、Sperr2と受信モード選択
信号Smswとを入力して、スペクトラム拡散時には位
相誤差信号Sperr1を、非スペクトラム拡散時は位
相誤差信号Sperr2を選択して、選択位相誤差信号
sperrを選択出力するセレクタ109と、前記選
択位相誤差信号Ssperrから、前記受信信号S
位相回りを推定し、前記位相回り補正信号Spcom
出力する位相回り推定回路110とを有する。本実施の
形態の動作の概要は以下のとおりである。
【0014】位相シフタ101は、受信信号Sと位相
回り補正信号Spcomを入力として、受信信号S
位相を回転して、補正受信信号Scrとして出力する。
相関器102は、補正受信信号Scrを入力として、補
正受信信号ScrとNチップの拡散符号の畳み込み演算
を行い、相関出力信号Scoとして出力する。タイミン
グ再生回路103は、相関出力信号Scoを入力とし
て、Nチップのうち相関出力信号Scoがピークとなる
タイミングを検出し、これに同期するNチップ周期のシ
ンボルクロックSCLKを出力する。レジスタ104
は、相関出力信号S coとシンボルクロックSCLKを
入力として、シンボルクロックSCLKに同期して、N
チップ周期で相関器出力ピーク信号Scopを更新、出
力する。位相検出回路105は、相関器出力ピーク信号
copを入力として、相関器出力ピーク信号Scop
の位相を求め、位相誤差信号Sperr1として出力す
る。復号器106は、位相誤差信号Sperr1を入力
として、送信情報を判定し、判定信号Sdet1として
出力する。
【0015】チャネル推定回路107は、相関出力信号
coを入力として、通信路チャネルを推定し、チャネ
ル推定信号Scestとして出力する。チップ判定回路
108は、補正受信信号Scrとチャネル推定信号S
cestを入力として、チップ毎に送信情報を判定し、
判定信号Sdet2として出力するとともに、位相回り
を検出し、位相誤差信号Sperr2として出力する。
【0016】セレクタ109は、位相誤差信号S
perr1と、位相誤差信号Sperr2と、スペクト
ラム拡散部と非スペクトラム拡散部に同期する受信モー
ド選択信号Smswを入力として、スペクトラム拡散時
には位相誤差信号Sperr1を、非スペクトラム拡散
時には位相誤差信号Sperr2を選択して、選択位相
誤差信号Ssperrとして出力する。位相回り推定回
路110は、選択位相誤差信号Ssperrを入力とし
て、受信信号Sの位相回りを推定し、位相回り補正信
号Spcomとして出力する。
【0017】図2は、位相回り推定回路110の具体例
を示す図である。選択位相誤差信号Ssperrに対す
る係数信号Sco1及びSco2を出力するメモリ20
1を有し、選択位相誤差信号Ssperrと係数信号S
co2とを乗算する乗算器203、乗算器203の出力
を入力とし出力を遅延器205で1チップ遅延した出力
とを加算する加算器204、選択位相誤差信号S
sperrと係数信号Sco とを乗算するび乗算器2
02、乗算器202及び加算器204の出力を加算する
加算器206、加算器206の出力を入力し出力を遅延
器208で1チップ遅延した出力とを加算する加算器2
07から構成される。乗算器202、加算器207及び
遅延器208からなる1次の位相同期回路に、乗算器2
03、加算器204、遅延器205及び加算器206を
付加し、全体として2次の位相同期回路(PLL)を構
成している。
【0018】図3は、前記チップ判定回路108の具体
例を示す図である。位相検出器309と判定器308の
前段に整合フィルタが用いられ、整合フィルタは、遅延
器301〜303、乗算器304〜306及び加算器3
07から構成されている。整合フィルタは、補正受信信
号Scrを1チップ周期単位で遅延させた信号と、伝送
路の符号間干渉の推定信号に関するチャネル推定信号S
cest ={Scest1,Scest2,…,S
cestn}の複素共役を畳み込み演算することによ
り、補正受信信号ScrのSN比を最大にしている。整
合フィルタ出力を判定器308に入力して、チップ毎の
判定を行って判定信号Sdet2として出力する。ま
た、整合フィルタの出力を位相検出回路309に入力し
て位相を求めることにより、位相誤差信号Sperr2
が得られる。
【0019】次に、本実施の形態の周波数オフセット補
償のより具体的な2つの動作例を図4及び図5を参照し
て説明する。
【0020】図4は、第1の実施の形態における第1の
動作例を示す図である。補正受信信号Scrは、スペク
トラム拡散モード(スペクトラム拡散部)においては、
{1,−1,1,1,−1,1,1,1,−1,−1,
−1}の11チップからなるBarker符号で拡散さ
れており、非スペクトラム拡散モード(非スペクトラム
拡散部)においては、拡散は用いられていない。
【0021】相関出力信号Scoの絶対値|Sco
は、11チップ長の補正受信信号S と拡散符号
{1,−1,1,1,−1,1,1,1,−1,−1,
−1}の畳み込み演算結果の絶対値である。シンボルク
ロックSCLKは、11チップのうち、相関出力信号S
coがピークとなるタイミングに同期する11チップ周
期のクロックである。受信モード選択信号Smswは、
スペクトラム拡散モードではHigh、非スペクトラム
拡散モードではLowとなる。位相誤差信号Sper
r1は、相関出力信号Scoのピークの位相誤差であ
り、シンボルクロックSCLKに同期して更新される。
位相誤差信号Sperr2は、補正受信信号Scrの位
相誤差信号であり、チップ毎に更新される。
【0022】選択位相誤差信号Ssperrは、スペク
トラム拡散モードにおいては、位相誤差信号S
perr1が選択され、非スペクトラム拡散モードにお
いては、位相誤差信号Sperr2が選択される。この
選択位相誤差信号Ssperrを用いて位相回りを推定
し、位相回り補正信号Spcomを出力し位相シフタで
受信信号の位相を回転して補正を行うことにより、スペ
クトラム拡散モード及び非スペクトラム拡散モードの両
モードにおいて周波数オフセット補償を実現する。
【0023】図5は、第1の実施の形態における第2の
動作例を示す図である。位相誤差信号Sperr1が、
シンボルクロックSCLKに同期して更新されるが、1
チップ区間だけ出力され、それ以外の区間では0(零)
となっている点が図4と異なる。図4に示す第1の動作
例と比較すると、1チップ区間以外は位相誤差信号S
perr1をクリアするという操作が必要になるが、ル
ープゲインを大きく、即ち、図2における係数信号S
co1と係数信号Sco2を大きくすることができる。
従って、量子化を考慮した場合、位相誤差信号S
perr1の下位ビット情報が失われにくくなる。スペ
クトラム拡散モードにおいては、選択位相誤差信号S
sperrは、位相誤差信号Sperr1を選択するた
め、やはり図4と異なる。
【0024】(他の実施の形態)図6は本発明の周波数
オフセット補償回路の第2の実施の形態を示すブロック
図である。第2の実施の形態は、図1に示す第1の実施
の形態と同様の通信方式における受信機の周波数オフセ
ット補償を対象とするものであるが、異なる点として
は、位相回り推定回路410が、選択位相誤差信号S
sperrと受信モード選択信号Smswを入力とし
て、受信信号Sの位相回りを推定する点にある。第2
の実施の形態においても、チップ判定回路108には図
3に示す具体例が適用される。
【0025】図7は、位相回り推定回路410の具体例
を示す図である。図2と同様に2次の位相同期回路を構
成する。第2の実施の形態の位相同期回路では、メモリ
に代えて係数設定回路501が用いられる。係数設定回
路501は、受信モード選択信号Smswを入力とし
て、受信モードに対応して係数信号Sco1と係数信号
co2を出力する。2次の位相同期回路では、ループ
利得K、雑音帯域Bはそれぞれ、 K=Sco1 B=(Sco1+Sco2/Sco1)/4 で表される。従って、Sco1及びSco2の値を切り
替えることにより、受信モードによってループ利得K及
び雑音帯域Bを変化させることができる。
【0026】第2の実施の形態においても、位相回り推
定回路410の動作を除き図4及び図5に示す第1及び
第2の動作例のように動作させることができる。つま
り、位相誤差信号Sperr1は、シンボルクロックS
CLKに同期して更新され、Nチップ区間出力されるよ
うに構成することができるとともに、位相誤差信号S
err1を1チップ区間出力し、それ以外の区間では位
相誤差信号Sperr1をクリアし、0(零)とするよ
うに構成することができる。後者によればループゲイン
を大きくすることができ、位相誤差信号Sperr1
下位ビット情報が失われにくくすることができる。
【0027】以上のように何れの実施の形態において
も、セレクタの選択動作において、選択位相誤差信号と
してスペクトラム拡散時にはNチップ周期で更新される
位相誤差信号(第1の位相誤差信号)を、スペクトラム
拡散時以外は1チップ周期で更新される位相誤差信号
(第2の位相誤差信号)を選択して、選択位相誤差信号
として出力するように構成する他に、第1の位相誤差信
号を選択して前記選択位相誤差信号として出力する場
合、前記第1の位相誤差信号そのものを前記選択位相誤
差信号とするように構成することができる。また、セレ
クタが、第1の位相誤差信号を選択して前記選択位相誤
差信号として出力する場合、Nチップおきに1チップ区
間だけ第1の位相誤差信号を、それ以外の(N−1)チ
ップ区間は位相誤差信号0(零)を前記選択位相誤差信
号とすることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、スペクトラム拡散信号
に対する拡散符号の相関器の前段に位相補正を行う位相
シフタを設け、相関器の出力及び位相シフタの出力から
位相誤差信号を生成し、受信信号のスペクトラム拡散部
と非スペクトラム拡散部とで位相回り推定回路へ供給す
る位相誤差信号を切り替えるように構成しているので、
送信信号の一部にのみスペクトラム拡散が行われた受信
信号に対して、簡単な構成で有効な周波数オフセット補
償を行うことができる。つまり、スペクトラム拡散部で
はNチップ周期で位相補正を行い、非スペクトラム拡散
部では1チップ周期で位相補正を行うことが可能であ
る。
【0029】また、受信信号のスペクトラム拡散部又は
非スペクトラム拡散部に応じて位相回り推定回路のパラ
メータを切り替えることにより、例えば受信モードによ
って容易にループ利得及び雑音帯域を変化させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による周波数オフセット補償回路の第1
の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】図1に示す位相回り推定回路の構成例を示す図
である。
【図3】図1、図6に示すチップ判定回路の構成例を示
す図である。
【図4】図1、図6に示す実施の形態における第1の動
作例を示す図である。
【図5】図1、図6に示す実施の形態における第2の動
作例を示す図である。
【図6】本発明による周波数オフセット補償回路の第2
の実施の形態の構成を示す図である。
【図7】図6に示す第2の実施の形態の位相回り推定回
路の構成例を示す図である。
【図8】従来の周波数オフセット補償回路の構成を示す
図である。
【符号の説明】
101 位相シフタ 102、602 相関器 103、603 タイミング再生回路 104、604 レジスタ 105、309、605 位相検出回路 106 復号器 107 チャネル推定回路 108 チップ判定回路 109 セレクタ 110、410、602 位相回り推定回路 601 減算器 201 メモリ 202、203、604、605、606 乗算器 204、206、207、607 加算器 205、208、601、602、603 遅延器 501 係数設定回路 608 判定器

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信信号の一部にNチップ長の拡散符号
    によるスペクトラム拡散を行った受信信号に対する周波
    数オフセット補償回路において、受信信号と位相回り補
    正信号を入力として、前記受信信号の位相を回転して補
    正受信信号として出力する位相シフタと、前記補正受信
    信号を入力として、前記補正受信信号と前記拡散符号の
    畳み込み演算を行い、相関出力信号として出力する相関
    器と、前記相関出力信号に対応してNチップ周期で更新
    される第1の位相誤差信号と、前記補正受信信号に対応
    して1チップ周期で更新される第2の位相誤差信号と、
    受信モード選択信号とを入力として、スペクトラム拡散
    時には前記第1の位相誤差信号を、スペクトラム拡散時
    以外は前記第2の位相誤差信号を選択して、選択位相誤
    差信号として出力するセレクタと、前記選択位相誤差信
    号を入力として、前記受信信号の位相回りを推定し、前
    記位相回り補正信号として出力する位相回り推定回路と
    を有することを特徴とする周波数オフセット補償回路。
  2. 【請求項2】 送信信号の一部にNチップ長の拡散符号
    によるスペクトラム拡散を行った受信信号に対する周波
    数オフセット補償回路において、受信信号と位相回り補
    正信号を入力として、前記受信信号の位相を回転して補
    正受信信号として出力する位相シフタと、前記補正受信
    信号を入力として、前記補正受信信号と前記拡散符号の
    畳み込み演算を行い、相関出力信号として出力する相関
    器と、前記相関出力信号に対応してNチップ周期で更新
    される第1の位相誤差信号と、前記補正受信信号に対応
    して1チップ周期で更新される第2の位相誤差信号と、
    受信モード選択信号とを入力として、スペクトラム拡散
    時には前記第1の位相誤差信号を、スペクトラム拡散時
    以外は前記第2の位相誤差信号を選択して、選択位相誤
    差信号として出力するセレクタと、前記選択位相誤差信
    号と前記受信モード選択信号を入力として、前記受信信
    号の位相回りを推定し、前記位相回り補正信号として出
    力する位相回り推定回路とを有することを特徴とする周
    波数オフセット補償回路。
  3. 【請求項3】 前記位相回り推定回路は、前記受信モー
    ド選択信号に応じてループ利得及び雑音帯域幅を制御す
    ることを特徴とする請求項2記載の周波数オフセット補
    償回路。
  4. 【請求項4】 前記セレクタは、前記第1の位相誤差信
    号を選択して前記選択位相誤差信号として出力する場
    合、前記第1の位相誤差信号そのものを前記選択位相誤
    差信号とすることを特徴とする請求項1又は2記載の周
    波数オフセット補償回路。
  5. 【請求項5】 前記セレクタは、前記第1の位相誤差信
    号を選択して前記選択位相誤差信号として出力する場
    合、Nチップおきに、1チップ区間だけ前記第1の位相
    誤差信号を、それ以外の(N−1)チップ区間は0を前
    記選択位相誤差信号とすることを特徴とする請求項1又
    は2記載の周波数オフセット補償回路。
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