JP3314033B2 - 換気扇のカバー部材 - Google Patents

換気扇のカバー部材

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JP3314033B2 JP14218498A JP14218498A JP3314033B2 JP 3314033 B2 JP3314033 B2 JP 3314033B2 JP 14218498 A JP14218498 A JP 14218498A JP 14218498 A JP14218498 A JP 14218498A JP 3314033 B2 JP3314033 B2 JP 3314033B2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、換気扇の吸気口の
前面に装着されて、換気扇の吸気口が調理時に発生した
湯気や油煙によって汚染されるのを防止する換気扇のカ
バー部材に関するものであり、詳しくは、使用にしたが
って汚れたフィルター部材を簡単且つ迅速に交換するこ
とができる換気扇のカバー部材に関する。
【0002】
【従来の技術】台所のガスコンロの上方には、調理によ
って生じた湯気や油煙を室外に排出するための換気扇が
設置されている。台所から発生する湯気や油煙には多く
の不純物、特に油煙には多くの油分が含まれていること
から、上記換気扇の吸気口は上記不純物によって汚染さ
れ、その洗浄に手間が掛かっていた。
【0003】そこで、上記不純物による吸気口の汚染を
防止するために、換気扇の前面に換気扇のカバー部材を
装着し、室内から強制排気される空気を換気扇のカバー
部材のフィルター部材に通過させることによって、排気
する空気に含まれている油分等の不純物を除去し、不純
物が除去された空気を換気扇の吸気口に送り込むことで
換気扇の吸気口が汚染されるのを防止していた。
【0004】しかしながら、従来の換気扇のカバー部材
では、上記フィルター部材は換気扇のカバー部材に取り
替え不能に取り付けられていることからフィルター部材
のみを交換することができず、上記フィルター部材が空
気中に含まれる不純物によって汚染された場合には換気
扇のカバー部材全体を交換せざるを得ないものであり、
省資源性に劣るものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、換気扇の吸
気口の前面に装着されて換気扇の吸気口が排出空気中に
含まれる不純物によって汚染されるのを防止するととも
に、使用するにつれて汚染されたフィルター部材のみを
簡単且つ迅速に交換することができる換気扇のカバー部
材を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の換気扇
のカバー部材は、換気扇の吸気口に装着されるカバー主
体と、このカバー主体の後面に着脱自在に内嵌する押さ
え枠とからなり、上記カバー主体と上記押さえ枠との対
向面にフィルター部材を介在し挟持させて、これらカバ
ー主体と押さえ枠とに設けている開口部に上記フィルタ
ー部材の前後面を露出させており、上記カバー主体と上
記押さえ枠の開口部のうちのいずれか一方の開口部の周
縁には凹条部が形成されているとともに他方の開口部の
周縁には上記凹条部に嵌合可能な凸条部が形成され、更
に、上記カバー主体及び上記押さえ枠の開口部には、該
開口部の上下対向開口辺縁間を連結し且つ互いに重なり
合う補強桟が形成されているとともに、上記カバー主体
の補強桟と上記押さえ枠の補強桟とには互いに嵌合する
凹条部と凸条部とが形成され、上記フィルター部材は、
上記カバー主体及び上記押さえ枠における開口周縁部及
び補強桟の凹条部と凸条部とによって挟持、固定されて
おり、加えて、上記カバー主体の外周縁の少なくとも上
下対向辺縁部には係止片が突設され、この係止片を上記
カバー主体の後面に添設された押さえ枠の外周縁部の後
面側に折り返すことによって上記カバー主体と上記押さ
え枠とを一体に組み合わせるように構成している一方、
上記フィルター部材の外周縁には上記カバー主体の係止
片とともに上記押さえ枠の後面側に折り返されて上記係
止片の後面と上記押さえ枠の後面との間に挟持、固定さ
れる突出部が設けられていることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の換気扇のカバー部材を使用するにあた
っては、カバー主体とこのカバー主体の後面に取り付け
られる押さえ枠とを分離し、これらカバー主体と押さえ
枠との対向面間にフィルター部材を配設した上で、上記
カバー主体の後面に上記押さえ部材を重ね合わせて一体
的に組み合わせて、上記カバー主体と上記押さえ部材と
の対向面によってフィルター部材を挟持するとともに、
上記カバー部材と上記押さえ部材とに設けている開口部
に上記フィルター部材の前後面を露出させた状態とす
る。しかる後、換気扇のカバー部材を換気扇の吸気口の
前面に装着する。
【0008】換気扇を使用するにしたがって、調理時に
発生した湯気や油煙中に含まれる不純物によって、上記
換気扇のカバー部材のフィルター部材が汚染されてい
く。そして、上記フィルター部材が不純物によって汚染
されてフィルター部材が目詰まりを起こして通気性が低
下したり、フィルター部材の汚れがひどくなった場合に
は、換気扇の吸気口から上記換気扇のカバー部材を取り
外す。そして、上記カバー主体とその後面に装着した押
さえ枠とを分離して、両者間に挟持、配設されているフ
ィルター部材を取り除く。しかる後、別の新しいフィル
ター部材を用意し、上記と同様にして上記カバー主体と
上記押さえ枠との対向面間に新しいフィルター部材を挟
持、張設した上で、換気扇の吸気口の前面に装着して使
用を継続する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の換気扇のカバー部材の一
例を図面を参照しつつ説明する。本発明の換気扇のカバ
ー部材1は、図1に示したように、カバー主体2と該カ
バー主体2の後面に着脱自在に取り付けられる押さえ枠
3と上記カバー主体2と上記押さえ枠3との間に介在す
るフィルター部材4とからなる。なお、上記カバー主体
2と押さえ枠3とは賦形可能な材料から形成されてお
り、通常はアルミニウムシートによって形成されてい
る。
【0010】上記カバー主体2は、前後面間の幅が一定
で且つ前端面から後端面に向かって徐々に拡開した偏平
な断面等脚台形状の周壁部21の前面に後述するフィルタ
ー部材4を張設するためのフィルター部材張設用開口部
22を形成しているとともに後面側を全面的に開口させて
おり、その開口縁に垂直外側方向に突出した正面略正方
形状のフランジ部23を延設してなる。
【0011】上記周壁部21は、その後側開口部を換気扇
Aの円形状吸気口A1よりも大きい正方形状に形成し、換
気扇Aの吸気口A1を全面的に被覆可能に形成していると
ともに、後側から前側に向かって相似状に縮小させて前
面を上記後側開口部よりも一回り小さい正方形状に形成
している。
【0012】上記周壁部21の前面には正面略正方形状の
開口部22が形成されており、該開口部22にはその上下対
向開口辺縁間を連結する補強桟22a 、22a が形成されて
おり、上記開口部22は上記補強桟22a 、22a によって左
右方向に略三等分割されている。
【0013】上記カバー主体2の開口周縁部には、該開
口周縁部を前周に亘って前面側に膨出させることによっ
て断面逆台形状の凹条部22b が形成されているととも
に、上記補強桟22a 、22a にも全長に亘ってその中央部
を前面側に膨出させることによって断面逆台形状の凹条
部22c 、22c が形成されている。
【0014】又、上記カバー主体2のフランジ部23の外
周縁における上下対向辺縁中央部の夫々には上下方向に
向かって横長長方形状の係止片24、24が折り返し自在に
突設されているとともに、左右対向辺縁中央部の夫々に
はカバー部材1を換気扇Aに取り付けるための取付け部
材25、25が一体に設けられている。
【0015】上記押さえ枠3は、上記カバー主体2の周
壁部21に嵌脱自在に内嵌する周壁部31の前面に開口部32
を形成しているとともに、後面側を全面的に開放させて
その開口縁に上記カバー主体2のフランジ部23の後面に
フィルター部材4の周縁部を介して接するフランジ部33
を一体に形成してなる。
【0016】上記押さえ枠3の周壁部31は、上記カバー
主体2の周壁部21と同様に前後面間の幅が一定で且つ前
端面から後端面に向かって徐々に拡開した偏平な断面等
脚台形状に形成されてなる。詳しくは、上記押さえ枠の
周壁部31は、前後面の幅を上記カバー主体2の周壁部21
の前後幅に略合致させて形成しており、後側開口部を上
記カバー主体2の周壁部21の後側開口部よりも若干小さ
い正方形状に形成しているとともに、後側から前側に向
かって上記カバー主体2の周壁部21と同様に相似状に縮
小させて前面を上記後側開口部よりも一回り小さい正方
形状、即ち、上記カバー主体2の前面形状よりも若干小
さい正方形状に形成している。
【0017】そして、上記押さえ枠3の後側開口部に
は、上記カバー主体2のフランジ部23の後面にフィルタ
ー部材4の周縁部を介して接する正面略正方形状のフラ
ンジ部33が垂直外側方向に延設されており、更に、上記
フランジ部33の上下部を両側端から中央部に向かって徐
々に拡開させて台形状部33a 、33a に形成され、この台
形状部33a 、33a の突出端縁は上記カバー主体2のフラ
ンジ部23に突設された係止片24の基端、即ち、折り返し
基端24a 、24a に達するように構成されている。
【0018】上記押さえ枠3の前面にも、上記カバー主
体2と同一形状、同一大きさの正面略正方形状の開口部
32が形成されており、該開口部32にはその上下対向辺縁
間を連結する上記カバー主体2の補強桟22a 、22a と同
一間隔毎に同一幅の補強桟32a 、32a が形成されてい
る。そして、上記押さえ枠3を上記カバー主体2に後方
から内嵌させると、上記カバー主体2の補強桟22a 、22
a と上記押さえ枠3の補強桟32a 、32a とは互いに重な
り合うように形成されている。
【0019】更に、上記押さえ枠3の前端開口周縁部に
は、該開口周縁部を前面側に膨出させることによって、
上記カバー主体2の開口周縁部に形成された凹条部22b
よりも若干小さい断面逆台形状の凸条部32b が形成され
ているとともに、上記補強桟32a 、32a にも全長に亘っ
てその中央部を前面側に膨出させることによって、上記
カバー主体2の補強桟22a の凹条部22c よりも若干小さ
い断面逆台形状の凸条部32c 、32c が形成されている。
【0020】このように形成された上記押さえ枠3の周
壁部31を上記カバー主体2の周壁部21に内嵌させると、
上記カバー主体2の開口部周縁の凹条部22b 及び補強桟
22a、22a の凹条部22c 、22c に、上記押さえ枠3の開
口周縁部の凸条部32b 及び補強桟32a 、32a の凸条部32
c 、32c が夫々略密接状態で嵌合するとともに、上記押
さえ枠3の周壁部31の外周面と上記カバー主体2の周壁
部21との対向面も略密着状態となり、更に、上記カバー
主体2のフランジ部23と上記押さえ枠3のフランジ部33
との対向面も略密着状態となる。
【0021】従って、上記カバー主体2と上記押さえ枠
3との間に介在させるフィルター部材4は、上記カバー
主体2と上記押さえ枠3との対向面間によって全面的に
強固に挟持される。
【0022】上記カバー主体2と上記押さえ枠3との間
に介在させる上記フィルター部材4は正面正六角形状に
形成され、その各角部を上記カバー主体2の係止片24を
上記押さえ枠3の後面に折り返した際の該係止片24と上
記押さえ枠3のフランジ部33との対向面間に介在させる
突出41、41に形成している。なお、上記フィルター部材
4は、従来から換気扇のカバー部材のフィルター部材に
用いられているのと同様の材料、例えば、不織布から構
成される。
【0023】上記フィルター部材4の大きさは、任意の
対角線上で対向する角部によって形成された突出部41、
41を上下方向に向けて上記カバー主体2の係止片24、24
の中央部に合致させるとともにその中央部を上記カバー
主体2の開口部22に張設させた状態で、上記カバー主体
2と上記押さえ枠3との対向面間に介在させると、その
周縁部が上記カバー主体2のフランジ部23と上記押さえ
枠3のフランジ部33との対向面間に達する大きさとされ
ているとともに、その上下部の突出部41、41は上記カバ
ー主体2の係止片24、24の先端縁に達するように形成さ
れている。
【0024】次に、本発明の換気扇のカバー部材の使用
要領について説明する。先ず、換気扇のカバー部材の上
記カバー主体2と上記押さえ枠3とを分離する。そし
て、上記カバー主体2と上記押さえ枠3との間に上記フ
ィルター部材4をその突出部41、41が上下方向、即ち上
記カバー主体2の係止片24の先端縁中央に合致するよう
に配設した上で、上記カバー主体2の周壁部21内にその
後側開口部から上記押さえ枠3の周壁部31を内嵌させ
る。なお、上記カバー主体2と上記押さえ枠3との間に
介在させたフィルター部材4は、上記カバー主体2と上
記押さえ枠3との周壁部21、31の対向面に沿った形に変
形して上記カバー主体2と上記押さえ枠3との間に介在
する。
【0025】すると、上記フィルター部材4は、その中
央部を上記カバー主体2の開口部22後面に張設されると
ともに、上記カバー主体2の開口周縁部の凹条部22b と
この凹条部22b に嵌合する上記押さえ枠3の開口周縁部
の凸条部32b とによって挟持、固定され、更に、上記カ
バー主体2の開口部22に張設された中央部は左右方向に
略三等分割された部分において、上記カバー主体2の補
強桟22a 、22a の凹条部22c 、22c と上記押さえ枠3の
補強桟32a 、32a の凸条部32c 、32c とによって挟持、
固定されて上記フィルター部材4は上記カバー主体2の
フィルター部材張設用開口部22にその表裏面を露出させ
た状態で確実に固定される。更に、上記フィルター部材
4の中央部は、左右方向の所定間隔毎に上記カバー主体
2の補強桟22a 、22a の凹条部22c 、22c と上記押さえ
枠3の補強桟32a 、32a の凸条部32c 、32c とによって
挟持、固定されていることから、上記フィルター部材4
を張りを持たせた状態で上記カバー主体のフィルター部
材張設用開口部22後面に張設させることができ、上記フ
ィルター部材4がその弛みが原因となって不用意に換気
扇Aの吸気口A1に巻き込まれるといった不測の事態は生
じない。
【0026】更に、上記フィルター部材4の周縁部も、
上記カバー主体2の周壁部21と上記押さえ枠3の周壁部
31との対向面間及び上記カバー主体2のフランジ部23と
上記押さえ枠3のフランジ部33との対向面間によって挟
持されて強固に固定される。
【0027】しかる後、上記カバー主体2の係止辺24、
24をその折り返し基端24a 、24a から上記押さえ枠3の
後面側に折り返して、上記カバー主体2と上記押さえ枠
3とを上記フィルター部材4を介して一体化する。この
際、上記フィルター部材4の突出部41、41は、上記カバ
ー主体2の上下対向辺縁中央部に突設された係止片24、
24に達しており、該係止片24、24とともに上記押さえ枠
3の外周縁部の後面に折り返されており、上記フィルタ
ー部材4は上記カバー主体2及び上記押さえ枠3と強固
に一体化している(図2及び図3参照)。
【0028】このようにして上記カバー主体2と上記押
さえ枠3とを上記フィルター部材4を介在させて一体化
した後、上記カバー主体2の左右対向辺縁部に取り付け
た取付け部材25、25を用いて換気扇Aの吸気口A1に装着
して使用する(図4参照)。
【0029】そして、使用するにしたがって上記フィル
ター部材4が汚れた場合には、上記換気扇のカバー部材
を換気扇Aの吸気口A1から取り外した上で、上記係止片
24、24の上記押さえ枠3の後面への折り返しを解除し
て、上記カバー主体2と上記押さえ枠3とを分離し、両
者の対向面間に装着していたフィルター部材4を取り除
き、別途用意した新しいフィルター部材4を上記カバー
主体2と上記押さえ枠3との間に配設して、上記と同様
にして、上記カバー主体2と押さえ枠3とを上記フィル
ター部材4を介して一体化させて使用する。
【0030】なお、上記では、上記フィルター部材4の
大きさを上記カバー主体2と上記押さえ枠3との間に介
在させた状態において上記カバー主体2のフランジ部23
と上記押さえ枠3のフランジ部33との対向面に達する大
きさとした場合を説明したが、このような大きさを有し
ている必要はなく、上記カバー主体2の開口部22を被覆
可能な大きさであればよく、又、上記カバー主体2の開
口部22を被覆可能な大きさであれば、その形状も特に限
定されず、円形状や矩形状であってもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明の換気扇のカバー部材は、換気扇
の吸気口に装着されるカバー主体と、このカバー主体の
後面に着脱自在に取り付けられる押さえ枠とからなり、
上記カバー主体と上記押さえ枠との対向面にフィルター
部材を介在し挟持させて、これらカバー主体と押さえ枠
とに設けている開口部に上記フィルター部材の前後面を
露出させていることを特徴とするので、換気扇のカバー
部材を換気扇に装着して使用しているうちに、排気する
空気中に含まれた不純物によってフィルター部材が汚染
された場合にあってもフィルター部材だけを簡単且つ迅
速に交換することができ省資源性に優れている。
【0032】又、上記カバー主体と上記押さえ枠の開口
部のうちのいずれか一方の開口部周縁には凹条部が形成
されているとともに他方の開口部の開口部周縁には上記
凹条部に嵌合可能な凸条部が形成さ、上記凹条部と上
記凸条部とによって上記フィルター部材の周縁部が挟持
されており、上記フィルター部材の周縁部を上記カバー
主体及び上記押さえ枠の凹条部及び凸条部との嵌合力に
よって強固に挟持しているので、換気扇の吸気口からの
吸引力によるフィルター部材の吸引によって、上記カバ
ー主体と上記押さえ枠とによるフィルター部材の挟持が
不用意に外れてしまい、換気扇の吸気口が露出してしま
うといった不測の事態は生じず、換気扇の吸気口にはフ
ィルター部材によって不純物が除去された空気のみが確
実に供給されて、排気する空気中に含まれる不純物によ
って換気扇の吸気口が汚染されるのを確実に防止するこ
とができる。
【0033】更に、上記カバー主体の外周縁の少なくと
も対向辺縁部には係止片が突設され、この係止片を上記
カバー主体の後面に添設された押さえ枠の外周縁部の後
面側に折り返すことによって上記カバー主体と上記押さ
え枠とを一体に組み合わせるように構成している一方、
上記フィルター部材の外周縁には上記カバー主体の係止
片とともに上記押さえ枠の後面側に折り返されて上記係
止片の後面と上記押さえ枠の後面との間に挟持、固定さ
れる突出部が設けられており、上記係止片によって上記
カバー主体と上記押さえ枠とが確実に且つ強固に一体化
されているので、換気扇の吸気口による吸引によって上
記カバー主体と上記押さえ枠とが分離するといった不測
の事態は生じず、上記カバー主体と上記押さえ枠との間
に挟持したフィルター部材が不用意に外れてしまうとい
ったことはなく、しかも、上記フィルター部材には上記
係止片とともに上記押さえ枠の後面側に折り返される突
出部が設けられていることから、上記フィルター部材を
上記カバー主体と上記押さえ枠との間に確実に介在させ
ておくことができる。
【0034】又、上記カバー主体は、前後面間の幅が一
定な周壁部の前面側にフィルター部材張設用開口部を形
成しているとともに、後面側を全面的に開口させてその
開口縁にフランジ部を一体に形成してなる一方、上記押
さえ枠はこのカバー主体の周壁部に嵌脱自在に内嵌する
周壁部の前面側に開口部を設けているとともに、後面側
を全面的に開放させてその開口縁に上記カバー主体のフ
ランジ部の後面にフィルター部材の周縁部を介して接す
るフランジ部を一体に形成している場合には、上記フィ
ルター部材はその周縁部を上記カバー主体の周壁部と上
記押さえ枠の周壁部との対向面及び上記カバー主体のフ
ランジ部と上記押さえ枠のフランジ部との対向面によっ
て強固且つ確実に挟持されていることから、上記フィル
ター部材は上記カバー主体と上記押さえ枠との間に確実
に介在し、上記カバー主体と上記押さえ枠との対向面間
から不用意に外れたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の換気扇のカバー部材の分解斜視図、
【図2】本発明の換気扇のカバー部材の斜視図、
【図3】図2の水平方向の断面図、
【図4】換気扇の吸気口への装着状態の断面図、
【符号の説明】
1 換気扇のカバー部材 2 カバー主体 21 周壁部 22 開口部 22a 補強桟 22b 、22c 凹条部 23 フランジ部 24 係止片 3 押さえ枠 31 周壁部 32 開口部 32a 補強桟 32b 、32c 凸条部 4 フィルター部材 41 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 46/00 - 46/54 F24F 7/013 101 F24F 7/06 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気扇の吸気口に装着されるカバー主体
    と、このカバー主体の後面に着脱自在に内嵌する押さえ
    枠とからなり、上記カバー主体と上記押さえ枠との対向
    面にフィルター部材を介在し挟持させて、これらカバー
    主体と押さえ枠とに設けている開口部に上記フィルター
    部材の前後面を露出させており、上記カバー主体と上記
    押さえ枠の開口部のうちのいずれか一方の開口部の周縁
    には凹条部が形成されているとともに他方の開口部の周
    縁には上記凹条部に嵌合可能な凸条部が形成され、更
    に、上記カバー主体及び上記押さえ枠の開口部には、該
    開口部の上下対向開口辺縁間を連結し且つ互いに重なり
    合う補強桟が形成されているとともに、上記カバー主体
    の補強桟と上記押さえ枠の補強桟とには互いに嵌合する
    凹条部と凸条部とが形成され、上記フィルター部材は、
    上記カバー主体及び上記押さえ枠における開口周縁部及
    び補強桟の凹条部と凸条部とによって挟持、固定されて
    おり、加えて、上記カバー主体の外周縁の少なくとも上
    下対向辺縁部には係止片が突設され、この係止片を上記
    カバー主体の後面に添設された押さえ枠の外周縁部の後
    面側に折り返すことによって上記カバー主体と上記押さ
    え枠とを一体に組み合わせるように構成している一方、
    上記フィルター部材の外周縁には上記カバー主体の係止
    片とともに上記押さえ枠の後面側に折り返されて上記係
    止片の後面と上記押さえ枠の後面との間に挟持、固定さ
    れる突出部が設けられていることを特徴とする換気扇の
    カバー部材。
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