JP3312010B2 - 多光源ランプ - Google Patents

多光源ランプ

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JP3312010B2
JP3312010B2 JP22972499A JP22972499A JP3312010B2 JP 3312010 B2 JP3312010 B2 JP 3312010B2 JP 22972499 A JP22972499 A JP 22972499A JP 22972499 A JP22972499 A JP 22972499A JP 3312010 B2 JP3312010 B2 JP 3312010B2
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light
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朝夫 松本
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21KNON-ELECTRIC LIGHT SOURCES USING LUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING ELECTROCHEMILUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING CHARGES OF COMBUSTIBLE MATERIAL; LIGHT SOURCES USING SEMICONDUCTOR DEVICES AS LIGHT-GENERATING ELEMENTS; LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21K9/00Light sources using semiconductor devices as light-generating elements, e.g. using light-emitting diodes [LED] or lasers
    • F21K9/20Light sources comprising attachment means
    • F21K9/23Retrofit light sources for lighting devices with a single fitting for each light source, e.g. for substitution of incandescent lamps with bayonet or threaded fittings
    • F21K9/233Retrofit light sources for lighting devices with a single fitting for each light source, e.g. for substitution of incandescent lamps with bayonet or threaded fittings specially adapted for generating a spot light distribution, e.g. for substitution of reflector lamps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2107/00Light sources with three-dimensionally disposed light-generating elements
    • F21Y2107/60Light sources with three-dimensionally disposed light-generating elements on stacked substrates
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2115/00Light-generating elements of semiconductor light sources
    • F21Y2115/10Light-emitting diodes [LED]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源として多数の
発光ダイオードを利用し、湾曲面状の反射面体の前方側
に位置するように取り付けて使用する多光源ランプに係
り、特にその生産性に優れた構造からなる多光源ランプ
関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、道路保安用、交通信号用等
の各種表面灯に使用可能な光源ランプとして、多数の発
光ダイオードを利用して構成した多光源ランプ等につい
て提案している(特開平10−208516号公報)。
【0003】この多光源ランプは、前方方向に直接光を
発するように多数の発光ダイオードを正面板に取り付け
た正面発光部と、この正面発光部の後方側に配設され、
反射面による前方向直線反射光が得られる焦点光軸とほ
ぼ直交する角度で後方傾斜板に多数の発光ダイオードを
取り付けた反射発光部とを備えた構成からなるものであ
り、少ない電力で使用することができ、しかも正面側に
対して十分な明るさの光を得ることができるという画期
的なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この多光源ラ
ンプは、その生産(特に組立て)に際しては、多数の発
光ダイオードを取り付けるという煩雑な製造工程を要す
るものであり、しかも、その反射発光部のように発光ダ
イオードの取り付け角度に精度が要求されるという信頼
性も要求されるものであるため、その生産性に関する適
性、特に大量生産に対する適性において必ずしも十分な
ものとは言えず、改良の余地を残すものであった。
【0005】そこで、本発明は、上記したような多数の
発光ダイオードを利用して構成し、少ない電力で使用す
ることができ、しかも正面側に対して十分な明るさの光
を得ることができるタイプの多光源ランプとして、生産
性に優れ、特に大量生産に適した構造からなる多光源ラ
ンプを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し得る本
発明(第1発明)に係る多光源ランプは、光源として多
数の発光ダイオードを利用し、湾曲面状の反射面体の前
方側に位置するように取り付けて使用するランプであっ
て、正面前方側に向いて位置する円板状体の板面に、発
光ダイオードが正面前方に向きその先端部が板面表側に
突出した状態で保持される複数の第1貫通孔を点在する
ように設けてなる正面発光部と、この正面発光部の円板
状体の後方側に結合されて後方にむかうにつれて小径と
なる中空の筒状体の周面に、発光ダイオードが前記反射
面体に所定の反射光が得られるように向き合いその先端
部が周面表側に突出した状態で保持される複数の第2貫
通孔を周方向に沿って間隔をあけて列状に並ぶとともに
その第2貫通孔の周方向に並ぶ列が複数となるように設
けてなる後方発光部とを有する構造体を備え、かつ、前
記構造体の正面発光部は、その円板状体の裏面側に、複
数の発光ダイオードが配線基板の前記各第1貫通孔と対
応する位置にその基板面に対して直立した状態で取り付
けられた正面用光源ユニットを、その発光ダイオードが
前記各第1貫通孔に差しこまれた状態となるように装着
する構成とし、一方、前記構造体の後方発光部は、前記
筒状体の少なくとも前記第貫通孔が存在する帯域部分
を、その第2貫通孔が各列ごとにおいて前後方向に2分
されるように通過する周方向の分割境界線によって前方
端分割筒状体、孔列間分割筒状体および後方端分割筒状
体に分割し、その各分割筒体どうしを結合させて一体化
する構造とし、また、複数の発光ダイオードが配線基板
の前記第2貫通孔と対応する位置にその基板周縁から第
2貫通孔の傾き角と合致する角度で傾けられて突出した
状態で取り付けられた複数の後方用光源ユニットを、前
記各分割筒状体どうしの間に1つずつ介在するように配
置し、その各ユニットにおける各発光ダイオードが隣り
合って結合される各分割筒状体の2分された各第2貫通
孔により挟みこまれた状態となるように装着する構成と
したことを特徴とするものである。
【0007】また、上記目的を達成し得る本発明(第2
発明)に係る多光源ランプは、上記第1発明において構
造体の後方発光部に関する構成が以下のように相違する
のみで、それ以外の構成については第1発明における構
成と同じものである。すなわち、第2発明に係る多光源
ランプにおける構造体の後方発光部は、前記筒状体の少
なくとも前記第2貫通孔が存在する帯域部分を、前後方
向にその第2貫通孔を避けるように通過する2以上の分
割境界線にそって複数の周面分割構成片に分割し、その
各分割構成片を結合させて一体化する構造とし、また、
複数の発光ダイオードを前記各周面分割構成片の各第2
貫通孔に差しこむとともに各発光ダイオードどうしを配
線して連結する構成としたことを特徴とするものであ
る。
【0008】このような第1発明の多光源ランプによれ
ば、まず大別して、正面発光部および後方発光部を有す
る構造体と、その各発光部に対応して複数の発光ダイオ
ードを取り付けた光源ユニットとの構成部品により構成
し、その光源ユニットにある各発光ダイオードを前記構
造体の各発光部に設けた各貫通孔により保持するように
なっている。一方、第2発明の多光源ランプによれば、
正面発光部および後方発光部を有する構造体と、その各
発光部に設けた各貫通孔に差しこむ複数の発光ダイオー
ドとで構成し、その各発光ダイオードを前記構造体の各
発光部における各貫通孔により保持するようになってい
る。このため、いずれの発明に係る多光源ランプの場合
でも、多数の発光ダイオードは光源ユニット上において
も所望の状態で配設されているうえ、構造体の各貫通孔
によってもその状態が確実に保持されることになり、各
発光部の発光ダイオードから所望の光を確実に得ること
が可能となる。
【0009】そして、第1発明の多光源ランプにおいて
は、特に構造体の後方発光部の少なくとも第2貫通孔が
存在する筒状体の帯域部分について、各列の第2貫通孔
をその列ごとにそれぞれ2分して通過するような周方向
の分割境界線によって複数の分割筒状体に分割し、その
各分割筒状体の間に後方用光源ユニットをそれぞれ配置
し各分割筒状体を結合して装着する構造を採用している
ため、多数であって、しかも傾いた状態に複数列となる
発光ダイオードを配設する後方発光部であるにもかかわ
らず、その各分割筒状体と光源ユニットとを交互に重ね
あわせつつ結合させることにより、きわめて容易にかつ
効率よく製作することができる。このように構成した場
合には、特に機械化による大量生産に有利となる。
【0010】また、第2発明の多光源ランプにおいて
は、特に構造体の後方発光部の少なくとも第2貫通孔が
存在する筒状体の帯域部分について、その周面方向に第
2貫通孔を横切らないような前後方向の分割境界線によ
って複数の周面分割構成片に分割し、その各周面分割構
成片の各第2貫通孔に対して複数の発光ダイオードを差
しこむとともに配線して連結する構造を採用しているた
め、多数であって、しかも傾いた状態に複数列となる発
光ダイオードを配設する後方発光部であるにもかかわら
ず、その複数の発光ダイオードを第2貫通孔に差しこむ
とともに配線連結すること(ある数の発光ダイオードど
うしを配線して連結した状態で第2貫通孔に差しこむ場
合も含む)と各分割構成片を結合させることを行うこと
により、比較的容易に製作することができる。
【0011】また、このような第1および第2発明の多
光源ランプは、湾曲状の反射面体を有し、光を正面前方
側にむけて発光させる必要のある表示灯、照明器具等に
おける光源ランプとして特に制約されることなく使用す
ることができる。例えば、道路保安用等の表示灯のほ
か、交通信号灯、交差点信号灯、危険表示灯、誘導灯、
航路灯等における光源ランプとして使用することが可能
である。
【0012】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1〜図3は本
発明(第1発明)の一実施形態に係る多光源ランプを示
すものであり、図1はその斜視図、図2はその分解斜視
図、図3はその使用状態例を示す断面説明図である。
【0013】この実施形態1に係る多光源ランプ10
は、複数の発光ダイオード20がそれぞれ所定の状態で
保持されて配される正面発光部30および後方発光部4
0を有する構造体(ホルダー)50と、この構造体50
の正面発光部30に装着する正面用光源ユニット60
と、構造体50の後方発光部40に装着する後方用光源
ユニット70と、構造体50の後方端部に取り付けられ
るランプ取付け用金具80とでその主要部が構成されて
いる。ここで、発光ダイオード20は、特に断らない限
り、発光ダイオードチップがカプセル状の集光レンズ体
の中に収納され、その集光レンズ体の外部に端子が突出
形成された形態からなるものを指す。また、図中におい
て、符号90は多光源ランプ10を取り付けて使用する
各種表示灯における湾曲面状の反射面体であり、点線矢
印Fは多光源ランプ10の使用時における正面前方の方
向を、点線矢印Rはその使用時における後方の方向をそ
れぞれ示す。
【0014】上記構造体50は、その全体の形態が例え
ば円錐台のような形のフラスコに似た形状からなるもの
であり、発光ダイオード20からの光を直接正面前方に
むけて発するようにした正面発光部30と、発光ダイオ
ード20からの光を反射面体90に反射させてその反射
光を正面前方にむけて発するようにした後方発光部40
とを有している。そして、この構造体50は、ABS樹
脂等の合成樹脂を用いてプラスチック成型することによ
り作製される。
【0015】構造体50における正面発光部30は、そ
の全体が正面前方側に向く円板部31とその円板部31
の周縁から後方側に立設された外周縁部32とからなる
円板状の構造体からなるものであり、その円板部31に
発光ダイオード20を保持する多数の第1貫通孔33が
点在するように設けられている。
【0016】この第1貫通孔33は、発光ダイオード2
0が貫通孔内において正面前方に向いた姿勢となり、そ
の先端部が円板面の表側に突出した状態で保持されるよ
うにするための孔であり、このため、円板部31の板面
と直交する方向(正面前方方向と合致する方向)に開設
され、しかも発光ダイオード20の外径とほぼ同じ孔径
となるように設定されている。また、第1貫通孔33
は、その円板部31の板面に対して複数の同心円上に間
隔をあけて並ぶように設けられている。
【0017】一方、構造体50における後方発光部40
は、その全体が正面発光部30における外周縁部32の
後方側に結合され、しかも後方にむかうにつれて徐々に
小径となる中空円筒状の構造体からなるものであり、そ
の周面に発光ダイオード20を保持する多数の第2貫通
孔41がその周方向に沿って複数の列をなすように設け
られている。
【0018】この第2貫通孔41は、発光ダイオード2
0が貫通孔内において発した光が反射面体90により所
定の反射光(好ましくは前方直進反射光)となって得ら
れるようにその反射面体90に対して向き合う姿勢とな
り、その先端部が周面の表側に突出した状態で保持され
るようにするための孔であり、このため、後方発光部4
0における周面に対しては全体として傾斜した状態で
(所定の傾き角α1〜α4でもって)開設されており、し
かも発光ダイオード20の外径とほぼ同じ孔径となるよ
うに設定されている。また、第2貫通孔41は、後方発
光部40における周面にその周方向にそって所定の間隔
をあけて列状に並び、しかも、その貫通孔41の周方向
に並ぶ列が複数となるように設けられている。
【0019】この実施の形態では、図1や図4に示すよ
うに、第2貫通孔41は、4列となるように形成し、手
前の列において隣り合う貫通孔どうしの間(中央)に次
の列における貫通孔が位置するように繰り返して形成さ
れて全体的に貫通孔が千鳥状に配されるように形成して
いる。また、この4列における各第2貫通孔41は、同
じ列内ではすべて同じ傾き角で形成されているが、列が
異なり後方側の列になるにつれてその傾き角が次第に大
きくなるように形成されている(図5)。図中におい
て、41Aは1列目の第2貫通孔、41Bは2列目の第
2貫通孔、41Cは3列目の第2貫通孔、41Dは4列
目の第2貫通孔を示す。
【0020】また、構造体50における後方発光部40
は、その中空円筒状の構造体を、図2や図4に示すよう
に、前方端分割筒状体42、第1孔列間分割筒状体4
3、第2孔列間分割筒状体44、第3孔列間分割筒状体
45、後方端分割筒状体46および末端分割筒状体47
に分割し、その各分割筒状体を互いに結合させて一体化
する構造になっている。図4中において符号42aは正
面発光部30の外周縁部32の内側に結合時において嵌
めこんで結合させる嵌合縁、46aは末端分割筒状体4
7の内側に結合時において嵌めこんで結合させる嵌合
縁、47aはランプ取付け用金具80が嵌めこまれる嵌
合縁である。なお、図2においては第3孔列間分割筒状
体45(後述する第4後方用光源ユニットを含む)の図
示を省略している。
【0021】このような分割筒状体のなかで前方端分割
筒状体42、第1孔列間分割筒状体43、第2孔列間分
割筒状体44、第3孔列間分割筒状体45および後方端
分割筒状体46は、前記中空円筒状の構造体のうち少な
くとも第2貫通孔41が形成されている帯域部分40a
に相当するものであり、その第2貫通孔41A〜41D
が各列ごとにおいて前後方向(点線矢印F,R方向)に
2分(ほぼ2等分)されるように通過する周方向の分割
境界線Lによって分割されたものである。分割境界線L
は、図4bに示すように、各列ごとの第2貫通孔41A
〜41Dの傾き角(α1〜α4)にそれぞれ相応するよう
に傾斜した切断面になっている。これにより、後方発光
部40における4列の第2貫通孔41A〜41Dはすべ
て2分されたものとなり、その2分された半分ずつの第
2貫通孔41(例えば1列目の貫通孔41Aは41Aa
と41Abとに2分される)が隣り合う各分割筒状体の
分割境界面にそれぞれ形成されている形態となってい
る。また、上記5つの分割筒状体42〜46における分
割境界面には、係止突起48とその突起48が嵌めこま
れる係止孔49が対状態で適宜形成されている。これに
より、各分割筒状体の結合時における結合力の確保や結
合位置の位置決めが確実に行えるようになっている。
【0022】このように、中空円筒状の構造体からなる
後方発光部40のうち第2貫通孔41が形成されている
帯域部分40aを上記分割境界線Lによって分割して各
第2貫通孔41をそれぞれ2分するような上記各分割筒
状体とした場合には、筒状体の周面に複数の貫通孔があ
る構造の構造体50であっても、プラスチック成型によ
って容易にしかも精度よく製作することが可能となり有
利である。
【0023】一方、上記正面用光源ユニット60は、配
線基板61に前記第1貫通孔33と対応する数の発光ダ
イオード20を取り付けて構成されたものである。配線
基板61は、構造体50の正面発光部30における外周
縁部32の内側に収納し得る形状および大きさからなり
(この実施形態では外周縁部32の内径よりも少し小さ
い外径からなる円形のものを使用している)、その裏面
側に発光ダイオード用の配線パターンが形成されたもの
である。また、発光ダイオード20は、配線基板61の
前記第1貫通孔33と対応する位置にその基板面に対し
て直立した状態で取り付けられており(図2、3)、具
体的には、基板61の各取り付け位置に設けた端子差込
み孔に各ダイオードの端子を差しこみ、基板61の裏面
側で配線パターンにハンダ付けしている。
【0024】また、上記後方用光源ユニット70は、こ
の実施の形態では第2貫通孔41が前記したように4列
状態で設けられている関係から4つ、即ち第1光源ユニ
ット70A、第2光源ユニット70B、第3光源ユニッ
ト70Cおよび第4光源ユニット70Dが存在するが、
そのいずれも基本的には、配線基板71に各列ごとの第
2貫通孔41と対応する数の発光ダイオード20をそれ
ぞれ取り付けて構成されたものである。
【0025】配線基板71は、構造体50の後方発光部
40のうち第2貫通孔41が形成されている帯域部分4
0aの各分割筒状体の内側に収納し得る形状および大き
さからなり(この実施形態では各分割筒状体の内径より
も少し小さい外径からなる円形のものであって、後方側
に配置するものほど小径の円形のものを使用してい
る)、その裏面側に発光ダイオード用の配線パターン等
が形成されたものである。また、発光ダイオード20
は、配線基板71の前記第2貫通孔41と対応する位置
にその基板周縁から各列ごとにおける各第2貫通孔41
の所定の傾き角[前後方向F,Rと直交する平面(図5
中の点線Y)に対する傾き角]α1〜α4と合致する角度
β1〜β4で傾けられて突出した状態で取り付けている
(図2、6)。具体的には、図6に示すように、配線基
板71周縁の各取り付け位置に設けた端子差込み孔に各
ダイオードの端子21を後方側から差しこみ、基板61
の裏面側で配線パターンにハンダ付けした後、ダイオー
ド20が上記各角度βとなるように端子21を折り曲げ
るようにしている。図2や図6において符号73はハン
ダ付け部分を示す。
【0026】さらに、上記ランプ取付け用金具80は、
図3に示すように、この多光源ランプ10を取り付けて
使用する表示灯の反射面体90に設けられる取付けソケ
ット92に対してねじ込み式又は他の結合方式により取
り付けるためのものであり、その取り付けにより、ソケ
ット92に電源コード93を介して所定の電源(商用電
源、太陽電池、蓄電池など)から供給される発光ダイオ
ード発光用の電力を受け入れるものである。
【0027】なお、この多光源ランプ10の正面発光部
30および後方発光部40における各発光ダイオード2
0を発光させる配線については、以下のように構成され
ている。まず、正面発光部30では、正面用光源ユニッ
ト60における複数の発光ダイオード20を等しい数と
なるように複数のブロックに分類し、その1つのブロッ
ク内の発光ダイオードどうしを直列接続する一方で、そ
の各ブロックどうしを並列接続することにより、正面用
光源ユニット60におけるプラス端子およびマイナス端
子を形成しておく。また、後方発光部40では、後方用
光源ユニット70の各ユニットごとにおける複数の発光
ダイオード20を等しい数となるように複数のブロック
に分類し、その1つのブロック内の発光ダイオードどう
しを直列接続する一方で、その各ブロックどうしを並列
接続することにより、各後方用光源ユニット70ごとに
おけるプラス端子およびマイナス端子を形成しておく。
そして、その各光源ユニット60、70におけるプラス
端子およびマイナス端子を並列状態で配線コード等によ
り接続した上で、ランプ取付け用金具80のプラス端子
およびマイナス端子と接続している。ちなみに、複数あ
る後方用光源ユニット70における各端子どうしの接続
配線は、その配線基板71に貫通孔を設けておき、その
貫通孔に配線コード81、82等を配することにより行
うことができる。
【0028】そして、このような各構成部品からなる本
実施形態における多光源ランプ10は、例えば次のよう
にして組立てられる。
【0029】はじめに、構造体50の正面発光部30で
ある円板状体に対し、正面用光源ユニット60をその発
光ダイオード20が第1貫通孔33にそれぞれ差し込ま
れるように後方側から装着する。これにより、正面発光
部30が組み立てられる。
【0030】その一方で、後方発光部構造体40を組立
てる。まず、後方発光部40における前方端分割筒状体
42の上に、第1後方用光源ユニット70aを各発光ダ
イオード20が分割筒状体42にある1列目の半分の第
2貫通孔41Aaに嵌合するような状態で載置し、その
上から第1孔列間分割筒状体43を、その分割切断面に
ある1列目の残り半分の第2貫通孔41Abが先の光源
ユニット70aにおける各発光ダイオード20の位置と
合致させた状態にしたうえで、前方端分割筒状体42と
結合させるように載置する。これにより、光源ユニット
70aにおける発光ダイオード20は、隣り合って結合
される分割筒状体42、43の2分された1列目の第2
貫通孔どうし41Aa、41Abで両側から挟みこま
れ、その分割筒状体の結合により合体形成される第2貫
通孔41Aによって最終的に保持されるようになる。
【0031】続いて、同様にして、その第1孔列間分割
筒状体43の上に第2後方用光源ユニット70bをその
発光ダイオード20が2分された2列目の第2貫通孔4
1Baと合致するような状態で載置した後、その上から
第2孔列間分割筒状体44を載置して当該分割筒状体4
3、44どうしを結合させる。しかる後、その第2孔列
間分割筒状体44の上に第3後方用光源ユニット70c
をその発光ダイオード20が2分された3列目の第2貫
通孔41Caと合致するような状態で載置した後、その
上から第3孔列間分割筒状体45を載置して当該分割筒
状体44、45どうしを結合させる。しかる後、その第
3孔列間分割筒状体45の上に第4後方用光源ユニット
70dをその発光ダイオード20が2分された4列目の
第2貫通孔41Daと合致するような状態で載置した
後、その上から後方端分割筒状体46を載置して当該分
割筒状体45、46どうしを結合させる。そして最後
に、その後方端分割筒状体46に末端分割筒状態47を
嵌めこむようにして結合させる。これにより、後方発光
部40が組み立てられる。
【0032】次に、組み立てられた正面発光部30およ
び後方発光部40における配線(81、82)の作業を
行った後、その正面発光部30および後方発光部40
を、外周縁部32と前方端分割筒状体42との嵌めこみ
により結合させる。これにより、構造体50が組み立て
られ、最後に、末端分割筒状態47に対し、配線を施し
た後のランプ取付け用金具80を取り付ける。以上の工
程により、多光源ランプ10が組み立てられて完成す
る。
【0033】上記の組立てにおいて、正面用光源ユニッ
ト60の発光ダイオード20は、第1貫通孔33に差し
こまれた状態となることでその正面前方に向く姿勢が保
持され、また後方用光源ユニット70の発光ダイオード
20は、第2貫通孔41に差しこまれた状態となること
で反射面体90に所定の角度でむく姿勢が保持される。
これにより、すべての発光ダイオード20は構造体50
の各貫通孔33、41によって確実に保持された状態と
なるが、その保持された状態をより確実なものとするた
め、各貫通孔33、41と発光ダイオード20の間を接
着剤により接着させるようにする。
【0034】また、構造体50の正面発光部30と後方
発光部40との間や、後方発光部40における各分割筒
状体どうしの間についても、その結合を確実で強固なも
のとするために接着剤により接着させるようにする。
【0035】さらに、この多光源ランプ10の組立て手
順は、上記した例に限定されるものではなく適宜変更し
てもよい。
【0036】そして、この多光源ランプ10は、図3に
示すように、各種の表示灯における湾曲面状の反射面体
90の前方側に位置するように取り付けて使用される。
図中の符号95は拡散レンズ体である。
【0037】すなわち、多光源ランプ10の取付け金具
80を反射面体90の中央付近にある取付けソケット9
2に取り付けることにより使用可能となる。また、電源
コード93から供給される電力が配線コード81(又は
82)を通して正面用光源ユニット60および後方用光
源ユニット70の各発光ダイオード20に供給され、こ
れにより、その各発光ダイオード20が一斉に点灯す
る。正面発光部30では、正面用光源ユニット60の各
発光ダイオード20が点灯することにより、その点灯光
が正面前方にむけて発せられる。一方、後方発光部40
では、各後方用光源ユニット70A〜Dの各発光ダイオ
ード20が点灯することにより、その各点灯光が反射面
体90にむけてそれぞれ所定の角度で発せられた後、反
射面体90で主に正面前方にむけて反射される。
【0038】この結果、この多光源ランプ10によれ
ば、正面発光部30からの直接光に加えて、後方発光部
40からの光が反射面体90に反射されて前記直接光の
周囲を取り巻くような状態で発せられる反射光が得ら
れ、全体としてきわめて明るい光が得られるようにな
る。
【0039】[実施の形態2]図7〜図8は本発明(第
2発明)の一実施形態に係る多光源ランプを示すもので
あり、図7はその斜視図、図8はその構成部品である構
造体を示す側面図およびその分解図である。
【0040】この実施形態2に係る多光源ランプ100
は、以下に後述するように構造体の後方用発光部に関す
る構成が相違するのみで、それ以外の部分の構成につい
ては前記実施形態1に係る多光源ランプ10と同じ構成
からなるものである。このため、これ以後において、実
施形態1に係る多光源ランプ10と同じ構成部分につい
ては同じ符号等を付し、その部分についての説明は省略
する。
【0041】したがって、この多光源ランプ100にお
ける構造体500は、正面発光部30と後方発光部40
0を有するものであるが、そのうち後方発光部400に
ついては第2貫通孔41が実施形態1の多光源ランプ1
0の場合と同様の条件で設けられている点を除けば、次
のような構成になっている。
【0042】すなわち、構造体500における後方発光
部400は、まず、その中空円筒状の構造体を、図7や
図8に示すように、第1周面分割構成片420、第2周
面分割構成片430および末端分割筒状体470に分割
し、その各分割構成片を互いに結合させて一体化する構
造になっている。図8中において符号420a、430
aは正面発光部30の外周縁部32の内側に結合時にお
いて嵌めこんで結合させる嵌合縁の一部、420b、4
30bは末端分割筒状体470の内側に結合時において
嵌めこんで結合させる嵌合縁の一部である。
【0043】上記第1周面分割構成片420および第2
周面分割構成片430は、前記中空円筒状の構造体のう
ち少なくとも第2貫通孔41が形成されている帯域部分
400aに相当するものであり、前後方向(点線矢印
F,R方向)においてその第2貫通孔41A〜41Dを
避ける(横切らないで迂回する)ように通過する2本の
分割境界線S1、S2によって2つの構成片に分割された
ものである。この2つの分割構成片420、430にお
ける分割境界面には、図示しない係止突起とその突起が
嵌めこまれる係止孔が対状態で形成されている。これに
より、各分割構成片の結合時における結合力の確保や結
合位置の位置決めが確実に行えるようになっている。
【0044】このように、中空円筒状の構造体からなる
後方発光部400のうち第2貫通孔41が形成されてい
る帯域部分400aを上記分割境界線Sによって周方向
に分割して上記各分割構成片420、430とした場合
には、筒状体の周面に複数の貫通孔がある構造の構造体
500であっても、筒体ではない曲面板に貫通孔がある
部品を成型すればよくなるので、プラスチック成型によ
って容易にしかも精度よく製作することが可能となり有
利である。
【0045】また、この後方発光部400において使用
する複数の発光ダイオード20は、図9や図10に示す
ように、前記した各周面分割構成片420、430にあ
る第2貫通孔41にそれぞれ差しこむとともに、その各
発光ダイオード20どうしをダイオード自身の端子21
や、導電線等の配線部材25により配線して連結させる
ようになっている。この場合、発光ダイオード20は、
通常、第2貫通孔41に差しこんだ後に、その各発光ダ
イオードどうしを互いに配線して連結することにより装
着されるようになっている。また、この装着方式以外に
も、予めある数量の発光ダイオード20どうしを1まと
まりとして第2貫通孔41の位置間隔と相応するような
状態で配線して互いに連結させた発光ダイオード群の形
態とした後、その連結した形態の発光ダイオード群を各
周面分割構成片にある第2貫通孔41に同時に差しこん
でその各ダイオード群どうしを配線して連結することに
より装着するようにしてもよい。
【0046】そして、このような各構成部品からなる本
実施形態2における多光源ランプ100は、例えば次の
ようにして組立てられる。
【0047】はじめに、構造体500の正面発光部30
について実施形態1の場合と同様にして組み立てる。
【0048】その一方で、後方発光部構造体400を組
立てる。まず、第1周面分割構成片420および第2周
面分割構成片430を結合して筒状体とする。次いで、
その筒状体の内側から発光ダイオード20を分割構成片
にある各第2貫通孔41にそれぞれ差しこんだ後(図
9)、その隣り合う各発光ダイオードの端子21a,2
1bを斜め隣り合うダイオード側にむけてそれぞれ折り
曲げて接合させた状態でハンダ付等により配線して連結
するととともに、第1列および第2列にある発光ダイオ
ードの端子21aを接続用の配線部材25aに共通して
ハンダ付け等により配線して連結する一方で、その発光
ダイオードの端子21bを接続用の配線部材25bに共
通してハンダ付け等により配線して連結する(図1
0)。これにより、発光ダイオード20が装着される。
しかる後、その結合した第1周面分割構成片420およ
び第2周面分割構成片430の筒状体の後方端に、末端
分割筒状態470を嵌めこむようにして結合させる。こ
れにより、後方発光部400が組み立てられる。
【0049】この後方発光部400において発光ダイオ
ード20を各周面分結構成片420(430)にそれぞ
れ装着する方法としては、次の手順で行ってもよい。す
なわち、はじめに、その各周面分結構成片420(43
0)にある第2貫通孔41の数と同じ数の発光ダイオー
ド20を、その各第2貫通孔41の位置と一致するよう
な配置状態となるようにその端子21a,21bどうし
で配線連結するとともに接続用の配線部材25a,25
bによって配線連結して2組の発光ダイオード群を作成
する。次いで、その連結した状態の発光ダイオード群
を、各周面分結構成片420(430)の内側から各発
光ダイオード20が各対応する第2貫通孔41に差し込
まれるように装着した後、その各発光ダイオード群どう
しを各端子21や配線部材25によって配線して連結す
る。これによっても、後方発光部400が組み立てられ
る。
【0050】次に、組み立てられた正面発光部30およ
び後方発光部400における配線(81、82)の作業
を行った後、その正面発光部30および後方発光部40
0を、外周縁部32と第1周面分割構成片420および
第2周面分割構成片430の筒状体との嵌めこみにより
結合させる。これにより、構造体500が組み立てら
れ、最後に、末端分割筒状態470に対し、配線を施し
た後のランプ取付け用金具80を取り付ける。
【0051】以上の工程により、多光源ランプ100が
組み立てられて完成する。そして、この多光源ランプ1
00は、実施形態1に係る多光源ランプ10と同様に、
各種の表示灯における湾曲面状の反射面体90の前方側
に位置するように取り付けて使用される(図3)。これ
により、実施形態1の場合と同様の光特性が得られる。
【0052】[他の実施の形態]実施形態1,2では、
後方発光部40、400における第2貫通孔41(発光
ダイオード20)を4列設ける場合について例示した
が、5列以上にしても、反対に3列以下にしてもよい。
場合によっては、1列にしてもよいが、この場合には実
施形態1の分割筒状体のうち孔列と孔列の間となる孔列
間分割筒状体は存在しないことになる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、第1および第2発
明によれば、多数の発光ダイオードを利用して構成し、
少ない電力で使用でき、しかも正面側に対して十分な明
るさの光を得ることができるタイプの多光源ランプとし
て、生産性に優れ、特に大量生産に適した多光源ランプ
を提供することができる。
【0054】また、第1および第2発明の多光源ランプ
は、比較的簡単に解体することが可能である。このた
め、発光ダイオードの一部が切れた場合であっても、そ
の多光源ランプのうち必要な部分のみを解体した後、そ
の該当する光源ユニットのみ又は該当する発光ダイオー
ドのみを交換するだけで容易に対処することができ、そ
の保守管理についても簡単であり経済的でもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る多光源ランプを示す斜視
図。
【図2】 実施の形態1に係る多光源ランプの分解斜視
図。
【図3】 実施の形態1(2)に係る多光源ランプの使
用状態例を示す断面概要図。
【図4】 (a)実施の形態1における構造体を示す側
面図、(b)その構造体の分割側面図。
【図5】 実施の形態1における構造体に設ける各貫通
孔の構成を示す要部断面図。
【図6】 実施の形態1における後方用光源ユニットの
構成を示す一部断面説明図。
【図7】 実施の形態2に係る多光源ランプを示す斜視
図。
【図8】 (a)実施の形態2における構造体を示す側
面図、(b)その構造体の分割側面図。
【図9】 実施の形態2における後方発光部の周面分割
構成片と発光ダイオードの装着状態例を示す要部断面
図。
【図10】 実施の形態2における後方発光部の発光ダ
イオードどうしの配線連結状態例を示す要部説明図。
【符号の説明】
10、100…多光源ランプ、20…発光ダイオード、
25…配線部材、30…正面発光部、33…第1貫通
孔、40、400…後方発光部、40a、400a…第
2貫通孔が存在する帯域部分、41…第2貫通孔、42
…前方端分割筒状体、43〜45…孔列間分割筒状体、
46…後方端分割筒状体、50、500…構造体、60
…正面用光源ユニット、61、71…配線基板、70…
後方用光源ユニット、420、430…周面分割構成
片、F…正面前方、R…後方、L、S…分割境界線、α
…傾き角。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 2/00 F21V 19/00 310 F21W 111:02 F21W 131:103 F21Y 101:02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源として多数の発光ダイオードを利用
    し、湾曲面状の反射面体の前方側に位置するように取り
    付けて使用するランプであって、 正面前方側に向いて位置する円板状体の板面に、発光ダ
    イオードが正面前方に向きその先端部が板面表側に突出
    した状態で保持される複数の第1貫通孔を点在するよう
    に設けてなる正面発光部と、この正面発光部の円板状体
    の後方側に結合されて後方にむかうにつれて小径となる
    中空の筒状体の周面に、発光ダイオードが前記反射面体
    に所定の反射光が得られるように向き合いその先端部が
    周面表側に突出した状態で保持される複数の第2貫通孔
    を周方向に沿って間隔をあけて列状に並ぶとともにその
    第2貫通孔の周方向に並ぶ列が複数となるように設けて
    なる後方発光部とを有する構造体を備え、 かつ、前記構造体の正面発光部は、その円板状体の裏面
    側に、複数の発光ダイオードが配線基板の前記各第1貫
    通孔と対応する位置にその基板面に対して直立した状態
    で取り付けられた正面用光源ユニットを、その発光ダイ
    オードが前記各第1貫通孔に差しこまれた状態となるよ
    うに装着する構成とし、 一方、前記構造体の後方発光部は、前記筒状体の少なく
    とも前記第貫通孔が存在する帯域部分を、その第2貫
    通孔が各列ごとにおいて前後方向に2分されるように通
    過する周方向の分割境界線によって前方端分割筒状体、
    孔列間分割筒状体および後方端分割筒状体に分割し、そ
    の各分割筒体どうしを結合させて一体化する構造とし、
    また、複数の発光ダイオードが配線基板の前記第2貫通
    孔と対応する位置にその基板周縁から第2貫通孔の傾き
    角と合致する角度で傾けられて突出した状態で取り付け
    られた複数の後方用光源ユニットを、前記各分割筒状体
    どうしの間に1つずつ介在するように配置し、その各ユ
    ニットにおける各発光ダイオードが隣り合って結合され
    る各分割筒状体の2分された各第2貫通孔により挟みこ
    まれた状態となるように装着する構成としたことを特徴
    とする多光源ランプ。
  2. 【請求項2】 光源として多数の発光ダイオードを利用
    し、湾曲面状の反射面体の前方側に位置するように取り
    付けて使用するランプであって、 正面前方側に向いて位置する円板状体の板面に、発光ダ
    イオードが正面前方に向きその先端部が板面表側に突出
    した状態で保持される複数の第1貫通孔を点在するよう
    に設けてなる正面発光部と、この正面発光部の円板状体
    の後方側に結合されて後方にむかうにつれて小径となる
    中空の筒状体の周面に、発光ダイオードが前記反射面体
    に所定の反射光が得られるように向き合いその先端部が
    周面表側に突出した状態で保持される複数の第2貫通孔
    を周方向に沿って間隔をあけて列状に並ぶとともにその
    第2貫通孔の周方向に並ぶ列が複数となるように設けて
    なる後方発光部とを有する構造体を備え、 かつ、前記構造体の正面発光部は、その円板状体の裏面
    側に、複数の発光ダイオードが配線基板の前記各第1貫
    通孔と対応する位置にその基板面に対して直立した状態
    で取り付けられた正面用光源ユニットを、その発光ダイ
    オードが前記各第1貫通孔に差しこまれた状態となるよ
    うに装着する構成とし、 一方、前記構造体の後方発光部は、前記筒状体の少なく
    とも前記第2貫通孔が存在する帯域部分を、前後方向に
    その第2貫通孔を避けるように通過する2以上の分割境
    界線にそって複数の周面分割構成片に分割し、その各分
    割構成片を結合させて一体化する構造とし、また、複数
    の発光ダイオードを前記各周面分割構成片の各第2貫通
    孔にそれぞれ差しこむとともに各発光ダイオードどうし
    を配線して連結する構成としたことを特徴とする多光源
    ランプ。
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