JP2002050203A - 標識灯 - Google Patents

標識灯

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JP2002050203A
JP2002050203A JP2000242782A JP2000242782A JP2002050203A JP 2002050203 A JP2002050203 A JP 2002050203A JP 2000242782 A JP2000242782 A JP 2000242782A JP 2000242782 A JP2000242782 A JP 2000242782A JP 2002050203 A JP2002050203 A JP 2002050203A
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light emitting
emitting diode
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JP2000242782A
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Katsuyuki Ide
勝幸 井手
Yasushi Ishida
康史 石田
Junji Hasegawa
潤治 長谷川
Kataharu Izumi
賢晴 泉
Shingo Shinno
真吾 新野
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発光ダイオードを光源としながら所要の配光特
性を有する特に空港用の埋込形標識灯として好適な標識
灯を提供する標識灯を提供する。 【解決手段】投光窓2bを備えた標識灯本体Mと、発光
ダイオードチップを内部に埋設した外形が軸方向から見
て横長形状をなしているレンズ部3aを含み、かつ軸方
向の配光特性が横長形状をなしている複数の発光ダイオ
ード3を並べて備えるとともに、レンズ部3aを投光窓
2bに向けて標識灯本体Mの内部空間2a3に配設され
た発光ダイオードユニットLUとを具備している。発光
ダイオード3のレンズ部3aを挿通する複数の挿通孔4
aを形成した整列板4を用いることにより、発光ダイオ
ードを確実に支持し、標識灯としての合成された配光特
性が振動や衝撃によって変化しにくい。また、整列板4
の挿通孔4aを順次一定の角度差をもって形成すること
により、配光合成された配光を広げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空港などに用いら
れる特に埋込形標識灯に好適な標識灯に関する。
【0002】
【従来の技術】現行の空港などに用いられる標識灯は、
光源にハロゲン電球などの白熱電球を用いているが、ハ
ロゲン電球などの光源に代えて発光ダイオードを用いる
ことが考えられ、このことはたとえば特表平11−51
4136号公報にも記載されている。光源を発光ダイオ
ードに変更すれば、省エネルギーになるとともに、寿命
が著しく長くなるので、環境にやさしくなるばかりか、
メンテナンス費用を大幅に節約することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、発光ダイオ
ードは、一般に1つ当りの光量が少ないとともに、配光
特性が狭く、強い指向性を示す。これに対して、標識灯
は所望の横長の広い角度範囲内において良好な視認性を
要求されるため、一般に標識灯の配光特性は発光ダイオ
ードの配光特性よりかなり広い。このため、最少数の発
光ダイオードを用いて標識灯に要求される広い配光特性
を得ることが困難である。
【0004】本発明は、発光ダイオードを光源としなが
ら所要の配光特性を有する特に空港用の埋込形標識灯と
して好適な標識灯を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の標識灯
は、内部空間に連通する投光窓を備えた標識灯本体と;
発光ダイオードチップおよび発光ダイオードチップを内
部に埋設し外形が軸方向から見て横長形状をなしている
透光性合成樹脂製のレンズ部を含み、かつ軸方向の配光
特性が横長形状をなしている複数の発光ダイオードを並
べて備えるとともに、発光ダイオードのレンズ部を投光
窓に向けて標識灯本体の内部空間に配設された発光ダイ
オードユニットと;を具備していることを特徴としてい
る。
【0006】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
【0007】<標識灯について>標識灯は、埋込形およ
び地上形のいずれであってもよい。また、空港用、道路
用など多用な用途のいずれであってもよい。しかし、本
発明の標識灯は、それがどのような形態および用途であ
ったとしても、光源に発光ダイオードが用いられている
点で共通している。なお、空港用の標識灯である埋込形
航空標識灯の場合、たとえば滑走路中心線灯、誘導路中
心線灯などに適用することができる。
【0008】<標識灯本体について>「標識灯本体」と
は、標識灯から発光ダイオードユニットを除いた残余の
部分をいう。標識灯本体は、少なくとも内部空間に連通
する投光窓を備えている。
【0009】内部空間は、少なくとも後述する発光ダイ
オードユニットを取り付け、電源を接続するために必要
な大きさでなければならない。
【0010】投光窓は、内部空間に連通して、複数の発
光ダイオードの発光を合成して標識灯としての所定の配
光特性で標識灯から外方へ投射するために寄与する。ま
た、投光窓は、発光ダイオードの発光を合成して標識灯
としての所定の配光特性で標識灯から外方へ投射するた
めに、発光ダイオードからの光を必要に応じて光学的に
処理することが許容される。たとえば、発光ダイオード
からある仰角で投射された光を屈折して、さらに小さな
仰角にして外部へ投射するように構成することができ
る。この場合には、投光窓にプリズムを装着することが
できる。また、投光窓にレンズを装着して、発光ダイオ
ードからの投射光の配光特性をさらに横方向に広げるこ
ともできる。さらに、プリズムとレンズの作用を併用し
てもよい。しかし、光学的な処理を行わない場合には、
単に透明ガラスなどの透明体を投光窓に装着することに
より、標識灯の内部空間を外部から液密にシールするこ
とができる。なお、プリズム、レンズなどを投光窓に装
着する場合には、これらを装着する際に、標識灯の内部
空間を外部から液密にシールすることができる。また、
投光窓は、標識灯本体に必要に応じて複数たとえば2個
を互い違いや適当な角度を付与して対向するように配設
することができる。
【0011】また、標識灯本体は、以上の構成に加えて
外部から電源を導入するための電源導入部、標識灯を設
置するための取付部などを具備することができる。
【0012】さらに、標識灯が空港用の埋込形標識灯の
場合、標識灯本体は、基台および灯体を主体として構成
することができる。基台は、上端が開放した円筒状の箱
状をなしていて、予め路面に開放端が露出した状態で埋
設され、地中に埋設された配線ケーブルに接続する。ま
た、開放端には灯体の周縁を支承する支承周段部を備え
ている。灯体は、上面に緩やかに突出した膨出部を備え
てほぼ円盤状をなし、上面の膨出部に横方向に向けた投
光窓および投光窓からの投射光を支障なく誘導するため
の光導出溝を形成している。そして、灯体は、その周縁
を基台の支承段部に支承された状態で開放端に着脱可能
に装着される。
【0013】<発光ダイオードユニットについて>発光
ダイオードユニットは、少なくともレンズ部を標識灯本
体の投光窓に向けた複数の発光ダイオードを備えてい
る。なお、「レンズ部を標識灯本体の投光窓に向けた」
とは、発光ダイオードの軸が投光窓の内端面に対して直
角になるような状態でレンズ部の先端が投光窓に向いて
いるだけでなく、発光ダイオードの軸が投光窓の内端面
に対して適度な角度になるような状態でレンズ部が投光
窓に向いている状態を含むものとする。
【0014】また、発光ダイオードユニットは、これを
標識灯本体の投光窓に1対1で対応するように適数標識
灯の内部空間に配設する。
【0015】(発光ダイオードについて)各発光ダイオ
ードは、少なくとも発光ダイオードチップおよび透光性
合成樹脂製のレンズ部を含んでいる。レンズ部は、その
内部に発光ダイオードチップを埋設していて、発光ダイ
オードの軸方向から見た外径が横長形状たとえば横長楕
円形状、横長長円形状などをなしているとともに、軸方
向の配光特性が横長形状をなしている。
【0016】また、発光ダイオードは、その光度および
発光色が特段限定されるものではない。しかし、最少数
の発光ダイオードで標識灯としての所要の光度を得るた
めに、発光ダイオード1つ当りの光度は、10cd以上
であることが望ましい。発光色については、標識灯の要
求する光色たとえば青緑色の発光を行う発光ダイオード
を用いれば、青緑色の光のみを透過し、その他の色光を
遮断するための色フィルタ−を使用しなくてよくなるか
ら、色フィルターによる光度の減退を除去して、その分
器具効率を高めることができる。なお、発光ダイオード
の数は40個以下であると実装上都合がよい。
【0017】本発明において用いる発光ダイオードは、
横方向に広がった配光特性を有している。空港用埋込形
標識灯、特に誘導路中心線灯においては、横すなわち水
平方向に所定角度まで広がった所定の配光特性を満足し
なければならない。
【0018】図1は、誘導路中心線灯直線部広角の規格
配光曲線を示すグラフである。
【0019】図2は、誘導路中心線灯曲線部の規格配光
曲線を示すグラフである。
【0020】各図において、横軸は水平角(度)を、縦
軸は鉛直角(度)を、それぞれ示す。
【0021】すなわち、いずれの要求配光も横長で、し
かも四角形状である。このような規格配光をなるべく効
率よく満足するために、本発明においては、発光ダイオ
ードのレンズを横長形状、たとえば横長楕円形状、横長
長円形状などにすることで、配光特性を横長形状、たと
えば横長楕円形状にするものである。レンズの縦横比
は、要求配光形状が配光特性形状に内接するように設定
すれば、規格配光を効率よく満足することができる。
【0022】次に、複数の発光ダイオードを点灯するに
は、発光ダイオードの順方向に直流が流れるようにすれ
ばよい。しかし、その点灯電源は、直流電源および交流
電源のいずれであってもよい。すなわち、1チップの発
光ダイオードの光度は、標識灯の所要光度より明らかに
小さい場合が圧倒的に多いので、複数の発光ダイオード
を用いるのであるが、交流電源を用いて発光ダイオード
を点灯する場合には、たとえば使用する複数の発光ダイ
オードを偶数のブロックに分けて、それぞれのブロック
内で直列接続してから、各ブロックを二つに分けて互い
に逆並列に接続する。これにより、半数の発光ダイオー
ドは、交流電圧の一方の極性に対して順方向になり、残
余の半数の発光ダイオードは、交流電圧の他方の極性に
対して順方向になる。また、一対の発光ダイオードを逆
並列に接続した発光ダイオードペアの複数を直列接続し
て交流電源に接続することもできる。もちろん、直流電
源を用いて発光ダイオードを点灯する場合、その順方向
に直流が流れるような極性に接続する。
【0023】(発光ダイオードのその他の構成につい
て) 1 整列板について 発光ダイオードのレンズ部を挿通して支持する複数の挿
通孔を形成した整列板を発光ダイオードユニットの一部
として備えることができる。そして、整列板を固定すれ
ば、発光ダイオードユニットを標識灯本体に対して発光
ダイオードを所定の向きに固定することができ、振動や
衝撃に対しても所定の配光特性を維持することができ
る。
【0024】また、整列板は、発光ダイオードを所定角
度傾斜して配設する場合に、挿通孔を所定角度傾斜させ
て形成することにより、発光ダイオードの傾斜を正確
に、しかも不用意に傾斜が変化しないように設定できる
ので、甚だ効果的である。
【0025】また、整列板を熱伝導性の金属たとえばア
ルミニウムで製作することにより、発光ダイオードの放
熱が良好になる。
【0026】2 配線基板について 複数の発光ダイオードを所要に接続するために、配線基
板を用いることができる。
【0027】3 発光ダイオードユニットの固着具につ
いて 整列板および配線基板を所定間隔にほぼ平行に離間させ
た状態にして、両者を固着具で一体化することができ
る。さらに、発光ダイオードユニットの標識灯の内部空
間への取り付けを固着具の一部を利用して行うように構
成してもよい。
【0028】<本発明の作用について>本発明において
は、発光ダイオードユニットにおける複数の発光ダイオ
ードのレンズ部が横長形状をしていて、配光特性も横長
形状をなしているため、標識灯として所定の横長の配光
特性を容易に得ることができる。このため、発光ダイオ
ードの発光を無駄が少なくなるように有効に利用するこ
とができるから、器具効率が高くなり、一層の省エネル
ギー化を図ることができる。
【0029】また、発光ダイオードの軸を投光窓に正対
させて配設することも可能になり、仮に傾斜して配設す
るとしてもその傾斜角が少なくなるから、発光ダイオー
ドの配設が容易になり、構造を簡素化することができ
る。
【0030】請求項2の発明の標識灯は、請求項1記載
の標識灯において、発光ダイオードユニットは、各発光
ダイオードのレンズ部が軸方向から見て縦横比が2.5
〜4.5:9〜11の横長形状であることを特徴として
いる。
【0031】本発明は、空港用の航空標識灯の中でも直
線広角用の誘導路中心線灯としての規格配光を容易に得
ることができる標識灯を提供する。
【0032】請求項3の発明の標識灯は、請求項1記載
の標識灯において、発光ダイオードユニットは、各発光
ダイオードのレンズ部が軸方向から見て縦横比が3.5
〜5.5:18.25〜20.25の横長形状であるこ
とを特徴としている。
【0033】本発明は、空港用の航空標識灯の中でも曲
線用の誘導路中心線灯としての規格配光を容易に得るこ
とができる標識灯を提供する。
【0034】請求項4の発明の標識灯は、内部空間に連
通する投光窓を備えた標識灯本体と;発光ダイオードチ
ップおよび発光ダイオードチップを内部に埋設している
透明合成樹脂製のレンズ部を含む発光ダイオードおよび
発光ダイオードのレンズ部を挿通して支持する複数の挿
通孔を形成した整列板を一体化して含み、発光ダイオー
ドのレンズ部を投光窓に向けて標識灯本体の内部空間に
配設された発光ダイオードユニットと;を具備している
ことを特徴としている。
【0035】本発明は、発光ダイオードを所定の向きに
確実に支持する構成を規定している。なお、本発明にお
いては、発光ダイオードは、どのような構成であっても
よい。たとえば、レンズ部の外部形状が円柱状で先端が
曲面をなしていて、配光特性が軸に対して点対称な一般
的な発光ダイオードを発光ダイオードに用いることがで
きる。この場合には、各発光ダイオードを配光を横長に
広げるべく所定角度傾斜させて整列板に装着するよう
に、挿通孔を投光窓に対して所定角度傾斜するように形
成することができる。また、横長形状の配光特性を有し
ている発光ダイオードを用いる場合には、整列板の挿通
孔を投光窓に対して直交するか、若干程度傾斜している
ように形成することができる。
【0036】そうして、本発明においては、上記のいず
れの態様であっても、発光ダイオードを整列板の挿通孔
に挿通させることにより、発光ダイオードの発光が合成
された標識灯としての横長に広がった配光特性を得るこ
とができる。
【0037】また、発光ダイオードの配設が容易になる
とともに、標識灯としての配光特性が振動や衝撃が加わ
って不所望に変化しにくい。
【0038】また、整列板を熱伝導性の良好な金属たと
えばアルミニウムで製作することにより、発光ダイオー
ドの放熱を良好にすることができる。
【0039】請求項5の発明の標識灯は、請求項4記載
の標識灯において、発光ダイオードユニットは、複数の
発光ダイオードが共通の配線基板に実装されるととも
に、配線基板が整列板の背方に離間した状態で一体化さ
れていることを特徴としている。
【0040】本発明は、発光ダイオードユニットとして
の一体化構造を規定している。
【0041】すなわち、整列板と発光ダイオードの背方
に配線基板が位置して発光ダイオードのレンズ部が整列
板の挿通孔に挿通して支持されている状態で、整列板と
配線基板とをほぼ平行に離間させることができるので、
両者に間を固着具たとえばボルト−ナットなどによって
固着することが容易になる。
【0042】また、発光ダイオードユニットを標識灯本
体の内部空間に固定する場合にも、発光ダイオードユニ
ットの固着具を利用することにより、固定が容易にな
る。
【0043】そうして、本発明においては、発光ダイオ
ードが比較的簡単な構造で一体化されるとともに、発光
ダイオードの実装が容易で、しかも発光ダイオードユニ
ットの標識灯本体の内部空間への配設も容易にすること
ができる。
【0044】請求項6の発明の標識灯は、請求項4また
は5記載の標識灯において、整列板は、複数の挿通孔が
横方向に整列し、かつ順次ほぼ一定の角度差で傾斜して
いることを特徴としている。
【0045】本発明は、軸に対してほぼ点対称な配光特
性を有する一般的な発光ダイオードを用いて横長な配光
特性を有する標識灯を得ることを可能にする。しかし、
軸に対して非対称な配光特性を有する一般的な発光ダイ
オードを用いても、本発明による効果を得ることができ
るのであって、使用する発光ダイオードは特段限定され
ない。
【0046】すなわち、複数の発光ダイオードを横並び
に配列するときに、角度差を付けて配設すれば、全体と
しての合成された標識灯としての配光特性を広げること
ができるが、本発明においては整列板の挿通孔を順次角
度差を付けて形成することにより、全体としての合成さ
れた配光を横長に広げるとともに、挿通孔の配列のピッ
チを小さくして、限られた整列板の面積の中でなるべく
多くの発光ダイオードを挿通して支持できるようにな
る。換言すれば、複数の発光ダイオードを小さな面積の
整列板を用いて支持することができることを意味する。
なお、発光ダイオードの配光は、半値幅で15°以下の
ものを用いることができる。
【0047】また、整列板の挿通孔の傾斜の態様は、内
向き傾斜および外向き傾斜のいずれであってもよい。す
なわち、横方向に装着される複数の発光ダイオードを左
右に2分して、それぞれ左右に分かれる発光ダイオード
のレンズ部が内側に向かい合うように傾斜させる態様が
内向き傾斜である。また、左右に分かれる発光ダイオー
ドのレンズ部がそれぞれ外側すなわち反対側へ向かうよ
うに傾斜させる態様が外向き傾斜である。なお、「複数
の発光ダイオードを左右に2分する」とは、複数の発光
ダイオードを左右に2分の1づつに分けるだけでなく、
たとえば6:4の割合で分けてもよく、全体として左右
に2つのグループに分けられるという意味である。
【0048】また、発光ダイオードの軸に対する傾斜角
は、最大が11°になるようにすることにより、合成さ
れた標識灯としての配光が規格配光を満足することがで
きる。
【0049】さらに、隣接する発光ダイオードの傾斜の
角度差を4°以下にすることにより、配光の均整度が向
上するとともに、挿通孔の配列ピッチを小さくすること
ができる。
【0050】さらにまた、発光ダイオードの数は、横方
向に10個以下の配列とし、全体として40個以下にす
ることにより、発光ダイオードユニットを比較的コンパ
クトでありながら、所望の配光特性を有する標識灯を得
やすくなる。
【0051】そうして、本発明においては、上記のいず
れの態様であっても、横方向に広がった標識灯の配光特
性を得ることができる。しかし、外向き傾斜の場合、横
方向の両端の発光ダイオードが外側に傾斜して整列板の
両端に接近するか、さらに外側へ突出するために、標識
灯の投光窓の入射端面において外側の発光ダイオードか
らの発光が蹴られないで有効に入射するだけの左右方向
の大きさに余裕が必要になる。これに対して、内向き傾
斜は、横方向の両端の発光ダイオードが内側へ傾斜する
ので、標識灯本体の投光窓の入射端面における左右方向
の面積が相対的に小さくても外側の発光ダイオードから
の発光が蹴られることなく有効に投光窓へ入射する。
【0052】また、本発明においては、発光ダイオード
のレンズ部を整列板の挿通孔に挿通することにより、所
定の角度差を付与して整列することができるので、配光
特性のばらつきを少なくすることができるとともに、発
光ダイオードの配設が容易になる。
【0053】さらに、隣接する発光ダイオード間の角度
差が少ないので、全体としての合成された標識灯の配光
特性のむらが少なくなって均整度の優れたものになる。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0055】図3は、本発明の標識灯の第1の実施形態
としての空港用の航空標識灯を示す平面図である。
【0056】図4は、同じく図拡大V−V´線に沿う拡
大断面図である。
【0057】図5は、同じく発光ダイオードユニットを
示す拡大正面図および拡大側面図である。
【0058】図6は、同じく発光ダイオードを示す拡大
正面図である。
【0059】図7は、同じく発光ダイオードを示す拡大
平面図である。
【0060】図8は、同じく発光ダイオードを示す拡大
側面図である。
【0061】各図において、航空標識灯は、標識灯本体
Mおよび発光ダイオードユニットLUからなる。
【0062】<標識灯本体Mについて>標識灯本体M
は、図示しない基台および灯体2を主体として構成され
ている。
【0063】(基台1について)基台は、後掲の図15
において具体的に説明するが、その上端が開口した浅い
有底円筒状をなしていて、開口端を路面から露出した状
態で路面に埋設される。基台の側面には図示しない適数
の配線引込孔が形成され、配線引込孔に装着された防水
ブッシュを介してケーブルが引き込まれる。また、基台
の開口端には、一段下がった位置に内向きの環状支承座
が形成されている。
【0064】(灯体2について)灯体2は、灯体容器2
a、投光窓2bおよび図示しない端子台を主体として構
成されている。
【0065】灯体容器2aは、上部灯体2a1および下
部灯体2a2を覆合して構成されている。
【0066】上部灯体2a1は、その上面に膨出部2a
11および光導出溝2a12を備えている。膨出部2a
11は、中央に円形の平坦な頂面および頂面から上部灯
体2aの周縁にわたる円錐斜面からなる切頭円錐形状を
なして上部灯体2a1の上面に画成されている。光導出
溝2a12は、図3において灯体容器2aの中心を中心
とする点対称の位置に、その一対が互い違いに配設され
ている。そして、光導出溝2a12は、膨出部2a12
の切頭円錐斜面に開口するとともに、灯体容器2aの内
部に連通し、その連通部に投光窓2bが形成される。な
お、光導出溝2a12は、その所望数を配設することが
できる。また、図3に示すように、灯体容器2aの周縁
部には、上部灯体2a1および下部灯体2a2を結合し
て灯体容器2aを形成する複数のボルト挿通孔2a13
と、灯体容器2aを基台1に固着するための複数のボル
ト挿通孔2a14とが形成されている。
【0067】下部灯体2a2は、皿状をなしていて、図
示しないスタッドボルトによって上部灯体2a1に覆合
され、上部灯体2a1と協働して内部空間2a3を形成
している。また、図示していないが、基台に接続して電
源を得るための端子台が配設される。
【0068】投光窓2bは、その内部にプリズム2b1
を液密に固着している。
【0069】<発光ダイオードユニットLUについて>
発光ダイオードユニットLUは、発光ダイオード3、整
列板4、配線基板5および回路部品6を備えて構成され
ている。
【0070】(発光ダイオード3について)発光ダイオ
ード3は、図6、図7および図8に拡大して示すよう
に、レンズ部3a、図示していない発光ダイオードチッ
プ、ステム部3bおよびリード線3cを備えて構成され
ている。レンズ部3aは、透明合成樹脂を成形して形成
され、横長の楕円形状をなしていて、その短径:長径比
が3.5:10に設定されている。発光ダイオードチッ
プは、レンズ部3a内に埋設されている。ステム部3b
は、レンズ部3aの基端を支持しているとともに、その
下面から一対のリード線3cが導出している。
【0071】(整列板4について)整列板4は、アルミ
ニウムからなり、全体として横長の四角形状をなしてい
て、かつ複数の挿通孔4aを整列して備えている。挿通
孔4aは、発光ダイオード3の頭部すなわちレンズ部3
aを挿通するために楕円形状をなしている。
【0072】(配線基板5について)配線基板5は、複
数の発光ダイオード3の背方に配設されて、発光ダイオ
ード3のリード線3cを実装し、所要に配線している。
【0073】(回路部品6について)回路部品6は、発
光ダイオード3に流れる電流を調整する抵抗器などから
なり、配線基板5の発光ダイオード3の実装面と反対側
の面に実装されている。
【0074】<標識灯の配光特性について>図9は、本
発明の標識灯の第1の実施形態における配光特性を規格
配光とともに示すグラフである。
【0075】図において、曲線Aは第1の実施形態にお
ける配光特性曲線を示す。
【0076】すなわち、本実施形態における配光特性
は、発光ダイオード3のレンズ部の外径形状にほぼ相似
した楕円形状をなしている。そして、規格配光は、図1
におけるのと同じであり、10%主光柱は配光特性曲線
Aにほぼ内接し、また主光柱は配光特性曲線Aのほぼ中
心部に位置するから、効率よく規格配光を満足してい
る。このことから、本実施形態の標識灯は、空港におけ
る直線広角用の誘導路中心線灯として好適であることが
理解できる。
【0077】図10は、本発明の標識灯の第2の実施形
態を示す平面図である。
【0078】図11は、同じく発光ダイオードを示す平
面図である。
【0079】図12は、同じく発光ダイオードを示す側
面図である。
【0080】各図において、図3、図7および図8と同
一部分については同一符号を付して説明は省略する。本
実施形態は、灯体容器2aの上面において、灯体容器2
aの中心を含んで図の上下方向に仮想線lを引いたとき
に、当該仮想線に対して線対称の位置に一対の光導出溝
2a12および投光窓2bが配設されているとともに、
発光ダイオード3のレンズ部3aの形状が異なる点で異
なる。
【0081】すなわち、光導出溝2a12から外部へ一
対の標識光(光ビーム)が投光されるが、それらはある
開角をなしている。
【0082】一方、発光ダイオード3のレンズ部3a
は、短径:長径比が4.5:19.25に設定された楕
円形状をなしている。このため、発光ダイオード3の配
光特性は、レンズ部3aの楕円形状にほぼ相似の横長の
配光特性を有している。なお、発光ダイオード3の正面
図は図6と同じである。
【0083】図13は、本発明の標識灯の第2の実施形
態における配光特性を規格配光とともに示すグラフであ
る。
【0084】図において、曲線Bは第2の実施形態にお
ける配光特性曲線を示す。
【0085】すなわち、本実施形態における配光特性
は、発光ダイオード3のレンズ部の外径形状にほぼ相似
した楕円形状をなしている。そして、規格配光は、図2
におけるのと同じであり、10%主光柱は配光特性曲線
Bにほぼ内接し、また主光柱は配光特性曲線Bのほぼ中
心部に位置するから、効率よく規格配光を満足してい
る。このことから、本実施形態の標識灯は、曲線用の誘
導路中心線灯として好適であることが理解できる。
【0086】図14は、本発明の標識灯の第3の実施形
態としての空港用の航空標識灯を示す平面図である。
【0087】図15は、同じく図拡大XV−XV´線に
沿う拡大断面図である。
【0088】図16は、同じく発光ダイオードユニット
をプリズムとともに示す拡大正面図である。
【0089】図17は、同じく発光ダイオードおよび整
列板を示す拡大正面図である。
【0090】各図において、図3、図4および図5と同
一部分については同一符号を付して説明は省略する。本
実施形態は、浅皿状の基台1を備えているとともに、投
光窓2bおよび発光ダイオードユニットLUが主として
異なる。
【0091】すなわち、 基台1は、その上端の開口端
から一段下がった位置に内向きの環状支承座1aを備え
ている。
【0092】投光窓2bは、プリズム2b1を灯体2a
の光導出溝2a12の内部に上記内部空間2a3側から
挿入し、プリズム2b1の内端の周縁をパッキン2b2
および押さえ金具2b3により上部灯体2a1の内面に
液密に固着して備えている。
【0093】発光ダイオードユニットLUは、整列板4
および配線基板5が固着具6によって平行関係に一体化
されている。
【0094】発光ダイオード3は、そのレンズ部3aが
円柱状で、かつ先端が曲面を構成していて、配光特性が
軸を中心とするほぼ点対称の一般的なものである。な
お、図17においては、発光ダイオード3のリード線は
省略している。
【0095】整列板4は、その横方向に配列する複数の
挿通孔4aが隣接するものとの間に一定の角度差たとえ
ば2.5°を外向きに持たせて形成されている。これに
より、複数の発光ダイオード3は、順次外向き傾斜とな
って挿通孔4aに挿通して支持される。なお、図2の規
格配光を満足する配光特性を得る場合には、角度差を
3.7°にする。
【0096】取付具6は、整列板4の前面すなわち発光
ダイオード3のレンズ部3a側をプリズム2bの光入射
面に対して正対し、かつ所定の間隔を維持して固定する
とともに、配線基板5を整列板4の背方において所定の
間隔を維持して固定することにより、発光ダイオードユ
ニットLUを一体化している。また、固着具6を延長し
て発光ダイオードユニットLUの灯体容器2aの内部空
間2a3への取り付けを行うことができるように構成さ
れている。
【0097】そうして、本実施形態においても、投光窓
のプリズム2bから投射される標識光の配光特性は、図
9に示すのとほぼ同様のものを得ることができる。
【0098】図18は、本発明の標識灯の第4の実施形
態を示す図14と同様な切断面に沿う断面図である。
【0099】図19は、同じく発光ダイオードおよび整
列板を示す拡大正面図である。
【0100】各図において、図15および図17と同一
部分については同一符号を付して説明は省略する。本実
施形態は、プリズム2bおよび発光ダイオードユニット
LUが主として異なる。
【0101】基台1は、その上端が開口した有底円筒状
をなしていて、開口端を路面から露出した状態で路面に
埋設される。基台1の側面には適数の配線引込孔1bが
形成され、配線引込孔1bに装着された防水ブッシュ1
cを介して直列接続幹線ケーブルWmが引き込まれる。
また、図示しない同様な構造を介して分岐ケーブルWb
が基台1から導出される。さらに、基台1の開口端に
は、一段下がった位置に内向きの環状座1aが形成され
ている。
【0102】下部灯体2a2は、皿状をなしていて、図
示しないスタッドボルトによって上部灯体2a1に覆合
され、上部灯体2a1と協働して内部空間2a3を形成
している。また、中央に端子台2cを備えている。
【0103】端子台2cは、絶縁ブッシュ2c1および
端子2c2を備え、下部灯体2a2を貫通して灯体容器
c2aの下面に配設されている。絶縁ブッシュ2c1
は、下部灯体2a2を貫通して装着され、端子2c2は
絶縁ブッシュ2c1内を下部灯体2a2に対して絶縁さ
れて貫通していて、灯体容器2aの外部において分岐ケ
ーブルWbを接続し、また内部において配線基板5を介
して発光ダイオード3に接続している。
【0104】また、基台1の内底部には、制御回路LD
Cが配設されている。制御回路LDCは、絶縁トラン
ス、点灯制御手段などを含んで構成され、配線基板PB
に実装されているとともに、防水ケースWTCに収納さ
れている。防水ケースWTCは、2つ割構成であって、
その接合面はOリングORにより防水処理されている。
また、防水ケースWTCには、一対の配線挿通孔H1、
H2が形成され、防水ブッシュWTBを介して内部に直
列接続幹線ケーブルWmが引き込まれ、分岐ケーブルW
bへの接続線CCが導出されている。分岐ケーブルWb
は、接続線CCに防水コネクタWCNを介して基台1の
内部で接続している。
【0105】整列板4は、その横方向に配列する複数の
挿通孔4aが隣接するものとの間に一定の角度差たとえ
ば2.5°を内向きに持たせて形成されている。これに
より、複数の発光ダイオード3は、順次内向き傾斜とな
って挿通孔4aに挿通して支持される。
【0106】
【発明の効果】請求項1ないし3の各発明によれば、投
光窓を備えた標識灯本体と、発光ダイオードチップを内
部に埋設した外形が軸方向から見て横長形状をなしてい
るレンズ部を含み、かつ軸方向の配光特性が横長形状を
なしている複数の発光ダイオードを並べて備えるととも
に、レンズ部を投光窓に向けて標識灯本体の内部空間に
配設された発光ダイオードユニットとを具備しているこ
とにより、標識灯としての配光特性が横長形状になり、
発光ダイオードの発光を有効に利用して器具効率の優れ
た標識灯を提供することができる。
【0107】請求項2の発明によれば、加えて発光ダイ
オードのレンズ部が軸方向から見た縦横比を2.5〜
4.5:4.5〜11にしていることにより、空港にお
ける直線広角用の誘導路中心線灯として好適な配光特性
を有する標識灯を提供することができる。
【0108】請求項3の発明によれば、加えて発光ダイ
オードのレンズ部が軸方向から見た縦横比を3.5〜
5.5:18.25〜20.25にしていることによ
り、空港における曲線用の誘導路中心線灯として好適な
配光特性を有する標識灯を提供することができる。
【0109】請求項4の発明によれば、投光窓を備えた
標識灯本体と、発光ダイオードチップを内部に埋設した
レンズ部を含む発光ダイオードおよび複数の発光ダイオ
ードのレンズ部を挿通して支持する複数の挿通孔を形成
した整列板を一体化して含み、発光ダイオードのレンズ
部を投光窓に向けて標識灯本体の内部空間に配設された
発光ダイオードユニットとを具備していることにより、
標識灯としての配光特性が振動や衝撃が加わっても不所
望に変化しにくい標識灯を提供することができる。
【0110】請求項5の発明によれば、加えて複数の発
光ダイオードが共通の配線基盤に実装されるとともに配
線基板が整列板の背方に離間した状態で一体化されてい
る発光ダイオードユニットとを具備していることによ
り、比較的簡単な構造で発光ダイオードユニットを一体
化できるとともに、発光ダイオードの実装が容易で、し
かも発光ダイオードユニットの標識灯本体の内部空間へ
の配設も容易にすることが可能な標識灯を提供すること
ができる。
【0111】請求項6の発明によれば、加えて整列板の
挿通孔が横方向に整列し、かつ順次ほぼ一定の角度差で
傾斜していることにより、配光特性が軸に対してほぼ点
対称な一般的な発光ダイオードを用いたとしても、横方
向に広がった配光特性を有する標識灯を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】誘導路中心線灯直線部広角の規格配光曲線を示
すグラフ
【図2】誘導路中心線灯曲線部の規格配光曲線を示すグ
ラフ
【図3】本発明の標識灯の第1の実施形態としての空港
用の航空標識灯を示す平面図
【図4】同じく図拡大V−V´線に沿う拡大断面図
【図5】同じく発光ダイオードユニットを示す拡大正面
図および拡大側面図
【図6】同じく発光ダイオードを示す拡大正面図
【図7】同じく発光ダイオードを示す拡大平面図
【図8】同じく発光ダイオードを示す拡大側面図
【図9】本発明の標識灯の第1の実施形態における配光
特性を規格配光とともに示すグラフ
【図10】本発明の標識灯の第2の実施形態を示す平面
【図11】同じく発光ダイオードを示す平面図
【図12】同じく発光ダイオードを示す側面図
【図13】本発明の標識灯の第2の実施形態における配
光特性を規格配光とともに示すグラフ
【図14】本発明の標識灯の第3の実施形態としての空
港用の航空標識灯を示す平面図
【図15】同じく図14のXV−XV´線に沿う拡大断
面図
【図16】同じく発光ダイオードユニットをプリズムと
ともに示す拡大正面図
【図17】同じく発光ダイオードおよび整列板を示す拡
大正面図
【図18】本発明の標識灯の第4の実施形態を示す図1
4と同様な切断面に沿う断面図
【図19】同じく発光ダイオードおよび整列板を示す拡
大正面図
【符号の説明】
M…標識灯本体 1…基台 1a…環状支承座 2…灯体 2a…灯体容器 2a1…上部灯体 2a11…膨出部 2a12…光導出溝 2a13…ボルト挿通孔 2a14…ボルト挿通孔 2a2…下部灯体 2a3…内部空間 2b…投光窓 2b1…プリズム 2b2…パッキン 2b3…押さえ金具 LU…発光ダイオードユニット 3…発光ダイオード 3a…レンズ部 3b…ステム部 3c…リード線 4…整列板 4a…挿通孔 5…配線基板 7…固着具
フロントページの続き (72)発明者 長谷川 潤治 東京都品川区東品川四丁目3番1号東芝ラ イテック株式会社内 (72)発明者 泉 賢晴 東京都品川区東品川四丁目3番1号東芝ラ イテック株式会社内 (72)発明者 新野 真吾 東京都品川区東品川四丁目3番1号東芝ラ イテック株式会社内 Fターム(参考) 2D064 AA02 AA22 BA00 DB05 EB05 EB33 EB34 3K080 AA08 AA15 AB01 AB15 BA07 BB01 BE07 CC06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部空間に連通する投光窓を備えた標識灯
    本体と;発光ダイオードチップおよび発光ダイオードチ
    ップを内部に埋設し外形が軸方向から見て横長形状をな
    している透光性合成樹脂製のレンズ部を含み、かつ軸方
    向の配光特性が横長形状をなしている複数の発光ダイオ
    ードを並べて備えるとともに、発光ダイオードのレンズ
    部を投光窓に向けて標識灯本体の内部空間に配設された
    発光ダイオードユニットと;を具備していることを特徴
    とする標識灯。
  2. 【請求項2】発光ダイオードユニットは、各発光ダイオ
    ードのレンズ部が軸方向から見て縦横比が2.5〜4.
    5:9〜11の横長形状であることを特徴とする請求項
    1記載の標識灯。
  3. 【請求項3】発光ダイオードユニットは、各発光ダイオ
    ードのレンズ部が軸方向から見て縦横比が3.5〜5.
    5:18.25〜20.25の横長形状であることを特
    徴とする請求項1記載の標識灯。
  4. 【請求項4】内部空間に連通する投光窓を備えた標識灯
    本体と;発光ダイオードチップおよび発光ダイオードチ
    ップを内部に埋設している透明合成樹脂製のレンズ部を
    含む発光ダイオードおよび発光ダイオードのレンズ部を
    挿通して支持する複数の挿通孔を形成した整列板を一体
    化して含み、発光ダイオードのレンズ部を投光窓に向け
    て標識灯本体の内部空間に配設された発光ダイオードユ
    ニットと;を具備していることを特徴とする標識灯。
  5. 【請求項5】発光ダイオードユニットは、複数の発光ダ
    イオードが共通の配線基板に実装されるとともに、配線
    基板が整列板の背方に離間した状態で一体化されている
    ことを特徴とする請求項4記載の標識灯。
  6. 【請求項6】整列板は、複数の挿通孔が横方向に整列
    し、かつ順次ほぼ一定の角度差で傾斜していることを特
    徴とする請求項4または5記載の標識灯。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004214095A (ja) * 2003-01-07 2004-07-29 Toshiba Lighting & Technology Corp 航空標識灯
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CN103307505A (zh) * 2012-03-13 2013-09-18 刘胜 照射范围可调节的高效led飞机场滑道中线灯
KR101764571B1 (ko) 2016-11-18 2017-08-10 재진가로등 주식회사 안개등이 일체로 구성된 조명장치
KR20210147395A (ko) * 2020-05-28 2021-12-07 유양산전 주식회사 활주로 매립형 섬광등용 프리즘 결합구조체

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