JP3311613B2 - 受信機 - Google Patents

受信機

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JP3311613B2
JP3311613B2 JP30193296A JP30193296A JP3311613B2 JP 3311613 B2 JP3311613 B2 JP 3311613B2 JP 30193296 A JP30193296 A JP 30193296A JP 30193296 A JP30193296 A JP 30193296A JP 3311613 B2 JP3311613 B2 JP 3311613B2
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成和 森川
信一 脇坂
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は受信機に関し、特にた
とえばテレビジョン受像機やVTRに適用され、AFT
電圧に基づいてPWM信号のパルス幅を変化させること
によって局部発振周波数を調整する、電圧制御方式の受
信機に関する。
【0002】
【従来の技術】電源をオンしたときやチャネルを切り換
えたときなどの過渡状態では、AFT電圧の変動要因が
多く、現時点における基準電圧とプリセットされている
基準電圧とが大きくずれている場合がよくある。また、
定常状態においても温度変化やパワーをアップさせたと
きのドリフトなどによってAFT電圧が変化する場合が
ある。
【0003】このため、従来のこの種の受信機では、ま
ず過渡状態において、AFT電圧が図2に示すような5
/16Vdd(Vdd:電源電圧)〜11/16Vddの値を
とるように、たとえば10ミリ秒毎にステップ数“9”
でPWM信号のパルス幅(PWM値)を変化させ、局部
発振周波数を調整していた。また、定常状態において
も、比較的長い周期(たとえば12秒毎のタイマ割込)
で上述と同様の処理を行い、局部発振周波数を調整して
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術では、定常状態においても過渡状態と同じ方法で
PWM信号のパルス幅を変化させるため、過渡状態では
気にならなかった出力映像の微妙な変化が、定常状態で
は目障りとなっていた。それゆえに、この発明の主たる
目的は、定常状態における映像の変化を抑制できる、受
信機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、AFT電圧
に基づいてPWM信号のパルス幅を変化させることによ
って局部発振周波数を調整する受信機において、チャネ
ルが切り換えられた直後の過渡状態においてパルス幅を
第1時間毎に第1ステップ数変化させることによって局
部発振周波数を所望の周波数に合わせる第1調整手段、
および第1調整手段による調整が完了した後の定常状態
においてパルス幅を第1時間よりも長い第2時間毎に
ステップ数よりも小さい第2ステップ数変化させるこ
とによって局部発振周波数を所望の周波数に合わせる第
2調整手段を備えることを特徴とする、受信機である。
【0006】
【作用】渡状態では、第1調整手段がPWM信号のパ
ルス幅を第1時間毎に第1ステップ数で変化させ、これ
によって局部発振周波数が所望の周波数に合わせられ
る。また、定常状態では、第2調整手段がPWM信号の
パルス幅を第1時間よりも長い第2時間毎に第1ステッ
プ数よりも小さい第2ステップ数で変化させ、これによ
って局部発振周波数が所望の周波数に合わせられる。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、定常状態ではPWM
信号のパルス幅を過渡状態よりも長い時間間隔でかつ小
さいステップ数で変化させるようにしたため、定常状態
における出力映像の変化を極力防止することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
【0008】
【実施例】図1を参照して、この実施例の受信機10は
チューナ14を含む。チューナ14は、アンテナ12を
介して複数チャネルの放送信号を受け、マイコン18か
らのPWM信号に基づいて、所望のチャネルの放送信号
に相関する映像中間周波信号(VIF信号)を出力す
る。具体的には、チューナ14はPWM信号を平滑して
同調電圧を生成し、その同調電圧によって局部発振周波
数を所望の周波数に合わせる。そして、受信した放送信
号(高周波信号)と局部発振周波数信号とを混合するこ
とによって所望のチャネルのVIF信号を生成する。チ
ューナ14はまた、このVIF信号をFM検波すること
によってAFT電圧を生成し、マイコン18に与える。
マイコン18には、A/D変換されたディジタルデータ
が入力され、そのデータは0/16Vddから16/16
ddまでのいずれかの値をもつ。なお、AFT電圧は局
部発振周波数に対して図2に示すように変化し、そのう
ち電圧が逆S状に変化する周波数帯域に放送チャネルが
存在する。
【0009】同期分離回路16は、VIF信号から同期
信号を検出したとき有局を示すデータをマイコン18に
与え、同期信号を検出できないとき無局を示すデータを
マイコン18に与える。マイコン18にはまたEEPR
OM20が接続され、それにプリセットされたチャネル
情報、すなわち図2に示すような各チャネルの基準電圧
に対応するPWM信号のパルス幅データがEEPROM
20に格納されている。
【0010】マイコン18は、電源がオンされたときや
チャネルが切り換えられたときに図3〜図6に示すフロ
ー図を処理し、局部発振周波数を所望の周波数に合わせ
る。まず過渡状態において、ステップS1を処理する。
すなわち、図4に示すサブルーチンのステップS31に
ジャンプし、所望のチャネルのパルス幅データをEEP
ROM20から読み出し、そのパルス幅をもつPWM信
号を出力する。そして、ステップS33で300ミリ秒
待機し、ステップS35で同期分離回路16からのデー
タに基づいて有局であるかどうか判断する。ここで“N
O”であればリターンするが、“YES”であれば、ス
テップS37でチューナ14から与えられたAFT電圧
が5/16Vdd未満であるかどうか判断する。ここで
“NO”であれば、局部発振周波数は図2の範囲Aより
右側の値をもつとして、局部発振周波数が範囲Aに入る
ように、ステップS39でPWM信号のパルス幅を第1
ステップ数だけ減少させる。ここで、バンドがVL であ
れば第1ステップ数は“9”であり、バンドがVH であ
れば第1ステップ数は“5”であり、そしてバンドがU
であれば第1ステップ数は“2”である。
【0011】そして、ステップS41で、更新されたパ
ルス幅をもつPWM信号を出力する。これによって、局
部発振周波数が低下し、ステップS43で10ミリ秒待
機した後にステップS45で再び有局であるかどうか判
断する。ここで“NO”であればステップS31に戻る
が、“YES”であれば、ステップS47でAFT電圧
が11/16Vddより大きいかどうか判断する。そして
“NO”であれば、局部発振周波数は図2に示す範囲A
に位置するとしてステップS39以降の処理を繰り返す
が、“YES”であれば、局部発振周波数は傾斜部Aの
右側に移ったとして、図5のステップS49に移行す
る。
【0012】このステップでは、上述の処理とは逆にP
WM信号のパルス幅を第2ステップ数だけ増加させる。
この実施例では第2ステップ数は第1ステップ数と同じ
であり、VL ,VH およびUのそれぞれのバンドにおい
ては“9”,“5”および“2”である。続いて、ステ
ップS51で、更新されたパルス幅をもつPWM信号を
出力し、ステップS53で20ミリ秒待機した後ステッ
プS55で有局であるかどうか判断する。ここで“N
O”であればステップS31に戻るが、“YES”であ
れば、ステップS57でAFT電圧が5/16Vdd未満
であるかどうか判断する。
【0013】ここで“NO”であれば、局部発振周波数
は範囲AにあるとしてステップS49以降の処理を繰り
返すが、“YES”であれば、局部発振周波数は傾斜部
Aの右側に移ったとして、ステップS59でPWM信号
のパルス幅を第3ステップ数だけ減少させる。ここで、
第3ステップ数は、バンドがVL のとき“4”であり、
バンドがVH のとき“2”であり、バンドがUであると
き“1”である。そして、ステップS61で、更新され
たパルス幅をもつPWM信号を出力し、ステップS63
で50ミリ秒待機した後ステップS65で有局であるか
どうか判断する。ここで“NO”であればステップS3
1に戻るが、“YES”であれば、AFT電圧が11/
16Vddであるかどうか判断する。そして“NO”であ
れば、局部発振周波数が範囲AにあるとしてステップS
59に戻るが、“YES”であれば、局部発振周波数が
範囲Aの左側に移ったとしてステップS69に移行す
る。
【0014】ステップS69では再びPWM信号のパル
ス幅を増加させる。このとき増加させる第4ステップ数
は第3ステップ数と同じである。続いて、ステップS7
1で、更新されたパルス幅をもつPWM信号を出力し、
ステップS73で50ミリ秒待機した後ステップS75
で有局であるかどうか判断する。そして“NO”であれ
ばステップS31に戻るが、“YES”であれば、ステ
ップS77でAFT電圧が10/16Vdd未満となった
かどうか判断し、“NO”であればステップS69に戻
るが、“YES”であれば、AFT電圧が基準電圧に最
も近い電圧になったとして処理を終了する。ステップS
77で“YES”と判断されたときは、PWM信号のパ
ルス幅が基準電圧に対応するパルス幅またはそれに最も
近いパルス幅になったとして、リターンする。
【0015】このようにマイコン18がサブルーチンを
処理することによって、過渡状態では局部発振周波数が
範囲A内に位置するようにパルス幅が更新される。定常
状態になると、マイコン18は図3に示すステップS3
以降の処理を行う。すなわち、まずステップS3で5/
16Vdd≦AFT電圧≦11/16Vddであるかどうか
判断し、“NO”であれば、ステップS5でAFT電圧
<5/16Vddであるかどうか判断する。ここで“N
O”であれば、局部発振周波数は範囲Aの左側に位置す
るとして、ステップS7でPWM信号のパルス幅を1ス
テップ増加させ、ステップS11に移行するが、“YE
S”であれば、局部発振周波数は範囲Aの右側に位置す
るとして、ステップS9でPWM信号のパルス幅を1ス
テップ減少させ、ステップS11に移行する。
【0016】ステップS11では、カウンタ18aをイ
ンクリメントし、次にステップS15でそのカウント値
が“20”となったかどうか判断する。そして“YE
S”であれば、所定時間以上範囲Aを検出できないとし
て、ステップS17でカウンタ18aをリセットし、ス
テップS1に戻る。一方、ステップS15で“NO”で
あれば、ステップS19で、更新されたパルス幅をもつ
PWM信号を出力し、ステップS21で500ミリ秒待
機した後ステップS3に戻る。カウント値が“20”と
なる前にステップS3で“YES”となれば、すなわち
範囲Aを検出できれば、ステップS13でカウンタ18
aをリセットしステップS19に移行する。
【0017】このようにマイコン18が処理することに
よって、定常状態におけるステップ数は“1”であり、
過渡状態におけるステップ数よりも小さい。また、パル
ス幅を変化させる時間間隔は過渡状態よりも長い。した
がって、定常状態において従来生じていた出力映像の微
妙な変化を、極力抑えることができる。なお、過渡状態
においては従来とほぼ同様の処理をしているが、過渡状
態で出力映像が微妙に変化しても視聴者にはわかりにく
く違和感が生じることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】局部発振周波数に対するAFT電圧の特性を示
す図解図である。
【図3】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図4】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図5】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図6】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
10 …受信機 14 …チューナ 16 …同期分離回路 18 …マイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03J 7/04 H04N 5/50 H04B 1/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】AFT電圧に基づいてPWM信号のパルス
    幅を変化させることによって局部発振周波数を調整す
    信機において、チャネルが切り換えられた直後の過渡 状態において前記
    パルス幅を第1時間毎に第1ステップ数変化させること
    によって前記局部発振周波数を所望の周波数に合わせる
    第1調整手段、および前記第1調整手段による調整が完
    了した後の定常状態において前記パルス幅を前記第1
    間よりも長い第2時間毎に前記第1ステップ数よりも小
    さい第2ステップ数変化させることによって前記局部発
    振周波数を前記所望の周波数に合わせる第2調整手段を
    備えることを特徴とする、受信機。
  2. 【請求項2】前記定常状態で所定時間以上前記局部発振
    周波数を調整できないとき、前記第1調整手段によって
    前記局部発振周波数を調整するようにした、請求項1記
    載の受信機。
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