JP3311076B2 - 内視鏡の管路接続部 - Google Patents
内視鏡の管路接続部Info
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- JP3311076B2 JP3311076B2 JP10255793A JP10255793A JP3311076B2 JP 3311076 B2 JP3311076 B2 JP 3311076B2 JP 10255793 A JP10255793 A JP 10255793A JP 10255793 A JP10255793 A JP 10255793A JP 3311076 B2 JP3311076 B2 JP 3311076B2
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- Japan
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- tube
- pipe
- connection
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は内視鏡の管路接続部に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】内視鏡における管と管の接続部、例えば
吸引管路の途中のステンレスパイプとフッ素樹脂チュー
ブとの接続部などは、従来は、チューブの端部内にパイ
プの端部を単に差し込んで、緊縛及び接合によって両者
を接続、固定していた。
吸引管路の途中のステンレスパイプとフッ素樹脂チュー
ブとの接続部などは、従来は、チューブの端部内にパイ
プの端部を単に差し込んで、緊縛及び接合によって両者
を接続、固定していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図３に示され
るように、チューブ５１の端部内にパイプ５２の端部を
差し込んで両者を接続すると、その接続部内面のチュー
ブ５１とパイプ５２との境界部分に、周状に凹部５３が
生じる。
るように、チューブ５１の端部内にパイプ５２の端部を
差し込んで両者を接続すると、その接続部内面のチュー
ブ５１とパイプ５２との境界部分に、周状に凹部５３が
生じる。
【０００４】すると、内視鏡使用中にこの凹部５３内に
汚液等が入り込んだ場合、この狭い凹部５３内には掃除
用ブラシの毛先が入り難いため、使用後に汚液を除去す
るのが困難で、不衛生になりがちであった。
汚液等が入り込んだ場合、この狭い凹部５３内には掃除
用ブラシの毛先が入り難いため、使用後に汚液を除去す
るのが困難で、不衛生になりがちであった。
【０００５】そこで、例えば図４に示されるように、チ
ューブ６１の端部の内周側を、パイプ６２の断面形状に
合わせて削除して、そこにパイプ６２の端部を嵌め込む
ようにすることが考えられる。
ューブ６１の端部の内周側を、パイプ６２の断面形状に
合わせて削除して、そこにパイプ６２の端部を嵌め込む
ようにすることが考えられる。
【０００６】このようにすると、チューブ６１とパイプ
６２との接続部内面の境界部分から凹みをほぼ完全に無
くすことができるが、チューブ６１の肉厚を削ることに
よって、その部分の角部の強度が著しく弱くなって、破
損してしまうおそれがある。
６２との接続部内面の境界部分から凹みをほぼ完全に無
くすことができるが、チューブ６１の肉厚を削ることに
よって、その部分の角部の強度が著しく弱くなって、破
損してしまうおそれがある。
【０００７】そこで本発明は、接続部の強度に優れ、し
かも内視鏡使用後には接続部の凹部に溜まった汚液等を
確実に除去することができる衛生的な内視鏡の管路接続
部を提供することを目的とする。
かも内視鏡使用後には接続部の凹部に溜まった汚液等を
確実に除去することができる衛生的な内視鏡の管路接続
部を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の管路接続部は、一方の管の端部内
に他方の管の端部を差し込んで上記両管を接続した内視
鏡の管路接続部において、上記両管接続部内面の両管境
界部分に生じる凹部の間口の幅を広げる加工を施したこ
とを特徴とする。
め、本発明の内視鏡の管路接続部は、一方の管の端部内
に他方の管の端部を差し込んで上記両管を接続した内視
鏡の管路接続部において、上記両管接続部内面の両管境
界部分に生じる凹部の間口の幅を広げる加工を施したこ
とを特徴とする。
【０００９】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図２は内
視鏡の操作部１を示しており、その下端部には可撓性の
ある挿入管部２が連結され、上端部には接眼部３が取り
付けられている。
視鏡の操作部１を示しており、その下端部には可撓性の
ある挿入管部２が連結され、上端部には接眼部３が取り
付けられている。
【００１０】操作部１の下半部は握り部１ａであり、そ
れより上側の側面に湾曲操作ノブ４が回転自在に突設さ
れ、前面には、吸引操作弁６と送気送水操作弁７が突設
されている。
れより上側の側面に湾曲操作ノブ４が回転自在に突設さ
れ、前面には、吸引操作弁６と送気送水操作弁７が突設
されている。
【００１１】握り部１ａより下側の、操作部１と挿入管
部２との連結部１０には、鉗子チャンネル１１に鉗子等
を挿入するための鉗子挿入口部１２が斜め上方に向けて
突設されており、その口元には、ゴム製の鉗子栓１３が
着脱自在に取り付けられている。
部２との連結部１０には、鉗子チャンネル１１に鉗子等
を挿入するための鉗子挿入口部１２が斜め上方に向けて
突設されており、その口元には、ゴム製の鉗子栓１３が
着脱自在に取り付けられている。
【００１２】鉗子挿入口部１２を構成する筒体１６の下
端部には、ステンレスパイプ製の二つの接続管、即ち鉗
子チャンネル接続管１７と吸引接続管１８の各端部がロ
ー付け固着された分岐管２０が接続されている。
端部には、ステンレスパイプ製の二つの接続管、即ち鉗
子チャンネル接続管１７と吸引接続管１８の各端部がロ
ー付け固着された分岐管２０が接続されている。
【００１３】鉗子チャンネル１１は、例えばフッ素樹脂
チューブ製であり、挿入管部２内を通ってその先端は挿
入管部２の先端に開口し、基端は鉗子チャンネル接続管
１７に接続されている。吸引接続管１８には、吸引操作
弁６との間を連通接続する、例えばフッ素樹脂チューブ
製の吸引管２１が接続されている。
チューブ製であり、挿入管部２内を通ってその先端は挿
入管部２の先端に開口し、基端は鉗子チャンネル接続管
１７に接続されている。吸引接続管１８には、吸引操作
弁６との間を連通接続する、例えばフッ素樹脂チューブ
製の吸引管２１が接続されている。
【００１４】図１は、吸引接続管１８と吸引管２１との
接続部分を拡大して示している。フッ素樹脂製の吸引管
２１は、内径が吸引接続管１８の外径より細いものが用
いられているが、口元側から所定の長さＬの範囲は加熱
処理されて、内径が吸引接続管１８の外径とほぼ同じ径
になるように拡げられている。そのようにして、吸引接
続管１８が吸引管２１内に差し込まれており、緊縛接合
によって互いがしっかりと固着されている。
接続部分を拡大して示している。フッ素樹脂製の吸引管
２１は、内径が吸引接続管１８の外径より細いものが用
いられているが、口元側から所定の長さＬの範囲は加熱
処理されて、内径が吸引接続管１８の外径とほぼ同じ径
になるように拡げられている。そのようにして、吸引接
続管１８が吸引管２１内に差し込まれており、緊縛接合
によって互いがしっかりと固着されている。
【００１５】ただし、その差し込み深さはＬより少し短
い。したがって、図１に示されるように、吸引管２１と
吸引接続管１８の接続部の内面の両管２１，１８の境界
部分に生じる凹部２３は間口が広くなっている。
い。したがって、図１に示されるように、吸引管２１と
吸引接続管１８の接続部の内面の両管２１，１８の境界
部分に生じる凹部２３は間口が広くなっている。
【００１６】その結果、両管２１，１８接続部内に掃除
用ブラシ（図示せず）を挿入してブラッシングすれば、
各管内が掃除され、間口の広い凹部２３内にもブラシの
毛先が入るので、凹部２３内に残留していた汚液なども
除去される。
用ブラシ（図示せず）を挿入してブラッシングすれば、
各管内が掃除され、間口の広い凹部２３内にもブラシの
毛先が入るので、凹部２３内に残留していた汚液なども
除去される。
【００１７】
【００１８】
【００１９】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、鉗子チャンネル１１と鉗子チャンネル接続
管１７との接続部、又はその他の管と管、即ち、チュー
ブとパイプ、チューブどうし、パイプどうしなどの接続
部に適用することができる。
のではなく、鉗子チャンネル１１と鉗子チャンネル接続
管１７との接続部、又はその他の管と管、即ち、チュー
ブとパイプ、チューブどうし、パイプどうしなどの接続
部に適用することができる。
【００２０】
【発明の効果】本発明の内視鏡の管路接続部によれば、
互いに接続される管の接続部内面の両管境界部分に生じ
る凹部の間口の幅が広げられるので、凹部内に掃除用ブ
ラシの毛先等が容易に入り込むことができ、したがっ
て、内視鏡使用後に凹部内に残留する汚液等を確実に除
去することができ、次の内視鏡検査を衛生的に行うこと
ができる。
互いに接続される管の接続部内面の両管境界部分に生じ
る凹部の間口の幅が広げられるので、凹部内に掃除用ブ
ラシの毛先等が容易に入り込むことができ、したがっ
て、内視鏡使用後に凹部内に残留する汚液等を確実に除
去することができ、次の内視鏡検査を衛生的に行うこと
ができる。
【００２１】そして、管の肉厚を接続部において削る必
要がないので、接続部の強度が低下せず、強度的にも安
定して優れている。
要がないので、接続部の強度が低下せず、強度的にも安
定して優れている。
【図１】第１の実施例の管接続部の側面断面図である。
【図２】第１の実施例の内視鏡の操作部の一部を断面し
て示す側面図である。
て示す側面図である。
【図３】従来例の管接続部の側面断面図である。
【図４】その他の例の管接続部の側面断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61B 1/00 - 1/32
Claims (1)
- 【請求項１】一方の管の端部内に一定の径に形成された
他方の管の端部を差し込んで上記両管を接続した内視鏡
の管路接続部であって、上記一方の管の内径が上記他方
の管との接続部付近以外の部分においては上記他方の管
の外径より小さいものにおいて、 上記一方の管の端部の内径を、上記他方の管が差し込ま
れる範囲からその範囲を越えた部分にまたがって上記他
方の管の外径と略同じ径に形成したこと特徴とする内視
鏡の管路接続部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10255793A JP3311076B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 内視鏡の管路接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10255793A JP3311076B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 内視鏡の管路接続部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06311963A JPH06311963A (ja) | 1994-11-08 |
| JP3311076B2 true JP3311076B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=14330542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10255793A Expired - Fee Related JP3311076B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 内視鏡の管路接続部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3311076B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP10255793A patent/JP3311076B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06311963A (ja) | 1994-11-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090524 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100524 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524 Year of fee payment: 9 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |