JP3310749B2 - 回転ドア - Google Patents

回転ドア

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JP3310749B2
JP3310749B2 JP35301793A JP35301793A JP3310749B2 JP 3310749 B2 JP3310749 B2 JP 3310749B2 JP 35301793 A JP35301793 A JP 35301793A JP 35301793 A JP35301793 A JP 35301793A JP 3310749 B2 JP3310749 B2 JP 3310749B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばトイレ用のドアとしては、
便室の入口部にヒンジにより取り付けられる平板状のド
アを備えた構造のものが普及している。
【0003】しかし、このようなドア構造では、便室内
の利用効率を向上する点については何等の配慮もなされ
ていない。そこで、便室内の利用効率を向上するため
に、前記平板状のドアとは異なり、ドアの扉板を湾曲し
た形状(例えば横断面半円形状)に形成し、このドアの
上方中央部に設ける回転軸によってドアを天井部から懸
架し、上下方向軸線回りに回転するような構造のドアが
考えられる。このような回転ドアとすることにより、便
室を使用する際にはドアが扉板の突出部を便室外方へ向
けた状態に回転して、便室内空間を増大するとともに、
便室の非使用時には、ドアが扉板の突出部を便室内に向
けた状態に回転して、便室内空間を減少するよう作用す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような回
転ドアでは、ドアの重心は回転軸から離れて扉板側に位
置するため、ドアを支持する回転軸には偏荷重がかか
り、ドアの安定性が損なわれてしまう。
【0005】本発明は、前記事項に鑑みなされたもので
あり、スペースの有効利用を図れる回転ドアを、安定性
の良好な構造として提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、表面11が凸
面状に形成されかつ裏面12が凹面状に形成された扉板
10と、前記扉板10に固定されるとともに上端部30
a及び下端部30bを、扉板10の裏面12側であって
扉板10の中心と扉板10の曲率中心とを通過する直線
を通る縦方向中心線上に位置するアーム部20とを備
え、前記扉板10は、前記アーム部20の上下端部30
a,30bを中心に回動自在に支持されて室の入口部5
を開閉し、前記室の使用時には、前記扉板10が扉板表
面11を室外に突出するよう回転して室内空間を増大す
るとともに、前記室の非使用時には、前記扉板10が扉
板表面11を室内に向かうよう回転して室内空間を減少
する回転ドアとした。
【0007】前記アーム部20は中間部(第1アーム部
の下部)21b,22bにて前記扉板10に固定し、ア
ーム部20の上部21a,22a及び下部23aは横方
向に延出して上端部30a及び下端部30bを前記縦方
向中心線上に位置するよう構成することができる。
【0008】また、前記アーム部20は上端部30aを
含む第1アーム部と下端部30bを含む第2アーム部2
3とを備え、前記第1アーム部は上端部30aから分岐
する複数の芯棒21,22を有し、この複数の芯棒2
1,22の下部21b,22bが前記扉板10に固定さ
れるとともに第2アーム部23と接続するよう構成する
こどが望ましい。
【0009】さらに、前記アーム部20には物置用の台
29を設けることができる。前記台29の先端部には手
摺部29bを形成し、この台29が基端部29aを支点
として扉板10の曲率中心側に反転することにより、前
記手摺部29bが扉板10の曲率中心側に突出するよう
に構成することができる。
【0010】また、前記アーム部20の中間部に手摺部
を設け、この手摺部は扉板10の曲率中心側に突出可能
に構成するようにしてもよい。
【0011】
【作用】室の非使用時においては、扉板10の扉板表面
11が室内に向かうよう回転して、室内空間を減少する
状態となる。室の使用時においては、非使用時の扉板1
0を回転させて扉板表面11を室外に突出させ、室内空
間が増大する状態となり、室内は十分な広さを確保する
ことができる。アーム部20は、このように作動するド
アの偏荷重を扉板10の上方及び下方にて支え、扉板1
0の停止及び回動時の安定性を向上させる。
【0012】便室の使用時においては、非使用時の扉板
10を回転させて扉板表面11を便室外に突出させ、便
室内空間が増大する状態となり、便室内は十分な広さを
確保することができる。
【0013】アーム部20は、このように作動するドア
の偏荷重を扉板10の上方及び下方にて支え、扉板10
の停止及び回動時の安定性を向上させる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。正面に入口部5を有する便室が外壁3に
より形成されている。
【0015】この便室の入口部5を開閉するドアは、表
面11が凸面形状をなすとともに裏面12が凹面形状を
なしている扉板10と、この扉板10を支持するアーム
部20とから構成されている。
【0016】前記アーム部20は、天井に上端部30a
が軸支する第1アーム部と、床面に下端部30bが軸支
する第2アーム部23とから構成されている。前記第1
アーム部は、上端部30aから分岐する2本の芯棒2
1,22により構成されている。さらに、この2本の芯
棒21,22は、それぞれ上端部30aから水平方向に
延出する上部21a,22aと、この上部21a,22
aに連接して垂下する下部21b,22bとから形成さ
れている。また、前記下部21b,22bは、扉板10
の裏面12側に固定されている。なお、下部21b,2
2bと扉板10とは、例えば溶接により固定する。ま
た、下部21b,22bと扉板10の裏面12とを面一
となるようにしてもよい。
【0017】前記第2アーム部23は、下端部30bか
ら水平方向に延出する下部23aと、この下部23aと
連接して垂直上方に延出する上部23bとを有してい
る。また、この第2アーム部23の上部23bの上端に
は、前記第1アーム部の下部21b,22bの双方と接
続する連接部25が設けられている。
【0018】この連接部25の上部には物置用の台29
が設けられている。この台29は、基端部29aを支点
として連接部25に回動可能に設置されている。さら
に、台29の先端部には、手摺部29bが設けられてい
る。
【0019】なお、前記上端部30aと下端部30bと
にはベアリングが取り付けられており、ドア10の回転
を円滑に行えるようになっている。次に、本実施例の動
作を説明する。
【0020】便室の非使用時においては、扉板10は図
3に示すように扉板表面11を便室内に向けた状態にな
っている。トイレ使用者は扉板10を、軸30を中心に
アーム部20とともに回転させて(図5参照)外部から
便室内に入室する。なお、扉板10は手動により回転す
るようにしても、あるいはモータを備えて自動的に回転
するようにしてもよい。
【0021】前記扉板10は、扉板表面11を外部に突
出した状態で停止し、便室の使用可能状態となる。この
とき、便室内は十分の広さを確保する。使用者は便室内
においては、前記台29を物置きとして使用してもよい
し、あるいは、台29を基端部29aを支点として手前
に回動して手摺部29bを突出させ、便器に腰掛ける際
や立ち上がる際の手摺りとして使用してもよい。
【0022】便室から退室するに際しては、扉板10を
再びアーム部20とともに回転させて、入口部5の開放
された部分から退室する。以上のように本実施例によれ
ば、扉板10の偏荷重をアーム部20の上端部30a及
び下端部30bによって支持するため、扉板10の下側
がぶれることもなく、ドアの停止及び回転動作をより安
定的に行うことができる。また、上端部の軸部にかかる
負荷も軽減できるため、上端部の軸部の構造を簡易に形
成することもできる。
【0023】また、アーム部20の第1アーム部を2本
の芯棒21,22により構成したため、扉板10を確実
に支承することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、スペースの有効利用を
図れる回転ドアを、安定性の良好な構造とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における全体構造を示す斜視
【図2】実施例におけるドア部の背面図
【図3】実施例におけるドア部の下部における平断面図
【図4】実施例におけるドア部を横からみた断面図
【図5】実施例におけるドア部の上部における平断面図
【符号の説明】
3・・外壁 5・・入口部 10・・扉板 11・・(扉板)表面 12・・(扉板)裏面 20・・アーム部 21,22・・芯棒(第1アーム部) 21a,22a・・(第1アーム部の)上部 21b,22b・・(第1アーム部の)下部 23・・第2アーム部 23a・・(第2アーム部の)下部 23b・・(第2アーム部の)上部 25・・連接部 29・・台 29a・・基端部 29b・・手摺部 30・・回転軸 30a・・上端部 30b・・下端部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 15/02 - 15/04 E04H 1/12 301 E06B 3/90

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が凸面状に形成されかつ裏面が凹面
    状に形成された扉板と、 前記扉板に固定されるとともに、上端部及び下端部を
    扉板の裏面側であって扉板の中心と扉板の曲率中心とを
    通過する直線を通る縦方向中心線上に位置するアーム部
    とを備え、 前記扉板は、前記アーム部の上下端部を中心に回動自在
    に支持されての入口部を開閉し、前記の使用時に
    は、前記ドアが扉板表面を外に突出するよう回転して
    内空間を増大するとともに、前記の非使用時には、
    前記扉板が扉板表面を内に向かうよう回転して内空
    間を減少する回転ドア。
  2. 【請求項2】 前記アーム部は中間部にて前記扉板に固
    定され、アーム部の上部及び下部は横方向に延出して上
    端部及び下端部を前記縦方向中心線上に位置することを
    特徴とする請求項1記載の回転ドア。
  3. 【請求項3】 前記アーム部は上端部を含む第1アーム
    部と下端部を含む第2アーム部とを備え、 前記第1アーム部は上端部から分岐する複数の芯棒を有
    し、この複数の芯棒の下部が前記扉板に固定されるとと
    もに第2アーム部と接続していることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の回転ドア。
  4. 【請求項4】 前記アーム部には物置用の台が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか
    に記載の回転ドア。
  5. 【請求項5】 前記台の先端部には手摺部が形成され、
    この台が基端部を支点として扉板の曲率中心側に反転す
    ることにより、前記手摺部が扉板の曲率中心側に突出す
    ることを特徴とする請求項4記載の回転ドア。
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