JP3310393B2 - ベルトコンベア - Google Patents

ベルトコンベア

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JP3310393B2
JP3310393B2 JP15249293A JP15249293A JP3310393B2 JP 3310393 B2 JP3310393 B2 JP 3310393B2 JP 15249293 A JP15249293 A JP 15249293A JP 15249293 A JP15249293 A JP 15249293A JP 3310393 B2 JP3310393 B2 JP 3310393B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、建設現場にお
いて、高低差のある位置間で、砂利,土砂等を急勾配で
搬送するのに好適なベルトコンベアに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、砂,砂利,セメント粉体等の粉
粒物や、土砂などの塊状物等の搬送物を高低差のある位
置間で搬送するベルトコンベアは、その設置面積を節減
するために、ベルトコンベアの水平面に対する傾斜角を
可能なかぎり大きくしている。しかしながら、ベルトコ
ンベアの傾斜角を大きくして急勾配にすると、搬送物が
こぼれたり、滑り落ちてしまうという問題がある。
【0003】従来、このような問題を解決するベルトコ
ンベアとしては、以下に示すようなものがある(特開平
4―169408号)。図7に示すように、図示しない
駆動機構により、循環駆動される無端状のコンベアベル
ト本体1の長手方向に、一定間隔で板状の横棧2,2,
…が設けられ、その両側に一定高さの波形の側壁3,3
がコンベアベルト本体1の全長にわたって設けられてい
る。そして、コンベアベルト本体1の搬送面に対向し
て、無端状の押さえベルト4が、その一面をコンベアベ
ルト本体1の側壁3,3の先端面に密接させて配設され
ている。この押さえベルト4はコンベアベルト本体1と
同期して駆動されるようになっている。このような構造
のベルトコンベアAによれば、搬送物を搬送するときに
は、コンベアベルト本体1と押さえベルト4との間にお
いて、横棧2,2と側壁3,3とで仕切られた略方形状
の空間に搬送物が収容されることになる。これにより、
例えば45°〜90°といった急な傾斜角でこのベルト
コンベアAを設置した場合でも、搬送物がこぼれること
なくこれを搬送することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のベルトコンベアAでは、以下のような問
題が存在する。ベルトコンベアAでは、押さえベルト4
とコンベアベルト本体1の側壁3,3の先端面とが密接
しているので、側壁3,3の高さ以上の大きさのものが
混入した場合には搬送することが不可能となるので、搬
送物の大きさを厳密に制限する必要がある。万一、側壁
3,3の高さ以上のものが混入すると、押さえベルト4
とコンベアベルト本体1との間につかえてしまうため、
ベルトコンベアAの不必要な破損や摩耗の原因となり、
メンテナンス上のトラブルが多くなるという問題があ
る。さらに、一度そのようなトラブルが生じるとその被
害も大きく、それに伴う破損片の落下や搬送物の落下な
ど、危険性が高くなるという問題がある。また、コンベ
アベルト本体1の側壁3,3と押さえベルト4とを密接
させるためには、コンベアベルト本体1と押さえベルト
4との双方の裏面側に、多数の押さえローラ5,5,…
を設ける必要がある。この多数の押さえローラ5の抵抗
が余分に加わることによりコンベアベルト本体1と押さ
えベルト4の駆動機構(図示なし)にエネルギーロスが
生じることに加え、各部にも余分な負荷がかかるととも
に、駆動機構の所要動力の容量を大きくする必要があ
る。また、必然的にベルトコンベアAを構成する部品点
数が多大となるため、製作コストがかかるばかりでな
く、メンテナンスにも手間がかかるうえに、予備部品を
多く必要とするという問題がある。本発明は、以上のよ
うな点を考慮してなされたもので、側壁の高さ以上のも
のが混入する場合であっても、不必要にベルト類を破
損,摩耗させることなく、志かもそれに伴う種々の問題
や危険性を排除し、かつ搬送物を飛散させることなく急
勾配で搬送することのできるベルトコンベアを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
無端状のコンベアベルト本体の全長にわたり、該コンベ
アベルト本体の軸線に平行に対設された側壁と、前記コ
ンベアベルト本体の長手方向に一定間隔で配されて、前
記側壁間に設けられた横棧と、前記コンベアベルト本体
を循環駆動させる駆動機構を備えてなる、高低差のある
位置間で搬送物を搬送するためのコンベアであって、該
コンベアの搬送面側の少なくとも一部に、前記コンベア
ベルト本体と平行し、かつ前記側壁の先端と一定寸法離
間して、ベルト駆動速度同調機構を備えた無端状の飛散
防止ベルトが配設され、該飛散防止ベルトと前記コンベ
アベルト本体との間隙に風が吹き込むことを防止するた
めの風よけ板がそれらの両側部に近接配置されているこ
とを特徴としている。請求項2に係る発明は、無端状の
コンベアベルト本体の全長にわたり、該コンベアベルト
本体の軸線に平行に対設された側壁と、前記コンベアベ
ルト本体の長手方向に一定間隔で配されて、前記側壁間
に設けられた横棧と、前記コンベアベルト本体を循環駆
動させる駆動機構を備えてなる、高低差のある位置間で
搬送物を搬送するためのコンベアであって、該コンベア
の搬送面側の少なくとも一部に、前記コンベアベルト本
体と平行し、かつ前記側壁の先端と一定寸法離間して、
ベルト駆動速度同調機構を備えた無端状の飛散防止ベル
トが配設され、該飛散防止ベルトと前記コンベアベルト
本体との間隙に風が吹き込むことを防止するための風よ
け板がそれらの両側部に近接配置され、該飛散防止ベル
トには、該飛散防止ベルトが前記コンベアベルト本体に
対して接近離反することを防止してそれらの離間寸法を
一定に保持するための離間ローラおよび煽り防止ローラ
が付設されていることを特徴としている。
【0006】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載のベルトコンベアにおいて、前記横棧が、前記搬送
面側に位置したときに上側に凹部を形成するように、該
凹部の基端部から水平方向に対して一定角度上方に向け
て延出する第一延出部と、該第一延出部の先端部から該
第一延出部の延長線方向に対して一定角度上方に向けて
延出する第二延出部とからなることを特徴としている。
【0007】請求項4に係る発明は、請求項1,2また
は3記載のベルトコンベアにおいて、前記横棧の先端部
の外周面側と内周面側とを結んで形成される先端面が、
前記コンベアベルト本体と平行、あるいは前記コンベア
ベルト本体との距離が上方にいくにしたがって離間する
形状とされていることを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1〜2記載の発明では、上下方向に搬送
物を搬送するためのベルトコンベアの搬送面側の少なく
とも一部に、コンベアベルト本体と平行し、かつ側壁の
先端と一定寸法、例えば20〜40mm、離間して無端
状の飛散防止ベルトを配設したので、側壁の高さ以上の
搬送物であっても、これを飛散防止ベルトで押さえてそ
の飛散を防止する。また、前記側壁の先端と飛散防止ベ
ルトとの離間寸法を、例えば20mm以下とすると、強
風時にコンベアベルト,飛散防止ベルトが風で煽られて
搬送物と接触干渉して搬送物をこぼしたり、コンベアベ
ルト,飛散防止ベルト等の破損や摩耗を招く可能性があ
り、これにより、万一、搬送物や前記ベルト類の破損に
よる破損片が落下すると危険である。一方、前記離間寸
法を40mm以上とすると、コンベアと飛散防止ベルト
との隙間を風が通り抜けるときに、搬送物、例えば砂等
の粉粒物、が吹き飛ばされてしまう可能性がある。これ
に対し、前記離間寸法を、上記の例えば20〜40mm
の一定寸法とすることにより、このような問題を防ぐこ
とができる。そして、特に、請求項1記載の発明では、
飛散防止ベルトとコンベアベルト本体の両側部を風よけ
板により覆うことにより、それらの間に風が吹き込むこ
とが有効に防止されて搬送物が風に吹き飛ばされること
が確実に防止され、請求項2記載の発明では、上記に加
え、飛散防止ベルトに付設した離間ローラと煽り防止ロ
ーラにより飛散防止ベルトとコンベアベルト本体との間
隙が常に一定に保たれ、飛散防止ベルトがコンベアベル
ト本体に接触したり、あるいはそれらが大きく離間して
しまうようなことが確実に防止される。
【0009】請求項3記載の発明では、横棧を、コンベ
アの搬送面側に位置したときに上側に凹部を形成するよ
うに、水平方向に対して一定角度上方に延出する第一延
出部と、該第一延出部の延長線に対し一定角度上方に延
出する第二延出部とからなる構成としたので、搬送物は
前記凹部に積載されることになる。これにより、搬送物
を積載したときには、積載された搬送物がこぼれにく
い。
【0010】請求項4記載の発明では、横棧の第二延出
部の先端面が、前記コンベアベルト本体と平行、あるい
は前記コンベアベルト本体との距離が上方にいくにした
がって離間する形状とされている。すなわち、これによ
り、横棧の内周面側の先端がコンベアベルト本体と最も
離間し、かつ最も上方に位置することになる。したがっ
て、例えば砂等の粉粒物や含水量の多いもの等を搬送す
るときに、より多くの搬送物を積載することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例を参照し
て説明する。図1に示すように、ベルトコンベアBは、
その両端部10a,10bが水平方向に延在し、その中
間部10cが垂直方向に延在して、高低差のある位置間
に設置されたコンベア10と、コンベア10の中間部1
0cに対向配置された飛散防止ベルト11とから構成さ
れている。
【0012】コンベア10は、無端状の平ベルトからな
るコンベアベルト本体12と、これを循環駆動させる駆
動機構13を主要構成としている。
【0013】図2に示すように、例えば、帆布を芯材と
し、さらに補強帆布を配したゴム製のコンベアベルト本
体12には、コンベアベルト本体12の全長にわたり、
その軸線に沿って平行に対設された一対の波形の側壁1
4,14が設けられている。図3に示すように、各側壁
14は、帆布を補強材としたゴム製で、その波形の部分
は基端部14aから先端部14bに向けてその断面が徐
々に細くなる形状とされている。
【0014】図2に示したように、これら側壁14,1
4間には、コンベアベルト本体12の短手方向に延びる
横棧15,15,…が、コンベアベルト本体12の長手
方向に一定間隔Pで配設されている。各横棧15は、前
記側壁14,14の内側突起部14c,14cの近傍に
設けられている。これら横棧15はコンベアベルト本体
12に熱加硫されたゴム製とされている。コンベア10
(図1参照)の垂直な中間部10cの搬送面側10dに
おいて、図4に示すように、各横棧15は、その上面側
の基端部15aから先端部15bに向けて上方に曲折
し、上側に凹部15cを形成している。すなわち、図5
に示すように、横棧15は、その上面(凹部15cを形
成する面)が、コンベアベルト本体12に固定されて基
端部15aから、水平方向に対し一定角度α、例えば1
0°〜30°、言いかえれば、コンベアベルト本体12
に対して60°〜80°をなして上方に延びる第一延出
部15dと、この第一延出部15dの先端部から第一延
出部15dの上面の延長線に対し一定角度β、例えば1
0°〜30°をなして曲折し、上方に延出した第二延出
部15eとからなっており、その上側に前記凹部15c
が形成された形状とされている。ここで、コンベアベル
ト本体12から第一延出部15dの先端部までの、コン
ベアベルト本体12に直交する方向の距離H1は、第一
延出部15dの先端部から第二延出部15eの先端部ま
でのコンベアベルト本体12に直交する方向の距離H2
よりも大(H1>H2)とされている。これにより、凹
部15cに搬送物を積載したときに、例えば前記距離H
1,H2をH1<H2としたときと比較して、その積載
量を多くできる。また、第一延出部15dの厚さが、第
二延出部15eの厚さよりも大とされている。これによ
り、凹部15cに搬送物を積載したときに、積載物の重
量によって横棧15が下方にたわんでその先端部が下方
に垂れ下がる移動量が少ないので、積載された搬送物が
こぼれにくい。
【0015】横棧15の先端部15bにおいてはその外
周面側15fと内周面側15gを結んで形成される先端
面15hが、コンベアベルト本体12と平行とされてい
る。これにより、例えばコンベアベルト本体12から横
棧15の先端までのコンベアベルト本体12に直交する
方向の積載時の高さHやそのたわみ量Sが制限されたと
きにも、その制限内で内周面側15gの先端がベルトコ
ンベア本体12から最も離間し、かつ最も上方に位置す
ることになる。したがって、その積載容量を最大限有効
に稼ぐことができ、例えば砂等の粉粒物や含水量の多い
もの等を搬送するときに、より多く搬送できるようにな
っている。
【0016】上記のような構成からなるコンベアベルト
10は、長手方向に対しては充分な屈曲柔軟性を有し、
かつ幅方向に対しては高い剛性を有した構成となってい
る。
【0017】図1に示したように、前記駆動機構13
は、以下に示すような構成とされている。すなわち、コ
ンベア10が、その両端部10a,10bに配設された
回転自在なヘッドプーリ16,テールプーリ17と、水
平な端部10aから垂直な中間部10c,中間部10c
から水平な端部10bへの変角をそれぞれ行うディスク
プーリ18a,18bとで支持されている。そして、ヘ
ッドプーリ16には、チェーン19を介して駆動モータ
20の駆動軸が連結されている。なお、ディスクプーリ
18a,18bは、図2および図3に示したコンベアベ
ルト本体12の側壁14,14の外側のフリーゾーン1
2a,12aに当接するようになっている。上記のよう
な構成からなる駆動機構13では、前記ヘッドプーリ1
6をチェーン19を介して駆動モータ20で回転駆動す
ることにより、コンベア10が循環駆動されるようにな
っている。
【0018】一方、前記飛散防止ベルト11は、無端状
の平ベルトからなり、コンベア10の中間部10cの搬
送面側10dに対向して、コンベア10の側壁14,1
4の先端面と、一定寸法d、例えば30mm、を隔てて
配置されている。
【0019】図3に示したように、飛散防止ベルト11
の幅は、側壁14,14よりもそれぞれ外側に寸法Lだ
けオーバーハングした寸法とされ、その両側には、その
長手方向に沿って延在する風よけ板21が、図示しない
ステーでコンベア10のフレーム(図示なし)側に固定
されて配設されている。風よけ板21は、一定長さ毎に
取り外し自在とされ、その内側をメンテナンス可能とさ
れている。この風よけ板21は、コンベア10と飛散防
止ベルト11との間隙に、側方から風が吹き込むのを防
ぐとともに、前記間隙に風が吹き込んでも搬送物が吹き
飛ばされるのを防ぐために設けられている。したがっ
て、万が一、風よけ板21で弱められた風で搬送物が吹
き飛ばされても、側壁14の外側に出たときに風速がさ
らに低くなるとともに、吹き飛ばされた搬送物は風よけ
板21に遮られて風よけ板21の内側を下方に落下す
る。なお、前記飛散防止ベルト11のオーバーハング寸
法Lは、飛散防止ベルト11とコンベア10の側壁1
4,14との間隔dに対し、L>2dとすると、側壁1
4,14の外側部へ通り抜ける風速が大幅に低下するの
で、飛散防止効果が良い。
【0020】飛散防止ベルト11の両側部の、コンベア
10の側壁14,14の外側には、強風などによりコン
ベア10に飛散防止ベルト11が接近して接触干渉する
のを防止してその離間距離を一定寸法、例えば20m
m、に保つための離間ローラ22,22が飛散防止ベル
ト11の長手方向に沿って所定間隔で複数配設されてい
る。一方、飛散防止ベルト11の裏面側には、飛散防止
ベルト11が強風などにより飛散防止ベルト11が煽ら
れて、コンベア10と飛散防止ベルト11との離間距離
が一定寸法、例えば40mm、より大きくなるのを防止
するための煽り防止ローラ23が、飛散防止ベルト11
の長手方向に沿って所定間隔で複数配設されている。な
お、これら離間ローラ22と煽り防止ローラ23は、上
記した目的で設けられているものであるので、必ずしも
飛散防止ベルト11に押圧して密着させて設ける必要が
なく、飛散防止ベルト11とややルーズな状態に設けて
もよいので、これにより飛散防止ベルト11の駆動エネ
ルギーロスとなったり、飛散防止ベルト11が離間ロー
ラ22,煽り防止ローラ23との接触により摩耗したり
するといったことはない。
【0021】図1に示したように、飛散防止ベルト11
は、飛散防止ベルト用ヘッドプーリ24と飛散防止ベル
ト用テールプーリ25とで支持されている。この飛散防
止ベルト11は、前記ディスクプーリ18aの回転駆動
力がチェーン26を介して飛散防止ベルト用ヘッドプー
リ24に伝達されて回転駆動されるようになっている。
すなわち、飛散防止ベルト11は、駆動モータ20によ
るコンベア10の循環駆動によって回転するディスクプ
ーリ18aを駆動源としている。ディスクプーリ18a
と飛散防止ベルト用ヘッドプーリ24とにそれぞれ取り
付けられた歯車のギア比と、ディスクプーリ18aの外
径とは、前記コンベアベルト10と飛散防止ベルト11
とのベルト駆動速度が同調するように設定されており、
これらディスクプーリ18a,飛散防止ベルト用ヘッド
プーリ24,チェーン26とから、ベルト駆動速度同調
機構27が構成されている。
【0022】次に、上記のような構成からなるベルトコ
ンベアBの作用について説明する。このようなベルトコ
ンベアBは、例えば、トンネル掘進用の立坑(図示な
し)内に垂直に設置され、コンベア10の上方の端部1
0aが地上のホッパー(図示なし)の上方に配置され、
下方の端部10bが立坑(図示なし)の底部に配置され
て用いられる。まず、駆動モータ20で、コンベア10
を所定の一定速度で循環駆動させる。すると、コンベア
10に当接するディスクプーリ18aが回転駆動され、
これによりチェーン26を介して飛散防止ベルト用ヘッ
ドプーリ24が駆動され、飛散防止ベルト11が循環駆
動される。このとき、ベルト駆動速度同調機構27によ
り、コンベア10と飛散防止ベルト11とは同調して等
速で駆動されるようになっている。また、コンベア10
が水平状態から垂直状態に、あるいは垂直状態から水平
状態に屈曲する箇所では、コンベア10の側壁14が波
形であるので、これが変形して、小さな曲率でコンベア
10が屈曲できるようになっている。
【0023】そして、コンベア10の端部10bで、図
2および図4に示した側壁14,14と隣り合う横棧1
5,15とで囲まれた空間内に土砂等の搬送物(図示な
し)を載せると、垂直な中間部10bにおいては、例え
ば塊状の石等、側壁14の高さより大きなものが混入し
た場合であっても、ベルト類を損傷,破損したりするこ
となく、飛散防止ベルト11により飛散や落下が防止さ
れる。また、例えば砂等の粉粒物は、コンベア10の横
棧15(図4,図5参照)の上側に向けて一定角度をな
して形成された凹部15cに積載されるので、横棧15
がたわんで水平方向よりも下方に垂れ下がるなどして搬
送物がこぼれたりすることなくかつ飛散を防止して搬送
される。さらに、図5に示したように、その先端部15
bにおいては、先端面15hがコンベアベルト本体12
と平行とされ、内周面側15gの先端がベルトコンベア
本体12から最も離間し、かつ最も上方に位置すること
になるので、その分積載容量を最大限有効に稼ぐことが
でき、粉粒物,含水量の多いもの等の搬送物をより多く
搬送できる。このようにして鉛直上方に搬送された搬送
物は、コンベア10の端部10aからホッパー(図示な
し)に自重により自動的に投入される。
【0024】上述したように、ベルトコンベアBでは、
コンベア10と飛散防止ベルト11とが一定距離d、例
えば30mm、離間して配設されているので、垂直な中
間部10bにおいては、万一、塊状の大きな石等、側壁
14の高さより大きなものが搬送物に混入した場合であ
っても、飛散防止ベルト11で飛散,落下を防止して搬
送することができる。したがって、従来のベルトコンベ
アA(図7参照)のように、搬送物の大きさが厳密に制
限されることなく、かつ搬送物の飛散,落下を防止して
安全性を高め、かつ効率よく急傾斜での搬送を行うこと
ができる。また、コンベア10の側壁14,14の先端
面と飛散防止ベルト11とを一定間隔を隔てて設置した
ので、従来のベルトコンベアA(図7参照)のようにコ
ンベアベルト本体1の側壁3,3と押さえベルト4とを
密接させるために、これらコンベアベルト本体1と押さ
えベルト4とを多数のローラ5で押さえ付ける必要がな
い。したがって、ベルトコンベアBでは、塊状の搬送物
などをむりやり挟み込んで不必要にベルト類を破損,摩
耗させることもなく、これに伴う搬送物の落下やベルト
類の破損片の落下による危険性を排除することができ
る。またコンベア10の駆動機構13と飛散防止ベルト
11のベルト駆動速度同調機構27にかかるエネルギー
ロスが従来に比較して大幅に小さくなり、これにより駆
動モータ20の所要動力の容量が小さくてすむという利
点がある。また、ベルトコンベアBのローラ関連の部品
点数を従来に比較して低減してその製造コストを低減す
ることができ、かつそのメンテナンスも簡略化するとと
もに、予備部品の数を削減することができる。そして、
駆動モータ20で駆動するのはコンベア10のみであ
り、飛散防止ベルト11は、コンベア10のディスクプ
ーリ18aを駆動源とするため、飛散防止ベルト11の
ベルト駆動速度同調機構27には特別に動力が不要で、
また騒音も大幅に低減される。
【0025】また、ベルトコンベアBでは、コンベア1
0の横棧15の第一延出部15d,第二延出部15eが
一定角度上方に延出して、その上側に凹部15cが形成
されるようにしているので、従来のベルトコンベアA
(図7参照)のように、押さえベルト4で外側から密着
して押さえ付ける必要がないので、粉粒物や含水量の多
いものを搬送するときに、搬送物を、搬送中の振動に起
因するポンプ現象(息つき現象)によって吹き出したり
することによってこぼしたりすることなく効率良く搬送
することができる。そして、コンベアベルト本体12か
ら第一延出部15dの先端部までの距離H1が、第一延
出部15dの先端部から第二延出部15eの先端部まで
の距離H2よりも大(H1>H2)とされているので、
積載量を最大限有効に稼ぐことができる。また、第一延
出部15dの厚さが第二延出部15eの厚さよりも大と
されているので、凹部15cに搬送物を積載したとき
に、その重量によって横棧15の先端部が下方にたわん
で垂れ下がる移動量が、前記距離H1,H2をH1<H
2としたときよりも小さいので、搬送物がこぼれにくく
することができる。
【0026】また、横棧15の先端面15hが、コンベ
アベルト本体12と平行とされているので、内周面側1
5gの先端がベルトコンベア本体12から最も離間し、
かつ最も上方に位置することになり、その積載容量を最
大限有効に稼ぐことができ、より多くの搬送物を搬送す
ることができる。
【0027】また、離間ローラ22,煽り防止ローラ2
3が、飛散防止ベルト11の長手方向に沿って所定間隔
で複数配設されているので、極端な強風時等において
も、コンベアベルト10と飛散防止ベルト11との離間
距離を前記一定寸法d、例えば30mmに保つことがで
きる。さらに、飛散防止ベルト11の側方に風よけ板2
1,21を設けたので、コンベア10と飛散防止ベルト
11との間隙に、側方から風が吹き込むのを防ぐととも
に、前記間隙に風が吹き込んでも搬送物が吹き飛ばされ
るのを防ぐことができる。
【0028】なお、上記実施例において、コンベア10
と飛散防止ベルト11とを離間させる一定寸法dを、例
えば30mmとしたが、これに限るものではなく、例え
ば20〜40mmであればよい。前記一定寸法dを、2
0mm以下とすると、強風時にコンベア10,飛散防止
ベルト11が風で煽られて搬送物と接触干渉してこれを
こぼしたりして不必要に飛散させたりするうえに、コン
ベア10と飛散防止ベルト11との間に塊状の搬送物を
挟み込んでベルト類を破損しやすくなり、一方、前記一
定寸法dを40mm以上とすると、コンベア10と飛散
防止ベルト11との隙間を風が通り抜けやすくなるため
に、搬送物、例えば砂等の粉粒物、が吹き飛ばされる可
能性が生じる。このような問題に対し、前記一定寸法d
を、上記の例えば20〜40mmとすれば、このような
問題を防ぐことができる。横棧15を上方に曲折させ、
その上側に凹部15cが形成されるのであれば、例えば
第二延出部15eを上方に湾曲させる円弧状の形状とし
てもよい。横棧15の先端面15hをコンベアベルト本
体12と平行としたが、内周面側15gの先端がベルト
コンベア本体12から最も離間し、かつ最も上方に位置
して、その積載容量を最大限有効に稼ぐことができるの
であれば、例えば、図6に示すように、先端面15h’
とコンベアベルト本体12との距離が上方にいくにした
がって離間する形状としてもよい。
【0029】また、前記実施例では、飛散防止ベルト1
1に風よけ板21を備える構成としたが、これは、乾燥
した粉状体を搬送物をする場合に設けるものであり、例
えば湿質土砂等、風による飛散の恐れのない搬送物の場
合には、これを省略する構成としてもよい。離間ローラ
22,煽り防止ローラ23は、コンベア10と飛散防止
ベルト11との離間距離を前記一定寸法、例えば20〜
40mm、に保つことができるが、あるいは、飛散防止
ベルト11に沿ってガイド体を設ける構造など、他の構
造としてもよい。また、例えば、飛散防止ベルト11
に、幅方向剛性の高いものを緊張力を大きくして用いる
場合には、これら離間ローラ22,煽り防止ローラ23
を設けなくてもよい。なぜならば、飛散防止ベルト11
が、風により多少側壁14,14の先端部に接近して
も、接触することのないように、飛散防止ベルト11と
側壁14,14の先端とを前記一定寸法d離間させてあ
るからである。
【0030】また、上記実施例では、コンベア10の中
間部10bの傾斜角を水平面に対して90°、すなわち
垂直としたが、この傾斜角をより緩くした場合において
も、上記と同様の効果が得られるのは言うまでもない。
さらに、このベルトコンベアBは、シールド掘進用立坑
(図示なし)だけでなく、例えば砕石プラント,セメン
トプラント,ゴミや土砂,汚泥等の処理プラント等に適
用しても、上記と同様の効果を奏することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るベ
ルトコンベアによれば、急傾斜で搬送するときに、万
一、塊状の大きな石等、側壁の高さより大きな搬送物が
混入した場合であっても、ベルトコンベアの搬送面側の
少なくとも一部に、コンベアベルト本体の側壁と一定寸
法離間して配設した飛散防止ベルトで、前記石等の搬送
物の落下を押さえ、また粉粒物等の搬送物の飛散,落下
を防止して搬送することができる。したがって、従来の
ベルトコンベアのように、搬送物の大きさが厳密に制限
されることなく、かつ搬送物の飛散を防止して安全性を
高めることができ、かつ効率よく急傾斜での搬送を行う
ことができる。また、側壁の先端面と飛散防止ベルトと
を一定間隔を隔てて設置したので、塊状の搬送物などを
挟み込んで不必要にベルト類を破損,摩耗させることも
なく、これに伴う搬送物の落下やベルト類の破損片の落
下による危険性を排除することができる。またコンベア
と飛散防止ベルトの駆動機構にかかるエネルギーロスを
従来に比較して大幅に小さくすることができ、これによ
り駆動機構の所要動力の容量が小さくてすむという利点
がある。また、ベルトコンベアのベルト関連の部品点数
を従来に比較して低減し、その製造コストを低減するこ
とができ、そのメンテナンスも簡略化するとともに、予
備部品の数を削減することができる。しかも、飛散防止
ベルトとコンベアベルト本体の両側部を風よけ板により
覆うことにより、それらの間に風が吹き込むことが有効
に防止されて、搬送物が風に吹き飛ばされることを確実
に防止することができる。請求項2に係るベルトコンベ
アでは、上記効果に加え、飛散防止ベルトに離間ローラ
と煽り防止ローラを付設してそれら離間ローラと煽り防
止ローラにより飛散防止ベルトとコンベアベルト本体と
の間隙を常に一定に保つようにしたので、飛散防止ベル
トがコンベアベルト本体に接触したり、あるいはそれら
が大きく離間してしまうことを確実に防止することが
きる。
【0032】請求項3に係るベルトコンベアによれば、
上記効果に加え、粉粒物等の搬送物を急傾斜で搬送する
ときには、コンベアベルト本体に設けられた横棧を、第
一延出部と第二延出部とを一定角度上方に延出させてそ
の上側に凹部を形成するようにしたので、前記粉粒物な
どの搬送物をほとんどこぼすことなく効率良く搬送する
ことができる。
【0033】請求項4に係るベルトコンベアによれば、
上記効果に加え、横棧の先端面を、コンベアベルト本体
と平行、あるいはコンベアベルト本体との距離が上方に
いくにしたがって離間する形状としたので、内周面側の
先端がベルトコンベア本体から最も離間し、かつ最も上
方に位置することになる。したがって、例えばベルトコ
ンベアの側壁の高さとの関係等により、横棧のコンベア
ベルト本体に直交する方向の積載時の最大高さや、積載
時のたわみ量が制限されたときに、その制限内で積載容
量を最大限有効に稼ぐことができ、例えば砂等の粉粒物
や含水量の多いもの等を搬送するときに、より多くの搬
送物を積載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベルトコンベアの一例を示す概略
構成図である。
【図2】同ベルトコンベアの一部を示す正面図である。
【図3】同ベルトコンベアの一部を示す平断面図であ
る。
【図4】同ベルトコンベアの一部を示す側断面図であ
る。
【図5】同ベルトコンベアの横棧の形状を示す側断面図
である。
【図6】同ベルトコンベアの横棧の他の例を示す側断面
図である。
【図7】従来のベルトコンベアの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 コンベア 11 飛散防止ベルト 12 コンベアベルト本体 13 駆動機構 14 側壁 15 横棧 15a 基端部 15b 先端部 15c 凹部 15d 第一延出部 15e 第二延出部 15f 外周面側 15g 内周面側 15h 先端面 27 ベルト駆動速度同調機構 B ベルトコンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋谷 忠明 奈良県大和郡山市小泉町2779番地22 (72)発明者 西村 務 大阪府高槻市南平台1丁目15−20 (56)参考文献 特開 昭57−126331(JP,A) 特開 昭54−162382(JP,A) 特開 平4−169408(JP,A) 実開 平5−12411(JP,U) 実開 昭63−183110(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 15/00 - 15/64

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状のコンベアベルト本体の全長にわ
    たり、該コンベアベルト本体の軸線に平行に対設された
    側壁と、前記コンベアベルト本体の長手方向に一定間隔
    で配されて、前記側壁間に設けられた横棧と、前記コン
    ベアベルト本体を循環駆動させる駆動機構を備えてな
    る、高低差のある位置間で搬送物を搬送するためのコン
    ベアであって、該コンベアの搬送面側の少なくとも一部
    に、前記コンベアベルト本体と平行し、かつ前記側壁の
    先端と一定寸法離間して、ベルト駆動速度同調機構を備
    えた無端状の飛散防止ベルトが配設され、該飛散防止ベ
    ルトと前記コンベアベルト本体との間隙に風が吹き込む
    ことを防止するための風よけ板がそれらの両側部に近接
    配置されていることを特徴とするベルトコンベア。
  2. 【請求項2】 無端状のコンベアベルト本体の全長にわ
    たり、該コンベアベルト本体の軸線に平行に対設された
    側壁と、前記コンベアベルト本体の長手方向に一定間隔
    で配されて、前記側壁間に設けられた横棧と、前記コン
    ベアベルト本体を循環駆動させる駆動機構を備えてな
    る、高低差のある位置間で搬送物を搬送するためのコン
    ベアであって、該コンベアの搬送面側の少なくとも一部
    に、前記コンベアベルト本体と平行し、かつ前記側壁の
    先端と一定寸法離間して、ベルト駆動速度同調機構を備
    えた無端状の飛散防止ベルトが配設され、該飛散防止ベ
    ルトと前記コンベアベルト本体との間隙に風が吹き込む
    ことを防止するための風よけ板がそれらの両側部に近接
    配置され、該飛散防止ベルトには、該飛散防止ベルトが
    前記コンベアベルト本体に対して接近離反することを防
    止してそれらの離間寸法を一定に保持するための離間ロ
    ーラおよび煽り防止ローラが付設されていることを特徴
    とするベルトコンベア。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のベルトコンベア
    において、前記横棧が、前記搬送面側に位置したときに
    上側に凹部を形成するように、該凹部の基端部から水平
    方向に対して一定角度上方に向けて延出する第一延出部
    と、該第一延出部の先端部から該第一延出部の延長線方
    向に対して一定角度上方に向けて延出する第二延出部と
    からなることを特徴とするベルトコンベア。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載のベルトコン
    ベアにおいて、前記横棧の先端部の外周面側と内周面側
    とを結んで形成される先端面が、前記コンベアベルト本
    体と平行、あるいは前記コンベアベルト本体との距離が
    上方にいくにしたがって離間する形状とされていること
    を特徴とするベルトコンベア。
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