JP3309643B2 - 負荷ユニットの断線検出装置 - Google Patents

負荷ユニットの断線検出装置

Info

Publication number
JP3309643B2
JP3309643B2 JP14150695A JP14150695A JP3309643B2 JP 3309643 B2 JP3309643 B2 JP 3309643B2 JP 14150695 A JP14150695 A JP 14150695A JP 14150695 A JP14150695 A JP 14150695A JP 3309643 B2 JP3309643 B2 JP 3309643B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
shunt
voltage
load unit
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14150695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08332897A (ja
Inventor
洋 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP14150695A priority Critical patent/JP3309643B2/ja
Publication of JPH08332897A publication Critical patent/JPH08332897A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3309643B2 publication Critical patent/JP3309643B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は負荷ユニットの断線検出
装置、特に電源に対して並列接続された複数の抵抗を有
する車両灯火ユニットなどの負荷ユニットの断線検出に
関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭59−21600号公報の故障表
示灯付照明器具には、複数灯の光源を直列に接続すると
共に複数灯の光源の電圧の総計を入力電圧と等しくし、
かつ、各光源と並列に故障表示灯を接続し、複数灯の中
の一灯のランプのフィラメントが断線した場合に、それ
と並列に接続された故障表示灯が点灯して故障を容易に
発見することができる構成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各灯火毎にそ
の断線を検出する回路を形成するのは、部品点数の増大
を招き、コスト高となる問題がある。
【0004】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、複数の負荷(灯火)の内、断線
した負荷をより簡易に検出できる断線検出装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電源に対し並列に接続された互いに抵抗
値の異なる複数の負荷を有する負荷ユニットの断線検出
装置であって、前記負荷ユニットに対して直列に接続さ
れたシャントと、前記負荷ユニットに通電したときの前
記シャントの電圧を検出する電圧検出手段と、通電した
負荷の抵抗値と検出された電圧との関係に基づいて断線
している負荷を特定する演算手段とを有することを特徴
とする。
【0006】また、上記目的を達成するために、本発明
は、前記負荷ユニットは車両の灯火系ユニットであり、
前記灯火系ユニットは、全灯火の一極に電気的に接続さ
れ各灯火を所定位置に保持する導通ホルダを有し、前記
導通ホルダの接地部に前記シャントを形成することを特
徴とする。
【0007】
【作用】本発明の断線検出装置は、負荷ユニットに直列
に接続されたシャントの電圧が、断線の有無により変化
することを利用して、負荷ユニット内のどの負荷に断線
が生じたかを特定する。すなわち、断線がなければ本来
得られるであろう電圧と実際に得られた電圧が異なれば
断線を検出でき、また、得られた電圧の値によりどの負
荷が断線しているか(断線していない負荷により電圧が
決定されるため)を演算により特定できる。
【0008】ここで、負荷ユニットとしては、車両の灯
火ユニットが考えられ、シャントを灯火ユニットの導通
ホルダの一部に形成することにより、部品点数を増大さ
せることなく簡易に断線を検出できる。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例につい
て、負荷ユニットとして車両のリアコンビネーションラ
ンプを例にとり説明する。
【0010】図1には本実施例のリアコンビネーション
ランプモジュールの構成が示されている。モジュール
は、レンズ10、バルブ20、ホルダ30、プリント基
板40、カバー50から構成される。本実施例では、レ
ンズ10には4種類のランプが設けられており、それぞ
れバックアップランプ11、ブレーキランプ12、テー
ルランプ13、ウインカランプ14である。各ランプに
はバルブ20がそれぞれ配置されるが、その固定はホル
ダ30にて行われる。ホルダ30には固定用リブ31が
形成されており、各バルブは複数のリブ31間で保持さ
れる。このリブ31により、ホルダ30と各バルブは電
気的に接続される。また、ホルダ30は導体でターミナ
ル32及びその上流に断面積を小さくした抵抗値Rのシ
ャント33が形成されており、モジュール化時はターミ
ナル32が車両のボデーにボルト締めされ、アースの機
能と固定脚の機能を兼ねている。バルブ20の底部は、
次のプリント基板40のパワーライン(導通ライン)4
1〜44にそれぞれ押しつけられ、各バルブの電源が供
給される。電流は、パワーラインから供給され、各バル
ブをフィラメントを流れ、リブ31からホルダ30に流
れ、シャント33及びターミナル32を経て車体アース
に流れる。すなわち、電源に対して各バルブは並列接続
されており、また、各バルブとシャントは直列接続の関
係にある。シャント33に流れる電流によりシャント3
3に生じる電圧降下は、電圧検出手段としての断線検出
ターミナル45で検出され、演算手段としての制御ユニ
ット60に出力される。制御ユニット60はプリント基
板40の裏面に装着されており、制御ユニット60への
外部からの電源用ターミナル47、通信用バスターミナ
ル46が形成されている。ホルダ30及びプリント基板
40は、レンズ10とカバー50の間に格納され、ター
ミナル46及び47はカバー50に形成されたハウジン
グ51に固定される。ハウジング51は車両のワイヤー
ハーネス(W/H)のコネクタが結合される。制御ユニ
ット60には車両ボデーECUから各バルブの点灯信号
が入力され、制御ユニット60は、この点灯信号に基づ
いてパワーライン41〜44に通電し、ランプを点灯す
る。
【0011】本実施例のリアコンビネーションランプモ
ジュールは以上のような構成であり、以下制御ユニット
60で行われる断線検出処理を詳細に説明する。
【0012】図2には各バルブを点灯させたときにシャ
ント33に生じる電圧降下を測定して得られる結果が示
されている。バルブは上述したようにテールランプ(T
AIL)、バックアップランプ(B−UP)、ブレーキ
ランプ(STOP)、ウインカランプ(TURN)であ
る。TAILランプのみ点灯した場合には、シャント電
圧は0.4Rであり、レベルに換算するとレベル1とな
る。また、B−UPランプのみ点灯した場合には、シャ
ント電圧は1.5Rであり、レベルは2である。また、
STOPランプまたはTURNランプのみ点灯した場合
は、シャント電圧は1.8Rでレベルは3である。ま
た、全てのランプを点灯した場合には、シャント電圧は
5.4Rでレベルは11である。
【0013】なお、図4には、シャント電圧とレベルの
関係が示されており、制御ユニット60はこの関係に従
って、シャント電圧をレベルに換算する。そして、この
ようにして得られた点灯バルブとシャント電圧及びレベ
ルの関係はテーブルとして制御ユニット60内のメモリ
に格納されており、制御ユニット60は、断線検出ター
ミナル45で検出されたシャントの電圧(レベル)及び
断線がないとした場合に予想されるシャント電圧(レベ
ル)の差に基づいて断線しているバルブを特定する。
【0014】図3には制御ユニット60で行われる断線
検出の具体的な処理フローチャートが示されている。ま
ず、制御ユニット60は灯火データを入力する(S10
1)。この灯火データは、運転者の操作に基づいてボデ
ーECUが出力するものである。そして、この灯火デー
タに応じて、図2に示されたテーブルに基づきLEVE
Lの値を決定する(S102)。例えば、灯火データが
TAILランプをONするデータである場合にはLEV
EL=1、灯火データがTAILランプとB−UPラン
プとSTOPランプをONするデータである場合にはL
EVEL=8となる。このようにして点灯すべきランプ
の種類に応じてLEVELが決定された後、実際にシャ
ント33で生じている電位を測定する。この時灯火モジ
ュールの電源電圧(VM )が基準電位VL (例えば1
3.5V)から変動している場合もあるので、VM を測
定し、補正係数K K=VL /VM を算出しておく。そこで測定したシャフトの電位Vs に
対し、補正計数Kを掛け Vs ´=KVs としたVs ´をシャント33で生じている電位としてそ
の値を図4の関係を用いてレベルnに換算する。例え
ば、灯火データがTAILランプとB−UPランプとS
TOPランプをONするデータである場合に、シャント
33の電位が2.2Rであった場合には、測定レベルは
n=5となる。そして、この測定レベルnをシャントの
レベルShとする(S103)。今の場合、Sh=5で
ある。
【0015】次に、S102で決定されたLEVELが
11であるか否か、すなわち、ボデーECUから供給さ
れた灯火データが全てのランプを点灯するデータである
か否かが判定される(S104)。灯火データがTAI
LランプとB−UPランプとSTOPランプをONする
データの場合には、上述したようにLEVEL=8であ
り、従ってShに1だけ加算した後(S106)、LE
VELからShを減算して断線検出値Jを算出する(S
107)。今の場合、シャントのレベルは5であるか
ら、J=8ー(5+1)=2となる。このJの値を断線
を生じているランプを示す断線特定フラグWTXの値と
し、制御ユニット60は再び図2のテーブルを参照して
断線ランプを特定する(S108)。今の場合、WTX
=2であり、この値と同一のレベルを有するのはB−U
Pランプであり、従って、B−UPランプが断線である
と特定できる。なお、LEVELの値と検出されたSh
の値が一致するときは断線検出値Jは0であり、この場
合には断線は生じていないことになる。一方、LEVE
Lが11、すなわち灯火データが全てのランプをONす
るデータである場合には、J=LEVELーShにより
断線検出値Jを算出し(S105)、この値を断線特定
フラグWTXとして(S108)、同様に断線を生じた
ランプを特定する。
【0016】このように、本実施例では、点灯すべきラ
ンプが全て点灯した場合に得られるシャント電圧と実際
に得られた電圧との差に基づき、断線の有無さらには断
線の生じたランプを特定するので、各ランプ毎に断線検
出回路を設けることなく簡易な構成で確実に断線ランプ
を検出できる。
【0017】また、本実施例ではWTXを算出し、この
WTXと同一の値を有するレベルに対応するランプを断
線ランプとしたが、測定して得られたShから図2のテ
ーブルを用いて点灯しているランプを特定し、灯火デー
タと比較することにより断線しているランプを特定して
もよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各負荷毎に特別の回路を設けることなく、簡易に断線し
た負荷を検出することができる。
【0019】また、本発明を車両の灯火ユニットに適用
すれば、断線して点灯しないランプを簡易に検出でき、
早期の修理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のランプモジュールの構成図
である。
【図2】 本発明の実施例の点灯ランプとレベルの関係
を示す図である。
【図3】 本発明の実施例の処理フローチャートであ
る。
【図4】 本発明の実施例のシャント電圧とレベルの関
係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
30 ホルダ、33 シャント、45 断線ターミナ
ル、60 制御ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G01R 31/02 G01R 31/02 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60Q 11/00 F21V 25/02 G01R 31/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源に対し並列に接続された互いに抵抗
    値の異なる複数の負荷を有する負荷ユニットの断線検出
    装置であって、 前記負荷ユニットに対して直列に接続されたシャント
    と、 前記負荷ユニットに通電したときの前記シャントの電圧
    を検出する電圧検出手段と、 通電した負荷の抵抗値と検出された電圧との関係に基づ
    いて断線している負荷を特定する演算手段と、 を有することを特徴とする負荷ユニットの断線検出装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の負荷ユニットの断線検出
    装置において、 前記負荷ユニットは車両の灯火系ユニットであり、 前記灯火系ユニットは、全灯火の一極に電気的に接続さ
    れ各灯火を所定位置に保持する導通ホルダを有し、 前記導通ホルダの接地部に前記シャントを形成すること
    を特徴とする負荷ユニットの断線検出装置。
JP14150695A 1995-06-08 1995-06-08 負荷ユニットの断線検出装置 Expired - Fee Related JP3309643B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14150695A JP3309643B2 (ja) 1995-06-08 1995-06-08 負荷ユニットの断線検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14150695A JP3309643B2 (ja) 1995-06-08 1995-06-08 負荷ユニットの断線検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08332897A JPH08332897A (ja) 1996-12-17
JP3309643B2 true JP3309643B2 (ja) 2002-07-29

Family

ID=15293548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14150695A Expired - Fee Related JP3309643B2 (ja) 1995-06-08 1995-06-08 負荷ユニットの断線検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3309643B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5576892B2 (ja) 2012-03-13 2014-08-20 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 Led点灯および断線検出制御装置
JP5576891B2 (ja) 2012-03-13 2014-08-20 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 Led点灯および断線検出制御装置
JP6275969B2 (ja) * 2013-08-09 2018-02-07 矢崎総業株式会社 ランプユニット制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08332897A (ja) 1996-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4094477B2 (ja) 車両用灯具
EP0011454B1 (en) Monitoring circuits, more particularly for monitoring lamp circuits
JP2004122913A (ja) 車両用灯具
WO2000015464A1 (en) Electrical tell tale system for trailers
US5075669A (en) Warning system for detecting burned-out condition of automotive lamps
JP4038898B2 (ja) トレーラを牽引する車両用の方向指示装置およびその方向指示装置に用いられるトレーラ連結判定回路
EP0124963B1 (en) Lamp monitoring circuit
CA2351141A1 (en) Vehicle-trailer signal converter
JP3309643B2 (ja) 負荷ユニットの断線検出装置
US6157296A (en) Lamp burnout detecting unit with branch connection function
US20200086781A1 (en) Electrical circuit for accessory
CN108811270B (zh) 用于车辆的照明组件
US3144561A (en) Remote light indicator system for vehicles
JP2710623B2 (ja) 負荷断線検出装置
KR20090112939A (ko) 차량용 조명 장치
KR19990007452U (ko) 카오디오 배선 점검기
EP0105676A1 (en) Lamp monitoring circuits
US20210086853A1 (en) Trailer Lighting Activation Device
CN212646943U (zh) 汽车信号灯闪烁频率检测装置
JPH0123338B2 (ja)
KR950007556B1 (ko) 표시등 점검장치
JPS6336284Y2 (ja)
KR20060020445A (ko) 자동차의 조명부 고장 진단 장치
JPH0234109Y2 (ja)
CN118068224A (zh) 一种车辆、多光源汽车信号灯故障检测方法及装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees