JP3309429B2 - Ccd冷却用密閉容器 - Google Patents

Ccd冷却用密閉容器

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JP3309429B2
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Japan
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ccd
peltier element
cooling
fpc board
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修 井上
聡 吉沢
英治 塚越
栄作 前田
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCDを密閉収納する
CCD冷却用密閉容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CCD(Charge Coupled Dev
ice)には、周囲温度に比例した暗電流が流れることが
知られている。CCDをイメージスキャナ等のイメージ
センサとして使用した場合には、この暗電流がノイズと
なるためにダイナミックレンジが狭められることにな
る。そこで、CCDを冷却することで暗電流を低減し、
ダイナミックレンジを広げることが行われている。
【0003】また、CCDを冷却する際には結露対策が
必要となることから、CCDを密閉容器に収納し、容器
内にドライ窒素等の気体を封入したり、容器内を真空に
したりすることが行われている。このようなCCD密閉
容器へ冷却用の電力を供給したり、CCDで得られるイ
メージ信号を出力するには、図4に示すようにコネクタ
が使用される。
【0004】図4において、CCD101はリジット基
板102に半田付けされ、CCD密閉容器105にネジ
106によってネジ止め固定されている。CCD密閉容
器105の側部には密閉用コネクタ104が取り付けら
れ、またリジット基板102の右端部にはコネクタ10
3が設けられている。外部機器108は、コネクタ10
7を密閉用コネクタ104に接続することにより、コネ
クタ103を介して冷却用の電力を供給したり、CCD
101で得られるイメージ信号を取り出したりしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例のよう
にして、CCD密閉容器へ冷却用の電力を供給したりC
CDで得られるイメージ信号を出力するのにコネクタを
使用する場合には、密閉用コネクタが一般的ではないた
めに、コストアップになるという問題点がある。
【0006】また、コネクタの接点数が多くなり、ノイ
ズの影響を受け易いという問題点がある。
【0007】更に、コネクタの総数が多くなり、コスト
アップになるという問題点がある。
【0008】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、密閉用コネクタを不要としてコストダウンを図
ること、CCD密閉容器内のコネクタ接点を無くしてノ
イズの影響を低減すること、コネクタの総数を少なくし
てコストダウンを図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、第1の発明によるCCD冷却用密閉容器は、CCD
を載置し、前記CCD密閉容器へ冷却用の電力を供給す
ると共に前記CCDで得られるイメージ信号を出力する
ためのFPC基板と、FPC基板の第1の面を密閉する
第1のカバーと、FPC基板と第1のカバーとの接触部
に設けられる第1のシール材と、FPC基板の第2の面
を密閉する第2のカバーと、FPC基板と第2のカバー
との接触部に設けられる第2のシール材とを具備するよ
うに構成される。
【0010】また、第2の発明によるCCD冷却用密閉
容器は、FPC基板上に載置されたCCDを冷却する直
方体状のペルチエ素子と、CCDをペルチエ素子に押圧
する弾性体を具備し、弾性体によってCCDをペルチエ
素子に圧接することによって、CCDとペルチエ素子と
が接触面積が最も大きい状態で接触するように構成され
る。
【0011】
【作用】上記構成のCCD冷却用密閉容器においては、
CCDを載置したFPC基板を介して、CCD密閉容器
へ冷却用の電力を供給したりCCDで得られるイメージ
信号を出力することができるので、密閉用コネクタを不
要としてコストダウンを図ることができる。
【0012】また、CCD密閉容器内ではコネクタの接
点が無くなるので、ノイズの影響を低減することができ
る。
【0013】更に、コネクタの総数が少なくなり、コス
トダウンを図ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】図1は、本発明によるCCD密閉容器の一
実施例を示す正面図である。
【0016】図1において、CCD1はFPC(Flexibl
e Print Circuit)基板2に載置され、前カバー5および
後カバー6内に収納される。FPC基板2は、CCD1
および後述するペルチエ素子3に対する電力供給と、C
CD1で得られるイメージ信号の出力に使用される。前
カバー5および後カバー6は、FPC基板2を上下方向
から挟んだ状態でネジ止め固定される。このときの外見
は、図2に斜視図で示すようになる。
【0017】前カバー5の下端部には、下辺を1周する
ようにしてオーリング7aが設けられている。また、後
カバー6の上端部には、上辺を1周するようにしてオー
リング7bが設けられている。オーリング7aがFPC
基板2の上面と接触し、オーリング7bがFPC基板2
の下面と接触することで、前カバー5および後カバー6
内の気密性が確保される。オーリング7aおよび7b
は、シール部材として使用されているだけなので、ゴム
板等を組合せて使用することも可能である。また、接着
剤等で代用することも可能である。
【0018】なお、本実施例ではCCD1はリジット基
板には取り付けられていない。リジット基板がガラスエ
ポキシ等を素材としているため基板自体に通気性があ
り、気密性が保たれないからである。一方、FPC基板
は、通気性のないフィルムを素材としているため気密性
が高い。
【0019】前カバー5の上部中央には、ガラス板8が
図外の固定板によって前カバー5にビス圧接固定されて
いる。このガラス板8と前カバー5との間にはオーリン
グ9aが配置され、両者間の気密性を保っている。ま
た、後カバー6の下部中央には、ラジエーター10が図
外のビスによって後カバー6に圧接固定されている。こ
のラジエーター10と後カバー6との間にはオーリング
11aが配置され、両者間の気密性を保っている。
【0020】ラジエーター10の上部中央はペルチエ素
子3下面と接触し、ペルチエ素子3の上部はCCD1下
面と接触している。直方体状のペルチエ素子3のリード
線はFPC基板2に配線される。このペルチエ素子3を
CCD1とラジエーター10で挟むように構成すること
で、ペルチエ素子3は接触面積が最も大きい状態でCC
D1およびラジエーター10と接触する。これにより、
ペルチエ素子3とCCD1およびラジエーター10との
間の熱伝導度を向上させるようにしている。すなわち、
バネ4aおよび4bは、上方向からCCD1を押圧して
ペルチエ素子3がCCD1とラジエーター10に圧接す
るようにしている。なお、ペルチエ素子3の上面および
下面には、熱伝導度を向上させる目的で高熱伝導性のシ
リコン樹脂等が塗布される。
【0021】前カバー5の上部左端部には、カップリン
グ12が設けられている。このカップリング12には、
図3に示すように、バルブ25を介して気体ボンベ24
が接続される。また、前カバー5の上部右端部には排出
開口5aが形成されている。これらのカップリング12
および排出開口5aを利用して、ドライ窒素等の気体を
CCD密閉容器内に注入する作業が、次のようにして行
われる。
【0022】まず、バルブ25を開いて気体ボンベ24
からドライ窒素等の気体がCCD密閉容器内に所定時間
注入される。このとき、CCD密閉容器内の空気は注入
された気体によって排出開口5aから容器外に送り出さ
れる。なお、空気を容器外に送り出す場合に、CCD密
閉容器の角部分に空気が残留することがあるので、前カ
バー5および後カバー6の各隅部分は十分なアールを付
けて、残留分を極力避けるようにしてある。また、CC
D密閉容器内に空気を拡散させ易くする目的から、カッ
プリング12と排出開口5aの距離が長くなるように両
者の位置が設定されている。
【0023】更に、ドライ窒素のような空気よりも比重
の軽い気体をCCD密閉容器内に充満させる場合は、ド
ライ窒素が容器内の左上から右上に移動するだけで、C
CD密閉容器内に拡散しないことがある。このような状
態を避けるために、後カバー6の下部右端部に排出開口
5aを設けることもできる。
【0024】CCD密閉容器内が気体で満たされた時点
で、排出開口5aにプラグ13をネジ込むことによって
排出開口5aは密封される。その後にバルブ25が閉じ
られ、カップリング12の部分でバルブ25からの配管
を離脱すると、気体ボンベ24はCCD密閉容器から分
離される。なお、カップリング12はバルブ25からの
配管を接続したときに開き、配管を離脱したときに閉じ
るバルブとしての機能を持っているものとする。
【0025】このようにしてドライ窒素等の気体が満た
されたCCD密閉容器は、イメージスキャナ等に取り付
けて使用される。上述したように、ペルチエ素子3がC
CD1とラジエーター10に圧接した状態で、FPC基
板2を介してペルチエ素子3に電力を供給すると、ペル
チエ素子3はペルチエ効果によってCCD1を冷却し、
ラジエーター10を加熱することになる。このようにし
てCCD1を冷却することで、暗電流を低減してダイナ
ミックレンジを広げることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明のCCD冷却用密
閉容器によれば、CCDを載置したFPC基板を介し
て、CCD密閉容器へ冷却用の電力を供給したりCCD
で得られるイメージ信号を出力することができるので、
密閉用コネクタを不要としてコストダウンを図ることが
可能となる。
【0027】また、CCD密閉容器内ではコネクタの接
点が無くなるので、ノイズの影響を低減することが可能
となる。
【0028】更に、コネクタの総数が少なくなり、コス
トダウンを図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCCD密閉容器の一実施例を示す
正面図である。
【図2】本発明によるCCD密閉容器の一実施例を示す
斜視図である。
【図3】本発明によるCCD密閉容器の一実施例を示す
概略正面図である。
【図4】従来のCCD密閉容器の一例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 CCD 2 FPC基板 3 ペルチエ素子 4a バネ 4b バネ 5 前カバー 5a 排出開口 6 後カバー 7a オーリング 7b オーリング 8 ガラス板 9a オーリング 10 ラジエーター 11a オーリング 12 カップリング 13 プラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−169050(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/14 H01L 23/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CCDを密閉収納するCCD冷却用密閉
    容器において、 前記CCDを載置し、前記CCD密閉容器へ冷却用の電
    力を供給すると共に前記CCDで得られるイメージ信号
    を出力するためのFPC基板と、前記FPC基板の第1
    の面を密閉する第1のカバーと、前記FPC基板と前記
    第1のカバーとの接触部に設けられる第1のシール材
    と、前記FPC基板の第2の面を密閉する第2のカバー
    と、前記FPC基板と前記第2のカバーとの接触部に設
    けられる第2のシール材とを具備することを特徴とする
    CCD冷却用密閉容器。
  2. 【請求項2】 FPC基板上に載置されたCCDを冷却
    する直方体状のペルチエ素子と、前記CCDを前記ペル
    チエ素子に押圧する弾性体を具備し、前記弾性体によっ
    て前記CCDを前記ペルチエ素子に圧接することによっ
    て、前記CCDと前記ペルチエ素子とが接触面積が最も
    大きい状態で接触するようにしたことを特徴とするCC
    D冷却用密閉容器。
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