JP3309417B2 - 流体制御装置 - Google Patents

流体制御装置

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JP3309417B2
JP3309417B2 JP03764992A JP3764992A JP3309417B2 JP 3309417 B2 JP3309417 B2 JP 3309417B2 JP 03764992 A JP03764992 A JP 03764992A JP 3764992 A JP3764992 A JP 3764992A JP 3309417 B2 JP3309417 B2 JP 3309417B2
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valve
valve housing
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hot water
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康夫 城戸内
白井  滋
義幸 横網代
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室内のような高湿度
雰囲気中で用いる流体制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の流体制御弁装置は図4に
示すようなものがあった(例えば実開昭55−5922
3号公報)。
【0003】図4において、高温湯を供給する給湯機1
と、湯の入口2と水の入口3と混合湯の出口4を有し、
かつ内部には、軸8に取り付けた湯側弁体6と水側弁体
7を設けた弁筐体5とを有し、前記各弁体は外部に設け
た直線運動変換機構9及び歯車10を介してモータ11
により駆動する。混合湯の出口4の近傍には、混合湯温
度を検出する温度検出器12が設けられ、混合湯温設定
器13で設定した温度と温度検出器12で検出した温度
を制御器14で比較し、モータ11を制御する。また、
配管15を経て端末には蛇口16が設けられている。蛇
口16を開き、混合湯温設定器13により混合湯温を設
定すると、制御器14で湯温検出器12の値と混合湯温
の設定値が信号値として、両者の温度偏差をなくすよう
にモータ11が駆動制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成では、モータ11などの電装部の防水構造がなされて
おらず、設置場所が限定されていた。
【0005】本発明はこのような課題を解決するもの
で、電装部に水がかかることがないように防水構造をと
り、浴室内でも設置可能な流制御装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の流制御装置は、弁筐体と、前記弁筐体内に
設けた流体を制御する制御弁と、前記制御弁を駆動する
電気的駆動装置と、前記電気的駆動装置を制御する制御
器と、動作を指示する設定器と、前記弁筐体を浴室の壁
に取り付けるための固定板と、前記弁筐体を覆う弁ケー
スと、前記弁ケースは前記弁筐体をカバーする弁室と電
気的駆動装置及び制御器をカバーする電装室の2室に分
離し、前記電装室は防湿構造とし、かつ前記電装部分か
らのリード線を通すとともに前記浴室の外部の空気と呼
吸する筒状の連通孔を備えた構成としてある。
【0007】
【作用】以上の構成により、電気的駆動装置及び制御器
の電装部分は弁ケースにより、浴室内の湿気や水と隔絶
し、浴室外の外気と連通孔により呼吸できる構成となっ
ている。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1に本発明の一実施例の流体制御装置の
システム構成を、図2、図3には同実施例の流体制御装
置本体の構成を示す。給湯熱源機17からのびる湯流路
18と水流路19と、流出路20を有する弁筐体21内
に、第一の制御弁22として、前記湯流路18から来る
お湯の流量を制御する湯弁23と、水流路19から来る
水の流量を制御する水弁24があり、ひとつの弁軸25
がスラスト方向に駆動することで前記二つの弁23、2
4を作動させるもので、双方閉止しているか、またはど
ちらか一方のみ開成し流量制御できる構成になってい
る。前記弁軸25をスラスト駆動させるために、第一の
電気的駆動装置26がある。
【0009】流出路20の下流には第二の制御弁27
しての2つの電磁弁28、29があり、シャワー30と
カラン31に吐出先を切り替えるものである。前記弁筐
体21の後方にそれ自身を浴室壁などに取り付けるため
の固定板32を設け、前記弁筐体21を覆う弁ケース
があり、この弁ケース33は、2室に分離しており、
弁筐体21及び電磁弁(28、29)ボデー部分をカバ
ーする弁室33(a)と、ゴムパッキン34等で仕切っ
て防水構造をなす電装室33(b)で構成されている。
電装室33(b)には第一の電気的駆動装置26及び電
磁弁(28、29)のコイル部分(第二の電気的駆動装
置35)とそれらを制御する制御器36が収められ、ま
た電装室33(b)には弁筐体21等の金属ボデー部分
は臨ませない構成である。この電装室33(b)は浴室
外部の外気と呼吸する円筒状の連通孔37を有し、この
連通孔37は弁室33(a)、固定板32を突き抜け浴
室外部に面している。また、この連通孔37内を動作を
指示する設定器38と制御器36を連絡するリード線3
9が通過する構成になっている。
【0010】以上の構成により、弁筐体21も含めた流
量制御弁ユニット全体が弁ケース33により覆われてい
るため、取りつけ施工時にユニット全体を保護すること
になる。また、施工後実際使用する場面で、温水吐出に
より弁筐体21が金属で熱くなり、その部分に不用意に
触って火傷するようなこともない。
【0011】電気まわりをカバーする電装室33(b)
は浴室内部とは完全に隔離した防湿構造をとっているた
め、浴室内に安心して設置でき、また電装室33(b)
には弁筐体21等の金属ボデー部分は臨ませない構成
で、連通孔37により浴室外部の外気と常に呼吸する構
成のため、電装室33(b)において結露を生じる心配
もなく極めて信頼性の高いものである。
【0012】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明の流体制御装置によれば、下記の効果が得られ
る。 (1)弁筐体も含めた流量制御弁ユニット全体がケース
で覆われているため、取りつけ施工時にユニット全体を
保護することができる。 (2)弁筐体もケースで覆われているため、温水吐出に
より金属の弁筐体が熱くなり、その部分に不用意に触っ
て火傷するようなこともない。 (3)電装部は防湿構造で、前記電装部分からのリード
線を通し外気と呼吸する連通孔を有する弁ケースに覆わ
れているため、浴室内に安心して設置でき、連通孔によ
り浴室外部の外気と常に呼吸する構成のため、電装部ケ
ース内において結露を生じる心配もなく極めて信頼性の
高いものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の流体制御装置のシステム構
成図
【図2】同流体制御装置本体の正面断面図
【図3】同流体制御装置本体の側面断面図
【図4】従来の流体制御弁の構成図
【符号の説明】
21 弁筐体22 第一の制御弁 26 第一の電気的駆動装置27 第二の制御弁 32 固定板33 弁ケース 35 第二の電気的駆動装置 36 制御器 37 連通孔 38 設定器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−124372(JP,A) 特開 平2−171514(JP,A) 特開 平2−240472(JP,A) 特開 昭62−124369(JP,A) 実開 昭55−59223(JP,U) 実開 昭51−152861(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 27/00 - 27/12 F16K 11/00 - 11/24 E03C 1/00 F24D 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁筐体と、前記弁筐体内に設けた流体を
    制御する制御弁と、前記制御弁を駆動する電気的駆動装
    置と、前記電気的駆動装置を制御する制御器と、動作を
    指示する設定器と、前記弁筐体を浴室の壁に取り付ける
    ための固定板と、前記弁筐体を覆う弁ケースと、前記弁
    ケースは前記弁筐体をカバーする弁室と電気的駆動装置
    及び制御器をカバーする電装室の2室に分離し、前記電
    装室は防湿構造とし、かつ前記電装部分からのリード線
    を通すとともに前記浴室の外部の空気と呼吸する筒状の
    連通孔を備えた流体制御装置。
JP03764992A 1992-02-25 1992-02-25 流体制御装置 Expired - Fee Related JP3309417B2 (ja)

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