JPS62110089A

JPS62110089A - 湯水混合装置

Info

Publication number: JPS62110089A
Application number: JP25121385A
Authority: JP
Inventors: Hiroaki Yonekubo; 寛明米久保; Yasuo Kidouchi; 城戸内　康夫
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-11-08
Filing date: 1985-11-08
Publication date: 1987-05-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、湯と水を混合して適温を得る給湯用の湯水混
合装置に関するものである。

従来の技術従来この踵の湯水混合装置には、第３図に示すようなも
のがあった。（例えば実開昭５５−５９２２３号公報）第３図において、湯の入口１と水の入口２と混合湯の出
口３を有した弁框体４の内部には、湯側弁体５と水側弁
体６が設けられている。ｉ　副弁体５と水側弁体６は軸
７に取り付けられ、外部に設けた直線運動変換機構８及
び歯車９を介し、モータ１０により駆動される。混合湯
の出口３の近傍には、混合湯温を検出する混合湯温検出
器１１が設けられ、混合湯温設定器１２で設定した混合
湯温値と、混合湯温検出４１１で検出される混合湯温値
を制御器１３で比較し、モータ１０を制御する。

また、配管１４を経て端末には蛇口１５が設けられてい
る。そして蛇口１５を開成し混合湯温設定器１２を手で
操作し混合湯温を設定すると、制御器１ａで混合湯温検
出器」１の値と混合湯温の設定値が信号として比較され
、両者の温度偏差をなくすようにモータ１０が駆動制御
される。

発明が解決しようどする問題点しかしながら上記のような構成では、次の様な問題点を
有していた。

（１）弁框体４、混合湯温設定器１２、制御器１３等が
別々に構成されているために取扱いが面倒であり、現場
で複雑な配線工事や配管工事を必要とした。

（２）　　混合湯温設定器１２や制御器１３が混合湯の
使用場所に設置された場合、飛散する水滴がかかること
を防止するため設置場所が制約されたり、特別に防護手
段を設ける必要があった。本発明はこのような従来の問
題点を解決するものであり取扱いが容易で工事が簡単な
湯水混合装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段上記問題点を解決するために本発明の湯水混合装置は、
湯側流路と水側流路に臨み湯、水の混合比率を調節する
湯側弁体および水側弁体と、混合湯が合流して流れる混
合湯流路と、この混合湯流路に設けた混合湯温検出器等
を弁框体内に荷した弁ユニットと、この弁ユニットに、
前記の湯側弁体と水側弁体を駆動する電気的駆動手段と
、混合湯温設定器と、この混合湯温設定器と前記混合湯
温検出器の信号を比較して電気的駆動手段を制御する制
御器とから成る電装部を内蔵した框体を装置して設けて
いるものである。

作　　用本発明は上記した構成によって、混合湯温設定器で欲し
い温度を設定すれば、混合湯温設定器の信号と混合湯温
検出器の信号が制御器で比較され、偏差がなくなるよう
に電気的駆動手段で湯側弁体、水側弁体を駆動し、混合
比率を調節し、自動的に所望の混合湯温を得るものであ
る。

実施例以下、本発明の実施例を第１図及び第２図に基づいて説
明する。

第１図は第２図に示す本発明の実、構成例を分り易くす
るための系統図である。弁框体１６内には湯供給路１７
に接続される湯側流路１８と、水供給路１９に接続され
る水側流路２ｏが設けられている。供給される湯は、湯
側接続＠２１内に設けた湯側一時止水弁２２、湯側接続
簡２３内に設けた湯側フィルター２４、湯側逆止弁２５
を経て、圧力バランス弁２６に至る。同様に水は、水側
接続部２７の水側一時止水弁２８、水側接続部２９の水
側フィルター３０、水側逆止弁３１を経て、圧力バラン
ス弁２６に至る。圧力バランス弁２６では、湯と水の圧
力が調整され、２次圧力同志が等しくなる。圧力バラン
ス弁２６の下流の湯側流路１８には湯側弁座３２と＠側
弁体３３が臨んでいる。また、水側流路２０には水側弁
座３４と水側弁体３５が臨んでいる。湯側弁体３３と水
側弁体３５ば、独立した２個の電気的駆動手段である湯
側モータ３６と水側モータ３７により駆動される。混合
比を調節さｔ″した楊と水は合流して混合湯流路３８を
流れる。この混合湯流路３８には、流計検出器３９及び
混合湯温検出器４０が設けられている。これら弁框体１
６、湯側流路１８、水側流路２０、湯側弁座３２、湯側
弁体３３、水側弁座３４、水側弁体３５、混合湯流路３
８、混合湯温検出器４０等より弁ユニット４１が構成さ
れている。この弁ユニット４１には框体４２がその表面
を覆い直接手が触れないように構成して装着されている
。框体４２内には、前記湯側モータ３６と水側モータ３
７が設けられており、この他混合湯瀧等を設定する設定
器４３と制浦ｊ＠４４が設置さｔＬでいる。設定器４３
は第２図に示すように、防水用の膜体を介して框体４２
の表面部に操作部が臨んでおり、混合湯温の設定や流計
の設定を行なう。制＠ｌ器４４では、設定器４３と、混
合湯温検出器４０の信号が比較され、偏差をなくすよう
に湯側モータ３６と水側モータ３７を制御して混む比率
を調節する。また流計噴出＠３９の信号と設定器４３の
流は設定値に基づいて流量の調節を行なう。更に設定器
４３部で混合湯温や流量の表示を行なうため、混合湯温
検出器４０や流量検出器３９の信号は、制御器４４を介
して利用される。

なお、混合された湯は混合湯流路３８の端末に設けた蛇
口４５から利用対象に供給される。また、制御器４４や
湯側モータ３６、水側モータ３７等には、貫通口４６を
通って電線４７から給電される。

次に動作を説明する。設定器４３で所望の温度を設定し
給湯開始を指示すると、湯側モータ３６と水側モーフ３
７が制御器４４の指令で動作し、湯側流路１８と水側流
路２０を開成し、湯と水が流れ出す。そして、混合湯温
検出器４０で検出される混合湯温と設定器４３で設定さ
′ｔ−′した混合湯温の信号が制御器４４で比較され、
偏差がなくなる混合比率にまで湯側弁体３３と水側弁体
ａ５が駆動調節され、設定さｔ−した混合湯温を得る。

混合された楊は、蛇口４５から給湯対象に供給される。

供給される混合湯の流量を変更したい場合は、設定器４
３で設定値を変更すると湯側弁体３３と水ｌ１１１１弁
体３５が同方向に駆動され、混合比率を一定に保ちつつ
流量調節が行なわれる。また水圧や湯圧に変動があった
場合は、王カバランス弁２６が作用し影響を緩和し混合
湯温を一定に保つ。給湯を停止したい時は、設定器４ａ
でその様に指示すると、湯側弁体３３と水側弁体３１ｔ
、それぞれ開底されて行き各々の弁座３２．３４に当接
し楊、水の供給を停止する。これらの制御動作において
、設定器４３、制御器４４、湯側モータ３６、水側モー
タ３７、混合湯温検出器４０等が近接設置される構造を
採つているため配線距離が短くて済み、配線に乗る外部
ノイズの影響を低減できている。

また、制御器４４や湯側モーフ３６、水側モーフ３７に
供給される電気は、框体４２に設けた貫通口４６を通っ
て電線４７より給電されるため、蛇口４５で使用される
混合湯がむやみに制御器４４やセーフ３６．３７にかか
ることが防止できるとともに、特別に電源を内蔵する必
要がない。更に、蛇口４５は混合湯流路３８の末端に持
って来ているため、混合湯温検出器４０からの距離が短
くて済み、給湯対象までに至る混合湯温の低下が少なく
なる。施工は弁ユニット４１と電装部を内蔵した框体４
２が一体的に扱えるため、湯側接続部２１水倶り接続筒
２７を湯供給路１７と水供給路１９に接続し、電線４６
を配線するだけで良い。なお、楊１１１１Ｊ弁体３３と
水側弁体３５は一つの電気的駆動手段で駆動する方法も
容易に考えられる。

本実施例における効果としては、混合湯流路の末端を匣
用対象に混合湯を供給する給湯蛇口４５としているため
、給湯対象に至るまでの温度低下が少なくて済み、設定
器４３で設定されたとおりの混合湯温か得られる点がま
ず挙げられる。また、框体４２は′電気的駆動手段であ
る湯側モータ３６や水側モータ３７、そして制御器４４
等に電気を供給する電線の貫通口４６を有しているため
、電装部が内蔵さ７−′した框体４２内部へ飛散した混
合湯が入り込むことが低減できるとともに、特別に電源
を内蔵する必要がないという効果を有する。更に、楊ｆ
ｕｌｌ弁体ａ３と水側弁体３５は独立した２＠の電気的
駆動手段である湯側モータ３６と水側モータ３７により
駆動される構成のため、湯側弁体３３と水側弁体３５が
止水弁を兼ねることができ、特別に止水弁を設ける必要
がないという効果を有している。

発明の効果以上のように本発明の湯水混合装置によれば次のような
効果が得られる。

（１）弁ユニットに混合湯温設定器、制御器、電気的駆
動手段を内蔵した框体を装着して設けているため、取扱
い易く工事が簡単であり、使用対象部で混合湯温を設定
できる効果を有する。

（２）框体が弁ユニットに装着されているため、使用時
に手や体が弁ユニッ）ｉ側流路表面に触れ火傷すること
の防止ができる。

（３）混合湯温設定器、制御器、電気的駆動手段、混合
湯温検出器等を結ぶ配線距離が短くて済むため、外部ノ
イズの影響を低減でき、誤動作の防止が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の系統図、第２図ａ〜Ｃは同
実構戎を示す部分断面を含む上面図、正面図、側面図、
第３図は従来の湯水混合装置を示す断面図である。１７・・・・・・湯供給路、１８・・・・・・湯側流路
、１９・・・・・・水供給路、２０・・・・・・水側流
路、３２・・・・・湯側弁座、３３・・・・・湯側弁体
、３４・・・・・・水側弁座、ａ５・・・・・水側弁体
、３６・・・・・・湯側モータ（電気的駆動手段）、３
７・・・・・・水側モータ（電気的駆動手段）、３８・
・・・・・混合湯流路、４０・・・・・・混合湯温検出
器、４１・・・・・・弁ユニット、４２・・・・・・框
体、４３・・・・・・設定器（混合湯温設定器）、４４
・・・・・・制御器、４５・・・・・・蛇口、４６・・
・・・・貫通口、４７・・・・・電線。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）弁框体内に、湯供給路に接続される湯側流路と、
水供給路に接続される水側流路と、湯側流路に臨んだ湯
側弁座および湯側弁体と、水側流路に臨んだ水側弁座お
よび水側弁体と、湯と水が合流して流れる混合湯流路と
、この混合湯流路に設けた混合湯温検出器とを設けて構
成した弁ユニットと、この弁ユニットに装着される框体
と、この框体内に設けた前記湯側弁体と水側弁体とを駆
動する電気的駆動手段と、框体表面に操作部が臨んだ混
合湯温設定器と、同じく框体内に設けられ、前記混合湯
温検出器と混合湯温設定器の信号を比較して前記電気的
駆動手段を制御する制御器とを備えた湯水混合装置。
（２）混合湯流路の末端を使用対象に混合湯を供給する
給湯蛇口とした特許請求の範囲第１項記載の湯水混合装
置。
（３）框体は電気的駆動手段や制御器に電気を供給する
電線の貫通口を有した特許請求の範囲第１項記載の湯水
混合装置。
（４）湯側弁体と水側弁体は、独立した２個の電気的駆
動手段により駆動される特許請求の範囲第１項記載の湯
水混合装置。