JPS6332225A - 湯水混合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、湯と水を混合して適温を得る給湯用の湯水混
合装置に関するものである。

従来の技術 従来この種の湯水混合装置には、第５図に示すようなも
のがあった。（例えば実開昭５５−５９２２３号公報） 第５図において、湯の入口１と水の入口２と混合湯の出
口３を有した弁框体４の内部には、湯側弁体５と水側弁
体６が設けられている。湯側弁体５と水側弁体６は軸７
に取り付けられ、外部に設けた直線運動変換機構８及び
歯車９を介し、モータ１０により駆動される。混合湯の
出口３の近傍には、混合湯温を検出する混合湯温検出器
１１が設けられ、混合湯温設定器１２で設定した混合湯
温値と、混合湯温検出器１１で検出される混合湯温値を
制御器１３で比較し、モータ１０を制御する。また、配
管１４を経て端末には蛇口１５が設けられている。そし
て蛇口１５を開成し混合湯温設定器１２を手で操作し混
合湯温を設定すると、制御器１３で混合湯温検出器１１
の値と混合湯温の設定値が信号値として、両者の温度偏
差をなくすようにモータ１０が駆動制御される。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、次の様な問題点を
有していた。

弁框体４、設定器１２、制御器１３等が別々に構成され
ているため取扱いが面倒であり、現場で複雑な配線工事
を必要とした。また、浴室設置を考慮した場合、浴室外
の配管途中に、弁本体を設けるしかなく、既存の浴室内
に設けている湯水混合栓に付は替えることはできず、設
置工事が大がかりになる。

本発明はこのような従来の問題を解決するもので、取扱
論や施工が容易で、浴室内投首型の電気式湯水混合装置
を提供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明の湯水混合装置は、
給湯管と給水管と、湯と水を混合して適温を得る混合弁
と、前記混合弁の下流に設けた吐出口とからなる混合弁
ユニットと、前記混合弁ユニットに装着され、前記混合
弁を電気的に駆動する混合弁駆動装置と、所望する混合
湯の温度・流量等の状態量を設定及び表示を行うコント
ローラと、前記コントローラの信号より、前記混合弁駆
動装置を制御する制御器とを被い室内の雰囲気と隔絶す
る防水ケースと、前記防水ケース内と外部を連通ずる通
気口と、外部に設けた電源と、前記通気口内に配線した
電源と制御器を結ぶ電源コードとで構成する。

作　　　用 本発明は上記した構成により、制御器はコントローラで
設定された状態量に合わせて混合弁駆動装置に信号を送
り、混合弁の弁開度比率を変化させ、コントローラで設
定された状態量と等しい混合水を得るように制御するも
のであり、混合弁駆動装置、コントローラ、制御器など
の電装部は、５・・− 防水ケースで密閉し、室内の湿気と隔絶し、かつ、通気
口により、外気と連通している構成により、電装部の結
露等に対する安全性を保っている。

実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図は、本発明の実施例の構成を分り易くするための
系統図である。また第２図、第３図、第４図にその構成
を示す。浴室内に配管された給湯管１６と給水管１７と
、混合弁ユニット１日と、前記給湯管１６、給水管１７
と、混合弁ユニット１Ｂを接続する接続金具１９を湯側
、水側双方に設け、接続金具１９内部には止水弁２０、
フィルり２１、逆止弁２２を有し、混合弁ユニット１８
を固定するものである。混合弁ユニツト１Ｂ内部の構成
は、給湯管１６に接続する渦流路２３と、給水管１７に
接続する水流路２４を設け、接続金具１９を経由して流
入した湯水は、圧力バランス弁２５により圧力が等しく
なり、圧力バランス弁２５の下流の湯流路２３には湯側
弁座２６と湯側６へ− 弁体２７、水流路２４には水側弁座２８と水側弁体２９
から力る混合弁３０が有り、前記湯側弁体２７と水側弁
体２９は、独立した２個の電気的駆動装置３１である湯
側モータ３２と水側モータ３３により駆動される。混合
比を調節された湯と水は合流して混合渦流路３４を流れ
吐出口３５より吐出する。前記混合渦流路３４には、流
量検出器３６及び混合湯温検出器３７を設けている。こ
れら渦流路２３、水流路２４、混合弁３０、混合湯流路
３４、流量検出器３６、混合湯温検出器３７等より混合
弁ユニット１８は構成されている。

前記電気的駆動装置３１である湯側モータ３２と水側モ
ータ３３、それにコントローラ３日、制御器３９等が防
水ケース４０内に浴室内雰囲気とは隔絶されて設けてお
り、防水ケース４０は前記混合弁ユニット１８に対し、
湯側モータ３２、水側モータ３３の回転軸と、混合弁ユ
ニット１８内の混合弁３０の弁軸と連結し装着する構成
で、混合弁ユニット１日と接続金具１９を含め全体を被
うものである。前記防水ケース４０には浴室外気と７八
−７ 連通ずる通気口４１′ｆｆ：設け、防水ケース４０内は
浴室外気と通風状態をとれるものである。一方浴室外に
低電圧電源４２を設け、前記混合弁ユニット１８内の制
御器３Ｂと電源を連絡する電源コード４３は、通気口４
１因に配線され連絡している。

以上の構成により、防水ケース４０表面に臨んだコント
ローラ３Ｂの操作部を操作し、所望する状態量を設定す
ると、制御器３９は、流量検出器３６、混合湯温検出器
３７の信号とコントローラ３Ｂの信号を比較し、偏差量
により混合弁駆動装置３１に信号を送り、湯側弁体２７
、水側弁体２９を駆動し、出湯・停止、或いは湯水の混
合比率を調節し、コントローラ３Ｂで設定した状態量と
等しい混合湯を得るものである。また、防水ケース４０
により、混合弁駆動装置３１、コントローラ３Ｂ、制御
器３９は浴室内の湿気と隔絶され、通気口４１を通して
浴室外気と通風可能としているため、防水ケース４０内
は結露しにりく、従って耐久性が向上している。丑た、
吐出口３５近傍にコントローラ３Ｂが設けられ、使い勝
手が良く、制御器３９及び、混合弁駆動装置３１等の電
源は、浴室外部で一般家庭用のＡＣ１００Ｖ電源をＤＣ
１２Ｖの低電圧に変換し、電源コード４３を通じて連絡
している構成のため、万一の漏電等による感電する危険
もなく安心して使用できる。また、防水ケース４０は混
合弁ユニット１Ｂを含め全体を被っているため、湯配管
等に触れ、やけどする心配もない。

発明の効果 以上のように本発明の湯水混合装置によれば次の効果が
得られる。

（１）混合弁本体とコントローラ等の電装部が１体構成
で浴室内設置を可能としているため、浴室内において既
存の給湯管、給水管への接続でき、設置工事が簡単であ
る。

（２）　　コントローラが吐出口に接続しており、使い
勝手が良い。

（３）　　コントローラ等の電装部は室内の湿気と隔絶
し、外気と連通ずる構成としたため、結露等が生じるお
それがなく、耐久的に優れている。

９　・ （４）防水ケースにより、混合弁ユニットがカバーされ
る構成となるため、混合弁ユニットの湯が流れている金
属部分に触れてやけどすることもなく安全である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における湯水混合装置の系統
図、第２図は同装置における正面図、第３図は第２図に
おけるＡＡ線断面図、第４図は第２図におけるＢＢ線断
面図、第５図は従来例の構成図である。 １６・・・・・給湯管、１７・・・・・給水管、１８　
・・・・混合弁ユニット、１９・・・・・・接続金具、
３０・・・・混合弁、３１・・・・・・混合弁駆動装置
、３５・・・・・吐出口、３６・・・・・流量検出器、
３７・・・・・混合湯温検出器、３８・・・・・・コン
トローラ、３９・・・・制御器、４０・・・・・防水ケ
ース、４１・　・通気口、４２・・・・・・低電圧電源
、４３　・・・電源コード。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）給湯管と給水管と、湯と水を混合して適温を得る
   混合弁と、前記混合弁の下流に設けた吐出口とからなる
   混合弁ユニットと、前記混合弁ユニットに装着され、前
   記混合弁を電気的に駆動する混合弁駆動装置と、所望す
   る混合湯の温度・流量等の状態量を設定及び表示を行う
   コントローラと、前記コントローラの信号より、前記混
   合弁駆動装置を制御する制御器とを被い室内の雰囲気と
   隔絶する防水ケースと、前記防水ケース内と外部を連通
   する通気口と、外部に設けた電源と、前記通気口内に配
   線した電源と制御器を結ぶ電源コードとを備えた湯水混
   合装置。
2. （２）防水ケースは、混合弁ユニット全体を被うカバー
   を兼ねた特許請求の範囲第１項記載の湯水混合装置。
3. （３）電源は商用電源を直流電圧に変換する低電圧電源
   である特許請求の範囲第１項記載の湯水混合装置。