JP3308326B2 - 分光器 - Google Patents

分光器

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JP3308326B2 JP02040893A JP2040893A JP3308326B2 JP 3308326 B2 JP3308326 B2 JP 3308326B2 JP 02040893 A JP02040893 A JP 02040893A JP 2040893 A JP2040893 A JP 2040893A JP 3308326 B2 JP3308326 B2 JP 3308326B2
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洋一 原田
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
    • G01J3/28Investigating the spectrum

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】波長を駆動する分光器に関し、特
に波長の位置検知機構を持つ分光器に関する。
【0002】
【従来の技術】分光する光を分光するための主波長分散
素子として、溝数1800〜4800本/mm程度の反射型回折格
子(主格子)を用いる。主格子の位置検知のための副波
長分散素子としては、溝数10〜 100本/mm程度の平面回
折格子(副格子)を用い、主格子と固定し一緒に駆動す
る。主格子の位置検知とは、分光する光の入射角と/又
は分光された光の出射角の検知であり、検出器により検
出する分光波長を正確に特定することができる。
【0003】入射スリットには、分光する光を入射させ
る。入射スリットから入射した光は、主格子で分光され
た後に出射スリットから出射し、主検出器で検出され
る。このとき、駆動部を適当に駆動することにより、任
意の波長の光を出射スリットに出射させ、任意の波長の
光の強度を測定する。
【0004】一方、副格子には、位置検知のためのレー
ザー光などの波長幅の狭い光を入射させる。副格子に入
射した光は、副格子で回折された後に、分光方向に列状
に並んだ複数の検出素子を持つ副検出器に入射する。副
格子の溝数は少ないため、副格子上では、複数の次数の
回折光が回折される。
【0005】副検出器に入射する回折光の間隔は、駆動
位置と、副格子の溝数と、光源の波長と、副格子から副
検出器までの距離等によって決まる。このため、副格子
の駆動に伴って副検出器上を回折光が次々と横切り、か
つ一つ以上の回折光が常に副検出器上に入射するよう
に、回折光の間隔と副検出器の幅とを設定し、そして主
格子と副格子を固定して同時に駆動することにより、回
折光を用いて波長分散素子(主格子)の位置検知をする
ことができる。
【0006】そして主格子と副格子を固定する際に同一
平面上に固定することが、設計も製造も駆動動作も位置
検知操作も簡単であるので、同一平面上に固定してい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】位置検知精度を上げる
ためには、副検出器の検出素子の大きさは、回折光の強
度分布の半値幅に近いことが望ましい。また、検出素子
の数は、データ処理の点から少ないほどよい。そして、
副検出器の幅は検出素子の大きさと数で決まる。
【0008】一方、副検出器の幅は、常に一つ以上の回
折光が入射する必要がある。従って、回折光の強度分布
の半値幅と間隔は、できるだけ一定であることが望まし
い。このうち、半値幅はほぼ一定である。一般に、回折
格子では、回折角度が大きくなると回折光の角分散が大
きくなり、回折光の間隔も大きくなる。特に、回折範囲
の上限に近ずくにつれて急激に大きくなり、回折角度が
小さい場合の10倍近くにもなる。
【0009】主格子と副格子とを同一平面上に固定する
場合には、主格子の回折角が大きくなるような波長の光
を分光するときに副格子の回折角も大きくなり、回折光
の間隔も大きくなると言う欠点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】主波長分散素子(主回折
格子)と副波長分散素子(副回折格子)の間に角度を設
けて固定する。主回折格子は、最大で、 0〜90度の間の
回折角で用いられるので、主波長分散素子と副波長分散
素子のなす角が40〜45度となるように駆動軸回りに傾け
て(角度を持って)固定する。
【0011】また、回折光の間隔から回折角度を求め、
回折角から主波長分散素子と副波長分散素子の間の角度
を求める。
【0012】
【作用】主波長分散素子が 0〜90度の間で用いられると
きに、副波長分散素子の回折角はおおよそ±45度以内に
なり、この範囲内では角分散があまり変化しないので、
副検出器を常に最適な状態で用いることができる。
【0013】また、回折光の間隔から回折角度を求め、
回折角から主波長分散素子と副波長分散素子の間の角度
を求められる。
【0014】
【実施例】以下実施例を図面に基づき、詳細に説明す
る。図1について説明する。入射スリット3は、分光用
光源2からの光をビーム状に入射させる。なお、分析用
光は、原子吸光分光分析用の光、ICP発光分光分析用
の光、または赤外線分光分析用等の光を用いることもあ
る。
【0015】入射スリット3から入射した光は、凹面鏡
であるカメラミラー4で平行光線になって後、主波長分
散素子である主格子6に入射する。主格子6には、入射
スリット3のスリット方向と平行な溝(これもスリット
と言う)が1800〜4800本/mm程度有する反射型回折格子
である。
【0016】主格子6に入射した光は、主格子6で分光
された後、分光された光を集光するためのコリメータミ
ラー7を通って、出射スリット8から出射し、出射スリ
ット8の後方の主検出器10で検出される。このとき、
主格子6は、駆動部11により分光方向に回転可能にな
っており、その回転は、制御部12により正確に制御さ
れている。駆動部11を適切に駆動することにより、任
意の波長の光を出射スリット8に出射させ、任意の波長
の光の強度を測定する。
【0017】分光用光の上方(下方でも良いが、スリッ
トの長手方向)に波長幅の非常に狭い光源1を入射スリ
ット3にその光が入射するように設ける。光源1から発
せられた波長幅の狭い光(レーザ等)は、入射スリット
3を通過し、横方向に回折されて広がりながら、カメラ
ミラー4に入射する。カメラミラー4で平行光線になっ
た光は、副格子5に入射し、複数の次数で複数の方向に
回折される。副格子には主格子と同じ方向にスリットが
10〜 100本/mm程度設けられている。副格子5で回折さ
れた光は、コリメーターミラー7を経て副検出器9上に
結像する。
【0018】副格子5は、主格子6の上方(光源1が下
方ならば主格子の下方)に、主格子6と駆動軸回りにお
よそ45度の角度を持って主格子6に固定されている。主
格子6が、回折角を 0度から90度近くまで駆動されると
き、副格子5は、 -45度から45度まで駆動される。なお
ここで、回折角とは、主格子6の法線と主格子6により
分光され出射する光線のなす角度を言う。
【0019】副格子5が主格子6と共に駆動(回転)さ
れるに従い、副検出器9上を複数の回折光が横切る。光
源1の光の波長は既知であり、ある点での位置を覚えて
おけば、横切った回折光の数と回折光の位置とから主格
子6の位置が検知できる。また、副格子5の回折角は、
±45度までしか変化しないので、回折光の間隔はあまり
変化しない。
【0020】本発明の実施例における副格子5による回
折角と回折光の間隔の関係に付いて計算したグラフが図
2a、従来の実施例に付いて計算したグラフが図2bで
ある。計算式は、次の通りである。ここで、 mを回折次
数、λを光源の波長、 dを副格子5の格子常数(溝の間
隔)、φをカメラミラー4とコリメーターミラー7が副
格子5に対して張る角、fを分光器の焦点距離、隣合う
回折光の次数をθ(m) 、θ(m+1) とすると、副格子5か
らの回折光の回折角θ(m) は、(1)式で、回折光の間
隔x(m)は、(2)式で与えられる。
【0021】 θ=Sin -1{(mλ)/(2d Cosφ) } (1) x(m)=2f{θ(m)-θ(m+1) } (2) なお、図2a、2bでは、λ=1000nm、 d=20μm (溝
数50本/mm)、φ= 0、 f=1m、本発明の実施例での主
格子6と副格子5とが成す角度を45度とした。
【0022】図2a、2bの横軸の回折角は、主格子6
における分光用光の回折角を表している。従って、図2
aの横軸を副格子5における回折角を示すようにする場
合は横軸の数値を−45度すればよい。図2bの場合は
主格子6と副格子5による回折角は同一である。
【0023】図2aに示すように、本発明の構成によ
り、分光用光源2を主格子6により回折角0〜90度の
間で分光しても、光源1を副格子5により分光されて生
じる各次数の回折光は狭い間隔でしかもほぼ一定にな
る。しかし、図2bに示すように従来の主格子6と副格
子5を同一平面上に設定した場合は、主格子による回折
角が約60度以上になると光源1を副格子5でより分光
して生じる各次数の回折光の間隔は広くなり、しかもほ
ぼ一定にならない。
【0024】次に、図3と図4に基づいて説明する。図
3は本発明の動作を説明するフロー図であり、図4は計
算方法を説明する図である。駆動部11は、制御部12
によって制御される。制御部12に波長較正の指令がく
ると、制御部12は、次のように動作する。
【0025】まず、制御部12は、主格子6が鏡面反射
の位置になるように駆動部11を駆動し、主検出器10
で検出強度が最大強度になるように合わせる。つまり、
カメラミラー4からの光の入射角と、主格子6からコリ
メータミラー7への出射角を等しくする。続いて、制御
部12は副検出器9に入射している副格子5からの回折
光が、複数か否かを判断する。複数の回折光が入射して
いる場合には、そのまま次の計算に移り、複数の回折光
の間隔x(m)から、(2)式によって複数の回折光の角度
θ(m) を計算し、出射スリット8の仮想位置に対する角
度θ0 を計算し、主格子6に対する副格子5の角度θを
(3)式より計算により求める。
【0026】 θ= θ0 + φ (3) 単数の回折光しか入射していないときには、複数の回折
光が入射するように駆動する。このとき、複数の回折光
が入射するまでの駆動角度Δθを記憶しておく。その
後、複数の回折光の間隔x(m)から、(2)式によって複
数の回折光の角度θ(m) を計算し、出射スリット8の仮
想位置に対する角度θ0 を計算し、主格子6に対する副
格子5の角度θを(4)式より計算により求める。
【0027】 θ= θ0 + φ ± Δθ (4) ここで、必ずしも、出射スリット8の仮想位置は、出射
スリット8の実際の位置と一致する必要はない。以後、
求めたθを用いて、回折光の位置から出射スリット8の
仮想位置の検知を行なう。
【0028】図1の分光器は、ツェルニ・ターナー型の
ものである。他に、エバート形や、瀬谷浪岡型などの分
散素子を回転させるタイプの分光器にも用いることがで
きる。主波長分散素子としては、ここに述べたように平
面回折格子を用いることができるが、他に凹面回折格
子、透過型回折格子、プリズムなどを用いることもでき
る。主格子6は、副格子5の上側または、下側に置くの
が理想的であるが、他の配置でもよい。
【0029】また、カメラミラー4とコリメーターミラ
ー7は、主格子6用のものを副格子5用に用いてもよい
し、別々のものを用いてもよい。別々のものを用いる場
合には、凹面鏡の他に平面鏡や凸面鏡を用いてもよい。
光源1としては、単色光のレーザーの他に、ホロカソー
ドランプや水銀ランプなどの波長幅の狭いものを用いる
ことができる。光源1の位置は、入射スリット3の外側
の他に、入射スリット3とは異なる開口部の外側や、入
射スリット3の内側、カメラミラー4の位置、コリメー
ターミラー7の位置などに置いてもよい。副格子5への
入射光の角度と、副検出器9への出射光の角度は、駆動
軸に垂直であってもよいし、駆動軸に対して角度を持っ
てもよい。
【0030】副格子5は、副格子5への入射光の角度
と、副検出器8への出射光の角度に応じて、駆動軸に対
して角度を持ってもよい。副検出器9の位置は、出射ス
リット8の近くでもよいし、コリメーターミラー7の位
置でもよいし、そのほかの分光器の内外の適当な位置に
置いてもよい。主格子6と副格子5とのなす角は、主格
子6が短波長側を用いない場合には、45度よりも大き
めにとってもよい。逆に、長波長側を用いない場合に
は、小さめにとってもよい。いずれの場合も、主格子6
を実際に使用する角度域の中心付近を副格子5が向くよ
うに固定すれば最もよい結果が得られる。主検出器10
と、出射スリット8との間に分光した光を照射するもの
を置いてもよい。
【0031】また、上記実施例は、出射スリット8の光
軸に対して後方に、1つの主検出器10を配置したもの
であるが、別の実施例として、出射スリット8の代わり
に、副検出器と同様に、副数の検出素子が列状(分光方
向)に配置された主検出器10を設けてもよい。この場
合は、主検出器10の各検出素子が小さく、それぞれ
に、スリットの機能を有するものである。
【0032】
【発明の効果】主波長分散素子が 0〜90度の間で用いら
れるときに、副波長分散素子の回折角はおおよそ±45度
以内になる。この範囲内では角分散があまり変化しない
ので、回折光の間隔はあまり変化しない。このため、副
検出器の幅を常に一つ以上の回折光を入射させながら、
位置検知精度を上げるために最適の条件に設定すること
ができる。
【0033】また、回折光の間隔から、主波長分散素子
と副波長分散素子のなす角を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す模式図である。
【図2】図2aは本発明の実施例における回折角と回折
光の間隔の関係を示すグラフであり、図2bは従来の実
施例における回折角と回折光の間隔の関係を示すグラフ
である。
【図3】本発明の動作のフロー図である。
【図4】計算式を説明する平面図である。
【符号の説明】
1 光源 2 分光用光源 3 入射スリット 4 カメラミラー 5 副格子 6 主格子 7 コリメーターミラー 8 出射スリット 9 副検出器 10 主検出器 11 駆動部 12 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 3/00 - 3/52 G01N 21/00 - 21/01 G01N 21/17 - 21/61 実用ファイル(PATOLIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射スリットと、主波長分散素子と、出
    射スリットと、分光された光を検出する主検出器と、主
    波長分散素子を駆動する駆動部と、駆動部を制御する制
    御部と、波長幅の狭い光を発生する光源と、主波長分散
    素子と固定して駆動される、主波長分散素子の位置検知
    のための副波長分散素子と、副波長分散素子からの回折
    光を検出する列状に並んだ複数の検出素子を有する副検
    出器とからなる分光器に於て、副波長分散素子として平面回折格子を用いると共に、主
    波長分散素子と副波長分散素子とが、駆動軸回りに0度
    より大きく60度以下の角度を持って固定される ことを
    特徴とする分光器。
  2. 【請求項2】 入射スリットと、主波長分散素子と、
    射スリットと、分光された光を検出する主検出器と、主
    波長分散素子を駆動する駆動部と、駆動部を制御する制
    御部と、波長幅の狭い光を発生する光源と、主波長分散
    素子と固定して駆動される、主波長分散素子の位置検知
    のための副波長分散素子と、副波長分散素子からの回折
    光を検出する列状に並んだ複数の検出素子を有する副検
    出器とからなる分光器に於て、 副波長分散素子として平面回折格子を用いると共に、主
    波長分散素子と副波長分散素子とが、駆動軸回りに40
    -45度の角度を持って固定される ことを特徴とする分
    光器。
  3. 【請求項3】 主波長分散素子として反射型回折格子を
    用い、 入射スリットから入射し主波長分散素子で鏡面反射した
    光が出射スリットに出射する位置に駆動部を駆動したと
    きに、副検出器に入射する回折光の数が複数であるとき
    はそのままで、副検出器に入射する回折光の数が単数で
    あるときは複数の回折光が入射するように駆動した後
    に、複数の回折光の間の間隔から複数の回折光の回折角
    を求め副格子の角度を求め主格子と副格子が固定された
    角度を求める制御部を有することを特徴とする請求項1
    又は2記載の 分光器。
  4. 【請求項4】 入射スリットと、主波長分散素子と、
    波長分散素子からの回折光を検出する列状に並んだ検出
    素子からなる分光された光を検出する主検出器と、前記
    主波長分散素子を駆動する駆動部と、前記駆動部を制御
    する制御部と 、波長幅の狭い光を発生する光源と、前記
    主波長分散素子と固定して回転駆動され、前記光源から
    の光を回折する、主波長分散素子の位置検知のための副
    波長分散素子と、前記副波長分散素子からの回折光を検
    出する列状に複数並んだ検出素子からなる副検出器とか
    らなり、前記光源からの波長幅の狭い光を前記副波長分
    散素子に入射させ、前記副波長分散素子からの回折光を
    用いて前記主波長分散素子の駆動位置を検知する分光器
    において、 前記副波長分散素子として平面回折格子を用いると共
    に、前記主波長分散素子と前記副波長分散素子とが回転
    駆動の軸回りに0度より大きく60度以下の角度を以て
    固定されている ことを特徴とする分光器。
  5. 【請求項5】 入射スリットと、主波長分散素子と、主
    波長分散素子からの回折光を検出する列状に並んだ検出
    素子からなる分光された光を検出する主検出器と、前記
    主波長分散素子を駆動する駆動部と、前記駆動部を制御
    する制御部と、波長幅の狭い光を発生する光源と、前記
    主波長分散素子と固定して回転駆動され、前記光源から
    の光を回折する、主波長分散素子の位置検知のための副
    波長分散素子と、前記副波長分散素子からの回折光を検
    出する列状に複数並んだ検出素子からなる副検出器とか
    らなり、前記光源からの波長幅の狭い光を前記副波長分
    散素子に入射させ、前記副波長分散素子からの回折光を
    用いて前記主波長分散素子の駆動位置を検知する分光器
    において、 前記副波長分散素子として平面回折格子を用いると共
    に、前記主波長分散素子と前記副波長分散素子とが回転
    駆動の軸回りに40-45度の角度を以て固定されてい
    ことを特徴とする分光器。
  6. 【請求項6】 前記主波長分散素子として反射型回折格
    子を用い、前記入射スリットから入射し、前記主波長分
    散素子で鏡面反射した光が前記主検出器の中央に出射す
    る位置に、駆動部を駆動したときに、前記副検出器に入
    射する回折光が複数であるときにはそのままで、前記副
    検出器に入射する回折光が単数であるときは複数の回折
    光が入射するように、駆動部を駆動させる機能を更に有
    する制御部と、前記副波長分散素子により回折された前
    記複数の回折光の回折角を求め前記主波長分散素子と前
    記副波長分散素子とが固定された角度を求めることを特
    徴とする請求項4又は5記載の分光器。
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