JP3308267B2 - 水性インキ用ポリエステル及びポリスチレンのポリマーブレンド物 - Google Patents

水性インキ用ポリエステル及びポリスチレンのポリマーブレンド物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエステル又は
ポリエステルアミドとスチレンポリマーとのポリマーブ
レンド物並びにその製造方法に関する。これらのポリマ
ーブレンド物は、水性インキに、耐ブロック性、光沢及
び/又は耐水性のような改良された性質を与える。
【0002】
【従来の技術】溶剤ベースのインキからの溶媒発散に伴
う問題点のために、インキ用の水分散性ポリマーに於い
て多くの関心がある。
【0003】ある種のポリエステルは、ポリエステル主
鎖のスルホネート基の結果として水分散性である。これ
らのポリエステルは、例えば米国特許第3,734,8
74号、同第3,546,008号及び同第3,77
9,993号に記載されている。
【0004】水分散性ポリエステルは織物サイズ剤に使
用されており、水性インキを開発するために使用されて
きた。水分散性ポリエステルを含むインキは米国特許第
4,704,309号及び同第4,738,785号に
開示されているように当該技術分野でよく知られてい
る。これらのインキは優れた光沢及びカラー現像、良好
な再湿潤(rewet)特性並びに低臭性を含む多くの
望ましい特徴を有している。しかしながら、印刷工業で
使用される広範囲の印刷条件及び基体(下地)のため
に、与えられたインキ配合はある種の適用のためには理
想的な性質を有し、他の適用のためには劣った性質を有
する。耐水性及び耐ブロッキング性は、多くのインキ運
用のために非常に望ましい性質である。
【0005】WO90/01048(1990年2月8
日公開)は、場合によってはスチレン化されていてもよ
く、かつ水分散性ポリエステルと混合されているアクリ
ルラテックスを記載している。この発明は水分散性ポリ
エステルの存在下にスチレンポリマーを重合させること
に関する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】水分散性ポリエステル
を使用することに伴う他の利点を保持しながら、ポリエ
ステル水分散液から製造されたフィルムに優れた耐水
性、光沢及び/耐ブロック性を付与する材料を持つこと
が非常に望ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、インキ組成物
に有用な、水分散性ポリエステル又はポリエステルアミ
ドとスチレンポリマーとを含むブレンド物に関する。更
に詳しくは、本発明は、 (A)約5〜75重量%の、少なくとも1種の水分散性
スルホネート基含有ポリエステル又はポリエステルアミ
ド、 (B)(a)約30〜100重量%の、少なくとも1種の
スチレン化合物からの繰り返し単位からなる、約25〜
95重量%の、スチレンポリマーを含んでなるポリマー
ブレンド物であって、成分(B)が成分(A)の存在下
に重合させたものであり、かつポリマーブレンド物がモ
ノモダル粒子サイズ分布を有するポリマーブレンド物に
関する。
【0008】本発明は更に、約5〜60重量%の、 (I)(A)約5〜75重量%の、水分散性スルホネート
基含有ポリエステル又はポリエステルアミド、 (B)約25〜95重量%の、 (a)約30〜100重量%の、スチレン化合物からの
繰り返し単位からなるスチレンポリマーを含んでなるポ
リマーブレンド物であって、成分(B)が成分(A)の
存在下に重合させたものであり、かつポリマーブレンド
物がモノモダル粒子サイズ分布を有するポリマーブレン
ド物、 (II)0〜約30重量%の顔料物質、 (III)約40〜約90重量%の水、及び (IV)0〜約20重量%のアルコールからなるインキ組
成物関する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好ましいポリマーブレン
ド物は、(A)約5〜75重量%の、少なくとも1種の
水分散性スルホネート基含有ポリエステル又はポリエス
テルアミド、(B)約25〜95重量%の、(a)約3
0〜100重量%の、少なくとも1種のスチレン化合物
からの繰り返し単位、及び(b)約70重量%以下の、
少なくとも1種の(メタ)アクリレート化合物からの繰
り返し単位からなるスチレンポリマーを含む。
【0010】本発明の更に好ましいポリマーブレンド物
は、成分(A)が約15〜50重量%の量で存在し、成
分(B)が約50〜85重量%の量で存在し、そして成
分(B)が約50〜100重量%の成分(B)(a)及び
0〜約50重量%の成分(B)(b)を含む。本発明のも
っと好ましいポリマーブレンド物は、成分(A)が約2
0〜40重量%の量で存在し、成分(B)が約60〜8
0重量%の量で存在し、そして成分(B)が約70〜1
00重量%の成分(B)(a)及び0〜約30重量%の成
分(B)(b)からなるものである。
【0011】勿論、ポリマーについてここに記載した好
ましい態様は、本発明のブレンド物、分散液及びインキ
組成物の製造方法にも適用できる。本発明で使用される
ポリエステルは、ポリエステル主鎖のスルホネート基及
びポリエステルのグリコール部分の一部又は全部として
ジエチレングリコールを使用した結果として水分散性で
ある。適当な組成物は米国特許第3,734,874
号、同第3,546,008号、同第4,335,22
0号及び同第3,779,993号(ここに参照して本
明細書に含める)に記載されているものである。基本的
には、これらのポリエステル及びポリエステルアミド
は、その80%以下がカルボニルアミド結合であってよ
い線状分子構造中のカルボニルオキシ相互連結基を有
し、このポリマーは少なくとも約0.1のインヘレント
粘度を有し、このポリマーは本質的に下記の成分又はそ
のエステル形成性若しくはエステル−アミド形成性誘導
体、即ち、(a)少なくとも1種の二官能性ジカルボン
酸;(b)200モル%に等しい全ての酸、ヒドロキシ
ル及びアミノ当量の合計基準で約2〜25モル%の、芳
香族核に結合した少なくとも1種のスルホン酸金属塩基
を含む少なくとも1種の二官能性スルホモノマー(但
し、官能性基はヒドロキシ、カルボキシル又はアミノで
ある);並びに(c)少なくとも1種のグリコール又は
グリコールと2個の−NRH基を有するジアミンとの混
合物(但し、グリコールは2個の−CH2 −OH基を含
む)からなるとして記載されている。
【0012】分散性は、ポリ(エチレングリコール)の
重量%及びスルホモノマーのモル%に関係している。そ
れ故に、何れかの含有量が相対的に低い場合には、他の
ものは分散性を維持するために相対的に高くすべきであ
る。
【0013】このポリマーには、1個の−CH2 −OH
を有するヒドロキシカルボン酸、1個の−NRH基を有
するアミノカルボン酸、1個の−CR2 −OH基及び1
個の−NRH基を有するアミノアルコール又はそれらの
混合物(式中、各RはH原子又は炭素数1〜4のアルキ
ル基である)から選択される少なくとも1種の二官能性
反応剤を含んでもよい。
【0014】ポリエステル又はポリエステルアミドのジ
カルボン酸成分は、脂肪族ジカルボン酸、脂環式ジカル
ボン酸、芳香族ジカルボン酸又はこれらの酸の2種若し
くはそれ以上の混合物からなる。このようなジカルボン
酸の例には、琥珀酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼラ
イン酸、セバシン酸、イタコン酸、1,4−シクロヘキ
サンジカルボン酸、フタル酸、テレフタル酸及びイソフ
タル酸が含まれる。若しポリエステルのカルボン酸成分
としてテレフタル酸を使用すると、少なくとも5モル%
の他の酸の1種も使用した場合に、優れた結果が得られ
る。
【0015】これらの酸の対応する酸無水物、エステル
及び酸塩化物の使用が用語「ジカルボン酸」に含まれる
ものとする。その他の適当な酸は米国特許第3,77
9,993号に開示されている。
【0016】ポリエステル又はポリエステルアミドの二
官能性スルホ−モノマー成分は、有利には、金属スルホ
ネート基を含むジカルボン酸若しくはそのエステル又は
金属スルホネート基を含むグリコール又は金属スルホネ
ート基を含むヒドロキシ酸であってよい。スルホネート
基の金属イオンは、Na+ ,Li+ ,K+ 等であってよ
い。一価のアルカリ金属イオンを使用した場合には、得
られるポリエステル又はポリエステルアミドは、冷水に
より容易に散逸され難く、熱水により一層容易に散逸さ
れる。二価又は三価の金属イオンを使用する場合には、
得られるポリエステル又はポリエステルアミドは、冷水
により普通容易に散逸されないが、熱水により一層容易
に散逸される。例えば、ナトリウムスルホン酸塩として
ポリエステル又はポリエステルアミドを製造し、次いで
このイオンを異なったイオンでイオン交換置換し、そう
してポリマーの特性を変えることが可能である。この二
官能性モノマー成分は二官能性スルホモノマーとも言
い、以下に更に記載する。
【0017】有利な二官能性スルホ−モノマー成分は、
スルホネート基がベンゼン、ナフタレン、ジフェニル、
オキシジフェニル、スルホニルジフェニル又はメチレン
ジフェニル核のような芳香族酸核に結合しているもので
ある。好ましい結果は、スルホフタル酸、スルホテレフ
タル酸、スルホイソフタル酸、4−スルホナフタレン−
2,7−ジカルボン酸及びそれらのエステル;米国特許
第3,779,993号に記載されているようなメタロ
スルホアリールスルホン酸塩を使用することにより得ら
れる。
【0018】特に優れた結果は、二官能性スルホ−モノ
マー成分が5−ソジオスルホイソフタル酸又はそのエス
テルであり、グリコールがエチレングリコール又は1,
4−シクロヘキサンジメタノールとジエチレングリコー
ルとの混合物であるときに得られる。
【0019】スルホネート含有二官能性モノマーが酸又
はそのエステルである場合には、ポリエステル又はポリ
エステルアミドには、全酸含有量基準で少なくとも8モ
ル%の該モノマーが含まれなくてはならず、10モル%
より多いと特に有利な結果が得られる。全酸含有量は、
(1)成分(a)、即ちジカルボン酸のモル数、(2)
成分(d)のカルボキシル含有化合物のモル数の半分、
(3)ジカルボン酸である成分(c)のモル数及び
(4)モノカルボキシ含有化合物である成分(c)のモ
ル数の半分の合計として算出する。
【0020】本発明の好ましい態様に於いて、グリコー
ル成分の少なくとも一部には、式
【0021】
【数5】
【0022】(式中、nは2〜500の整数である)の
ポリ(エチレングリコール)の繰り返し単位が含まれ
る。使用する場合には、nの値及びポリエステル中のポ
リ(エチレングリコール)のモル%は、上記範囲内のポ
リ(エチレングリコール)のモル%が上記範囲内のnの
値に反比例するように調節する。そうして、モル%が高
いとき、nの値は小さい。他方、モル%が低い場合に
は、nの値は大きい。それ故、ポリ(エチレングリコー
ル)の重量%(モル%と分子量との積)は、コポリエス
テル中のポリ(エチレングリコール)重量%が減少する
場合に、コポリエステルの水散逸性(water di
ssipatability)が減少するので、重要な
考慮事項である。例えば、ポリ(エチレングリコール)
の重量%が低すぎる場合には、コポリエステルの水散逸
性は不十分であろう。更に、ポリ(エチレングリコー
ル)の重量%は好ましくはコポリエステルの水散逸性が
スルホモノマーのモル%及びポリエチレングリコールの
重量%の両方の関数であるので、それが二官能性スルホ
モノマーのモル%に反比例するように調節する。
【0023】適当なポリ(エチレングリコール)の例に
は、比較的高い高分子量のポリエチレングリコールが含
まれ、これらのあるものはUnion Carbide
(ユニオンカーバイド)社の製品で商品名「Carbo
wax」(登録商標)で市販されている。ジエチレング
リコールも特に適している。
【0024】コポリエステルを製造するためのその他の
有用なグリコールは、脂肪族、脂環式及びアラルキルグ
リコールからなっている。これらのグリコールの例に
は、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,
3−プロパンジオール、2,4−ジメチル−2−エチル
ヘキサン−1,3−ジオール、2−ジメチル−1,3−
プロパンジオール、2−エチル−2−ブチル−1,3−
プロパンジオール、2−エチル−2−イソブチル−1,
3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1,
4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,
6−ヘキサンジオール、2,2,4−トリメチル−1,
6−ヘキサンジオール、チオジエタノール、1,2−シ
クロヘキサンジメタノール、1,3−シクロヘキサンジ
メタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、
2,2,4,4−テトラメチル−1,3−シクロブタン
ジオール、p−キシレンジオールが含まれる。有用なポ
リエステルには、スルホモノマーがジカルボン酸であ
り、(1)成分(a)及び(b)の全ジカルボン酸含有
量のモル数及び(2)全てのヒドロキシカルボン酸のモ
ル数の半分の合計基準で、約8〜50モル%、好ましく
は約10〜50モル%を構成するものが含まれる。
【0025】他の有用なポリエステルには、スルホモノ
マーがグリコールであり、(b)及び(c)のモル数で
測定した全グリコール含有量及び(2)全てのヒドロキ
シカルボン酸のモル数の半分の合計基準で、約8モル%
〜約50モル%を構成するものが含まれる。このよう
に、本発明で有用な好ましいポリエステル又はポリエス
テルアミドは該水分散性ポリエステル又はポリエステル
アミドが、線状分子構造中にカルボニルオキシ結合基
(但し、この結合基の80%以下はカルボニルアミド結
合基である)を有するポリマー、フェノール/テトラク
ロロエタンの60/40の重量部溶液中で、25℃で溶
媒100mL中でポリマーの0.5gの濃度で測定した、
約0.1〜1.0のインヘレント粘度を有するポリマ
ー、ヒドロキシ及びアミノ当量(100モル%)に対し
て実質的に等モル比の酸当量(100モル%)を含むポ
リマー、下記のような(a),(b),(c)及び
(d)、又はそれらのエステル形成性もしくはエステル
アミド形成性誘導体(全ての記載したモル%は、200
モル%に等しい、全ての酸、ヒドロキシ及びアミノ当量
の合計基準である)から選択された反応剤の反応生成物
からなるポリマーからなるポリマーブレンド物からな
る。 (a)少なくとも1種の二官能性ジカルボン酸; (b)約4〜25モル%の、芳香族核又は環式脂肪族核
に結合した少なくとも1種のスルホン酸金属塩基又は窒
素含有スルホン酸非金属塩基を含む少なくとも1種の二
官能性スルホモノマー(但し、官能性基はヒドロキシ、
カルボキシル又はアミノである); (c)グルコール又はグリコールと2個の−NRH基を
有するジアミンとの混合物から選択された少なくとも1
種の二官能性反応剤(但し、グリコールは2個の−CH
2 −OH基を含み、(1)その少なくとも15モル%は
構造式
【0026】
【数6】
【0027】(式中、nは2〜約20の整数である)を
有するポリ(エチレングリコール)であるか、又は
(2)その約0.1モル%〜約15未満モル%は構造式
【0028】
【数7】
【0029】(式中、nは2〜約500の整数である)
を有するポリ(エチレングリコール)であるが、この範
囲内のポリ(エチレングリコール)のモル%は該範囲内
のnの値に反比例する);及び (d)0〜約40モル%の、1個の−C(R)2 −OH
基を有するヒドロキシカルボン酸、1個の−NRH基を
有するアミノカルボン酸、1個の−C(R)2−OH基
及び1個の−NRH基を有するアミノアルコール又は該
に官能性反応剤の混合物;(但し、反応剤(c)及び
(d)に於ける各Rは水素原子又は炭素数1〜4のアル
キル基である)。
【0030】更に好ましくは、前記ポリエステルは約
0.28〜約0.38のインヘレント粘度、約75〜8
4モル%のイソフタル酸及び逆に約25〜16モル%の
5−ソジオスルホイソフタル酸の酸単位、並びに約45
〜60モル%のジエチレングリコール及び逆に約55〜
40モル%の1,4−シクロヘキサンジメタノールもし
くはエチレングリコール又はこれらの混合物のグリコー
ル単位を有する。
【0031】最も好ましくは、ポリエステルは約80〜
83モル%のイソフタル酸及び逆に約20〜17モル%
の5−ソジオスルホイソフタル酸からなる酸単位からな
り、そしてこのグリコール単位は約52〜56モル%の
ジエチレングリコール及び逆に約48〜44モル%の
1,4−シクロヘキサンジメタノールからなる。
【0032】本発明で有用なスチレンモノマーは、好ま
しくは構造:
【0033】
【化5】
【0034】(式中、R1 はH又はメチルであり、R2
は炭素数1〜6の低級アルキル基であり、mは0〜2の
整数である)のものである。好ましくはmは0又は1で
あり、R2 はメチルである。
【0035】最も好ましいスチレンモノマーは、スチレ
ン、α−メチルスチレン、4−メチルスチレン、3−メ
チルスチレン、t−ブチルスチレン及びそれらの混合物
である。
【0036】本発明で有用なメタ(アクリレート)モノ
マーは好ましくは、構造
【0037】
【化6】
【0038】(式中、R3 はH又は、任意的にC1 〜C
6 のアルコキシ、ヒドロキシ、エポキシ、アセトアセト
キシ及びハロゲンからなる群から選択された1個又は2
個の置換基で置換されていてもよい炭素数1〜10のア
ルキル基であり、R1 は前記の定義と同じ意味を有す
る)のものである。
【0039】最も好ましい(メタ)アクリレートモノマ
ーは、ブチルアクリレート、エチルアクリレート、プロ
ピルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、
メチルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレー
ト、グリシジル(メタ)アクリレート、アセトアセトキ
シエチルメタクリレート及びこれらの混合物からなる群
から選択される。
【0040】本発明の方法に於いて、モノマーはスルホ
ネート基含有ポリマー(即ち、ポリエステル又はポリエ
ステルアミド)の存在下で重合させる。
【0041】本発明の方法に於いて、本発明のポリマー
ブレンド物は水性分散液中で製造する。モノマーを一般
に水分散性ポリエステルの水性分散液に添加し、従来の
乳化重合法又は懸濁重合法で遊離ラジカル開始剤により
重合させる。ポリエステルのモノマーに対する好ましい
比率は、広範囲に変わり、ブレンド物について意図する
応用に依存する。
【0042】重合は、過硫酸ナトリウム又は過硫酸カリ
ウムのような当該技術分野で知られている水溶性遊離ラ
ジカル開始剤により、又はAIBN又は過酸化ベンゾイ
ルのような油溶性開始剤により開始することができる。
他の有用な開始剤には、過硫酸ナトリウム/メタ重亜硫
酸ナトリウム及びホルムアルデヒドスルホキシル酸ナト
リウム/Fe/過酸化水素のようなレドックス開始剤が
含まれる。
【0043】重合反応の典型的な温度範囲は約20℃〜
約90℃であり、約50℃〜約80℃が好ましい。
【0044】本発明で使用するスルホネート基含有ポリ
マーは、典型的には、約34%より大きい全固形分濃度
で非常に粘稠になる。即ち、この反応は典型的に約30
%全固体又はそれより小さいポリエステル又はポリエス
テルアミド分散液で開始する。しかしながら、分散液は
約20%〜60%以下の最終全固形分レベルで製造でき
る。約35%〜50%の全固形分含量が好ましい。固形
分レベルに於ける増加は、必要なら、モノマーと共に添
加される水の量を調節することにより重合の間に行う。
即ち、水分散したポリマーブレンド物を製造する本発明
の方法は、(i)(A)水分散性スルホネート基含有ポリ
エステル又はポリエステルアミド、(B)1種又はそれ
以上のモノマー、(C)重合開始剤、及び(D)水(但
し、このモノマーは、(a)約30〜100重量%のス
チレンモノマー、及び任意的に、(b)約70重量%以
下の(メタ)アクリレートモノマーからなる)を接触さ
せることにより水性重合混合物を製造する工程、並びに
(ii)該モノマーを重合させて水分散性ポリマーブレン
ド物を得る工程を含んでなるとして記載することができ
る。
【0045】この重合方法に於いて、成分(A)が約1
〜45重量%の量で存在し、成分(B)が約5〜57重
量%の量で存在し、成分(C)が約0.01〜2重量%
の量で存在し、そして成分(D)が約40〜80重量%
の量で存在することが好ましい。
【0046】また、この重合混合物は20重量%以下の
1 〜C4 アルコール、特にプロパノールを含有するこ
とが好ましい。より少ない量(例えば、5又は10重量
%以下)のアルコールを使用できる。アルコールを使用
すると、重合反応で予期しない利点になる、特により小
さい粒子サイズになることが見出された。より小さい粒
子サイズは改良された分散安定性及び多分改良されたフ
ィルム形成性に通ずるものと思われる。本発明の重合方
法に於いて、成分(A)が約3〜30重量%の量で存在
し、成分(B)が約10〜51重量%の量で存在し、成
分(C)が約0.03〜0.5重量%の量で存在し、成
分(D)が約40〜80重量%の量で存在し、そしてア
ルコールが10重量%以下の量で存在することが一層好
ましい。成分(A)が約7〜20重量%の量で存在し、
成分(B)が約21〜40重量%の量で存在し、成分
(C)が約0.05〜0.2重量%の量で存在し、成分
(D)が約50〜65重量%の量で存在し、そしてアル
コールが5重量%以下の量で存在することがより一層好
ましい。
【0047】本発明の方法は、二つの予備形成したポリ
マーの単なる物理的混合とは著しく異なっているポリマ
ーブレンド物を作る。例えば、本発明の方法により作ら
れたブレンド物は、単分散又はモノモダル(monom
odal)粒子サイズ分布(図1及び2を参照された
い)を有する。本発明の方法により作られたブレンド物
の粒子サイズ分布は好ましくは、約40〜300ナノメ
ーター(nm)の平均粒子サイズ直径を有する。
【0048】好ましい態様に於いて、スルホネート基含
有ポリマーは一般的に溶融重合により製造し、約10〜
30%全固形分を含む水性分散液はポリエスエル又はポ
リエステルアミドから直接製造する。次いで、1種又は
それ以上のモノマー及び重合開始剤の混合物をポリエス
テルまたはポリエステルアミドの水性分散液に添加し、
重合を開始して水性分散液を作る。そのようにして製造
した水性分散液は、約20%〜60%の全固形分含有量
で製造できる。好ましくは、ポリエステルの加水分解を
最少にするためにpHは約4〜8の範囲内であるか又はこ
の範囲内になるように調節できる。
【0049】本発明はまた、約5〜60重量%の、
(I)(A)約5〜75重量%の、水分散性スルホネート
基含有ポリエステル又はポリエステルアミド、(B)約
25〜95重量%の、(a)約30〜100重量%の、
スチレン化合物からの繰り返し単位、及び任意的に、
(b)約70重量%以下の、(メタ)アクリレート化合
物からなる繰り返し単位からなるスチレンポリマーを含
んでなるポリマーブレンド物、(II)約30重量%以下
の含量物質、(III)約40〜90重量%の水、並びに
(IV)約20重量%以下のアルコールからなる本発明の
ポリマーブレンド物を含むインキ組成物に関する。
【0050】このインキ組成物には任意的に、約10重
量%以下の、好ましくは約3重量%以下の、少なくとも
1種の、界面活性剤、発泡防止剤、殺生物剤、ワック
ス、移動剤(transfer agents)及び凝
集助剤のような追加の添加剤が含まれている。インキ組
成物のアルコールは好ましくは、メタノール、エタノー
ル又はプロパノールのようなC1 〜C4 のアルコールで
ある。
【0051】このインキ組成物に於いて、成分(I)は
約15〜50重量%の成分(I)(A)及び約50〜85
重量%の成分(I)(B)からなり、そして成分(I)
(B)は約50〜100重量%の成分(I)(B)(a)及
び0〜約50重量%の成分(I)(B)(b)からなること
が好ましい。成分(I)は約20〜40重量%の成分
(I)(A)及び約60〜80重量%の成分(I)(B)か
らなり、そして成分(I)(B)は約70〜100重量%
の成分(I)(B)(a)及び0〜約30重量%の成分
(I)(B)(b)からなることが更に好ましい。本発明で
使用するための代表的な有用なC.I.顔料を下記の表
に記載する。
【0052】 一般名 C.I.インデックス/化学名 C.I.ピグメントイエロー17 ブタンアミド、2,2′−〔(3,3′ −ジクロロ〔1,1′−ビフェニル〕4 ,4′−ジイル)ビス(アゾ)ビス〔N −(2−メトキシフェニル)−3−オキ ソ C.I.ピグメントブルー27 鉄酸塩(4−1)、ヘキサキス(シアノ −C)−アンモニウム鉄(3+)(1: 1:1) C.I.ピグメントレッド49:2 1−ナフタレンスルホン酸、2−〔(2 −ヒドロキシ−1−ナフタレニル)アゾ 〕−、カルシウム塩(2:1) C.I.ピグメントレッド81:1 安息香酸、2−〔6−(エチルアミノ) −3−(エチルイミノ)−2,7−ジメ チル−3H−キサンテン−9−イル〕− 、エチルエステル、W/モリブデンタン グステンヒドロキシドオキシドホスフェ ート C.I.ピグメントレッド81:3 安息香酸、2−〔6−(エチルアミノ) −3−(エチルイミノ)−2,7−ジメ チル−3H−キサンテン−9−イル〕− 、エチルエステル、モリブデート−シリ ケート
【0053】 C.I.ピグメントレッド81:x 安息香酸、2−〔6−(エチルアミノ) −3−(エチルイミノ)−2,7−ジメ チル−3H−キサンテン−9−イル〕− 、エチルエステル、モリブデート−ホス フェート C.I.ピグメントイエロー83 ブタンアミド、2,2′−〔(3,3′ −ジクロロ〔1,1′−ビフェニル〕− 4,4′−ジイル)ビス(アゾ)ビス〔 N−(4−クロロ−2,5−ジメトキシ フェニル)−3−オキソ− C.I.ピグメントレッド57:1 2−ナフタレンカルボン酸、3−ヒドロ キシ−4−〔(4−メチル−2−スルホ フェニル)アゾ〕−、カルシウム塩(1 :1) C.I.ピグメントレッド49:1 1−ナフタレンスルホン酸、2−〔(2 −ヒドロキシ−1−ナフタレニル)アゾ 〕−、バリウム塩(2:1) C.I.ピグメントバイオレット23 ジインドロ〔3,3′,2′,m〕トリ フェノジオキサジン、8,18−ジクロ ロ−5,15−ジエチル−5,15−ジ ヒドロ− C.I.ピグメントグリーン7 C.I.ピグメントグリーン7
【0054】 C.I.ピグメントブルー61 ベンゼンスルホン酸、〔〔4−〔〔4− フェニルアミノ)−フェニル〕−〔4− (フェニルイミノ)−2,5−シクロヘ キサジエン−1−イリデン〕メチル〕− フェニル〕アミノ〕− C.I.ピグメントレッド48:1 2−ナフタレンカルボン酸、4−〔(5 −クロロ−4−メチル−2−スルホフェ ニル)アゾ〕−3−ヒドロキシ−、バリ ウム塩(1:1) C.I.ピグメントレッド52:1 2−ナフタレンカルボン酸、4−〔(4 −クロロ−5−メチル−2−スルホフェ ニル)アゾ〕−3−ヒドロキシ−、カル シウム塩(1:1) C.I.ピグメントバイオレット1 エタンアミニウム、N−〔9−(2−カ ルボキシフェニル)−6−(ジエチルア ミノ)−3H−キサンテン−3−イリデ ン〕−N−エチル−、モリブデートタン グステートホスフェート C.I.ピグメントホワイト6 酸化チタン(TiO2 ) C.I.ピグメントブルー15 銅、〔29H,31H−フタロシアニナ ト(2−)−N29,N30,N31,N32〕 −、(Sp−4−1)−
【0055】 C.I.ピグメントイエロー12 ブタンアミド、2,2′−〔(3,3′ −ジクロロ〔1,1′−ビフェニル〕4 ,4′−ジイル)ビス(アゾ)〕ビス〔 3−オキソ−N−フェニル− C.I.ピグメントブルー56 ベンゼンスルホン酸、2−メチル−4− 〔〔4−〔〔4−〔(3−メチルフェニ ル)アミノ〕−フェニル〕−〔4−〔( 3−メチルフェニル)イミノ〕−2,5 −シクロロヘキサジエン−1−イリデン 〕メチル〕−フェニル〕アミノ〕− C.I.ピグメントオレンジ5 2−ナフラレンオール、1−〔(2,4 −ジニトロフェニル)アゾ〕− C.I.ピグメントブラック7 カーボンブラック C.I.ピグメントイエロー14 ブタンアミド、2,2′−〔(3,3′ −ジクロロ〔1,1′−ビフェニル〕− 4,4′−ジイル)ビス(アゾ)〕ビス 〔N−(2−メチルフェニル)−3−オ キソ C.I.ピグメントレッド48:2 2−ナフタレンカルボン酸、4−〔(5 −クロロ−4−メチル−2−スルホフェ ニル)アゾ〕−3−ヒドロキシ、カルシ ウム塩(1:1)
【0056】 C.I.ピグメントブルー15:3 銅、〔29H,31H−フタロシアニナ ト(2−)−N29,N30,N31,N32〕 −、(Sp−4−1)− C.I.ピグメントイエロー1 ブタンアミド、2−〔(4−メチル−2 −ニトロフェニル)アゾ〕−3−オキソ −N−フェニル− C.I.ピグメントイエロー3 ブタンアミド、2−〔(4−クロロ−2 −ニトロフェニル)アゾ〕−N−(2− クロロフェニル)−3−オキソ C.I.ピグメントイエロー13 ブタンアミド、2,2′−〔(3,3′ −ジクロロ〔1,1′−ビフェニル〕− 4,4′−ジイル)ビス(アゾ)〕ビス 〔N−(2,4−ジメチルフェニル)− B−オキソ−〕 C.I.ピグメントオレンジ16 ブタンアミド、2,2′−〔(3,3′ −ジメトキシ〔1,1′−ビフェニル〕 −4,4′−ジイル)ビス(アゾ)〕ビ ス〔3−オキソ−N−フェニル− C.I.ピグメントイエロー55 ブタンアミド、2,2′−〔(3,3′ −ジクロロ〔1,1′−ビフェニル〕− 4,4′−ジイル)ビス(アゾ)〕ビス 〔N−(4−メチルフェニル)−3−オ キソ−
【0057】 C.I.ピグメントレッド41 3H−ピラゾール−3−オン、4,4′ −〔(3,3′−ジメトキシ〔1,1′ −ビフェニル〕−4,4′−ジイル)ビ ス(アゾ)〕ビス〔2,4−ジヒドロ− 5−メチル−2−フェニル− C.I.ピグメントオレンジ34 3H−ピラゾール−3−オン、4,4′ −〔(3,3′−ジクロロ〔1,1′− ビフェニル〕−4,4′−ジイル)ビス (アゾ)〕ビス〔2,4−ジヒドロ−5 −メチル−2−(メチルフェニル)− C.I.ピグメントブルー62 トルエン中でオキシ塩化燐でN−エチル −1−ナフチルアミンと縮合し、フェロ シアン化銅塩に転化した4,4′−ビス (ジエチルアミノ)ベンゾフェノン(P .Blue 1中のPTMA塩) C.I.ピグメントレッド22 2−ナフタレンカルボキシアミド、3− ヒドロキシ−4−〔(2−メチル−5− ニトロフェニル)アゾ〕−N−フェニル −
【0058】 C.I.ピグメントレッド170 2−ナフタレンカルボキシアミド、4− 〔〔(4−(アミノカルボニル)フェニ ル〕アゾ〕−N−(2−エトキシフェニ ル)−3−ヒドロキシ− C.I.ピグメントレッド88 ベンゾ〔b〕チオフェン−3(2H)− オン、4,7−ジクロロ−2−(4,7 −ジクロロ−3−オキソベンゾ〔b〕− チエン−2(3H)−イリデン)− C.I.ピグメントイエロー151 5−アミノベンズイミダゾロンのアセト アセチル誘導体とカプリングしたジアゾ 化アニリン誘導体 C.I.ピグメントレッド184 3−ヒドロキシ−2−ナフタニリドの誘 導体とカプリングしたジアゾ化置換アニ リン C.I.ピグメントブルー1:2 エタンアミニウム、N−〔4−〔〔4− (ジエチルアミノ)フェニル〕〔4−( エチルアミノ)−1−1ナフタレニル〕 メチレン〕−2,5−シクロヘキサジエ ン−1−イリデン〕−N−エチル、〔オ ルトシリカト(4−)〕ヘキサトリアコ ンタオキソドデカモリブデン(4)−( 4:1)
【0059】 C.I.ピグメントレッド3 2−ナフタレンオール、1−〔(4−メ チル−2−ニトロフェニル)アゾ〕− C.I.ピグメントブルー15:1 銅、〔29H,31H−フタロシアニナ ト(2−)−N29,N30,N31,N32〕 −、(Sp−4−1)−又は銅、〔クロ ロ−29H,31H−フタロシアニナト (2−1)−N29,N30,N31,N32〕 − C.I.ピグメントレッド23 2−ナフレタンカルボキシアミド、3− ヒドロキシ−4−〔(2−メトキシ−5 −ニトロフェニル)アゾ〕−N−(3− ニトロフェニル)− C.I.ピグメントレッド112 2−ナフタレンカルボキシアミド、3− ヒドロキシ−N−(2−メチルフェニル )−4−〔(2,4,5−トリクロロフ ェニル)アゾ〕− C.I.ピグメントイエロー126 アセトアセトアニリドの誘導体とカプリ ングした3,3−ジクロロベンジデンの テトラゾ化誘導体
【0060】 C.I.ピグメントレッド169 無水フタル酸と縮合し、エタノール及び 鉱酸でエステル化し、フェロシアン化銅 錯体に転化した3−エチルアミノ−p− クレゾール(塩化物塩はC.I.ベーシ ックレッド1であり、PTMA塩は、P .Red81:1である) C.I.ピグメントオレンジ13 3H−ピラゾール−3−オン、4,4′ −〔(3,3′−ジクロロ〔1,1′− ビフェニル〕−4,4′−ジイル)ビス (アゾ)〕ビス〔2,4−ジヒドロ−5 −メチル−2−フェニル− C.I.ピグメントレッド10 2−ナフタレンカルボキシアミド、4− 〔(2,5−ジクロロフェニル)アゾ〕 −3−ヒドロキシ−N−(4−メチルフ ェニル)− C.I.ピグメントブルー1:X エタンアミニウム、N−〔4−〔〔4− (ジエチルアミノ)フェニル〕〔4−( エチルアミノ)−1−ナフタレニル〕メ チレン〕−2,5−シクロヘキサジエン −1−イリデン〕−N−エチル−、モル ブデートホスフェート C.I.ピグメントイエロー42 酸化鉄(Fe23 )水和物 C.I.ピグメントレッド101 酸化鉄(Fe23
【0061】 C.I.ピグメントブラウン6 酸化鉄(Fe23 )、幾らかFeO及 びFe23 ・H2 O C.I.ピグメントブラウン7 酸化鉄(Fe23 )プラス変化量のク レイ C.I.ピグメントブラウン7:X 変化量のクレイを含むFe23 ・xM nO2 C.I.ピグメントブラック11 FeO・Fe23 C.I.ピグメントメタル1 アルミニウム C.I.ピグメントメタル2 銅、亜鉛
【0062】実施例 本発明をその好ましい態様の下記の例により更に示す
が、これらの例は単に説明の目的のために含めるもの
で、他に特に示さない限り本発明の範囲を限定する意図
のものでないことはいうまでもない。
【0063】例1 ポリエステルを水中に30%固形分で分散させる。ポリ
エステルは82モル%のイソフタル酸、18モル%の5
−(ソジオスルホ)イソフタル酸、54モル%のジエチ
レングリコール及び46モル%のシクロヘキサンジメタ
ノールから製造する。これは55℃のTg及び60/4
0フェノール/テトラクロロエタン混合物中で0.33
のI.V.を有している。アルミニウム箔上へ塗布した
ときのこの物質の耐水性(表1)は、塗布物の全部の除
去を示す1の評価を与える。
【0064】例2 例1に記載した水性30%固形分水分散性ポリエステル
分散液266.67gと、追加の水413.40gとの
混合物を、攪拌しながら80℃に加熱する。開始剤とし
て過酸化ベンゾイル1.00gを含むスチレン294.
40g及びアクリル酸ブチル25.60gからなる供給
物を、FMT実験室計量ポンプを通して約4時間かけて
添加する。加熱を更に3時間続ける。この物質は94℃
のTgと共に0.707のI.V.を有している。アル
ミニウム箔上へ塗布したときのこの物質の耐水性(表
1)は、塗布物の除去が無いことを示す5の評価を与え
る。
【0065】例3 例1に記載した30%固形分水分散性ポリエステル分散
液533.33gと、水226.67gとの混合物を、
攪拌しながら80℃に加熱する。次に、スチレン22
0.80g、アクリル酸ブチル19.20g及び過酸化
ベンゾイル1.00gを含む供給物を、約4時間かけて
添加する。この生成物のI.V.は0.787であり、
Tgは50℃である。この試料の耐水性は5の評価であ
る。
【0066】例4 例1に記載した30%固形分水分散性ポリエステル分散
液133.33gと、水506.67gとの混合物を、
攪拌しながら80℃に加熱する。スチレン(288.0
0g)、アクリル酸ブチル(72.00g)及び過酸化
ベンゾイル(1.00g)を、約4時間かけて添加す
る。この物質は61℃のTgと共に0.522のI.
V.を有する。アルミニウム箔上でのこの試料の耐水性
は、除去がなく塗布物の汚れのみを示す4の評価であ
る。
【0067】例5 例1に記載した30%固形分水分散性ポリエステル分散
液266.67gと、水413.33gとの混合物を、
攪拌しながら80℃に加熱する。スチレン(256.0
0g)、アクリル酸ブチル(64.00g)及び過酸化
ベンゾイル(1.00g)を、約4時間かけて添加す
る。この生成物は58℃のTgと共に0.827のI.
V.を有する。この物質の耐水性は5の評価である。
【0068】例6 例2に記載したような水分散性ポリエステルと水との混
合物を、攪拌しながら80℃に加熱する。スチレン(1
92.00g)、アクリル酸ブチル(48.00g)及
び過酸化ベンゾイル(1.00g)を含む供給物を、約
4時間かけて添加する。この試料は69℃のTgと共に
0.624のI.V.を有する。この試料の耐水性は4
の評価である。
【0069】例7 例4に記載したような水分散性ポリエステルと水との混
合物を、攪拌しながら80℃に加熱する。スチレン(1
85.60g)、アクリル酸ブチル(134.40g)
及び過酸化ベンゾイル(1.00g)を、約4時間かけ
て添加する。この生成物は39℃のTgと共に1.05
4のI.V.を有する。この物質の耐水性は4の評価で
ある。
【0070】例8 例2に記載したような水分散性ポリエステルと水との混
合物を、攪拌しながら80℃に加熱する。スチレン(1
39.20g)、アクリル酸ブチル(100.80g)
及び過酸化ベンゾイル(1.00g)を、約4時間かけ
て添加する。この物質は50℃のTgと共に0.800
のI.V.を有する。この物質の耐水性は、僅かな除去
を伴って汚れる塗布物を意味する3の評価である。
【0071】例9 例1に記載した30%固形分水分散性ポリエステル分散
液266.67g、水393.33g及びn−プロパノ
ール20.00gの混合物を、攪拌しながら80℃に加
熱する。スチレン(256.00g)、アクリル酸ブチ
ル(64.00g)及び過酸化ベンゾイル(1.00
g)を、約4時間かけて添加する。この試料は75℃の
Tgと共に0.786のI.V.を有する。
【0072】
【表1】
【0073】例10 エマルジョンを、例1に記載した水分散性ポリエステル
の33.22%分散液1580g、蒸留水2162g及
び10〜15ppm のt−ブチルカテコールで安定化した
スチレン2100gから形成する。底掻き取り機械式攪
拌機及び温度調節器を取り付けた12リットル丸底反応
器に、このエマルジョン1135g、蒸留水400g、
炭酸ナトリウム4.5g及び例1に記載した水分散性ポ
リエステルの33.22%分散液942gを入れる。過
硫酸カリウム(11.4g)を水368gに溶解し、こ
の溶液184gを反応器に添加する。窒素を混合物を通
して15分間バブリングさせる。混合物を70℃に加熱
する。最初の発熱の後、残りのエマルジョンを計量ポン
プで3時間かけて反応器中に送液し、残りの触媒溶液を
3.5時間かけて反応器中に送液し、そして例1に記載
した水分散性ポリエステルの33.22%分散液379
8gを3.5時間かけて添加する。反応温度を反応剤の
添加の間70℃よりも高く保持する。全てのエマルジョ
ンを添加した後、温度を80℃に上昇させ、反応物をこ
の温度で2時間保持する。生成物は、乳白色液体、非揮
発物37.0%、pH=5.3、粘度31cps (0.03
1Pa・s)(#2ブルックフィールドスピンドル、2
5℃、60rpm)、粒子サイズ=0.01M塩化ナトリウ
ム中44nmである。非揮発物は、処方により50%の水
分散性ポリエステル及び50%の重合したスチレンから
なる。乾燥した残渣は、0.448のI.V.、並びに
53℃及び106℃のガラス転移温度(Tg)(2個の
転移点)を有する。耐水性はn−プロパノール5重量%
及びブルー顔料(ブルー15:3)の40%懸濁液5%
を添加することによって測定する。「ドローダウン(d
rawdowns)」はアルミニウム箔(アルミニウム
は清浄化又は予備処理しない)上に#2K−コーターロ
ッドを使用して調製する。室温で一夜乾燥した後、一滴
の水をインキフィルムの上に置く。20分後、この滴を
ティッシュ及び2psi (13.79kPa)圧力をかける重
りを使用して拭い取る。インキの除去の程度を表1に記
載した尺度に従って判定する。例1の記載した水分散性
ポリエステルは1の耐水性評価を有する。この例で製造
した試料は1の耐水性を有する。ブロッキング温度はS
entinel熱シーラー上で測定する。ブロッキング
温度は、40psi (275.80kPa)の有効なジョー
(jaw)圧力で5秒間一緒にブロッキングするために
二つの印刷表面を得るために必要なジョーの温度であ
る。60°光沢は44%であり、最低フィルム形成温度
は18℃である。
【0074】例11 例10と同様の反応に於いて、予備エマルジョンを、水
807g、33.22%水分散性ポリエステル861g
及びスチレン1144gから作る。5リットル反応器
に、このエマルジョン454g、蒸留水202g、炭酸
ナトリウム1.8g及び水分散性ポリエステルの33.
22%分散液478gを入れる。過硫酸カリウム4.5
gを水91gに溶解し、この溶液45gを反応器に添加
する。最初の発熱の後、残りのエマルジョンを2.5時
間かけて添加し、残りの触媒溶液を3時間かけて添加す
る。エマルジョンの送液を開始して1時間後、水分散性
ポリエステルの33.22%分散液478gを添加し、
2時間後に478gを添加する。次いで反応物を80℃
で2時間加熱する。生成物は、非揮発物41.9%、pH
=5.4、粘度=121cps (0.121Pa・s)、
粒子サイズ=55nmである。非揮発物は、処方により4
0%の水分散性ポリエステル及び60%の重合したスチ
レンからなる。乾燥した残渣は、0.519のI.
V.、並びに51℃及び102℃のTgを有する。耐水
性評価は4であり、60°光沢は39%である。
【0075】例12 例10と同様の反応に於いて、エマルジョンを、水10
92g、例1に記載した32.69%水分散性ポリエス
テル1021g及びスチレン1335gから作る。5リ
ットル反応器に、このエマルジョン908g、水318
g、過硫酸アンモニウム1.8g、重炭酸ナトリウム
3.0g及び32.69%ポリエステル分散液243g
を入れる。最初の発熱の後、残りのエマルジョンを2.
5時間かけて添加する。水45g中の過硫酸アンモニウ
ム2.7gの溶液を同じ時間に開始させ、3時間かけて
送液する。1時間後、32.69%ポリエステル分散液
(253g)を添加し、2時間後に233gを添加す
る。生成物は、非揮発物41.9%、pH=5.28、粘
度=38cps (0.038Pa・s)、粒子サイズ=1
19nmである。非揮発物は、処方により30%の水分散
性ポリエステル及び70%の重合したスチレンからな
る。乾燥した残渣のI.V.は0.555であり、Tg
は49℃及び109℃である。耐水性評価は5であり、
60°光沢は33%であり、ブロッキング温度は140
°F(60℃)であり、最低フィルム形成温度は33℃
よりも高い。
【0076】例13 連鎖移動剤であるドデシルメルカプタン1.4gをエマ
ルジョンに添加した以外は例12を繰り返す。生成物の
I.V.は0.459であり、耐水性は5であり、ブロ
ッキング温度は140°F(60℃)であり、粒子サイ
ズは117nmである。
【0077】例14 エマルジョン中のスチレン399gを等量のα−メチル
スチレンで置き換えた以外は例12を繰り返す。生成物
のI.V.は0.406であり、耐水性は4であり、6
0°光沢は43%であり、ブロッキング温度は120°
F(48.89℃)である。
【0078】例15 例10と同様の反応に於いて、エマルジョンを、水10
13g、炭酸ナトリウム1.8g、例1に記載したポリ
エステルの33.22%分散液及びスチレン1816g
から作る。触媒溶液を過硫酸カリウム4.5g及び水1
91gから作る。反応器に、このエマルジョン300
g、水153g及び触媒溶液98gを入れる。この残り
のエマルジョンを2.5時間かけて添加する。生成物
は、非揮発物を49.4%含み、pH=6.12、粘度=
1940cps (1.940Pa・s)、粒子サイズ=1
67nmである。非揮発物は、処方により20重量%の水
分散性ポリエステル及び80%の重合したスチレンから
なる。乾燥した残渣は0.74のI.V.、48℃及び
108℃のTgを有する。このラテックスから調製した
インキフィルムの耐水性は4であり、ブロッキング温度
は140°F(60℃)であり、60°光沢は38%で
ある。
【0079】例16 例10の一般的方法に従って、機械式攪拌機及び自動温
度調節器を取り付けた1リットルフラスコに、蒸留水2
71g、過硫酸アンモニウム0.3g、重炭酸ナトリウ
ム0.6g及び例1に記載したポリエステルの33.2
2%水分散液181gを入れる。反応器の内容物を70
℃に加熱する。アクリル酸エチル195g及びスチレン
41gの混合物を1.5時間かけて送液する。水7g中
の過硫酸アンモニウム0.4gの混合物及び水7g中の
メタ重亜硫酸ナトリウム0.3gの混合物を2時間かけ
て送液する。スチレン−アクリル酸エチル混合物を添加
したとき、t−ブチルヒドロペルオキシド0.7gを添
加し、温度を更に2時間80℃に上昇させる。生成物
は、非揮発物42.3%を含み、pH=5.9、粘度=1
2cps (0.012Pa・s)である。非揮発物は、処
方により20重量%の水分散性ポリエステル、13.8
%の重合したスチレン及び66.2%の重合したアクリ
ル酸エチルからなる。乾燥した残渣は1.757のI.
V.、47℃のTgを有する。耐水性評価は5であり、
ブロッキング温度は100°F(37.78℃)より低
く、60°光沢は34%である。印刷した試料は、室温
で適度の手の圧力でそれらが互いに接着するような低い
ブロッキング温度を有している。
【0080】例17 1リットル反応器の、スチレン18.2g、アクリル酸
エチル4.5g、例1に記載したようなポリエステルの
32.5%分散液170.3g、過硫酸アンモニウム
0.5g、重炭酸ナトリウム0.5g及び水285.7
gを入れる。反応器を60℃に加熱し、スチレン16
1.1g及びアクリル酸エチル41.4gの混合物を7
4分間かけて送液する。反応の間に、水10g中の過硫
酸アンモニウム0.5g及び水10g中のメタ重亜硫酸
ナトリウム0.4gの混合物を添加する。反応物を全部
で210分間60℃で加熱する。生成物は、非揮発物3
8.84%を含み、pH=6.86、粘度=18cps
(0.018Pa・s)である。非揮発物は、処方によ
り20重量%の水分散性ポリエステル、64%の重合し
たスチレン及び16%の重合したアクリル酸エチルから
なる。乾燥した残渣は1.418のI.V.及び83℃
のTgを有する。耐水性評価は4であり、ブロッキング
温度は140°F(60℃)である。
【0081】例18 エマルジョンをn−プロパノール130g、水256
g、アクリル酸エチル99g、スチレン494g及び例
1に記載したものと同様のポリエステルの30.1%水
分散液1313gから作るが、名目上、イソフタル酸8
9モル%、5−スルホイソフタル酸ナトリウム11%か
らなり、ジオール成分はジエチレングリコールである。
3リットルフラスコに、このエマルジョン520g、水
256g、過硫酸アンモニム1g及び重炭酸ナトリウム
2gを入れる。内容物を60℃に加熱し、最初の発熱が
おさまった、残りのエマルジョンを2時間かけて送液す
る。同時に、水26g中の過硫酸アンモニウム1.6g
及び水26g中のメタ重亜硫酸ナトリウム1.0gの混
合物を2時間かけて送液する。エマルジョンの添加が終
わったとき、t−ブチルヒドロペルオキシド(70%)
2.6gを添加し、混合物を更に80℃で2時間加熱す
る。乳白色の生成物は、非揮発物38.35%、pH=
6.1、粘度=19cps (0.019Pa・s)及び7
5nmの粒子サイズを有する。非揮発物は、処方により4
0重量%の水分散性ポリエステル、50%のポリスチレ
ン及び10%のアクリル酸エチルからなる。乾燥した残
渣は0.936のI.V.及び87℃のTgを有する。
アルミニウム箔上の耐水性評価は1であり、ブロッキン
グ温度は120°F(48.89℃)である。
【0082】例19 例18と本質的に同様の重合を、同様の量の、イソフタ
ル酸89モル%、5−スルホイソフタル酸ナトリウム1
1%、ジエチレングリコール78%及びシクロヘキサン
ジメタノール22%からなるポリエステルの水性分散液
に置き換えて行う。生成物は、非揮発物36.93%、
pH=4.8、粘度=19cps (0.019Pa・s)及
び82nmの粒子サイズを有する。非揮発物は、処方によ
り40重量%の水分散性ポリエステル、50%のポリス
チレン及び10%のアクリル酸エチルからなる。乾燥し
た残渣は1.159のI.V.及び84℃のTgを有す
る。アルミニウム箔上の耐水性評価は3であり、ブロッ
キング温度は130°F(54.44℃)である。
【0083】例20 水407g、過硫酸アンモニウム1.8g、重炭酸ナト
リウム1.8g、例1に記載したポリエステルの32.
69%分散液3646g及びスチレン397gの混合物
を、5リットル反応器中で72℃で2時間加熱する。生
成物は、非揮発物35.91%、pH=5.7、粘度=1
45cps (0.145Pa・s)及び27nmの粒子サイ
ズを有する。非揮発物は、処方により75重量%のポリ
エステル及び25%のポリスチレンからなる。乾燥した
残渣は0.414のI.V.及び49℃のTgを有す
る。アルミニウム箔上の耐水性評価は1であり、ブロッ
キング温度は120°F(48.89℃)である。
【0084】例21 この例は、本発明の方法に従って作ったポリマーブレン
ド物の粒子サイズの分布はの単形式性を示す。図1は、
例1に記載したポリエステル3重量部と普通市販されて
いるポリスチレンに富むラテックス1重量部との混合物
の粒子サイズ分布である。ポリエステルはそれ自体26
nmのサイズを有し、ポリスチレンラテックスは110nm
のサイズを有する。混合物はこれらの両方のサイズを有
する粒子からなっている。ポリエステルピークの強度
は、光散乱強度がサイズと共にはっきりと減少するので
ポリスチレンのピークよりも低い。
【0085】図2は、例20に記載した組成物のもので
ある。粒子サイズの一つの範囲のみが見られる。サイズ
に於ける均一性は、粒子が組成物中に於いても均一であ
ることを我々に示唆している。本明細書に記載した全て
の組成物は単分離粒子サイズを有しており、このことは
粒子サイズが例1におけるポリエステルの粒子サイズと
は著しく異なっているときでも、実質的に全ての粒子が
一つの値の周りに集中したサイズを有すると言える。
【0086】以上、本発明をその好ましい態様を特に参
照して詳細に記載したが、その変形及び修正が本発明の
精神及び範囲内で有効であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】水分散性ポリエステルと混合したポリスチレン
ラテックスの粒子サイズの分布である。
【図2】水分散性ポリエステルの存在下で重合したポリ
スチレンの粒子サイズ分布である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レイノルズ,ピーター ウェッブ アメリカ合衆国,テネシー 37663,キ ングスポート,フットヒルズ ロード 720 (56)参考文献 国際公開90/1048(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 25/00 - 25/18 C08L 67/00 - 67/02 C08L 77/12 C09D 11/00 - 11/20 C09D 125/00 - 125/18 C09D 167/00 - 167/02 C09D 177/12 WPI/L(QUESTEL)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)5〜75重量%の、水分散性スル
    ホネート基含有ポリエステル又はポリエステルアミド及
    び (B)(a)30〜100重量%の、スチレン化合物から
    の繰り返し単位を含む、25〜95重量%の、スチレン
    ポリマーを含んでなるポリマーブレンド物であって、
    分(B)が成分(A)の存在下に重合させたものであ
    り、かつポリマーブレンド物がモノモダル粒子サイズ分
    布を有するポリマーブレンド物。
  2. 【請求項2】 成分(B)が、 (a)30〜100重量%の、少なくとも一種のスチレ
    ン化合物からの繰り返し単位、及び (b)70重量%以下の、(メタ)アクリレート化合物
    からの繰り返し単位からなる請求の範囲第1項記載のポ
    リマーブレンド物。
  3. 【請求項3】 成分(A)が15〜50重量%の量で存
    在し、成分(B)が50〜85重量%の量で存在し、そ
    して成分(B)が50〜100重量%の成分(B)(a)
    及び0〜50重量%の成分(B)(b)からなる、請求の
    範囲第2項記載のポリマーブレンド物。
  4. 【請求項4】 成分(A)が20〜40重量%の量で存
    在し、成分(B)が60〜80重量%の量で存在し、そ
    して成分(B)が70〜100重量%の成分(B)(a)
    及び0〜30重量%の成分(B)(b)からなる、請求の
    範囲第3項記載のポリマーブレンド物。
  5. 【請求項5】 前記水分散性ポリエステル又はポリエス
    テルアミドが、 (a)少なくとも1種の二官能性芳香族、飽和脂肪族又
    は飽和脂環式ジカルボン酸; (b)200モル%に等しい全ての酸、ヒドロキシル及
    びアミノ当量の合計基準で2〜25モル%の、芳香族核
    に結合した少なくとも1種のスルホン酸金属塩基を含む
    少なくとも1種の二官能性スルホモノマー(但し、官能
    性基はヒドロキシ、カルボキシル又はアミノである);
    並びに (c)少なくとも1種のグリコール又はグリコールと2
    個の−NRH基(式中、Rは水素原子又は炭素数1〜4
    のアルキル基である)を有するジアミンとの混合物(但
    し、グリコールは2個の−CH2 −OH基を含む) からの繰り返し単位からなる、請求の範囲第1項記載の
    ポリマーブレンド物。
  6. 【請求項6】 前記水分散性ポリエステル又はポリエス
    テルアミドが、線状分子構造中にカルボニルオキシ結合
    基(但し、この結合基の80%以下はカルボニルアミド
    結合基である)を有するポリマー、フェノール/テトラ
    クロロエタンの60/40重量部溶液中で、25℃で、
    溶媒100mL中でポリマー0.5gの濃度で測定し
    た、0.1〜1.0のインヘレント粘度を有するポリマ
    ー、ヒドロキシ及びアミノ当量(100モル%)に対し
    て実質的に等モル比の酸当量(100モル%)を含むポ
    リマー、下記のような(a)、(b)、(c)及び
    (d)、又はそれらのエステル形成性若しくはエステル
    アミド形成性誘導体(全ての記載したモル%は、200
    モル%に等しい全ての酸、ヒドロキシ及びアミノ当量の
    合計基準である)から選択された反応剤の反応生成物か
    らなるポリマーからなり、 (a)少なくとも1種の二官能性ジカルボン酸; (b)4〜25モル%の、芳香族核又は環式脂肪族核に
    結合した少なくとも1種の金属スルホネート基又は窒素
    含有非金属スルホネート基を含む少なくとも1種の二官
    能性スルホモノマー(但し、官能性基はヒドロキシ、カ
    ルボキシル又はアミノである); (c)グリコール又はグリコールと2個の−NRH基を
    有するジアミンとの混合物から選択された少なくとも1
    種の二官能性反応剤(但し、グリコールは2個の−CH
    2 −OH基を含み、 (1)その少なくとも15モル%は構造式 【数1】 (式中、nは2〜20の整数である) を有するポリ(エチレングリコール)であるか、又は (2)その0.1〜15未満モル%は構造式 【数2】 (式中、nは2〜500の整数である) を有するポリ(エチレングリコール)であるが、この範
    囲内の該ポリ(エチレングリコール)のモル%は該範囲
    内のnの値に反比例する);並びに (d)0〜40モル%の、1個の−C(R)2 −OH基
    を有するヒドロキシカルボン酸、1個の−NRH基を有
    するアミノカルボン酸、1個の−C(R)2 −OH基及
    び1個の−NRH基を有するアミノアルコール又は該二
    官能性反応剤の混合物;(但し、反応剤(c)及び
    (d)に於ける各Rは水素原子又は炭素数1〜4のアル
    キル基である)、 前記スチレン化合物が、構造: 【化1】 (式中、R1 はH又はメチルであり、R2 は炭素数1〜
    6の低級アルキル基であり、mは0〜2の整数である) のものであり、そして該(メタ)アクリレート化合物
    が、構造 【化2】 (式中、R3 はH又は、任意的にヒドロキシ、アセトア
    セトキシ、C1 〜C6 のアルコキシ、エポキシ及びハロ
    ゲンからなる群から選択された1個又は2個の置換基で
    置換されていてもよい炭素数1〜10のアルキル基であ
    り、R1 は前記の定義と同じ意味を有する)のものであ
    る、請求の範囲第1項記載のポリマーブレンド物。
  7. 【請求項7】 前記水分散性ポリエステルが、0.28
    〜0.38のインヘレント粘度、75〜84モル%のイ
    ソフタル酸及び逆に25〜16モル%の5−ソジオスル
    ホイソフタル酸の酸単位、並びに45〜60モル%のジ
    エチレングリコール及び逆に55〜40モル%の1,4
    −シクロヘキサンジメタノール又はエチレングリコール
    又はこれらの混合物のグリコール単位を有する、請求の
    範囲第6項記載のポリマーブレンド物。
  8. 【請求項8】 前記酸部分が、80〜83モル%のイソ
    フタル酸及び逆に20〜17モル%の5−ソジオスルホ
    イソフタル酸からなり、そして前記グリコール部分が5
    2〜56モル%のジエチレングリコール及び逆に48〜
    44モル%の1,4−シクロヘキサンジメタノールから
    なる、請求の範囲第7項記載のポリマーブレンド物。
  9. 【請求項9】 前記スチレン化合物が、スチレン、α−
    メチルスチレン、4−メチルスチレン、3−メチルスチ
    レン、t−ブチルスチレン及びそれらの混合物からなる
    群から選択され、前記(メタ)アクリレート化合物が、
    ブチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルア
    クリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、メチル
    メタクリレート及びこれらの混合物からなる群から選択
    される、請求の範囲第2項記載のポリマーブレンド物。
  10. 【請求項10】 水及び請求の範囲第1項記載のポリマ
    ーブレンド物からなる水性分散液。
  11. 【請求項11】 5重量%以下のC1 〜C4 アルコール
    を含む、請求の範囲第10項記載の水性分散液。
  12. 【請求項12】 (I)5〜60重量%の、 (A)5〜75重量%の、水分散性スルホネート基含有
    ポリエステル又はポリエステルアミド及び (B)(a)30〜100重量%の、スチレン化合物から
    の繰り返し単位を含む、25〜95重量%の、スチレン
    ポリマーを含んでなるポリマーブレンド物であって、
    分(B)が成分(A)の存在下に重合させたものであ
    り、かつポリマーブレンド物がモノモダル粒子サイズ分
    布を有するポリマーブレンド物、 (II)30重量%以下の顔料物質、 (III)40〜90重量%の水、並びに (IV)0〜20重量%のアルコールからなるインキ組成
    物。
  13. 【請求項13】 成分(B)が、 (a)30〜100重量%の、スチレン化合物からの繰
    り返し単位、及び (b)70重量%以下の、(メタ)アクリレート化合物
    からの繰り返し単位からなる請求の範囲第12項記載の
    インキ組成物。
  14. 【請求項14】 成分(I)(A)の前記水分散性ポリエ
    ステル又はポリエステルアミドが、線状分子構造中にカ
    ルボニルオキシ結合基(但し、この結合基の80%以下
    はカルボニルアミド結合基である)を有するポリマー、
    フェノール/テトラクロロエタンの60/40重量部溶
    液中で、25℃で、溶媒100mL中でポリマー0.5
    gの濃度で測定した、0.1〜1.0のインヘレント粘
    度を有するポリマー、ヒドロキシ及びアミノ当量(10
    0モル%)に対して実質的に等モル比の酸当量(100
    モル%)を含むポリマー、下記のような(a)、
    (b)、(c)及び(d)、又はそれらのエステル形成
    性若しくはエステルアミド形成性誘導体(全ての記載し
    たモル%は、200モル%に等しい全ての酸、ヒドロキ
    シ及びアミノ当量の合計基準である)から選択された反
    応剤の反応生成物からなるポリマーからなり、 (a)少なくとも1種の二官能性ジカルボン酸; (b)4〜25モル%の、芳香族核又は環式脂肪族核に
    結合した少なくとも1種の金属スルホネート基又は窒素
    含有非金属スルホネート非金属塩基を含む少なくとも1
    種の二官能性スルホモノマー(但し、官能性基はヒドロ
    キシ、カルボキシル又はアミノである); (c)グリコール又はグリコールと2個の−NRH基を
    有するジアミンとの混合物から選択された少なくとも1
    種の二官能性反応剤(但し、グリコールは2個の−CH
    2 −OH基を含み、 (1)その少なくとも15モル%は構造式 【数3】 (式中、nは2〜20の整数である) を有するポリ(エチレングリコール)であるか、又は (2)その0.1〜15未満モル%は構造式 【数4】 (式中、nは2〜500の整数である) を有するポリ(エチレングリコール)であるが、この範
    囲内のポリ(エチレングリコール)のモル%は該範囲内
    のnの値に反比例する);及び (d)0〜40モル%の、1個の−C(R)2 −OH基
    を有するヒドロキシカルボン酸、1個の−NRH基を有
    するアミノカルボン酸、1個の−C(R)2 −OH基及
    び1個の−NRH基を有するアミノアルコール又は該二
    官能性反応剤の混合物;(但し、反応剤(c)及び
    (d)に於ける各Rは水素原子又は炭素数1〜4のアル
    キル基である)、 前記スチレン化合物が、構造: 【化3】 (式中、R1 はH又はメチルであり、R2 は炭素数1〜
    6の低級アルキル基であり、mは0〜2の整数である) のものであり、そして前記(メタ)アクリル化合物が、
    構造 【化4】 (式中、R3 はH又は、任意にヒドロキシ、C1 〜C6
    のアルコキシ、エポキシ、アセトアセトキシ及びハロゲ
    ンからなる群から選択された1個又は2個の置換基で置
    換されていてもよい炭素数1〜10のアルキル基であ
    り、R1 は前記の定義と同じ意味を有する) のものである、請求の範囲第13項記載のインキ組成
    物。
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