JP3307797B2 - 起立訓練ベッド - Google Patents
起立訓練ベッドInfo
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- JP3307797B2 JP3307797B2 JP14927095A JP14927095A JP3307797B2 JP 3307797 B2 JP3307797 B2 JP 3307797B2 JP 14927095 A JP14927095 A JP 14927095A JP 14927095 A JP14927095 A JP 14927095A JP 3307797 B2 JP3307797 B2 JP 3307797B2
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- training
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は起立訓練ベッドに関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】長期臥床に伴う起立性低血圧・尿路感染
・肺炎等の予防及び改善あるいは、長期臥床後の精神機
能活動低下の予防、さらには体重負荷による下肢伸展反
射の促通や立位バランス訓練を行うため、起立訓練ベッ
ドが用いられる。
・肺炎等の予防及び改善あるいは、長期臥床後の精神機
能活動低下の予防、さらには体重負荷による下肢伸展反
射の促通や立位バランス訓練を行うため、起立訓練ベッ
ドが用いられる。
【0003】起立訓練ベッドは、通常、架台と、該架台
に一端を回動自在に設けられたベッドと、架台とベッド
との間に介装されてベッドの傾斜角度を調整する油圧シ
リンダ等からなるベッド傾動機構と、該ベッド傾動機構
を制御する制御手段とを備える。
に一端を回動自在に設けられたベッドと、架台とベッド
との間に介装されてベッドの傾斜角度を調整する油圧シ
リンダ等からなるベッド傾動機構と、該ベッド傾動機構
を制御する制御手段とを備える。
【0004】そして、起立訓練ベッドによって起立訓練
を行う場合には、まず、訓練を行なおうとする者をベッ
ドに固定する。そして、手動あるいは自動により、制御
手段を介してベッド傾動機構を操作し、ベッドを所定角
度にセットする。このようにベッドを所定角度に保った
まま所定時間起立訓練を行う。なお、必要に応じてベッ
ドの傾斜角度を、例えば1分あるいは2分おきに10度
づつ増し、下肢に加わる負担を漸次増加させるようにし
て訓練を行ってもよい。
を行う場合には、まず、訓練を行なおうとする者をベッ
ドに固定する。そして、手動あるいは自動により、制御
手段を介してベッド傾動機構を操作し、ベッドを所定角
度にセットする。このようにベッドを所定角度に保った
まま所定時間起立訓練を行う。なお、必要に応じてベッ
ドの傾斜角度を、例えば1分あるいは2分おきに10度
づつ増し、下肢に加わる負担を漸次増加させるようにし
て訓練を行ってもよい。
【0005】ところで、長期臥床により廃用性の機能低
下を来している場合に起立訓練を行うと、脳血流維持が
困難となっているため、いわゆる起立性低血圧を生じる
ことがある。このため、上記起立訓練ベッドを用いて起
立訓練を行う場合には、介助者や医師が訓練者の血圧を
監視し、血圧に異常が生じた場合には、直ちに訓練を中
止してベッドを元の水平状態か、それ以下の角度に戻す
ようにしている。
下を来している場合に起立訓練を行うと、脳血流維持が
困難となっているため、いわゆる起立性低血圧を生じる
ことがある。このため、上記起立訓練ベッドを用いて起
立訓練を行う場合には、介助者や医師が訓練者の血圧を
監視し、血圧に異常が生じた場合には、直ちに訓練を中
止してベッドを元の水平状態か、それ以下の角度に戻す
ようにしている。
【0006】しかしながら、現状では、介助者や医師が
常に訓練者の血圧を監視するのは困難であり、ときとし
て訓練の中止が遅れることがある。このような事態を避
けるため、訓練者に緊急ダウンスイッチを持たせ、訓練
者自らが血圧の異常を感じたら、訓練者自身に緊急ダウ
ンスイッチを押圧操作させ、ベッドを水平状態に戻すよ
うに企図したものがある。
常に訓練者の血圧を監視するのは困難であり、ときとし
て訓練の中止が遅れることがある。このような事態を避
けるため、訓練者に緊急ダウンスイッチを持たせ、訓練
者自らが血圧の異常を感じたら、訓練者自身に緊急ダウ
ンスイッチを押圧操作させ、ベッドを水平状態に戻すよ
うに企図したものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来知られ
ている緊急ダウンスイッチは、通常、前記ベッドの左右
の手摺のに付けられたハンドルの一方の先端に一体的に
組み込まれてなるものであり、訓練者が緊急ダウンスイ
ッチを押圧操作しようとする場合には、ハンドル先端の
スイッチを、親指等で押圧操作しなければならないた
め、異常を感じてスイッチを操作するまでの間に比較的
時間がかかる。また、手や指がマヒしている者にとって
操作しずらいという問題があった。
ている緊急ダウンスイッチは、通常、前記ベッドの左右
の手摺のに付けられたハンドルの一方の先端に一体的に
組み込まれてなるものであり、訓練者が緊急ダウンスイ
ッチを押圧操作しようとする場合には、ハンドル先端の
スイッチを、親指等で押圧操作しなければならないた
め、異常を感じてスイッチを操作するまでの間に比較的
時間がかかる。また、手や指がマヒしている者にとって
操作しずらいという問題があった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、訓練者にとって緊急ダウンスイッチの操作が容易か
つ瞬時に行える起立訓練ベッドを提供することを目的と
するものである。
で、訓練者にとって緊急ダウンスイッチの操作が容易か
つ瞬時に行える起立訓練ベッドを提供することを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では係る目的を達
成するために、請求項1記載の発明では、架台と、該架
台に一端を回動自在に設けられたベッドと、架台とベッ
ドとの間に介装されてベッドの傾斜角度を調整するベッ
ド傾動機構と、該ベッド傾動機構を制御する制御手段と
を備える起立訓練ベッドにおいて、前記ベッドには左右
の手摺がそれぞれ設けられ、それら左右の手摺のうち少
なくも一方には、前記ベッドが所定角度に起立される訓
練中に訓練者によって操作されて前記制御手段を介して
ベッドを初期の水平状態に戻す緊急ダウンスイッチが、
その被押圧操作部を前記訓練中において上方を向けて取
り付けられていることを特徴とする。
成するために、請求項1記載の発明では、架台と、該架
台に一端を回動自在に設けられたベッドと、架台とベッ
ドとの間に介装されてベッドの傾斜角度を調整するベッ
ド傾動機構と、該ベッド傾動機構を制御する制御手段と
を備える起立訓練ベッドにおいて、前記ベッドには左右
の手摺がそれぞれ設けられ、それら左右の手摺のうち少
なくも一方には、前記ベッドが所定角度に起立される訓
練中に訓練者によって操作されて前記制御手段を介して
ベッドを初期の水平状態に戻す緊急ダウンスイッチが、
その被押圧操作部を前記訓練中において上方を向けて取
り付けられていることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明では、前記緊急ダウン
スイッチは、前記左右の手摺のうち少なくも一方に、被
把持部の先端に配置されて取り付けられていることを特
徴とする。
スイッチは、前記左右の手摺のうち少なくも一方に、被
把持部の先端に配置されて取り付けられていることを特
徴とする。
【0011】
【作用】訓練中において、例えば、訓練者が起立性低血
圧等で気分が悪くなって、緊急ダウンスイッチを押そう
とする場合には、緊急ダウンスイッチが、訓練者の手の
近くに配される手摺の一方に上方を向けて取り付けられ
ているので、訓練者は左右いずれか一方の手のひらで該
緊急ダウンスイッチを押圧操作すればよく、極めて容易
かつ瞬時に押圧操作が行える。
圧等で気分が悪くなって、緊急ダウンスイッチを押そう
とする場合には、緊急ダウンスイッチが、訓練者の手の
近くに配される手摺の一方に上方を向けて取り付けられ
ているので、訓練者は左右いずれか一方の手のひらで該
緊急ダウンスイッチを押圧操作すればよく、極めて容易
かつ瞬時に押圧操作が行える。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は起立訓練ベッドの全体斜視図である。図
1中符号1は前後両端下部にキャスタ1aが取り付けら
れた架台である。架台1の端部には一対の軸受け2が設
けられ、この軸受け2にはベッド3の一端が回転軸4を
介して回動自在に設けられている。なお、3aはベッド
3の足元に設けられた左右一対のフットプレートであ
る。6は、架台1とベッド3との間に介装された油圧シ
リンダ等からなるベッド傾動機構であり、このベッド傾
動機構6によりベッド3の傾斜角度が調整されるように
なっている。
明する。図1は起立訓練ベッドの全体斜視図である。図
1中符号1は前後両端下部にキャスタ1aが取り付けら
れた架台である。架台1の端部には一対の軸受け2が設
けられ、この軸受け2にはベッド3の一端が回転軸4を
介して回動自在に設けられている。なお、3aはベッド
3の足元に設けられた左右一対のフットプレートであ
る。6は、架台1とベッド3との間に介装された油圧シ
リンダ等からなるベッド傾動機構であり、このベッド傾
動機構6によりベッド3の傾斜角度が調整されるように
なっている。
【0013】ベッド3の中間部左右には、左右の手摺
7,7がそれぞれベッド3の長手方向に沿ってスライド
自在、かつベッド3に対して所定の取付角度を持つよう
にしかもベッド3に対して0度となる収納状態になるよ
うに取り付けられている。一方の(訓練者側から見て左
側の)手摺7の先端には、訓練中に訓練者によって操作
されて架台1の内部に収納されている制御器(制御手
段)8を介してベッド3を初期の水平状態に戻す緊急ダ
ウンスイッチ9が取り付けられている。
7,7がそれぞれベッド3の長手方向に沿ってスライド
自在、かつベッド3に対して所定の取付角度を持つよう
にしかもベッド3に対して0度となる収納状態になるよ
うに取り付けられている。一方の(訓練者側から見て左
側の)手摺7の先端には、訓練中に訓練者によって操作
されて架台1の内部に収納されている制御器(制御手
段)8を介してベッド3を初期の水平状態に戻す緊急ダ
ウンスイッチ9が取り付けられている。
【0014】緊急ダウンスイッチ9は、手摺7の先端に
ベッド3と平行となるように配されて、訓練者によって
把持される部分である被把持部7aの先端に設けられて
いる。また、この緊急ダウンスイッチ9は、その被押圧
操作部9aを、訓練中において上方を向くように手摺7
の片面側に配置されて取り付けられている。
ベッド3と平行となるように配されて、訓練者によって
把持される部分である被把持部7aの先端に設けられて
いる。また、この緊急ダウンスイッチ9は、その被押圧
操作部9aを、訓練中において上方を向くように手摺7
の片面側に配置されて取り付けられている。
【0015】上記構成の起立訓練ベッドは、図3に示す
移動可能なコントローラスタンド10によって制御され
る。すなわち、コントロールラスタンド10の下部に
は、ベッド3の高さを調整する高さ調整用のフットスイ
ッチ11と、ベッド2の角度を調整する角度調整用のフ
ットスイッチ12が設けられ、これら両スイッチ11,
12は前記起立訓練ベッドの架台1内に組み付けられた
前記制御器8に電気的に接続されている。
移動可能なコントローラスタンド10によって制御され
る。すなわち、コントロールラスタンド10の下部に
は、ベッド3の高さを調整する高さ調整用のフットスイ
ッチ11と、ベッド2の角度を調整する角度調整用のフ
ットスイッチ12が設けられ、これら両スイッチ11,
12は前記起立訓練ベッドの架台1内に組み付けられた
前記制御器8に電気的に接続されている。
【0016】前記フットスイッチ11が操作されると、
制御器8を介して前記ベッド3と該ベッド3の下方に設
けられたベッド基台との間に介装された、例えばパンタ
グラフ機構等からなる昇降手段が操作され、これにより
ベッド3が昇降調整される。また、前記フットスイッチ
12が操作されると、制御器8を介して前記ベッド傾動
機構6が操作され、これによりベッド3の角度が、例え
ばー8〜+90度の範囲で調整される。
制御器8を介して前記ベッド3と該ベッド3の下方に設
けられたベッド基台との間に介装された、例えばパンタ
グラフ機構等からなる昇降手段が操作され、これにより
ベッド3が昇降調整される。また、前記フットスイッチ
12が操作されると、制御器8を介して前記ベッド傾動
機構6が操作され、これによりベッド3の角度が、例え
ばー8〜+90度の範囲で調整される。
【0017】コントローラスタンド10の上部には、コ
ントローラ15が取り付けられている。コントローラ1
5は、ベッド3の角度並びにベッド3を所定角度に保持
する停止時間を、例えばそれぞれ異なる5段階の異なっ
た状態に設定するものである。すなわち、ベッド3の角
度は、前記したフットスイッチ11によってもまたコン
トローラ15によっても遠隔操作できる。また、コント
ローラ15には表示部が設けられ、これによって訓練中
のベッドの角度や訓練時間等も表示できるようになって
いる。
ントローラ15が取り付けられている。コントローラ1
5は、ベッド3の角度並びにベッド3を所定角度に保持
する停止時間を、例えばそれぞれ異なる5段階の異なっ
た状態に設定するものである。すなわち、ベッド3の角
度は、前記したフットスイッチ11によってもまたコン
トローラ15によっても遠隔操作できる。また、コント
ローラ15には表示部が設けられ、これによって訓練中
のベッドの角度や訓練時間等も表示できるようになって
いる。
【0018】コントローラスタンド10の頂部には、前
記緊急ダウンスイッチ9が操作されるときに、該緊急ダ
ウンスイッチ9が操作されたことを表示する警告灯16
が取り付けられている。また、緊急ダウンスイッチ9が
操作されたことを表示する警告灯17は前記ベッドの足
元に設けられるフットプレートフット3aの先端にも取
り付けられている。これら警告灯16,17は前記制御
器8に電気的に接続されている。
記緊急ダウンスイッチ9が操作されるときに、該緊急ダ
ウンスイッチ9が操作されたことを表示する警告灯16
が取り付けられている。また、緊急ダウンスイッチ9が
操作されたことを表示する警告灯17は前記ベッドの足
元に設けられるフットプレートフット3aの先端にも取
り付けられている。これら警告灯16,17は前記制御
器8に電気的に接続されている。
【0019】また、架台1の内部にはスピーカ18が配
置され、このスピーカ18は前記制御器8に組み込まれ
ている音声等合成装置に接続される。そして、このスピ
ーカ18では、制御器8からの信号に基づき、ベッド3
が行う動作を事前にアナウンスしたり、また、訓練終了
や緊急ダウンスイッチが押圧操作されたときに、チャイ
ム音を発するようになっている。
置され、このスピーカ18は前記制御器8に組み込まれ
ている音声等合成装置に接続される。そして、このスピ
ーカ18では、制御器8からの信号に基づき、ベッド3
が行う動作を事前にアナウンスしたり、また、訓練終了
や緊急ダウンスイッチが押圧操作されたときに、チャイ
ム音を発するようになっている。
【0020】しかして、訓練中において訓練者が起立性
低血圧等で気分が悪くなって、緊急ダウンスイッチ9を
押そうとする場合には、緊急ダウンスイッチ9が、訓練
者の左手の近くに配される手摺7の一方に上方を向けて
取り付けられているので、訓練者は左側の手のひらで、
また、左側の手が使えない場合には右側の手のひらで、
該緊急ダウンスイッチ9の被押圧操作部9aを押圧操作
すればよく、極めて容易かつ瞬時に緊急ダウンスイッチ
9の操作が行える。
低血圧等で気分が悪くなって、緊急ダウンスイッチ9を
押そうとする場合には、緊急ダウンスイッチ9が、訓練
者の左手の近くに配される手摺7の一方に上方を向けて
取り付けられているので、訓練者は左側の手のひらで、
また、左側の手が使えない場合には右側の手のひらで、
該緊急ダウンスイッチ9の被押圧操作部9aを押圧操作
すればよく、極めて容易かつ瞬時に緊急ダウンスイッチ
9の操作が行える。
【0021】このように緊急ダウンスイッチ9が押圧操
作されると、制御器8を介してベッド傾動機構6が操作
され、ベッド3が初期の水平状態に戻される。これと同
時に、制御器8から警告灯16,17へ信号が送られて
警告灯16,17が点滅し、同時に、スピーカ18から
音声あるいはチャイム音が発生し、緊急ダウンスイッチ
9が押圧操作されたことを表示する。
作されると、制御器8を介してベッド傾動機構6が操作
され、ベッド3が初期の水平状態に戻される。これと同
時に、制御器8から警告灯16,17へ信号が送られて
警告灯16,17が点滅し、同時に、スピーカ18から
音声あるいはチャイム音が発生し、緊急ダウンスイッチ
9が押圧操作されたことを表示する。
【0022】なお、前記実施例では、シリンダ等の駆動
力を利用したベッド傾動機構6によってベッド3の傾斜
角度を変えるようにしているが、これに限られることな
く、モータと歯車機構を組み合わせたもの等他の機構を
利用したベッド傾動機構6によってベッド3の傾斜角度
を変えるようにしてもよい。また、この実施例では、緊
急ダウンスイッチ9を左側の手摺7に取り付けている
が、これに限られることなく、右側の手摺7、あるいは
左右双方の手摺7にそれぞれ緊急ダウンスイッチ9を取
り付けてもよい。
力を利用したベッド傾動機構6によってベッド3の傾斜
角度を変えるようにしているが、これに限られることな
く、モータと歯車機構を組み合わせたもの等他の機構を
利用したベッド傾動機構6によってベッド3の傾斜角度
を変えるようにしてもよい。また、この実施例では、緊
急ダウンスイッチ9を左側の手摺7に取り付けている
が、これに限られることなく、右側の手摺7、あるいは
左右双方の手摺7にそれぞれ緊急ダウンスイッチ9を取
り付けてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
では、訓練中において、例えば、訓練者が起立性低血圧
等で気分が悪くなって、緊急ダウンスイッチを押そうと
する場合には、緊急ダウンスイッチが、訓練者の手の近
くに配される手摺の一方に上方を向けて取り付けられて
いるので、訓練者は左右いずれか一方の手のひらで該緊
急ダウンスイッチを押圧操作すればよく、従来例のよう
に手でハンドルを握って指で操作するような面倒な手間
は一切不要となり、極めて容易かつ瞬時に押圧操作が行
えることとなる。
では、訓練中において、例えば、訓練者が起立性低血圧
等で気分が悪くなって、緊急ダウンスイッチを押そうと
する場合には、緊急ダウンスイッチが、訓練者の手の近
くに配される手摺の一方に上方を向けて取り付けられて
いるので、訓練者は左右いずれか一方の手のひらで該緊
急ダウンスイッチを押圧操作すればよく、従来例のよう
に手でハンドルを握って指で操作するような面倒な手間
は一切不要となり、極めて容易かつ瞬時に押圧操作が行
えることとなる。
【0024】請求項2記載の発明では、緊急ダウンスイ
ッチは、手摺の被把持部の先端に配置されて取り付けら
れているので、訓練者が自分の体を支えようとする場合
には手摺の被把持部を握り、緊急ダウンスイッチを押圧
する場合には、被把持部の先端のダウンスイッチを押圧
すればよく、それらの動作が互いに干渉することなく行
える。
ッチは、手摺の被把持部の先端に配置されて取り付けら
れているので、訓練者が自分の体を支えようとする場合
には手摺の被把持部を握り、緊急ダウンスイッチを押圧
する場合には、被把持部の先端のダウンスイッチを押圧
すればよく、それらの動作が互いに干渉することなく行
える。
【図1】本発明にかかる起立訓練ベッドの一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】同起立訓練ベッドに設けられる手摺の詳細平面
図である。
図である。
【図3】同起立訓練ベッドに付随するコントロールスタ
ンドの斜視図である。
ンドの斜視図である。
1 架台 2 軸受け 3 ベッド 3a フットプレート 6 ベッド傾動機構 7 手摺 7a 被把持部 8 制御器(制御手段) 9 緊急ダウンスイッチ 9a 被押圧操作部 10 コントロールスタンド 11 フットスイッチ 12 フットスイッチ 15 コントローラ 16 警告灯 17 警告灯
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 1/02
Claims (2)
- 【請求項1】 架台(1)と、該架台に一端を回動自在
に設けられたベッド(3)と、架台とベッドとの間に介
装されてベッドの傾斜角度を調整するベッド傾動機構
(6)と、該ベッド傾動機構を制御する制御手段(8)
とを備える起立訓練ベッドにおいて、 前記ベッドには左右の手摺(7)がそれぞれ設けられ、
それら左右の手摺のうち少なくも一方には、前記ベッド
が所定角度に起立される訓練中に訓練者によって操作さ
れて前記制御手段を介してベッドを初期の水平状態に戻
す緊急ダウンスイッチ(9)が、その被押圧操作部(9
a)を前記訓練中において上方を向くように取り付けら
れていることを特徴とする起立訓練ベッド。 - 【請求項2】 請求項1記載の起立訓練ベッドにおい
て、 前記緊急ダウンスイッチ(9)は、前記左右の手摺のう
ち少なくも一方に、被把持部(7a)の先端に取り付け
られていることを特徴とする起立訓練ベッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14927095A JP3307797B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 起立訓練ベッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14927095A JP3307797B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 起立訓練ベッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08336563A JPH08336563A (ja) | 1996-12-24 |
JP3307797B2 true JP3307797B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=15471566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14927095A Ceased JP3307797B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 起立訓練ベッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3307797B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009072634A (ja) * | 2009-01-14 | 2009-04-09 | Yaskawa Electric Corp | 下肢リハビリ装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58198342A (ja) * | 1982-05-17 | 1983-11-18 | 株式会社佐藤鉄工所 | 起立訓練装置 |
JPH0253725U (ja) * | 1988-10-12 | 1990-04-18 | ||
JPH0612759Y2 (ja) * | 1989-02-06 | 1994-04-06 | オージー技研株式会社 | 自動停止式チルトテーブル |
JPH035425U (ja) * | 1989-06-07 | 1991-01-21 | ||
JP3417594B2 (ja) * | 1993-02-26 | 2003-06-16 | オージー技研株式会社 | 起立訓練器 |
-
1995
- 1995-06-15 JP JP14927095A patent/JP3307797B2/ja not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08336563A (ja) | 1996-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020402 |
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