JP3307418B2 - 成形方法および焼結磁石の製造方法 - Google Patents

成形方法および焼結磁石の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形方法およびこの方
法により製造された成形体を用いて希土類焼結磁石を製
造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高性能を有する希土類磁石としては、粉
末冶金法によるSm−Co系磁石でエネルギー積32M
GOeのものが量産されている。また、近年Nd−Fe
−B磁石やNd−Fe−Co−B磁石等のR−T−B系
磁石(TはFe、またはFeおよびCo)が開発され、
特開昭59−46008号公報には焼結磁石が開示され
ている。焼結法による磁石では、従来のSm−Co系の
粉末冶金プロセス(溶解→鋳造→インゴット粗粉砕→微
粉砕→成形→焼結→磁石)を適用でき、また、高い磁気
特性を得ることも容易である。
【0003】異方性焼結磁石を製造する際には、成形を
磁場中で行なう。異方性焼結磁石の残留磁束密度を向上
させるためには、磁場中成形の際の配向度を向上させる
ことが重要である。配向度が高くなれば、角形性が向上
して高残留磁束密度が得られ、着磁率も改善される。ま
た、成形体の機械的強度も向上する。
【0004】湿式成形法では、乾式成形法に比べて高い
配向度が得られるが、希土類磁石、特にR−T−B系磁
石は酸化され易く湿式成形の際に有機溶剤を用いるの
で、焼結磁石中の炭素量が多くなり、高い磁気特性が得
られなくなってしまう。
【0005】このため、希土類磁石の製造に際しては、
一般に乾式成形法を用い、印加磁界強度を大きくして配
向度を向上させる方法が採用される。しかし、磁界発生
コイルの発熱が大きくなるため、極端に大きな磁界を印
加することは難しい。このため、磁界印加時間の短いパ
ルス磁界を利用して強力な磁界を印加する方法が提案さ
れている(特開昭61−208809号等)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、希土類焼結
磁石の製造に際し、成形体の配向度を向上させることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、
(1)〜(5)の本発明により達成される。 (1) R(Rは、Yを含む希土類元素の少なくとも1
種である。)および遷移元素を含有する磁石粉末を乾式
成形する方法であって、磁石粉末の圧粉体の相対密度が
30〜55%の範囲内にあるときに、磁界の強度が30
kOe 以上であるパルス磁界を少なくとも3回前記圧粉体
に印加することを特徴とする成形方法。 (2) 前記パルス磁界の持続時間が10μs 〜0.5
sec である上記(1)に記載の成形方法。 (3) 前記圧粉体が潤滑離型剤を含まない上記(1)
または(2)に記載の成形方法。 (4) 前記磁石粉末が、R−T−B系の磁石粉末(T
は、Fe、またはFeおよびCoである。)であるか、
R−Co系の磁石粉末である上記(1)ないし(3)の
いずれかに記載の成形方法。 (5) 上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の方
法により製造された成形体を焼結する焼結工程を有する
ことを特徴とする焼結磁石の製造方法。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【作用および効果】本発明では、磁石粉末の圧粉体が所
定の密度範囲にあるときに、少なくとも3回のパルス磁
界を印加する。これにより、配向度の極めて高い成形体
が得られ、残留磁束密度の極めて高い焼結磁石が実現す
る。また、成形体の機械的強度も向上する。
【0014】従来、圧粉体中の磁石粒子間の潤滑性向上
のために脂肪酸系化合物などが潤滑離型剤として添加さ
れていたが、本発明ではこのような潤滑離型剤を用いな
くても十分な配向度が得られる。
【0015】なお、特開昭61−208809号公報に
は、R−T−B系焼結磁石製造の際に、磁石粉末にステ
アリン酸マグネシウムを添加して成形を行なう旨が開示
されている。同公報には、成形の際にパルス磁場を用い
ることが好ましい旨が開示されており、「上パンチの下
降を開始する前に1回印加すれば十分であるが、多数回
印加すれば配向度はさらに向上する」と記載されてい
る。しかし、上記したように圧粉開始後、所定の密度と
なったときにパルス磁界を印加しなければ配向度の著し
い向上は望めず、また、ステアリン酸マグネシウム等の
有機潤滑離型剤は磁石特性を低下させる。
【0016】また、特開平1−245503号公報に
は、R−T−B系焼結磁石製造の際に、成形圧力印加中
に配向磁場を断続的に印加する方法が開示されている
が、同公報には配向磁場印加時の圧粉体の密度の記載は
なく、配向磁場の強度の記載もない。同公報における配
向磁場は印加時間が長くパルス磁界ではないため、高強
度の磁界を印加することは難しい。
【0017】
【具体的構成】以下、本発明の具体的構成について詳細
に説明する。本発明は、R(Rは、Yを含む希土類元素
の少なくとも1種である。)および遷移元素を含有する
磁石粉末を乾式成形する方法に適用される。
【0018】<磁石粉末>磁石粉末の組成は特に限定さ
れず、希土類元素および遷移元素を含むものであれば特
に制限はないが、本発明は特に、R−T−B系焼結磁石
(TはFe、またはFeおよびCoである。)またはR
−Co系焼結磁石の製造に好適である。
【0019】R−T−B系の磁石粉末は、通常、Rを2
7〜38重量%、Tを51〜72重量%、Bを0.5〜
4.5重量%含有することが好ましい。R含有量が少な
すぎると鉄に富む相が析出して高保磁力が得られなくな
り、R含有量が多すぎると高残留磁束密度が得られなく
なる。B含有量が少なすぎると高保磁力が得られなくな
り、B含有量が多すぎると高残留磁束密度が得られなく
なる。なお、T中のCo量は30重量%以下とすること
が好ましい。さらに、保磁力を改善するために、Al、
Cr、Mn、Mg、Si、Cu、C、Nb、Sn、W、
V、Zr、Ti、Moなどの元素を添加してもよいが、
添加量が6重量%を超えると残留磁束密度が低下してく
る。
【0020】磁石粉末中には、これらの元素の他、不可
避的不純物あるいは微量添加物として、例えば炭素や酸
素が含有されていてもよい。
【0021】このような組成を有する磁石粉末は、実質
的に正方晶系の結晶構造の主相を有する。そして、通
常、体積比で0.5〜10%程度の非磁性相を含むもの
である。
【0022】磁石粉末の製造方法は特に限定されない
が、通常、母合金インゴットを鋳造し、これを粉砕して
製造するか、還元拡散法によって得られた合金粉末を粉
砕して製造する。磁石粉末の平均粒子径は、通常、1〜
10μm 程度とする。
【0023】R−Co系の磁石粉末は、Rと、Fe、N
i、MnおよびCrから選ばれる1種以上の金属と、C
oとを含有する。この場合、好ましくは前記に加えさら
にCuまたは、Nb、Zr、Ta、Hf、TiおよびV
から選ばれる1種以上の金属を含有し、特に好ましくは
前記に加えさらにCuと、Nb、Zr、Ta、Hf、T
iおよびVから選ばれる1種以上の金属とを含有する。
これらのうち特に、SmとCoとの金属間化合物、好ま
しくはSm2 Co17金属間化合物を主相とし、この主相
が実質的にロンボヘドラルの結晶構造を有するものが好
ましい。この場合、粒界には、SmCo5 系を主体とす
る副相が存在する。具体的組成は、製造方法や要求され
る磁気特性等に応じて適宜選択すればよいが、例えば下
記の組成が好ましい。
【0024】R:20〜30重量%、特に22〜28重
量%程度、Fe、Ni、MnおよびCrの1種以上:1
〜35重量%程度、Nb、Zr、Ta、Hf、Tiおよ
びVの1種以上:0〜6重量%、特に0.5〜4重量%
程度、Cu:0〜10重量%、特に1〜10重量%程
度、Co:残部。
【0025】前記希土類元素の具体例としては、例え
ば、Y、La、Ce、Pr、Nb、Sm、Eu、Gd、
Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu等を挙げる
ことができ、特に、Smおよび/またはCeを含むこと
が好ましい。
【0026】また、Fe、Ni、MnおよびCrの1種
以上としては、Feが好ましく、特に、Feを含み必要
に応じNi、MnおよびCrの1種以上を含むことが好
ましい。
【0027】また、Nb、Zr、Ta、Hf、Tiおよ
びVの1種以上としてはZrが好ましく、特に、Zrを
含み必要に応じNb、Ta、Hf、TiおよびVの1種
以上を含むことが好ましい。
【0028】また、必要に応じて前記元素の他、Si、
Mo、Ca、O、C等の他の元素の1種以上を全体の3
重量%程度以下添加してもよい。なお、これらは不純物
として全体の3重量%程度以下含まれていてもよい。
【0029】R−Co系磁石粉末の製造方法は、特に限
定されない。
【0030】<成形工程>本発明では、乾式成形の際
に、磁石粉末の圧粉体の相対密度が25〜55%、好ま
しくは30〜45%の範囲内にあるときに、少なくとも
3回のパルス磁界を圧粉体に印加する。本明細書におい
て相対密度とは、実測密度を理論密度で除した値の百分
率である。実測密度は、成形装置の成形空間内に充填し
た磁石粉末の重量と、成形空間の内容積から算出する。
【0031】圧粉体の相対密度が前記範囲以外のときに
印加されたパルス磁界は、磁石粉末の配向度向上に対す
る寄与率が低い。従って、パルス磁界の印加回数が3回
以上であっても、圧粉体相対密度が前記範囲であるとき
に少なくとも3回のパルス磁界が印加されなければ、十
分な配向度が得られない。
【0032】パルス磁界の強度は、30kOe 以上とし、
全てのパルス磁界の強度をこの範囲とすることが好まし
い。パルス磁界の強度が前記範囲未満となると磁石粉末
の配向が不十分となる傾向にある。なお、パルス磁界の
強度の上限は特にないが、磁界発生装置が大型化するこ
とや、50kOe を超える強度としても配向度の向上は殆
どみられないことなどから、通常、50kOe 以下とす
る。
【0033】パルス磁界の持続時間は、通常、10μs
〜0.5sec 程度とすることが好ましい。持続時間が前
記範囲未満となると配向が不十分となる傾向にあり、前
記範囲を超えると、磁界印加用コイルの発熱が大きくな
りすぎる傾向にある。なお、本明細書において持続時間
とは、磁界印加の開始から終了までの時間である。
【0034】パルス磁界印加の間隔は特に限定されな
い。
【0035】また、圧粉体の密度を増加させながら少な
くとも3回のパルス磁界を印加してもよく、圧粉体の密
度をほぼ一定に保って少なくとも3回のパルス磁界を印
加してもよい。
【0036】成形圧力は、圧粉開始から終了まで一定で
あってもよく、漸増または漸減してもよく、不規則変化
してもよい。成形圧力に特に制限はない。成形圧力が低
いほど配向性は良好となるが、成形圧力が低すぎると成
形体の強度が不足してハンドリングに問題が生じるた
め、通常、1〜3ton/cm2 程度とすることが好ましい。
【0037】本発明では、圧粉体の相対密度が前記範囲
外であるときにも磁界を印加してよい。すなわち、前記
密度範囲においてパルス磁界を印加する前および/また
は印加した後に、パルス磁界や、定常磁界、断続的な磁
界などを印加してもよい。
【0038】なお、圧粉体の最終的な相対密度、すなわ
ち成形体の相対密度は、通常、50〜60%程度であ
る。
【0039】本発明は、圧力印加方向と磁界印加方向と
がほぼ直交するいわゆる横磁場成形法にも、圧力印加方
向と磁界印加方向とがほぼ一致するいわゆる縦磁場成形
法にも適用することができる。横磁場成形法では高い異
方性を有する磁石が得られるが、適用可能な成形体形状
に制限があり、また、成形装置が複雑となってしまう。
本発明による配向度改善効果は、縦磁場成形法において
特に高くなる。
【0040】本発明に用いる成形装置は、パルス磁界発
生手段を有するものであればよく、その他の構成は特に
制限されない。なお、成形装置のパンチやダイスなどが
飽和してしまうような高強度の磁界を印加する場合、パ
ンチやダイスなどを非磁性材で構成した空芯コイルタイ
プの磁場成形装置を用いることが好ましい。
【0041】<焼結工程>上記のようにして得られた成
形体は、焼結されて磁石化される。
【0042】焼結時の各種条件に特に制限はないが、例
えば1000〜1200℃で0.5〜12時間、特に1
〜5時間程度焼結し、その後、急冷することが好まし
い。なお、焼結雰囲気は、真空中またはArガス等の非
酸化性ガス雰囲気であることが好ましい。
【0043】焼結後、時効処理、着磁処理等が必要に応
じて施される。
【0044】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を示し、本発明
をさらに詳細に説明する。
【0045】[実施例1]組成が31.5Nd−1.5
Dy−1B−bal.Fe(重量%)である合金インゴ
ットを、鋳造により作製した。この合金インゴットをジ
ョークラッシャおよびブラウンミルにより−#32にま
で粗粉砕し、次いで、ジェットミルにより微粉砕し、平
均粒子径4μm の磁石粉末を得た。
【0046】この磁石粉末を、縦磁場成形法により磁場
中成形し、得られた成形体をAr雰囲気中で1100℃
にて3時間焼結した後、急冷し、さらに、Ar雰囲気中
で600℃にて3時間時効処理を行なって、下記表1に
示される焼結磁石を得た。
【0047】磁場中成形では、1ton/cm2 の圧力を印加
しながら、35kOe のパルス磁界(持続時間0.5mse
c)を印加し、磁石粉末の圧粉体の相対密度が59%と
なるまで加圧を続けた。なお、実測密度を求めるために
必要な成形空間の内容積は、成形装置の上パンチの移動
量から算出した。また、理論密度は7.62g/cm3 とし
て計算した。パルス磁界は、表1において○または×を
付した密度のときに印加した。×は、圧粉体の相対密度
が25〜55%以外のときに印加されたパルス磁界を表
わす。
【0048】比較のために、15kOe の直流磁界を印加
しながら成形を行なった他は上記と同様にして、焼結磁
石を製造した。
【0049】これらの焼結磁石について、成形時に磁界
を印加した方向の残留磁束密度(Br )を測定した。結
果を表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】[実施例2]パルス磁界の強度を下記表2
に示されるように変更し、その他は実施例1の焼結磁石
No. 1−4の製造のときと同様にして焼結磁石を製造し
た。これらの焼結磁石の残留磁束密度(Br )を表2に
示す。
【0052】
【表2】
【0053】表2に示される結果から、パルス磁界の強
度が20kOe 以上となると、特に高い残留磁束密度が得
られることがわかる。
【0054】[実施例3]下記組成を有し、平均粒子径
4μm のR−Co系磁石粉末を製造した。
【0055】Sm:25.5重量%、Co:50.9重
量%、Fe:14.0重量%、Zr:2.6重量%、C
u:7.0重量% この磁石粉末を、実施例1の焼結磁石No. 1−4と同様
な条件にて成形し、1150℃で3時間焼結後、800
℃で3時間時効処理を施し、焼結磁石No. 3−1を製造
した。
【0056】また、比較のために、成形条件を実施例1
の焼結磁石No. 1−11と同様とし、その他は焼結磁石
No. 3−1と同様にして焼結磁石No. 3−2を製造し
た。
【0057】これらの焼結磁石について、残留磁束密度
(Br )を測定した。結果は以下のとおりであった。 焼結磁石No. 3−1:11.0kG 焼結磁石No. 3−2:10.4kG 以上の実施例の結果から、本発明により配向度が向上
し、高い残留磁束密度を有する焼結磁石が得られること
が明らかである。
フロントページの続き (72)発明者 矢島 弘一 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 テ ィーディーケイ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−160404(JP,A) 特開 平1−117010(JP,A) 特開 平2−130811(JP,A) 特開 昭55−88998(JP,A) 特開 昭61−119006(JP,A) 特開 昭56−119699(JP,A) 実開 昭59−37724(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 R(Rは、Yを含む希土類元素の少なく
    とも1種である。)および遷移元素を含有する磁石粉末
    を乾式成形する方法であって、 磁石粉末の圧粉体の相対密度が30〜55%の範囲内に
    あるときに、磁界の強度が30kOe 以上であるパルス磁
    界を少なくとも3回前記圧粉体に印加することを特徴と
    する成形方法。
  2. 【請求項2】 前記パルス磁界の持続時間が10μs 〜
    0.5sec である請求項1に記載の成形方法。
  3. 【請求項3】 前記圧粉体が潤滑離型剤を含まない請求
    項1または2に記載の成形方法。
  4. 【請求項4】 前記磁石粉末が、R−T−B系の磁石粉
    末(Tは、Fe、またはFeおよびCoである。)であ
    るか、R−Co系の磁石粉末である請求項1ないし3の
    いずれかに記載の成形方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の方
    法により製造された成形体を焼結する焼結工程を有する
    ことを特徴とする焼結磁石の製造方法。
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