JP3307404B2

JP3307404B2 - 競技用装置

Info

Publication number: JP3307404B2
Application number: JP52524699A
Authority: JP
Inventors: エルシユトナー，トーマス
Original assignee: フランクエルシユトナープロドウクツイオーンソシエテアノニム
Priority date: 1997-11-10
Filing date: 1997-11-10
Publication date: 2002-07-24
Anticipated expiration: 2017-11-10
Also published as: ATE270485T1; CA2274647A1; WO1999025113A1; WO1999025113A8; AU9327698A; DE59711753D1; JP2000512475A; US6171188B1; AU737993B2; EP0950315B1; EP0950315A1

Description

【発明の詳細な説明】説明この発明は、特にテレビジョンのスタジオ内における
娯楽ショーを演出する競技用（遊戯用）装置に関するも
のである。

選手（志願者）のクイズ当てゲーム形式の娯楽ショー
は、一般に志願者に対して問題（質問）が与えられ、最
初に正しい解答を出した志願者に勝ち点が与えられるよ
うに構成されている。どの志願者が質問に対して最初に
応答した志願者であるかを決定するために、志願者が質
問に応答したければ、その志願者は機械的操作スイッ
チ、いわゆるブザーを押さなければならない。これらの
ブザーは、これが押されると明るく点灯する（ライトア
ップする）光学的信号手段に接続されている。ショーの
進行中に各志願者が集めた勝点は、カウンタの瞬時カウ
ントとしてディスプレイ上に表示される。

質問の順序をランダム発生の原則に従わせるために、
質問の個々のテーマ分野、例えば、スポーツ、文学、歴
史、映画、演劇等が、個々のモニタを構成するモニタの
壁部分上に水平の行をなして表示され、累積勝点数（例
えば、100、80、60、40）が個々のテーマの領域の下に
与えられる。志願者の一人（例えば、質問された最後の
問題に対して最初に正しい解答をした志願者）がある勝
点数をもったテーマ（トピックス）を選択すると、司会
者は選択された勝点数に対応する程度の困難さをもった
指定されたテーマ（トピックス）に関連する問題を読み
上げる。その問題は視聴者のためにテレビジョンの映像
上にスーパーインポーズされる（重畳表示される）。指
定されたテーマに対して選択された勝点数は、問題が提
出された後はモニタの壁部分から消え、それによってゲ
ームの進行期間中に志願者がモニタの壁部分上からテー
マを選択する自由度が段々と少なくなって行く。

周知の形式の娯楽ショーの期間中の映像造形（デザイ
ン）および映像ドラマツルギー（作劇術、演劇論等）
は、舞台上の僅かな動きあるいは変化しか起こりえない
という欠点がある。さらに、モニタの壁部分上のディス
プレイは質問毎にほんの僅かしか変化しないから、舞台
要素としてのモニタの壁部分は映像造形（デザイン）に
対してそれほど有効でない。加えて、ブザーが設けられ
た志願者用の場所はモニタの壁部分から離れて配置され
ているので、スタジオ用カメラを志願者とモニタの壁部
分との間で前後に旋回させる必要があり、娯楽ショーの
場面を全くまとまりのないものにしてしまう。

これに対して本発明の目的は、娯楽ショーをドラマツ
ルギー（作劇術、演劇論等）的な映像の作成（レイアウ
ト）に関してよりダイナミックに造形することができる
ような方法で上記の形式の競技用装置を改良することに
ある。

この目体は、本発明の請求項１の特徴となる構成によ
って達成される。従属請求項は請求項１による競技用装
置の有利な具体例および変形例を含んでいる。

本発明は、競技用装置としてモニタの壁部分を利用し
て、志願者とモニタとを場面に対して明確に空間的関係
を保って配置するという新規で且つ驚くべき考え方（ア
イディア）に基づくものである。このようにすることに
より、志願者は支持台、例えばプラットホーム（舞台）
上のモニタの壁部分の背後に位置し、それによって少な
くとも志願者の頭部、好ましくは志願者の上半身がモニ
タの壁部分の上端から上に現われる。従って、光学的に
は各志願者にはモニタの壁部分の特定の領域が限定的に
割り当てられる。志願者が自分のブザー（このブザーは
視聴者から見える必要はない）を押すと、光学信号、例
えば赤色の信号が各志願者の下のモニタの壁部分の領域
上に、好ましくはモニタの壁部分の高さ全体にわたって
延びる垂直の縞として表示される。この方法によれば、
ブザーを押したことを映像構成的に強調するために、映
像の演出に多数の可能性が得られる。さらに別の特徴と
して、個々の質問に関連する一連の静止画像あるいは動
画像を表示させるためにモニタの壁部分を使用すること
ができる。その結果、娯楽ショーの進行が場面に関して
よりくつろいだものとなり、より効果的にドラマチック
になり、同時によりダイナミック（動的）になる。いず
れにしても、志願者はモニタの壁部分を見ることはない
ので、勝点を表示するためにモニタの壁部分のほとんど
全面を使用する必要はない。スタジオ内の観衆およびテ
レビジョンの視聴者に対して全ての勝点がモニタの壁部
分上の比較的小さい垂直の縞状に表示されるか、あるい
はその時の競技に対する勝点数のみがモニタの壁部分の
一領域上に表示される。モニタの壁部分と志願者が光学
的に非分離の形で結合されていることが重要であり、そ
れによって映像、グラフィックス、テキスト（文字、記
号等）および数字の再現期間中にすべての志願者は同時
に“画像内”に存在する。従って、もはやスタジオ用カ
メラをモニタの壁部分と志願者との間で前後に旋回させ
る必要はない。

本発明を添付の図面に示された実施例に従ってさらに
詳しく説明する。

図１は本発明による競技用装置の１実施例のモニタの
壁部分の正面を示す図である。

図２は志願者を立たせるためにモニタの壁部分の背後
にプラットホーム（舞台）が設けられた他の実施例のモ
ニタの壁部分を縦断する垂直断面図である。

図３は本発明による競技用装置のさらに他の実施例の
電気的ブロック図である。

図１に示す競技用装置１は、例えば何人かの志願者で
クイズの解答を出すゲーム形式の娯楽ショーを演出する
ために、例えばテレビジョンスタジオ内に設けられる。
娯楽ショーはここには示されていない幾つかのビデオカ
メラによって記録される。競技用装置１は幾つかのモニ
タ2aを含むモニタの壁部分２を具えている。図１の場
合、モニタの壁部分２は５×５個のモニタ2aを含んでい
る。モニタの壁部分２は競技用装置１と一体の構成要素
からなっていることが必須である。このモニタの壁部分
２の中心となる（重要な）一体構成については図２を参
照して以下で説明する。

図２に示す概略構成は支持構体としての歩行できるプ
ラットホーム６がモニタの壁部分２の後部に配置されて
おり、そのためこのプラットホーム６は観衆やスタジオ
内のカメラからは見えない。プラットホーム６は、この
プラットホーム上に位置してショーに出演している志願
者の少なくとも頭部５がモニタの壁部分２の上端から上
に出るような高さに配置されている。モニタの壁部分２
の前のスタジオの観衆から志願者の頭部５だけでなく、
胸部や腕も見えることが好ましい。プラットホーム６の
代わりに他の形式の支持構体、例えば懸架形のブラン
コ、ガラス張りのエレベータ、足場等を使用して志願者
をモニタの壁部分の背後に配置することも可能である。
さらに、モニタの壁部分を座っている志願者あるいは立
っている志願者の上に設置することも考えられ、それに
よって志願者がモニタの壁部分２の上に位置している場
合には各志願者とモニタの壁部分２との間に同じ一定の
空間を調整する（付加する）ことができる。

プラットホーム６が支持構体として使用される場合
は、このプラットホーム６は好ましくは高さ調整が可能
な台架７によって所望の高さの位置に支持される。段階
８がスタジオの床からプラットホーム６に通じている。
事故を防ぐために、プラットホーム６の背後には手すり
（欄干）９が設けられている。

図１および図２に示す実施例では、志願者用のブザー
３はモニタの壁部分２の上端に設置されている。図示の
場合、４人の志願者用の４個のブザー３が横に並んで、
モニタの壁部分２の左端から始めてこのモニタの壁部分
２に沿ってほゞ等間隔に配置されている。しかしなが
ら、ブザー３がモニタの壁部分２の上端に見えるように
上記ブザー３を設置することが絶対に必要であるという
ことはない。本発明による競技用装置では、問題（質
問）に対して最初に応答した志願者がブザー３を押す
と、そのことをスタジオ内の観衆およびテレビジョン視
聴者に知らせるように、光学的信号、例えば信号発生を
表わす色が各志願者の下の領域に表示される。

図１および図２に単なる実施例として示されているよ
うに、各志願者に対する番号表示４をもったコンソール
（制御装置）4aをブザー３に加えてモニタの壁部分２の
上部に設置することもできる。各志願者が獲得した点数
の瞬時計算値はスタジオ内の観衆およびテレビジョン視
聴者に対して上記コンソール上に表示される。上記の構
成の他に、番号表示４をもったコンソール4aをモニタの
壁部分２の下端部に設けてもよいし、志願者５の頭部５
の上方部に懸架形コンソールとして設けてもよい。さら
に、各志願者の下または上のモニタ2a用のビデオ信号に
点数のカウントの数値を重畳（スパーインポーズ）させ
ることにより、各志願者の下あるいは上のモニタの壁部
分２上に点数のカウントを直接表示させることもでき
る。

等級付けされた勝点数（図１では、100、80、60、4
0、20のように等級付けされている）をモニタの壁部分
２上に、垂直方向に上下して表示させることもできる。
勝点数は問題の困難さの程度に基づいて計算され、例え
ば最も困難な問題に対して勝点100が与えられ、困難な
問題に対して勝点80が与えられ、それほど易しくない問
題に対して勝点60が与えられ、より易しい問題に対して
勝点40が与えられ、非常に易しい問題に対して勝点20が
与えられる。モニタの壁部分２上に志願者がそれぞれ選
択した勝点数のみを表示させることもできる。

モニタの壁部分２上に垂直方向に上下して等級付けら
れた勝点を表示させることにより、例えば志願者に対し
て問題を質問しているときにすべての勝点を連続的に表
示させることが可能になり、この際、目下の競技の勝点
を、例えば輝度および／または色を変化させることによ
り、他の勝点と区別できるようにその表示期間中光学的
に強調して表示することができる。

従って、競技用装置１はショーの全期間中、スタジオ
の観衆に対して、また可能であればテレビジョンの視聴
者に対してゲームの状態に関する情報を連続的に提供す
る。何回かのラウンドからなるゲームでは、例えば最低
レベルの点数の志願者が各ラウンドの終了後に退場し、
観衆はゲームの現在の状態、現在の問題の困難さの程
度、個々の志願者の勝点数のカウント値、どの志願者が
自分のブザーを最初に押したかを見るために、志願者の
上または下に見えるモニタの壁部分２を見ることができ
る。

勿論、志願者固有のデータの光学的表示に、各志願者
の下または上にあるモニタの壁部分２の領域にビデオに
よって志願者の名前を重畳（スーパーインポーズ）して
含ませることもできる。

本発明の特に基本的な動作として、モニタの壁部分２
上に数字やグラフィックスを含むテキストだけでなく、
すべてのモニタの壁部分２を使用して、あるいはもし必
要があれば、幾つかのモニタ2aのみを使用して一連の静
止画像あるいは動画像を表示させることが含まれる。こ
の映像再生の結果として娯楽ショー用にドラマチックな
新しい効果を得ることができ、その場合、志願者は映像
再生期間中も常に“画像内”に留まっている。映像とテ
キストは、一例としてブロック図の形で図３に示した電
子回路の作用によりモニタの壁部分２上に表示される。

図３に示すように、制御装置10、例えば適当なソフト
ウエアでプログラムされたコンピュータは、モニタの壁
部分２の映像、テキストおよび音声（オーディオ）の管
理をすべて担っている。表示されるべき静止画像および
動画像はビデオ信号源11によって供給され、これらは制
御装置10によってデータバス14を介して伝送される。一
連の作用において、制御装置10はコマンド信号をビデオ
信号源11に送り、ビデオ信号源11は関連する個々の映像
あるいは一連の映像を呼出し、これをビデオ信号源11の
出力のビデオ信号ライン17に切換える。所望のビデオ信
号の呼出しに成功したことはビデオ信号源11によってデ
ータバス14を経て制御装置10に戻されて報告され、それ
によって制御装置10は常に現在の映像の状態をモニタす
ることができる。

ビデオ信号源11の場合と同様に、制御装置10はデータ
バス14を介してテキスト信号源12を制御し、また必要が
あれば音声信号源13を制御する。制御装置10によって呼
び出されたオーディオ信号（これは１チャンネル、２チ
ャンネル、あるいは多チャンネルが可能である）は音声
拡散器16によって再生される。制御装置10によって呼び
出されたテキスト信号（例えば、文字、数字、グラフィ
ックス記号、グラフィックス、およびこれらに類するも
の）はテキスト信号源12の出力においてテキスト信号ラ
イン18に切り換えられて供給される。

ビデオ信号ライン17およびテキスト信号ライン18は、
それぞれ図１に例として与えられている25個のモニタ2a
用の25本のラインを具えた導線の束からなる。このこと
はモニタの壁部分２のそれぞれのモニタ2a用に別々のビ
デオ信号ライン17と別々のテキスト信号ライン18が存在
し、それによって個々のモニタ2a上の映像およびテキス
トの表示は制御装置10によって各別に制御されることを
意味する。

制御装置10はさらにブザー３に電気的に接続されてお
り、このことにより個々の映像あるいは一連の映像の表
示に続いてどのブザーが最初に押されたかを決定するこ
とができる。制御装置10は各志願者の下に配置された各
ブザー３に対してモニタの壁部分２の一定の領域（好ま
しくは高さ全体にわたって延びる垂直の縞）を割り当て
る。制御装置10の作用により、質問に続いて最初にブザ
ー３を押した志願者の下にある最初に押されたブザー３
はモニタの壁部分２の指定された領域上の信号色の表示
をトリガする。例えば、各志願者の下に配置された５個
のモニタ全体のスクリーンは赤の信号色で着色表示され
る。すなわち、一定の期間中連続的に着色表示される
か、あるいはこの一定の期間中、数回点滅する。上記の
信号色の表示期間中、他のモニタ2aのスクリーン上には
そのときの映像の内容が静止したままに維持されるか、
あるいは映像内容は再現されない。

表示部４がモニタの壁部分２から離れて設けられてお
れば、制御装置10はさらに表示部４に接続される。制御
部10は個々の志願者のその時の勝点数のカウントを制御
し、このカウントは表示部４に表示（再現）される。制
御装置10は、また、質問された問題に応答して最初にブ
ザーを押した志願者がその問題に付与された点数を獲得
したか否かを“知る”ために、すなわちこれらの勝点を
志願者のカウントの貸方に入れる（加算する）か、ある
いは（誤った解答の場合には）志願者の勝点数のカウン
トから差し引くかどうかを“知る”ためにショーの司会
者あるいはアシスタントによって操作される±入力を必
要とする。

ビデオ信号ライン17およびテキスト信号ライン18は信
号源11および12をビデオミキサ15に接続し、このミキサ
15は制御装置10によりデータバス14を介して制御され
る。映像とテキストは制御装置10によって指定された態
様でビデオミキサ15により重畳（スーパーインポーズ）
される。ビデオミキサ15の出力における25個の生成され
た信号は関連する25個のモニタ2aのビデオ入力に送ら
れ、そこで表示されて再現される。ビデオミキサ15の作
用により、信号源11および12からのビデオ信号およびテ
キスト信号を重畳（スーパーインポーズ）することがで
きるのみならず、他の任意所望の態様、例えば輝度と色
を変化させる処理あるいは加工を施すこにより、フェー
ドイン、フェードアウトすることもできる。勿論、これ
らのビデオ技術の処理は、制御装置10のプログラミング
期間中に最初に指定しておく必要がある。

本発明による競技用装置は、全く新しい映像造形（デ
ザイン）および映像ドラマツルギー（作劇術、演劇論
等）で娯楽ショーを演出することが可能になる。空間お
よび時間に関して、志願者と質問に対するその志願者の
応答は、モニタの壁部分２に分離されることなく供給さ
れ、個々の質問に応答してモニタの壁部分２に映像、映
像の一こま、一連の映像、グラフィックス、数字が表示
される。映像の生成に関するこれらの全く新しい可能性
は観衆にアピールする新しい娯楽ショーを開発すること
が可能になる。

上述の機能に加えて、例えば３回の質問の終了時に勝
者の志願者がモニタの壁部分の前に出て勝利の質問に答
える。娯楽ショーの期間中にモニタの壁部分２を他の方
法で有効に使用することができる。この競技（遊戯）の
期間中に映像ドラマツルギー（作劇術、演劇論等）的に
有効な競技（遊戯）の行動（アクション）を持たせるた
めに、志願者は、例えば、疑問符あるいは他の推測記号
が示されたモニタの壁部分２の25個のモニタ領域の１つ
を選択することができる。モニタのフィールドを選択す
るために、志願者は、各モニタ2a用のスクリーンにある
接触センサによって検出された所望のモニタフィールド
に触れることができる。モニタにカーソル制御手段を設
けていてもよく、それによって志願者はそのカーソル手
段によって所望のモニタ領域を選択することができる。
さらに、図１に詳細には示されていないが、モニタ2aの
センサ接触機構あるいはカーソル制御手段が制御装置10
に接続されている。

後者の例では、選択されたモニタのフィールド上の割
合（レート）記号を消去し、勝利情報を表示させるよう
にモニタの壁部分２の制御を設計することもできる。セ
ンサ接触機構ならびにカーソル制御部は制御装置10に接
続されているので、制御装置10は選択されたモニタの領
域を検出し、表示中に前に決定された変更を実行するこ
とができる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) H04N 5/222 A63J 1/02

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】幾つかのモニタ（2a）を含むモニタの壁部
分（２）と、グラフィックス信号およびテキスト信号の信号源（11、
12、13）と、モニタの壁部分（２）のモニタ（2a）上のグラフィック
スおよび／またはテキストの再生を制御する制御装置
（10）と、競技者用の機械的に操作されるスイッチ（３）と、各競技者によって集められた点数の実際の残高の表示部
（４）と、を含み、特徴として、上記モニタの壁部分（２）の指定された領
域が個々の競技者に割当てられ、機械的に操作されるスイッチ（３）が制御装置（10）に
電気的に接続されており、上記機械的に操作されるスイッチ（３）が最初に応答し
た競技者によって付勢されると、各競技者に関連するモ
ニタの壁部分（２）の領域上に光学的信号（例えば、信
号色）が表示されるように上記制御装置（10）が構成さ
れている、特にテレビジョンスタジオ内における娯楽シ
ョーを演出する競技用装置。
【請求項２】競技者の少なくとも頭部（５）がモニタの
壁部分（２）上に出るような高さに、競技者用の支持構
造体（６）が上記モニタの壁部分（２）の後方に設けら
れていることを特徴とする、請求項１による競技用装
置。
【請求項３】ビデオ信号源（11）が設けられており、該
ビデオ信号源（11）は、静止画像あるいは動画像がモニ
タの壁部分（２）の少なくとも１つの領域上に表示され
ることができるように制御装置（10）によって制御され
ることを特徴とする、請求項１または２による競技用装
置。
【請求項４】制御装置（10）はさらに映像、グラフィッ
クスおよびテキスト信号に対するビデオミキサ（15）を
制御することを特徴とする、請求項１乃至３のいずれか
１つによる競技用装置。
【請求項５】それぞれの勝点数がモニタの壁部分（２）
上に、上下方向にあるいは相並んで表示されるように、
制御装置（10）が設計されていることを特徴とする、請
求項１乃至４のいずれか１つによる競技用装置。
【請求項６】現在の競技の勝点数のみがそれぞれモニタ
の壁部分（２）上に表示されるように制御装置（10）が
設計されていることを特徴とする、請求項１乃至４のい
ずれか１つによる競技用装置。
【請求項７】各競技者が集めた勝点数の現時点の収支残
高が、各競技者の下のモニタの壁部分（２）上に表示さ
れるように制御装置（10）が設計されていることを特徴
とする、請求項１乃至６のいずれか１つによる競技用装
置。
【請求項８】表示装置（４）は、モニタの壁部分（２）
の上端部あるいは下端部に配置されていることを特徴と
する、請求項１乃至６のいずれか１つによる競技用装
置。
【請求項９】表示装置（４）は、競技者の上に懸架形コ
ンソールの形で配置されていることを特徴とする、請求
項１乃至６のいずれか１つによる競技用装置。
【請求項１０】機械的に操作されるスイッチ（３）がモ
ニタの壁部分（２）の上側に配置されていることを特徴
とする、請求項１乃至９のいずれか１つによる競技用装
置。
【請求項１１】光学的信号がモニタの壁部分（２）の垂
直高さ全体にわたって表示されることを特徴とする、請
求項１乃至10のいずれか１つによる競技用装置。
【請求項１２】モニタの壁部分（２）のモニタ（2a）
は、制御装置（10）に接続された接触センサを具備して
いることを特徴とする、請求項１乃至11のいずれか１つ
による競技用装置。
【請求項１３】モニタの壁部分（２）のモニタ（2a）
は、制御装置（10）に接続されたカーソル制御部を具備
していることを特徴とする、請求項１乃至11のいずれか
１つによる競技用装置。