JP3307366B2 - 移動電話機用モデム及びその切替え方法 - Google Patents

移動電話機用モデム及びその切替え方法

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JP3307366B2
JP3307366B2 JP13682799A JP13682799A JP3307366B2 JP 3307366 B2 JP3307366 B2 JP 3307366B2 JP 13682799 A JP13682799 A JP 13682799A JP 13682799 A JP13682799 A JP 13682799A JP 3307366 B2 JP3307366 B2 JP 3307366B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用途毎にケーブル
類やアダプター類の脱着を必要とするという煩わしさを
解消する移動電話機用モデム及びその切替え方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】デジタル移動電話システムの一つである
PDCシステム(Personal Digital Cellular Telecomm
unication system)は、国内で広く一般的に使用されて
いる規格である。PDCシステムでは、移動電話機に用
意された外部インターフェースを用いてPCと接続する
ことにより、データ通信機能を提供している。
【0003】PDC方式移動電話に用意された外部イン
ターフェースにはPDCシステム特有の信号線が使用さ
れている。発着呼処理を含めた移動電話機の制御は、一
般的にシリアルコマンドと呼ばれる規格を用いて行われ
る。一方、PC(パーソナルコンピュータ)とモデムを
用いてデータ通信を行う場合は、一般的にATコマンド
と呼ばれる規格が使用されている。
【0004】よって、PDC方式移動電話を用いてデー
タ通信を行う場合は、両コマンド体系の整合や、信号線
の違い等の物理的な整合をとるために、図5に示す移動
電話機用モデム1aという装置を、PC2aとPDC方
式移動電話3aとの間に接続する必要がある。
【0005】一方、シリアルコマンドはPDC方式移動
電話3aの制御だけでなく、PDC方式移動電話3aに
搭載される電話帳機能、スケジューラー機能のデータを
入出力するコマンドも有する。このため、PC2a側で
メモリ転送ソフトウエアと一般的に呼ばれているソフト
ウエアを起動する。これにより、PDC方式移動電話3
aを操作することなく、電話帳データ等をメモリ転送ソ
フトウエア上で作成、PDC方式移動電話3aへ転送す
ることが可能となっている。また、この場合は、図6に
示すようにPC2aから直接シリアルコマンドを入出力
することで本機能を実現している。
【0006】ここで、移動電話機用モデム1aの一例
を、図7に示す。
【0007】上記のPDC方式移動電話3aに用意され
た外部インターフェースには、PDCシステム特有の信
号線が使用されている。発着呼処理を含めたPDC方式
移動電話3aの制御は、上述したように、シリアルコマ
ンドと呼ばれる規格を用いて行われる。
【0008】一方、PC2aと移動電話機用モデム1a
とを用いてデータ通信を行う場合は、上述したように、
ATコマンドと呼ばれる規格が使用されている。また、
物理的な相違としては、前者がコマンド転送に使用され
る信号線とデータ転送に使用される信号線が分離されて
いるのに対し、後者は両者を同じ信号線で転送する。
【0009】CPU1は、上述した両インターフェース
の物理的な違い、コマンドの違い、データフォーマット
の違い等を吸収すべく、それぞれのインターフェースに
接続されたコントローラの制御、コマンド変換、フォー
マット変換等を行う。また、動作手順はプログラムとい
う形でROM3に格納されており、プログラム動作に必
要なワークエリアはRAM2によって提供される。
【0010】RS232Cインターフェース6は、PC
2aと接続するためのインターフェースである。SD,
RD線は、ATコマンド及びデータ(調歩同期式シリア
ル信号)を送受信するための信号線である。RS,CS
線は自局の受信バッファがFull状態となり、通信相
手に自局が受信不可であることを通知するためのフロー
制御用信号線である。
【0011】ER,DR線は、自局がレディ状態である
ことを通信相手に通知するための端末状態通知用信号線
である。CD線は、有線モデム使用時に、モデムが電話
回線上でキャリアを検知した場合、PC2aに対して通
知するための信号線である。なお移動電話機用モデム1
aでは、通常、ER,DR,CD信号線を使用しない。
【0012】RS232Cドライバ5は、RS232C
で規定されている信号の電圧レベル(±5〜±15V)
と移動電話機用モデムを構成するLSIのロジックレベ
ル(例:Lレベル:0V、Hレベル:3V)との電圧変
換を行う。UART4は、RS232Cの調歩同期シリ
アル信号と移動電話機用モデム内部バスとをインターフ
ェースするために設けられている。
【0013】PDC用16芯インターフェース10は、
PDC方式移動電話3aと接続するためのインターフェ
ースである。SU,SD線はシリアルコマンド(調歩同
期式シリアル信号)を送受信するための信号線である。
TCH−T,TCH−R,TCH−CLK,TCH−F
RMは、データ(同期式シリアル信号)を送受信するた
めの信号線である。ADPDET,ADPCONは、移
動電話機用モデム1aの電源制御に使用される制御信号
線である。
【0014】PSON/OFF,PSIN/EXTは、
PDC方式移動電話3aの電源制御に使用される制御信
号線である。通常、移動電話機用モデム1aとして動作
させる場合は、両者をHレベルに固定する。メモリ転送
ソフトウエアにて電話帳データ等の転送を行う場合は、
PDC方式移動電話3aをデータ転送モードにするため
にPSIN/EXTをLレベルに固定する必要がある。
【0015】UART9は、PDC用16芯インターフ
ェースの調歩同期式シリアル信号と移動電話機用モデム
内部バスとをインターフェースするために設けられてい
る。SIO8は、同じく同期式シリアル信号と移動電話
機用モデム内部バスとをインターフェースするために設
けられている。PIO7は、制御信号ADPDET,A
DPCONの制御や状態検知を行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、データ
通信を行う場合には、PC2aと移動電話機3aとの間
に移動電話機用モデム1aを介在させてPC2aと移動
電話機3aとを接続している。これに対し、メモリ転送
ソフトウエアを使用する場合には両者を直接接続してい
る。
【0017】この場合、両者を使い分けるとき、その都
度ソフトウエアだけでなく、ケーブル類やアダプター類
の脱着を必要とするという煩わしさがある。
【0018】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、用途毎にケーブル類やアダプター類の脱
着を必要とするという煩わしさを解消することができる
移動電話機用モデム及びその切替え方法を提供すること
ができるようにするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の移動電
話機用モデムは、少なくともSD,RD,ER線を有
し、端末とのインターフェースをとる第1のインターフ
ェース手段と、第1のインターフェース手段の調歩同期
シリアル信号とモデム本体内部バスとをインターフェー
スする第2のインターフェース手段と、少なくともS
U,SD線及びPSON/OFF線,PSIN/EXT
線を有し、PDC方式移動電話とのインターフェースを
とる第3のインターフェース手段と、第3のインターフ
ェース手段の調歩同期式シリアル信号とモデム本体内部
バスとのインターフェースをとる第4のインターフェー
ス手段と、RD線と第2のインターフェース手段との接
続又はRD線と第3のインターフェース手段のSD線と
の接続を切替える第1のスイッチ手段と、第4のインタ
ーフェース手段とSU線との接続又は第1のインターフ
ェース手段のSD線とSU線との接続を切替える第2の
スイッチ手段と、PSIN/EXT線をハイレベル又は
ローレベルに切替える第3のスイッチ手段と、第3のイ
ンターフェース手段におけるPDC方式移動電話の有無
検出や電源制御を行うとともに、第2のインターフェー
ス手段によるER線の監視結果に応じて、第1〜第3の
スイッチ手段を共に何れか一方に切替えるスイッチ切替
制御手段とを備えることを特徴とする。また、スイッチ
切替制御手段は、第2のインターフェース手段によるE
R線のデータ通信のためのON検出に伴い、第1〜第3
のスイッチ手段を、RD線と第2のインターフェース手
段との接続側、第4のインターフェース手段とSU線と
の接続側、PSIN/EXT線側をハイレベル側にそれ
ぞれ切替え、第2のインターフェース手段によるER線
のメモリ転送のためのOFF検出に伴い、第1〜第3の
スイッチ手段を、RD線と第3のインターフェース手段
SD線との接続側、第1のインターフェース手段の
D線とSU線との接続側、PSIN/EXT線をローレ
ベル側にそれぞれ切替えるようにすることができる。ま
た、第1〜第3のスイッチ手段は、手動連動スイッチに
よってそれぞれ一方向に切替えられるようにすることが
できる。また、第1のインターフェース手段は、PCM
CIAインターフェースであり、第2のインターフェー
ス手段は、PCMCIAコントローラであり、第1〜第
3のスイッチ手段のうち、第3のスイッチ手段のみが設
けられ、第1及び第2のスイッチ手段の切替えを論理的
に行うようにすることができる。請求項5に記載の移動
電話機用モデムの切替え方法は、少なくともSD,R
D,ER線を有し、端末とのインターフェースをとる第
1の工程と、SD,RD,ER線側の調歩同期シリアル
信号とモデム本体内部バスとをインターフェースする第
2の工程と、少なくともSU,SD線及びPSON/O
FF線,PSIN/EXT線を有し、PDC方式移動電
話とのインターフェースをとる第3の工程と、SU,S
D線及びPSON/OFF線,PSIN/EXT線側の
調歩同期式シリアル信号とモデム本体内部バスとのイン
ターフェースをとる第4の工程と、RD線とモデム本体
内部バス側との接続又はRD線と第3の工程における
D線との接続を切替える第5の工程と、モデム本体内部
バス側とSU線との接続又は第1の工程におけるSD線
とSU線との接続を切替える第6の工程と、PSIN/
EXT線をハイレベル又はローレベルに切替える第7の
工程と、PDC方式移動電話の有無検出や電源制御を行
うとともに、ER線の監視結果に応じて、第5〜第7の
工程における何れか一方への切替えを制御する第8の工
程とを備えることを特徴とする。また、第8の工程に
は、データ通信によるER線のON検出に伴い、第5〜
第7の工程における切替えを、RD線とモデム本体内部
バス側との接続側、モデム本体内部バス側とSU線との
接続側、PSIN/EXT線側をハイレベル側にそれぞ
れ切替える第9の工程と、メモリ転送によるER線のO
FF検出に伴い、第5〜第7の工程における切替えを、
RD線と第3の工程におけるSD線との接続側、第1の
工程におけるSD線とSU線との接続側、PSIN/E
XT線をローレベル側にそれぞれ切替える第10の工程
とが含まれるようにすることができる。また、第5〜第
7の工程には、手動によって切替えを連動させる工程が
含まれるようにすることができる。また、第1の工程
は、PCMCIAによってインターフェースをとる工程
であり、第2の工程は、PCMCIAをコントロールす
る工程であり、第5〜第7の工程のうち、第5及び第6
の工程における切替えは論理的なものであるようにする
ことができる。本発明に係る移動電話機用モデム及びそ
の切替え方法においては、スイッチ切替制御手段によ
り、第2のインターフェース手段によるER線の監視結
果に応じて、第1〜第3のスイッチ手段を共に何れか一
方に切替え、データ通信又はメモリ転送を行うようにす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、以下の説明において、図7と共通す
る部分には、同一符号を付し重複する説明を省略する。
【0021】(第1の実施の形態)図1は、本発明の移
動電話機用モデムの第1の実施の形態を示すブロック
図、図2は、図1の移動電話機用モデムの動作を説明す
るための波形図である。
【0022】図1に示す移動電話機用モデムでは、図7
の構成に対してスイッチ11,12,13が追加されて
いる。また、これらのスイッチ11,12,13の方向
を制御するための信号がPIO7から出力される構成と
なっている。各スイッチ11,12,13は、上述の制
御信号によって全て同じ方向に切替わるようになってい
る。
【0023】ここで、スイッチ11,12,13は、そ
れぞれ第1〜第3のスイッチ手段である。RS232C
インターフェース6は、第1のインターフェース手段で
ある。UART4は、第2のインターフェース手段であ
る。PDC用16芯インターフェース10は、第3のイ
ンターフェース手段である。UART9は、第4のイン
ターフェース手段である。PIO7は、スイッチ切替制
御手段である。
【0024】各スイッチ11,12,13がPIO7に
よってA側に切替えられている場合は、各信号線の接続
は図7に示した従来の移動電話機用モデムの接続と全く
同一となる。
【0025】各スイッチ11,12,13がPIO7に
よってB側に切替えられている場合は、SDとSU、R
DとSDが直接接続されるため、図6に示したように、
メモリ転送ソフトウエアを使用する場合の接続と同じに
なる。また、PSIN/EXT信号もLレベルに固定さ
れるため、PDC方式移動電話がメモリ転送モードに切
替わる。
【0026】次に、このような構成の移動電話機用モデ
ムの動作について説明する。
【0027】CPU1は、UART4を介して常時RS
232CインターフェースにおけるER信号の動作を監
視する。そして、CPU1は、PIO7に対し、ER信
号の変化に応じて図2に示すように各スイッチ11,1
2,13の方向をA,Bそれぞれに切替えさせる。
【0028】このような移動電話機用モデムを使用して
データ通信を行う場合、PC側で従来の通信ソフトウエ
アを起動してデータ通信を行うことになる。従来の通信
ソフトウエアは、起動時にモデム側にPCがレディ状態
であることを通知するためにER信号をONに制御す
る。すると、上述したようにスイッチ11,12,13
がA側に切替わり、従来の移動電話機用モデムを介した
構成と全く同じ接続になる。
【0029】この場合、PCから出力されるATコマン
ドは、移動電話機用モデムで解釈されシリアルコマンド
に変換されてPDC方式移動電話に対して出力される。
また、その逆にPDC方式移動電話から出力されたシリ
アルコマンドもATコマンドに変換されてPCに通知さ
れる。
【0030】このような移動電話機用モデムを使用して
電話帳データ等のメモリ転送を行う場合、従来のメモリ
転送ソフトウエアに対して通信時にER信号をOFFと
する修正を行ったソフトウエアを使用する。よって、メ
モリ転送ソフトウエアでの通信時は、上述したようにス
イッチ11,12,13がB側に切替わり、従来のメモ
リ転送ソフトウエアを使用する場合の構成と全く同じ接
続になる。
【0031】この場合、PCから出力されるシリアルコ
マンドは、そのままPDC方式移動電話に対して出力さ
れる。また、その逆にPDC方式移動電話から出力され
たシリアルコマンドもそのままPCに通知される。
【0032】このように、第1の実施の形態では、PI
O7により、UART4によるER線の監視結果に応じ
て、スイッチ11,12,13を共に何れか一方(A又
はB)に切替え、データ通信又はメモリ転送を行うよう
にしたので、用途毎にケーブル類やアダプター類の脱着
を必要とするという煩わしさを解消することができる。
【0033】また、移動電話機用モデムのみで双方の機
能を利用できるため、ユーザーにとっては携帯性やコス
トの面でメリットが大きい。
【0034】(第2の実施の形態)図3は、本発明の移
動電話機用モデムの第2の実施の形態を示すブロック図
である。図3では、手動連動スイッチ1Aにより、各ス
イッチ11,12,13をA,B側に切替えるようにし
ている。
【0035】この場合、ユーザーが仕様用途に応じてス
イッチ11,12,13を切替える必要が生じるが、メ
モリ転送時にER信号線をOFFにする必要がないた
め、従来のメモリ転送ソフトウエアを修正無しにそのま
ま利用できるようになる。
【0036】(第3の実施の形態)図4は、本発明の移
動電話機用モデムの第3の実施の形態を示すブロック図
である。上述した各実施の形態では、PCとの接続をR
S232Cインターフェースとした構成となっていた
が、図4に示すように、PCMCIAカードで構成する
ことも可能である。
【0037】この場合、RS232Cインターフェース
6がPCMCIAインターフェース14に置換わる。ま
た、信号の電圧レベルは、PC内部ロジックレベルと同
じであるため、RS232Cドライバ5が不要となる。
さらに、UART4の代わりにPCMCIAコントロー
ラ15によってインターフェースのコントロールが行わ
れる。
【0038】PCMCIAインターフェースで構成した
場合、通常はPC側に実装されたPCMCIAドライバ
ソフトウエアにより行われるため、RS232Cインタ
ーフェースを利用するアプリケーションの修正は必要な
い。
【0039】しかし、実際の構成はRS232Cインタ
ーフェースのように各信号線が物理的に存在するわけで
はなく、それぞれの信号線はドライバソフトウエアによ
るエミュレーションで論理的に実現されている。
【0040】よって、図1に示したようにSDとSU、
RDとSDの接続を物理的にスイッチすることは不可能
となっている。この場合、これらの接続を論理的に行う
ことで実現可能となる。
【0041】具体的には、CPU1はPCMCIAコン
トローラ15からの論理的な信号であるER信号の動作
を監視する。ER信号がONであることを検知した場合
は、PCから受信したシリアル信号をATコマンドと解
釈し、コマンド変換を行った後にPDC方式移動電話側
へシリアルコマンドを出力する。逆方向の信号について
も同様の処理を行う。つまり、従来のPCMCIAカー
ド型移動電話機用モデムと同様の動作を行う。
【0042】ER信号がOFFであることを検知した場
合は、PCから受信したシリアル信号をシリアルコマン
ドと解釈し、そのままPDC方式移動電話側へ出力す
る。逆方向の信号についても同様の処理を行う。
【0043】このように、第3の実施の形態では、信号
の切替えをソフトウエアにより論理的に行うことができ
るので、移動電話機用モデムをPCMCIAカード型で
構成することも可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上の如く本発明に係る移動電話機用モ
デム及びその切替え方法によれば、スイッチ切替制御手
段により、第2のインターフェース手段によるER線の
監視結果に応じて、第1〜第3のスイッチ手段を共に何
れか一方に切替え、データ通信又はメモリ転送を行うよ
うにしたので、用途毎にケーブル類やアダプター類の脱
着を必要とするという煩わしさを解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動電話機用モデムの第1の実施の形
態を示すブロック図である。
【図2】図1の移動電話機用モデムの動作を説明するた
めの波形図である。
【図3】本発明の移動電話機用モデムの第2の実施の形
態を示すブロック図である。
【図4】本発明の移動電話機用モデムの第3の実施の形
態を示すブロック図である。
【図5】従来の移動電話機用モデムを介してのPCとP
DC方式移動電話との接続形態を示す図である。
【図6】従来の移動電話機用モデムを介在させない場合
のPCとPDC方式移動電話との接続形態を示す図であ
る。
【図7】従来の移動電話機用モデムの一例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 CPU 1a 移動電話機用モデム 1A 手動連動スイッチ 2 RAM 2a PC2 3 ROM 3a PDC方式移動電話 4 UART 5 RS232Cドライバ 6 RS232Cインターフェース 7 PIO 8 SIO 9 UART 10 PDC用16芯インターフェース 11,12,13 スイッチ 14 PCMCIAインターフェース 15 PCMCIAコントローラ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともSD,RD,ER線を有し、
    端末とのインターフェースをとる第1のインターフェー
    ス手段と、 前記第1のインターフェース手段の調歩同期シリアル信
    号とモデム本体内部バスとをインターフェースする第2
    のインターフェース手段と、 少なくともSU,SD線及びPSON/OFF線,PS
    IN/EXT線を有し、PDC方式移動電話とのインタ
    ーフェースをとる第3のインターフェース手段と、 前記第3のインターフェース手段の調歩同期式シリアル
    信号とモデム本体内部バスとのインターフェースをとる
    第4のインターフェース手段と、 前記RD線と前記第2のインターフェース手段との接続
    又は前記RD線と前記第3のインターフェース手段の
    D線との接続を切替える第1のスイッチ手段と、 前記第4のインターフェース手段と前記SU線との接続
    又は前記第1のインターフェース手段のSD線と前記S
    U線との接続を切替える第2のスイッチ手段と、 前記PSIN/EXT線をハイレベル又はローレベルに
    切替える第3のスイッチ手段と、 前記第3のインターフェース手段におけるPDC方式移
    動電話の有無検出や電源制御を行うとともに、前記第2
    のインターフェース手段による前記ER線の監視結果に
    応じて、前記第1〜第3のスイッチ手段を共に何れか一
    方に切替えるスイッチ切替制御手段とを備えることを特
    徴とする移動電話機用モデム。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ切替制御手段は、 前記第2のインターフェース手段による前記ER線のデ
    ータ通信のためのON検出に伴い、前記第1〜第3のス
    イッチ手段を、前記RD線と前記第2のインターフェー
    ス手段との接続側、前記第4のインターフェース手段と
    前記SU線との接続側、前記PSIN/EXT線側を
    イレベル側にそれぞれ切替え、 前記第2のインターフェース手段による前記ER線のメ
    モリ転送のためのOFF検出に伴い、前記第1〜第3の
    スイッチ手段を、前記RD線と前記第3のインターフェ
    ース手段のSD線との接続側、前記第1のインターフェ
    ース手段のSD線と前記SU線との接続側、前記PSI
    N/EXT線をローレベル側にそれぞれ切替えることを
    特徴とする請求項1に記載の移動電話機用モデム。
  3. 【請求項3】 前記第1〜第3のスイッチ手段は、手動
    連動スイッチによってそれぞれ一方向に切替えられるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の移動電話機用モデム。
  4. 【請求項4】 前記第1のインターフェース手段は、P
    CMCIAインターフェースであり、前記第2のインタ
    ーフェース手段は、PCMCIAコントローラであり、
    前記第1〜第3のスイッチ手段のうち、第3のスイッチ
    手段のみが設けられ、前記第1及び第2のスイッチ手段
    の切替えを論理的に行うようにしたことを特徴とする請
    求項1又は2に記載の移動電話機用モデム。
  5. 【請求項5】 少なくともSD,RD,ER線を有し、
    端末とのインターフェースをとる第1の工程と、 前記SD,RD,ER線側の調歩同期シリアル信号とモ
    デム本体内部バスとをインターフェースする第2の工程
    と、 少なくともSU,SD線及びPSON/OFF線,PS
    IN/EXT線を有し、PDC方式移動電話とのインタ
    ーフェースをとる第3の工程と、 前記SU,SD線及びPSON/OFF線,PSIN/
    EXT線側の調歩同期式シリアル信号とモデム本体内部
    バスとのインターフェースをとる第4の工程と、 前記RD線と前記モデム本体内部バス側との接続又は前
    記RD線と前記第3の工程におけるSD線との接続を切
    替える第5の工程と、 前記モデム本体内部バス側と前記SU線との接続又は前
    第1の工程におけるSD線と前記SU線との接続を切
    替える第6の工程と、 前記PSIN/EXT線をハイレベル又はローレベルに
    切替える第7の工程と、 前記PDC方式移動電話の有無検出や電源制御を行うと
    ともに、前記ER線の監視結果に応じて、前記第5〜第
    7の工程における何れか一方への切替えを制御する第8
    の工程とを備えることを特徴とする移動電話機用モデム
    の切替え方法。
  6. 【請求項6】 前記第8の工程には、 データ通信による前記ER線のON検出に伴い、前記第
    5〜第7の工程における切替えを、前記RD線と前記モ
    デム本体内部バス側との接続側、前記モデム本体内部バ
    ス側と前記SU線との接続側、前記PSIN/EXT線
    側をハイレベル側にそれぞれ切替える第9の工程と、 メモリ転送による前記ER線のOFF検出に伴い、前記
    第5〜第7の工程における切替えを、前記RD線と前記
    第3の工程におけるSD線との接続側、前記第1の工程
    におけるSD線と前記SU線との接続側、前記PSIN
    /EXT線をローレベル側にそれぞれ切替える第10の
    工程とが含まれることを特徴とする請求項5に記載の移
    動電話機用モデムの切替え方法。
  7. 【請求項7】 前記第5〜第7の工程には、手動によっ
    て切替えを連動させる工程が含まれることを特徴とする
    請求項5に記載の移動電話機用モデムの切替え方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の工程は、PCMCIAによっ
    てインターフェースをとる工程であり、前記第2の工程
    は、前記PCMCIAをコントロールする工程であり、
    前記第5〜第7の工程のうち、第5及び第6の工程にお
    ける切替えは論理的なものであることを特徴とする請求
    項5又は6に記載の移動電話機用モデムの切替え方法。
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