JP3307161B2 - プラズマアドレス表示パネル - Google Patents

プラズマアドレス表示パネル

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示セルとプラズマセル
とを重ねた積層構造を有するプラズマアドレス表示パネ
ルに関する。より詳しくは、表示セルのアドレッシング
に用いるプラズマセルに封入されるイオン化可能な気体
の組成に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマアドレス表示パネルは例えば特
開平1−217396号公報に開示されている。図2
に、プラズマアドレス表示パネルの一般的な構成を示
す。図示する様に、電気光学物質層である液晶層101
と放電チャネル102とが、ガラス等からなる薄い誘電
体シート103を介して隣接配置されている。放電チャ
ネル102は、ガラス基板104に対し互いに平行な複
数の溝105を形成して設ける。ガラス基板104と誘
電体シート103は互いに気密封止され、プラズマセル
を構成する。気密封止された溝105にはイオン化可能
な気体が封入されている。又、各溝105には互いに平
行な一対の放電電極106,107が設けられており、
これら電極106,107が放電チャネル102内の気
体をイオン化して放電プラズマを発生する為のアノード
A及びカソードKとして機能する。例えば、電極106
はカソードとして機能し、電流制限抵抗を介して走査回
路(図示せず)の出力トランジスタに接続される。又、
電極107はアノードとして機能し、共通に接地され
る。一方、液晶層101は誘電体シート103とガラス
基板108とによって挟持されており、表示セルを構成
する。ガラス基板108の内表面には信号電極Dが形成
されている。この透明な信号電極Dは列方向に沿って配
列され、行方向に沿って配列した放電チャネル102と
直交しており、これらの交差部分が各画素に対応してい
る。
【0003】図3は画素を2個だけ切り取って示した模
式図である。この図においては、理解を容易にする為に
2本の信号電極D1,D2と1本のカソード電極K1と
1本のアノード電極A1のみが示されている。個々の画
素204は、信号電極(D1,D2)と、液晶層301
と、誘電体層303と、放電チャネルとからなる積層構
造を有している。液晶層301、誘電体層303は各々
図2の液晶層101、誘電体シート103と対応してい
る。放電チャネルはプラズマ放電中には実質的にアノー
ド電位に接続される。この状態で画素に画像信号を印加
すると液晶層301、誘電体層303に信号電荷が書き
込まれる。一方プラズマ放電が終了すると放電チャネル
が絶縁状態に戻る為浮遊電位となり、書き込まれた信号
電荷は各画素204に保持される。所謂サンプリングホ
ールド動作が行なわれている。ここにおいて、個々の画
素204の間には信号電極(D1,D2)が設けられて
いないのでプラズマ放電中においても略絶縁状態となっ
ている為、画素204の独立性は維持されている。従っ
て、放電チャネルは個々の画素204に設けられた個々
のサンプリングスイッチとして機能するので、模式的に
スイッチングシンボルS1を用いて表わされている。一
方、信号電極(D1,D2)と放電チャネルとの間に挟
持された液晶層301及び誘電体層303は、サンプリ
ングキャパシタとして機能する。線順次走査に従ってカ
ソード電極K1に選択パルスを印加すると、プラズマ放
電が発生しサンプリングスイッチS1が導通状態にな
る。これと同期して、所定の書き込み期間中に画像信号
を信号電極D1,D2に供給すると、サンプリングキャ
パシタに書き込まれ、信号電圧レベルに応じて各画素の
輝度が制御される。サンプリングスイッチS1が非導通
状態になった後も書き込まれた信号電圧はサンプリング
キャパシタに保持され、プラズマアドレス表示パネルの
アクティブマトリクス動作が行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した様に、プ
ラズマアドレス表示パネルでは、プラズマサンプリング
スイッチが導通した状態で表示セルに所定の電圧の画像
信号を書き込む事により表示を行なう。プラズマサンプ
リングスイッチの導通状態は放電チャネルのプラズマ放
電により発生するイオンと電子に依存している。プラズ
マ放電により一部の粒子は準安定状態に励起してその後
基底状態に戻る。放電チャネルのプラズマ放電が終了し
た後、この様な準安定原子は比較的長時間存在し、微量
ではあるがイオンと電子を生成する。従って、プラズマ
サンプリングスイッチは放電終了後でもしばらく導通状
態を保っている。プラズマサンプリングスイッチが完全
に非導通状態に戻るのは、準安定原子が略完全に基底状
態に復帰した時点である。この為、最終的に表示セルに
書き込まれる信号電荷を決定するのは準安定原子が基底
状態に戻るまでのディケイ時間である。一走査線当たり
に割り当てられる画像信号の書き込み時間は、表示方式
によって異なるが、大体17μs〜33μs程度であ
る。一走査線に割り当てられた書き込み期間と準安定原
子のディケイ時間(寿命)の対応がとれていないと、線
順次走査に同期した画像信号の書き込みを完全にできな
い事になる。従って、準安定原子のディケイ時間は適当
に短い事が望ましく、例えば5μs程度が好ましい。し
かしながら、従来はその4倍以上のディケイ時間を要し
ていた。すると、表示駆動回路のセットアップタイムを
含めると、一走査線に割り当てられる書き込み時間を超
過する事になり、表示品位を損なっていた。
【0005】又、プラズマアドレス表示パネルではプラ
ズマセル側のアノード電位を基準として表示セル側の信
号電極に画像信号を供給する。従って、液晶層には誘電
体シートを介して信号電圧が印加される為、通常の液晶
パネルに比べると画像信号の電圧は10倍程度高く設定
されている。従って、互いに隣り合う信号電極間に横方
向の大きな電位差が生じ、液晶分子の配向が乱れる為、
クロストークが生じていた。液晶層への電圧印加時間
(即ち、書き込み期間)に比例してこのクロストークは
悪化する。この点、準安定原子のディケイ時間が長い
と、画像信号の印加時間も長くする必要があるので、ク
ロストークが目立って表示品位劣化の原因となってい
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した従来の技術の課
題を解決する為以下の手段を講じた。即ち、本発明にか
かるプラズマアドレス表示パネルは基本的に、行状の放
電チャネルを備えたプラズマセル及び列状の信号電極を
備えた表示セルを互いに重ねた積層構造を有する。前記
放電チャネルは密封された気体組成物と、該気体組成物
をイオン化してプラズマ放電を発生する放電電極とから
なる。特徴事項として、前記気体組成物は不活性ガスを
主成分とし、それ以外の微量成分を含有しており、その
濃度を制御することによりプラズマ放電で準安定状態に
励起した粒子が基底状態に戻るまでのディケイ時間を調
整可能にする。具体的には、前記主成分はHe,Ne,
Ar,Kr及びXeから少なくとも一種選択され、前記
微量成分はH 2 O,H 2 ,O 2 及びN 2 から少なくとも
一種選択される。好ましくは、前記気体組成物はディケ
イ時間が1μs〜15μsの範囲となる様に、微量成分
含有されている。
【0007】
【作用】本発明によれば、放電チャネルに密封される気
体組成物は不活性ガスを主成分とし、それ以外の微量成
分を含有する事により、準安定原子のディケイ時間を自
由に調整できる。例えば、不活性ガスに対してH2 O,
2 ,O2 ,N2 等の微量成分を所定量だけ含有する
と、ディケイ時間を1μs〜15μsの間に設定でき
る。これにより、準安定原子のディケイ時間が従来に比
し十分短縮化でき、一走査線に割り当てられる書き込み
期間内で十分の信号電荷を液晶層に注入可能である。
又、ディケイ時間の短縮化に伴なって実際に液晶層に信
号電圧を印加する時間を短くでき、従来問題となってい
た隣接信号電極間に発生するクロストークも抑制可能で
ある。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の好適な実施例を
詳細に説明する。図1は本発明にかかるプラズマアドレ
ス表示パネルの構成及び動作を示す模式図である。
(A)に示す様に、本プラズマアドレス表示パネルは、
表示セル1とプラズマセル2とを中間の誘電体シート3
を介して互いに一体的に積層したフラット構造を有して
いる。表示セル1は上側のガラス基板4を用いて構成さ
れており、誘電体シート3に対して所定の間隙を介して
接合されている。この間隙内には液晶層5が封入充填さ
れている。又、ガラス基板4の内表面には列方向に沿っ
てストライプ状に形成された複数の信号電極Dが設けら
れている。一方、プラズマセル2は下側のガラス基板6
を用いて構成されている。ガラス基板6の内表面には行
方向に沿ってストライプ状に複数の溝7が形成されてい
る。この溝7は信号電極Dと直交していると共に、その
内部には各々アノード/カソード電極対A1/K1,A
2/K2,A3/K3,A4/K4が設けられている。
各溝7は誘電体シート3により密閉されており、個々に
分離した放電チャネルを構成する。その内部にはイオン
化可能な気体組成物が封入されている。本発明の特徴事
項として、この気体組成物は不活性ガスを主成分とし、
それ以外の微量成分を含有しており、プラズマ放電で準
安定状態に励起した粒子(準安定原子等)が基底状態に
戻るまでのディケイ時間(寿命)を調整可能にする。こ
の気体組成物は、ディケイ時間が1μs〜15μsの範
囲となる様に、微量成分が添加されている。前記主成分
はHe,Ne,Ar,Kr及びXe等の不活性元素から
少なくとも一種選択されている。又、微量成分はH
2 O,H2 ,O2 ,CO2 及びN2 から少なくとも一種
選択されている。
【0009】引き続き(A)を参照して、本発明の理解
を容易にする為、プラズマアドレス表示パネルの駆動回
路構成を簡潔に説明する。各信号電極Dには表示駆動回
路13が接続されており、所望の画像信号を印加する。
本例では図の理解を容易にする為、表示駆動回路13は
信号源として模式的に表わしており、所定の基準電位V
0 に接地されている。一方各アノード/カソード電極対
A1/K1,A2/K2,A3/K3,A4/K4には
プラズマ駆動回路12が接続されており各放電チャネル
のカソード電極に選択パルスを印加して順次走査を行な
う。この為に定電流源14が設けられている。又、各放
電チャネルに対応して相補型スイッチP1/N1,P2
/N2,P3/N3,P4/N4が設けられている。図
示の状態では、3番目の放電チャネルが選択されてお
り、残りの放電チャネルは非選択状態にある。非選択の
放電チャネルのカソードは基準電位(アノード電位)V
0 に接続される。一方、選択状態ではカソードに選択パ
ルスが印加され、放電チャネル内に封入された気体組成
物がイオン化され、プラズマ放電が発生する。
【0010】(B)は(A)に示したプラズマアドレス
表示パネルの動作状態を表わす波形図である。放電チャ
ネルのカソード電極に選択パルスが印加されるとプラズ
マ放電が発生し、選択パルスを解除するとプラズマ放電
も終了する。プラズマ放電中準安定原子が生成され、選
択パルスの立ち下がり時点で準安定原子はピークに達す
る。その後、ディケイ時間τdを経過すると、準安定原
子は消滅する。一方、画像信号は各走査線(放電チャネ
ル)に割り当てられた書き込み期間で信号電極に印加さ
れる。書き込み期間の初期は放電チャネルのプラズマ放
電中に設定され、書き込み期間の終期は略ディケイ時間
τdと一致している。本発明では、不活性ガスを主成分
としそれ以外の微量成分を含有した気体組成物をプラズ
マガスとして用いており、プラズマ放電で発生する準安
定原子のディケイ時間τdを調整可能にしている。これ
により、画像信号の書き込み期間も自在に設定可能であ
り、様々な表示モードにプラズマアドレス表示パネルを
対応させる事ができる。例えば、ディケイ時間τdを短
縮化する事により、高速線順次走査が行なわれるHDT
V等にも対応可能である。さらに、ディケイ時間τdの
短縮により画像信号の印加時間を短くできる為、従来問
題となっていた信号電極間のクロストークも軽減可能で
ある。
【0011】以下、本発明の基になった実験について詳
細に説明する。プラズマアドレス表示パネルのプラズマ
セルに発生する準安定原子のディケイ時間を測定したと
ころ、プラズマセルに封入される気体の不純物ガス濃度
と相関がある事が明らかになった。即ち、プラズマセル
を組み立てた後気体を封入する前の処理としてセル内部
を排気する。この排気時間を長くするに伴なってディケ
イ時間も長くなる傾向にある。例えば、気体種としてH
e(1%)の不活性ガス混合物を用いた場合、室温で排
気した直後に封入すると、ディケイ時間はおよそ0μs
であった。これに対し、7時間排気した後に気体を封入
するとディケイ時間は2μsになる。13時間排気後で
は5μsとなった。この間、プラズマセルに残留してい
た不純物ガスの濃度変化を質量分析計で追跡すると、デ
ィケイ時間の増大化と共に、H2OとN2 の分圧が減少
しており、その他の不純物ガス種についてはディケイ時
間と相関のある変化はなかった。従って、ディケイ時間
の短縮化に寄与している微量成分は、H2 OあるいはN
2 であると考えられる。又、プラズマ放電でH2 Oの解
離が生じる可能性があり、H2 ,O2 もディケイ時間と
相関していると考えられる。特に、残留不純物ガスの中
で、H2 Oは約80%の割合を占めており、2番目に多
いN2 の約6%と比べても非常に多く、支配的である。
従って、H2Oがディケイ時間(準安定原子の寿命)に
関与していると考えられる。又、セルを加熱して高温で
排気すると、ディケイ時間が非常に長くなる。例えば、
280℃で排気した場合のディケイ時間は約20μsで
あった。この時、温度上昇の過程で排出されるガスを質
量分析計でモニタすると、H2 Oが顕著であり、他には
CO2 が出る事が確認された。従って、やはりH2 Oが
支配的であり、可能性としてCO2 も含まれる。以上、
準安定原子の寿命に相関があると考えられるガスは5種
類あり、これらの濃度を制御する事でディケイ時間を調
整できる。よって、He,Ne,Ar,Kr,Xe等の
不活性ガスを主成分とするプラズマガスで、H2 O,H
2 ,O2 ,N2 ,CO2 を微量添加物として濃度制御す
る事により、ディケイ時間はおよそ0μs〜約20μs
以上まで制御する事が可能である。従って表示方式と駆
動回路の要求に合わせて、最適なディケイ時間を設定す
る事が可能になり、結果として表示品位が向上する。前
述した様に、長すぎるディケイ時間は表示品位の劣化を
招くので、HDTVの1ライン走査時間等を考慮する
と、ディケイ時間はおよそ15μs以下である事が望ま
しい。又、ディケイ時間がプラズマ駆動回路のレスポン
スより速くても、表示品位の劣化の原因になるので、あ
まり短くても不都合である。およそ1μs以上である事
が望ましい。以上、プラズマアドレス表示パネルのプラ
ズマセル作成時に、排気温度及び排気時間の調整と、導
入する不活性ガス中へのH2 O,H2 ,O2 ,N2 ,C
2 等の混合により、不活性ガスを主成分としてH
2 O,H2 ,O2 ,N2 ,CO2 等を微量含み、準安定
原子のディケイ時間が従来の20μs以上から1〜15
μsにまで短縮されたプラズマ放電ガスを使用する事
で、表示品位の向上が図れる。
【0012】最後に、液晶セルをディテクタとして用い
た準安定原子のディケイ時間の測定法について説明す
る。図1の(B)を参照すると、ディケイ時間の測定に
際しては、表示セルの液晶に印加する画像信号として、
液晶の透過率が飽和する電圧の半分の値を設定してい
る。即ち、透過率の変化が最も急峻な電圧レベルを選ん
で測定感度を上げている。ここで、図1の(B)に示す
様に、選択パルスの終了時から液晶に印加する画像信号
の終了時までを変化させて、表示セルの透過率を測定す
る。画像信号の終了時を長い方から短い方に変化する過
程で、所定の透過率変化の95%が得られる時の終了時
(画像信号の立ち下がり時)をディケイ時間τdとし
た。なお、画像信号は方形波を用い応答は十分速いもの
とした。
【0013】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、不
活性ガスを主成分としそれ以外の微量成分を含有した気
体組成物をプラズマガスとして用い、プラズマ放電で生
じた準安定原子のディケイ時間を調整可能にした。即
ち、プラズマ放電により生成する準安定原子の寿命を制
御する事ができる。その結果、放電チャネルの線順次走
査に同期して正しく画像信号を表示セルに書き込む事が
できるので、表示品位が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるプラズマアドレス表示パネルの
構成並びに動作を示す模式図である。
【図2】従来のプラズマアドレス表示パネルの一般的な
構成を示す斜視図である。
【図3】プラズマアドレス表示パネルの動作原理を示す
模式図である。
【符号の説明】
1 表示セル 2 プラズマセル 3 誘電体シート 4 ガラス基板 5 液晶層 6 ガラス基板 7 溝(放電チャネル)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行状の放電チャネルを備えたプラズマセ
    ル及び列状の信号電極を備えた表示セルを互いに重ね合
    わせた積層構造を有し、 前記放電チャネルは密封された気体組成物と、該気体組
    成物をイオン化してプラズマ放電を発生する放電電極と
    からなり、 前記気体組成物は不活性ガスを主成分とし、それ以外の
    微量成分を含有しており、その濃度を制御することによ
    プラズマ放電で準安定状態に励起した粒子が基底状態
    に戻るまでのディケイ時間を調整可能にし、 前記主成分はHe,Ne,Ar,Kr及びXeから少な
    くとも一種選択され、前記微量成分はH 2 O,H 2 ,O
    2 及びN 2 から少なくとも一種選択される 事を特徴とす
    るプラズマアドレス表示パネル。
  2. 【請求項2】 前記気体組成物は、ディケイ時間が1μ
    s〜15μsの範囲とする様に微量成分が含有されてい
    る事を特徴とする請求項1記載のプラズマアドレス表示
    パネル。
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