JP3306953B2 - 幅圧下設備 - Google Patents

幅圧下設備

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JP3306953B2
JP3306953B2 JP02373793A JP2373793A JP3306953B2 JP 3306953 B2 JP3306953 B2 JP 3306953B2 JP 02373793 A JP02373793 A JP 02373793A JP 2373793 A JP2373793 A JP 2373793A JP 3306953 B2 JP3306953 B2 JP 3306953B2
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賢一 井出
世津雄 松沼
信広 田添
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、幅圧下設備に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6・図7は、従来の幅圧下設備1を示
すものであり、スラブ2を搬送するラインの途中には、
ピンチロール装置3、幅圧下プレス4、ピンチロール装
置5が上流側から順に設けられている。
【0003】上記ピンチロール装置3,5は、スラブ2
の上下に配置される一対のピンチロール6,7と、各ピ
ンチロール6,7の両端を支承する軸箱8,9と、ユニ
バーサルスピンドル10及び減速機11を介してピンチ
ロール6,7に駆動力を伝達するモータなどの駆動装置
12とを備えている。
【0004】更に、ピンチロール装置3,5の上側のピ
ンチロール6は昇降自在となっており、その軸箱8に
は、上ピンチロール6を昇降させるためのクランプシリ
ンダ13が接続されている。
【0005】尚、下側のピンチロール7は、その位置を
固定され、昇降し得ないようになっている。
【0006】又、前記幅圧下プレス4は、スラブ2の両
側に互いに近接離反動自在に配置された一対の金型14
と、各金型14を交換自在に保持するスライド15と、
図示しない駆動装置によって回転される偏心軸16と、
偏心軸16の回転運動を往復運動に変換してスライド1
5へ伝達するクランクロッド17とを備えている。
【0007】尚、18はクランクロッド17とスライド
15との間に設けられた球面座である。
【0008】そして、搬送ラインを流れてきたスラブ2
を、ピンチロール装置3,5のピンチロール6,7間に
通し、クランプシリンダ13によって上側のピンチロー
ル6を下側のピンチロール7へ向けて付勢させることに
より上下のピンチロール6,7間でスラブ2をクランプ
し、この状態で駆動装置12を駆動し、減速機11、ユ
ニバーサルスピンドル10を介してピンチロール6,7
を間欠的に回転することにより、スラブ2を間欠的に送
る。
【0009】こうして、間欠的に送られてくるスラブ2
に対し、幅圧下プレス4では、図示しない駆動装置によ
って偏心軸16を回転させることにより、スライド15
を往復運動させ、スライド15が保持する金型14を互
いに近接離反動させて、スラブ2の送りが停止された時
に、一対の金型14間でスラブ2を幅圧下させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の幅圧下設備には、以下のような問題があった。
【0011】即ち、スラブ2の送りを停止し、幅圧下プ
レス4でスラブ2を幅圧下する時にはスラブ2に長手方
向の伸びが生じるが、ピンチロール装置3,5では、上
下のピンチロール6,7によりスラブ2を常時高圧でク
ランプさせていたので、スラブ2の伸びによりピンチロ
ール6,7が強制的に回転され、ユニバーサルスピンド
ル10を介して減速機11や駆動装置12などの駆動系
が回動されるという事態を引起し、これにより駆動系に
無理な力が作用して、故障や振動などを発生させる原因
となっていた。
【0012】本発明は、上述の実情に鑑み、幅圧下時に
スラブの伸びによってピンチロールが強制的に回された
時に損傷などが発生するのを防止し得るようにした幅圧
下設備を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、幅圧下プレス
の入側或いは出側の少なくとも一方に配置され且つスラ
ブを挾持するピンチロールと、該ピンチロールを回転
動する液圧モータと、該液圧モータに対して圧液の給排
を行う液路の途中に接続したアキュムレータとを備えて
なることを特徴とする幅圧下設備にかかるものである。
【0014】
【作用】本発明の作用は以下の通りである。
【0015】幅圧下プレスによる幅圧下時に、スラブの
伸びによってピンチロールが強制的に回転された場合
に、ピンチロールと共に液圧モータも回転され、液圧モ
ータに接続された液路内の圧力が高まるおそれがある
が、液圧モータに接続された液路の途中にはアキュムレ
ータが設けられているので、該アキュムレータが圧力を
逃がすことによって液路に過大な圧力が作用することが
防止され、液圧モータや液路などが保護される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0017】図1〜図3は、本発明の第一の実施例であ
る。
【0018】図中、1は幅圧下設備、2は幅圧下設備1
を搬送されるスラブ、3は幅圧下設備1に設けられたピ
ンチロール装置、4はピンチロール装置3の出側に設け
られた幅圧下プレス、5は幅圧下プレス4の出側に設け
られたピンチロール装置、6,7はピンチロール装置
3,5のピンチロール、8,9はピンチロール6,7の
軸箱、13はピンチロール6,7にクランプ力を付与す
るためクランプシリンダ、14は幅圧下プレス4の金
型、15は金型14を保持するスライド、16は幅圧下
プレス4駆動用の偏心軸、17は偏心軸16とスライド
15間に設けられたクランクロッド、18はクランクロ
ッド17とスライド15間に設けられた球面座である。
【0019】そして、ピンチロール装置3,5のピンチ
ロール6,7に、液圧モータ19を接続すると共に、該
液圧モータ19に対しタンク20の圧液をポンプ21及
び切換弁22を用いて給排させる液路23,24を接続
し、各液路23,24の液圧モータ19と切換弁22と
の間に、過大な圧力を逃がすためのアキュムレータ2
5,26を接続する。
【0020】次に、作動について説明する。
【0021】ピンチロール装置3,5によりスラブ2が
高圧でクランプされて、間欠的に送られると共に、ピン
チロール装置3,5によるスラブ2の送りが停止された
時に、幅圧下プレス4によってスラブ2が幅圧下される
過程については、図6・図7の場合と同様である。
【0022】そして、スラブ2が幅圧下されると、スラ
ブ2に長手方向の伸びが生じ、該伸びによりピンチロー
ル装置3,5のピンチロール6,7が強制的に回動され
ることとなるが、本発明では、ピンチロール6,7に液
圧モータ19を接続し、液圧モータ19に対して圧液の
給排を行う液路23,24の途中にアキュムレータ2
5,26を設けたので、ピンチロール6,7が強制的に
回された時に、ピンチロール6,7と共に液圧モータ1
9が回動され、液路23,24内の圧力が高まるおそれ
があるが、液路23,24に接続されたアキュムレータ
25,26が圧力の変動を吸収するので、液路23,2
4に過大な圧力が作用することが防止され、液圧モータ
19や液路23,24などが保護され、ピンチロール装
置3,5が損傷することが防止される。
【0023】図4・図5は、本発明の第二の実施例であ
り、竪形のピンチロール27,28を備えたピンチロー
ル装置3,5を用いた以外は、前記実施例と同様の構成
を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。
【0024】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の幅圧下設
備によれば、幅圧下時にスラブの延びによってピンチロ
ールが強制的に回動された時に損傷が発生するのを防止
し得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の平面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1の液圧回路図である。
【図4】本発明の第二の実施例の側面図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【図6】従来例の平面図である。
【図7】図6の側面図である。
【符号の説明】
3,5 ピンチロール装置 4 幅圧下プレス 6,7,27,28 ピンチロール 19 液圧モータ 23,24 液路 25,26 アキュムレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田添 信広 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社 横浜第二工 場内 (56)参考文献 特開 平2−255212(JP,A) 特開 昭63−93633(JP,A) 特開 平4−288997(JP,A) 特開 平4−102704(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅圧下プレスの入側或いは出側の少なく
    とも一方に配置され且つスラブを挾持するピンチロール
    と、該ピンチロールを回転駆動する液圧モータと、該液
    圧モータに対して圧液の給排を行う液路の途中に接続し
    アキュムレータとを備えてなることを特徴とする幅圧
    下設備。
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