JP3306155B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP3306155B2
JP3306155B2 JP04028193A JP4028193A JP3306155B2 JP 3306155 B2 JP3306155 B2 JP 3306155B2 JP 04028193 A JP04028193 A JP 04028193A JP 4028193 A JP4028193 A JP 4028193A JP 3306155 B2 JP3306155 B2 JP 3306155B2
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中島  茂
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真司 山下
政夫 上原
信吉 谷沢
正仁 後藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、医療分野においては、細長の挿
入部を体腔内に挿入することにより、体腔内臓器等を観
察することのできる内視鏡が広く用いられているが、こ
うした内視鏡には、接眼部から肉眼観察可能な光学内視
鏡と、挿入部先端の撮像部に電荷結合素子(CCD)等
の固体撮像素子を配設した電子内視鏡とがあり、通常、
被検体への照明光を発生する光源装置、前記電子内視鏡
のCCDあるいは前記光学内視鏡の接眼部に装着した外
付けカメラからの撮像信号を処理する画像処理装置、こ
の画像処理装置で処理された映像信号を映し出す観察モ
ニタ等をコネクタを介して接続した内視鏡装置として構
成されて使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、挿入部を有
する内視鏡の本体には、使用後、患者の血液・胃液・便
等の汚物や細菌が付着しており、これを洗浄消毒するこ
となく放置したまま次の検査で使用すると感染を引き起
こす。そのため、内視鏡の本体は使用されるごとにその
表面および内部管路が洗浄消毒されており、これによっ
て、汚染された内視鏡からの感染が防止されている。特
に、近年では、院内感染の問題があり、感染を引き起こ
す心配のある病気をもった患者に内視鏡を使用した後は
その内視鏡の本体を入念に洗浄消毒するようにしてい
る。
【0004】しかしながら、こうした洗浄消毒作業はか
なりの時間を要するため、次から次へと手術を行なえな
いという不都合がある。また、このような洗浄消毒は手
間がかかるため作業上負担となる。
【0005】そのため、最近では、作業上の負担を軽減
する上からも、また、衛生上の面からも、そして、手術
効率の面からも、こうした内視鏡の本体を使い捨てにし
たいという要求がある。そのためには、使い捨て可能な
安価な内視鏡の提供が必要となる。一方、近年では、C
CD等の内視鏡部品の単価が下がっており、内視鏡本体
の使い捨てが可能になりつつある。
【0006】しかし、内視鏡の本体にはビデオ周辺機器
制御スイッチ、例えば、フリーズユニット制御スイッ
チ、写真撮影装置のリモートスイッチ、VTRのポーズ
スイッチ等の高価なスイッチが設けられているため、内
視鏡本体の使い捨てを実現するには、これらのスイッチ
類を内視鏡の本体に搭載した形では製造コスト低減の障
害となる。また、これらのスイッチ類を内視鏡本体に搭
載した状態でこの内視鏡本体を使い捨てにするとすれ
ば、これらのスイッチのうちの一部のみを要望するユー
ザーに対応することができない。逆に、スイッチの種類
にバリエーションを持たせた各種の内視鏡を製造すると
なると、内視鏡構成の画一化が限られ、内視鏡の製造コ
スト低減の障害となる。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、安価で使い捨てが可
能な内視鏡本体を備えた内視鏡装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
するために、本発明の内視鏡装置は、被写体像を撮像し
て撮像信号を生成する撮像素子を内蔵した内視鏡本体
と、前記撮像素子によって生成された前記撮像信号に対
して画像処理を施すことで映像信号を生成する画像処理
装置と、前記内視鏡本体に接続され前記撮像素子によっ
て生成された前記撮像信号を前記画像処理装置へ伝送す
る撮像信号伝送ケーブルと、前記画像処理装置に設けら
れ前記撮像信号ケーブルを接続するための撮像信号伝送
ケーブル用コネクタと、前記画像処理装置によって生成
された前記映像信号に対して該画像処理装置に所定の動
作を行なわしめる操作信号を発生させる操作スイッチ
と、前記操作スイッチを搭載する操作スイッチ取付台
と、前記操作スイッチ取付台を前記内視鏡本体に対して
着脱自在に装着する操作スイッチ装着機構と、前記撮像
信号伝送ケーブルと別体に構成されるとともに前記操作
スイッチ取付台から延設され、該操作スイッチからの前
記操作信号を該画像処理装置へ伝送する操作信号伝送ケ
ーブルと、前記撮像信号用コネクタと独立して前記画像
処理装置に設けられ、前記操作信号伝送ケーブルを接続
するための操作信号伝送ケーブル用コネクタとを具備し
たことを特徴とする。上記構成によれば、比較的高価な
操作スイッチを内視鏡本体に着脱自在に装着できるた
め、操作スイッチを内視鏡本体に一体に設ける必要がな
くなり、内視鏡本体を安価に製造することが可能とな
る。したがって、結果的に、内視鏡本体を使い捨てにす
ることも可能となる。また、操作スイッチを内視鏡本体
に一体に設ける必要がないことから、内視鏡本体の構成
の画一化を図りつつ内視鏡本体とは別体であるスイッチ
の種類にバリエーションを持たせることが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。図1は本発明の第1の実施例を示すものであ
る。図1に示すように、本実施例の内視鏡1は、CCD
17を備えた電子内視鏡であり、被検体の観察部位に挿
入される挿入部2aを有する内視鏡本体2を備えてい
る。内視鏡本体2は、内視鏡本体2に照明光を供給する
光源装置34にライトガイドコード31を介して接続さ
れるとともに、CCD17からの撮像信号の処理等を行
なうCCU(画像処理装置)25に電気ケーブル(撮像
信号伝送ケーブル)28を介して接続されている。
【0010】ライトガイドコード31の内部には、内視
鏡本体2の後述するライトガイド18とコネクタ30を
介して光学的に接続して光源装置34からの照明光を前
記ライトガイド18に伝送する光ファイバが挿通されて
いる。また、この光ファイバはコネクタ32を介して光
源装置34のコネクタ33に光学的に接続できるように
なっている。
【0011】電気ケーブル28の内部には、内視鏡本体
2の後述する信号線19とコネクタ29を介して電気的
に接続して信号線19とともにCCU25とCCD17
との電気的な接続を可能にする送信ラインが挿通されて
いる。また、この送信ラインはコネクタ27を介してC
CU25のコネクタ(撮像信号伝送ケーブル用コネク
タ)26に電気的に接続できるようになっている。
【0012】図示のように、内視鏡本体2の内部には、
照明光を伝送するライトガイド18等の照明光学系と、
複数の対物レンズ16、CCD17、信号線19などか
ら構成される観察光学系とが設けられている。また、内
視鏡本体2の基端側は、ライトガイドコード31と電気
ケーブル28とが接続するコネクタ20,21と、各種
の操作スイッチ3,4が着脱自在に装着される操作スイ
ッチ装着部7とを備えたコネクタ部2bとして形成され
ている。
【0013】ライトガイド18は、複数の光ファイバを
束ねて構成されたファイバ束から成り、その基端がコネ
クタ部2bに設けられたライトガイドコネクタ20に光
学的に接続されている。したがって、コネクタ部2bの
ライトガイドコネクタ20に光源装置34と接続するラ
イトガイドコード31のコネクタ30を接続すれば、内
視鏡本体2内のライトガイド18とライトガイドコード
31内の前記光ファイバとが光学的に接続され、ライト
ガイドコード31内の前記光ファイバによって伝送され
た光源装置34からの照明光がライトガイド18を通じ
て内視鏡本体2の先端から照射される。
【0014】また、CCD17は複数の対物レンズ16
の後方に配置されている。CCD17にはCCD17の
駆動信号を伝送したりCCD17からの撮像信号を伝送
したりする複数の信号線19が電気的に接続されてい
る。これらの信号線19の基端はコネクタ部2bに設け
られた映像コネクタ21に電気的に接続されている。し
たがって、コネクタ部2bの映像コネクタ21にCCU
29と接続する電気ケーブル28のコネクタ29を接続
すれば、内視鏡本体2内の信号線19とケーブル28内
の前記送信ラインとが電気的に接続され、前記送信ライ
ンと信号線19とを通じてCCU25とCCD17との
電気的接続がなされる。
【0015】また、内視鏡本体2のコネクタ部2bに設
けられた操作スイッチ装着部(操作スイッチ装着機構)
7には、第1の操作スイッチ3と第2の操作スイッチ4
とが搭載されたスイッチ取付台5を着脱自在に装着でき
るようになっている。第1の操作スイッチ3と第2の操
作スイッチ4はともに、スイッチ取付台5に設けられた
ケーブル(操作信号伝送ケーブル)22のコネクタ23
をCCU25のコネクタ(操作信号伝送ケーブル用コネ
クタ)24に接続することにより、CCU25と電気的
に接続されるようになっている。また、この接続状態
で、スイッチ取付台5を操作スイッチ装着部7に装着す
ることによって、内視鏡本体2の電気系とCCU25と
がケーブル22を介して電気的に接続され、操作スイッ
チ3,4の操作によって内視鏡本体2からの情報に伴う
CCU25の動作を行なわしめることができるようにな
っている。
【0016】上記構成では、光源装置34からの照明光
をライトガイド18を通じて内視鏡本体2の先端から被
検体の観察部位に照射すると、この観察部位の光学像が
CCD17で撮像信号に変換されて信号線19によって
CCU25に送られ、CCU25で映像信号に変換され
て、CCU25と接続する図示しない観察モニタに観察
部位の像が映し出される。そして、スイッチ取付台5を
操作スイッチ装着部7に装着した状態で、例えばフリー
ズユニット制御スイッチである第1の操作スイッチ3を
押すと、その操作信号がCCU25に伝えられて、観察
モニタの画面が静止画になる。また、例えば測光の切換
えスイッチである第2の操作スイッチ4を押すと、内視
鏡本体2からCCU25に伝えられた測光値の平均と最
大の表示が切換わる。
【0017】このように、本構成の内視鏡1は、比較的
高価な操作スイッチ3,4を内視鏡本体2に着脱自在に
装着できるため、操作スイッチ3,4を内視鏡本体2に
一体に設ける必要がなくなり、内視鏡本体2を安価に製
造することが可能となる。したがって、結果的に、内視
鏡本体2を使い捨てにすることが可能となる。
【0018】また、操作スイッチ3,4を内視鏡本体2
に着脱自在に装着できることから、多数ある操作スイッ
チのうちの一部のみを要望するユーザーにも対応するこ
とができる。すなわち、この場合、ユーザーは、自分が
使用する操作スイッチのみを内視鏡本体2に装着すれば
良く、あるいは、使用する内視鏡本体に装着できる操作
スイッチを選択使用すれば良いものである。
【0019】また、操作スイッチ3,4を内視鏡本体2
に一体に設ける必要がないことから、内視鏡本体2の構
成の画一化を図りつつ内視鏡本体2とは別体であるスイ
ッチの種類にバリエーションを持たせることが可能とな
る。これによって、内視鏡本体の製造コスト低減を図り
つつ内視鏡性能を向上させることができる。
【0020】さらに、内視鏡本体2を使い捨てにできる
ことから、使用後に内視鏡本体2を洗浄消毒する作業を
行なわなくて済むため、手術効率の向上を図ることがで
きるとともに、併せて、院内感染の防止も図ることがで
きる。なお、本実施例の構成は、硬性鏡、軟性鏡を問わ
ず全ての内視鏡に適用できる。
【0021】図2は本発明の第2の実施例を示すもので
ある。本実施例では、比較的頻繁に使用され耐性のある
高価な操作スイッチ41(例えば、測光の切換えスイッ
チやVTRのスイッチ)を操作スイッチ装着部7に着脱
自在とし、あまり使用されないレリーズスイッチ等の操
作スイッチ40を内視鏡本体2に一体に設けたものであ
り、その他の構成は第1の実施例と同一である。この構
成の場合、操作スイッチ40は例えば電気ケーブル28
を通じてCCU25と電気的に接続される。また、操作
スイッチ41は、第1の実施例と同様、スイッチ取付台
5に設けられたケーブル22を介してCCU25と電気
的に接続される。無論、操作スイッチ40を操作スイッ
チ装着部7に着脱自在な構成としても構わない。
【0022】ところで、内視鏡本体2をさらに安価に製
作するためには、操作スイッチのみならず他の内視鏡部
品についてもその構成を安価な構成に変える必要があ
る。従来のような内視鏡の構造で、ただ単に個々の部品
等を安価なものに変えても大幅なコストダウンは望めな
い。そこで、図3に示す内視鏡60では、その内視鏡部
品の配置を従来と変えることにより内視鏡本体の製造コ
ストを下げ、内視鏡60の挿入部50の使い捨てを可能
としたものである。
【0023】図示のように、内視鏡60は、使い捨て部
となる挿入部50と、再使用部となる把持部51とから
構成されている。挿入部50の内部には、照明光を伝送
するライトガイド58等の照明光学系と、カバーガラス
55、対物レンズ56、CCD57、CCD57の駆動
信号を伝送したりCCD57からの撮像信号を伝送した
りする信号線59などから構成される観察光学系とが設
けられている。また、把持部51の内部にも、ライトガ
イド58、入射光の赤外線をカットするための赤外線カ
ットフィルタ65等の照明光学系と、信号線59、CC
D57からの読みだし回路としてのVout ケーブルドラ
イブ回路62等の観察光学系とが設けられている。そし
て、挿入部50と把持部51は、それぞれのコネクタ6
1,72同志を接続することによって,光学コネクタ部
同志77,78と電気コネクタ部75,76同志がそれ
ぞれ接続されて、光学的かつ電気的な接続がなされるよ
うになっている。また、把持部51内の信号線59とラ
イトガイド58は、ケーブル54内に挿通され、ケーブ
ルコネクタ80を介して、光源装置やCCUからなる制
御ユニット53に光学的かつ電気的に接続される。な
お、挿入部が挿入される観察部位の映像は、制御ユニッ
ト53に接続されたモニタ52に映し出される。 図4
はVout ケーブルドライブ回路62の回路図を示してい
る。図中、φs、φp 、φAB、VDDはCCD57を駆動
させる駆動信号であり、Vout はCCD57からの出力
信号すなわち撮像信号である。これらの信号は信号線5
9を通じてCCD57とCCUとの間を行き来する。ま
た、86はハイブリッドIC回路であり、87はコンデ
ンサである。
【0024】上記構成の内視鏡60では、従来において
挿入部の先端側にあった赤外線カットフィルタ65やV
out ケーブルドライブ回路62といった高価な部品を再
使用部である把持部51に配置することにより、使い捨
て部である挿入部50を安価な構成にしている。
【0025】また、本構成では、挿入部50と把持部5
1、把持部51と制御ユニット53がそれぞれコネクタ
72,61,80,84を介することにより着脱自在と
なっている。よって、挿入部50を使い捨てにするだけ
でなく、把持部51と制御ユニット5とが故障した場合
でも、即座にこれらを交換できるといった利点がある。
なお、本構成において、赤外線カットフィルタ65と
out ケーブルドライブ回路62は把持部のどこに設け
られてあっても良い。また、制御ユニット5内に設けら
れてあっても良い。また、コネクタ72,61,80,
84の接点のうち、電源ラインを除いた部位を光通信に
よる信号伝達手段で構成しても良い。また、内視鏡60
内のライトガイド58の一部を光電セルに導き、この光
電セルにおいて発生する電気により内視鏡60内の回路
を駆動させるようにしても良い。これによって、コネク
タ72,61,80,84の小型化と製造コストの低減
を図ることができるとともに、電気的な接触不良を考え
ないで済む。
【0026】図5の(a)に示す内視鏡90は、挿入部
91と操作部92とからなり、挿入部91の先端側に湾
曲部93を有している。挿入部91内には、照明光を伝
送するライトガイド96と、処置具が挿通されるチャン
ネル95とが設けられている。また、操作部92には光
源装置102に接続されたライトガイドコード100が
接続しており、光源装置102からの照明光をライトガ
イドコード100を通じて挿入部91内のライトガイド
96に伝送できるようになっている。
【0027】また、挿入部91には撮像ユニット98を
先端に有する信号ケーブル99が着脱自在に装着される
装着溝110,112が設けられている。信号ケーブル
99をCCU101に接続した状態で、撮像ユニット9
8を挿入部91先端のユニット装着溝110に配置する
とともにユニット装着溝110に連なるケーブル装着溝
112に信号ケーブル99を配置し、結束部材94によ
って挿入部91と信号ケーブル99とを結束すれば、光
源装置102からの照明光がライトガイド96を通じて
観察部位に照射され、観察部位の光学像が撮像ユニット
98のCCDで撮像信号に変換されて信号ケーブル99
によってCCU101に送られ、CCU101で映像信
号に変換されて、CCU101と接続する図示しない観
察モニタに観察映像が映し出される。
【0028】このように、ライトガイド96からなる照
明光学系を有する挿入部91と撮像ユニット98を有す
る観察光学系としての信号ケーブル99とを別体とし、
これらを互いに結束することによって内視鏡本来の動作
を行なわしめるようにしたので、状況に応じて、信号ケ
ーブル99と挿入部91のどちらかを使い捨てにでき
る。すなわち、撮像ユニット98が高価なときはこれを
再使用し、挿入部91を使い捨てにしたり、あるいは、
撮像ユニット98が安価な場合には、撮像ユニット98
がオートクレーブ滅菌できない事情に鑑みて、撮像ユニ
ット98を使い捨てにし、挿入部91を再使用する。
【0029】また、信号ケーブル99としては、単に保
護チューブ199内に信号線105を配設しただけのも
の(図5の(b)参照)や、保護チューブ199内に信
号線105をシールドするシールド部材106を埋設し
たもの(図5の(c)参照)や、信号線105を配設し
た保護チューブ199の外周にシールド部材107を被
嵌したものなど様々な構成のものが考えられる。そし
て、内視鏡90とともに電気メスを使用する場合には、
信号線105がシールドされた図5の(c)(d)のよ
うな構成の信号ケーブル99を使用すれば良く、また、
ただ単に内視鏡90による観察だけを行なう場合には、
図5の(a)に示す構成の信号ケーブル99を使用すれ
ばよい。本構成のように、挿入部91に対して信号ケー
ブル99を着脱自在にすれば、各種の信号ケーブル99
…を使い分けることができ大変便利である。
【0030】なお、図6に示すように、図示しないCC
Uと中継ケーブル123を介して電気的に接続する挿入
部91に対して、対物レンズ125、CCD126、信
号線等を備えた撮像装置121を着脱自在に装着するよ
うな構成にしてもよい。この場合、前記各信号線は挿入
部91のコネクタ122を介して図示しないCCUと接
続する中継ケーブル123に電気的に接続される。ま
た、図7に示すように、図示しないCCUと中継ケーブ
ル123を介して電気的に接続する挿入部91に対し
て、対物レンズ125、CCD126のみからなる撮像
部131を着脱自在に装着するようにしてもよい。この
場合も、CCD126はコネクタ122を介して挿入部
91内に配設された信号線123と電気的に接続され
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内視鏡
は、比較的高価な操作スイッチを内視鏡本体に着脱自在
に装着できるため、操作スイッチを内視鏡本体に一体に
設ける必要がなくなり、内視鏡本体を安価に製造するこ
とが可能となる。したがって、結果的に、内視鏡本体を
使い捨てにすることが可能となる。
【0032】また、操作スイッチを内視鏡本体に着脱自
在に装着できることから、多数ある操作スイッチのうち
の一部のみを要望するユーザーにも対応することができ
る。すなわち、この場合、ユーザーは、自分が使用する
操作スイッチのみを内視鏡本体に装着すれば良く、ある
いは、使用する内視鏡本体に装着できる操作スイッチを
選択使用すれば良いものである。
【0033】また、操作スイッチを挿入部本体に一体に
設ける必要がないことから、内視鏡本体の構成の画一化
を図りつつ内視鏡本体とは別体であるスイッチの種類に
バリエーションを持たせることが可能となる。これによ
って、内視鏡本体の製造コスト低減を図りつつ内視鏡性
能を向上させることができる。
【0034】さらに、内視鏡本体を使い捨てにできるこ
とから、使用後に内視鏡本体を洗浄消毒する作業を行な
わなくて済むため、手術効率の向上を図ることができる
とともに、併せて、院内感染の防止も図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す内視鏡の概略構成
図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す内視鏡の概略構成
図である。
【図3】挿入部と把持部とを着脱自在に接続して成る内
視鏡の内部構成図である。
【図4】Vout ケーブルドライブ回路の回路図である。
【図5】(a)は撮像系と照明系とを別体とした内視鏡
ユニットの概略構成図、(b)は(a)のAーA線に沿
う断面図、(c)は(b)の変形例を示す断面図、
(d)は(b)の他の変形例を示す断面図である。
【図6】図5の変形例を示す内視鏡の要部構成図であ
る。
【図7】図5の他の変形例を示す内視鏡の要部構成図で
ある。
【符号の説明】
1…内視鏡、2…内視鏡本体、3,4…操作スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 茂 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小柳 秀樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山下 真司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 上原 政夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 谷沢 信吉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 後藤 正仁 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−97429(JP,A) 特開 昭61−122618(JP,A) 特開 昭63−220831(JP,A) 特開 昭55−130643(JP,A) 特開 平3−97429(JP,A) 実開 平4−95001(JP,U) 実開 平2−63801(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を撮像して撮像信号を生成する
    撮像素子を内蔵した内視鏡本体と、 前記撮像素子によって生成された前記撮像信号に対して
    画像処理を施すことで映像信号を生成する画像処理装置
    と、 前記内視鏡本体に接続され前記撮像素子によって生成さ
    れた前記撮像信号を前記画像処理装置へ伝送する撮像信
    号伝送ケーブルと、 前記画像処理装置に設けられ前記撮像信号ケーブルを接
    続するための撮像信号伝送ケーブル用コネクタと、 前記画像処理装置によって生成された前記映像信号に対
    して該画像処理装置に所定の動作を行なわしめる操作信
    号を発生させる操作スイッチと、 前記操作スイッチを搭載する操作スイッチ取付台と、 前記操作スイッチ取付台を前記内視鏡本体に対して着脱
    自在に装着する操作スイッチ装着機構と、 前記撮像信号伝送ケーブルと別体に構成されるとともに
    前記操作スイッチ取付台から延設され、該操作スイッチ
    からの前記操作信号を該画像処理装置へ伝送する操作信
    号伝送ケーブルと、 前記撮像信号用コネクタと独立して前記画像処理装置に
    設けられ、前記操作信号伝送ケーブルを接続するための
    操作信号伝送ケーブル用コネクタと、 を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
JP04028193A 1993-03-01 1993-03-01 内視鏡装置 Expired - Fee Related JP3306155B2 (ja)

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