JP3306109B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3306109B2
JP3306109B2 JP22719192A JP22719192A JP3306109B2 JP 3306109 B2 JP3306109 B2 JP 3306109B2 JP 22719192 A JP22719192 A JP 22719192A JP 22719192 A JP22719192 A JP 22719192A JP 3306109 B2 JP3306109 B2 JP 3306109B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばセパレ−トタ
イプの空気調和機に関し、特にこの空気調和機の室内ユ
ニットの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、セパレ−トタイプの空気調和機
の室内側ユニットは室内の壁面に取着されるもので、前
面ケ−スと背面ケ−スとからなるケ−ス内に、室内側熱
交換器と、この室内側熱交換器の背面に設けられた横流
ファンを具備する。
【0003】この室内ユニットは、上記横流ファンを回
転させることで、前面ケ−スに設けられた吸込口から室
内の空気を吸込む。この空気は、上記室内側熱交換器を
通ることによって熱交換され、この熱交換された空気は
上記前面パネルの下部に設けられた吹出口から室内側に
吹出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の家庭
事情に鑑み、上記室内ユニットには高さ寸法のコンパク
ト化の要請が大である。このため、上記室内ユニットに
は、上記室内側熱交換器を傾斜させて設置している機種
がある。このような室内ユニットの場合、上記室内側熱
交換器の前面が上方向を向いているので上記吸込口を上
記前面ケ−スの天井と対向する上面に設けることがあ
る。
【0005】しかし、このような位置に設けられた吸込
口には塵埃が溜まりやすいと共にこの塵埃がケ−ス内に
進入し熱交換器に付着することも多い。特にシ−ズンオ
フの期間に長期間そのままにしておくと、使用する際に
冷房あるいは暖房性能が低下するという問題点があっ
た。
【0006】この発明は、このような事情に鑑みて成さ
れたもので、吸込口が前面ケ−スの上面に設けられてい
る場合に、この吸込口に塵埃が溜まったり進入したりす
ることを有効に防止できる空気調和機を提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の手段
は、壁面に固定される背面ケースと、この背面ケースの
前面側に着脱自在に設けられた前面ケースと、上記背面
ケース内に設けられた室内側熱交換器と、上記背面ケー
ス内に設けられ、上記室内側熱交換器に空気を導入する
送風機とを備え、上記前面ケースの上面に設けられた吸
込口と、上記前面ケースの上部に上記壁面側端部を回動
自在に取着され、上記前面ケースから突出する方向に開
くよう回動することで上記吸込口を開閉する開閉板と、
上記前面ケースに設けられ、上記開閉板を回動駆動する
モータと、上記開閉板と上記モータとを接続し、上記開
閉板の回動方向に弾性的に保持する弾性体とを具備する
ことを特徴とするものである。
【0008】第2の手段は、壁面に固定される背面ケー
スと、この背面ケースの前面側に着脱自在に設けられた
前面ケースと、上記背面ケース内に設けられた室内側熱
交換器と、上記背面ケース内に設けられ、上記室内側熱
交換器に空気を導入する送風機とを備え、上記前面ケー
スの上面に設けられた吸込口と、上記前面ケースの上部
に一端部を回動自在に取着され、上記前面ケースから突
出する方向に開くよう回動することで上記吸込口を開閉
する開閉板と、上記前面ケースに設けられ、上記開閉板
を回動駆動するモータと、上記モータから導出されたモ
ータ側コネクタは上記前面ケースの前面に取り出されて
いるとともに、上記背面ケースに設けられ上記モータ側
コネクタが取着される電源側コネクタは上記前面ケース
の前面に露出可能に設けられていることを特徴とするも
のである。
【0009】第3の手段は、ケースと、このケース内に
設けられた室内側熱交換器と、上記ケース内に設けら
れ、上記室内側熱交換器に空気を導入する送風機とを備
え、上記ケースの上面に設けられた吸込口と、上記ケー
スに幅方向一端部を回動自在に取着され、上記前面ケー
スから突出する方向に開くよう回動することで上記吸込
口を開閉する開閉板と、上記ケースの前面側に設けら
れ、少なくとも上記開閉板の幅以上の長さのアームで保
持されると共に、上記開閉板の回動軸と同一軸線回りに
回動することで開く前面パネルとを具備することを特徴
とするものである。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】このような構成によれば、ケ−スの上面に吸込
口を設けた場合に、空気調和機を使用する場合にはこの
吸込口を開状態にし、使用しない場合には閉状態にする
ことができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0015】図1中1は室内側の壁面である。この壁面
1には、図示しない室外側ユニットに接続された室内側
ユニット2が取り付けられている。この室内側ユニット
2は、背面ケ−ス3と前面ケ−ス4とから構成されるケ
−ス内に、熱交換器6と横流ファン7(送風機)を具備
する。上記熱交換器6と横流ファン7は上記背面ケ−ス
3に固定されている。
【0016】上記熱交換器6は、くの字形に折り曲げら
れて形成されたもので、上部の前面側には集塵機8が取
着されている。また、上記前面ケ−ス4の上面には、上
記熱交換器6の上部に対向するように、第1の吸込口1
0(この発明の吸込口)が設けられている。そして、こ
の第1の吸込口10には、この第1の吸込口10を開閉
可能な開閉手段としての第1、第2の吸込口ル−バ1
1、12(開閉板)が設けられている。
【0017】図2(a)、(b)に拡大して示すよう
に、この第1、第2の吸込口ル−バ11、12は、上記
前面ケ−ス4の上部に設けられたル−バ駆動機構15に
よって駆動される。この駆動機構15は、上記前面ケ−
ス4の上部に固定されたサ−ボモ−タ17と、このサ−
ボモ−タ17に接続され、このサ−ボモ−タ17が作動
することで図に矢印で示す方向に駆動される第1の連結
棒18と、この第1の連結棒18の他端部に連結され、
かつ図に19で示す軸線回りに回動自在に取着された第
1の従動レバ−20と、この従動レバ−20に接続され
同じく上記軸19回りに回動自在に設けられた第2の従
動レバ−21と、この第2の従動レバ−21の先端部に
接続された第2の連結棒22と、この第2の連結棒22
の他端に接続されかつ図に23で示す軸線回りに回動自
在に設けられた第3の従動レバ−24とからなる。
【0018】そして、上記第2の従動レバ−21の中心
軸21a(図3に示す)には、上記第1の吸込口ル−バ
11を保持するア−ム26の先端部が固定され、この第
2の従動レバ−21が回動することで上記第1の吸込口
ル−バ11は軸線19回りに回動し、上記第1の吸込口
10を開閉するようになっている。
【0019】一方、上記第3の従動レバ−24の中心軸
24a(図3に示す)には上記第2の吸込口ル−バ12
を保持するア−ム29の先端部が固定され、この第3の
従動レバ−24が回動することで上記第2の吸込口ル−
バ12は軸線23回りに回動し、上記第1の吸込口10
を開閉するようになっている。
【0020】ところで、上記第1の従動レバ−20と第
2の従動レバ−21は、上記第1の吸込口ル−バ11あ
るいは第2の吸込口ル−バ12が天井などに衝突する等
の原因で開不能になった場合に上記サ−ボモ−タ17に
異常な負荷がかかりこのモ−タ17が破損したり上記吸
込口ル−バ駆動機構15が破損したりするのを防止する
ために、互いに回動方向に弾性的に連結されている。こ
の連結方法を図3、図4を参照して説明する。
【0021】図3は、上記ル−バ駆動機構15の平面図
である。図中20が第1の従動レバ−であり、21が第
2の従動レバ−である。上記第1、第2の従動レバ−2
0、21は共に、同一軸線19の回りに回動自在に設け
られている。また、これら第1、第2の従動レバ−2
0、21は弾性体としての第1、第2の捩じりコイルば
ね31、32を介して接続されている。
【0022】具体的には、図4に示すように、上記第1
の従動レバ−20の回動中心部20aはカップ状に形成
されていて、その底部には貫通孔が設けられていると共
に約180度この屈曲形成され小径部20bが形成され
ている。
【0023】この第1の従動レバ−20のカップ状の回
動中心部20a内には上記小径部20bの外径および内
径と略同じ大きさの外径および内径を有する接続リング
34が挿入される。この接続リング34の長手方向中途
部の外面には第1、第2のピン35a、35bが周方向
に所定角度離間して突設されている。
【0024】そして、この接続リング34の一端側に
は、上記第1の捩じりコイル31ばねが外挿され、かつ
捩じり端を上記第1のピン35aに引っ掛ける。また上
記接続リング34の他端部には、上記第2の捩じりコイ
ルばね32が外挿され、かつ捩じり端を上記第2のピン
35baに引っ掛ける。
【0025】ついで、この第1、第2の捩じりばね3
1、32が組み合わされた接続リング34は上記第1の
従動レバ−20の回動中心部20a内に挿入され、上記
第1の捩じりコイルばね31の他方の捩じり端を上記回
動中心部20aの底壁に引っ掛ける。
【0026】次に、上記第2の従動レバ−21を組み合
わせる。この第2の従動レバ−21は、棒状の中心軸2
1aの軸方向中途部にレバ−部21bを設けた形状で、
上記中心軸21aの一端を上記第1の従動レバ−20の
回動中心部20aおよび上記接続リング34の貫通孔内
に挿通させると共に、上記第1の従動レバ−20を貫通
した上記中心軸の端部にストッパ35を取着する。
【0027】このことで、上記第1従動レバ−20と第
2の従動レバ−21は回動方向に互いに弾性的に連結さ
れる。なお、上記第1、第2の捩じりコイルばね31、
32は、上記第1、第2の吸込口ル−バ11、12を駆
動するのみでは伸長しないものとし、それ以上の力が掛
かった場合にのみ、この力に抗するために伸長するもの
とする。
【0028】そして、このように連結された第1、第2
の従動レバ−20、21は、図3に示すように、上記前
面ケ−ス4内に固定された枠36に取り付けられる。す
なわち、上記第1の従動レバ−20は、上記枠36によ
って、上記回動中心部20aの外周面を回転自在に保持
されていると共に、上記第2の従動レバ−21の中心軸
21aの他端部は上記枠36を貫通して回転自在に保持
されている。
【0029】また、上記枠36を貫通した上記第2の従
動レバ−21の中心軸21aの他端部には、上述したよ
うに第1の吸込口ル−バ11を保持するア−ム26が固
定されている。
【0030】一方、上記第2の従動レバ−21と第2の
連結棒を介して接続されかつ上記第2の吸込口ル−バを
駆動する第3の従動レバ−24には、上述のような弾性
連結機構は設けられていない。したがって、上記第2の
吸込口ル−バ12は、単に上記第1の吸込口ル−バ11
に連動して作動し、上記第1の吸込口10を開閉するよ
うになっている。次に、これらの第1、第2の吸込口ル
−バ11、12の動作について説明する。
【0031】図2(a)に示す状態から、上記サ−ボモ
−タ17が作動すると、上記第1の連結棒18が図に矢
印で示す方向に駆動される。そして、この第1の連結棒
18に従動して上記第1の従動レバ−20は上記軸線1
9の回りに回動する。上記第1、第2の吸込口ル−バ1
1、12に負荷がかかっていない場合には、上記第1、
第2の捩じりコイルばね31、32は伸長しないので、
図2(b)に示すように、上記第2、第3の従動レバ−
21、24はそれぞれ上記軸線19、23の回りに回動
し、上記第1、第2の吸込口ル−バ11、12を開駆動
する。
【0032】このことで、上記第1の吸込口10は開状
態となり、この第1の吸込口10から室内の空気が上記
前面ケ−ス4内に吸込まれる。なお、室内の空気をより
有効に吸込むために、上記第2の吸込口ル−バ12の回
動角度は上記第1の吸込口ル−バ11の回動角度より大
きくなるように設定されている。
【0033】一方、上記室内ユニット2の設置ミスなど
に起因して、上記第1の吸込口ル−バ11あるいは第2
の吸込口ル−バ12が、開動作中に天井に衝突して、そ
れ以上の開動作が妨げられる場合が考えられる。
【0034】この場合には、上記第1、第2の従動レバ
−20、21の間にはル−バ駆動力以上の力が働く。こ
のことで上記第2の捩じりコイルばね32が伸長して、
モ−タ17の回転量を吸収する。このことで、上記モ−
タ17に異常な負荷が加わることが防止される。
【0035】また、上記第1、第2の吸込口ル−バ1
1、12の閉動作中に、これら第1、第2の吸込口ル−
バ11、12と上記第2の吸込口10との間に異物が挟
まる等してそれ以上の閉動作が妨げられた場合がある。
この場合には、上記第1、第2の従動レバ−20、21
との間には、ル−バ駆動力以上の力が働く。このこと
で、今度は、上記第1の捩じりコイルばね31が伸長し
て、モ−タ17の回転量を吸収する。このことで、上記
モ−タ17に異常な負荷が加わることが有効に防止され
る。
【0036】次に、上記第1、第2の吸込口ル−バ1
1、12の動作と、この空気調和機の運転の関係につい
て説明する。すなわち、リモコン操作などにより、この
空気調和機の運転スイッチがONされることで、上記サ
−ボモ−タ17が作動し、上記第1、第2の吸込口ル−
バ11、12は開状態になる。一方、運転スイッチがO
FFされた場合には、上記サ−ボモ−タ17は上記第
1、第2の吸込口ル−バ11、12を閉状態に駆動す
る。
【0037】このことで、空気調和機が運転されていな
いときには、上記第1の吸込口10が閉じられるので、
この第1の吸込口10にほこり(塵埃)が溜まったり、
この第1の吸込口10から上記熱交換器10内にほこり
が滞積したりすることが少なくなるので、熱交換効率が
低下することが少ない。特に、シ−ズンオフの期間に、
フィルタおよび熱交換器6へのほこりの付着などがない
ので、その効果は大きい。一方、運転時には、上記第
1、第2の吸込口ル−バ11、12により、吸込まれる
風が整流されるので、風切り音等の騒音などが低減でき
る効果もある。
【0038】次に、図1を参照して上記前面ケ−ス4の
前面に設けられた前面パネルとしての吸込みグリル14
について説明する。この吸込みグリル14は、上記前面
ケ−ス4とは別体に形成されていると共に、高さ方向中
途部に第2の吸込口13が設けられている。
【0039】そして、この吸込みグリル14の上部には
この吸込みグリル14を保持する略くの字形のア−ム1
4aが一体的に設けられている。そして、このア−ム1
4aの先端は、上記前面ケ−ス4の上部に回動自在に取
着されている。したがって、この吸込みグリル14は開
閉することができ、開状態にすることで、上記熱交換器
6を上記前面ケ−ス4の前面に露出させるようになって
いる。
【0040】なお、上記第1のル−バ11および上記吸
込みグリル14の回動軸は同一軸線19上に設けられ、
かつ上記軸線19と上記吸込みグリル14の上端までの
距離は、上記回動軸19と上記第1の吸込口ル−バ11
の先端までの距離より大きく設定され、図に点線(イ)
で示すように、上記吸込みグリル14の上端の軌跡が上
記第1のル−バ11の先端部の軌跡と交わらないように
構成されている。このことにより、上記吸込みグリル1
4を開く場合に、この吸込みグリル14の上端と上記第
1のル−バ11の先端どうしが接触して、上記第1のル
−バ11を破壊するということはない。
【0041】次に、図5を参照して、上記サ−ボモ−タ
17と、上記背面ケ−ス3内に設けられた電気部品箱3
7の接続について説明する。上記モ−タ17は、図示し
ないが、上述したように、上記前面ケ−ス4内に設けら
れている。一方、この室内ユニットを制御する電気部品
箱37は、背面ケ−ス3内に納められている。
【0042】上記モ−タ17から導出されたリ−ド線の
先端に設けられたコネクタ39(モ−タ側コネクタ)
は、図に示すように、上記吸込みグリル14を開いた上
記前面ケ−ス4の前面側に取り出されている。一方、上
記電気部品箱37に設けられた電源側コネクタ40は、
上記前面ケ−ス4を上記背面ケ−ス3に取り付けた場合
に、上記前面ケ−ス4の上記吸込みグリル14を開いた
前面に露出するようになっている。したがって、上記モ
−タ側コネクタ39と、上記電源側コネクタ40の着脱
を、上記前面ケ−ス4を背面ケ−ス3に取り付けた状態
で行うことができる。
【0043】通常このようなモ−タ17は、上記背面ケ
−ス3内に納められているが、このように前面ケ−ス4
内に収納するめることで、メンテナンス性が向上する。
また、上記電子部品箱37との接続を上記前面ケ−ス4
の吸込みグリル14をひらくことで簡単に行えるように
したので、この前面ケ−ス4を取り外す際に、この前面
ケ−ス4を保持しつつ上記コネクタ39、40の脱着を
行う必要がないので、作業性が向上する。なお、この発
明は、上記一実施例に限定されるものではなく、発明の
要旨を変更しない範囲で種々変形可能である。
【0044】例えば、上記一実施例では、吸込口開閉手
段として、第1、第2の吸込口ル−バ11、12を用い
たが、これに限定されるものではない。例えばシャッタ
−方式にしても良い。
【0045】また、上記一実施例では、上記第1、第2
の吸込口ル−バ11、12の駆動方式としてサ−ボモ−
タ17を用いたが、これに限定されるものではなく、例
えばリニアモ−タなどであっても良い。
【0046】また、上記一実施例では、上記第1の従動
レバ−20と第2の従動レバ−21とを接続する弾性体
として第1、第2の捩じりコイルばね31、32を用い
たが、これに限定されるものではなく、例えば、ゴムな
どであっても良い。
【0047】また、上記上記第1、第2の従動レバ−2
0、21を接続するのに、弾性的にねじることができる
軸状体を介在させるようにしても同様の効果を得ること
ができる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、吸込口に塵埃が溜まる
のを有効に防止できると共に吸込み時の騒音が少なくな
る。また、前面ケースにモータを取着することで、メン
テナンス性が良くなる効果がある。また、モータの駆動
は弾性体によって吸収されるから、このモータに異常な
負荷がかかることが有効に防止される効果がある。さら
に、モータ側コネクタを外してから、前面ケースを背面
ケースから取り外すことができるのでメンテナンス時の
作業性が向上する。さらにまた、前面パネルと開閉板が
接触することがないので、開閉板が開いているときに誤
って前面パネルを開いても、開閉板を破壊することがな
いという効果がある。
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す概略縦断面図。
【図2】(a)は、要部を拡大して示す縦断面図、
(b)は、同じく作動状態を示す縦断面図。
【図3】同じく、要部を示す横断面図。
【図4】同じく、要部を分解して示す分解横断面図。
【図5】同じく、室内ユニットの全体を示す分解斜視
図。
【符号の説明】
1…壁面(室内の壁面)、3背面ケ−ス、4…前面ケ−
ス、6…熱交換器、7…横流ファン(送風機)、10…
第1の吸込口(吸込口)、11…第1の吸込口ル−バ
(開閉手段、開閉板)、12…第2の吸込口ル−バ(開
閉手段、開閉板)、14…吸込みグリル(前面パネ
ル)、14a…ア−ム、15…ル−バ駆動機構(開閉手
段)、17…サ−ボモ−タ(モ−タ)、31…第1の捩
じりコイルばね(弾性体)、32…第2の捩じりコイル
ばね(弾性体)、39…モ−タ側コネクタ、40…電源
側コネクタ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面に固定される背面ケースと、この背面
    ケースの前面側に着脱自在に設けられた前面ケースと、
    上記背面ケース内に設けられた室内側熱交換器と、上記
    背面ケース内に設けられ、上記室内側熱交換器に空気を
    導入する送風機とを備え、 上記前面ケースの上面に設けられた吸込口と、上記前面
    ケースの上部に上記壁面側端部を回動自在に取着され、
    上記前面ケースから突出する方向に開くよう回動するこ
    とで上記吸込口を開閉する開閉板と、上記前面ケースに
    設けられ、上記開閉板を回動駆動するモータと、上記開
    閉板と上記モータとを接続し、上記開閉板の回動方向に
    弾性的に保持する弾性体とを具備することを特徴とする
    空気調和機。
  2. 【請求項2】壁面に固定される背面ケースと、この背面
    ケースの前面側に着脱自在に設けられた前面ケースと、
    上記背面ケース内に設けられた室内側熱交換器と、上記
    背面ケース内に設けられ、上記室内側熱交換器に空気を
    導入する送風機とを備え、 上記前面ケースの上面に設けられた吸込口と、上記前面
    ケースの上部に一端部を回動自在に取着され、上記前面
    ケースから突出する方向に開くよう回動することで上記
    吸込口を開閉する開閉板と、上記前面ケースに設けら
    れ、上記開閉板を回動駆動するモータと、上記モータか
    ら導出されたモータ側コネクタは上記前面ケースの前面
    に取り出されているとともに、上記背面ケースに設けら
    れ上記モータ側コネクタが取着される電源側コネクタは
    上記前面ケースの前面に露出可能に設けられていること
    を特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】ケースと、このケース内に設けられた室内
    側熱交換器と、上記ケース内に設けられ、上記室内側熱
    交換器に空気を導入する送風機とを備え、 上記ケースの上面に設けられた吸込口と、上記ケースに
    幅方向一端部を回動自在に取着され、上記前面ケースか
    ら突出する方向に開くよう回動することで上記吸込口を
    開閉する開閉板と、上記ケースの前面側に設けられ、少
    なくとも上記開閉板の幅以上の長さのアームで保持され
    ると共に、上記開閉板の回動軸と同一軸線回りに回動す
    ることで開く前面パネルとを具備することを特徴とする
    空気調和機。
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