JP3305280B2 - メタンハイドレートガスの採取方法 - Google Patents

メタンハイドレートガスの採取方法

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    • E21BEARTH DRILLING, e.g. DEEP DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
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    • E21B41/0099Equipment or details not covered by groups E21B15/00 - E21B40/00 specially adapted for drilling for or production of natural hydrate or clathrate gas reservoirs; Drilling through or monitoring of formations containing gas hydrates or clathrates

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は海底又は水底に固定されたメタン
ハイドレートガスの採取方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
メタンハイドレートガスを採取するために、種々の方法
が検討されている。例えば、海底のメタンハイドレート
層中に温かい海水を注入して、メタンハイドレートの温
度条件を、水とメタンハイドレートガスとに分解する温
度に変え、分解したメタンハイドレートガスのみを海上
の液化設備に輸送して液化する方法が知られている。ま
た、その採取装置として、海上からメタンハイドレート
層に一対の輸送管を延ばし、一方の輸送管でメタンハイ
ドレート層に海水を注入し、他方の輸送管を液化設備に
接続してメタンハイドレートガスを採取するものも知ら
れている。メタンハイドレートは、周知のように、組成
がCH4・6〜7H 2 Oの水との親和物であり、圧力8
kg/cm2 、0°Cで分解し、分解熱は100kca
l/kgとされるが、水上又は海上よりメタンハイドレ
ート層の層圧及び層の安定度の正確な探査は難しく、不
用意な輸送管の打ち込みによっては、大規模なメタンハ
イドレートガスの噴出が生じ、有用なガス資源が温暖化
ガスとしてそのまま大気に放出される慮れがある。
【0003】そこで、メタンハイドレートガスを海底又
は水底で捕捉するために解決せられるべき技術的課題が
生じてくるのであり、本発明は該課題を解決することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、海底又は水底を所定
範囲覆うシートを形成し、該シートを沈設手段により海
底又は水底に展開し、該シートの展開領域でガス化した
メタンの浮力によるシート内における上昇・移動により
該シート内にメタンハイドレートガスを捕捉するように
形成されたメタンハイドレートガスの採取方法に於い
て、 前記沈設手段は前記シートの両側に対峙して配設
されており、更に、輸送船を該シートの両側部位に対峙
て配船し、且つ、夫々の輸送船にウインチを配設し、
該ウインチに巻回されるロープの端部を夫々前記沈設手
段に接続し、該ウインチの繰り出し操作によって該沈設
手段が沈降し、該シートにて海底又は水底のメタンハイ
ドレートの保持部を覆い、ガス化したメタンハイドレー
トガスを該シート内に捕捉できるように形成したメタン
ハイドレートガスの採取方法及び、上記シートはメタン
ハイドレート層が存在する水深の温度で十分な可撓性を
発揮するフレキシブルシート材にて形成されて成るメタ
ンハイドレートガスの採取方法、並びに上記シートはメ
タンハイドレートの保持部を覆うように沈設された後、
該メタンハイドレートの保持部から放出されるメタンガ
スの浮力を受けてドーム状に膨拡できるように形成され
て成るメタンハイドレートガスの採取方法を提供するも
のである。
【0005】
【0006】
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って詳述する。尚、説明の都合上、本発明に関
連する技術事項についても同時に説明するものとする。
【0008】図1はメタンハイドレートガス回収装置1
を示し、所定厚さ、所定幅、所定長さのシート2を形成
し、このシート2の四隅部に、該シート2の沈設と展開
のためのシート沈設手段として錘3を取付けている。こ
の場合、前記シート2は、メタンハイドレート層が存在
する水深の温度で十分な可撓性を発揮するフレキシブル
シート材、例えば、織布、網布、不網布等の布あるいは
これら布を更に強化繊維(炭素繊維等)の織糸21で強
化した布や、これら布を芯体としてその表面を合成樹脂
でコーティングしたフレキシブルシート材の何れかが用
いられるが、後述するように、温水の供給によりメタン
ハイドレートガスの放出を強制する場合には、前記シー
ト材を多重に重ねてシート材間に、発砲ウレタン等の発
砲樹脂より成る断熱材を介設する等して断熱層を形成す
ることによって、一定の断熱性を持たせても良い。更
に、前記シート2の厚さは、水底又は海底のメタンハイ
ドレートガス層の面積、メタンハイドレートガス層のメ
タンハイドレートガスの保持量に基づいて一義的に決定
される。例えば、厚さを1mm〜5mmとし、シート2
の幅及び長さはメタンハイドレートガス層の面積、メタ
ンハイドレートガスの保持量に基づいて決定される。例
えば、メタンハイドレートガス層の幅及び長さが20m
四方である場合には、シート2の幅、長さは、メタンハ
イドレートガスの大規模な噴出に対応した余裕のある
幅、長さに設定される。もちろん、シート2の面積の設
定は自在であり、5000m2 、10000m2 として
大規模なメタンハイドレートガスの採取を可能としても
良い。なお、前記シート2は、正方形、長方形に限定せ
られるべきではなく、円形、多角形としても良い。
【0009】該シート2を、例えば、輸送船(又は液化
ガス輸送船)4により、メタンハイドレートガスの保有
水域又は海域に輸送し、錘3又はアンカー等のシート沈
設手段の重さにより水中又は海底に沈設する。
【0010】沈設には、例えば、図1に示すように、二
隻の輸送船(又は液化ガス輸送船)4,5の船首、及び
船尾のウインチを利用する。
【0011】まず、二隻の輸送船(又は液化ガス輸送
船)4,5の各ウインチ6,7,8,9のロープ10,
11,12,13を所定長さ繰り出して停止し、各ロー
プ10,11,12,13の先端部をシート2の対応す
る錘3、又はアンカー等のシート沈設手段に接続する。
次に、各ウインチ6,7,8,9の繰り出しによってシ
ート2を沈設する。
【0012】シート2を展開し、水平面にほぼ沿った状
態を維持しながら沈設する場合は、まず、各ウインチ
6,7,8,9の繰り出し又は巻き取りによってシート
2を水平面にほぼ沿わせて展開する。シート2の展開終
了後は、二隻の輸送船(又は液化ガス輸送船)4,5の
ウインチ6,7,8,9の繰り出し速度を同一に設定
し、同一速度の繰り出し速度によって、シート2の水平
を維持しながら錘3,3,3,3又はアンカーの重量に
よりシート2を水底又は海底に向けて沈降させる。これ
によりシート2は、図2に示す如く、水底又はメタンハ
イドレートの保持部14に向けて沈降する。各ロープ1
0,11,12,13の弛みにより、各錘3,3,3,
3がメタンハイドレートの保持部14に着床したことが
確認されたとき、各ロープ10,11,12,13の繰
り出しを停止する。然る後は、必要に応じてシート2の
着床位置を修正する。
【0013】例えば、一方の輸送船4のウインチ6,7
の繰り出しと、他方の輸送船5のウインチ8,9の巻き
取りによって、メタンハイドレートの保持部14に対す
るシート2の前後方向位置を修正し、更に、必要に応じ
て、両輸送船4,5の船尾側又は船首側の一方側と他方
側のウインチの繰り出し巻き取りにより、左右方向位置
を修正する。
【0014】一方、シート2を水平面に対して傾けた状
態で沈降する場合は、まず、二隻の輸送船(又は液化ガ
ス輸送船)4,5の各ウインチ6,7,8,9の繰り出
し又は巻き取りによってシート2を水平面に対して傾
け、この後、船首側又は船尾側のウインチ6,7,8,
9の繰り出し速度を同一に設定して、シート2の水平面
に対する傾きをほぼ維持しながら錘3,3,3,3の重
量によりシート2を水底又は海底に向けて沈降させる。
【0015】次に、シート2の先行沈設側のロープ、例
えばロープ10,12の弛みにより、メタンハイドレー
トの保持部14に対する錘3,3の着床が確認されたと
き、ロープ10,12の繰り出しを停止する。然る後、
ロープ11,13の弛みによって、錘3,3のメタンハ
イドレートの保持部14の着床が確認されたとき、ロー
プ11,13の繰り出しを停止する。そして、一方の輸
送船4のウインチ6,7の繰り出しと、他方の輸送船5
のウインチ8,9の巻き取りによって、メタンハイドレ
ートの保持部14に対するシート2の左右方向位置を修
正し、更に、必要に応じて、両輸送船4,5の前後移動
により、シート2の前後方向の位置を修正する。
【0016】シート2の着床位置の確認後あるいは着床
位置の修正後は、各ロープ10,11,12,13を各
輸送船4,5のウインチ6,7,8,9より切り離し、
更に、各ロープ10,11,12,13の端末部に、指
標となるブイ(図示せず)を取付けて水面又は海面上に
各ロープ10,11,12,13の端部を浮上させて放
置する。
【0017】図3(a),(b)に前記シート2及び錘
3,3,3,3より成るメタンハイドレートガス採取装
置1によるメタンハイドレートガスの捕捉状態を示す。
【0018】同図に示すように、シート2の外周部側は
錘3,3,3,3又はアンカー等のシート沈設手段によ
って、メタンハイドレートの保持部14上に固定され
る。この状態では、シート2の中央側は、シート2の弛
みによって自由に浮上可能な状態であるから、シート2
の中央部側は、メタンハイドレートの保持部14から放
出されるメタンガスの浮力を受けて時間の経過とともに
次第に上昇し、最終的には図3に示す如きドーム状21
となる。
【0019】液化ガスの採取の際には、図3(b)に示
すように、メタンハイドレートの保持部14との間、好
ましくは、シート2内の中央部上部側に吸入口16を位
置させて、水底又は海底より水上又は海上に輸送管17
を延出しておき、そして、該輸送管17の端部に接続装
置18と、該接続装置18を水面又は海面に保持するた
めの第二の浮き19Aとを取付けて、水面又は海面に保
持しておけば、メタンハイドレートガスの採取時期に、
前記接続装置18を輸送船4,5の液化ガス設備22
(又は液化ガス輸送船の液化設備(冷凍装置)22)に
接続して採取されたメタンハイドレートガスを液化し
て、近隣のガス基地に輸送することになるが、この場合
に、前記輸送管17の設置をより良好にするには、図4
に示すように、予め、シート2の中央部に、水底又は海
底より水上又海上に延びる輸送管19を接続しておき、
該輸送管19の管端部に前記第2の浮き19Aと前記接
続装置18とを取り付けておいても良い。また、メタン
ハイドレートガスの自然放出を待たずに、放出を強制
し、一時期にメタンハイドレートガスを採取することも
可能である。この場合は、図5に示すように、前記シー
ト2の中央部に上記輸送管19と共に、予め、メタンハ
イドレートの保持部14を加熱してメタンハイドレート
ガスの放出を強制する温度の温水(水、又は海水)を供
給すべく温水の輸送管20を接続しておき、該温水の輸
送管20を通じてシート2とメタンハイドレートの保持
部14との間に、一定期間温水を連続的に供給してメタ
ンハイドレートの保持部14よりメタンハイドレートガ
スを強制的に放出させる。そして、シート2内にメタン
ハイドレートガスが採取された時期に、前記装置18を
介して前記ガスの輸送管19と輸送船の液化ガス設備2
2(液化ガス輸送船の液化ガス設備)とを接続して、採
取と共に液化を行う。もちろん、シート2の面積は、メ
タンハイドレートガスの大規模な噴出に対応する面積に
設定される。
【0020】図6及び図7は、前記シート2、骨材23
…、及び前記錘3…又はアンカー等の沈設手段より成る
他のメタンハイドレートガス採取装置1aを示し、予
め、前記シート2、骨材23、及び前記錘3…によりメ
タンハイドレートガスを回収するためのドーム24を構
築し、該ドームを前記輸送船(又は液化ガス輸送船)
4,5の各ウインチ6,7,8,9と各ロープ10,1
1,12,13により沈設する。この場合に、前記骨材
23…は、ステンレス(SUS304以上)、アルミニ
ウム合金(ジュラルミン等)等の不錆金属材の棒材又は
パイプより構成し、ドーム24の構築は、各骨材23…
によりドーム状、例えば、円錐状又は多角錐状の骨格を
構築した後、これらの骨格の内側又は外側に、内側又は
外側よりシート2を張設すると共に、骨格の底辺部に対
してコンクリートブロッの錘3…又はアンカーを取付け
て完了する。ドーム24からメタンハイドレートガスの
基地への輸送は、前述の如く、輸送船(又は液化ガス輸
送船)4,5により行い、ドーム24の沈設と、位置修
正は、前述の実施の形態と同様にして行う。
【0021】もちろん、図8及び図9に示すように、シ
ート2の中央部に、前記メタンハイドレートガスの輸送
管19を接続しておいて、このガスの輸送管19によ
り、前記輸送船(液化ガス輸送船)4,5の液化ガス設
備22にメタンハイドレートガスを輸送して液化しても
良く、また、図10及び図11に示すように、メタンハ
イドレートガスの輸送管19と共に、前記温水の輸送管
20を接続して、ドーム24内への連続的な温水の供給
により、メタンハイドレートの保持部14からのメタン
ハイドレートガスの放出を強制し、放出されたメタンハ
イドレートガスを上記と同様に液化設備22により液化
し、輸送してもよい。
【0022】なお、この実施の形態において、前記ドー
ム24の開口面積及び容積も、メタンハイドレートガス
の固定部14を突然のメタンハイドレートガスの噴出に
対応して予め設定される。
【0023】従って、この実施の形態にあっても、海底
の掘削なく、メタンハイドレートガスを良好に採集する
ことが可能となり、メタンハイドレートガスの大気放出
を規制することができる。なお、図3乃至図5に示すよ
うに、シート2の中央部にロープを介して浮き15を取
付け、該浮き15の浮力によりシート2の中央部を強制
的に水底又は海底側より水面又は海面側に引き上げるこ
とによってメタンハイドレートガスを採取するためのド
ーム状21を形成しても良い。然るときは、前記骨材2
3の削減あるいは廃止が可能となる。また、上記各実施
の形態において、前記シート2の錘3、アンカ等のシー
ト沈設手段とシート沈設手段との間には、余長部を形成
して、シート2の着床時に、この余長部がメタンハイド
レートガスの固定部14上に折り返した状態で着床させ
る構成とし、斯かる構成により、メタンハイドレートガ
スの漏出と、温水の漏出とを積極的に防止する構成
てもよい。
【0024】このように、本発明は本発明の精神を逸脱
しない限り種々の改変を為すことができ、そして本発明
が該改変された発明に及ぶことは当然である。
【0025】
【発明の効果】本発明は、海底又は水底に存在するメタ
ンハイドレートの保持部より発生するメタンハイドレー
トガスをシート内部に捕捉するために、該シートの両側
に錘等から成る沈設手段が配設されており、更に、該シ
ートの両側部位に輸送船が対峙して配船され、更に、該
輸送船にウインチが取付けられており、該ウインチに巻
回されるロープの端部を夫々前記沈設手段に接続し、そ
して、該ウインチの繰り出し操作によって該沈設手段を
沈降せしめることにより、シートは海底又は水底のメタ
ンハイドレートの保持部を効果的に覆うことが可能とな
る。依って、海底又は水底でメタンハイドレートガスの
捕捉が行われ、貴重なガス資源を大気に放出すること
なく採取できるとともに、メタンハイドレートガスの突
然の噴出にも対応することができる。更に又、前記シー
トはメタンハイドレート層が存在する水深の温度で十分
な可撓性を発揮できるフレキシブルシート材から成り、
或いは、シートはメタンハイドレートの保持部から放出
するメタンガスの浮力をうけてドーム状に膨拡できるよ
うに構成されているので、前記沈設手段によってメタン
ハイドレートの保持部を覆うとき、該シートはフレキシ
ブルに該ハイドレートの保持部上に順応して調整移動さ
れ乍ら、該メタンハイドレートの保持部を覆うことがで
きると共に該メタンハイドレートから放出するメタンガ
スの浮力により該シートはドーム状に膨拡して該シート
内に該メタンガスを効率良く捕捉することができる等、
正に著大なる効果を奏する発明である。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、メタンハイドレ
ートガス回収装置の沈設前の状態を示す平面図。
【図2】図1のメタンハイドレートガス回収装置の着床
前の状態を示す斜視図。
【図3】図1のメタンハイドレートガス回収装置による
メタンハイドレートガス採取状態を示す側面図。
【図4】図1のメタンハイドレートガス回収装置のシー
トに輸送管を接続してメタンハイドレートガスを採取す
る状態を示す側面図。
【図5】図1のメタンハイドレートガスの回収装置のシ
ートに温水を輸送する輸送管を接続した状態を示す側面
図。
【図6】シートに骨材を配設して予めドーム状に構成し
たメタンハイドレートガス採取装置の他の実施の形態を
示す斜視図。
【図7】骨材によりドーム状に構成したメタンハイドレ
ートガス採取装置のメタンハイドレートガスの採取状態
を示す側面図。
【図8】骨材によりドーム状に構成したメタンハイドレ
ートガス採取装置のメタンハイドレートガスの採取装置
において、メタンハイドレートガスの回収効率を向上す
るためにガスの輸送管を取り付けた状態を示す斜視図。
【図9】骨材によりドーム状に構成したメタンハイドレ
ートガス採取装置のメタンハイドレートガスの採取装置
にガスの輸送管を取り付けた場合のメタンハイドレート
ガスの採取状態を示す斜視図。
【図10】骨材によりドーム状に構成したメタンハイド
レートガス採取装置のメタンハイドレートガスの採取装
置にガスの輸送管の他に温水の輸送管を取り付けた
を示す斜視図。
【図11】骨材によりドーム状に構成したメタンハイド
レートガス採取装置のメタンハイドレートガスの採取装
置にガスの輸送管の他に温水の輸送管を取り付けた状態
を示す側面図。
【符号の説明】 メタンハイドレートガスの回収装置 1a メタンハイドレートガスの採取装置 2 シート 3 錘4,5 輸送船 6,7,8,9 ウインチ 10,11,12,13 ロープ 14 メタンハイドレートの保持部 21 ドーム状

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海底又は水底を所定範囲覆うシートを形
    成し、該シートを沈設手段により海底又は水底に展開
    し、該シートの展開領域でガス化したメタンの浮力によ
    るシート内における上昇・移動により該シート内にメタ
    ンハイドレートガスを捕捉するように形成されたメタン
    ハイドレートガスの採取方法に於いて、 前記沈設手段は
    前記シートの両側に対峙して配設されており、更に、
    送船を該シートの両側部位に対峙して配船し、且つ、夫
    々の輸送船にウインチを配設し、該ウインチに巻回され
    るロープの端部を夫々前記沈設手段に接続し、該ウイン
    チの繰り出し操作によって該沈設手段が沈降し、該シー
    トにて海底又は水底のメタンハイドレートの保持部を覆
    い、ガス化したメタンハイドレートガスを該シート内に
    捕捉できるように形成したことを特徴とするメタンハイ
    ドレートガスの採取方法。
  2. 【請求項2】 上記シートはメタンハイドレート層が存
    在する水深の温度で十分な可撓性を発揮するフレキシブ
    ルシート材にて形成されて成る請求項1記載のメタンハ
    イドレートガスの採取方法。
  3. 【請求項3】 上記シートはメタンハイドレートの保持
    部を覆うように沈設された後、該メタンハイドレートの
    保持部から放出されるメタンガスの浮力を受けてドーム
    状に膨拡できるように形成されて成る請求項1又は2記
    載のメタンハイドレートガスの採取方法。
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