JP7016077B2 - ガスハイドレート採掘装置および採掘方法 - Google Patents
ガスハイドレート採掘装置および採掘方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7016077B2 JP7016077B2 JP2018026339A JP2018026339A JP7016077B2 JP 7016077 B2 JP7016077 B2 JP 7016077B2 JP 2018026339 A JP2018026339 A JP 2018026339A JP 2018026339 A JP2018026339 A JP 2018026339A JP 7016077 B2 JP7016077 B2 JP 7016077B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- excavation
- gas hydrate
- earth
- layer
- sand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
Description
地盤を掘削するように構成された掘削機構と、
ガスハイドレート層が賦存する領域内の掘削地点に前記掘削機構を位置決めするように構成された位置決め機構と、
ガスハイドレートを回収するように構成された回収機構と、を備え、
前記掘削機構は、前記地盤を鉛直方向に掘削することにより発生する土砂を掘削坑内に存置したまま前記掘削地点における前記ガスハイドレート層を破砕し、前記破砕されたガスハイドレート層を撹拌することにより前記ガスハイドレート層に含まれるガスハイドレートを土砂から分離させ、
前記回収機構は、ガスハイドレートと土砂の比重の違いにより前記掘削坑内に浮上したガスハイドレートを回収することを特徴とする。
前記掘削機構は、ジェット水流を噴射することにより、前記破砕されたガスハイドレート層の撹拌を促進する撹拌促進部をさらに有してもよい。
前記撹拌促進部は、前記掘削坑の開口側に向けてジェット水流を噴射するようにしてもよい。
前記回収機構は、少なくとも前記掘削坑の開口を覆うドーム状の膜構造体を有してもよい。
前記位置決め機構は、
所定の方向に延在するガイドレール部と、
前記ガイドレール部を支持する支持部と、
前記所定の方向に沿って前記ガイドレール部の上を移動可能に設けられ、前記掘削機構を懸垂するワイヤーケーブルを巻き上げ、または巻き下げる移動懸垂部と、を有し、
前記掘削機構は、水平方向または鉛直方向に延びる回転軸を中心に回転する1つまたは複数のビットを有してもよい。
前記掘削機構は、トレンチカッターで構成され、
前記位置決め機構は、先端に前記トレンチカッターが設けられたクレーン部と、前記クレーン部の基端が取り付けられた支持部とを有してもよい。
前記位置決め機構を前記ガスハイドレート層が賦存する領域まで前記地盤の表面に沿って移動させる移動機構をさらに有してもよい。
地盤を掘削するように構成された掘削機構をガスハイドレート層が賦存する領域内の掘削地点に位置決めする工程と、
前記地盤を鉛直方向に掘削することにより発生する土砂を掘削坑内に存置したまま前記掘削地点における前記ガスハイドレート層を破砕し、前記破砕されたガスハイドレート層を撹拌することにより前記ガスハイドレート層に含まれるガスハイドレートを土砂から分離させる工程と、
ガスハイドレートと土砂の比重の違いにより前記掘削坑内に浮上したガスハイドレートを回収する工程と
を備えることを特徴とする。
図1および図2を参照して、本発明の第1の実施形態に係るメタンハイドレート採掘装置について説明する。
ここで、上記メタンハイドレート採掘装置1によるメタンハイドレートの採掘方法について説明する。
図3を参照して、第1の実施形態の変形例1に係るメタンハイドレート採掘装置について説明する。
図4を参照して、第1の実施形態の変形例2に係るメタンハイドレート採掘装置について説明する。
次に、図5を参照して、本発明の第2の実施形態に係るメタンハイドレート採掘装置について説明する。第2の実施形態と第1の実施形態との間の相違点の一つは、移動機構を備えることである。以下、相違点を中心に第2の実施形態について説明する。
次に、図6を参照して、本発明の第3の実施形態に係るメタンハイドレート採掘装置について説明する。第3の実施形態と第2の実施形態との間の相違点の一つは、掘削手段がビットではなく、トレンチカッター(チェーン式カッター)であることである。すなわち、掘削方式が立坑掘削方式ではなく、トレンチ(溝)掘削方式である。以下、相違点を中心に第3の実施形態について説明する。
10,10A 掘削機構
11 ビット
12 撹拌促進部
13 掘削促進部
14 高圧水供給管
17 トレンチカッター
17a 撹拌翼
20,20A,20B 位置決め機構
21 ガイドレール部
22,22A,22B 支持部
22a,22b,22c,22d 部材
23 移動懸垂部
24 ワイヤーケーブル
26 クレーン部
30,30B,30C 回収機構
31 膜構造体
32 回収管
33 吸引ポンプ
34 固定具
40 移動機構
HPW 高圧水
H 掘削坑
MHL メタンハイドレート層
PA 領域
Claims (8)
- 地盤を掘削するように構成された掘削機構と、
ガスハイドレート層が賦存する領域内の掘削地点に前記掘削機構を位置決めするように構成された位置決め機構と、
ガスハイドレートを回収するように構成された回収機構とを備え、
前記掘削機構は、前記地盤を鉛直方向に掘削することにより発生する土砂を掘削坑内に存置したまま前記掘削地点における前記ガスハイドレート層を破砕し、前記破砕されたガスハイドレート層を撹拌することにより前記ガスハイドレート層に含まれるガスハイドレートを土砂から分離させ、
前記回収機構は、ガスハイドレートと土砂の比重の違いにより前記掘削坑内に浮上したガスハイドレートを回収することを特徴とするガスハイドレート採掘装置。 - 前記掘削機構は、ジェット水流を噴射することにより、前記破砕されたガスハイドレート層の撹拌を促進する撹拌促進部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のガスハイドレート採掘装置。
- 前記撹拌促進部は、前記掘削坑の開口側に向けてジェット水流を噴射することを特徴とする請求項2に記載のガスハイドレート採掘装置。
- 前記回収機構は、少なくとも前記掘削坑の開口を覆うドーム状の膜構造体を有することを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のガスハイドレート採掘装置。
- 前記位置決め機構は、
所定の方向に延在するガイドレール部と、
前記ガイドレール部を支持する支持部と、
前記所定の方向に沿って前記ガイドレール部の上を移動可能に設けられ、前記掘削機構を懸垂するワイヤーケーブルを巻き上げ、または巻き下げる移動懸垂部と、を有し、
前記掘削機構は、水平方向または鉛直方向に延びる回転軸を中心に回転する1つまたは複数のビットを有することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のガスハイドレート採掘装置。 - 前記掘削機構は、トレンチカッターで構成され、
前記位置決め機構は、先端に前記トレンチカッターが設けられたクレーン部と、前記クレーン部の基端が取り付けられた支持部とを有することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のガスハイドレート採掘装置。 - 前記位置決め機構を前記ガスハイドレート層が賦存する領域まで前記地盤の表面に沿って移動させる移動機構をさらに有することを特徴とする請求項5または6に記載のガスハイドレート採掘装置。
- 地盤を掘削するように構成された掘削機構をガスハイドレート層が賦存する領域内の掘削地点に位置決めする工程と、
前記地盤を鉛直方向に掘削することにより発生する土砂を掘削坑内に存置したまま前記掘削地点における前記ガスハイドレート層を破砕し、前記破砕されたガスハイドレート層を撹拌することにより前記ガスハイドレート層に含まれるガスハイドレートを土砂から分離させる工程と、
ガスハイドレートと土砂の比重の違いにより前記掘削坑内に浮上したガスハイドレートを回収する工程と
を備えることを特徴とするガスハイドレート採掘方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018026339A JP7016077B2 (ja) | 2018-02-16 | 2018-02-16 | ガスハイドレート採掘装置および採掘方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018026339A JP7016077B2 (ja) | 2018-02-16 | 2018-02-16 | ガスハイドレート採掘装置および採掘方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019143309A JP2019143309A (ja) | 2019-08-29 |
JP7016077B2 true JP7016077B2 (ja) | 2022-02-04 |
Family
ID=67773102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018026339A Active JP7016077B2 (ja) | 2018-02-16 | 2018-02-16 | ガスハイドレート採掘装置および採掘方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7016077B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000282775A (ja) | 1999-03-29 | 2000-10-10 | Taiyo Kogyo Corp | メタンハイドレートガスの採取方法及び装置 |
JP2003193788A (ja) | 2001-12-27 | 2003-07-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガスハイドレート掘削回収方法及び掘削回収システム |
JP2014159710A (ja) | 2013-02-20 | 2014-09-04 | Nbl Technovator Co Ltd | メタンハイドレート生産設備 |
JP2016205074A (ja) | 2015-04-28 | 2016-12-08 | 信 成井 | 水底表層資源採取装置及び同採取方法 |
JP2016223073A (ja) | 2015-05-27 | 2016-12-28 | 三井造船株式会社 | 水底資源採集装置およびその制御方法 |
-
2018
- 2018-02-16 JP JP2018026339A patent/JP7016077B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000282775A (ja) | 1999-03-29 | 2000-10-10 | Taiyo Kogyo Corp | メタンハイドレートガスの採取方法及び装置 |
JP2003193788A (ja) | 2001-12-27 | 2003-07-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガスハイドレート掘削回収方法及び掘削回収システム |
JP2014159710A (ja) | 2013-02-20 | 2014-09-04 | Nbl Technovator Co Ltd | メタンハイドレート生産設備 |
JP2016205074A (ja) | 2015-04-28 | 2016-12-08 | 信 成井 | 水底表層資源採取装置及び同採取方法 |
JP2016223073A (ja) | 2015-05-27 | 2016-12-28 | 三井造船株式会社 | 水底資源採集装置およびその制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019143309A (ja) | 2019-08-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6857706B2 (en) | Mining method for steeply dipping ore bodies | |
US8313152B2 (en) | Recovery of bitumen by hydraulic excavation | |
US6688702B1 (en) | Borehole mining method | |
JP3945809B2 (ja) | 海底ガスハイドレート採掘方法及びシステム | |
US8584749B2 (en) | Systems and methods for dual reinjection | |
AU2017251750B2 (en) | Process for mining alluvial deposits | |
JP6679037B1 (ja) | 海底表層型塊状ハイドレートの採掘機及び呑吐式採掘方法 | |
CN110656947A (zh) | 海底基岩凸起段的掘进方法 | |
JP6432916B1 (ja) | メタンハイドレートの採掘方法 | |
JP2016205074A (ja) | 水底表層資源採取装置及び同採取方法 | |
Preene | Techniques and developments in quarry and surface mine dewatering | |
US20130127231A1 (en) | Hydraulic Mining System for Tabular Orebodies Utilising Directional Drilling | |
RU2529197C1 (ru) | Способ подземного захоронения буровых отходов | |
JP7016077B2 (ja) | ガスハイドレート採掘装置および採掘方法 | |
AU2014101074A4 (en) | Process for mining alluvial deposits | |
Zou et al. | Mechanical Underground Excavation in Rock | |
Wegerer et al. | Vertical Exploration Approach for Seafloor Massive Sulfide Deposits | |
Grunicke et al. | Overcoming rock squeeze and overbreak in a large diameter TBM excavation | |
NARCY | COGEMA Resources Inc., Saskatoon, Saskatchewan, Canada | |
Schwank | Cutter mining-a sustainable selective mining technology | |
Sunuwar | Challenges of shaft excavation in Nepal Himalaya: case study from hydropower projects | |
Schwank | Large size sampling tools for offshore exploration | |
Waterhouse et al. | An integration of hydrogeology and geotechnical engineering for the design of the tutupan coal mine t100 low wall, South Kalimantan, Indonesia | |
Uludag | A DIRECfJONAL DRILUNG TECHNIQUE FOR EXPLORA nON AND MINING OF DEEP ALLUVIAL DIAMONDS DEPOSITS | |
Gray | Hydraulic Sluiced Longwall Mining without Supports |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20180308 |
|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20180302 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220112 |