JP3305001B2 - 燃焼排ガス中の二酸化炭素と硫黄酸化物を除去する方法 - Google Patents
燃焼排ガス中の二酸化炭素と硫黄酸化物を除去する方法Info
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Description
SOx(硫黄酸化物)とCO2 (二酸化炭素)を除去す
る方法に関する。さらに詳しくは燃焼排ガスよりエネル
ギ効率よくSOxを除去すると共に、アルカノールアミ
ンのロスを極力抑えながらCO2 を回収し、最終処理ガ
ス中のSOx濃度を1ppm以下の高脱硫水準とするC
O2 とSOxを除去する方法に関する。
して、CO2 による温室効果が指摘され、地球環境を守
る上で国際的にもその対策が急務となってきた。CO2
の発生源としては化石燃料を燃焼させるあらゆる人間の
活動分野に及び、その排出抑制が今後一層重要となって
くる。これに伴い大量の化石燃料を使用する火力発電所
などの動力発生設備を対象に、ボイラの燃焼排ガスをア
ルカノールアミン水溶液等と接触させて燃焼排ガス中の
CO2 を回収する方法および回収されたCO2 を大気へ
放出することなく貯蔵する方法が精力的に研究されてい
る。
はあるものの、燃焼によりSOxやNOx(窒素酸化
物)などの汚染物質を発生させ、これらは大気汚染や酸
性雨の原因とされ、その排出基準が強化される傾向にあ
る。特に大量に化石燃料を消費する大都市やその周辺に
おいては、火力発電所、工場、自動車等からのSOxや
NOxの排出を総量で規制しようとする傾向にある。従
って、火力発電所を例にとるならば、既存の設備からの
排出規制の強化はもちろん、今後新設される設備におい
てはこれらの汚染物質の排出を極力抑えるか、あるいは
ほとんど排出しない程度の対策が講じたものでなけれ
ば、総量規制のため建設できないという事態になりつつ
ある。
式法や湿式法が提案されているが、石灰石(炭酸カルシ
ウム)粉末の水スラリにSOxを吸収させ、石こうにし
て回収するいわゆる湿式石灰−石こう法が代表的なもの
である。しかし、従来の湿式の石灰−石こう法により処
理された燃焼排ガスは、副生石こうに要求される純度や
吸収剤原料の石灰石(炭酸カルシウム)の経済的な使用
量及び排煙脱硫装置のエネルギ及びコスト面からの経済
性に制約されて、脱硫ガスのSOx濃度が数十ppmに
なる程度までにしか脱硫していないのが実状である。
を除去すると共にSOxなども極力除去するためには、
これらの既存の除去工程を組み合わせることが考えられ
る。しかし、前記のような脱硫レベルの処理ガスを後工
程の脱CO2 装置にて処理すると、脱CO2 と共に残存
するSOxもアルカノールアミンと反応(モノアミンで
は前者1モルに対し、後者が2モル結合する)し、脱S
Oxも達成されるものの、アルカノールアミンとSOx
の反応によって生成される生成物はアルカノールアミン
の再生工程によっても通常の条件下では再生が困難な安
定塩であり、脱CO2 工程の系内に徐々に蓄積されるの
で、最終的には排出工程により系外に排出され高価なア
ルカノールアミンのロスにつながる。例えば、50pp
mのSOxを含む燃焼排ガス10万m3 N/hの割合で
処理すると、アルカノールアミンとしてモノエタノール
アミン(MEA)を使用する場合、約270kg/hも
の高価なMEAがロスとなる。
3年1月22日付特許出願(特願平3−20304)で
「高性能排煙脱硫方法」を提案した。この方法によれ
ば、燃焼排ガス中のSOxを10ppm以下、特に条件
によっては1ppm以下にも脱硫することができ、しか
も副生する石こうも極めて純度の高いものである。
の脱硫法に代えて採用し、高度に脱硫された処理ガスを
脱CO2 装置にて処理すれば、アルカノールアミンのロ
スは減少し、しかも脱CO2 処理ガス中のSOxもほぼ
完全に除去することが可能である。しかし、前記のよう
な高性能排煙脱硫方法においても、処理ガス中のSOx
濃度を低く抑えるほど、それに要する動力(電力等のエ
ネルギ)の消費が大きくなるという傾向にある。
除去する燃焼排ガスの処理に関し、脱硫工程における消
費エネルギを抑え、かつ高価なアルカノールアミンのロ
スも抑えた方法が望まれている。
鑑み、燃焼排ガス中のSOxとCO2 を共に除去する方
法について鋭意検討した結果、燃焼排ガスを高性能脱硫
工程で特定のSOx濃度まで脱硫したのち、脱CO2 工
程で脱CO2 処理を行うことが特に有効であるとの知見
を得て、本発明を完成させることができた。
スを高性能脱硫工程により脱硫処理ガス中のSOx濃度
が5〜10ppmの範囲内になるように脱硫処理したの
ち、該脱硫処理ガスを脱CO2 工程によりアルカノール
アミン水溶液と接触させてCO2 を除去すると共に、脱
CO2 処理ガス中のSOxの濃度が1ppm以下となる
ようにSOxをも除去することを特徴とする燃焼排ガス
中のCO2 とSOxを除去する方法である。
としては、第1吸収塔と第2吸収塔とからなり、第1吸
収塔で燃焼排ガスと1%以下の炭酸カルシウムを含む石
こうスラリとを接触させ、その後第2吸収塔で1%以上
の炭酸カルシウムを含む石こうスラリと接触させる湿式
石灰−石こう法排煙脱硫工程が採用される。
程の一例を図1に示す。図1において、Aは石炭、ナフ
サ、重油などを燃料とするボイラであり、Bは脱硫工程
であり、触媒の存在下でアンモニアを注入して窒素酸化
物(NOx)を還元し、窒素と水に分解するものが例示
される。Cは電気集塵機等の集塵工程、Dは高性能脱硫
工程、Eは脱CO2 工程、Fは煙突である。
記本出願人の提案にかかる「高性能排煙脱硫方法」(特
願平3−20304号)に相当するものである。これを
図2に示す。
収塔201に導かれ、ポンプP1 、第1循環ライン20
5を介して第1ノズル203より噴霧される第1液溜2
09の吸収剤であるスラリS1 (1%以下の炭酸カルシ
ウムを含む石こうスラリ)と接触(例えば並流接触)さ
せられ、必要に応じて設けられた第1充填層207を通
過し、この間にスラリS1 中の炭酸カルシウムによって
脱硫されつつスラリS 1 と共に下降し、スラリS1 は第
1液溜209に貯留され、脱硫された排ガスは例えば第
1液溜209と第2液溜210を分割する分割板214
の上部空間を通って第2吸収塔202の方へ通過してい
く。
1,000ppmのSOxを含む燃焼排ガス200中の
SOxはスラリS1 中の炭酸カルシウムによって吸収除
去され、SOx濃度が数十ppm程度まで脱硫される。
この際、スラリS1 中の炭酸カルシウムは1%以下であ
るのでSOxの吸収後、第1循環ライン205に設けら
れた図示省略のスラリ抜き出しライン中の石こうの純度
は高いものとなる。その一方、スラリS1 中の炭酸カル
シウムはSOxを十分に吸収除去するに足る量が不足す
るので、例えば第1液溜209中のスラリS1 のpHを
pH計で測定しながら、後述のようにスラリS1 のpH
を調節することが必要である。
第2吸収塔202内で、ポンプP2、第2循環ライン2
06を介して第2ノズル204より噴霧される第2液溜
210の吸収剤であるスラリS2 (1%以上の炭酸カル
シウムを含むスラリ)と接触(例えば向流接触)させら
れ、必要に応じて設けられた第2充填層208を通過
し、この間にスラリS2 中の炭酸カルシウムによってさ
らに脱硫され、第1吸収塔201でSOx濃度数十pp
m程度まで脱硫された排ガスはSOx濃度10ppm以
下となり、最終的に脱硫排ガス250となって第2吸収
塔202外に排出される。この第2吸収塔は能力的には
処理ガス中のSOx濃度を1ppmまでも脱硫すること
も可能なものである。
スラリS2 は、吸収するSOxの絶対量は少ないので、
第2液溜210のスラリS2 中の炭酸カルシウム濃度の
減少は小さいが、次第に炭酸カルシウムの濃度は減少す
るので、第2液溜210にその減少に見合う炭酸カルシ
ウムを補給する。従って第2液溜210のスラリS2の
炭酸カルシウムの濃度は常に第1液溜209のスラリS
1 のそれより大であるので、該スラリS2 を、例えば移
送ライン211、コントロールバルブ212により第1
液溜209のスラリS1 のpH上昇用に使用し、第1吸
収塔201のスラリS1 の脱硫能力を維持するようにす
る。
2の排ガスの通路(図2の分割板214の上部空間)に
はデミスタ213を設けて排ガスに帯同する飛散ミスト
が第1吸収塔201より第2吸収塔202に流入するの
を防ぐようにすることが好ましい。
塔201で1%以下の炭酸カルシウムを含む石こうスラ
リで燃焼排ガスと接触させるのは、副生する石こうの純
度を高めるためである。スラリ中の炭酸カルシウム濃度
と副生石こうの純度との関係を示すと、前者が1.4
%、1.0%、0.6%、0.21%であるときに、後
者はそれぞれ93%、95%、97%、99%となる。
一般に石こう純度95%以上のものを得ることが好まし
いので、上記より第1吸収塔のスラリ中の炭酸カルシウ
ム濃度を1%以下とする。
S2 から副生石こうを採取するものではなく、排出され
る脱硫排ガス250のSOx濃度を可能な限り低減する
ために、吸収剤となる炭酸カルシウム濃度は高い方が望
ましいので、第2吸収塔202のスラリ中の炭酸カルシ
ウム濃度は1%以上とする。
は前記の通りであるが、この場合において脱硫レベルを
上げるほど、スラリの循環量を増す必要があり、ポンプ
等の稼働に必要な動力が増し、結果的に脱硫装置に必要
な消費電力は上昇する。
に脱硫工程で残存するSOxが脱CO2 工程においてア
ルカノールアミンと反応し、アルカノールアミンのロス
が多くなり好ましくない。従って本発明においては、脱
硫工程における脱硫レベルとして処理ガス中のSOx濃
度を5〜10ppmの範囲に設定することが重要であ
る。
硫工程により脱硫処理した後、脱CO2 工程によりアル
カノールアミン水溶液と接触させてCO2 を除去するこ
とにより、脱CO2 処理ガス中のSOxを濃度1ppm
以下に抑えることができる。
ミン水溶液としてはモノエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミン、メチルジエタノール
アミン、ジイソプロパノールアミン、ジグリコールアミ
ン等の水溶液、あるいはこれらの混合水溶液を挙げるこ
とができるが、通常モノエタノールアミン(MEA)水
溶液が好んで用いられる。
ールアミン水溶液、特にはMEA水溶液を用いて除去す
るプロセスは特に限定されないが、その一例について図
3によって説明する。図3では主要設備のみ示し、付属
設備は省略した。
2は下部充填部、303は上部充填部またはトレイ、3
04は脱CO2 塔燃焼排ガス供給口、305は脱CO2
燃焼排ガス排出口、306はMEA水溶液供給口、30
7は第1ノズル、308は第2ノズル、309は必要に
応じて設けられる燃焼排ガス冷却器、310はノズル、
311は充填部、312は加湿冷却水循環ポンプ、31
3は補給水供給ライン、314はCO2 吸収MEA水溶
液排出ポンプ、315は熱交換器、316はMEA水溶
液再生塔(以下、「再生塔」と略称)、317は第1ノ
ズル、318は下部充填部、319は再生加熱器(リボ
イラ)、320は上部充填部、321は還流水ポンプ、
322はCO2 分離器、323は回収CO2 排出ライ
ン、324は再生塔還流冷却器、325は第2ノズル、
326は再生塔還流水供給ライン、327は必要に応じ
て設けられる冷却器、328は燃焼排ガス供給ブロアで
ある。
は燃焼排ガス供給ブロア328により燃焼排ガス冷却器
309に押込められ、ノズル310からの加湿冷却水と
充填部311で接触して加湿冷却され、脱CO2 塔燃焼
排ガス供給口304を通って脱CO2 塔301へ導かれ
る。燃焼排ガスと接触した加湿冷却水は燃焼排ガス冷却
器309の下部に溜り、ポンプ312によりノズル31
0へ循環使用される。加湿冷却水は燃焼排ガスを加湿冷
却させることにより徐々に失われるので、補給水供給ラ
イン313により補充される。
ガスは第1ノズル307から供給される一定濃度のME
A水溶液と下部充填部302で向流接触させられ、燃焼
排ガス中のCO2 はMEA水溶液により吸収除去され、
脱CO2 燃焼排ガスは上部充填部303へと向う。脱C
O2 塔301に供給されるMEA水溶液はCO2 を吸収
し、その吸収による反応熱のため、MEA水溶液供給口
306における温度よりも高温となり、CO2 吸収ME
A水溶液排出ポンプ314により熱交換器315に送ら
れ、加熱され、再生塔316へ導かれる。再生されたM
EA水溶液の温度調節は熱交換器315あるいは必要に
応じて熱交換器315とMEA水溶液供給口306の間
に設けられる冷却器327により行うことができる。
ラ)319による加熱でMEA水溶液が再生され、熱交
換器315により冷却され脱CO2 塔301へ戻され
る。再生塔316の上部において、MEA水溶液から分
離されたCO2 は第2ノズル325より供給される還流
水と接触し、再生塔還流冷却器324により冷却され、
CO2 分離器322にてCO2 に同伴した水蒸気が凝縮
した還流水と分離され、回収CO2 排出ライン323よ
りCO2 回収工程へ導かれる。還流水の一部は還流水ポ
ンプ321で再生塔316へ還流され、他の一部は再生
塔還流水供給ライン326を経て脱CO2 塔301の上
部の第2ノズル308と供給される。
例示した高性能脱硫工程により処理された燃焼排ガスは
SOxを5〜10ppm含むものであるが、更に前記脱
CO 2 工程で処理されることにより、脱CO2 と共に、
残存するSOxも同時に、しかもほぼ完全に除去され
る。これは、前記のように脱CO2 工程で使用されるM
EA等のアルカノールアミンと残存SOxが反応するた
めであり、この反応によって再生塔316において通常
MEAが再生され得ない程度安定な塩が生じる。従っ
て、安定塩は徐々に脱CO2 工程系内に蓄積されるの
で、たとえば定期的に図3に記載省略の蓄積熱安定塩除
去装置(リクレーマ)を稼働させ、例えば再生塔316
の塔底液を処理する。塔底液はリクレーマにおいて、リ
ボイラ319による加熱温度(通常120℃前後)より
も高い温度(例えば135℃前後)で加熱されるので、
リクレーマよりMEAや水分は脱CO2 工程に戻される
が、安定塩はスラッジとなってリクレーマに濃縮され、
最終的には系外に除去される。
アミン分は回収されないので、脱CO2 工程においては
そのロス分を補給しなければならない。このような理由
から、脱CO2 工程にて処理される燃焼排ガス中のSO
x濃度はできるだけ小さく抑えることが好ましい。その
ため、前述のように脱CO2 工程の前に設けられる脱硫
工程で脱硫レベルを上げることは消費電力の増大につな
がる。
x濃度を10〜5ppmの範囲内に設定することによ
り、脱硫工程における消費電力の上昇を避けると共に、
脱CO 2 工程におけるアルカノールアミンのロスも最小
限に抑え、しかも脱CO2 工程を経た処理ガス中のSO
xは1ppm以下、すなわちほぼ完全に除去することが
可能である。
工程Bで除去されるが、通常完全には除去されない。残
存するNOxのうち、NO2 については前記脱CO2 工
程である程度除去されるので、本発明により、排出され
る処理ガス中のNOxの低減にも役立つことになる。
る。
の処理条件でSO2 濃度1,000ppmの燃焼排ガス
を処理した。その際の燃焼排ガス1,000,000N
m3 /h当たりの所要動力(電力)と処理ガス中のSO
2 濃度は表1の通りであった。
合:1.0重量%以下 第2吸収塔のスラリ固形成分中の炭酸カルシウムの割
合:1.0重量%以上 第1吸収塔における脱硫率:98% 第2吸収塔における脱硫率:95% 処理燃焼排ガス量:1,000,000Nm3 /h 処理燃焼排ガス温度:50℃ スラリ温度:50℃
して濡れ壁型吸収装置を用い、CO2 、酸素(O 2 )、
SO2 、NO2 の濃度を調製したガスとMEA水溶液の
接触吸収実験を行った。各試験に共通の実験条件は以下
の通りである。なお、供給ガス中のCO2とO2 濃度は
平均的なボイラ燃焼排ガス濃度に設定した。
た。上記表2から分かるように、SO 2 はMEA水溶液
に吸収されて、いずれも検出限界以下、すなわち1pp
m以下に抑えることができた。また、NO2 はいずれも
ほぼ20%の吸収率であった。また、CO2 の吸収率は
上記の通り、SO2 やNO2 の濃度に影響されないこと
も分かった。
により、燃焼排ガスを高性能脱硫工程でSOx濃度5〜
10ppmまで脱硫したのち、脱CO2 工程で脱CO2
処理を行うことにより、処理ガス中のSOxをほぼ完全
に除くことができた。その際、脱硫工程で消費される動
力および脱CO2 工程で失われるアルカノールアミンを
極力に抑えることができることとなった。
明図
図
Claims (1)
- 【請求項1】 SOxを含む燃焼排ガスを第1吸収塔と
第2吸収塔とからなり、第1吸収塔で燃焼排ガスと1%
以下の炭酸カルシウムを含む石こうスラリとを接触さ
せ、その後第2吸収塔で1%以上の炭酸カルシウムを含
む石こうスラリと接触させる湿式石灰−石こう法排煙脱
硫工程により脱硫処理ガス中のSOx濃度が5〜10p
pmの範囲内になるように脱硫処理したのち、該脱硫処
理ガスを脱CO2 工程によりアルカノールアミン水溶液
と接触させてCO2 を除去すると共に、脱CO2 処理ガ
ス中のSOxの濃度が1ppm以下となるようにSOx
をも除去することを特徴とする燃焼排ガス中のCO2 と
SOxを除去する方法。
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---|---|---|---|
JP04524492A JP3305001B2 (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 燃焼排ガス中の二酸化炭素と硫黄酸化物を除去する方法 |
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ID=12713849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP04524492A Expired - Lifetime JP3305001B2 (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 燃焼排ガス中の二酸化炭素と硫黄酸化物を除去する方法 |
Country Status (1)
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1992
- 1992-03-03 JP JP04524492A patent/JP3305001B2/ja not_active Expired - Lifetime
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