JP3303257B2 - 絶縁板に対する端子金具の液密植設構造とその植設方法 - Google Patents

絶縁板に対する端子金具の液密植設構造とその植設方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、密閉形コンデン
サその他密閉形電気部品の導電端子を絶縁体に液密的に
植設して使用するに好適な端子金具の絶縁板液密植設構
造とその植設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の端子植設構造を採用したものと
しては、従来、例えば実開昭55−105936号公報
記載のものが有った。この従来の技術は、硬質絶縁板と
ゴム板との重合板に端部中空で中央部に鍔を有するピン
状端子筒を挿通させるとともに、上記鍔部の周縁を前記
合成ゴム板にきつく食い込ませて気密、液密性を確保す
るように前記端子筒の下端を押潰してカシメ止めし、こ
のカシメ止め部の端部を直接または(菊)座金を介して
コンデンサ主体に電気的に接触させ、また端子筒の他端
中空部内に外部導線を挿入後その周縁における端子筒を
圧着工具などで押潰して端子筒他端と外部導線とを強固
に結合させてなるコンデンサの端子栓装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の技術
は、絶縁板の孔に外鍔付きのピン状端子金属筒を挿通
し、絶縁板から突出した端子筒部分を絶縁板に単に押し
潰してカシメ止めすることで前記端子金属筒を絶縁板に
植設しただけのものであり、絶縁板に対する端子筒の回
転止め部分がないので、端子筒に対し外部導体をねじ止
めする際に、肝心の端子筒がねじと共に回転してしま
い、外部導体を端子筒にねじ止め接続できないという本
質的かつ、重大な問題点が有る。
【0004】この他に、外面に回転止め用とした通常
「ローレット」と称しているルーレット(Roulet
te)を削設した端子金具を絶縁板にインサート成形に
より植設したものも従来周知であるが、この従来例で
は、端子金具と絶縁板との間に上記ルーレット等による
微小なスキマが生じてしまっているので、液密不完全で
あり、大容量電解コンデンサのような密閉形電気部品の
端子栓としては使用できないというような問題点が有
る。
【0005】この発明は、前記した各問題点を除去する
ために、絶縁板に形成した孔に延展性金属で作った外鍔
付きの端子金具をその鍔面に配したゴムリングまで挿通
し、前記端子金具の絶縁板からの突出部の周縁部分を押
しダイの孔縁でコキ広げカシメて鍔部を一体形成するこ
とで、絶縁板に液密性良く端子金具を植設すると共に、
この端子金具に外部導体をきつくねじ止め接続できるよ
うにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記したこの発明の目的
は、絶縁板の孔に外鍔付きの端子金具を挿通し、絶縁板
から突出した端子金具の突出部分を絶縁板にカシメ止め
することで、前記端子金具を絶縁板に植設するに当り、
プラスチック成形の硬質絶縁板に孔とこの孔に連接した
非円形の扁平凹所とを形成し、前記絶縁板の孔に前記凹
所輪郭形状の外鍔を有する延展性金属製の端子金具をそ
の外鍔内面に配したゴムリングまで挿通して外鍔を前記
扁平凹所内に納め、前記絶縁板から突出した端子金具突
出部の周縁部分をその平面輪郭よりも一回り小さい縦穴
を有する押しダイの穴縁で前記外鍔方向に押し削りコキ
広げカシメて絶縁板面に圧接した鍔部と成すことで、前
記外鍔を前記非円形扁平凹所に深く入り込ませて端子金
具の回り止めを施すと共に、前記ゴムリングを前記外鍔
と絶縁板とできつく挟んで圧縮し端子金具と絶縁板との
間を液密保持したことで達成できた。
【0007】また、絶縁板に透設した非円形の孔に、延
展性金属製で外鍔と前記孔輪郭部とを有する端子金具を
その外鍔内面に配したゴムリングを挟み前記孔輪郭部ま
で挿通して端子金具の回り止めを施してもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例について図
面を参照して説明する。先ず、この発明の第1の実施形
態は、図1および図2の(a)、(b)の各図に示すよ
うに、絶縁板1の孔2に外鍔4付きの端子金具5を挿通
し、絶縁板1から突出した端子部分を絶縁板1にカシメ
止めすることで図1のように前記端子金具5を絶縁板1
に植設するに当り、フェノール樹脂やポリフェニレンサ
ルファイド等のプラスチックで成形して作った絶縁板1
に図2の(a)のように孔2とこの孔に連接させた例え
ば角形や楕円形等の非円形の扁平凹所3とを形成し、前
記絶縁板1の孔2にアルミニウムや銅などを冷間鍛造や
鋳造して作った延展性金属製で上記凹所輪郭形状の外鍔
4付きの端子金具5をその外鍔内面に配したゴムリング
6まで図3のように挿通して外鍔4を前記扁平凹所3内
に浅く納め、外鍔4の外面に固定ダイDを当てがう。
【0009】次いで、図2(b)のように絶縁板1から
突出した端子金具5の突出部7の周縁部分7Aをその平
面輪郭よりも一回り小さい縦穴8を有し、油圧プレス機
等の周知手段で所定寸法だけ強力に動き、かつ、縦に二
つ割りして閉じた押しダイ9の予じめ位置合せした穴縁
で前記外鍔方向に図4、図5のように押し削りつつコキ
広げカシメて図6のように絶縁板面に圧接した圧接部1
1を有する鍔部10と成すことで、前記外鍔4を前記非
円形凹所3内に深く入り込ませて端子金具5の回り止め
を施せると共に、前記ゴムリング6を外鍔4で絶縁板1
に対しきつく圧接させて端子金具5と絶縁板1との間を
液密保持することができ、押しダイ9を開けるなどして
取り除けば、図1のような本発明による成品を得ること
ができる。
【0010】なお、図2の例では、扁平凹所3の輪郭を
四角形とした場合につき述べたが、扁平凹所3の輪郭形
状は、四角形の他に、六角形等の多角形状や楕円形とか
小判形等の非円形の凹所3であればよく、これら各形状
の凹所輪郭よりも僅かに小さい同形輪郭形状を有する外
鍔4を前記各種輪郭の凹所3内に入り込ませることで、
絶縁板1に対する端子金具5の回り止め(回転止め)を
実現できた。
【0011】また、図1中の符号7Bで示すものは、押
しダイ9の縦穴8の昇降を図3から図5までのようにガ
イドするパイロット突出部であり、さらに、図1中符号
n1で示すものは端子金具5のねじ孔n2 に螺着した雄
ねじであり、この雄ねじn1で外部導体Lを端子金具5
の例えば外鍔4の外面に対し、きつく締め付け、導通さ
せて使用できる。
【0012】このように本発明による端子金具の絶縁板
に対する液密植設構造とその植設方法とは、密閉形電気
部品の蓋板等として用いる硬質絶縁板1に孔2とこの孔
2に連接した非円形の扁平凹所3とを形成し、前記絶縁
板1の孔2に延展性金属で作った上記凹所輪郭形状の外
鍔4付きの端子金具5をその鍔面に配したゴムリング6
まで挿通して外鍔4を凹所3内に収め、前記端子金具5
の絶縁板突出部7の周縁部分7Aを押しダイ9の孔縁で
コキ広げカシメて鍔部10となすことで、非円形の外鍔
4を同じ非円形の凹所3内に入り込ませ定位して絶縁板
1に対し端子金具5を回り止め植設できたので、この端
子金具5に外部導体Lをきつくねじ止め接続することが
でき、大容量電解コンデンサ等の充放電所要電流の大き
い液密端子栓として、端子金具5の外鍔反対側端にスポ
ット溶接等により接続した他のリード片を介し密閉ケー
ス内のコンデンサ素子等に外部導体Lを導通性良く接続
使用できる。
【0013】また、この発明の第2の実施形態として
は、前記絶縁板1に図7の(a)、(b)のように透設
した角形等の非円形の孔2に、延展性金属製で任意輪郭
の外鍔と前記孔輪郭部5Aとを有する端子金具5をその
外鍔内面に配したゴムリングを挟み前記孔輪郭部5Aま
で上記各図のように挿通して端子金具5の回り止めを施
し、前記絶縁板1から突出した端子金具突出部7の周縁
部分7Aを前例と同様に図3から図6までの工程順序で
前記外鍔方向に押し削りコキ広げカシメて絶縁板面に圧
接した鍔部10と成すことで、前記端子金具5を図1に
示す前例と同様に絶縁板1に回り止め状態で植設できる
と共に、前記ゴムリング6を前記外鍔と絶縁板1とでき
つく挟んで圧接し端子金具と絶縁板との間を液密保持し
たこの発明の第2の形態例による絶縁板に対する端子金
具の液密植設構造とその植設方法とを実現できた。
【0014】なお、孔2の輪郭形状としては、上記の四
角形以外に、図7の(c)に示すように、回り止め用凹
部2Aを有する孔2や図7の(d)のような回り止め凸
部2Bを有する孔2とか、図7(e)のような長径部2
Cを有する楕円形や小判形等の非円形の孔2を採用する
ことができ、これら各種輪郭形状の非円形の孔2よりも
僅かに小さい同形輪郭形状の突条5Bや凹溝5Cなどを
有する端子金具5の孔輪郭部5Aを前記各種の非円形の
孔2に挿通させることで、絶縁板1に対して端子金具5
を回り止め状態で植設できた。そして、この例による端
子金具5にも、前記図1と同様に外部導体Lをねじ止め
接続して使用できる。
【0015】
【実施例】本発明の各実施形態例による前記端子金具5
を例えばコンデンサ素子等の内装電気部品の接続部に接
続する例としては、図8のように、鍔部10の外面に金
具5を通した孔明きリード片12を当てがい、ワッシャ
Wを介在して端子金具5を同図8の一点鎖線のように押
し潰し部7Cで潰し広げカシメすることで、端子金具5
の鍔部10の外面に上記リード片12をきつく圧接維持
して導通を確保できる。また、前記リード片12は、端
子金具5の端部に溶着部yで電気的または超音波式にス
ポット溶着してもよい。
【0016】さらに、本発明における請求項5と6の発
明のように、端子金具5のカシメ用突出部7の端部にパ
イロット突部7Bをそれぞれ前記各図のように突設した
場合には、この突部7Bを昇降する押しダイ9の縦穴8
のパイロットガイドとして兼用でき、端子金具5のカシ
メ用突出部7に対する押しダイ穴縁の位置合わせが容易
確実となった。なお、この例および前記各例では、押し
ダイ9が可動で、固定ダイDを固定して端子金具5の突
出部7を押しダイ9の穴縁で押し削りカシメ広げる例に
つき述べたが、押しダイ9を固定し、固定ダイDを可動
ダイとしても同効である。
【0017】
【発明の効果】この発明における請求項1と3の各発明
によれば、絶縁板1に孔2とこの孔に連接した非円形の
扁平凹所3とを形成し、前記絶縁板1の孔2に前記凹所
輪郭形状の外鍔4を有する延展性金属製の端子金具5を
その外鍔内面に配したゴムリング6まで挿通して外鍔4
を前記扁平凹所3内に納め、前記絶縁板1から突出した
端子金具突出部7の周縁部分7Aをその平面輪郭よりも
一回り小さい縦穴8を有する押しダイ9の穴縁で前記外
鍔方向に押し削りコキ広げカシメて絶縁板面に圧接した
鍔部10と成すことができたので、只一回のカシメ工程
で前記外鍔4を前記非円形扁平凹所3に深く入り込ませ
て端子金具5の回り止めを施せると共に、前記ゴムリン
グ6を前記外鍔4と絶縁板1とできつく挟んで圧縮し端
子金具と絶縁板との間を液密保持することができたとい
う第1の効果と、端子金具に外部導体Lをきつくねじ止
め接続使用できるという第2の効果とが有る。
【0018】また、本発明の請求項2と4の各発明によ
れば、絶縁板1に透設した非円形の孔2に、延展性金属
製で外鍔4と前記孔輪郭部5Aとを有する端子金具5を
その外鍔内面に配したゴムリング6を挟み前記孔輪郭部
5Aまで挿通して端子金具5の回り止めを施し、前記絶
縁板1から突出した端子金具突出部7の周縁部分7Aを
その平面輪郭よりも一回り小さい縦穴8を有する押しダ
イ9の穴縁で前記外鍔方向に押し削りコキ広げカシメて
絶縁板面に圧接した鍔部10と成すことができたので、
前記端子金具5の輪郭形状を多種類の非円形状の中から
任意に選んで採用でき、この端子金具5を絶縁板1に回
り止め状態で植設できたので、外部導体Lを端子金具5
にねじ止めできると共に、前記ゴムリング6を前記外鍔
4と絶縁板1とできつく挟んで圧接し端子金具と絶縁板
との間を液密保持できたという第1の効果と、絶縁板1
には端子金具の外鍔が入る扁平凹所を形成しないでも良
いという第2の効果が有る。
【0019】さらに、本発明における請求項5、6の各
発明によれば、前記諸効果に加えて、端子金具5のカシ
メ用突出部7の端部にパイロット突部7Bをそれぞれ前
記各図のように突設したので、この突部7Bを押しダイ
9の縦穴8のパイロットガイドピンとして使用でき、端
子金具5のカシメ用突出部7に対する押しダイ穴縁の位
置合わせが容易となったし、前記突部7Bを外部導体接
続部としても兼用できるという効果を付加できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の一例を示す縦断立面
【図2】本発明の第1の実施形態による絶縁板と端子金
具との関連状態の例を示す斜視図
【図3】図1に示す本発明品を得るための工程順序を示
す縦断立面図
【図4】図1に示す本発明品を得るための工程順序を示
す縦断立面図
【図5】図1に示す本発明品を得るための工程順序を示
す縦断立面図
【図6】図1に示す本発明品を得るための最終工程を示
す縦断立面図
【図7】本発明の第2の実施形態の要部の一例を示す斜
視図
【図8】本発明の実施例を示す縦断立面図
【符号の説明】
1 絶縁板 2 孔 2A 回り止め凹部 2B 回り止め凸部 2C 長径部 3 端子金具の回り止め用の絶縁板面の非円形扁平凹
所 4 端子金具の外鍔 5 端子金具 5A 端子金具の孔輪郭部 6 ゴムリング 7 絶縁板から突出した端子金具の突出部 7A 突出部の周縁部分 7B パイロット突出部 7C 押し潰し部 8 押しダイの縦穴 9 押しダイ 10 コキ広げカシメ形成した端子金具の鍔部 11 絶縁板に対する鍔面の圧接部 12 リード片 L 外部導体

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁板の孔に外鍔付きの端子金具を挿通
    し、絶縁板から突出した端子金具の突出部分を絶縁板に
    カシメ止めすることで、前記端子金具を絶縁板に植設し
    たものにおいて、絶縁板1に孔2とこの孔に連接した非
    円形の扁平凹所3とを形成し、前記絶縁板1の孔2に前
    記凹所輪郭形状の外鍔4を有する延展性金属製の端子金
    具5をその外鍔内面に配したゴムリング6まで挿通して
    外鍔4を前記扁平凹所3内に納め、前記絶縁板1から突
    出した端子金具突出部7の周縁部分7Aをその平面輪郭
    よりも一回り小さい縦穴8を有する押しダイ9の穴縁で
    前記外鍔方向に押し削りコキ広げカシメて絶縁板面に圧
    接した鍔部10と成すことで、前記外鍔4を前記非円形
    扁平凹所3に深く入り込ませて端子金具5の回り止めを
    施すと共に、前記ゴムリング6を前記外鍔4と絶縁板1
    とできつく挟んで圧縮し端子金具と絶縁板との間を液密
    保持した絶縁板に対する端子金具の液密植設構造。
  2. 【請求項2】 絶縁板の孔に外鍔付きの端子金具を挿通
    し、絶縁板から突出した端子金具の突出部分を絶縁板に
    カシメ止めすることで、前記端子金具を絶縁板に植設し
    たものにおいて、絶縁板1に透設した非円形の孔2に、
    延展性金属製で外鍔4と前記孔輪郭部5Aとを有する端
    子金具5をその外鍔内面に配したゴムリング6を挟み前
    記孔輪郭部5Aまで挿通して端子金具5の回り止めを施
    し、前記絶縁板1から突出した端子金具突出部7の周縁
    部分7Aをその平面輪郭よりも一回り小さい縦穴8を有
    する押しダイ9の穴縁で前記外鍔方向に押し削りコキ広
    げカシメて絶縁板面に圧接した鍔部10と成すことで、
    前記端子金具5を絶縁板1に回り止め状態で植設すると
    共に、前記ゴムリング6を前記外鍔4と絶縁板1とでき
    つく挟んで圧接し端子金具と絶縁板との間を液密保持し
    た絶縁板に対する端子金具の液密植設構造。
  3. 【請求項3】 絶縁板の孔に外鍔付きの端子金具を挿通
    し、絶縁板から突出した端子金具の突出部分を絶縁板に
    カシメ止めすることで、前記端子金具を絶縁板に植設す
    る方法において、絶縁板に孔とこの孔に連接した非円形
    の扁平凹所とを形成し、前記絶縁板の孔に前記凹所輪郭
    形状の外鍔を有する延展性金属製の端子金具をその外鍔
    内面に配したゴムリングまで挿通して外鍔を前記扁平凹
    所内に納め、前記絶縁板から突出した端子金具突出部の
    周縁部分をその平面輪郭よりも一回り小さい縦穴を有す
    る押しダイの穴縁で前記外鍔方向に押し削りコキ広げカ
    シメて絶縁板面に圧接した鍔部と成すことで、前記外鍔
    を前記非円形扁平凹所に深く入り込ませて端子金具の回
    り止めを施すと共に、前記ゴムリングを前記外鍔と絶縁
    板とできつく挟んで圧縮し端子金具と絶縁板との間を液
    密保持した絶縁板に対する端子金具の液密植設方法。
  4. 【請求項4】 絶縁板の孔に外鍔付きの端子金具を挿通
    し、絶縁板から突出した端子金具の突出部分を絶縁板に
    カシメ止めすることで、前記端子金具を絶縁板に植設す
    る方法において、絶縁板に透設した非円形の孔に、延展
    性金属製で外鍔と前記孔輪郭部とを有する端子金具をそ
    の外鍔内面に配したゴムリングを挟み前記孔輪郭部まで
    挿通して端子金具の回り止めを施し、前記絶縁板から突
    出した端子金具突出部の周縁部分をその平面輪郭よりも
    一回り小さい縦穴を有する押しダイの穴縁で前記外鍔方
    向に押し削りコキ広げカシメて絶縁板面に圧接した鍔部
    と成すことで、前記端子金具を絶縁板に回り止め状態で
    植設すると共に、前記ゴムリングを前記外鍔と絶縁板と
    できつく挟んで圧接し端子金具と絶縁板との間を液密保
    持した絶縁板に対する端子金具の液密植設方法。
  5. 【請求項5】 前記絶縁板1から突出した端子金具5の
    突出部7の端部に前記押しダイ9の縦穴8をガイドする
    パイロット突部7Bを突設してなる請求項1または2記
    載の絶縁板に対する端子金具の液密植設構造。
  6. 【請求項6】 前記絶縁板から突出した端子金具の突出
    部の端部に前記押しダイの縦穴をガイドするパイロット
    突部を突設してなる請求項3または4記載の絶縁板に対
    する端子金具の液密植設方法。
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