JP3302546B2 - 高炉用鉱石受金物の取り替え方法 - Google Patents

高炉用鉱石受金物の取り替え方法

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JP3302546B2 JP30654495A JP30654495A JP3302546B2 JP 3302546 B2 JP3302546 B2 JP 3302546B2 JP 30654495 A JP30654495 A JP 30654495A JP 30654495 A JP30654495 A JP 30654495A JP 3302546 B2 JP3302546 B2 JP 3302546B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉用鉱石受金物
の取り替え方法に係り、更に詳しくは、プレートライナ
により保護されていない、露呈した下部鉱石受金物を容
易に取り替えできる高炉用鉱石受金物の取り替え方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】高炉の炉口部上部には、ベルなどの炉頂
装入装置により炉内に分散された装入物が、炉壁耐火物
や鉄皮に衝突して磨耗するのを保護する、耐熱耐磨耗鋳
鋼製や耐熱耐磨耗鋳鉄製の鉱石受金物が周設されてい
る。図9に示すように、鉱石受金物100は、中空金物
101を上下8段、千鳥配列し、そのうち上部5段の中
空金物101の表面を、厚肉環状のプレートライナ10
2により保護したもので、炉口部の鉄皮103から内方
へ突出したリブ104に、それぞれ取付け金具105を
介して固着されている。プレートライナ102により保
護された中空金物101の上5段が上部鉱石受金物10
0a、その下3段が下部鉱石受金物100bである。図
外の炉頂装入装置から放射状に投下された装入物106
は、上部鉱石受金物100aを被うプレートライナ10
2および下部鉱石受金物100bに跳ね返って、炉内に
装入される。
【0003】このように、装入物106の装入時には、
多量の装入物106が鉱石受金物100の内周面に衝突
するので、その面の損傷は激しく、適当な時期に、鉱石
受金物100の出し入れが可能な吊り下げ用のマンホー
ルから、炉頂部に架設された図外のウインチを用いて、
プレートライナ102だけを取り替えていた。一方、露
呈された下部鉱石受金物100bの損傷部分は、例えば
特開昭57−98612号公報の「高炉の鉱石受金物補
修方法」の明細書中に記載されたもののように、ガス補
修マンテルの、損傷部分とは反対側にあるマンホールか
ら、長尺の耐火物吹き付けノズルを炉内に挿入し、その
ノズル先端から損傷部分に向かって、不定形耐火物を吹
き付けて補修していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の高炉
炉壁の補修方法では、このように下部鉱石受金物100
bの損傷部分を、長尺な耐火物吹き付けノズルから吹き
付けられた、耐磨耗性が乏しい不定形耐火物により補修
していたので、通常、2〜3ケ月の補修寿命しかなく、
定期的な補修が必要になるという問題点があった。そこ
で、新たに炉頂部に取り替え装置を配備することが考え
られるが、これでは補修作業が面倒でコスト高になると
いう問題点があり、実用的でない。本発明はかかる事情
に鑑みてなされたもので、補修寿命の延長、低コスト化
および補修作業性の向上が図れる高炉用鉱石受金物の取
り替え方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の高炉用鉱石受金物の取り替え方法は、炉口部上部
に周設された鉱石受金物のうち、プレートライナで保護
されている上部鉱石受金物より下側の下部鉱石受金物
が、周方向に交互配置される各複数の第1取り替え部と
第2取り替え部とに偶数割り付けされ、また前記下部鉱
石受金物が、該第1、2取り替え部毎に取り替えられる
高炉用鉱石受金物の取り替え方法であって、高炉の休風
後、前記上部鉱石受金物の最下段鉱石受金物内に、前記
上部鉱石受金物を下方から支える複数本の支持ピンを炉
外から差し込む工程と、前記支持ピンによる前記上部鉱
石受金物の落下防止状態で、前記下部鉱石受金物の各第
1取り替え部を、鉄皮の該当部分と共に炉外から切断し
て撤去する工程と、前記各第1取り替え部の撤去空隙
に、対応する新たな部分鉄皮および新たな第1取り替え
部を挿入して溶接する工程と、該各第1取り替え部の取
り替え後、前記下部鉱石受金物の各第2取り替え部を、
鉄皮の該当部分と共に炉外から切断して撤去する工程
と、前記各第2取り替え部の撤去空隙に、対応する新た
な部分鉄皮および新たな第2取り替え部を挿入して溶接
する工程とを備えるようにした。
【0006】
【作用】請求項1記載の高炉用鉱石受金物の取り替え方
法においては、高炉の休風後、鉱石受金物のうちの下部
鉱石受金物を取り替える際に、例えば上部鉱石受金物の
最下段鉱石受金物内に、複数本の支持ピンを差し込ん
で、下部鉱石受金物の取り替え中の上部鉱石受金物の落
下を防止し、この状態のまま、下部鉱石受金物の周方向
に配置された各第1取り替え部を鉄皮の該当部分と共に
炉外から切断して撤去後、新たな部分鉄皮と第1取り替
え部とを、その対応する撤去空隙内に挿入して溶接し、
それから同様の操作で、第2取り替え部の取り替えを行
なうので、炉況が安定する高炉のプロフィールを実現で
き、また寿命が長い下部鉱石受金物の補修が、比較的短
期間かつ低コストで行なえる。
【0007】
【発明の効果】請求項1記載の高炉用鉱石受金物の取り
替え方法においては、このように下部鉱石受金物を、周
方向に交互配置される各複数の第1取り替え部と第2取
り替え部とに偶数割り付けし、これらの第1、2取り替
え部毎に下部鉱石受金物を取り替えるようにしたので、
従来のような、損傷部分に炉内から不定形耐火物を吹き
付けるという、応急的な補修方法ではなく、損傷した下
部鉱石受金物の全体交換ができるので、補修寿命を延長
でき、しかもこの長寿命の補修が、比較的短期間かつ低
コストにできる。
【0008】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1(a)は本発明の一実
施の形態に係る高炉用鉱石受金物の取り替え方法におけ
る下部鉱石受金物の第1取り替え部の撤去状態を示す要
部拡大縦断面図、図1(b)は同新しい第1取り替え部
の取付け状態を示す要部拡大縦断面図、図2は同支持ピ
ンの使用状態を示す要部拡大横断面図、図3(a)は同
下部鉱石受金物の取り替え前の状態を示す高炉上側の縦
断面図、図3(b)は同第1取り替え部の撤去状態を示
す高炉上側の縦断面図、図4(a)は同新たな第1取り
替え部の取付け状態を示す高炉上側の縦断面図、図4
(b)は同第2取り替え部の撤去状態を示す高炉上側の
縦断面図、図5は同第2取り替え部の取付け状態を示す
高炉上側の縦断面図、図6(a)は同下部鉱石受金物の
第1取り替え部と第2取り替え部との偶数割り付け状態
を示す概略横拡大断面図、図6(b)は同第1取り替え
部の撤去状態を示す概略横拡大断面図、図6(c)は同
第1取り替え部の撤去空隙への新たな鉄皮部分の溶接作
業状態を示す概略横拡大断面図、図7(a)は同第1取
り替え部の撤去空隙への新たな第1取り替え部の取付け
状態を示す概略横拡大断面図、図7(b)は同第2取り
替え部の撤去状態を示す概略横拡大断面図、図8(a)
は同第2取り替え部の撤去空隙への新たな部分鉄皮の溶
接作業状態を示す概略横拡大断面図、図8(b)は同第
2取り替え部の撤去空隙への新たな第2取り替え部の取
付け状態を示す概略横拡大断面図である。
【0009】図3に示すように、本発明の一実施の形態
に係る高炉用鉱石受金物の取り替え方法が適用された高
炉10は、容量1000m3 の小型高炉である。図1
(a)に示すように、鉱石受金物11は、高炉10の炉
口部10aの上部を構成しており、中空金物12を上下
8段、千鳥配列し、そのうち上部5段の中空金物12の
表面を、厚肉環状のプレートライナ13により保護して
いる。鉱石受金物11は、炉口部10aの鉄皮14から
内方へ突出したリブ15に、それぞれ上下一対の取付け
金具16を介して固着されている。プレートライナ13
により保護された中空金物12の上5段が上部鉱石受金
物17、その下3段が下部鉱石受金物18である。図外
の炉頂装入装置から放射状に投下された装入物は、上部
鉱石受金物17を被うプレートライナ13および下部鉱
石受金物18に跳ね返って、炉内に装入される。なお、
図1(a)において符号19は冷却盤、符号20はステ
ーブである。以下、図3〜8に示す各作業工程に従っ
て、下部鉱石受金物18の取り替え方法を詳細に説明す
る。
【0010】図6(a)に示すように、予め鉱石受金物
11のうち、プレートライナ13で保護されている上部
鉱石受金物17より下側の下部鉱石受金物18を、周方
向に交互配置される各4つの第1取り替え部21と第2
取り替え部22とに偶数割り付けする(図3(a)も参
照)。次いで、図1(a)に示すように、高炉10の休
風後上部鉱石受金物17の最下段鉱石受金物内に、上部
鉱石受金物17を下方から支える支持ピン23を、各第
1、2取り替え部21、22毎に3本ずつ、合計24
本、炉外から差し込む。その差し込み方法は、外部より
ドリルを用いて、各第1、2取り替え部21、22の該
当する鉄皮部分14a、14c(図6(a)も参照)か
ら、上部鉱石受金物17の5段目の中空金物12の内部
に向かって3本の貫通孔24を形成し、各貫通孔24に
支持ピン23を差し込むものである(図2も参照)。
【0011】続いて、図3(b)、図6(b)に示すよ
うに、各支持ピン23による上部鉱石受金物17の落下
防止状態で、下部鉱石受金物18の各第1取り替え部2
1を、炉口部10aの鉄皮14のうちの該当する部分鉄
皮14aと共に炉外から、例えば幅切りして撤去する。
前述したように、鉱石受金物11は、上下8段の中空金
物12を千鳥配列したものであり、その切断に際して
は、例えばはつり器具により中空金物12間の隙間をは
つったり、隣の第2取り替え部22に跨がる部分は、溶
接用のバーナーを用いて溶断したりして切断する。な
お、切断範囲は、下部鉱石受金物18直下の上下2段の
冷却盤19を含める。また、図3(b)に示すように、
第1取り替え部21の撤去は、炉口部10a外部の作業
床25に垂設された引き出しウインチ26により引き出
すことにより行なわれる。その後、炉外側のホイストク
レーン27により吊り上げられて撤去される。
【0012】次に、図4(a)、図6(c)に示すよう
に、各第1取り替え部21の撤去空隙28に、炉外より
新たな部分鉄皮14bを溶接した後、炉内側のホイスト
クレーン27aを用いて、ガス補修マンテル29の補修
孔30から吊り込まれた新たな第1取り替え部31を炉
内から挿入し、それを部分鉄皮14bに溶接する(図7
(a)参照)。図1(b)に示すように、新たな第1取
り替え部31は、冷却水の配管を内蔵するステーブ型の
水冷金物32と、この水冷金物32を収納して、炉心側
の面にプレートライナ33が配置されている。撤去空隙
28に新たな第1取り替え部31が収められると、プレ
ートライナ33は、上部鉱石受金物17用のプレートラ
イナ13の表面と面が揃う。実装時、図外の炉頂装入装
置から装入された高炉装入物は、プレートライナ33に
衝突して跳ね返るので、水冷金物32が高炉装入物によ
り疵つくのを防止できる。
【0013】続いて、図4(b)、図7(b)に示すよ
うに、下部鉱石受金物18の各第2取り替え部22を、
鉄皮14の該当部分である部分鉄皮14cと共に炉外か
ら切断して撤去する。第2取り替え部22は、炉口部1
0a外部の作業床25に垂設された引き出しウインチ2
6により引き出される。その後、炉外側のホイストクレ
ーン27により吊り上げられて撤去される。次に、図
5、図8(a)に示すように、各第2取り替え部22の
撤去空隙34に、炉外より新たな部分鉄皮14dを溶接
した後、炉内側のホイストクレーン27aを用いて、ガ
ス補修マンテル29の補修孔30から吊り込まれた新た
な第2取り替え部35を炉内から挿入して、部分鉄皮1
4bに溶接する(図7(a)参照)。なお、新たな第2
取り替え部35は、前記新たな第1取り替え部31と、
同じ構造のものである。こうして、損傷部分を含む旧い
下部鉱石受金物18が、新しい下部鉱石受金物18aに
取り替えられる。この新しい下部鉱石受金物18aと、
旧い上部鉱石受金物17とにより、新しい鉱石受金物1
1aが構成される。
【0014】このように、下部鉱石受金物18を、周方
向に交互配置される各4つの第1取り替え部21と第2
取り替え部22とに偶数割り付けし、これらの第1、2
取り替え部21、22毎に下部鉱石受金物18を取り替
えるようにしたので、従来技術の欄で説明したような、
長尺な耐火物吹き付けノズルを用いて、損傷部分に炉内
から不定形耐火物を吹き付けるという、応急的な補修方
法ではなく、損傷した下部鉱石受金物18の全体交換が
できるので、炉況が安定する高炉のプロフィールを実現
でき、また補修寿命が延長され、しかもこの長寿命の補
修が、比較的短期間かつ低コストにできる。
【0015】以上、本発明の一実施の形態を示したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、要旨を逸脱し
ない範囲での設計の変更があっても本発明に含まれる。
例えば、各支持ピンは、実施の形態のように、第2取り
替え部の取り替え後に抜き取らなくても良いし、抜き取
ってもよい。また、実施の形態では、新たな第1、2取
り替え部として、ステーブ型の水冷金物を示したが、こ
れに限定しなくてもよい。さらに、実施の形態では、下
部鉱石受金物を、周方向に交互配置される各4つの第1
取り替え部と第2取り替え部とに割り付けたが、これに
限定しなくても、例えば第1、2取り替え部を、各々4
つを除く2つ以上の偶数割り付けにしてもよい。さらに
また、実施の形態では、下部鉱石受金物の取り替えにあ
たって、下部鉱石受金物を、その直下に配置された冷却
盤と共に取り替えるようにしたが、これに限定しなくて
も、例えば下部鉱石受金物だけを取り替えてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施の形態に係る高炉用鉱石
受金物の取り替え方法における下部鉱石受金物の第1取
り替え部の撤去状態を示す要部拡大縦断面図である。 (b)同新たな第1取り替え部の取付け状態を示す要部
拡大縦断面図である。
【図2】同支持ピンの使用状態を示す要部拡大横断面図
である。
【図3】(a)は同下部鉱石受金物の取り替え前の状態
を示す高炉上側の縦断面図であり、(b)は同第1取り
替え部の撤去状態を示す高炉上側の縦断面図である。
【図4】(a)は同新たな第1取り替え部の取付け状態
を示す高炉上側の縦断面図であり、(b)は同第2取り
替え部の撤去状態を示す高炉上側の縦断面図である。
【図5】同第2取り替え部の取付け状態を示す高炉上側
の縦断面図である。
【図6】(a)は同下部鉱石受金物の第1取り替え部と
第2取り替え部との偶数割り付け状態を示す概略横拡大
断面図、(b)は同第1取り替え部の撤去状態を示す概
略横拡大断面図、(c)は同第1取り替え部の撤去空隙
への新たな部分鉄皮の溶接作業状態を示す概略横拡大断
面図である。
【図7】(a)は同第1取り替え部の撤去空隙への新た
な第1取り替え部の取付け状態を示す概略横拡大断面
図、(b)は同第2取り替え部の撤去状態を示す概略横
拡大断面図である。
【図8】(a)は同第2取り替え部の撤去空隙への新た
な鉄皮部分の溶接作業状態を示す概略横拡大断面図、
(b)は同第2取り替え部の撤去空隙への新たな第2取
り替え部の取付け状態を示す概略横拡大断面図である。
【図9】従来手段に係る下部鉱石受金物の損傷状態を示
す要部拡大縦断面図である。
【符号の説明】
10:高炉、10a:炉口部、11:鉱石受金物、11
a:鉱石受金物、12:中空金物(鉱石受金物)、1
3:プレートライナ、14:鉄皮、14a:部分鉄皮、
14b:新たな部分鉄皮、14c:部分鉄皮、14d:
新たな部分鉄皮、15:リブ、16:取付け金具、1
7:上部鉱石受金物、18:下部鉱石受金物、18a:
下部鉱石受金物(水冷式鉱石受金物)、19:冷却盤、
20:ステーブ、21:第1取り替え部、22:第2取
り替え部、23:支持ピン、24:貫通孔、25:作業
床、26:引き出しウインチ、27:ホイストクレー
ン、27a:ホイストクレーン、28:撤去空隙、2
9:ガス補修マンテル、30:補修孔、31:新たな第
1取り替え部、32:水冷金物、33:プレートライ
ナ、34:撤去空隙、35:新たな第2取り替え部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小脇 幸男 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新日本製鐵株式会社 機械・プラント事 業部内 (72)発明者 深水 恒美 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新日本製鐵株式会社 機械・プラント事 業部内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21B 7/18 - 7/20 F27D 1/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉口部上部に周設された鉱石受金物のう
    ち、プレートライナで保護されている上部鉱石受金物よ
    り下側の下部鉱石受金物が、周方向に交互配置される各
    複数の第1取り替え部と第2取り替え部とに偶数割り付
    けされ、また前記下部鉱石受金物が、該第1、2取り替
    え部毎に取り替えられる高炉用鉱石受金物の取り替え方
    法であって、 高炉の休風後、前記上部鉱石受金物の最下段鉱石受金物
    内に、前記上部鉱石受金物を下方から支える複数本の支
    持ピンを炉外から差し込む工程と、 前記支持ピンによる前記上部鉱石受金物の落下防止状態
    で、前記下部鉱石受金物の各第1取り替え部を、鉄皮の
    該当部分と共に炉外から切断して撤去する工程と、 前記各第1取り替え部の撤去空隙に、対応する新たな部
    分鉄皮および新たな第1取り替え部を挿入して溶接する
    工程と、 該各第1取り替え部の取り替え後、前記下部鉱石受金物
    の各第2取り替え部を、鉄皮の該当部分と共に炉外から
    切断して撤去する工程と、 前記各第2取り替え部の撤去空隙に、対応する新たな部
    分鉄皮および新たな第2取り替え部を挿入して溶接する
    工程とを備えたことを特徴とする高炉用鉱石受金物の取
    り替え方法。
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