JP3302172B2 - 情報処理方法及びシステム - Google Patents

情報処理方法及びシステム

Info

Publication number
JP3302172B2
JP3302172B2 JP8564694A JP8564694A JP3302172B2 JP 3302172 B2 JP3302172 B2 JP 3302172B2 JP 8564694 A JP8564694 A JP 8564694A JP 8564694 A JP8564694 A JP 8564694A JP 3302172 B2 JP3302172 B2 JP 3302172B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing operation
information processing
processing
information
recorded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8564694A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07271730A (ja
Inventor
章友 佐々木
淳 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8564694A priority Critical patent/JP3302172B2/ja
Priority to EP95301148A priority patent/EP0670550B1/en
Priority to DE69510251T priority patent/DE69510251T2/de
Priority to US08/393,909 priority patent/US5894585A/en
Publication of JPH07271730A publication Critical patent/JPH07271730A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3302172B2 publication Critical patent/JP3302172B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスクの
ような可搬性のある記録媒体を利用し、複数台の情報処
理装置で同一性の必要のあるファイル等に対する処理操
作を行う場合の情報処理方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ネットワークで接続されない
複数台の情報処理装置毎に同一性の必要なファイルが存
在し、その複数台の情報処理装置に跨がって、その同一
性の必要なファイルに対する処理操作を行う場合、次の
ような方式を採用していた。 (1)フロッピーディスクのような、自由に接続や運搬
のできる記録媒体上にファイルを置き、ファイルに対す
る処理操作を行う度に前記記録媒体を情報処理装置に接
続し、その記録媒体上のファイルを直接利用してファイ
ルに対する処理操作を行う(以下、第1従来例とい
う)。 (2)例えば、2台の情報処理装置で同一性の必要のあ
るファイルに対する処理操作を行う場合、第1の情報処
理装置で行っている処理操作の続きを第2の情報処理装
置で行う際、第1の情報処理装置の外部記憶装置等によ
り、接続や運搬のできる記録媒体にファイルを記録し、
その記録媒体を第2の情報処理装置に接続し、ファイル
を第2の情報処理装置の外部記憶装置等に記録した後、
ファイルに対する処理操作を行う(以下、第2従来例と
いう)。
【0003】このような状況は、職場や学校等で行った
情報処理装置でのファイル等に関する処理操作の続きを
自宅や外出先で行う場合等に発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た第1従来例にあっては、自由に接続や運搬のできる記
録媒体は、記録速度や読み込み速度が遅いか、または信
頼性が少ない場合が多く、また、アプリケーションソフ
トウエアによっては、その記録媒体上で処理操作を行え
ない場合があるため、上述した第2従来例が用いられて
きた。
【0005】この第2従来例にあっては、異なる情報処
理装置を使用する度に、運搬可能な記録媒体にファイル
を記録して運搬し、異なる情報処理装置の外部記憶装置
に記録することになる。この時、ファイルの数が少なけ
れば、どのファイルに対して処理操作を行ったか等の管
理が行いやすく、記録するファイルの選択を行い易い
が、ファイルの数が多くなると、記録するファイルの選
択が複雑になり、変更処理操作を行ったファイルを記録
媒体に記録することを忘れてしまう虞が多分にあり、フ
ァイルの同一性が保てなくなるという問題点があった。
【0006】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、複数台の情報処理装置に存在するファイ
ル等の同一性を保つことができる情報処理方法及びシス
テムを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の情報処理方法は、ネットワ
ークに接続することなく情報の交換が可能な複数の情報
処理装置間でデータの同期をとる情報処理方法であっ
て、データに対して行った処理操作内容を、処理操作を
行った情報処理装置の識別情報と共に運搬可能な記録媒
体に記録し、前記運搬可能な記録媒体に記録された処理
操作を行う場合、処理操作を行う情報処理装置の識別情
報を読み出し、前記読み出した識別情報と前記運搬可能
な記録媒体に識別情報と共に記録された処理操作内容に
基づいて前記データに対する処理操作を行うことを特
徴とする。また、上記目的を達成するために本発明の請
求項2に記載の情報処理方法は、請求項1に記載の情報
処理方法において、前記運搬可能な記録媒体に記録され
た情報処理装置の識別情報及び前記データに対して行っ
た処理操作内容と共に記録された情報処理装置の識別情
報を基に、前記運搬可能な記録媒体に記録された処理操
作内容を消去することを特徴とする。また、上記目的を
達成するために本発明の請求項3に記載の情報処理シス
テムは、ネットワークに接続することなく情報の交換が
可能な複数の情報処理装置に記憶された同一のデータ
ついて、運搬可能な記録媒体を利用して同期をとる情報
処理システムであって、前記データに対して処理操作を
行う第1の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置に
より行われた処理操作内容を前記第1の情報処理装置の
識別情報と共に記録する運搬可能な記録媒体と、前記
搬可能な記録媒体に記録された処理操作内容第2の情
報処理装置に記憶された前記データに対して行う場合に
前記第2の情報処理装置の識別情報を読み出す読み出し
手段と、前記読み出し手段により読み出され前記第2
の情報処理装置の識別情報と識別情報と共に記録され
た処理操作内容に基づいて前記データに対して処理操作
を行う操作手段とを有し、前記読み出し手段と前記操作
手段は、前記第2の情報処理装置を構成することを特徴
とする。更に、上記目的を達成するために本発明の請求
項4に記載の情報処理システムは、請求項3に記載の情
報処理システムにおいて、前記運搬可能な記録媒体に
録された前記第1の情報処理装置の識別情報及び前記
1の情報処理装置により行われた処理操作内容と共に記
録された前記第1の情報処理装置の識別情報を基に
運搬可能な記録媒体に記録された処理操作内容を消去
する消去手段を有することを特徴とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0011】(第1実施例)まず、本発明の第1実施例
を図1乃至図4に基づき説明する。図1は、本発明の第
1実施例を適応し得る第1の情報処理装置の構成を示す
ブロック図であり、同図中、1は第1の情報処理装置
で、本装置1全体を制御するCPU(Central
Processing Unit;中央処理装置)10
1を備えている。このCPU101には、メモリバス1
02を介してROM(Read Only Memor
y;読出し専用メモリ)103、RAM(Random
Access Memory;読み書き可能メモリ)
104、VRAM(VideoRandom Acce
ss Memory)105が接続され、該VRAM1
05にディスプレイ(表示手段)106が接続されてい
る。
【0012】メモリバス102は、CPU101とRO
M103やRAM104やVRAM105との間でデー
タを送受するために用いるものである。ROM103
は、本装置1のOS(Operating Syste
m;オペレーティング・システム)等をローディングす
るためのプログラムを格納するものである。RAM10
4は、本装置1のOS、実行プログラムや実行データ等
を格納するものである。VRAM105上にディスプレ
イ106に表示するための図や絵等のビットマップイメ
ージが転送される。ディスプレイ106は、CRT(C
athode Ray Tube;陰極線管)やLCD
(Liquid Crystal Display;液
晶表示器)等からなり、該ディスプレイ106に、VR
AM105上に展開された情報が表示されるものであ
る。
【0013】メモリバス102には、I/O(入出力)
バス107を介してキーボード(入力手段)108、マ
ウス(入力手段)109及び外部記憶装置110が接続
されている。IOバス107は、キーボード108、マ
ウス109及び外部記憶装置110等のI/O装置とデ
ータを送受するために用いるものである。キーボード1
08は、各種の情報を入力するための多数のキー(図示
省略)を備えている。マウス109は、座標情報を入力
するものである。外部記憶装置110は、ハードディス
ク等からなり、本装置1のOS、実行プログラムや実行
データの保存やスワップデバイス等として使用するもの
である。
【0014】図2は、本発明の第1実施例を適応し得る
第2の情報処理装置の構成を示すブロック図であり、同
図中、2は第2の情報処理装置で、本装置2全体を制御
するCPU201を備えている。このCPU201に
は、メモリバス202を介してROM203、RAM2
04、ディスプレイ205、キーボード206及び外部
記憶装置207が接続されている。
【0015】メモリバス202は、CPU201とRO
M203やRAM204との間でデータを送受するため
に用いるものである。ROM203は、本装置1のOS
等をローディングするためのプログラムを格納するもの
である。RAM204は、本装置1のOS、実行プログ
ラムや実行データ等を格納するものである。ディスプレ
イ205は、CRTやLCD等からなり、該ディスプレ
イ205に情報が表示されるものである。キーボード2
06は、各種の情報を入力するための多数のキー(図示
省略)を備えている。外部記憶装置207は、ハードデ
ィスク等からなり、本装置1のOS、実行プログラムや
実行データの保存やスワップデバイス等として使用する
ものである。
【0016】図3は、第1及び第2の情報処理装置1,
2により同一性の必要のあるファイルに対する処理操作
を行う場合を示す外観図である。同図において、図1及
び図2と同一部分については、同一符号を付してある。
尚、図3中、111は第1の情報処理装置1の情報処理
装置本体で、該情報処理装置本体111内にCPU10
1、ROM103、RAM104及び外部記憶装置11
0等が格納されている。また、図3において、第2の情
報処理装置2は、ディスプレイ205及びキーボード2
06等が、CPU201、ROM203、RAM204
及び外部記憶装置207等を格納した情報処理装置本体
と一体となった構成とされている。更に、図3におい
て、3はフロッピーディスク等の運搬可能な記録媒体で
ある。
【0017】図3において、あるファイルに対する処理
操作を第1及び第2の情報処理装置1,2で行っている
とする。この時、ファイルは複数あっても構わない。こ
の2台の第1及び第2の情報処理装置1,2は、ネット
ワークやシリアルライン等を介して接続されておらず、
ファイル等のデータの受け渡しは、運搬可能なフロッピ
ーディスク等の記録媒体3を介して行っている。
【0018】以下、第1の情報処理装置1によって、あ
るファイルに対する処理操作を行い、その処理操作の続
きを第2の情報処理装置2で行う場合を例とした動作
を、図4に基づき説明する。図4は、本発明の第1実施
例を適応し得る第1及び第2の情報処理装置の動作を示
すフローチャートである。
【0019】第1及び第2の情報処理装置1,2に存在
するファイル(作業ファイル)の内容が同一であるとす
る。まず、ステップS401で第1の情報処理装置1を
起動すると、次のステップS402でCPU101は、
ログファイルが設定されているか否かを判別する。ここ
では、以前にファイルの変更処理操作が行われなかった
から、ログファイルは設定されておらず、従って、前記
ステップS402での判別結果は否定(NO)となり、
次のステップS403へ進んでキーボード108からの
キー入力待ちの状態になる。そして、次のステップS4
04でキーが入力されると次のステップS405でCP
U101は、キー入力が終了したか否かを判別する。そ
して、キー入力が終了しなければ次のステップS406
へ進みCPU101は、前記入力されたキーの指示に従
ってファイルを処理操作し、次のステップS407でキ
ー入力をログとして保管した後、前記ステップS403
へ戻ってキー入力待ちの状態になる。
【0020】このような処理を繰り返して、所定の処理
操作を行った後、終了コマンドが入力されると、前記ス
テップS405での判別結果が肯定(YES)となり、
ステップS408へ進んでCPU101は、前記ステッ
プS407で保管していたログを運搬可能なフロッピー
ディスク等の記録媒体3に書き込んだ後、ステップS4
09で本処理動作を終了する。
【0021】このようにして第1の情報処理装置1で行
ったファイルに対する処理操作の続きを第2の情報処理
装置2で行う際、第1の情報処理装置1でログを記録し
た記録媒体3を運搬して第2の情報処理装置2に接続す
る。そして、ステップS401で第2の情報処理装置2
を起動すると、ここではログファイルが設定されている
ので、ステップS402での判別結果が肯定(YES)
となり、ステップS410へ進んでCPU201は、ロ
グを記録媒体3から読み込み、該ログはキー操作につい
て記述しているので、次のステップS411でCPU2
01は、そのログに基づいてファイルを処理操作した
後、前記ステップS403へ戻ってキー入力待ちの状態
になる。
【0022】前記ステップS404でキーが入力される
と次のステップS405でCPU201は、キー入力が
終了したか否かを判別する。そして、キー入力が終了し
なければ次のステップS406へ進みCPU201は、
前記入力されたキーの指示に従ってファイルを処理操作
し、次のステップS407でキー入力をログとして保管
した後、前記ステップS403へ戻ってキー入力待ちの
状態になる。
【0023】このような処理を繰り返して、所定の処理
操作を行った後、終了コマンドが入力されると、前記ス
テップS405での判別結果が肯定(YES)となり、
ステップS408へ進んでCPU201は、前記ステッ
プS406で保管していたログを運搬可能なフロッピー
ディスク等の記録媒体3に書き込んだ後、ステップS4
09で本処理動作を終了する。
【0024】もし、何の修整処理操作も行わないまま終
了コマンドを入力すると、前記ステップS408でCP
U201は、何も処理操作を行わなかったというログを
書き込んだ後、ステップS409で本処理動作を終了す
る。この後に、前記何も行わなかったというログを記録
した記録媒体3を情報処理装置に接続してファイルの処
理操作を行おうとすると、前記ステップS402におい
てログファイルが設定されていないことになるので、ロ
グに関するファイルの処理操作は行わない。
【0025】この実施例によれば、キー入力そのものを
ログとして使用するので、同一性を保つべきファイルさ
えも意識する必要がなく、複数のファイルについて同一
性を容易に保つことができる。
【0026】尚、本実施例では、ファイルに対する処理
操作を行う場合について説明したが、本発明はファイル
に対する処理操作だけに限られるものではなく、ファイ
ル以外の他のものに対する処理操作を行う場合について
も適用可能である。また、運搬可能な記録媒体としてフ
ロッピーディスクを例示して説明したが、これに限られ
るものではなく、フロッピーディスクに代えて、着脱可
能なハードディスク、ストリーマ、その他、種々の記録
媒体を使用することができるものである。
【0027】(第2実施例)次に本発明の第2実施例
を、図5に基づき説明する。尚、本実施例において第1
及び第2の情報処理装置の基本的な構成は、上述した第
1実施例における図1〜図3と同一であるから、これら
図1〜図3を流用して説明する。図5は、本発明の第2
実施例を適応し得る第1及び第2の情報処理装置の動作
を示すフローチャートである。
【0028】上述した第1実施例と同様に、第1の情報
処理装置1であるファイルに対する処理操作を行い、そ
の処理操作の続きを第2の情報処理装置2で行う場合を
例とした動作を説明する。
【0029】第1及び第2の情報処理装置1,2にある
ファイルの内容が同一であるとする。まず、ステップS
501で第1の情報処理装置1を起動すると、次のステ
ップS502でCPU101は、この処理操作を行うホ
スト(情報処理装置)を識別するためのホストID(I
dentification;識別)コードを読み込
む。次いでステップS503に進んでCPU101は、
ログファイルが設定されているか否かを判別する。ここ
では、以前にファイルの変更処理操作が行われなかった
から、ログファイルは設定されておらず、従って、前記
ステップS503での判別結果は否定(NO)となり、
次のステップS504へ進んでキーボード108からの
キー入力待ちの状態になる。そして、次のステップS5
05でキーが入力されると次のステップS506でCP
U101は、キー入力が終了したか否かを判別する。そ
して、キー入力が終了しなければ次のステップS507
へ進みCPU101は、前記入力されたキーの指示に従
ってファイルを処理操作し、次のステップS508でキ
ー入力をログとして保管した後、前記ステップS504
へ戻ってキー入力待ちの状態になる。
【0030】このような処理を繰り返して、所定の処理
操作を行った後、終了コマンドが入力されると、前記ス
テップS506での判別結果が肯定(YES)となり、
ステップS509へ進んでCPU101は、前記ステッ
プS508で保管していたログを運搬可能なフロッピー
ディスク等の記録媒体3に、前記ステップS502で読
み込んだホストIDコードと共に書き込んだ後、ステッ
プS510で本処理動作を終了する。
【0031】このようにして第1の情報処理装置1で行
ったファイルに対する処理操作の続きを第2の情報処理
装置2で行う際、第1の情報処理装置1でログをホスト
IDコードと共に記録した記録媒体3を運搬して第2の
情報処理装置2に接続する。そして、ステップS501
で第2の情報処理装置2を起動すると、次のステップS
502でCPU201は、ホストIDコードを読み込
む。ここではログファイルが設定されているので、ステ
ップS503での判別結果が肯定(YES)となり、ス
テップS511へ進んでCPU201は、ログを記録媒
体3から読み込む。次いでステップS512でCPU2
01は、そのログの中から、以前に設定したホストID
コードを探し、それ以降に記録されたログに基づいてフ
ァイルを処理操作した後、前記ステップS504へ進ん
でキー入力待ちの状態になる。
【0032】また、前記ステップS512においてホス
トIDコードが無ければ、以前にホストIDコードを設
定していないことになり、記録されているログの総てに
基づいてファイルを処理操作した後、前記ステップS5
04へ進んでキー入力待ちの状態になる。
【0033】前記ステップS505でキーが入力される
と次のステップS506でCPU201は、キー入力が
終了したか否かを判別する。そして、キー入力が終了し
なければ次のステップS507へ進みCPU201は、
前記入力されたキーの指示に従ってファイルを処理操作
し、次のステップS508でキー入力をログとして保管
した後、前記ステップS504へ戻ってキー入力待ちの
状態になる。
【0034】このような処理を繰り返して、所定の処理
操作を行った後、終了コマンドが入力されると、前記ス
テップS506での判別結果が肯定(YES)となり、
ステップS509へ進んでCPU201は、前記ステッ
プS508で保管していたログを運搬可能なフロッピー
ディスク等の記録媒体3に、前記ステップS502で読
み込んだホストIDコードと共に書き込んだ後、ステッ
プS510で本処理動作を終了する。
【0035】もし、何の修整処理操作も行わないまま終
了コマンドを入力すると、前記ステップS509でCP
U201は、何も処理操作を行わなかったというログを
書き込んだ後、ステップS510で本処理動作を終了す
る。
【0036】上述した第1実施例において3台以上の情
報処理装置でファイルに対する処理操作を行う場合、ロ
グを一度づつしか記録しないため、1台の情報処理装置
でファイルの変更処理操作を行う度に、総ての情報処理
装置にその変更処理操作を反映させなければならない。
また、ファイルの変更処理操作の履歴を継続して記録し
ていたとしても、どの時点までの変更処理操作が反映さ
れたかを判断する手段がないため、その変更処理操作を
総ての情報処理装置に反映させることができない。
【0037】これに対して第2実施例では、ログと共に
ホストIDコードを記録し、そのログをファイルに反映
させる際には、ログの中のホストIDコードを調べて、
以前行った変更処理操作以降のログを反映させることに
より、ネットワーク等で接続されていない情報処理装置
において、運搬可能な記録媒体を用いて行う同一のファ
イルに対する処理操作を、3台以上の情報処理装置によ
り行うことができるものである。
【0038】(第3実施例)次に本発明の第3実施例
を、図6及び図7に基づき説明する。尚、本実施例にお
いて第1及び第2の情報処理装置の基本的な構成は、上
述した第1実施例における図1〜図3と同一であるか
ら、これら図1〜図3を流用して説明する。図6は、本
発明の第3実施例を適応し得る第1及び第2の情報処理
装置の動作を示すフローチャートである。
【0039】上述した第1実施例と同様に、第1の情報
処理装置1であるファイルに対する処理操作を行い、そ
の処理操作の続きを第2の情報処理装置2で行う場合を
例とした動作を説明する。
【0040】第1及び第2の情報処理装置1,2にある
ファイルの内容が同一であるとする。まず、ステップS
601で第1の情報処理装置1を起動すると、次のステ
ップS602でCPU101は、ログの初期化を行うか
否かを判別する。そして、ログの初期化を行う場合は、
ステップS612に進んで、この処理操作を行う総ての
ホスト(情報処理装置)を識別するためのホストIDコ
ードを総て入力した後、ステップS603に進む。この
ステップS603でCPU101は、ホストIDコード
を読み込む。次いでステップS604に進んでCPU1
01は、ログファイルが設定されているか否かを判別す
る。
【0041】ここでは、以前にファイルの変更処理操作
が行われなかったから、ログファイルは設定されておら
ず、従って、前記ステップS604での判別結果は否定
(NO)となり、次のステップS605へ進んでキーボ
ード108からのキー入力待ちの状態になる。そして、
次のステップS606でキーが入力されると次のステッ
プS607でCPU101は、キー入力が終了したか否
かを判別する。キー入力が終了しなければ次のステップ
S608へ進みCPU101は、前記入力されたキーの
指示に従ってファイルを処理操作し、次のステップS6
09でキー入力をログとして保管した後、前記ステップ
S605へ戻ってキー入力待ちの状態になる。
【0042】このような処理を繰り返して、所定の処理
操作を行った後、終了コマンドが入力されると、前記ス
テップS607での判別結果が肯定(YES)となり、
ステップS610へ進んでCPU101は、前記ステッ
プS609で保管していたログを運搬可能なフロッピー
ディスク等の記録媒体3に、前記ステップS603で読
み込んだホストIDコードと共に書き込んだ後、ステッ
プS611で本処理動作を終了する。
【0043】このようにして第1の情報処理装置1で行
ったファイルに対する処理操作の続きを第2の情報処理
装置2で行う際、第1の情報処理装置1でログをホスト
IDコードと共に記録した記録媒体3を運搬して第2の
情報処理装置2に接続する。そして、ステップS601
で第2の情報処理装置2を起動すると、次のステップS
602でCPU201は、ログの初期化を行うか否かを
判別する。ここでログの初期化を行ってしまうと、以前
の修整が消えてしまうので、ログの初期化は行わない。
従って、ステップS602での判別結果は否定(NO)
となり、直接前記ステップS603に進んでCPU20
1はホストIDコードを読み込む。次いでステップS6
04でCPU201は、ログファイルが設定されている
か否かを判別する。ここではログファイルが設定されて
いるので、ステップS604での判別結果が肯定(YE
S)となり、ステップS613へ進んでCPU201
は、ログを記録媒体3から読み込み、次のステップS6
14でCPU201は、そのログの中から以前に設定し
たホストIDコードを探し、それ以降に記録されたログ
に基づいてファイルを処理操作する。ここでホストID
コードが無ければ、以前にホストIDコードを設定して
いないことになり、記録されているログ総てに基づいて
ファイルを処理操作する。そして、次のステップS61
5でCPU201は、ログ中の総てのホストIDコード
を調べて、登録した総てのホストに反映済みのログを消
去した後、前記ステップS605へ進んでキー入力待ち
の状態になる。
【0044】このような処理を繰り返して、所定の処理
操作を行った後、終了コマンドが入力されると、前記ス
テップS607での判別結果が肯定(YES)となり、
ステップS610へ進んでCPU201は、前記ステッ
プS609で保管していたログを運搬可能なフロッピー
ディスク等の記録媒体3に、前記ステップS603で読
み込んだホストIDコードと共に書き込んだ後、ステッ
プS611で本処理動作を終了する。
【0045】もし、何の修整処理操作も行わないまま終
了コマンドを入力すると、前記ステップS610でCP
U201は、何も処理操作を行わなかったというログを
書き込んだ後、ステップS611で本処理動作を終了す
る。
【0046】次に、登録した総てのホストにログが反映
したか否かを調べる方法について図7を基に説明する。
同図における数字1〜7は、ログの記録を行った回数を
表わし、古いログから順にならんでいる。また、アルフ
ァベット(A)〜(C)は登録した総てのホストを表わ
し、3台の情報処理装置に亘って5回の処理操作を行っ
ている。更に、マーク*は処理操作を行ったということ
を示す。
【0047】図7において4回目までは、ホスト(C)
に対してログを反映していないため、これまでのログを
消去することはできない。そして、5回目でホスト
(C)に対してログが反映されると、4回目でホスト
(B)、3回目でホスト(A)に対する処理操作が行わ
れているので、1回目及び2回目のログを消去しても良
いことがわかる。また、6回目では、ホスト(B)にお
けるログの反映は6回目、ホスト(C)におけるログの
反映は5回目、ホスト(A)におけるログの反映は3回
目であり、それ以前の1回目と2回目の処理操作を消去
しても良いことがわかるが、このログは、5回目の書き
込みの際に既に消去されているので、6回目においては
ログの消去は行わない。7回目においては、ホスト
(A)におけるログの反映は7回目、ホスト(B)にお
けるログの反映は6回目、ホスト(C)におけるログの
反映は5回目で行われているので、4回目以前のログの
消去を行っても良いことがわかる。
【0048】上述した第2実施例においては、総てのロ
グを保管しておかなければならず、ログファイルが大き
くなってしまうという問題があるが、第3実施例では、
同一のファイルに対して行うホストを制限することによ
り、登録した総てのホストに対して反映したログを消去
することができるものである。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の情報処理方
法及び情報処理システムによれば、運搬可能な記録媒体
に記録された処理操作を行う場合、処理操作を行う情報
処理装置の識別情報を読み出し、前記記録媒体に処理操
作が記録されていると判断された場合、該処理操作を読
み込み、該読み出された処理操作から以前に設定した識
別情報を探し、それ以降に記録された処理操作に基づい
て、前記データに対する処理操作を行い、前記処理操作
中の全ての識別情報を調べて、登録された全ての情報処
理装置に反映済みの処理操作を消去することで、ネット
ワーク等で接続されない複数台の情報処理装置に存在す
るファイル等の同一性を保つことができると共に、登録
した全てのホストに対して反映したログを消去すること
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を適応し得る第1の情報処
理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例を適応し得る第2の情報処
理装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例を適応し得る第1及び第2
の情報処理装置で同一性の必要のあるファイルに対する
処理操作を行う場合を示す外観図である。
【図4】本発明の第1実施例を適応し得る第1及び第2
の情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施例を適応し得る第1及び第2
の情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3実施例を適応し得る第1及び第2
の情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3実施例を適応し得る第1及び第2
の情報処理装置において、登録した総てのホストにログ
が反映したか否かを調べる方法を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の情報処理装置 2 第2の情報処理装置 3 記録媒体 101 CPU(操作手段、読み込み手段、消去手段) 108 CPU(操作手段、読み込み手段、消去手段) 104 RAM(登録手段) 204 RAM(登録手段) 110 外部記憶装置(第1〜第3の記録手段) 207 外部記憶装置(第1〜第3の記録手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−167149(JP,A) 特開 平3−186966(JP,A) 特開 平3−135638(JP,A) 特開 平3−282745(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データに対して行われた処理操作内容
    を、処理操作を行った情報処理装置の識別情報と共に記
    録された運搬可能な記録媒体を利用して、ネットワーク
    に接続することなく複数の情報処理装置間でデータの同
    期をとる情報処理方法であって、前記運搬可能な記録媒
    体に記録された処理操作を行う場合、処理操作を行う情
    報処理装置の識別情報を読み出し、前記記録媒体に処理
    操作が記録されていると判断された場合、該処理操作を
    読み込み、該読み出された処理操作から以前に設定した
    識別情報を探し、それ以降に記録された処理操作に基づ
    いて、前記データに対する処理操作を行い、前記処理操
    作中の全ての識別情報を調べて、登録された全ての情報
    処理装置に反映済みの処理操作を消去することを特徴と
    する情報処理方法。
  2. 【請求項2】 データに対して行われた処理操作内容
    を、処理操作を行った情報処理装置の識別情報と共に記
    録された運搬可能な記録媒体を利用して、ネットワーク
    に接続することなく複数の情報処理装置間でデータの同
    期をとる情報処理システムであって、前記運搬可能な記
    録媒体に記録された処理操作を行う場合に該処理操作を
    行う情報処理装置の識別情報を読み出す識別情報読み出
    し手段と、前記記録媒体に処理操作が記録されていると
    判断された場合に該処理操作を読み出す処理操作読み出
    し手段と、前記処理操作読み出し手段により読み出され
    た処理操作から以前に設定した識別情報を探索する識別
    情報探索手段と、前記処理操作読み出し手段により読み
    出された処理操作以降に記録された処理操作に基づいて
    前記データに対する処理操作を行うように制御する制御
    手段と、前記処理操作中の全ての識別情報を調べて登録
    された全ての前記情報処理装置に反映済みの処理操作を
    消去する消去手段とを有することを特徴とする情報処理
    システム。
JP8564694A 1994-02-28 1994-03-31 情報処理方法及びシステム Expired - Fee Related JP3302172B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8564694A JP3302172B2 (ja) 1994-03-31 1994-03-31 情報処理方法及びシステム
EP95301148A EP0670550B1 (en) 1994-02-28 1995-02-22 Information processing method and apparatus therefor
DE69510251T DE69510251T2 (de) 1994-02-28 1995-02-22 Informationsverarbeitungsverfahren und -vorrichtung
US08/393,909 US5894585A (en) 1994-02-28 1995-02-24 System for recording processing operations of one processing apparatus and reflecting contents of the operations which have not been reflected since the previous reflecting

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8564694A JP3302172B2 (ja) 1994-03-31 1994-03-31 情報処理方法及びシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07271730A JPH07271730A (ja) 1995-10-20
JP3302172B2 true JP3302172B2 (ja) 2002-07-15

Family

ID=13864592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8564694A Expired - Fee Related JP3302172B2 (ja) 1994-02-28 1994-03-31 情報処理方法及びシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3302172B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07271730A (ja) 1995-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0670550B1 (en) Information processing method and apparatus therefor
US5465329A (en) Method and apparatus for using intercepted operator messages to control robotics
US6728791B1 (en) RAID 1 read mirroring method for host adapters
US4393463A (en) Insertion of character set change codes in an altered text stream
US4964039A (en) Apparatus for processing code data associated with management data including identification data
JPS6290758A (ja) 情報処理装置
JP3302172B2 (ja) 情報処理方法及びシステム
JPS6365544A (ja) デ−タ削除方式
JPS6249528A (ja) ヘルプガイド方式
JPS63165963A (ja) 検査データ処理装置における処理方法
JPH0581096A (ja) 電子フアイリング装置の頁消去方式
JPH0731723B2 (ja) 文書処理装置および文書処理方法
JP3444620B2 (ja) ファイリングシステム装置
JP2639224B2 (ja) 処理選択処理の複数プロセス間共有方法
JP2005339042A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JPH03189765A (ja) 電子ファイリング装置
JPS6151264A (ja) 文書処理装置
JPH0536196A (ja) 電子フアイル装置の制御方法
JP3049755B2 (ja) 情報処理装置の画像表示装置
JPS5911461A (ja) デ−タ読み取り方式
JP2000222496A (ja) 表編集装置、方法及び記憶媒体
JPH05324734A (ja) 電子ファイリング装置
JPS61296446A (ja) グル−プ情報の処理装置
JPS6368960A (ja) 共用記憶媒体の順次アクセス制御装置
JPH0628417A (ja) 電子ファイル装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100426

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110426

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130426

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees