JP3301063B2 - 複数レジスタ更新方法、複数レジスタ・システムおよび複数クロック・システム - Google Patents

複数レジスタ更新方法、複数レジスタ・システムおよび複数クロック・システム

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JP3301063B2 JP07558099A JP7558099A JP3301063B2 JP 3301063 B2 JP3301063 B2 JP 3301063B2 JP 07558099 A JP07558099 A JP 07558099A JP 7558099 A JP7558099 A JP 7558099A JP 3301063 B2 JP3301063 B2 JP 3301063B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全般的には伸長お
よび再生中のオーディオ・ディジタル・データおよびビ
デオ・ディジタル・データの同期に関し、具体的には、
MPEG復号システムのビデオ復号ユニットとオーディ
オ復号ユニットの独立のシステム・タイム・クロックの
選択的な同期化の技法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のオーディオ、ビデオ、および補助
データ・ソースからのビットストリームを多重化するた
めの共通の標準規格の開発が継続されている。この標準
規格は、ISOのMoving Picture Experts Group(MPEG)
によって開発されたものであるが、草案の形で表題「Co
ding of Moving Pictures and Associated Audio」(IS
O/IEC 13818 published by the ISO/IEC Copyright Off
ice, Geneva, Switzerland)に記載されており、参照に
よって本明細書に組み込まれる。MPEG規格では、デ
ィジタル・データを複数のパケットに分割することによ
る、複数の信号ソースからのディジタル情報の伝送が規
定されている。パケットは、単一のデータ・チャネルに
多重化され、比較的多数のユーザが共通のデータ・チャ
ネルを介してデータを伝送できるようになっている。
【0003】共通のトランスポート・ストリーム構文
が、MPEG−2オーディオ・ビデオ符号化規格で要求
されている。所与のデータ・チャネル内で搬送されるオ
ーディオ情報、ビデオ情報および補助情報のすべてが、
188バイト長のトランスポート・パケットに分割され
る。各トランスポート・パケットは、ヘッダとペイロー
ドに分割される。ヘッダには、ペイロード内で搬送され
るデータの種類を識別するための情報と、トランスポー
ト・パケット・ストリームの復号に必要な情報が含まれ
る。本発明にとって重要なものが、プログラム時刻基準
参照(PCR)値の存在である。PCRは、MPEG−
2エンコーダ内の相対的なシステム・タイム・クロック
(STC)からの時刻基準を表す42ビット値である。
42ビットのうちの上位33ビットは、「PCRベー
ス」と称し、90kHzタイム・ベース単位でのエンコ
ーダ・システム・タイム・クロックの値を表す。PCR
値の残りの9ビットは、「PCRエクステンション」と
称し、27MHzタイム・ベース単位でのシステム・タ
イム・クロックの値を表す。MPEG−2規格では、ト
ランスポート・ストリーム内で100ms以内の間隔で
PCRを提供することが要求されている。
【0004】MPEG−2トランスポート・ストリーム
内のPCR値は、MPEG−2デコーダ内でエンコーダ
・クロックを正確に回復するのに使用される。オーディ
オ・データおよびビデオ・データを正しく多重化解除
し、復号するために、データの符号化に使用されるエン
コーダ・クロックとデータの復号に使用されるデコーダ
・クロックの間の正確な速度の一致を維持することが必
要である。個々のオーディオ・ストリームおよびビデオ
・ストリームは、ビデオ・データおよびオーディオ・デ
ータの個々のフレームをユーザに提示する時をMPEG
−2デコーダに示すために、PTS(Presentation Tim
e-Stamp)と共に供給される。各PTSの値は、最終的
には、MPEG−2エンコーダ内のシステム・タイム・
クロックを刻時するエンコーダ・クロックの周波数によ
って指示される。データを符号化する時には、MPEG
−2エンコーダは、システム・タイム・クロックのサン
プルに基づいてPES(Packetized Elementary Strea
m)ストリームにPTSを挿入する。したがって、デコ
ーダは、データをユーザに正しく提示しなければならな
い場合に、エンコーダ・クロックと同一の周波数で動作
しなければならない。この説明の目的上、エンコーダ・
クロックとデコーダ・クロックの間の速度一致は、これ
らのクロックが同一周波数で動作しているが、これらの
クロックの間に位相オフセットがありえることを意味す
る。
【0005】エンコーダ・クロックとデコーダ・クロッ
クの差は、フレーム・スキップまたはフレーム・ホール
ドの発生に寄与する。たとえば、エンコーダ・クロック
が27MHzよりわずかに低い周波数で動作し、デコー
ダ・クロックが27MHzよりわずかに高い周波数で動
作している場合、最終的に、各クロックによって表され
る相対的な時刻が、オーディオ・データまたはビデオ・
データの1フレームの表示に要する時間に等しい時間だ
けずれることになる。ほとんどのビデオ・デコーダで
は、1フレームの時間差は、フレーム・スキップまたは
フレーム・ホールドを引き起こすのに十分な値である。
クロックが互に比較的近い周波数で動作している場合で
あっても、最終的にはフレーム・スキップまたはフレー
ム・ホールドを引き起こすのに十分になり、視聴者にと
って迷惑な状態になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】デコーダ・クロックを
エンコーダ・クロックに同期させるために、MEPG−
2規格では、PCR値を使用して特定のクロック回復シ
ステムを実施することが提案されている。残念ながら、
提案された回復システムの実施は、達成が困難であるこ
とが判明している。提案されたMPEG−2ハードウェ
ア・アーキテクチャの出費を回避するためにさまざまな
試みが行われてきた。たとえば、ソフトウェア・ルーチ
ンだけを使用してエンコーダ・クロックを回復するMP
EG−2デコーダが開発された。通常のソフトウェア解
決策では、トランスポート・ストリーム・パケットが、
到着時に大きなメモリ・バッファに格納される。その
後、トランスポート・パケット内のPCRをメモリから
呼び戻し、マイクロプロセッサによって維持されている
STCと比較する。しかし、エンコーダ・クロックを回
復するためのこのソフトウェア方法は、不成功であるこ
とが判明した。というのは、本来PCRに関連する時刻
の意味が、通常は、ソフトウェア・ルーチンがPCRを
処理する時までに失われるからである。
【0007】クロック回復に関するMPEG−2の提案
されたハードウェア解決策の実装が困難であり、純粋に
ソフトウェアによる解決策を使用するクロックの回復に
は固有のタイミングの問題があるので、複数のMPEG
−2デコーダが、クロック回復なしで済ませることを選
択してきた。これらの解決策は、エンコーダ・クロック
が正確に27MHzに保たれることを前提に、デコーダ
内で正確に27MHzのクロックを維持することに焦点
を合わせている。しかし、上で述べたように、エンコー
ダ・クロックとデコーダ・クロックの間の差がわずかで
あっても、最終的にはデコーダ・バッファのアンダーフ
ローまたはオーバーフローが発生する。したがって、P
CR値との同期化なしで動作しようと試みた解決策は、
バッファリングの誤動作、フレーム・ホールド、フレー
ム・スキップおよび同様の例外に関する問題を有する。
【0008】本明細書に開示されるクロック回復システ
ムは、独立に更新できる別々のSTCレジスタを提供
し、必要な時には単一の書込アクセスによって複数のS
TCレジスタを同時に更新するための便利な手段をも提
供することによって、上述の問題を克服することを目的
とする。さらに、本明細書に提示される概念は、MPE
G復号システムのオーディオ・デコーダおよびビデオ・
デコーダに関して説明されるが、これらの概念は、独立
でありながら同期可能な特性が望まれる場合に、任意の
複数のカウンタの更新に適用可能である。
【0009】
【課題を解決するための手段】手短に述べると、第1の
態様では、本発明に、第1カウンタ・レジスタに関連す
る第1アドレス・レジスタに第1アドレス値を供給し、
第2カウンタ・レジスタに関連する第2アドレス・レジ
スタに第2アドレス値を供給するステップと、前記第1
アドレス値および前記第2アドレス値が同一であるか異
なるかに応じて、第1カウンタ・レジスタ内の第1カウ
ント値および第2カウンタ・レジスタ内の第2カウント
値の独立更新または同期更新のうちのいずれかを実行す
るステップとを含む、複数のレジスタを更新する方法が
含まれる。
【0010】もう1つの態様では、本発明に、複数のレ
ジスタを更新する方法が含まれる。この方法には、複数
の書き込みアクセスを使用して複数のレジスタに別々の
更新を周期的に書き込むステップと、複数のレジスタ内
の値を同期化するために、複数のレジスタのそれぞれに
共通更新を選択的に同時に書き込むステップとが含ま
れ、選択的に同時に書き込むステップで、複数のレジス
タへの単一の書込アクセスが使用される。
【0011】もう1つの態様では、本発明に、第1カウ
ンタ・レジスタおよび関連する第1アドレス・レジスタ
と、第2カウンタ・レジスタおよび関連する第2アドレ
ス・レジスタとを含む複数のレジスタを更新する方法が
含まれる。この方法には、第1カウンタ・レジスタと第
2カウンタ・レジスタが独立に更新されるように、第1
カウンタ・レジスタおよび第2カウンタ・レジスタに更
新を別々に書き込むステップと、第1アドレス・レジス
タおよび第2アドレス・レジスタに共通のアドレスが含
まれるように、第1アドレス・レジスタおよび第2アド
レス・レジスタのうちの少なくとも1つに選択的に書き
込むステップと、その後、第1アドレス・レジスタおよ
び第2アドレス・レジスタに前記共通アドレスが含まれ
る時に、第1カウンタ・レジスタおよび第2カウンタ・
レジスタを同時に更新するステップが含まれ、同時に更
新するステップが、第1カウンタ・レジスタ内の値と第
2カウンタ・レジスタ内の値の同期をもたらす。
【0012】もう1つの態様では、本発明に、第1カウ
ンタ・レジスタおよび第1カウンタ・レジスタをアドレ
ッシングするための第1アドレス値を有する関連する第
1アドレス・レジスタと、第2カウンタ・レジスタおよ
び第2カウンタ・レジスタをアドレッシングするための
第2アドレス値を有する関連する第2アドレス・レジス
タとを含む複数レジスタ・システムが含まれる。このシ
ステムには、さらに、第1アドレス・レジスタ内の第1
アドレス値および第2アドレス・レジスタ内の第2アド
レス値に応じて、第1カウンタ・レジスタ内の第1カウ
ント値および第2カウンタ・レジスタ内の第2カウント
値の別々の更新または同期更新を実行するためのコント
ローラが含まれる。
【0013】もう1つの態様では、本発明に、第1カウ
ンタ・レジスタおよび第1カウンタ・レジスタをアドレ
ッシングするための第1更新可能アドレスを有する関連
する第1アドレス・レジスタと、第2カウンタ・レジス
タおよび第2カウンタ・レジスタをアドレッシングする
ための第2更新可能アドレス値を有する関連する第2ア
ドレス・レジスタとを含む複数クロック・システムが含
まれる。このシステムには、さらに、第1更新可能アド
レス値と第2更新可能アドレス値とが異なる時に第1カ
ウンタ・レジスタおよび第2カウンタ・レジスタに更新
を別々に書き込み、第1更新可能アドレス値と第2更新
可能アドレス値とが同一の時に第1カウンタ・レジスタ
および第2カウンタ・レジスタに更新を同期式に書き込
むためのコントローラが含まれる。
【0014】有利なことに、本発明には、すべての態様
において、異なるオフセット値の別々の書込または同一
の値の共通の書込でコントローラが複数のシステム・タ
イム・クロック(たとえば、MPEG復号システムのオ
ーディオ・デコーダおよびビデオ・デコーダ内に配置さ
れたもの)を選択的に更新できるようにする技法が含ま
れる。STC値が共用される時には、この技法によっ
て、各クロックに同一の値が含まれることが保証され、
STC値が別々に更新される時には、異なるオフセット
を供給することができる。選択性は、更新可能なレジス
タ・フィールドとしてSTCアドレスを定義することに
よって達成される。この原理は、ある状況では独立であ
る必要があり、他の状況では共通の値を有するレジスタ
のグループに拡張することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】MPEGモデルでは、オーディオ
・デコーダおよびビデオ・デコーダが使用するSTC値
が同一でなければならないことが示されているが、たと
えばSTC/PTSの比較からユーザが知覚する出力ま
での待ち時間のオフセットを補償するためなど、別々の
STCを維持することが望ましい状況がある。理想的に
は、オーディオ・デコーダとビデオ・デコーダのための
1つのSTCレジスタの共通の共用と、別々のオフセッ
トを可能にするためのオーディオ・デコーダ用およびビ
デオ・デコーダ用の独立のSTCレジスタの許容の両方
を可能にするクロック回復システムを提供することが有
利である。STCが共用される時には、各デコーダが同
一の値を見ることが保証されるが、オフセットを考慮に
入れるための柔軟性が奪われる。その一方で、独立のS
TCレジスタを設ける時には、これらのレジスタが、当
初はソフトウェアによってロードされ、レジスタ更新の
間に予測不能な時間的遅延が存在する可能性があるの
で、これらのレジスタが同一のカウントであるかどうか
に関して不確定性が存在し得る。さらに、共通ライブラ
リで使用するために汎用デコーダを設計する時には、代
替デコーダによってSTCカウンタ値が供給されること
を要求するなど、あるマクロが別のマクロに機能的に依
存してはならない。
【0016】したがって、一般的に言って、本発明は、
複数のクロック・レジスタを別々に維持できるが、所望
された時に同時に更新することもできる、符号化/復号
システムの統合設計を提供する。たとえば、統合された
復号システム内のオーディオ復号マクロとビデオ復号マ
クロの両方が、ホスト・プロセッサによって独立に更新
できるシステム・タイム・クロック(STC)レジスタ
を有する。本発明によれば、これらのSTCレジスタ
は、レジスタ・フィールド内に関連するアドレスも有
し、これによって各デコーダのSTCレジスタの書込ア
ドレスを変更できるようになっている。より広義には、
この概念を、ある状況では独立である必要があり、他の
状況では同期化を必要とするレジスタのグループに適用
することができる。図1ないし図6は、MPEG圧縮/
伸長動作に適用される、この一般概念の実施例を示す図
である。
【0017】STCレジスタは、単一の実体として参照
することが好ましいが、STC値は、実際には33ビッ
トであり、したがって、ほとんどのシステムで複数の書
込動作が必要になることに留意されたい。しかし、この
書込動作は、一般に連続的であり、カウンタは最後の書
込動作まで更新されないので、説明を簡単にするため
に、STC書込を単独の事象とみなすことができる。
【0018】図1では、エンコーダ/デコーダ・システ
ム100に、ネットワークまたは記憶機能105を介し
て復号システム120にトランスポート・ストリームを
送信する送信器110が含まれる。送信器110には、
ディジタル化された非圧縮のビデオおよびオーディオの
複数のストリーム(ビデオ1ないしビデオnおよびオー
ディオ1ないしオーディオm)が含まれ、これらの非圧
縮ストリームは、それぞれMPEGビデオ・エンコーダ
130およびMPEGオーディオ・エンコーダ135で
符号化される。その結果の圧縮データのストリームは、
ネットワークまたは記憶機能105を介する伝送のため
に、マルチプレクサ140によってトランスポート・ス
トリームに多重化される。バッファ150でPTSを追
加して、受信器側で信号を再構成した後に、特定のビデ
オ・フレームまたはオーディオ・フレームを再生する時
を示す。各ストリーム・タイプのPTS値は、システム
・タイム・クロック(STC)170から生成され、結
果として、互いに同期化される。STC170は、局所
27MHz信号160によって駆動される。プログラム
時刻基準参照(PCR)も、マルチプレクサ140でト
ランスポート・ストリームに挿入されて、受信器のST
CがSTC170を模倣または再作成できるようにす
る。
【0019】トランスポート・ストリームを受信する復
号システム120には、ビデオ・データ、オーディオ・
データ、システム・クロック情報および他のシステム・
データをMPEG規格による処理のために分離する、ト
ランスポート・デマルチプレクサ200が含まれる。シ
ステム・クロック情報は、STCジェネレータ205に
送られ、STCジェネレータ205は、ビデオ・デコー
ダ210およびオーディオ・デコーダ220にシステム
・タイム・クロックを供給する。ビデオ・デコーダ21
0には、ビデオ・バッファ212、ビデオ復号ユニット
214およびSTC/PTS比較論理216が含まれ
る。同様に、オーディオ・デコーダ220には、オーデ
ィオ・バッファ222、オーディオ復号ユニット224
およびSTC/PTS比較論理226が含まれる。非圧
縮ビデオ・データはビデオ・デコーダ210から、非圧
縮オーディオ・データはオーディオ・デコーダ220か
ら出力されて、ユーザに表示される。
【0020】図2は、MPEGオーディオ・ビデオ・コ
ード化規格によって要求されるトランスポート・ストリ
ーム構文を示す図である。基本トランスポート・ストリ
ーム300には、複数のオーディオ・アクセス・ユニッ
トおよびビデオ・アクセス・ユニット310が含まれ
る。基本ストリームを構成するこれらのアクセス・ユニ
ットは、トランスポート・ストリーム内で送信器から受
信器へ放送される。この符号化されたビデオ・データお
よびオーディオ・データの連続的なストリームの中に、
PES層と称する、複数のPESパケット320からな
る第1層がある。これらのPESパケットには、ヘッダ
(HDR)情報とペイロードが含まれる。ヘッダには、
パケット内で搬送されるデータのタイプを識別する情報
と、トランスポート・パケット・ストリームの復号に必
要な情報が含まれる。PTSは、送信器によって、図示
のようにPESヘッダ・レベルで挿入される。これらの
PTS値には、下で説明するようにSTCを回復するた
めに復号システムによって使用されるクロック参照基準
が含まれる。
【0021】PESパケット320は、さらに、トラン
スポート・パケット330に分割され、トランスポート
・パケット330は、すでに述べたように通常は188
バイト長のパケットである。各トランスポート・パケッ
トに、ヘッダとペイロードが含まれる。ヘッダには、ペ
イロード内で搬送されるデータの種類を識別する情報
と、トランスポート・パケット・ストリームの復号に必
要な情報が含まれる。任意選択の適応フィールドをヘッ
ダ内に設けて、たとえばPCR値の存在を示す。上で述
べたように、PCRは、エンコーダ内の相対的なSTC
からのタイム・スタンプを表す42ビット値である。
【0022】MPEG規格ではSTCが単一の実体とみ
なされているが、実装においては、通常は複数のSTC
が存在する。たとえば、トランスポートSTCと複数の
デコーダSTCがある。これは、たとえば復号クロック
をトランスポートSTCからオフセットさせて、待ち時
間とバッファリングの調節を可能にすることが望ましい
からである。さらに、これは、STC/PTS比較論理
からユーザが知覚する出力までの待ち時間のオフセット
を補償するために望ましい。
【0023】図3は、MPEG受信器の1実施例を詳細
に示す図である。図からわかるように、MPEGトラン
スポート・ストリーム(複数のプログラムを含む)は、
トランスポート・デマルチプレクサ200で受け取ら
れ、トランスポート・デマルチプレクサ200は、前に
述べたように、トランスポート・ストリームを分解し、
ビデオ・データ、オーディオ・データおよびPCR値を
抽出する。このPCR値は、STCジェネレータ205
によって、デコーダのSTCカウンタ430を調整する
のに使用される。具体的に言うと、トランスポート・ス
トリームは、カウンタの種値として初期カウンタ値を供
給する。その後、電圧制御水晶発振器(VCXO)42
0が、STCカウンタ430を駆動する周波数を生成す
る。STCカウンタ430の値は、差分信号を生成する
ために、受信したPCR情報と比較するため比較論理4
00に返される。この差分信号は、ジッタを除去するた
めにフィルタ410を介して供給されるが、VCXO4
20の駆動に使用される。STCカウンタ430がPC
Rより高速で動作している場合、VCXO周波数が減ら
される。逆に、STCカウンタがPCRより遅い場合に
は、VCXO周波数が増やされる。
【0024】STCジェネレータ205と共に、受信器
には、前に述べたようにビデオ・バッファ212、ビデ
オ復号ユニット214およびSTC/PTS比較論理2
16を有するビデオ・デコーダ210が含まれる。オー
ディオ・デコーダ220には、上で述べたオーディオ・
バッファ222、オーディオ復号ユニット224および
STC/PTS比較論理226が含まれる。ホスト・コ
ントローラ450は、STCカウンタ430を読み取
り、上で述べたようにSTC/PTS比較論理216お
よびSTC/PTS比較論理226にSTC値を書き込
む。通常、ビデオ・デコーダおよびオーディオ・デコー
ダへのSTCの書込は、完全に同期式であるか完全に独
立であるかのいずれかになる。同期式の場合、同一のS
TC値(およびオフセット)が、ビデオ・デコーダとオ
ーディオ・デコーダの両方に書き込まれ、独立の場合に
は、異なる値が2つのデコーダに書き込まれる。有利な
ことに、本発明は、ホスト・コントローラ450が両方
のデコーダに共通のSTC値を書き込むかデコーダに独
立のSTC値を書き込むかを選択できる設計を提供す
る。STCが共用される場合、コントローラは、各デコ
ーダが同一の値を見ることを保証する。
【0025】本発明によれば、2つのクロック関連レジ
スタが各デコーダ内に設けられる。図4からわかるよう
に、ビデオ・デコーダ210には、STC_NEWデー
タとしてホスト・コントローラから受け取る、現在のS
TC値を保持するSTC_VIDレジスタが含まれる。
STC_VIDレジスタ500は、第2のレジスタであ
るADDR_VIDレジスタ501内の関連アドレス値
に関してアクセスされる。ADDR_VIDレジスタ5
01は、たとえばホスト・コントローラによって、更新
可能である。したがって、STC_NEWクロック値が
STC_VIDレジスタ500に書き込まれるかどうか
は、ADDR_VIDレジスタ501内のアドレス値に
関して決定される。同様に、オーディオ・デコーダ22
0には、STC_AUDレジスタ510と、関連する更
新可能なアドレス・レジスタであるADDR_AUDレ
ジスタ511が含まれる。
【0026】ADDR_VIDレジスタ501およびA
DDR_AUDレジスタ511のアドレス値が異なる時
には、ホスト・コントローラは、STC_VIDレジス
タおよびSTC_AUDレジスタに更新を別々に書き込
むことができる。その一方で、まずADDR_VIDレ
ジスタ501およびADDR_AUDレジスタ511の
アドレス値を同一にすることによって、ホスト・コント
ローラは、その後、STC_VIDレジスタ500とS
TC_AUDレジスタ510の両方に1つのSTC値を
同時に書き込むことができる。さらに、STC_VID
レジスタ500とSTC_AUDレジスタ510が同期
化された後に、ホスト・コントローラは、ADDR_V
IDレジスタ501とADDR_AUDレジスタ511
のうちの一方に異なるアドレス値を書き込むことによっ
て、カウンタの独立性を回復することができる。ホスト
書込サイクルが所与のマクロによって肯定応答されるか
否かを制御するために、標識を使用することができる。
【0027】更新の可能性は、以下のように要約でき
る。
【0028】追加の制御情報をオーディオ・アドレス・
レジスタおよびビデオ・アドレス・レジスタに追加し
て、複数のレジスタの同時更新のための正しいハンドシ
ェーキングを提供できることに留意されたい。1例とし
て、どのデコーダがホスト・コントローラに共通の肯定
応答を返すかを制御する必要があるシステムで、そのた
めの標識を追加することができる。
【0029】言い換えると、本発明によれば、アプリケ
ーション・プロセッサが、STCカウンタからSTCの
値を読み取り、その値をデコーダ内のSTCレジスタに
独立にまたは同時に書き込むことができる。したがっ
て、カウンタの独立の更新と同期化の両方が、2つのカ
ウンタのうちの少なくとも1つに割り当てられた更新可
能なアドレス・フィールドを使用することによって選択
的に可能になる。
【0030】図5は、本発明によるSTCレジスタの独
立の更新の流れ図である。この処理は、ビデオSTCの
ADDR_VIDに格納されたアドレスが、オーディオ
STCのADDR_AUDに格納されたアドレスと異な
る時に可能になる。この前提の下で、ホスト・コントロ
ーラは、ステップ600でSTCカウンタを読み取り、
ステップ610でビデオ・オフセットを加算してビデオ
・カウンタのSTC_NEWを確立する。同様に、ステ
ップ620で、読み取ったSTC値にオーディオ・オフ
セットを加算して、オーディオ・カウンタのSTC_N
EWを確立する。STC_VIDレジスタ500(図
4)は、その後、ステップ630でビデオのSTC_N
EW値を受け取り、STC_AUDレジスタ510(図
4)は、オーディオSTC_NEW値を受け取る。本発
明によれば、他のカウンタのそれぞれに更新可能なアド
レスが格納されて、複数のカウンタに関して同一アドレ
スまたは異なるアドレスを確立できる限り、複数のカウ
ンタのうちの1つに関連する1つのアドレスに、固定ア
ドレスを含めることができることに留意されたい。
【0031】図6は、ホスト・コントローラがビデオS
TCレジスタとオーディオSTCレジスタの両方を同時
に更新する場合のシナリオを示す図である。これを達成
するためには、ビデオSTCレジスタに関連するアドレ
ス・レジスタ(ADDR_VID)とオーディオSTC
レジスタに関連するアドレス・レジスタ(ADDR_A
UD)のうちの少なくとも1つが書き込まれ、その結
果、アドレス・レジスタのそれぞれに共通の値が存在す
るようにする。具体的に言うと、ホスト・コントローラ
は、ステップ700でSTCカウンタを読み取り、ステ
ップ710で、(この実施例では)ビデオSTCアドレ
スをオーディオSTCアドレスと同一の値に変更する。
ステップ720で所望のオフセットをSTC値に加算
し、その結果のSTC_NEWを、単一の書込アクセス
でSTC_VIDレジスタとSTC_AUDレジスタの
両方に共通して書き込む。
【0032】当業者は、上の説明から、異なる値の別々
の書込または同一の値の共通の書込で、複数のシステム
・タイム・クロック(たとえば、MPEG復号システム
のオーディオ・デコーダ内とビデオ・デコーダ内に配置
されたもの)をコントローラが選択的に更新できるよう
にする技法が本明細書で提供されることに気付くであろ
う。STC値が共用される時には、この技法は、各クロ
ックが同一の値であることを保証し、STCが別々に更
新される時には、異なるオフセットを提供できる。選択
性は、更新可能なレジスタ・フィールドとしてSTCア
ドレスをセットアップすることによって達成される。こ
の原理は、ある状況では独立であることが必要であり、
他の状況では共通の値を有するレジスタのグループに拡
張することができる。
【0033】たとえば、本発明は、たとえばコンピュー
タ使用可能媒体を有する製造品(たとえば1つまたは複
数のコンピュータ・プログラム製品)に含めることがで
きる。この媒体は、その中に、たとえば、本発明の機能
を提供し、容易にするためのコンピュータ可読プログラ
ム・コード手段を埋め込まれる。製造品は、コンピュー
タ・システムの一部として含めるか、別々に販売するこ
とができる。
【0034】本明細書で示された流れ図は、例として提
供される。本発明の趣旨から逸脱することなく、本明細
書に記載の図面、ステップまたは動作に対する変更を行
うことができる。たとえば、場合によっては、ステップ
を異なる順序で実行することができ、ステップの追加、
削除または変更が可能である。これらの変形のすべて
が、請求の範囲に記載の本発明の一部を構成するとみな
される。
【0035】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0036】(1)第1カウンタ・レジスタに関連する
第1アドレス・レジスタに第1アドレス値を供給し、第
2カウンタ・レジスタに関連する第2アドレス・レジス
タに第2アドレスを供給するステップと、 前記第1ア
ドレス・レジスタに供給された前記第1アドレス値およ
び前記第2アドレス・レジスタに供給された前記第2ア
ドレス値それぞれに応じて、前記第1カウンタ・レジス
タ内の第1カウント値および前記第2カウンタ・レジス
タ内の第2カウント値の独立更新または同期更新のうち
の1つを実行するステップとを含む、複数のレジスタを
更新する方法。 (2)前記供給するステップが、前記第1アドレス値と
して前記第1アドレス・レジスタへ、前記第2アドレス
値として前記第2アドレス・レジスタへ、共通アドレス
を供給するステップを含み、前記実行するステップが、
前記第1アドレス・レジスタおよび前記第2アドレス・
レジスタの前記共通アドレスに関して、前記第1カウン
タ・レジスタ内の前記第1カウント値および前記第2カ
ウンタ・レジスタ内の前記第2カウント値の同期更新を
実行するステップを含む、上記(1)の方法。 (3)前記複数のレジスタが、MPEGシステム内に配
置され、前記同期更新を実行するステップが、カウント
更新を書き込むために前記第1カウンタ・レジスタおよ
び前記第2カウンタ・レジスタへの単一の書込アクセス
を同時に実行するステップを含む、上記(2)の方法。 (4)前記供給するステップが、前記第1アドレス・レ
ジスタおよび前記第2アドレス・レジスタに、それぞれ
異なる第1アドレス値および第2アドレス値を供給する
ステップを含み、前記実行するステップが、前記第1カ
ウンタ・レジスタ内の前記第1カウント値および前記第
2カウンタ・レジスタ内の前記第2カウント値の独立更
新を実行するステップを含む、上記(1)の方法。 (5)前記複数のレジスタがMPEGシステム内に配置
され、前記実行するステップが、前記第1カウンタ・レ
ジスタ内の前記第1カウント値および前記第2カウンタ
・レジスタ内の前記第2カウント値を独立に更新するた
めに複数の書込アクセスを使用するステップを含み、前
記複数の書込アクセス中に、前記第1カウンタ・レジス
タおよび前記第2カウンタ・レジスタに異なる更新カウ
ントが書き込まれる、上記(4)の方法。 (6)(i)複数の書込アクセスを使用して複数のレジ
スタに別々の更新を周期的に書き込むステップと、 (ii)前記複数のレジスタ内の値を同期化するため
に、前記複数のレジスタのそれぞれに共通更新を選択的
に同時に書き込むステップとを含み、前記選択的に同時
に書き込むステップが、前記複数のレジスタへの単一の
書込アクセスを使用する、前記複数のレジスタを更新す
るための方法。 (7)前記複数のレジスタが、複数のシステム・クロッ
クを含み、前記周期的に書き込むステップ(i)が、前
記複数の書込アクセスを使用して、前記複数のレジスタ
の各レジスタに異なるオフセットを有するクロック更新
を書き込むステップを含む、上記(6)の方法。 (8)(i)第1カウンタ・レジスタおよび第2カウン
タ・レジスタが独立に更新されるように、そのアドレッ
シング用の関連する第1アドレス・レジスタを有する前
記第1カウンタ・レジスタと、そのアドレッシング用の
関連する第2アドレス・レジスタを有する前記第2カウ
ンタ・レジスタとに更新を別々に書き込むステップと、 (ii)前記第1アドレス・レジスタおよび前記第2ア
ドレス・レジスタが共通のアドレスを含むように、前記
第1アドレス・レジスタおよび前記第2アドレス・レジ
スタのうちの少なくとも1つに書き込むステップと、 (iii)前記第1アドレス・レジスタおよび前記第2
アドレス・レジスタが前記共通アドレスを含む時に、共
通の値を用いて前記第1カウンタ・レジスタおよび前記
第2カウンタ・レジスタを同時に更新するステップとを
含み、前記同時に更新するステップが、前記第1カウン
タ・レジスタ内の値と前記第2カウンタ・レジスタ内の
値とを同期化する、複数のレジスタを更新する方法。 (9)前記第1カウンタ・レジスタが、第1システム・
タイム・クロック(STC)値を含み、前記第2カウン
タ・レジスタが、第2システム・タイム・クロック(S
TC)値を含み、前記別々に書き込むステップ(i)
が、前記第1アドレス・レジスタを介してアドレッシン
グし、前記第1STC値に対する第1更新を書き込み、
前記第2アドレス・レジスタを介してアドレッシング
し、前記第2STC値に対する第2更新を書き込むステ
ップを含む、上記(8)の方法。 (10)さらに、システム・タイム・クロック(ST
C)カウンタを有する復号システムと組み合わされ、前
記方法がさらに、前記STCカウンタからSTCカウン
トを周期的に読み取るステップを含み、前記別々に書き
込むステップ(i)が、第1オフセットと共に前記第1
カウンタ・レジスタに前記STCカウントを書き込み、
これとは別に、第2オフセットと共に前記第2カウンタ
・レジスタに前記STCカウントを書き込むステップを
含む、上記(8)の方法。 (11)前記復号システムが、ディジタル・ビデオ復号
システムを含み、前記第1カウンタ・レジスタが、ビデ
オSTCレジスタを含み、前記第2カウンタ・レジスタ
が、オーディオSTCレジスタを含む、上記(10)の
方法。 (12)さらに、前記同時に更新するステップ(ii
i)の後に、前記第1アドレス・レジスタおよび前記第
2アドレス・レジスタが異なるアドレス値を含むように
前記第1アドレス・レジスタおよび前記第2アドレス・
レジスタのうちの少なくとも1つにアドレス値を書き込
むステップと、その後、前記第1アドレス・レジスタお
よび前記第2アドレス・レジスタの前記異なるアドレス
に関して前記第1カウンタ・レジスタおよび前記第2カ
ウンタ・レジスタを別々にアドレッシングするステップ
を含む、上記(8)の方法。 (13)第1カウンタ・レジスタおよび前記第1カウン
タ・レジスタのアドレッシングに使用するための第1ア
ドレス値を有する関連する第1アドレス・レジスタと、
第2カウンタ・レジスタおよび前記第2カウンタ・レジ
スタのアドレッシングに使用するための第2アドレス値
を有する関連する第2アドレス・レジスタと、前記第1
アドレス・レジスタ内の前記第1アドレス値および前記
第2アドレス・レジスタ内の前記第2アドレス値に基づ
いて、前記第1カウンタ・レジスタ内の第1カウント値
および前記第2カウンタ・レジスタ内の第2カウント値
の別々の更新または同期更新を実行するためのコントロ
ーラとを含む、複数レジスタ・システム。 (14)前記第1アドレス値および前記第2アドレス値
が、共通アドレス値を含み、前記コントローラが、前記
第1カウンタ・レジスタおよび前記第2カウンタ・レジ
スタの同時更新のために、前記第1アドレス・レジスタ
および前記第2アドレス・レジスタ内の前記共通アドレ
ス値を介して前記第1カウンタ・レジスタおよび前記第
2カウンタ・レジスタを同時にアドレッシングするため
の手段を含む、上記(13)のシステム。 (15)前記複数レジスタ・システムが、MPEGシス
テムを含み、前記第1カウンタ・レジスタが、第1シス
テム・タイム・クロック(STC)レジスタを含み、前
記第2カウンタ・レジスタが、第2システム・タイム・
クロック(STC)レジスタを含む、上記(14)のシ
ステム。 (16)前記MPEGシステムが、ディジタル・ビデオ
復号システムを含み、前記第1STCレジスタが、ビデ
オSTCレジスタを含み、前記第2STCレジスタが、
オーディオSTCレジスタを含む、上記(15)のシス
テム。 (17)前記第1アドレス値および前記第2アドレス値
が、異なるアドレス値を含み、前記コントローラが、前
記第1カウンタ・レジスタおよび前記第2カウンタ・レ
ジスタの別々の更新のために、前記第1アドレス・レジ
スタ内および前記第2アドレス・レジスタ内の前記異な
るアドレス値をそれぞれ使用して、前記第1カウンタ・
レジスタおよび前記第2カウンタ・レジスタを別々にア
ドレッシングするための手段を含む、上記(13)のシ
ステム。 (18)前記コントローラがさらに、前記第1アドレス
値および前記第2アドレス値が共通アドレス値を含むよ
うに、前記第1アドレス・レジスタおよび前記第2アド
レス・レジスタのうちの少なくとも1つにアドレス値を
書き込むための手段を含み、前記コントローラが、前記
第1カウンタ・レジスタおよび前記第2カウンタ・レジ
スタの同期更新のために、前記共通アドレスを介して前
記第1カウンタ・レジスタおよび前記第2カウンタ・レ
ジスタを同時にアドレッシングするための手段を含む、
上記(13)のシステム。 (19)前記コントローラがさらに、前記第1アドレス
値および前記第2アドレス値が異なるアドレス値を含む
ように、前記第1アドレス・レジスタおよび前記第2ア
ドレス・レジスタのうちの少なくとも1つにアドレス値
を書き込むための手段を含み、前記コントローラが、前
記第1カウンタ・レジスタおよび前記第2カウンタ・レ
ジスタの別々の更新のために、前記第1アドレス・レジ
スタおよび前記第2アドレス・レジスタ内の前記異なる
値を介して、前記第1カウンタ・レジスタおよび前記第
2カウンタ・レジスタを別々にアドレッシングするため
の手段を含む、上記(13)のシステム。 (20)第1カウンタ・レジスタおよび前記第1カウン
タ・レジスタのアドレッシングに使用するための第1更
新可能アドレス値を有する関連する第1アドレス・レジ
スタと、第2カウンタ・レジスタおよび前記第2カウン
タ・レジスタのアドレッシングに使用するための第2更
新可能アドレス値を有する関連する第2アドレス・レジ
スタと、 (i)前記第1アドレス・レジスタ内の前記第1更新可
能アドレス値が、前記第2アドレス・レジスタ内の前記
第2更新可能アドレス値と異なる時の、前記第1カウン
タ・レジスタおよび前記第2カウンタ・レジスタへの更
新の別々の書込と、 (ii)前記第1アドレス・レジスタ内の前記第1更新
可能アドレス値が、前記第2アドレス・レジスタ内の前
記第2更新可能アドレス値と同一である時の、前記第1
カウンタ・レジスタおよび前記第2カウンタ・レジスタ
への更新の同期書込とのためのコントローラとを含む、
複数クロック・システム。 (21)前記コントローラが、前記第1更新可能アドレ
ス値を、選択的に前記第2更新可能アドレス値と異なる
値または同一の値にするために、前記第1アドレス・レ
ジスタ内の前記第1更新可能アドレス値および前記第2
アドレス・レジスタ内の前記第2更新可能アドレス値の
うちの少なくとも1つを更新するための手段を含み、こ
れによって、前記第1カウンタ・レジスタおよび前記第
2カウンタ・レジスタへの更新の前記別々の書込(i)
と、前記第1カウンタ・レジスタおよび前記第2カウン
タ・レジスタへの更新の前記同期書込(ii)とを可能
にする、上記(20)のシステム。 (22)前記システムが、MPEG復号システムを含
み、前記第1カウンタ・レジスタが、第1システム・タ
イム・クロック(STC)レジスタを含み、前記第2カ
ウンタ・レジスタが、第2システム・タイム・クロック
(STC)レジスタを含み、前記第1STCレジスタ
が、ビデオ復号STCレジスタを含み、前記第2STC
レジスタが、オーディオ復号STCレジスタを含む、上
記(20)の複数クロック・システム。 (23)前記システムがさらに、システム・タイム・ク
ロック(STC)カウントを有するSTCカウンタを含
み、前記コントローラがさらに、前記STCカウントを
周期的に読み取り、これに基づいて前記第1カウンタ・
レジスタおよび前記第2カウンタ・レジスタを更新する
ための手段を含む、上記(22)のシステム。 (24)前記更新の別々の書込(i)が、前記第1カウ
ンタ・レジスタへの第1オフセットを伴う更新の供給
と、前記第2カウンタ・レジスタへの第2オフセットを
伴う更新の供給とを含み、前記更新の別々の書込が、あ
る書込アクセスでの前記第1カウンタ・レジスタへの前
記第1オフセットを伴う前記更新の書込と、もう1つの
書込アクセスでの前記第2カウンタ・レジスタへの前記
第2オフセットを伴う前記更新の書込とを含む、上記
(20)のシステム。 (25)前記更新の同期書込(ii)がさらに、更新カ
ウントに対する共通オフセットの供給と、前記第1カウ
ンタ・レジスタおよび前記第2カウンタ・レジスタの両
方への前記共通オフセットを伴う前記更新カウントの単
一書込アクセスでの書込とを含む、上記(20)のシス
テム。 (26)第1カウンタ・レジスタに関連する第1アドレ
ス・レジスタへの第1アドレス値の供給と、第2カウン
タ・レジスタに関連する第2アドレス・レジスタへの第
2アドレス値の供給とをコンピュータに行わせるための
コンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記第1
アドレス・レジスタに供給された前記第1アドレス値お
よび前記第2アドレス・レジスタに供給された前記第2
アドレス値それぞれに応じて、前記第1カウンタ・レジ
スタ内のカウント値および前記第2カウンタ・レジスタ
内のカウント値の独立更新または同期更新のうちの1つ
の実行をコンピュータに行わせるためのコンピュータ可
読プログラム・コード手段とを含む、複数のレジスタの
更新に使用するためのコンピュータ可読プログラム・コ
ード手段をその中に有するコンピュータ使用可能媒体を
含むコンピュータ・プログラム製品。 (27)複数の書込アクセスを使用する、複数のレジス
タへの別々の更新の周期的な書込をコンピュータに行わ
せるためのコンピュータ可読プログラム・コード手段
と、前記複数のレジスタ内の値を同期化するための、前
記複数のレジスタへの単一の書込アクセスを使用する、
前記複数のレジスタのそれぞれへの共通の更新の選択的
な同時書込をコンピュータに行わせるためのコンピュー
タ可読プログラム・コード手段とを含む、前記複数のレ
ジスタの更新に使用するためのコンピュータ可読プログ
ラム・コード手段をその中に有するコンピュータ使用可
能媒体を含むコンピュータ・プログラム製品。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を使用するためのディジタル符号
化/復号システムを示す図である。
【図2】埋め込まれたPCR値およびPTS値を示す、
MPEG−2トランスポート・ストリーム構文を示す図
である。
【図3】本発明に従ってクロック回復を実施するため
の、MPEG復号システムの1実施例のブロック図であ
る。
【図4】図3のビデオ・デコーダおよびオーディオ・デ
コーダの、本発明による複数のSTCレジスタおよび関
連する更新可能なアドレス・レジスタのハードウェアを
示す図である。
【図5】本発明の原理に従って、STCレジスタを独立
に更新する処理の実施例を示す流れ図である。
【図6】本発明の原理に従って、STCレジスタを同時
に更新する処理の実施例を示す流れ図である。
【符号の説明】
100 エンコーダ/デコーダ・システム 105 ネットワークまたは記憶機能 110 送信器 120 復号システム 130 MPEGビデオ・エンコーダ 135 MPEGオーディオ・エンコーダ 140 マルチプレクサ 150 バッファ 160 局所27MHz信号 170 システム・タイム・クロック(STC) 200 トランスポート・デマルチプレクサ 205 STCジェネレータ 210 ビデオ・デコーダ 212 ビデオ・バッファ 214 ビデオ復号ユニット 216 STC/PTS比較論理 220 オーディオ・デコーダ 222 オーディオ・バッファ 224 オーディオ復号ユニット 226 STC/PTS比較論理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム・アール・リー アメリカ合衆国27502 ノースカロライ ナ州アペックス ティーベリー・コート 1224 (72)発明者 ロナルド・エス・スヴェック アメリカ合衆国13736 ニューヨーク州 バークシャー ルート38 12493 (56)参考文献 特開 平9−205618(JP,A) 特開 平8−214296(JP,A) 特開 平9−219859(JP,A) 特開 平10−31876(JP,A) 特開 平9−93577(JP,A) 国際公開96/19078(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/24 - 7/68

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1カウンタ・レジスタに関連する第1ア
    ドレス・レジスタに第1アドレス値を供給し、第2カウ
    ンタ・レジスタに関連する第2アドレス・レジスタに第
    2アドレスを供給するステップと、 前記第1アドレス・レジスタに供給された前記第1アド
    レス値および前記第2アドレス・レジスタに供給された
    前記第2アドレス値それぞれに応じて、前記第1カウン
    タ・レジスタ内の第1カウント値および前記第2カウン
    タ・レジスタ内の第2カウント値の独立更新または同期
    更新のうちの1つを実行するステップとを含み、前記更新ステップは、両方のデコーダに共通のSTC値
    を書き込むか、または独立のSTC値を書き込むかを選
    択する、 複数のレジスタを更新する方法。
  2. 【請求項2】前記供給するステップが、前記第1アドレ
    ス値として前記第1アドレス・レジスタへ、前記第2ア
    ドレス値として前記第2アドレス・レジスタへ、共通ア
    ドレスを供給するステップを含み、前記実行するステッ
    プが、前記第1アドレス・レジスタおよび前記第2アド
    レス・レジスタの前記共通アドレスに関して、前記第1
    カウンタ・レジスタ内の前記第1カウント値および前記
    第2カウンタ・レジスタ内の前記第2カウント値の同期
    更新を実行するステップを含む、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】前記複数のレジスタが、MPEGシステム
    内に配置され、前記同期更新を実行するステップが、カ
    ウント更新を書き込むために前記第1カウンタ・レジス
    タおよび前記第2カウンタ・レジスタへの単一の書込ア
    クセスを同時に実行するステップを含む、請求項2の方
    法。
  4. 【請求項4】前記供給するステップが、前記第1アドレ
    ス・レジスタおよび前記第2アドレス・レジスタに、そ
    れぞれ異なる第1アドレス値および第2アドレス値を供
    給するステップを含み、前記実行するステップが、前記
    第1カウンタ・レジスタ内の前記第1カウント値および
    前記第2カウンタ・レジスタ内の前記第2カウント値の
    独立更新を実行するステップを含む、請求項1の方法。
  5. 【請求項5】前記複数のレジスタがMPEGシステム内
    に配置され、前記実行するステップが、前記第1カウン
    タ・レジスタ内の前記第1カウント値および前記第2カ
    ウンタ・レジスタ内の前記第2カウント値を独立に更新
    するために複数の書込アクセスを使用するステップを含
    み、前記複数の書込アクセス中に、前記第1カウンタ・
    レジスタおよび前記第2カウンタ・レジスタに異なる更
    新カウントが書き込まれる、請求項4の方法。
  6. 【請求項6】(i)複数の書込アクセスを使用して複数
    のレジスタに別々の更新を周期的に書き込むステップ
    と、 (ii)前記複数のレジスタ内の値を同期化するため
    に、前記複数のレジスタのそれぞれに共通更新を、両方
    のデコーダに共通のSTC値を書き込むか、または独立
    のSTC値を書き込むかを選択して同時に書き込むステ
    ップとを含み、前記選択的に同時に書き込むステップ
    が、前記複数のレジスタへの単一の書込アクセスを使用
    する、前記複数のレジスタを更新するための方法。
  7. 【請求項7】前記複数のレジスタが、複数のシステム・
    クロックを含み、前記周期的に書き込むステップ(i)
    が、前記複数の書込アクセスを使用して、前記複数のレ
    ジスタの各レジスタに異なるオフセットを有するクロッ
    ク更新を書き込むステップを含む、請求項6の方法。
  8. 【請求項8】(i)第1カウンタ・レジスタおよび第2
    カウンタ・レジスタが独立に更新されるように、そのア
    ドレッシング用の関連する第1アドレス・レジスタを有
    する前記第1カウンタ・レジスタと、そのアドレッシン
    グ用の関連する第2アドレス・レジスタを有する前記第
    2カウンタ・レジスタとに更新を別々に書き込むステッ
    プと、 (ii)前記第1アドレス・レジスタおよび前記第2ア
    ドレス・レジスタが共通のアドレスを含むように、前記
    第1アドレス・レジスタおよび前記第2アドレス・レジ
    スタのうちの少なくとも1つに書き込むステップと、 (iii)前記第1アドレス・レジスタおよび前記第2
    アドレス・レジスタが前記共通アドレスを含む時に、共
    通の値を用いて前記第1カウンタ・レジスタおよび前記
    第2カウンタ・レジスタを同時に更新するステップとを
    含み、前記同時に更新するステップが、両方のデコーダ
    に共通のSTC値を書き込むか、または独立のSTC値
    を書き込むかを選択することにより前記第1カウンタ・
    レジスタ内の値と前記第2カウンタ・レジスタ内の値と
    を同期化する、複数のレジスタを更新する方法。
  9. 【請求項9】前記第1カウンタ・レジスタが、第1シス
    テム・タイム・クロック(STC)値を含み、前記第2
    カウンタ・レジスタが、第2システム・タイム・クロッ
    ク(STC)値を含み、前記別々に書き込むステップ
    (i)が、前記第1アドレス・レジスタを介してアドレ
    ッシングし、前記第1STC値に対する第1更新を書き
    込み、前記第2アドレス・レジスタを介してアドレッシ
    ングし、前記第2STC値に対する第2更新を書き込む
    ステップを含む、請求項8の方法。
  10. 【請求項10】さらに、システム・タイム・クロック
    (STC)カウンタを有する復号システムと組み合わさ
    れ、前記方法がさらに、前記STCカウンタからSTC
    カウントを周期的に読み取るステップを含み、前記別々
    に書き込むステップ(i)が、第1オフセットと共に前
    記第1カウンタ・レジスタに前記STCカウントを書き
    込み、これとは別に、第2オフセットと共に前記第2カ
    ウンタ・レジスタに前記STCカウントを書き込むステ
    ップを含む、請求項8の方法。
  11. 【請求項11】前記復号システムが、ディジタル・ビデ
    オ復号システムを含み、前記第1カウンタ・レジスタ
    が、ビデオSTCレジスタを含み、前記第2カウンタ・
    レジスタが、オーディオSTCレジスタを含む、請求項
    10の方法。
  12. 【請求項12】さらに、前記同時に更新するステップ
    (iii)の後に、前記第1アドレス・レジスタおよび
    前記第2アドレス・レジスタが異なるアドレス値を含む
    ように前記第1アドレス・レジスタおよび前記第2アド
    レス・レジスタのうちの少なくとも1つにアドレス値を
    書き込むステップと、その後、前記第1アドレス・レジ
    スタおよび前記第2アドレス・レジスタの前記異なるア
    ドレスに関して前記第1カウンタ・レジスタおよび前記
    第2カウンタ・レジスタを別々にアドレッシングするス
    テップを含む、請求項8の方法。
  13. 【請求項13】第1カウンタ・レジスタおよび前記第1
    カウンタ・レジスタのアドレッシングに使用するための
    第1アドレス値を有する関連する第1アドレス・レジス
    タと、第2カウンタ・レジスタおよび前記第2カウンタ
    ・レジスタのアドレッシングに使用するための第2アド
    レス値を有する関連する第2アドレス・レジスタと、前
    記第1アドレス・レジスタ内の前記第1アドレス値およ
    び前記第2アドレス・レジスタ内の前記第2アドレス値
    に基づいて、前記第1カウンタ・レジスタ内の第1カウ
    ント値および前記第2カウンタ・レジスタ内の第2カウ
    ント値の別々の更新または同期更新を実行するためのコ
    ントローラであって、該コントローラは、両方のデコー
    ダに共通のSTC値を書き込むか、または独立のSTC
    値を書き込むかを選択することにより前記更新を実行す
    る、複数レジスタ・システム。
  14. 【請求項14】前記第1アドレス値および前記第2アド
    レス値が、共通アドレス値を含み、前記コントローラ
    が、前記第1カウンタ・レジスタおよび前記第2カウン
    タ・レジスタの同時更新のために、前記第1アドレス・
    レジスタおよび前記第2アドレス・レジスタ内の前記共
    通アドレス値を介して前記第1カウンタ・レジスタおよ
    び前記第2カウンタ・レジスタを同時にアドレッシング
    するための手段を含む、請求項13のシステム。
  15. 【請求項15】前記複数レジスタ・システムが、MPE
    Gシステムを含み、前記第1カウンタ・レジスタが、第
    1システム・タイム・クロック(STC)レジスタを含
    み、前記第2カウンタ・レジスタが、第2システム・タ
    イム・クロック(STC)レジスタを含む、請求項14
    のシステム。
  16. 【請求項16】前記MPEGシステムが、ディジタル・
    ビデオ復号システムを含み、前記第1STCレジスタ
    が、ビデオSTCレジスタを含み、前記第2STCレジ
    スタが、オーディオSTCレジスタを含む、請求項15
    のシステム。
  17. 【請求項17】前記第1アドレス値および前記第2アド
    レス値が、異なるアドレス値を含み、前記コントローラ
    が、前記第1カウンタ・レジスタおよび前記第2カウン
    タ・レジスタの別々の更新のために、前記第1アドレス
    ・レジスタ内および前記第2アドレス・レジスタ内の前
    記異なるアドレス値をそれぞれ使用して、前記第1カウ
    ンタ・レジスタおよび前記第2カウンタ・レジスタを別
    々にアドレッシングするための手段を含む、請求項13
    のシステム。
  18. 【請求項18】前記コントローラがさらに、前記第1ア
    ドレス値および前記第2アドレス値が共通アドレス値を
    含むように、前記第1アドレス・レジスタおよび前記第
    2アドレス・レジスタのうちの少なくとも1つにアドレ
    ス値を書き込むための手段を含み、前記コントローラ
    が、前記第1カウンタ・レジスタおよび前記第2カウン
    タ・レジスタの同期更新のために、前記共通アドレスを
    介して前記第1カウンタ・レジスタおよび前記第2カウ
    ンタ・レジスタを同時にアドレッシングするための手段
    を含む、請求項13のシステム。
  19. 【請求項19】前記コントローラがさらに、前記第1ア
    ドレス値および前記第2アドレス値が異なるアドレス値
    を含むように、前記第1アドレス・レジスタおよび前記
    第2アドレス・レジスタのうちの少なくとも1つにアド
    レス値を書き込むための手段を含み、前記コントローラ
    が、前記第1カウンタ・レジスタおよび前記第2カウン
    タ・レジスタの別々の更新のために、前記第1アドレス
    ・レジスタおよび前記第2アドレス・レジスタ内の前記
    異なる値を介して、前記第1カウンタ・レジスタおよび
    前記第2カウンタ・レジスタを別々にアドレッシングす
    るための手段を含む、請求項13のシステム。
  20. 【請求項20】第1カウンタ・レジスタおよび前記第1
    カウンタ・レジスタのアドレッシングに使用するための
    第1更新可能アドレス値を有する関連する第1アドレス
    ・レジスタと、 第2カウンタ・レジスタおよび前記第2カウンタ・レジ
    スタのアドレッシングに使用するための第2更新可能ア
    ドレス値を有する関連する第2アドレス・レジスタと、 (i)前記第1アドレス・レジスタ内の前記第1更新可
    能アドレス値が、前記第2アドレス・レジスタ内の前記
    第2更新可能アドレス値と異なる時の、前記第1カウン
    タ・レジスタおよび前記第2カウンタ・レジスタへの更
    新の別々の書込と、 (ii)前記第1アドレス・レジスタ内の前記第1更新
    可能アドレス値が、前記第2アドレス・レジスタ内の前
    記第2更新可能アドレス値と同一である時の、前記第1
    カウンタ・レジスタおよび前記第2カウンタ・レジスタ
    への更新の同期書込とのためのコントローラとを含み、
    前記コントローラは、前記更新を両方のデコーダに共通
    のSTC値を書き込むか、または独立のSTC値を書き
    込むかを選択する、複数クロック・システム。
  21. 【請求項21】前記コントローラが、前記第1更新可能
    アドレス値を、選択的に前記第2更新可能アドレス値と
    異なる値または同一の値にするために、前記第1アドレ
    ス・レジスタ内の前記第1更新可能アドレス値および前
    記第2アドレス・レジスタ内の前記第2更新可能アドレ
    ス値のうちの少なくとも1つを更新するための手段を含
    み、これによって、前記第1カウンタ・レジスタおよび
    前記第2カウンタ・レジスタへの更新の前記別々の書込
    (i)と、前記第1カウンタ・レジスタおよび前記第2
    カウンタ・レジスタへの更新の前記同期書込(ii)と
    を可能にする、請求項20のシステム。
  22. 【請求項22】前記システムが、MPEG復号システム
    を含み、前記第1カウンタ・レジスタが、第1システム
    ・タイム・クロック(STC)レジスタを含み、前記第
    2カウンタ・レジスタが、第2システム・タイム・クロ
    ック(STC)レジスタを含み、前記第1STCレジス
    タが、ビデオ復号STCレジスタを含み、前記第2ST
    Cレジスタが、オーディオ復号STCレジスタを含む、
    請求項20の複数クロック・システム。
  23. 【請求項23】前記システムがさらに、システム・タイ
    ム・クロック(STC)カウントを有するSTCカウン
    タを含み、前記コントローラがさらに、前記STCカウ
    ントを周期的に読み取り、これに基づいて前記第1カウ
    ンタ・レジスタおよび前記第2カウンタ・レジスタを更
    新するための手段を含む、請求項22のシステム。
  24. 【請求項24】前記更新の別々の書込(i)が、前記第
    1カウンタ・レジスタへの第1オフセットを伴う更新の
    供給と、前記第2カウンタ・レジスタへの第2オフセッ
    トを伴う更新の供給とを含み、前記更新の別々の書込
    が、ある書込アクセスでの前記第1カウンタ・レジスタ
    への前記第1オフセットを伴う前記更新の書込と、もう
    1つの書込アクセスでの前記第2カウンタ・レジスタへ
    の前記第2オフセットを伴う前記更新の書込とを含む、
    請求項20のシステム。
  25. 【請求項25】前記更新の同期書込(ii)がさらに、
    更新カウントに対する共通オフセットの供給と、前記第
    1カウンタ・レジスタおよび前記第2カウンタ・レジス
    タの両方への前記共通オフセットを伴う前記更新カウン
    トの単一書込アクセスでの書込とを含む、請求項20の
    システム。
  26. 【請求項26】第1カウンタ・レジスタに関連する第1
    アドレス・レジスタへの第1アドレス値の供給と、第2
    カウンタ・レジスタに関連する第2アドレス・レジスタ
    への第2アドレス値の供給とをコンピュータに行わせる
    ためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記第1アドレス・レジスタに供給された前記第1アド
    レス値および前記第2アドレス・レジスタに供給された
    前記第2アドレス値それぞれに応じて、前記第1カウン
    タ・レジスタ内のカウント値および前記第2カウンタ・
    レジスタ内のカウント値の独立更新または同期更新のう
    ちの1つを、両方のデコーダに共通のSTC値を書き込
    むか、または独立のSTC値を書き込むかを選択してコ
    ンピュータに実行させるためのコンピュータ可読プログ
    ラム・コード手段とを含む、複数のレジスタの更新に使
    用するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段
    をその中に有するコンピュータ使用可能媒体。
  27. 【請求項27】複数の書込アクセスを使用する、複数の
    レジスタへの別々の更新の周期的な書込をコンピュータ
    に行わせるためのコンピュータ可読プログラム・コード
    手段と、 前記複数のレジスタ内の値を同期化するための、前記複
    数のレジスタへの単一の書込アクセスを使用する、前記
    複数のレジスタのそれぞれへの共通の更新の選択的な同
    時書込を両方のデコーダに共通のSTC値を書き込む
    か、または独立のSTC値を書き込むかを選択してコン
    ピュータに実行させるためのコンピュータ可読プログラ
    ム・コード手段とを含む、前記複数のレジスタの更新に
    使用するためのコンピュータ可読プログラム・コード手
    段ををその中に有するコンピュータ使用可能媒体。
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