JP3300548B2 - レゾネータ付きエアーダクト - Google Patents
レゾネータ付きエアーダクトInfo
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- JP3300548B2 JP3300548B2 JP24882894A JP24882894A JP3300548B2 JP 3300548 B2 JP3300548 B2 JP 3300548B2 JP 24882894 A JP24882894 A JP 24882894A JP 24882894 A JP24882894 A JP 24882894A JP 3300548 B2 JP3300548 B2 JP 3300548B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resonator
- air duct
- welding
- joining
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の吸気系配管等
に使用されるレゾネータ付きエアーダクトに関するもの
である。
に使用されるレゾネータ付きエアーダクトに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】最近の、特に乗用自動車では、装備され
る各機器の作動に静粛さが求められるようになってお
り、これに応えて吸気系配管に使用されるエアーダクト
においても、空気流通時の擦過音を消し、且つ、空気圧
の変動を抑えるためにレゾネータ(消音用空気溜まり)
付きのエーダクトを使用することが多い。
る各機器の作動に静粛さが求められるようになってお
り、これに応えて吸気系配管に使用されるエアーダクト
においても、空気流通時の擦過音を消し、且つ、空気圧
の変動を抑えるためにレゾネータ(消音用空気溜まり)
付きのエーダクトを使用することが多い。
【0003】図3は従来のレゾネータ付きエアーダクト
の製作状態を示す斜視説明図であるが、本例のものは、
エアーダクト10を半分に分割したようなもの10a、
10bをそれぞれ射出成形等して製作し、各々の端面を
溶着等して一体化するとともに、これにブロー成形等で
製作したレゾネータ12を取付部材14を介してリベッ
トやボルト類(以下、単にリベットという)16を用い
て組み付けていたものである。
の製作状態を示す斜視説明図であるが、本例のものは、
エアーダクト10を半分に分割したようなもの10a、
10bをそれぞれ射出成形等して製作し、各々の端面を
溶着等して一体化するとともに、これにブロー成形等で
製作したレゾネータ12を取付部材14を介してリベッ
トやボルト類(以下、単にリベットという)16を用い
て組み付けていたものである。
【0004】図4も従来例を示す斜視説明図であるが、
本例のものは、レゾネータ12を射出成形等によって分
割物12a、12bとして製作するとともに、各々を溶
着等して一体化し、これにブロー成形等で一個物として
製作したエアーダクト10を同じくリベット16を用い
て組み付けていたものである。
本例のものは、レゾネータ12を射出成形等によって分
割物12a、12bとして製作するとともに、各々を溶
着等して一体化し、これにブロー成形等で一個物として
製作したエアーダクト10を同じくリベット16を用い
て組み付けていたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3に示す
ような方法をとると、リベット16や取付部材14を必
要とし、その組付工数も必要である。又、レゾネータ1
2にエアーダクト10に設けられる連通管18が挿入さ
れる孔20を開ける孔開け加工が必要であるし、この部
分のシールを図るシール部材22も必要になる。
ような方法をとると、リベット16や取付部材14を必
要とし、その組付工数も必要である。又、レゾネータ1
2にエアーダクト10に設けられる連通管18が挿入さ
れる孔20を開ける孔開け加工が必要であるし、この部
分のシールを図るシール部材22も必要になる。
【0006】一方、図4に示すような方法をとっても、
レゾネータ12の分割物12aには取付部材14を一体
化して成形される必要があるし、エアーダクト10は一
個物で成形されるといっても、成形時、連通管18や取
付部材14をインサートしなければならず、いずれにし
ても面倒で、コストの高いものとなる。又、エアーダク
ト10と連通管18との開通加工が必要であるし、リベ
ット16及びその組付工数は依然として必要である。更
に、シール部材22が必要な点も変わらない。本発明
は、このような課題を解決するために案出されたもので
あり、要は、部品点数も少なく、製作コストの安いレゾ
ネータ付きエアーダクトを提供するものである。
レゾネータ12の分割物12aには取付部材14を一体
化して成形される必要があるし、エアーダクト10は一
個物で成形されるといっても、成形時、連通管18や取
付部材14をインサートしなければならず、いずれにし
ても面倒で、コストの高いものとなる。又、エアーダク
ト10と連通管18との開通加工が必要であるし、リベ
ット16及びその組付工数は依然として必要である。更
に、シール部材22が必要な点も変わらない。本発明
は、このような課題を解決するために案出されたもので
あり、要は、部品点数も少なく、製作コストの安いレゾ
ネータ付きエアーダクトを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、エアー
ダクトの側面に袋体のレゾネータを取り付けたレゾネー
タ付きエアーダクトにおいて、エアーダクトの一部と、
エアーダクトの残部及びレゾネータの一部を一体化した
ものと、レゾネータの残部と、からなる三部材をそれぞ
れ別々に樹脂で成形しておき、各々の端面を接合して完
成品としたことを特徴とするものである。
ダクトの側面に袋体のレゾネータを取り付けたレゾネー
タ付きエアーダクトにおいて、エアーダクトの一部と、
エアーダクトの残部及びレゾネータの一部を一体化した
ものと、レゾネータの残部と、からなる三部材をそれぞ
れ別々に樹脂で成形しておき、各々の端面を接合して完
成品としたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明が以上の手段をとることにより、三部材
の端面を単に接合すればよくなる。従って、取付部材や
シール部材及びリベットといった部材は不要になるとと
もに、これを用いての組付作業も必要なくなる。
の端面を単に接合すればよくなる。従って、取付部材や
シール部材及びリベットといった部材は不要になるとと
もに、これを用いての組付作業も必要なくなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の実施例を示すレゾネータ付きエア
ーダクトの製作状態を示す斜視説明図、図2は同じく断
面説明図であるが、本発明では、まず、レゾネータ付き
エアーダクトを、エアーダクトの一部Aと、エアーダク
トの残部及びレゾネータの一部を一体化したものBと、
レゾネータの残部Cとにそれぞれ分割し、各々を別々に
樹脂で成形して製作する。
する。図1は本発明の実施例を示すレゾネータ付きエア
ーダクトの製作状態を示す斜視説明図、図2は同じく断
面説明図であるが、本発明では、まず、レゾネータ付き
エアーダクトを、エアーダクトの一部Aと、エアーダク
トの残部及びレゾネータの一部を一体化したものBと、
レゾネータの残部Cとにそれぞれ分割し、各々を別々に
樹脂で成形して製作する。
【0010】次に、この三部材A、B Cの端面を各々
接合して完成品とするのである。この接合操作には、圧
接振動させて熱溶着する振動溶着、熱盤を圧着して熱溶
着させる熱盤溶着、溶着材を接合面の周囲に鉢巻き状に
射出する鉢巻き状射出溶着(DSI)等がある。又、接
着剤による接着も考えられる。尚、この場合、溶着性を
向上させるために各端面(接合面)に適当なフランジ2
4を形成することもある。
接合して完成品とするのである。この接合操作には、圧
接振動させて熱溶着する振動溶着、熱盤を圧着して熱溶
着させる熱盤溶着、溶着材を接合面の周囲に鉢巻き状に
射出する鉢巻き状射出溶着(DSI)等がある。又、接
着剤による接着も考えられる。尚、この場合、溶着性を
向上させるために各端面(接合面)に適当なフランジ2
4を形成することもある。
【0011】ところで、前記したDSIとは、株式会社
日本製鋼所が開発した新しい射出成形法のことであり、
同一の金型装置内でそれぞれ別々の半完成品を成形した
後、所要の金型を動かして各半完成品を接合させ、接合
面周囲に樹脂を鉢巻き状に射出して接合する方法のこと
である(DIE SLIDE INJEGTION 略
してDSIと称する)。尚、このDSIによると、上記
した三部材A、B、Cは同一の金型装置内で成形される
が、その成形個所は異なることから、上記の「別々に成
形し」の意に含ませた。
日本製鋼所が開発した新しい射出成形法のことであり、
同一の金型装置内でそれぞれ別々の半完成品を成形した
後、所要の金型を動かして各半完成品を接合させ、接合
面周囲に樹脂を鉢巻き状に射出して接合する方法のこと
である(DIE SLIDE INJEGTION 略
してDSIと称する)。尚、このDSIによると、上記
した三部材A、B、Cは同一の金型装置内で成形される
が、その成形個所は異なることから、上記の「別々に成
形し」の意に含ませた。
【0012】以上のようにして レゾネータ付きエアー
ダクトは完成品に仕上げられるが、ここにおいてエアー
ダクト10は、両端に流入口26と流出口28が形成さ
れ、途中に連通管18が突出される管体であり、レゾネ
ータ12は、連通管18が突入される空気溜まり30を
有する袋体をしているものである。
ダクトは完成品に仕上げられるが、ここにおいてエアー
ダクト10は、両端に流入口26と流出口28が形成さ
れ、途中に連通管18が突出される管体であり、レゾネ
ータ12は、連通管18が突入される空気溜まり30を
有する袋体をしているものである。
【0013】
【発明の効果】以上、本発明は、前記したものであるか
ら、部品点数を少なくできるとともに、リベット等によ
る組立工数を必要としないで接合工程のみでレゾネータ
付きエアーダクトを製作できるから、コストを安くでき
る。又、シールを必要とする管や孔の接続も必要ないか
ら、シールの信頼性も高まる。
ら、部品点数を少なくできるとともに、リベット等によ
る組立工数を必要としないで接合工程のみでレゾネータ
付きエアーダクトを製作できるから、コストを安くでき
る。又、シールを必要とする管や孔の接続も必要ないか
ら、シールの信頼性も高まる。
【図1】本発明の実施例を示す斜視説明図である。
【図2】本発明の実施例を示す断面説明図である。
【図3】従来例を示す斜視説明図である。
【図4】従来例を示す斜視説明図である。
A エアーダクトの一部 B エアーダクトの残部及びレゾネータの一部を一体
化したもの C レゾネータの残部
化したもの C レゾネータの残部
Claims (2)
- 【請求項1】 エアーダクトの側面に袋体のレゾネータ
を取り付けたレゾネータ付きエアーダクトにおいて、エ
アーダクトの一部と、エアーダクトの残部及びレゾネー
タの一部を一体化したものと、レゾネータの残部と、か
らなる三部材をそれぞれ別々に樹脂で成形しておき、各
々の端面を接合して完成品としたことを特徴とするレゾ
ネータ付きエアーダクト。 - 【請求項2】 接合が、振動溶着、熱盤溶着、鉢巻き状
射出溶着(DSI)、接着剤による接着のいずれかで行
われる請求項1のレゾネータ付きエアーダクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24882894A JP3300548B2 (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | レゾネータ付きエアーダクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24882894A JP3300548B2 (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | レゾネータ付きエアーダクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0886256A JPH0886256A (ja) | 1996-04-02 |
JP3300548B2 true JP3300548B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=17184033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24882894A Expired - Lifetime JP3300548B2 (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | レゾネータ付きエアーダクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3300548B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004038216A1 (de) * | 2004-08-05 | 2006-03-16 | Mann+Hummel Gmbh | Ansaugschalldämpfer |
KR100901600B1 (ko) * | 2007-10-23 | 2009-06-08 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 흡기 시스템의 레조네이터 일체형 에어 덕트 |
KR100901599B1 (ko) * | 2007-10-24 | 2009-06-08 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 흡기 시스템 |
US8608532B2 (en) * | 2008-04-23 | 2013-12-17 | Ford Global Technologies, Llc | Climate control duct architecture for a vehicle |
CN105240173B (zh) * | 2015-11-03 | 2019-03-01 | 长春汽车滤清器有限责任公司 | 一种汽车引气管构件 |
-
1994
- 1994-09-16 JP JP24882894A patent/JP3300548B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0886256A (ja) | 1996-04-02 |
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