JP3299743B2 - アミン酸化物の組成物および製造方法 - Google Patents

アミン酸化物の組成物および製造方法

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、アミン酸化物の組成物に、より特定的には
水感受性の洗剤配合剤への組み入れに適したその組成物
に、およびその製造方法に関するものである。
背景 カーク−オットマー(Kirk−Othmer),化学技術事典
(Encyclopedia of Chemical Technology),第3版,2
巻,259−271ページに開示されているように、種々の応
用面、たとえば洗剤およびシャンプーの配合剤において
有用なアミンの酸化物が、非異節環状第3級アミンと水
性過酸化水素との溶媒、たとえば水、低級アルコール、
アセトンまたは酢酸中での反応により製造し得ることは
公知の事実である。
ヨーロッパ特許出願0401503(スミス(Smith)ら)
は、その合成を反応温度においては生成物が溶解し得る
が、より低温では溶解し得ない有機溶媒、たとえばエス
テル、炭化水素、および高度に極性な溶媒中で実施する
ことにより、アミン酸化物を固体の非吸湿性の二水和物
としても製造し得ることを示唆している。
これらのアミン酸化物は一般にはトリアルキルアミン
の酸化物であるが、特に短鎖のアルキル基と長鎖のアル
キル基との双方を含有するトリアルキルアミン酸化物が
ときには製造したままで使用可能である。しかし、固体
のアミン酸化物は取り扱いの問題を提出し;アミン酸化
物の公知の合成に使用される溶媒、特に可燃性の溶媒と
水とがある種の応用面において望ましくない傾向があ
る。さらに、水感受性の配合剤における過剰の水のよう
に有害な作用を持つために望ましくないというわけでは
ない場合にも、溶媒は、その有用な目的に機能を果たす
ことなくアミン酸化物含有配合剤の重量と嵩に寄与する
という魅力的でない様相を有している。
アミン酸化物を製造し、これを組み入れる配合剤、た
とえば水感受性の配合剤の他の成分と混和する容器か
ら、配合剤中で有用な機能を持たず、不利益であり得る
溶媒との組合わせでなく注ぎ出し、またはポンプで取り
出し得るアミン酸化物の組成物を提供し得ることが有利
であろう。
米国特許3,565,810(モーズナー(Mausner)ら)は、
これらの問題のあるものの認識とそれを解決する意図と
を示しているが、その方法は多量の水を使用するので、
その生成物は余りに大きな不必要な嵩と重量とを有し、
水感受性の配合剤への組み入れには適当ではないであろ
う。
ヨーロツパ特許出願0 028 038[ライキム(Leikhi
m)ら]は、(1)アミン酸化物界面活性剤、(2)エ
トキシル化非イオン界面活性剤、(3)水溶性金属イオ
ン封止性洗剤ビルダー、(4)親水性表面活性剤及び
(5)水を、5つの必須成分として含有する等方性液体
(isotropic liquid)洗剤組成物について教示してい
る。
ヨーロツパ特許0 224 662[リグランド(Legran
d)ら]は、セレン触媒と、ポリエチレングリコールの
ような溶媒の存在下に、三級芳香族アミン類の過酸化水
素による酸化について開示している。
発明の概要 多量の界面活性剤を含有する組成物が、第3級アミン
を水性過酸化水素と、唯一の溶媒としての、常態では液
体のポリエチレングリコールまたは非イオン性界面活性
剤の存在下で反応してアミン酸化物を生成させる反応の
少なくとも後半の部分を実施することによって得られる
ことが見出され;その非イオン性界面活性剤の少なくと
も一部は、次式のうちの一つに相当する化合物である。
Z[OC(Z′)HCH2]mOH、T[OC(Z′)HCH2]mOH及びZC
(O)NZZ″ ここで、Tはアルキル基が4〜30個の炭素原子を含むア
ルキルフエニル基であり、Zは炭素数4〜30のアルキル
基であり、Z′は水素または炭素数1〜3のアルキルも
しくはヒドロキシアルキル基であり、Z″は炭素数1〜
3のヒドロキシアルキル基であり、mは1〜100の整数
である。
十分高度に濃縮された過酸化水素溶液の本件方法にお
ける使用および/または少なくとも一部の水の最終的な
反応混合物からの除去により、第3級アミン酸化物と基
本的に通常は液体のポリエチレングリコールまたは非イ
オン性界面活性剤と10重量%より多くない水とよりなる
溶媒との注入可能な、水感受性の配合剤、たとえば棒状
石鹸(bar soap)および洗剤組成物への容易な組み入れ
に適した混和物が得られることも見いだされた。
詳細な記述 本発明の実施に使用するアミンには、水性過酸化水素
で第3級アミン酸化物に酸化し得るいかなる第3級アミ
ンも可能である。この種のアミンは周知されており、ア
ミノ窒素と結合した脂肪族基、環状脂肪族基および/ま
たは芳香族基を有する種々の第3級アミンが含まれが、
これらは一般には、式中のR、R'およびR"が1−30個の
炭素を含有する第1アルキル基である式RR'R"Nに相当す
るトリアルキルアミン、好ましくは式中のRがメチルま
たはエチルであり、R'が6−20個の炭素を含有するアル
キル基であり、R"がメチル、エチルおよび6−20個の炭
素を含有するアルキル基から独立に選択した基であるト
リアルキルアミンである。
使用し得る第3級アミンの適例はトリメチルアミン、
トリエチルアミン、N−イソブチルジメチルアミン、ト
リヘキシルアミン、N,N−ジメチル−2−エチルヘキシ
ルアミン、N−エイコシルジメチルアミン、N−イソプ
ロピル−N−トリアコンチルメチルアミン、N−ベンジ
ルジメチルアミン、N−エチルジベンジルアミン、N,N
−ジイソブチル−4−t−ブチルベンジルアミン、トリ
−2−ヒドロキシエチルアミン、N−ドデシルジ−2−
ヒドロキシエチルアミン、N,N−ジデシル−2−ヒドロ
キシエチルアミン、より好ましくは、そのアルキルがヘ
キシル、オクチル、デシル、ドデシル、テトラデシル、
ヘキサデシル、オクタデシルおよび/またはエイコシル
であるN−アルキルジメチル−、N−アルキルジエチル
−、N−アルキル−N−エチルメチル−、N,N−ジアル
キルメチル−、およびN,N−ジアルキルエチルアミン、
ならびにこの種のアミンの混合物である。
第3級アミンと反応させる水性過酸化水素は1−99重
量%の濃度を有し得るが、本発明の好ましい具体例にお
いては50−70%の濃度を有する。より希釈された溶液は
多くの場合に望ましいものより多量の水を生成物に与え
る傾向があるが、過剰の水は、この場合には反応が完了
したのちに生成物から除去することができる。
通常の第3級アミン/過酸化水素反応の場合と同様
に、使用する過酸化水素の量は少なくとも化学量論的量
であるべきであるが、一般には15%を超えるモル過剰で
あるべきではなく;本件反応は水性過酸化水素をアミン
に、好ましくは制御された速度で、かつ、好ましくは二
酸化炭素またはキレート形成剤、たとえばジエチレント
リアミン五酢酸またはエチレンジアミン四酢酸の存在下
に、20−100℃の、好ましくは60−80℃の温度で添加す
ることにより実施し;この反応速度を1−24時間維持す
る。
本発明記載の方法は、反応の少なくとも後半の部分
を、有機溶媒としての通常は液体のポリエチレングリコ
ールまたは界面活性剤の存在下に実施することにおい
て、通常の方法とは異なる。初期の反応混合物中におけ
るこの種の溶媒の存在は反応の生起を阻害しないであろ
うが、一般には、有機溶媒の不存在で反応を開始させ、
ついで、反応中に有機溶媒を徐々に添加して反応混合物
を撹拌可能な状態に維持し、かつ/または最終的な反応
混合物に0.1−10/1のアミン酸化物/非イオン性界面活
性剤重量比を与えるのが好ましい。
工程中にポリエチレングリコール溶媒を使用する場合
には、これは通常は液体であるもの、すなわち、環境温
度で液体であるような平均分子量を有するポリエチレン
グリコールまたはポリエチレングリコールの混合物であ
る。
工程中に非イオン性界面活性剤溶媒を使用する場合に
は、これは、式中のTがそのアルキル基が4−30個の炭
素を含有するアルキルフェニル基であり、Zが4−30個
の炭素を含有するアルキルであり、Z'が水素または1−
3個の炭素を有するアルキル基もしくはヒドロキシアル
キル基であり、Z"が1−3個の炭素を有するヒドロキシ
アルキル基であり、mが1−100の整数である式Z[OC
(Z')HCH2mOH、T[OC(Z')HCH2mOHおよびZC
(O)NZ'Z"の一つに相当する化合物を含有する溶媒で
ある。この化合物は非イオン性界面活性剤溶媒の一部の
みを占めるものであってもよいが、本発明の好ましい具
体例においては、非イオン性界面活性剤の50重量%以上
が、好ましくはその少なくとも実質的に全てがこの化合
物よりなるものである。
上の各式の第1のものに相当する非イオン性界面活性
剤は、酸化エチレンまたはアルキル置換もしくはヒドロ
キシアルキル置換酸化エチレンと4−30個の炭素を含有
するアルカノールとの、またはこの種のアルカノールの
混合物との反応により製造し得る周知の化合物である。
本発明に使用するためには、これらの化合物は液体であ
るべきであり;好ましい化合物は、そのmが約50を超え
ない、好ましくは2−15の整数であるものである。酸化
エチレンから製造した化合物、すなわちそのZ'が水素で
あるものも好ましい。特に良好な結果は、ヘキサノール
のエトキシラートとデカノールのエトキシラートとの混
合物、たとえばその酸化エチレン単位/アルカノール単
位のモル比が平均して3である混合物の使用により得ら
れているが;1種または2種以上の他の4−30個の炭素を
含有する直鎖の、または枝分かれ鎖のアルカノール、た
とえばブタノール、イソブタノール、ヘキサノール、オ
クタノール、デカノール、ドデカノール、テトラデカノ
ール、ペンタデカノール、ヘキサデカノール、オクタデ
カノール、エイコサノール、ドコサノール、テトラコサ
ノールまたはトリアコンタノールから生成するものを含
む、上式に相当する他の化合物を使用しても良好な結果
が得られている。
上の各式の第2のものに相当する非イオン性界面活性
剤は、酸化エチレンまたはアルキル置換もしくはヒドロ
キシアルキル置換酸化エチレンと、そのアルキル基が4
−30個の炭素を含有するアルキルフェノールとの、また
はこの種のアルキルフェノールの混合物との反応により
製造し得る周知の化合物である。本発明に使用するため
には、これらの化合物は液体であるべきであり;好まし
い化合物は、そのmが約50を超えない、好ましくは2−
15の整数であるものである。酸化エチレンから製造した
化合物、すなわちそのZ'が水素であるものも好ましい。
特に良好な結果はノニルフェノールエトキシラート、た
とえば、その酸化エチレン単位/アルキルフェノール単
位のモル比が平均して9であるようなエトキシラートの
使用により得られているが;1種または2種以上の、その
アルキル基が4−30個の炭素を含有する他のアルキルフ
ェノール、たとえばブチル−、イソブチル−、ヘキシル
−、オクチル−、ノニル−、デシル−、ドデシル−、テ
トラデシル−、ヘキサデシル−、オクタデシル−、エイ
コシル−、ドコシル−、テトラコシル−およびトリアコ
ンチルフェノールから生成するものを含む、上式に相当
する他の化合物を使用しても良好な結果が得られてい
る。
上の各式の第3のものに相当する非イオン性界面活性
剤は、式Z'Z"NHに相当するアミン,たとえば2−ヒドロ
キシエチルアミン、ジ−2−ヒドロキシエチルアミンま
たはN−3−ヒドロキシプロピルメチルアミンを式ZCOO
Hに相当する脂肪酸、たとえばリシノレン酸、オレイン
酸、ラウリン酸、リノレン酸、ココ酸、ステアリン酸ま
たはカプリン酸と反応させて製造し得る周知の化合物で
ある。特に良好な結果はココジエタノールアミドで得ら
れている。
上の各式の一つに相当する界面活性剤が非イオン性界
面活性剤溶媒の唯一の成分でない場合には、残部には上
の他の式の一つに相当する1種または2種以上の界面活
性剤および/または他のいずれかの型の1種または2種
以上の液体非イオン性界面活性剤よりなるものが可能で
ある。この種の非イオン性界面活性剤(上記の非イオン
性界面活性剤と同様に周知されているもの)の適例は、
オレイン酸ソルビタン;一ラウリン酸ソルビタン;ソル
ビタン脂肪酸エステルと酸化エチレンとの反応生成物;
グリコール類、たとえばエチレングリコール、ジエチレ
ングリコールおよび1,2−プロパンジオールの脂肪酸
(特にラウリン酸)エステル;ならびに、式中のZ、Z'
およびmが上記の意味を有する式ZC(O)[OC(Z')HC
H2mOHに相当する化合物である。
反応が完了したのちに、反応混合物を室温に冷却し、
ついで、反応混合物が流動性でない場合には、必要なら
ば流動化温度に再加熱することができ、反応生成物を製
造した容器から注ぎ出し、またはポンプ移送し得ること
が望ましい。生成物がより低い温度でゲル化し易い生成
物である場合には、これに替えて、生成物がもはや流動
性でない点にまで温度が低下する前に反応生成物を反応
容器から注ぎ出し、またはポンプ移送することもでき
る。
本件方法により形成されたアミン酸化物溶液は、水性
過酸化水素を使用するために水を含有する。アミン酸化
物を混入することが望まれる水感受性の配合剤において
も少量の水は許容することができ、比較的多量の水を含
有する溶液も水感受性でない配合剤には使用することが
できるので、溶液中の全ての水を除去することは必要で
はないであろうが、溶液が望ましい量以上の水を含有す
る場合には通常の手段により、これを反応混合物から除
去する。水の除去は、ときには通常の蒸留により達成す
ることもできるが、アミン酸化物のあるものは分解温度
が比較的低いので、生成物の分解の可能性を最小限に抑
えるために、減圧下で水を除去するのが好ましい。真空
ストリッピングが、水の少なくとも一部を生成物から除
去する特に好ましい方法である。
本発明は、その界面活性剤含有量によってのみでな
く、その注入可能性およびポンプ移送可能性によって
も、組成物を洗剤への混入に関して魅力的なものにす
る、高い界面活性剤含有量を有するアミン酸化物組成物
を提供することにおいて有利である、さらに、低い水分
含有量を有する組成物は水感受性の配合剤、たとえば棒
状石鹸および洗剤濃縮物におけるその利点および使用可
能性を有し;ポリエチレングリコールの使用は、水性ま
たはアルコール性の溶媒の使用が粘性を低下させるのと
は対照的に、パーソナルケア配合剤の粘性を増大させる
役割を果たす。
以下の実施例は、本発明を説明するために与えられる
ものであって、本発明の限定を意図したものではない。
実施例 I 適当な反応容器に100gのN−テトラデシルジメチルア
ミンと0.5gのジエチレントリアミン五酢酸とを装入し
た。この混合物を二酸化炭素雰囲気下で65℃に加熱した
のちに、温度のそれ以上の上昇を回避するために冷却し
ながら、23gの70%過酸化水素(15%のモル過剰)を5
分間かけて添加した。ついで温度を75℃に上昇させ、撹
拌を容易にするために必要な1000以下の分子量を有する
ポリエチレングリコールを添加しながら、この温度に約
7時間保った。この7時間の終了時には全量で55mlのポ
リエチレングリコールを添加しており、アミンの転化率
は95%を超えた。生成物は環境温度で液体であった。
実施例 II 適当な反応容器に100gのN−テトラデシルジメチルア
ミンと0.5gのジエチレントリアミン五酢酸とを装入し
た。この混合物を65℃に加熱したのちに、温度のそれ以
上の上昇を回避するために冷却しながら、23gの70%過
酸化水素(15%のモル過剰)を5分間かけて添加した。
ついで、温度を75℃に上昇させ、撹拌を容易にするため
に必要な3モルのヘキサノール/デカノールの混合物の
エトキシレートを添加しながら、この温度に約7時間保
った。この7時間の終了時には全量で55mlのエトキシレ
ートを添加しており、アミンの転化率は95%を超えた。
生成物は水様の透明性を有するゲルであって、40℃の近
傍で融解してポンプ移送可能な液体となった。
実施例 III 適当な反応容器に100gのN−テトラデシルジメチルア
ミンと0.5gのジエチレントリアミン五酢酸とを装入し
た。この混合物を65℃に加熱したのちに、温度のそれ以
上の上昇を回避するために冷却しながら、23gの70%過
酸化水素(15%のモル過剰)を5分間かけて添加した。
ついで、温度を75℃に上昇させ、撹拌を容易にするため
に最初の7時間中に必要な9モルのノニルフェノールの
エトキシレートを添加して、この温度に約24時間保っ
た。この7時間の終了時には全量で45mlのエトキシレー
トを添加しており、アミンの転化率は95%を超えた。生
成物は40℃の近傍で融解してポンプ移送可能な液体とな
るゲルであった。
実施例 IV 適当な反応容器に100gのN−テトラデシルジメチルア
ミンと0.5gのジエチレントリアミン五酢酸とを装入し
た。この混合物を65℃に加熱したのちに、温度のそれ以
上の上昇を回避するために冷却しながら、23gの70%過
酸化水素(15%のモル過剰)を15分間かけて添加した。
ついで温度を75℃に上昇させ、撹拌を容易にするために
必要なココジエタノールアミドを添加しながら、この温
度に約7時間保った。この7時間の終了時には全量で50
mlのアミドを添加しており、アミンの転化率は95%を超
えた。生成物は環境温度で液体であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C11D 7:26) C11D 7:26) (C11D 10/02 (C11D 10/02 1:68 1:68 7:32) 7:32) (31)優先権主張番号 525,070 (32)優先日 平成2年5月18日(1990.5.18) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 525,984 (32)優先日 平成2年5月21日(1990.5.21) (33)優先権主張国 米国(US) (72)発明者 スミス,キム・アール アメリカ合衆国ルイジアナ州70810バト ンルージユ・スタツフオードドライブ 1950 (56)参考文献 特開 昭56−95997(JP,A) 特開 昭62−126173(JP,A) 米国特許4276205(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 7/60 C07C 291/04 C11D 10/02 C11D 7/32 C11D 7/26 C11D 1/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式R′R″Nに相当する第3級アミン(こ
    こで、R、R′及びR″は炭素数1〜30の第1級アルキ
    ル基である)を水性過酸化水素と反応させることにより
    得られた第3級アルキルアミン酸化物、常態では液体の
    ポリエチレングリコールまたは非イオン性界面活性剤か
    らなる溶媒、及び混合物の重量に基づいて10%より多く
    ない水、からなる流動性液体混合物であって;非イオン
    性界面活性剤の少なくとも一部が、次式のうちの一つに
    相当する化合物である、棒状石鹸および洗剤濃縮物への
    組み入れ用流動性液体混合物。 Z[OC(Z′)HCH2]mOH、T[OC(Z′)HCH2]mOH及びZC(O)
    NZZ″ (式中、Tはアルキル基が4〜30個の炭素原子を含むア
    ルキルフエニル基であり、Zは炭素数4〜30のアルキル
    基であり、Z′は水素または炭素数1〜3のアルキルも
    しくはヒドロキシアルキル基であり、Z″は炭素数1〜
    3のヒドロキシアルキル基であり、mは1〜100の整数
    である。)
  2. 【請求項2】請求項1記載の流動性液体混合物を製造す
    る方法であって、反応の少なくとも後半の部分を、唯一
    の有機溶媒としての、常態で液体のポリエチレングリコ
    ールまたは非イオン性界面活性剤の存在下で実施し;非
    イオン性界面活性剤の少なくとも一部が、次式のうちの
    一つに相当する化合物であることを特徴とする流動性液
    体混合物の製造方法。 Z[OC(Z′)HCH2]mOH、T[OC(Z′)HCH2]mOH及びZC(O)
    NZZ″ (式中、Tはアルキル基が4〜30個の炭素原子を含むア
    ルキルフエニル基であり、Zは炭素数4〜30のアルキル
    基であり、Z′は水素または炭素数1〜3のアルキルも
    しくはヒドロキシアルキル基であり、Z″は炭素数1〜
    3のヒドロキシアルキル基であり、mは1〜100の整数
    である。)
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US52449790A 1990-05-17 1990-05-17
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US524,497 1990-05-17
US524,569 1990-05-17
US07/525,070 US5055232A (en) 1990-05-18 1990-05-18 Pourable liquid blend of amine oxide and nonionic surfactant
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US525,984 1990-05-21
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