JP3298564B2 - 映像再生装置及び映像再生装置制御用プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

映像再生装置及び映像再生装置制御用プログラムを記憶した記憶媒体

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像再生装置に係
り、特に、視聴制限のある映像を視聴制限に応じて再生
する映像再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、映像記録媒体として、レーザ
ディスク(LD)や、デジタルバーサタイルディスク又
はデジタルビデオディスク(DVD、登録商標)が用い
られている。DVDでは、ある年齢未満での成育に悪影
響を与える可能性のある映像に視聴制限をかけるパレン
タル(parental)の機能がある。これは、DVDプレー
ヤに視聴者の年齢を登録しておくと、視聴制限の内容に
従って再生を禁止するものである。また、DVDでは、
映像データ及び音声データの格納の仕方によって、複数
のストーリーを定めるマルチストーリーや、複数のアン
グルを選択できるマルチアングルや、他言語での吹き替
えを行うことができる。このため、若年齢の子供が視聴
する場合には、視聴制限のある暴力シーンをスキップし
て他のストーリーで映像を視聴することができる。
【0003】そして、このような視聴制限を行うため
に、従来のDVDプレーヤでは、視聴者の年齢をDVD
プレーヤに登録していた。
【0004】また、このような年齢による視聴制限に関
する従来例としては、特開平10―242874号公報
に開示された手法がある。これは、デジタル放送受信機
にて、ペアレンタルロック(視聴制限)に関する機能が
作動した場合には、出力チャンネルをそのまま放置する
ことなくプロモーションチャンネル等に切り替えるもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
DVDプレーヤでは、複数の使用者が同一のDVDプレ
ーヤアプリケーションを使用することを念頭に置かれて
いなかったため、ある特定の使用者にとって有効であっ
た視聴制限が、別の使用者にとっては、有効ではない、
という不都合があった。また、使用者の視聴制限が固定
されており、視聴制限の変更を生年月日を迎えるたびに
行なわなくてはならない、という不都合があった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に、家族や集会所など多人数で同一のDVD
プレーヤ等の映像記録再生装置を使用する場合に視聴制
限に関する機能を最適に発揮させることのできる映像記
録再生装置を提供することを、その目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、映
像記録媒体を再生する再生手段と、この再生手段を外部
入力に従って制御すると共に当該再生手段によって再生
された映像信号を外部出力する制御手段と、ユーザから
入力された設定データを前記制御手段に入力すると共に
当該制御手段から出力される設定データを外部表示する
操作手段とを備えている。そして、制御手段は、現在日
時を出力する現在日時出力部と、前記操作手段から入力
される各視聴者の生年月日(誕生日)を記憶する生年月
日記憶部と、この生年月日記憶部に格納された生年月日
と前記現在日時出力部によって出力される現在日時に基
づいて各視聴者の年齢を算出する視聴者年齢算出部と、
前記映像記録媒体に予め格納された視聴制限情報と前記
視聴者年齢算出部によって算出された年齢とに基づいて
前記再生手段の再生の可否を決定する視聴制限制御部と
を備えた、という構成を採っている。これにより前述し
た目的を達成しようとするものである。
【0008】ここでは、生年月日記憶部に、各視聴者の
生年月日が格納され、そして、現在日時出力部は、再生
手段が使用されようとする時にその現在日時を出力す
る。すると視聴者年齢算出部は、現在日時から生年月日
記憶部に格納された生年月日を減算することで視聴者の
年齢を算出する。続いて、視聴制限制御部は、再生手段
によって読みとられる視聴制限情報と算出した視聴者の
年齢とに基づいて再生手段による再生の可否を決定す
る。この可否の決定というのは、再生そのものの禁止又
は許可と、一部のシーンについて視聴制限があるばあい
視聴制限とならないストーリーの再生の許可などとな
る。このように現在日時に応じた視聴制限の制御が自動
的に行われる。
【0009】また、本発明では、同一のプレーヤを多数
人で併用する際の視聴制限処理を簡易化することができ
る。この例では、制御手段が、操作手段から管理者用パ
スワードが入力された時に前記各視聴者の生年月日を前
記生年月日記憶部に格納すると共に各視聴者毎のパスワ
ードを前記操作手段に出力する視聴者登録制御部を備え
ると良い。管理者用パスワードを知らない視聴者は視聴
者の生年月日の登録を行えず、視聴制限の機能を無効に
することができない。さらに、視聴制限制御部が、操作
手段から各視聴者別のパスワードが入力された時に当該
パスワードが入力された視聴者の年齢を前記視聴者年齢
算出部に算出させると共に当該視聴者に視聴制限が無い
場合に前記再生手段による再生を開始する再生許可制御
機能を備えるようにしてもよい。この再生許可制御機能
を備えると、視聴毎にパスワードに入力を求めるため、
パスワードの発行されていない人の視聴を制限すること
で、視聴制限機能を維持する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。本実施形態では、パーソナルコン
ピュータ用のDVDプレーヤソフトウェアなどの映像再
生装置において、使用者が視聴を試みるDVDコンテン
ツの視聴制限設定の自動判定を可能にする。本実施形態
では、管理者が予め使用者の名前と生年月日を登録し、
それぞれの使用者がDVDコンテンツの視聴を開始しよ
うとする際に、そのDVDコンテンツの視聴制限設定情
報(例えば、米国では、NC-17、R、PG-13、PG、Gといっ
た制限がある)を取得し、使用者の視聴制限情報と年齢
情報を比較し、使用者がそのDVDコンテンツを視聴可
能か否かを判定する。
【0011】図1は本実施形態の構成例を示すブロック
図である。図1に示すように、本実施形態による映像再
生装置は、映像記録媒体26を再生する再生手段24
と、この再生手段24を外部入力に従って制御すると共
に当該再生手段24によって再生された映像信号を外部
出力する制御手段12と、ユーザから入力された設定デ
ータを制御手段12に入力すると共に当該制御手段12
から出力される設定データを外部表示する操作手段10
とを備えている。しかも、制御手段12は、現在日時を
出力する現在日時出力部18と、操作手段10から入力
される各視聴者の生年月日を記憶する生年月日記憶部1
6と、この生年月日記憶部16に格納された生年月日と
現在日時出力部18によって出力される現在日時に基づ
いて各視聴者の年齢を算出する視聴者年齢算出部20
と、映像記録媒体26に予め格納された視聴制限情報と
視聴者年齢算出部20によって算出された年齢とに基づ
いて再生手段24の再生の可否を決定する視聴制限制御
部22とを備えている。
【0012】映像記録媒体としては、例えば、上述した
DVDなどがある。その場合、再生手段は、光学的にD
VDの記録面の状態を検出する光ヘッドと、この光ヘッ
ドでの再生信号に応じてDVDを回転させるモータとを
備える。映像再生装置が単体のDVDプレーヤであれ
ば、操作手段10は、プレーヤ前面に設けられた表示部
と複数の機能別のキーを備えたキー部とからなる。ま
た、パーソナルコンピュータに搭載されるDVDプレー
ヤであれば、操作手段10は、当該パーソナルコンピュ
ータのオペレーティングシステムに依存して動作するア
プリケーションであり、物理的にはキーボードとディス
プレイとが使用される。
【0013】本実施形態では、予め操作手段10を使用
して視聴者の生年月日(生年月日)が入力され、この生
年月日情報は生年月日記憶部16に格納される。そし
て、実際に視聴を行うときには、まず、現在日時出力部
18による現在日時情報に基づいて生年月日記憶部に格
納された生年月日から視聴者の現在の年齢を算出する。
続いて、視聴制限制御部22は、映像記録媒体26に格
納された視聴制限情報を読み出すと共に、この視聴制限
情報と視聴者の年齢とに基づいて当該映像の視聴の可否
を決定する。このように、現在日時に応じて自動的に視
聴制限の判定が行われ、従って、生年月日を迎えるたび
に視聴者の年齢を入力する必要がなくなり、このため、
煩雑な操作をせずに視聴制限の機能を有効に活用するこ
とができる。
【0014】また、好ましい実施形態では、制御手段1
2が、操作手段10から管理者用パスワードが入力され
た時に各視聴者の生年月日を生年月日記憶部に格納する
と共に各視聴者毎のパスワードを操作手段10に出力す
る視聴者登録制御部14を備えるとよい。この場合、多
数の視聴者が存在するときに生年月日の登録または訂正
を一人の管理者にて行うため、視聴制限の機能を良好に
維持することができる。
【0015】さらに、視聴を行う場合に、視聴者毎のパ
スワードの入力を求めるようにするとよい。この場合、
視聴制限制御部22は、操作手段10から各視聴者別の
パスワードが入力された時に、当該パスワードが入力さ
れた視聴者の年齢を前記視聴者年齢算出部20に算出さ
せる。そして、この年齢について視聴制限が無い場合に
再生手段24による再生を開始する(再生許可制御機
能)。一方、当該視聴者に視聴制限がある場合には、再
生手段24による再生を禁止する(再生禁止御機能)。
また、視聴者に視聴制限がある場合に、当該視聴制限と
ならない映像(ストーリー)を再生手段24に再生させ
るようにしてもよい(視聴可映像再生御機能。
【0016】そして、多数のパスワードが入力され、多
人数で同時に視聴する場合には、視聴制限制御部22
は、操作手段10から各視聴者別のパスワードが複数入
力された時に当該パスワードが入力された視聴者の年齢
を前記視聴者年齢算出部20に算出させると共にこの視
聴者年齢算出部20によって算出された各視聴者別の年
齢のうち最も低い年齢に基づいて再生の可否を決定する
とよい。
【0017】図2は図1に示した映像再生装置のハード
ウエア資源の構成を示すブロック図である。図2に示す
ように、図1に示す制御手段12は、CPU等の演算装
置を有するコントローラ32と、このコントローラ32
に読み出されるプログラムやデータを記憶したROM3
4と、コントローラ32の主記憶となるRAM30とを
備えている。ROM34には、映像再生装置制御用のプ
ログラムを格納する。そして、コントローラ32が、こ
の映像再生装置制御用プログラムを実行すると、コント
ローラ32図1に示した視聴制限制御部22等として機
能する。また、図2に示す例では、通常の映像記録媒体
ではなく、映像再生装置制御用のプログラムを記憶した
記憶媒体38を再生手段24にて再生することにより、
ROM34の内容を更新することができる。
【0018】この映像再生装置制御用プログラムは、コ
ントローラ32を動作させる指令として、現在日時を出
力させる現在日時出力指令と、前記操作手段から入力さ
れる各視聴者の生年月日を記憶させる生年月日記憶指令
と、この生年月日記憶指令に応じて記憶された生年月日
と前記現在日時出力指令に応じて出力される現在日時に
基づいて各視聴者の年齢を算出させる視聴者年齢算出指
令と、前記映像記録媒体に予め格納された視聴制限情報
と前記視聴者年齢算出指令に応じて算出される年齢とに
基づいて前記再生手段の再生の可否を決定させる視聴制
限制御指令とを備える。これらの各指令は、DVD等の
記憶媒体38に格納され、映像再生装置に供給される。
【0019】次に、動作を説明する。本実施形態では、
まず管理者Aが全員の使用者の名前と生年月日の登録を
行なう。新たに使用者が追加された場合は、その都度管
理者が使用者の名前、生年月日を登録する。管理者A
は、それぞれの使用者の名前と生年月日を、使用者登録
画面から入力し、入力されたデータは使用者データに格
納される。この使用者登録時に、使用者のパスワードが
発行され、管理者Aはそれぞれの使用者にパスワードを
通知する。
【0020】使用者Bは、1982年生まれの16歳
(1999年時点)である。使用者Bは、まず本DVD
プレーヤに登録されている使用者一覧から使用者Bの名
前を選択し、使用者登録時に管理者から発行されたパス
ワードを入力する。入力されたパスワードは、DVDア
プリケーションによって使用者データのパスワード情報
を参照し、入力されたパスワードと使用者データのパス
ワードが一致すればアプリケーションの起動は続行され
るが、不一致の場合起動は中止される。このため、予め
登録されパスワードが発行されていない人の視聴を制限
することができる。
【0021】使用者Bは、17歳未満は視聴不可のDV
Dコンテンツを視聴することはできない。使用者Bが1
7歳未満視聴不可のDVDコンテンツCを視聴しようと
すると、本システムの使用者年齢判定部が、使用者デー
タの中から使用者Bの生年月日情報B1を取得し、パー
ソナルコンピュータ本体が持っているカレンダー情報か
ら本日の日付情報Dを取得する。本システムの年齢判定
部が、情報B1およびDから、使用者Bの年齢を算出
し、次にコンテンツCの視聴制限情報C1を取得する。
視聴可否の判定部分は、情報C1と年齢判定部が算出し
た使用者Bの年齢を比較し、使用者が17歳未満と判断
し、視聴不可の判定を本システムのメッセージ表示部に
渡す。視聴可否判定で不可となったためメッセージ表示
部は、視聴不可のメッセージを表示する。
【0022】ここで、使用Bが17歳の誕生日を迎えた
とする。誕生日を迎えた使用者Bが再度コンテンツCの
視聴を試みると、今度は年齢判定部は使用者Bが17歳
であると判定し、視聴制限情報C1と比較し、視聴可能
と判断し、DVD再生アプリケーション側に再生開始の
命令を行なう。
【0023】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。本発明の
実施例は、図3に示すように、DVD再生機能を有した
パーソナルコンピュータ(PC)46である。そして、
当該パーソナルコンピュータ46上で動作するDVDプ
レーヤアプリケーション40と、管理者が使用する使用
者管理部41から構成される。DVDプレーヤアアプリ
ケーション40は、起動時に使用者を選択する使用者選
択部42と、起動時に使用者のパスワードを判定する使
用者パスワード判定部43と、使用者の視聴制限を判定
する視聴制限判定部44と、実際にDVDコンテンツの
再生を行うプレーヤ部45等を備えている。
【0024】パーソナルコンピュータ46は、本システ
ムがインストールされているパーソナルコンピュータで
DVDドライブが内蔵されていることが必要となる。使
用者選択部42は、使用者がアプリケーションを起動す
ると、管理者によって既に使用者登録されパスワードが
発行されている全使用者のリストを表示し、使用者によ
ってそのリストの中から使用者自身の名前が選択される
部分である。
【0025】使用者パスワード判定部43は、使用者選
択部42で選択された自分の名前を選択した使用者に、
管理者によって発行されているパスワードを入力させ、
使用者によって入力されたパスワードと使用者登録時に
管理者によって設定されているパスワードが一致するか
を比べる部分で、パスワードが一致した場合は、DVD
アプリケーションの起動が続行される。一致しない場合
には、予め定められた回数再入力を促すと共に、予め定
められた回数分正しいパスワードが入力されなかった場
合には起動を中止する。
【0026】視聴制限判定部44は、管理者が使用者登
録時に登録している使用者の生年月日データとパーソナ
ルコンピュータのオペレーティングシステムが持ってい
るカレンダ情報(現在の日付)から使用者の現在の年齢
を割り出し、その年齢と使用者が視聴しようとしている
DVDコンテンツの視聴制限設定を比較する部分であ
る。使用者の年齢とコンテンツの視聴制限を比較し、使
用者の年齢が視聴不可の年齢よりも上であった場合に
は、視聴可という判定を下し、プレーヤ部に対して処理
が渡される。
【0027】プレーヤ部45は、視聴制限判定部44で
視聴可と判定された場合に、DVDコンテンツの再生を
行う部分である。また、使用者が視聴しようとしている
DVDコンテンツが、視聴制限設定を持たない場合に
は、視聴制限判定部44は視聴可と判定し、DVDコン
テンツの再生が本プレーヤ部45によって行われる。
【0028】使用者管理部41は、本システムの管理者
(家庭で使用する場合、通常は父親か母親が役割を果た
すのが適当である)が、全使用者(家庭で使用する場合
は、家族一人一人)の名前と生年月日を登録するための
システムで、使用者それぞれのパスワードの設定も行
う。本システムでは、各使用者が勝手に自分の情報を登
録すると、自分の生年月日を意図的に変更し、視聴不可
のDVDコンテンツを視聴しようとする使用者が出現す
る可能性があることから、管理者を1名設定する。
【0029】次に図4のフローチャートに基づいて、実
施例の動作の説明を行なう。まず、本システムの管理者
Aが、DVDプレーヤアプリケーションの使用者全員を
登録する。管理者は、各使用者の名前、生年月日を登録
し、パスワードを発行する。パスワードは、管理者から
それぞれの使用者に対して通知される。登録後、新たに
使用者を追加する場合も随時使用者名、生年月日を登録
し、パスワードを発行する。
【0030】DVDプレーヤアプリケーションを実行す
ると、使用者のリストが表示され、使用者はリストの中
から自分の名前を選択する。このとき、使用者が登録済
みでなければ(ステップS1)、使用不可となる。この
ため、管理者Aが上記情報登録する(ステップS5)。
登録された使用者は自分の名前を選択すると、続いて、
自分のパスワードを入力する。入力されたパスワードは
使用者データ中のパスワード情報と照合され、一致して
いればDVDプレーヤアプリケーションを起動する(ス
テップS2、ステップS3)。
【0031】DVDプレーヤアプリケーション40が起
動され、使用者は視聴制限付きのDVDコンテンツをD
VDドライブに挿入する。DVDプレーヤアプリケーシ
ョンは、使用者の年齢が、DVDコンテンツ上の視聴制
限設定値と比べて(ステップS4)、高い場合はそのま
まDVDコンテンツの再生を行ない(ステップS7)、
低い場合は再生を行なわない(ステップS8)。
【0032】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。この実施例では、DVDプレーヤアプリケーション
40の使用者選択部42は、使用者がアプリケーション
を起動時すると、管理者によって既に使用者登録されパ
スワードが発行されている全使用者のリストを表示し、
使用者によってそのリストの中から使用者自身の名前が
選択されるが、ここでU1〜U4の4人の使用者が一緒
にDVDコンテンツを視聴しようとしている場合、全員
の名前を一覧の中から選択する。
【0033】パスワード判定部は43は、使用者選択部
42で選択された自分の名前を選択した使用者U1〜U
4それぞれに、管理者によって発行されているパスワー
ドを入力させ、使用者によって入力されたパスワードと
使用者登録時に管理者によって設定されているパスワー
ドが一致するかを比べる部分で、全員のパスワードが一
致した場合は、DVDアプリケーション40の起動が続
行される。
【0034】視聴制限判定部44は、まず管理者が使用
者登録時に登録している各使用者(U1〜U4)の生年
月日データから、使用者U1〜U4のうち最低年齢の使
用者UYを決定する。次に、パーソナルコンピュータ1
のオペレーティングシステムが持っているカレンダ情報
(現在の日付)から使用者UYの現在の年齢を割り出
し、その年齢と使用者が視聴しようとしているDVDコ
ンテンツの視聴制限設定を比較する。使用者UYの年齢
とコンテンツの視聴制限を比較し、使用者UYの年齢が
視聴不可の年齢よりも上であった場合には、視聴可とい
う判定を下し、プレーヤ部に対して処理が渡される。
【0035】DVDプレーヤアプリケーション40のプ
レーヤ部45は、視聴制限判定部44で視聴可と判定さ
れた場合に、DVDコンテンツの再生を行う部分であ
る。また、使用者U1〜U4が視聴しようとしているD
VDコンテンツが、視聴制限設定を持たない場合には、
視聴制限判定部44は視聴可と判定し、DVDコンテン
ツの再生が本プレーヤ部45によって行われる。
【0036】使用者管理部41は、本システムの管理者
A(家庭で使用する場合、通常は父親が母親が役割を果
たすのが適当である)が、全使用者U1〜U4(家庭で
使用する場合は、家族一人一人)の名前と生年月日を登
録するためのシステムで、使用者それぞれのパスワード
の設定も行う。本システムでは、各使用者が自分の情報
を登録できるようにすると、自分の生年月日を意図的に
変更し、視聴不可のDVDコンテンツを視聴しようとす
る使用者が出現する可能性があることから、必ず管理者
を1名設定する必要がある。
【0037】次に図4のフローチャートをもとに、実施
例の動作の説明を行なう。まず、本システムの管理者A
が、DVDプレーヤアプリケーションの使用者全員(U
1〜U4)を登録する。管理者Aは、各使用者の名前、
生年月日を登録し、パスワードを発行する。パスワード
は、管理者からそれぞれの使用者に対して通知される
(ステップS11)。
【0038】ここで、U1〜U4の4人の使用者が、一
緒にDVDコンテンツCを視聴するために、DVDプレ
ーヤアプリケーションを起動する。すると、管理者Aに
よって登録されている全使用者のリストが表示され、使
用者たちはリストの中からU1〜U4の4人の名前を選
択する。続いてそれぞれの使用者は、自分のパスワード
を一人ずつ入力する。入力されたパスワードはそれぞれ
の使用者データ中のパスワード情報と照合され、全員の
パスワードが一致すればDVDプレーヤアプリケーショ
ンの起動を続行する(ステップS12、ステップS1
3)。
【0039】続いてDVDプレーヤアプリケーション
は、使用者U1〜U4の生年月日情報を使用者データ中
から取得し、最低年齢者UYを決定する(ステップS1
4)。DVDプレーヤアプリケーションが起動されて、
使用者によって視聴制限付きのDVDコンテンツがDV
Dドライブに挿入されると、DVDプレーヤアプリケー
ションは、使用者UYの年齢が、DVDコンテンツ上の
視聴制限設定値の年齢UPと比べて(ステップS1
5)、UYの方が高い場合はそのままDVDコンテンツの
再生を行ない(ステップS18)、UPより低い場合は
再生を行なわない(ステップS17)。
【0040】上述したように本実施形態によると、1台
のパーソナルコンピュータで多数の一人一人の年齢が異
なる使用者がDVDコンテンツを視聴するようなケース
で、視聴制限を使用者ごとに設定し直す負担を軽減する
ことができる点である。従来のパーソナルコンピュータ
用のDVDプレーヤでは、使用者を特定することはでき
ず、使用者ごとに視聴制限を変更する必要があった。こ
れは一つの家族でDVDプレーヤ機能を持ったパーソナ
ルコンピュータを共有し、両親が子供たちのDVDコン
テンツの視聴制限を管理する上で有効である。
【0041】また、各使用者が、生年月日を迎えて年齢
が変わっても、視聴制限を設定しなおす必要がないた
め、設定変更の負担を軽減する。これまでのパーソナル
コンピュータ用のDVDプレーヤでは視聴制限は固定さ
れており、使用者の年齢が変わったとしても視聴制限は
個別に変更しなくてはならなかった。管理者が、複数の
使用者を管理する場合に、有効である。
【0042】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、視聴者年齢算出部が、現在日時か
ら生年月日記憶部に格納された生年月日を減算すること
で視聴者の年齢を算出し、続いて、視聴制限制御部が、
再生手段によって読みとられる視聴制限情報と算出した
視聴者の年齢とに基づいて再生手段による再生の可否を
決定するため、視聴者が誕生日を迎えるたびに年齢情報
を更新するという煩雑な作業を行わずに現在日時に応じ
て視聴制限を適正に行うことができ、また、管理者を設
定し各使用者にパスワードを設定する例では、多人数で
映像を視聴するときにも視聴制限を有効にかつ煩雑な入
力をせずに機能させることができる、という従来にない
優れた映像再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】図1に示した映像再生装置のハードウエア資源
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図3に示す実施例の動作例を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明の他の実施例の動作例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 操作手段 12 制御手段 14 視聴者登録制御部 16 生年月日記憶部 18 現在日時出力部 20 視聴者年齢算出部 22 視聴制限制御部 24 再生手段 26 映像記憶媒体

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像記録媒体を再生する再生手段と、こ
    の再生手段を外部入力に従って制御すると共に当該再生
    手段によって再生された映像信号を外部出力する制御手
    段と、ユーザから入力された設定データを前記制御手段
    に入力すると共に当該制御手段から出力される設定デー
    タを外部表示する操作手段とを備えた映像再生装置にお
    いて、 前記制御手段は、現在日時を出力する現在日時出力部
    と、前記操作手段から入力される各視聴者の生年月日を
    記憶する生年月日記憶部と、この生年月日記憶部に格納
    された生年月日と前記現在日時出力部によって出力され
    る現在日時に基づいて各視聴者の年齢を算出する視聴者
    年齢算出部と、前記映像記録媒体に予め格納された視聴
    制限情報と前記視聴者年齢算出部によって算出された年
    齢とに基づいて前記再生手段の再生の可否を決定する視
    聴制限制御部とを備えたことを特徴とする映像再生装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記操作手段から管理
    者用パスワードが入力された時に前記各視聴者の生年月
    日を前記生年月日記憶部に格納すると共に各視聴者毎の
    パスワードを前記操作手段に出力する視聴者登録制御部
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の映像再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記視聴制限制御部は、前記操作手段か
    ら各視聴者別のパスワードが入力された時に当該パスワ
    ードが入力された視聴者の年齢を前記視聴者年齢算出部
    に算出させると共に当該視聴者に視聴制限が無い場合に
    前記再生手段による再生を開始する再生許可制御機能を
    備えたことを特徴とする請求項2記載の映像再生装置。
  4. 【請求項4】 前記視聴制限制御部は、前記操作手段か
    ら各視聴者別のパスワードが入力された時に当該パスワ
    ードが入力された視聴者の年齢を前記視聴者年齢算出部
    に算出させると共に当該視聴者に視聴制限がある場合に
    前記再生手段による再生を禁止する再生禁止御機能を備
    えたことを特徴とする請求項2記載の映像再生装置。
  5. 【請求項5】 前記視聴制限制御部は、前記操作手段か
    ら各視聴者別のパスワードが入力された時に当該パスワ
    ードが入力された視聴者の年齢を前記視聴者年齢算出部
    に算出させると共に当該視聴者に視聴制限がある場合に
    当該視聴制限とならない映像を前記再生手段に再生させ
    る視聴可映像再生御機能を備えたことを特徴とする請求
    項2記載の映像再生装置。
  6. 【請求項6】 前記視聴制限制御部は、前記操作手段か
    ら各視聴者別のパスワードが複数入力された時に当該パ
    スワードが入力された視聴者の年齢を前記視聴者年齢算
    出部に算出させると共にこの視聴者年齢算出部によって
    算出された各視聴者別の年齢のうち最も低い年齢に基づ
    いて再生の可否を決定する機能を備えたことを特徴とす
    る請求項3,4又は5いずれか記載の映像再生装置。
  7. 【請求項7】 制御手段を使用して映像再生装置の再生
    の可否を判定するための映像再生装置制御用プログラム
    を記憶した記憶媒体であって、前記映像再生装置は、映
    像記録媒体を再生する再生手段と、この再生手段を外部
    入力に従って制御すると共に当該再生手段によって再生
    された映像信号を外部出力する前記制御手段と、ユーザ
    から入力された設定データを前記制御手段に入力すると
    共に当該制御手段から出力される設定データを外部表示
    する操作手段とを備え、 前記映像再生装置制御用プログラムは前記制御手段を動
    作させる指令として、現在日時を出力させる現在日時出
    力指令と、前記操作手段から入力される各視聴者の生年
    月日を記憶させる生年月日記憶指令と、この生年月日記
    憶指令に応じて記憶された生年月日と前記現在日時出力
    指令に応じて出力される現在日時に基づいて各視聴者の
    年齢を算出させる視聴者年齢算出指令と、前記映像記録
    媒体に予め格納された視聴制限情報と前記視聴者年齢算
    出指令に応じて算出される年齢とに基づいて前記再生手
    段の再生の可否を決定させる視聴制限制御指令とを備え
    たことを特徴とする映像再生装置制御用プログラムを記
    憶した記憶媒体。
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