JP3297393B2 - 半導体記憶装置および半導体記憶装置の制御方法 - Google Patents

半導体記憶装置および半導体記憶装置の制御方法

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JP3297393B2
JP3297393B2 JP02907199A JP2907199A JP3297393B2 JP 3297393 B2 JP3297393 B2 JP 3297393B2 JP 02907199 A JP02907199 A JP 02907199A JP 2907199 A JP2907199 A JP 2907199A JP 3297393 B2 JP3297393 B2 JP 3297393B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関し、特に、アドレス信号をデコードしてメモリセルを
選択する高速動作が可能なアドレスデコーダを有する半
導体記憶装置に関する。近年、半導体メモリには、アク
セスの高速化と各種の動作モード等の高付加価値化が要
求されている。例えば、ダイナミック・ランダムアクセ
スメモリ(DRAM)では、外部アドレス信号に基づい
た通常の読出し書込み動作と、チップ内に設けたアドレ
スカウンタからの内部アドレス信号に基づいたリフレッ
シュ動作との2種類の動作モードがある。そのため、各
種動作モードでの使用アドレス信号のデコード結果を速
くすることが要望されている。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、DRAMは、メモリセ
ル,センスアンプ,コラムデコーダ,ワードドライバ,
ロウアドレスバッファ,クロックジェネレータ,モード
判定回路,および,スイッチ回路等を備えている。この
ようなDRAMにおいて、まず、通常の読出し書込み動
作時には、クロックジェネレータからの制御信号に基づ
いて、バッファセルのアドレスラッチ回路により、その
入力端子に供給されている外部アドレス信号がラッチさ
れ、その後、モード判定回路による動作モードの判定結
果に基づいて、アドレスラッチ回路にラッチされた外部
アドレス信号のデータがアドレスバスを介してロウデコ
ーダに転送される。そして、転送されたデータがロウデ
コーダによりデコードされ、デコードアドレスがワード
ドライバに転送されて所定のワード線が選択される。次
に、リフレッシュ動作時には、上述したのと同様に、ク
ロックジェネレータからの制御信号に基づいて、バッフ
ァセルのアドレスラッチ回路により、入力端子に供給さ
れている内部アドレス信号のデータがラッチされ、その
後、モード判定回路による動作モードの判定結果に基づ
いて、内部アドレス信号のデータがロウデコーダに転送
される。そして、上述したのと同様にして、所定のワー
ド線が選択される。
【0003】ここで、チップをリセットする場合には、
選択しているワード線をリセット信号によりリセットし
た後、クロックジェネレータ86の制御信号が変化し、
この制御信号の遷移に基づいて、モード判定回路のモー
ド信号が所定のレベルに復帰する。このモード信号の所
定レベルへの復帰により、スイッチ回路の両スイッチ制
御信号が変化すると共に、アドレスバスの各信号線がリ
セットされ、これによりデコードアドレスもリセットさ
れることになる。
【0004】なお、従来、外部アドレスと内部アドレス
を切り換えてデコード部に入力するもの、或いは、非選
択ワード線電位をクランプするためにワード線にラッチ
回路を接続したものとして、特開昭55−4797号公
報、特開昭55−150192号公報、特開昭61−1
26687号公報、特開昭60−167194号公報、
および、特開昭61−17292号公報等が知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のロ
ウ系コントローラでは、外部アドレス信号または内部ア
ドレス信号がアドレスバスに出力される時期は、ロウア
ドレスストローブ信号およびコラムアドレスストローブ
信号に基づいてモード判定回路により動作モードが判定
され、モード信号(動作モード信号)のいずれか一方が
所定レベルに決まってからとなる。そのため、従来の半
導体記憶装置では、デコード時間が遅くなり、アクセス
を高速化できないという課題がある。また、チップのリ
セット時には、そのとき選択しているワード線のディス
チャージが完了するまで、該ワード線を選択しているア
ドレスバスおよびデコードアドレスをリセットすること
ができず、リセット時間の短縮が困難なため、サイクル
タイムを高速化できないことになっていた。
【0006】本発明は、アドレスデコーダのデコード時
間を短縮してメモリセルのアクセス時間を高速化するこ
とを目的とする。さらに、さらに、本発明は、チップの
リセット時間を短縮してサイクルタイムを高速化するこ
とも目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、メモリ
セルアレイと、アドレス信号をデコードするアドレスデ
コーダと、前記アドレスデコーダから出力されるデコー
ド情報に基づいて前記メモリセルアレイ内のワード線ま
たはコラム選択線を選択的に駆動するドライバ部と、前
記アドレスデコーダと前記ドライバ部との間に接続さ
れ、前記デコード情報を保持するとともに前記ドライバ
部へ供給するラッチ部とを備え、前記ラッチ部と前記メ
モリセルアレイとの間に、前記ワード線またはコラム選
択線を選択的に非活性にする制御信号を与え、該ワード
線またはコラム選択線を非活性にした後に該ラッチ部を
リセットすることを特徴とする半導体記憶装置が提供さ
れる。
【0008】さらに、本発明によれば、メモリセルアレ
イと、アドレス信号を受けるプリデコーダと、前記プリ
デコーダの出力に応答するメインデコーダと、前記メイ
ンデコーダの出力に応答して前記メモリセルアレイ内の
ワード線またはコラム選択線を選択的に駆動するドライ
バ部と、前記プリデコーダと前記メインデコーダとの間
に接続され、前記プリデコーダによるデコード情報を保
持するとともに前記メインデコーダに供給するラッチ部
とを備え、前記ラッチ部と前記メモリセルアレイとの間
に、前記ワード線またはコラム選択線を選択的に非活性
にする制御信号を与え、該ワード線またはコラム選択線
を非活性にした後に該ラッチ部をリセットすることを特
徴とする半導体記憶装置が提供される。また、本発明に
よれば、メモリセルアレイと、第1のアドレス信号およ
び第2のアドレス信号をそれぞれデコードするアドレス
デコーダと、前記アドレスデコーダからの出力の内、前
記第1または第2のアドレス信号のいずれかに対応する
デコード情報を選択的に切り換えるデコード情報切換え
部と、前記デコード情報切換え部から出力されるデコー
ド情報に基づいて前記メモリセルアレイ内のワード線ま
たはコラム選択線を選択的に駆動するドライバ部と、前
記アドレスデコーダと前記メモリセルアレイとの間に接
続され、前記デコード情報を保持するとともに前記ドラ
イバ部へ供給するラッチ部とを備え、前記ワード線また
はコラム選択線を非活性にした後に該ラッチ部をリセッ
することを特徴とする半導体記憶装置が提供される。
さらに、本発明によれば、メモリセルアレイと、第1の
アドレス信号または第2のアドレス信号のいずれかを選
択的に切り換えるアドレス信号切換え部と、前記アドレ
ス信号切換え部から出力される前記第1または第2のア
ドレス信号をデコードするアドレスデコーダと、前記ア
ドレスデコーダから出力されるデコード情報に基づいて
前記メモリセルアレイ内のワード線またはコラム選択線
を選択的に駆動するドライバ部と、前記アドレスデコー
ダと前記メモリセルアレイとの間に接続され、前記デコ
ード情報を保持するとともに前記ドライバ部へ供給する
ラッチ部とを備え、前記ワード線またはコラム選択線を
非活性にした後に該ラッチ部をリセットすることを特徴
とする半導体記憶装置が提供される。また、本発明によ
れば、メモリセルアレイと、外部または内部アドレス信
号をアドレスバスに伝達するアドレスラッチ回路と、前
記アドレスバスに伝達されたアドレス信号をデコードす
るアドレスデコーダと、前記アドレスデコーダの情報を
ラッチするラッチ部と、前記メモリセルアレイ内のワー
ド線またはコラム選択線を選択的に駆動するドライバ部
とを備える半導体記憶装置の制御方法であって、外部信
号に従って前記ワード線またはコラム選択線を活性化す
る活性化ステップと、外部信号に従って前記ワード線ま
たはコラム選択線を非活性にするとともに、該非活性中
に前記ラッチ部の情報を保持する非活性ステップと、前
記ワード線またはコラム選択線の非活性後に、前記ラッ
チ部に保持された情報をリセットするリセットステップ
と、を具備することを特徴とする半導体記憶装置の制御
方法が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】まず、本発明に係る半導体記憶装
置の実施例を詳述する前に、従来のDRAMにおけるロ
ウ系のコントローラおよびアドレスバッファ(ロウアド
レスバッファ)を図1〜図5を参照して説明する。図1
は従来の半導体記憶装置の一例を示すブロック回路図で
あり、図2は図1の半導体記憶装置のチップレイアウト
を示す図である。図2において、コア部110は、メモ
リセル,センスアンプ,コラムデコーダ,ワードドライ
バ(91),および,ロウ(アドレス)メインデコーダ
を含んでいる。
【0010】図1に示されるように、ロウアドレスバッ
ファ80は、3つのバッファセル81A〜81Cからな
り、各バッファセル81A〜81CはnMOSトランジ
スタよりなる第1および第2のスイッチ82,83と、
アドレスラッチ回路84とを備えて構成されている。各
バッファセル81A〜81Cの第1のスイッチ82には
3ビットの外部アドレス信号EAの各ビットEA0〜E
A2が供給されるとともに、第2のスイッチ83にはチ
ップ内に設けたアドレスカウンタ85から3ビットの内
部アドレス信号CAの各ビットCA0〜CA2が供給さ
れるようになっている。
【0011】クロックジェネレータ86は、ロウアドレ
スストローブ信号/RASに基づいて制御信号RASX
をモード判定回路87に出力すると共に、制御信号RA
SXを遅延回路88を介して前記各バッファセル81A
〜81Cのアドレスラッチ回路84に出力する。モード
判定回路87は、ロウアドレスストローブ信号/RAS
がLレベル(低レベル)となった時、コラムアドレスス
トローブ信号/CASがHレベル(高レベル)である
と、通常の読出し書込み動作であると判定し、モード信
号MODEをHレベルに、また、モード信号/MODE
をLレベルに保持する。また、モード判定回路87は、
ロウアドレスストローブ信号/RASがLレベルとなっ
た時、コラムアドレスストローブ信号/CASがLレベ
ルであると、メモリセルアレイ(図2中のコア部110
に含まれている)のリフレッシュ動作であると判定し、
モード信号MODEをレベルに、また、モード信号/
MODEをレベルに保持する。
【0012】スイッチ回路89は、モード判定回路87
からのモード信号MODE,/MODEがそれぞれH,
Lレベルであると、スイッチ制御信号NORZ,REF
ZをそれぞれH,Lレベルとし、また、モード信号MO
DE,/MODEがそれぞれL,Hレベルであると、ス
イッチ制御信号NORZ,REFZをそれぞれL,Hレ
ベルとする。
【0013】図3は図1に示す半導体記憶装置の動作を
説明するためのタイミング図である。まず、通常の読出
し書込み動作時には、図3中に実線で示すように、スイ
ッチ回路89のスイッチ制御信号NORZがHレベルと
なってロウアドレスバッファ80の各バッファセル81
A〜81Cのスイッチ82がオンすると、アドレスラッ
チ回路84の入力端子Ainに外部アドレス信号EAの
各ビットEA0〜EA2が供給され、クロックジェネレ
ータ86からの制御信号RASXに基づいて各バッファ
セル81A〜81Cのアドレスラッチ回路84により入
力端子Ainに供給されているアドレスデータがラッチ
される。この後、各アドレスラッチ回路84にラッチさ
れたビットデータEA0〜EA2は、アドレスバスRA
の各信号線RA0〜RA2を介してロウデコーダ90に
転送される。そして、ロウデコーダ90によって各信号
線RA0〜RA2のビットデータがデコードされ、デコ
ードアドレスが信号線を介してワードドライバ91に転
送されて所定のワード線が選択されることになる。
【0014】次に、リフレッシュ動作時には、スイッチ
回路89のスイッチ制御信号REFZがHレベルとなっ
て各バッファセル81A〜81Cのスイッチ83がオン
すると、アドレスラッチ回路84の入力端子Ainに内
部アドレス信号CAの各ビットCA0〜CA2が供給と
され、前記と同様にして所定のワード線が選択される。
図3中における二点鎖線の部分は、各信号のリフレッシ
ュ動作時の状態を示すものである。
【0015】ここで、チップをリセットする場合には、
図3に示すように、リセット信号SR0により選択して
いるワード線をリセットした後、クロックジェネレータ
86の制御信号RASXがHレベルになり、この制御信
号RASXのHレベルへの遷移に基づいてモード判定回
路87のモード信号MODEまたは/MODEがHレベ
ルに復帰する。このモード信号MODEまたは/MOD
EのHレベルへの復帰によって、スイッチ回路89の両
スイッチ制御信号NORZ,REFZがLレベルになる
とともに、アドレスバスRAの各信号線RA0〜RA2
がリセットされ、これによりデコードアドレスもリセッ
トされる。
【0016】図4は従来の半導体記憶装置の他の例を示
すブロック回路図である。図4に示されるように、ロウ
アドレスバッファ92を構成する3つのバッファセル9
3A〜93Cは、入力端子Ainに外部アドレス信号E
Aの各ビットデータEA0〜EA2が供給されるアドレ
スラッチ回路94、アドレスラッチ回路94の出力端子
に接続された第1のスイッチ95およびチップ内に設け
たアドレスカウンタ85から内部アドレス信号CAの各
ビットCA0〜CA2が供給される第2のスイッチ96
で構成されている。
【0017】図5は図4に示す半導体記憶装置の動作を
説明するためのタイミング図である。まず、通常の読出
し書込み動作時には、図5に実線で示すように、クロッ
クジェネレータ86からの制御信号RASXに基づい
て、各バッファセル93A〜93Cのアドレスラッチ回
路94により、その入力端子Ainに供給されている外
部アドレス信号EAの各ビットデータEA0〜EA2が
ラッチされる。この後、モード判定回路87による動作
モードの判定結果に基づいて、スイッチ回路89のスイ
ッチ制御信号NORZがHレベルとなって各バッファセ
ル93A〜93Cのスイッチ95がオンすると、各アド
レスラッチ回路94にラッチされたビットデータEA0
〜EA2がアドレスバスRAの各信号線RA0〜RA2
を介してロウデコーダ90に転送される。そして、ロウ
デコーダ90によって各信号線RA0〜RA2のビット
データがデコードされ、デコードアドレスが信号線を介
してワードドライバ91に転送されて所定のワード線が
選択されることになる。
【0018】次に、リフレッシュ動作時には、上述した
のと同様に、クロックジェネレータ86からの制御信号
RASXに基づいて、各バッファセル93A〜93Cの
アドレスラッチ回路94により、入力端子Ainに供給
されている外部アドレス信号EAの各ビットデータEA
0〜EA2がラッチされる。この後、モード判定回路8
7による動作モードの判定結果に基づいてスイッチ回路
89のスイッチ制御信号REFZがHレベルとなって、
各バッファセル93A〜93Cのスイッチ96がオンす
ると、内部アドレス信号CAの各ビットデータCA0〜
CA2がアドレスバスRAの各信号線RA0〜RA2を
介してロウデコーダ90に転送され、上述したのと同様
にして、所定のワード線が選択されることになる。図5
中における二点鎖線の部分は、各信号のリフレッシュ動
作時の状態を示すものである。
【0019】ここで、チップをリセットする場合には、
図5に示すように、選択しているワード線をリセット信
号SR0によりリセットした後、クロックジェネレータ
86の制御信号RASXがHレベルになり、この制御信
号RASXのHレベルへの遷移に基づいて、モード判定
回路87のモード信号MODEまたは/MODEがHレ
ベルに復帰する。このモード信号MODEまたは/MO
DEのHレベルへの復帰により、スイッチ回路89の両
スイッチ制御信号NORZ,REFZがLレベルになる
と共に、アドレスバスRAの各信号線RA0〜RA2が
リセットされ、これによりデコードアドレスもリセット
されることになる。
【0020】上述したように、従来のロウ系コントロー
ラでは、外部アドレス信号または内部アドレス信号がア
ドレスバスRAに出力される時期は、ロウアドレススト
ローブ信号/RASおよびコラムアドレスストローブ信
号/CASに基づいてモード判定回路87により動作モ
ードが判定され、モード信号(動作モード信号)MOD
E,/MODEのいずれか一方がLレベルに決まってか
らとなる。そのため、従来の半導体記憶装置では、デコ
ード時間が遅くなり、アクセスを高速化できないという
課題がある。
【0021】また、チップのリセット時には、そのとき
選択しているワード線のディスチャージが完了するま
で、該ワード線を選択しているアドレスバスおよびデコ
ードアドレスをリセットすることができず、リセット時
間の短縮が困難なため、サイクルタイムを高速化できな
い。次に、本発明に係る半導体記憶装置の原理を図6〜
図8を参照して説明する。
【0022】図6は本発明に係る半導体記憶装置の第1
の形態を示す原理ブロック図である。図6に示されるよ
うに、本発明に係る半導体記憶装置の第1の形態におい
て、第1のアドレスバス2はアドレス活性化信号に基づ
いて外部アドレス信号を転送し、第2のアドレスバス3
は内部アドレス信号を転送する。
【0023】アドレスデコーダ(ロウデコーダ)4は、
デコード部4A,切換部4B,および,ラッチ部4Cを
備えている。デコード部4Aは、入力されたアドレス信
号をデコードしてメモリセルアレイ1の所定のワード線
を選択する。また、切換部4Bは、第1または第2のア
ドレスバス2,3のいずれか一方を選択してデコード部
4Aに入力するアドレス信号を外部アドレス信号または
内部アドレス信号に切換える。そして、ラッチ部4C
は、デコード部4Aのデコード結果をラッチする。
【0024】コントローラ5は、アドレス活性化信号に
基づいて動作モードを判定し、ロウデコーダ4の切換部
4Bを制御する。以上の構成を有する本発明に係る半導
体記憶装置の第1の形態によれば、外部アドレス信号お
よび内部アドレス信号は、アドレス活性化信号に基づく
コントローラ5による動作モードの判定を待たずに、ア
ドレス活性化信号に基づいてそれぞれ第1および第2の
アドレスバス2,3を介してロウデコーダ4まで転送さ
れる。そして、コントローラ5による動作モードの判定
結果に従って、切換部4Bが制御されて第1または第2
のアドレスバス2,3のいずれか一方が選択され、外部
アドレス信号または内部アドレス信号のうち動作モード
に応じたアドレス信号がデコード部4Aに入力されてデ
コードされる。このデコード結果に基づいて、メモリセ
ルアレイ1の所定のワード線が選択される。これによ
り、デコード時間が速くなり、メモリセルのアクセスが
高速化されることになる。
【0025】さらに、デコード部4Aのデコード結果が
ラッチ部4Cにラッチされて所定のワード線が選択され
るので、チップのリセット時において、選択しているワ
ード線のリセットとは関係なく第1および第2のアドレ
スバス2,3のリセット時期を早めることが可能とな
り、リセット時間の短縮化が可能となる。図7は本発明
に係る半導体記憶装置の第2の形態を示す原理ブロック
図である。
【0026】図7に示されるように、本発明に係る半導
体記憶装置の第2の形態において、第1のアドレスバス
7はアドレス活性化信号に基づいて外部アドレス信号を
転送し、第2のアドレスバス8は内部アドレス信号を転
送する。アドレスデコーダ(ロウデコーダ)9は、第1
および第2のデコード部9A,9B,切換部9C,およ
び,ラッチ部9Dを備えている。第1のデコード部9A
は、第1のアドレスバス7を介して入力された外部アド
レス信号をデコードし、また、第2のデコード部9Bは
第2のアドレスバス8を介して入力された内部アドレス
信号をデコードする。さらに、切換部9Cは、第1また
は第2のデコード部9A,9Bのデコード結果のいずれ
か一方を選択してメモリセルアレイ6の所定のワード線
を選択する。そして、ラッチ部9Dは切換部9Cの出力
をラッチする。
【0027】コントローラ10は、アドレス活性化信号
に基づいて動作モードを判定し、ロウデコーダ9の切換
部9Cを制御する。以上の構成を有する本発明に係る半
導体記憶装置の第2の形態によれば、外部アドレス信号
および内部アドレス信号は、アドレス活性化信号に基づ
くコントローラ10による動作モードの判定を待たず
に、アドレス活性化信号に基づいてそれぞれ第1および
第2のアドレスバス7,8を介してロウデコーダ9の第
1および第2のデコード部9A,9Bに転送され、デコ
ードされる。そして、コントローラ10による動作モー
ドの判定結果に従って、切換部9Cが制御されて第1ま
たは第2のデコード部9A,9Bのデコード結果のいず
れか一方が選択され、メモリセルアレイ6の所定のワー
ド線が選択される。このため、デコード時間が速くな
り、メモリセルのアクセスが高速化される。
【0028】さらに、切換部9Cの出力がラッチ部9D
にラッチされて所定のワード線が選択されるので、チッ
プのリセット時において、選択しているワード線のリセ
ットとは関係なく第1および第2のアドレスバス7,8
のリセット時期を早めることが可能となり、リセット時
間の短縮化が可能となる。図8は本発明に係る半導体記
憶装置の第3の形態を示す原理ブロック図である。
【0029】図8に示されるように、本発明に係る半導
体記憶装置の第3の形態において、アドレスデコーダ
(ロウデコーダ)12は、アドレス信号をデコードし、
ラッチ部12Aは、そのデコード結果をラッチしてメモ
リセルアレイ11の所定のメモリセルを選択する。以上
の構成を有する本発明に係る半導体記憶装置の第3の形
態によれば、アドレスデコーダ12におけるデコード結
果がラッチ部12Aにラッチされてメモリセルアレイ1
1の所定のメモリセルが選択されるので、チップのリセ
ット時において、選択しているメモリセルのリセットと
は関係なくアドレス信号のリセット時期を早めることが
可能となり、リセット時間の短縮化が可能となる。
【0030】以下、図9〜図17を参照して、本発明に
係る半導体記憶装置の実施例を詳述する。図12は半導
体記憶装置の一例を概略的に示すブロック図であり、図
9は本発明の半導体記憶装置の一実施例を示すブロック
回路図である。図12に示されるように、メモリセルア
レイ21は多数のメモリセルで構成され、該メモリセル
アレイ21には、ワードドライバ22,ロウデコーダ2
3,センスアンプおよび入出力ゲート24,および,コ
ラムデコーダ25が接続されている。
【0031】ロウデコーダ23には、第1のアドレスバ
スREAを介してロウアドレスバッファ26が接続され
ると共に、第2のアドレスバスRCAを介してリフレッ
シュアドレスカウンタ27が接続されている。ロウアド
レスバッファ26は、図示しない制御装置からの複数ビ
ット(本実施例では3ビット)からなる外部アドレス信
号EAをロウデコーダ23に供給し、また、リフレッシ
ュアドレスカウンタ27は、複数ビット(本実施例では
3ビット)からなる内部アドレス信号CAをロウデコー
ダ23に供給するようになっている。
【0032】ロウ系コントローラ28は、アドレス活性
化信号としてのロウアドレスストローブ信号/RASお
よびコラムアドレスストローブ信号/CASのレベルに
基づいて、前記ワードドライバ22,ロウデコーダ2
3,ロウアドレスバッファ26,および,リフレッシュ
アドレスカウンタ27を制御する。コラムデコーダ25
には、アドレスバス29を介してコラムアドレスバッフ
ァ30が接続され、同バッファ30は、前記制御装置か
ら入力された複数ビット(本実施例では3ビット)から
なる外部アドレス信号EAをコラムデコーダ25に供給
するようになっている。
【0033】コラム系コントローラ31は、前記ロウ系
コントローラ28の制御信号RASZとコラムアドレス
ストローブ信号/CASとを入力するAND回路32の
出力信号のレベルに基づいて、前記センスアンプおよび
入出力ゲート24,コラムデコーダ25,および,コラ
ムアドレスバッファ30を制御する。また、コラム系コ
ントローラ31は、読出し動作時にデータ出力バッファ
33を制御してメモリセルアレイ21からの読出しデー
タDoutを出力させる。
【0034】ライトクロックジェネレータ34は、前記
コラム系コントローラ31からの出力信号と外部からの
書込み制御信号/WEとを入力し、書込み動作時にデー
タ入力バッファ35を制御して書込みデータDinを入
力させる。図9に示すように、ロウアドレスバッファ3
6は、バッファセルとしての3つのアドレスラッチ回路
37A〜37Cで構成され、各アドレスラッチ回路37
A〜37Cには3ビットの外部アドレス信号EAの各ビ
ットEA0〜EA2が入力されると共に、後述するクロ
ックジェネレータ38からの制御信号RASXが入力さ
れている。そして、各アドレスラッチ回路37A〜37
Cは、制御信号RASXがLレベルのとき、その入力端
子Ainに供給されている各ビットデータEA0〜EA
2をラッチし、アドレスバスREAの各信号線REA0
〜REA2を介してロウデコーダ23に転送する。
【0035】ロウ系コントローラ28は、図9に示すよ
うに、クロックジェネレータ38,モード判定回路3
9,および,スイッチ回路40で構成されている。図1
4は図9の半導体記憶装置の実際のチップレイアウトを
示す図である。同図において、コア部100は、メモリ
セル,センスアンプ,コラムデコーダ,ワードドライバ
(22),および,ロウ(アドレス)メインデコーダ
を含んで構成されている。ここで、図14と図2とを比
較すると、図2に示す従来の半導体記憶装置では、モー
ド判定回路87の出力信号(モード信号)MODE,/
MODEを受け取るスイッチ回路89が該モード判定回
路87に近接して設けられ、このスイッチ回路89の出
力信号が各バッファセル93A,93B,…に供給され
るようになっているのに対して、図14に示す本発明の
半導体記憶装置では、モード判定回路39の出力信号
(モード信号)MODE,/MODEを受け取るスイッ
チ回路40がロウデコーダ70(23)に近接して設け
られ、このスイッチ回路40の出力信号がロウデコーダ
70(23)の各デコーダセルに供給されている。
【0036】図10は図9の半導体記憶装置におけるロ
ウ系コントローラ28の一例を示す回路図である。図1
0に示されるように、クロックジェネレータ38は、2
段のインバータ41を備えており、ロウアドレスストロ
ーブ信号/RASに基づいて、制御信号RASXをモー
ド判定回路39,スイッチ回路40,および,前記ロウ
アドレスバッファ36(図9参照)に出力する。
【0037】モード判定回路39のNAND回路44に
は、インバータ42,43を介してロウアドレスストロ
ーブ信号/RASおよびコラムアドレスストローブ信号
/CASが入力されている。NAND回路45には、イ
ンバータ42を介してロウアドレスストローブ信号/R
ASが入力されると共に、コラムアドレスストローブ信
号/CASが入力されるようになっている。ラッチ回路
48,49は、それぞれ2つのインバータで構成され、
各ラッチ回路48,49の入力端子は、ゲート端子に前
記制御信号RASXが入力されるnMOSトランジスタ
46,47を介して、それぞれNAND回路44,45
に接続され、各出力端子にはそれぞれインバータ50,
51が接続されている。
【0038】そして、モード判定回路39は、ロウアド
レスストローブ信号/RASがLレベルに遷移した時、
コラムアドレスストローブ信号/CASがHレベルであ
ると、通常の読出し書込み動作と判定してモード信号M
ODEをHレベルとし、モード信号/MODEをLレベ
ルとする。すなわち、ロウアドレスストローブ信号/R
ASがLレベルに遷移した時点ではNAND回路44の
出力はHレベル、且つ、NAND回路45の出力はLレ
ベルとなる。このとき、クロックジェネレータ38の制
御信号RASXはまだHレベルであるため、nMOSト
ランジスタ46,47がオンし、NAND回路44,4
5の出力がラッチ回路48,49に転送されてラッチさ
れ、そして、モード信号MODEはHレベル、モード信
号/MODEはLレベルとなる。
【0039】また、モード判定回路39は、ロウアドレ
スストローブ信号/RASがLレベルに遷移した時、コ
ラムアドレスストローブ信号/CASがLレベルである
と、メモリセルアレイ21のリフレッシュ動作であると
判定してモード信号MODEをLレベルとし、モード信
号/MODEをHレベルとする。すなわち、クロックジ
ェネレータ38の制御信号RASXがLレベルとなる直
前には、NAND回路44の出力はLレベル、且つ、N
AND回路45の出力はHレベルとなるため、NAND
回路44,45の出力がラッチ回路48,49に転送さ
れてラッチされ、そして、モード信号MODEはLレベ
ル、モード信号/MODEはHレベルとなる。
【0040】尚、モード判定回路39は、ロウアドレス
ストローブ信号/RASとコラムアドレスストローブ信
号/CASが共にHレベルのときには、モード信号MO
DE,/MODEを共にHレベルとする。スイッチ回路
40は、NAND回路52〜54とインバータ55〜5
7とで構成され、2入力NAND回路52には、前記両
モード信号(相補信号)MODE,/MODEが入力さ
れている。また、3入力NAND回路53には、モード
信号MODE,NAND回路52の出力信号,および,
インバータ55を介して前記制御信号RASXが入力さ
れ、出力端子にはインバータ56が接続されている。さ
らに、3入力NAND回路54には、モード信号/MO
DE,NAND回路52の出力信号,および,前記イン
バータ55を介して制御信号RASXが入力され、出力
端子にはインバータ57が接続されている。
【0041】そして、スイッチ回路40は、通常の読出
し書込み動作時、すなわち、モード信号MODEがHレ
ベルでモード信号/MODEがLレベルのとき、スイッ
チ制御信号NORZをHレベル、スイッチ制御信号RE
FZをLレベルとしてロウデコーダ23に出力する。ま
た、スイッチ回路40は、リフレッシュ動作時、すなわ
ち、モード信号MODEがLレベルでモード信号/MO
DEがHレベルのとき、スイッチ制御信号NORZをL
レベル、スイッチ制御信号REFZをHレベルとしてロ
ウデコーダ23に出力する。尚、スイッチ回路40は、
モード信号MODE,/MODEが共にHレベルのとき
には、スイッチ制御信号NORZ,REFZを共にLレ
ベルとするようになっている。
【0042】図9に示すように、ロウデコーダ23は、
8つのデコーダセル58A〜58Hで構成されている。
各デコーダセル58A〜58Hは、切換部としてのnM
OSトランジスタよりなる3つの第1スイッチ59a〜
59c,同じく切換部としてのnMOSトランジスタよ
りなる3つの第2スイッチ60a〜60c,デコード部
61,および,ラッチ部62で構成されている。各第1
スイッチ59a〜59cのドレイン端子は、それぞれ前
記第1のアドレスバスREAの各信号線REA0〜RE
A2に接続されて外部アドレス信号EAの各ビットEA
0〜EA2が供給され、各ソース端子は、それぞれデコ
ード部61の3つの入力線61a〜61cに接続され、
そして、各ゲート端子には、前記スイッチ回路40のス
イッチ制御信号NORZが印加されている。また、各第
2スイッチ60a〜60cのドレイン端子は、それぞれ
前記第2のアドレスバスRCAの各信号線RCA0〜R
CA2に接続されて前記リフレッシュアドレスカウンタ
27から内部アドレス信号CAの各ビットCA0〜CA
2が供給され、各ソース端子は、それぞれデコード部6
1の3つの入力線61a〜61cに接続され、そして、
各ゲート端子には、前記スイッチ回路40のスイッチ制
御信号REFZが印加されている。
【0043】従って、通常の読出し書込み動作時、すな
わち、スイッチ制御信号NORZがHレベルのときに
は、各デコーダセル58A〜58Hの3つの第1スイッ
チ59a〜59cがオンして第1のアドレスバスREA
が選択され、外部アドレス信号EAの各ビットデータE
A0〜EA2が各デコード部61に入力される。また、
リフレッシュ動作時、すなわち、スイッチ制御信号RE
FZがHレベルのときには、各デコーダセル58A〜5
8Hの3つの第2スイッチ60a〜60cがオンして第
2のアドレスバスRCAが選択され、内部アドレス信号
CAの各ビットデータCA0〜CA2が各デコード部6
1に入力される。
【0044】図11は図9の半導体記憶装置におけるデ
コード部61およびラッチ部62の一例を示す回路図で
ある。図11に示されるように、デコード部61は、高
電圧電源Vccと低電圧電源GNDとの間に直列に設けら
れたpMOSトランジスタよりなるチャージ用トランジ
スタ63と、3つのnMOSトランジスタよりなるデコ
ード用トランジスタ64a〜64cで構成されている。
チャージ用トランジスタ63のゲート端子には、リセッ
ト信号/SR2が印加されている。ここで、リセット信
号/SR2は、待機状態、すなわち、読出し書込み動作
でないまたはリフレッシュ動作でないときにのみLレベ
ルにされ、チャージ用トランジスタ63をオンさせてノ
ードαをHレベルとするようになっている。各デコード
用トランジスタ64a〜64cのゲート端子には、読出
し書込み動作時またはリフレッシュ動作時において、前
記入力線61a〜61cを介して外部アドレス信号EA
の各ビットデータEA0〜EA2、または、内部アドレ
ス信号CAの各ビットデータCA0〜CA2が入力され
るようになっており、全てのデコード用トランジスタ6
4a〜64cがオンすると、ノードαがLレベルにされ
てデコードできたことになる。すなわち、デコード部6
1の各入力線61a〜61cのビットデータが全て
「1」(高レベルH)の場合には、デコーダセル58A
にてデコードされることになる。
【0045】尚、デコーダセル58B〜58Hにおける
デコード部61は、3つのデコード用トランジスタ64
a〜64cがpMOSトランジスタとnMOSトランジ
スタとの組合わせである点において、デコーダセル58
Aのデコード部60と異なっている。ラッチ部62は、
高電圧電源Vccと低電圧電源GNDとの間に直列に設け
られたpMOSトランジスタ65,nMOSトランジス
タ66,67,および,インバータ68で構成されてい
る。pMOSトランジスタ65のドレイン端子は、イン
バータ68の入力端子に接続されると共に、前記デコー
ド部61のノードαに接続されている。pMOSトラン
ジスタ65およびnMOSトランジスタ67は、各ゲー
ト端子がインバータ68の出力端子に接続されてインバ
ータを構成している。また、nMOSトランジスタ66
のゲート端子には、前記リセット信号/SR2が印加さ
れ、該トランジスタ66は、読出し書込み動作時または
リフレッシュ動作時においてオンされ、待機状態におい
てオフされるようになっている。
【0046】従って、読出し書込み動作時またはリフレ
ッシュ動作時において、デコード部61のノードαのレ
ベルがインバータ68とpMOSおよびnMOSトラン
ジスタ65,67とによりラッチされると共に、ノード
αのレベルが反転されてデコードアドレスとして前記ワ
ードドライバ22に出力される。また、待機状態には、
インバータ68の入力がHレベルとなるため、デコード
アドレスとして「0」(低レベルL)が出力される。
【0047】次に上記のように構成された半導体記憶装
置の作用について説明する。図13は図9に示す半導体
記憶装置の動作を説明するためのタイミング図である。
同図に示されるように、ロウアドレスストローブ信号/
RASがLレベルに遷移した時、コラムアドレスストロ
ーブ信号/CASがHレベルであると、通常の読出し書
込み動作となる。また、ロウアドレスストローブ信号/
RASがLレベルに遷移すると、クロックジェネレータ
38からの制御信号RASXがLレベルとなり、これに
同期してロウアドレスバッファ36の各アドレスラッチ
回路37A〜37Cの入力端子Ainに外部アドレス信
号EAの各ビットデータEA0〜EA2が供給される
(図9参照)。これにより、各アドレスラッチ回路37
A〜37Cに各ビットデータEA0〜EA2がラッチさ
れ、そして、該データEA0〜EA2が第1のアドレス
バスREAの各信号線REA0〜REA2を介してロウ
デコーダ23に転送される。
【0048】ロウアドレスストローブ信号/RASがL
レベルに遷移した時、コラムアドレスストローブ信号/
CASがHレベルであると、モード判定回路39により
読出し書込み動作であると判定されてモード信号/MO
DEがLレベルとなる。これにより、スイッチ回路40
のスイッチ制御信号NORZがHレベルとなってロウデ
コーダ23の各デコーダセル58A〜58Hの第1スイ
ッチ59a〜59cがオンする。これにより、第1のア
ドレスバスREAの各信号線REA0〜REA2が選択
されて外部アドレス信号EAの各ビットデータEA0〜
EA2がデコード部61に入力される。そして、各デコ
ーダセル58A〜58Hのいずれか一つのデコード部6
1によって外部アドレス信号EAがデコードされ、デコ
ードアドレスが信号線を介してワードドライバ22に転
送されて所定のワード線が選択される。
【0049】また、図13中の二点鎖線で示されるよう
に、ロウアドレスストローブ信号/RASがLレベルに
遷移した時、コラムアドレスストローブ信号/CASが
Lレベルであるとリフレッシュ動作となる。そして、ク
ロックジェネレータ38の制御信号RASXがLレベル
となるのに同期してロウアドレスバッファ36の各アド
レスラッチ回路37A〜37Cの入力端子Ainに外部
アドレス信号EAの各ビットデータEA0〜EA2が供
給され、各アドレスラッチ回路37A〜37Cに各ビッ
トデータEA0〜EA2がラッチされる。
【0050】一方、モード判定回路39によりリフレッ
シュ動作であると判定されてモード信号MODEが二点
鎖線で示すようにLレベルとなると、スイッチ回路40
のスイッチ制御信号REFZが二点鎖線で示すようにH
レベルとなる。これにより、ロウデコーダ23の各デコ
ーダセル58A〜58Hの第2スイッチ60a〜60c
がオンし、第2のアドレスバスRCAの各信号線RCA
0〜RCA2が選択されて、内部アドレス信号CAの各
ビットデータCA0〜CA2がデコード部61に入力さ
れる。そして、各デコーダセル58A〜58Hのいずれ
か一つのデコード部61によって内部アドレス信号CA
がデコードされ、デコードアドレスが信号線を介してワ
ードドライバ22に転送され、前述したのと同様にして
所定のワード線が選択されることになる。
【0051】また、チップをリセットする場合は、デコ
ード部61のデコード結果がラッチ部62にラッチされ
て所定のワード線が選択されているので、図13に示す
ように、ロウアドレスストローブ信号/RASのHレベ
ルへの遷移に基づくクロックジェネレータ38の制御信
号RASXのHレベルへの遷移により、モード判定回路
39のモード信号MODEまたは/MODEをHレベル
に復帰させると共に、第1および第2のアドレスバスR
EA,RCAをリセットする。尚、ロウアドレスストロ
ーブ信号/RASのHレベルへの遷移に基づくクロック
ジェネレータ38の制御信号RASXのHレベルへの遷
移により、スイッチ回路40のスイッチ制御信号NOR
Z,REFZもLレベルになる。
【0052】この後、選択しているワード線をリセット
信号SR1によりリセットした後、リセット信号/SR
2により各デコーダセル58A〜58Hのデコード部6
1およびラッチ部62をリセットすれば、チップのリセ
ットが完了する。このように、本実施例では第1および
第2のアドレスバスREA,RCAを設け、外部アドレ
ス信号EAおよびリフレッシュアドレスカウンタ27か
らの内部アドレス信号CAをクロックジェネレータ38
の制御信号RASXに基づいてロウデコーダ23まで転
送するように構成したので、ロウデコーダ23までのア
ドレス信号の転送時間を速めることができ、これにより
デコード時間を速くして、メモリセルのアクセスを高速
化することができる。
【0053】ここで、本実施例では、デコード部61の
デコード結果をラッチ部62にラッチして所定のワード
線を選択するようにしているので、チップのリセット時
において選択しているワード線のリセットとは関係な
く、第1および第2のアドレスバスREA,RCAのリ
セット時期を早めてリセット時間の短縮化を図ることが
でき、これによって、サイクルタイムの高速化を図るこ
とができる。
【0054】図15は本発明の半導体記憶装置の他の実
施例を示すブロック回路図であり、図16は図15の半
導体記憶装置におけるデコーダセルを示す回路図であ
る。尚、説明の便宜上、図9〜図12で説明した実施例
と同じ構成については、同一の符号を付して説明を一部
省略する。図15に示されるように、本実施例における
ロウデコーダ70は、8つのデコーダセル71A〜71
Hからなり、各デコーダセル71A〜71Hは第1およ
び第2のデコード部72A,72B、切換部73および
前記ラッチ部62で構成されている。
【0055】図16に示されるように、第1のデコード
部72Aは、直列に設けられた3つのnMOSトランジ
スタよりなるデコード用トランジスタ74a〜74cで
構成され、各デコード用トランジスタ74a〜74cの
ゲート端子は、前記第1のアドレスバスREAの各信号
線REA0〜REA2に接続されている。そして、第1
のデコード部72Aは、読出し書込み動作時またはリフ
レッシュ動作時において、外部アドレス信号EAをデコ
ードするようになっている。第2のデコード部72B
は、直列に設けられた3つのnMOSトランジスタより
なるデコード用トランジスタ75a〜75cで構成さ
れ、各デコード用トランジスタ75a〜75cのゲート
端子は、前記第2のアドレスバスRCAの各信号線RC
A0〜RCA2に接続されている。そして、第2のデコ
ード部72Bは、読出し書込み動作時またはリフレッシ
ュ動作時において、内部アドレス信号CAをデコードす
るようになっている。
【0056】切換部73は、第1のデコード部72Aお
よびチャージ用トランジスタ63間に設けられたnMO
Sトランジスタ76と、第2のデコード部72Bおよび
チャージ用トランジスタ63間に設けられたnMOSト
ランジスタ77とから構成され、nMOSトランジスタ
76,77の各ゲート端子には、前記スイッチ回路40
のスイッチ制御信号NORZ,REFZが入力されてい
る。従って、通常の読出し書込み動作時、すなわち、ス
イッチ制御信号NORZがHレベルのときには、nMO
Sトランジスタ76がオンして第1のデコード部72A
のデコード結果がラッチ部62に出力され、また、リフ
レッシュ動作時、すなわち、スイッチ制御信号REFZ
がHレベルのときには、nMOSトランジスタ77がオ
ンして第2のデコード部72Bのデコード結果がラッチ
部62に出力されるようになっている。
【0057】尚、デコーダセル71B〜71Hにおける
第1および第2のデコード部72A,72Bは、各3つ
のデコード用トランジスタ74a〜74c,75a〜7
5cがpMOSトランジスタとnMOSトランジスタと
の組合わせである点において、デコーダセル71Aの第
1および第2のデコード部72A,72Bと異なってい
る。
【0058】このように、本実施例においても、第1お
よび第2のアドレスバスREA,RCAを設け、外部ア
ドレス信号EAおよびリフレッシュアドレスカウンタ2
7からの内部アドレス信号CAをクロックジェネレータ
38の制御信号RASXに基づいてロウデコーダ70に
転送し、外部アドレス信号EAおよび内部アドレス信号
CAをそれぞれ第1および第2のデコード部72A,7
2Bにてデコードした後、いずれか一方のデコード結果
を選択するようにし構成されている。これにより、デコ
ード時間が速くなり、メモリセルのアクセスを高速化す
ることができる。
【0059】また、本実施例では、切換部73により選
択された第1または第2のデコード部72A,72Bの
デコード結果をラッチ部62にラッチして所定のワード
線を選択するように構成しているため、チップのリセッ
ト時において、選択しているワード線のリセットとは関
係なく第1および第2のアドレスバスREA,RCAの
リセット時期を早めてリセット時間の短縮化を図ること
ができ、これによって、サイクルタイムの高速化を図る
ことができる。
【0060】図17は図16のデコーダセルをプリデコ
ーダとして適用したロウデコーダおよびワードドライバ
を示す回路図である。同図に示されるように、本実施例
の半導体記憶装置は、アドレスプリデコーダ(ロウプリ
デコーダ)71A’と、ブロックデコーダ120と、メ
インデコーダ(ロウメインデコーダ)130と、ワード
ドライバ140とを具備している。
【0061】ロウプリデコーダ71A’は、図16に示
すデコーダセル71Aと同様な構成とされているが、図
17に示すロウプリデコーダ71A’では、所定の出力
レベルを獲得するために2段のインバータ101および
102が設けられている。すなわち、図14において、
ロウメインデコーダ130は、ワードドライバ22(1
40)の近接に設けられているため、ロウデコーダ70
(ロウプリデコーダ71A')からワードドライバ22に
近接して設けられているロウメインデコーダ(130)
まで必要とされる電位を確保するために、ロウプリデコ
ーダ71A’の出力段にインバータ101および102
が設けられている。尚、ブロックデコーダ120の出力
段にも、同様に、2段のインバータが設けられている。
【0062】図17に示すように、本発明に係るデコー
ダセルは、半導体記憶装置(DRAM)のプリデコーダ
として適用することができる。ここで、ロウプリデコー
ダ71A’におけるチャージ用トランジスタ63のゲー
ト端子には、リセット信号/SR2が印加されている。
このリセット信号/SR2は、待機状態、すなわち、読
出し書込み動作でないまたはリフレッシュ動作でないと
きにのみLレベルにされ、チャージ用トランジスタ63
をオンさせてノードαをHレベルとするようになってい
る。また、リセット信号/SR2は、nMOSトランジ
スタ66のゲート端子にも印加され、該トランジスタ6
6は、読出し書込み動作時またはリフレッシュ動作時に
おいてオンされ、待機状態においてオフされるようにな
っている。また、メインデコーダ130のトランジスタ
131のゲートにはリセット信号RESETが供給され
るようになっている。尚、メインデコーダ130のトラ
ンジスタ132および133のゲートには、ロウプリデ
コーダ(71A')からのプリデコードアドレスが供給さ
れるようになっている。
【0063】具体的に、図17に示す半導体記憶装置
は、例えば、4MビットのDRAMであり、ブロックデ
コーダ120により4Mビット中の1Mビット分が選択
され、この1Mビット中において、3ビット入力のロウ
プリデコーダ(71A')により8通りの選択が行われ
る。そして、メインデコーダ130による2系統のロウ
プリデコーダにより1Mビット中の64Kビットが選択
されるようになている。尚、ワードドライバ140で4
通りの選択を行うように構成して、メインデコーダ13
0による選択ビット数を16Kビットにすることもでき
る。
【0064】上述した本発明に係る半導体記憶装置の各
実施例においては、ロウデコーダ23,70の各デコー
ダセルにデコード結果をラッチするラッチ部を設けたも
のについて述べたが、コラムデコーダ25にラッチ部を
設けることもできる。このように、コラムデコーダ25
にラッチ部を設けると、アドレスデコーダ(ロウデコー
ダおよびコラムデコーダ)におけるデコード結果をラッ
チ部にラッチしてメモリセルアレイ21の所定のメモリ
セルを選択できるので、チップのリセット時において、
選択しているメモリセルのリセットとは関係なくアドレ
ス信号のリセット時期を早めることが可能となり、リセ
ット時間の短縮化が可能となる。
【0065】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、アドレスデコーダにおけるデコード結果がラッチ部
にラッチされてメモリセルアレイの所定のメモリセルが
選択され、或いは、プリデコーダによるデコード情報が
ラッチ部に保持されるとともにメインデコーダに供給さ
れるので、チップのリセット時において、選択している
メモリセルのリセットとは関係なくアドレス信号のリセ
ット時期を早めることが可能となり、リセット時間を短
縮化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体記憶装置の一例を示すブロック回
路図である。
【図2】図1の半導体記憶装置のチップレイアウトを示
す図である。
【図3】図1に示す半導体記憶装置の動作を説明するた
めのタイミング図である。
【図4】従来の半導体記憶装置の他の例を示すブロック
回路図である。
【図5】図4に示す半導体記憶装置の動作を説明するた
めのタイミング図である。
【図6】本発明に係る半導体記憶装置の第1の形態を示
す原理ブロック図である。
【図7】本発明に係る半導体記憶装置の第2の形態を示
す原理ブロック図である。
【図8】本発明に係る半導体記憶装置の第3の形態を示
す原理ブロック図である。
【図9】本発明の半導体記憶装置の一実施例を示すブロ
ック回路図である。
【図10】図9の半導体記憶装置におけるロウ系コント
ローラの一例を示す回路図である。
【図11】図9の半導体記憶装置におけるデコード部お
よびラッチ部の一例を示す回路図である。
【図12】半導体記憶装置の一例を概略的に示すブロッ
ク図である。
【図13】図9に示す半導体記憶装置の動作を説明する
ためのタイミング図である。
【図14】図9の半導体記憶装置のチップレイアウトを
示す図である。
【図15】本発明の半導体記憶装置の他の実施例を示す
ブロック回路図である。
【図16】図15の半導体記憶装置におけるデコーダセ
ルを示す回路図である。
【図17】図16のデコーダセルをプリデコーダとして
適用したロウデコーダおよびワードドライバを示す回路
図である。
【符号の説明】
1,6,11…メモリセルアレイ 2,7…第1のアドレスバス 3,8…第2のアドレスバス 4,9…ロウデコーダ 4A…デコード部 4B,9C…切換部 4C,9D,12A…ラッチ部 5,10…コントローラ 9A…第1のデコード部 9B…第2のデコード部 12…アドレスデコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−17292(JP,A) 特開 平2−141993(JP,A) 特開 昭61−170992(JP,A)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルアレイと、 アドレス信号をデコードするアドレスデコーダと、 前記アドレスデコーダから出力されるデコード情報に基
    づいて前記メモリセルアレイ内のワード線またはコラム
    選択線を選択的に駆動するドライバ部と、 前記アドレスデコーダと前記ドライバ部との間に接続さ
    れ、前記デコード情報を保持するとともに前記ドライバ
    部へ供給するラッチ部とを備え、前記ラッチ部と前記メ
    モリセルアレイとの間に、前記ワード線またはコラム選
    択線を選択的に非活性にする制御信号を与え、該ワード
    線またはコラム選択線を非活性にした後に該ラッチ部を
    リセットすることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置におい
    て、前記アドレスデコーダは、アドレスバスを介して前
    記アドレスデコーダよりもリセット制御の早いアドレス
    ラッチ回路から前記アドレス信号を受けることを特徴と
    する半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体記憶装置におい
    て、前記ラッチ部にデコード情報を保持した状態で、前
    記アドレスバスをリセットすることを特徴とする半導体
    記憶装置。
  4. 【請求項4】 メモリセルアレイと、 アドレス信号を受けるプリデコーダと、 前記プリデコーダの出力に応答するメインデコーダと、 前記メインデコーダの出力に応答して前記メモリセルア
    レイ内のワード線またはコラム選択線を選択的に駆動す
    るドライバ部と、 前記プリデコーダと前記メインデコーダとの間に接続さ
    れ、前記プリデコーダによるデコード情報を保持すると
    ともに前記メインデコーダに供給するラッチ部とを備
    え、前記ラッチ部と前記メモリセルアレイとの間に、前
    記ワード線またはコラム選択線を選択的に非活性にする
    制御信号を与え、該ワード線またはコラム選択線を非活
    性にした後に該ラッチ部をリセットすることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体記憶装置におい
    て、前記プリデコーダは、アドレスバスを介して前記ア
    ドレスプリデコーダよりもリセット制御の早いアドレス
    ラッチ回路から前記アドレス信号を受けることを特徴と
    する半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体記憶装置におい
    て、前記ラッチ部にデコード情報を保持した状態で、前
    記アドレスバスをリセットすることを特徴とする半導体
    記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の半導体記憶装置におい
    て、前記プリデコーダは、電源線間に直列に接続された
    チャージ用トランジスタおよび複数のデコード用トラン
    ジスタを含み、前記ラッチ部は、ラッチ状態をリセット
    するためのトランジスタを含み、前記メモリセルアレイ
    内の前記ワード線またはコラム選択線を選択的に非活性
    にした後、前記プリデコーダの出力ノードをチャージす
    るときに前記ラッチ部をリセットするように構成したこ
    とを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 メモリセルアレイと、 第1のアドレス信号および第2のアドレス信号をそれぞ
    れデコードするアドレスデコーダと、 前記アドレスデコーダからの出力の内、前記第1または
    第2のアドレス信号のいずれかに対応するデコード情報
    を選択的に切り換えるデコード情報切換え部と、 前記デコード情報切換え部から出力されるデコード情報
    に基づいて前記メモリセルアレイ内のワード線またはコ
    ラム選択線を選択的に駆動するドライバ部と、 前記アドレスデコーダと前記メモリセルアレイとの間に
    接続され、前記デコード情報を保持するとともに前記ド
    ライバ部へ供給するラッチ部とを備え、前記ワード線ま
    たはコラム選択線を非活性にした後に該ラッチ部をリセ
    ットすることを特徴とする半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 メモリセルアレイと、 第1のアドレス信号または第2のアドレス信号のいずれ
    かを選択的に切り換えるアドレス信号切換え部と、 前記アドレス信号切換え部から出力される前記第1また
    は第2のアドレス信号をデコードするアドレスデコーダ
    と、 前記アドレスデコーダから出力されるデコード情報に基
    づいて前記メモリセルアレイ内のワード線またはコラム
    選択線を選択的に駆動するドライバ部と、 前記アドレスデコーダと前記メモリセルアレイとの間に
    接続され、前記デコード情報を保持するとともに前記ド
    ライバ部へ供給するラッチ部とを備え、前記ワード線ま
    たはコラム選択線を非活性にした後に該ラッチ部をリセ
    ットすることを特徴とする半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または9記載の半導体記憶装
    置において、前記1および第2のアドレス信号は、外部
    から入力される外部アドレスおよびカウンタで生成され
    る内部アドレスであることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  11. 【請求項11】 メモリセルアレイと、 外部または内部アドレス信号をアドレスバスに伝達する
    アドレスラッチ回路と、 前記アドレスバスに伝達されたアドレス信号をデコード
    するアドレスデコーダと、 前記アドレスデコーダの情報をラッチするラッチ部と、 前記メモリセルアレイ内のワード線またはコラム選択線
    を選択的に駆動するドライバ部とを備える半導体記憶装
    置の制御方法であって、 外部信号に従って前記ワード線またはコラム選択線を活
    性化する活性化ステップと、 外部信号に従って前記ワード線またはコラム選択線を非
    活性にするとともに、該非活性中に前記ラッチ部の情報
    を保持する非活性ステップと、 前記ワード線またはコラム選択線の非活性後に、前記ラ
    ッチ部に保持された情報をリセットするリセットステッ
    プと、を具備することを特徴とする半導体記憶装置の制
    御方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の半導体記憶装置の制
    御方法において、前記非活性ステップは、前記ラッチ部
    の情報を保持するとともに、前記アドレスデコーダを活
    性化することを特徴とする半導体記憶装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の半導体記憶装置の制
    御方法において、前記非活性ステップは、前記ラッチ部
    の情報を保持するとともに、前記アドレスラッチ回路を
    非活性にすることを特徴とする半導体記憶装置の制御方
    法。
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