JP3296295B2 - 障害情報収集転送装置および障害情報収集転送方法、並びに記録媒体 - Google Patents

障害情報収集転送装置および障害情報収集転送方法、並びに記録媒体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、障害情報収集転送
装置および障害情報収集転送方法、並びに記録媒体に関
し、特に、ISDNの加入者インタフェースを用いて、
障害情報の収集および転送を行うことにより、装置の開
発効率を高めるとともに、転送経路の二重化を実現する
障害情報収集転送装置および障害情報収集転送方法、並
びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、交換機における架関連の障害情報
として、パッケージ電源断、フューズ断、ファン障害、
及び架内温度上昇警報等がある。これらの障害情報が発
生する障害ポイントは、ユニット毎や架毎にあり、その
障害情報数は1架あたり20乃至30ポイントとなる。
従って、複数架でシステムを構成する場合、障害ポイン
ト数は数百ポイントとなる。
【0003】また、交換機の架で発生する上記パッケー
ジ電源断、フューズ断、ファン障害、及び架内温度上昇
警報等の障害情報の収集を行う場合、架の上部又は下部
に設けられた、フューズや端子板等を実装したFFTU
(ここでは、ヒューズ、フィルタ、ターミナル(端子
板)の頭文字をとってFFTUと呼ぶことにする)に、
上記各種障害内容に対応した障害監視ポイントを準備す
る。
【0004】FFTUを構成する端子板は、交換機の架
または筐体に給電するため、−48V、G(地気)、ア
ース(E)を受電する機能を有している。また、各種フ
ューズは、ノイズフィルタを通して、架内ユニットに給
電する機能を有している。さらに、FFTUは、各種ア
ラーム(ヒューズ断、FAN障害、温度アラーム等)の
転送を行うための機能を有している。
【0005】そして、障害情報監視装置の機能ブロック
内に、各障害ポイントに対応した障害ポイント検出部
を、システムで監視する最大の障害ポイント数分だけ準
備する必要がある。これらの障害ポイント検出部に対し
て、障害情報監視装置の制御部が定期的にスキャンを行
うことにより、障害発生の有無を検出している。
【0006】このような障害情報監視装置は、予めシス
テムで監視すべき障害ポイントを算出しておき、そこで
決定したポイント数に若干の予備を加えたものがシステ
ムとして監視可能な障害ポイント数であるものとして設
計される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このことは、最初に決
定した障害ポイント数が変更になる場合、以下に示すよ
うな理由により対応できない場合がある課題があった。
【0008】システムの開発を完了し、現場へ導入した
時点で、保守者からの要望等により、障害ポイントを分
離する場合、障害ポイント数を越えてしまい、実現でき
ない。これは、例えば、パッケージ電源断信号を全てマ
ルチ接続し、障害ポイントとしての意味付けをパッケー
ジ電源断としていたものを、機能別、ユニット別にパッ
ケージ電源断信号を分離するような場合が該当する。
【0009】また、新交換機を開発し、旧交換機と入れ
替える場合において、旧交換機の一部装置を残し、新交
換機に旧交換機の一部装置を付加した形で運用を行うと
き、新交換機側で旧交換機の障害ポイントを予め考慮し
ていないような場合が該当する。
【0010】さらに、開発済みのシステムを流用して他
の新規システムを構成する場合、最大監視障害ポイント
数を増やしたい場合が該当する。
【0011】また、このような場合を想定して、障害監
視ポイント数を増大させるためには、障害監視ポイント
拡張用のパッケージを、複数枚搭載可能なようにしてお
くことが必要となり、ユニットスペース等の無駄が生じ
る場合がある課題があった。
【0012】一方、上記障害情報の電気的インタフェー
スは、−48VとG(地気)のレベルの信号により、障
害発生、復旧を意味しているものが大半であるため、シ
ステム最大規模や将来の機能拡張を見越して障害ポイン
ト対応部を準備することが困難である課題があった。
【0013】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、装置の機能拡張に対して柔軟に対応するこ
とができるようにし、実装スペースを最小限にすること
により、開発コストを抑えることができるようにするも
のである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の障害情
報収集転送装置は、交換機の筐体および架の障害情報を
収集し、所定の保守センタに障害情報を転送する障害情
報収集転送装置であって、障害発生時に、ISDNの加
入者インタフェースを介して呼接続動作により起動さ
れ、障害情報を受信する受信手段と、呼設定に関するプ
ロトコルを終端し、半固定パスとして接続するLAPD
回路と、受信手段によって受信された障害情報を、保守
センタに転送する転送手段と、転送手段によって転送さ
れる障害情報に時間情報を付加する付加手段とを備え、
転送手段は、受信手段によって受信された障害情報を保
守センタに定期的に送出するLAPB回路により構成さ
れ、障害発生時に、ISDNの加入者インタフェースを
介して呼接続動作により起動され、障害情報を受信し、
受信した障害情報を、保守センタに転送する第1の方法
と、障害情報収集転送装置が搭載されている交換機が備
えるISDNの加入者インタフェースの加入者回路と接
続し、交換機が有する保守センタとの間のデータリンク
を介して、障害情報を転送する第2の方法とを用いて、
障害情報の転送経路を二重化し、障害情報は、少なくと
も、パッケージ電源断、フューズ断、ファン障害、架内
温度上昇警報に関する情報であり、受信手段は、ISD
Nの加入者回路により構成されることを特徴とする。請
求項2に記載の障害情報収集転送方法は、交換機の筐体
および架の障害情報を収集し、所定の保守センタに障害
情報を転送する障害情報収集転送方法であって、障害発
生時に、ISDNの加入者インタフェースを介して呼接
続動作により起動され、障害情報を受信する受信ステッ
プと、呼設定に関するプロトコルを終端し、半固定パス
として接続する接続ステップと、受信ステップにおいて
受信された障害情報を、保守センタに転送する転送ステ
ップと、転送ステップにおいて転送される障害情報に時
間情報を付加する付加ステップとを備え、転送ステップ
における処理は、受信ステップにおいて受信された障害
情報を保守センタに定期的に送出するLAPB回路によ
り実現され、障害発生時に、ISDNの加入者インタフ
ェースを介して呼接続動作により起動され、障害情報を
受信し、受信した障害情報を、保守センタに転送する第
1の方法と、障害情報収集転送装置が搭載 されている交
換機が備えるISDNの加入者インタフェースの加入者
回路と接続し、交換機が有する保守センタとの間のデー
タリンクを介して、障害情報を転送する第2の方法とを
用いて、障害情報の転送経路を二重化し、障害情報は、
少なくとも、パッケージ電源断、フューズ断、ファン障
害、架内温度上昇警報に関する情報であり、受信ステッ
プにおける処理は、ISDNの加入者回路により実現さ
れることを特徴とする。請求項3に記載の記録媒体は、
請求項2に記載の障害情報収集転送方法を実行可能なプ
ログラムを記録したことを特徴とする。本発明に係る障
害情報収集転送装置および障害情報収集転送方法、並び
に記録媒体においては、障害発生時に、ISDNの加入
者インタフェースを介して呼接続動作により起動され、
障害情報を受信し、呼設定に関するプロトコルを終端
し、半固定パスとして接続し、受信された障害情報を、
時間情報を付加して保守センタに転送する。このとき、
障害情報の転送は、受信された障害情報を保守センタに
定期的に送出するLAPB回路により実現され、障害発
生時に、ISDNの加入者インタフェースを介して呼接
続動作により起動され、障害情報を受信し、受信した障
害情報を、保守センタに転送する第1の方法と、障害情
報収集転送装置が搭載されている交換機が備えるISD
Nの加入者インタフェースの加入者回路と接続し、交換
機が有する保守センタとの間のデータリンクを介して、
障害情報を転送する第2の方法とを用いて、障害情報の
転送経路を二重化し、障害情報は、少なくとも、パッケ
ージ電源断、フューズ断、ファン障害、架内温度上昇警
報に関する情報であり、障害情報の受信は、ISDNの
加入者回路により実現される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の障害情報収集転
送装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図であ
る。図1に示したように、障害情報収集転送装置(以
降、ALMCと記載する)1は、交換機2のCP(制御
装置)22の制御を受けないで、自律で障害情報の収集
と保守センタ4への転送を行うものである。
【0016】障害情報収集部10を構成する障害ポイン
ト対応部A12は、基本架302、および増設架303
−1乃至303−nの障害情報にそれぞれ対応する障害
情報ポイントを検出するための検出回路を有し、障害の
発生、及び復旧を示す障害情報を蓄積するようになされ
ている。以下では、増設架303−1乃至303−nを
特に区別する必要がない場合、適宜、増設架303と記
載することにする。
【0017】制御部13は、障害ポイント対応部A12
の障害ポイント蓄積部404(図4)に蓄積された障害
情報を定期的にスキャンし、基本架302、及び増設架
303の障害情報を認識するようになされている。
【0018】障害情報収集部10を構成するCPインタ
フェース部15は、交換機2を構成するCP22と簡易
なシリアルインタフェース(例えば、RS232Cイン
タフェース)で接続され、CP(プロセッサ)22のR
UN/STOP状態、ACT状態、及びEMA回数等の
情報を、交換機2がシステムダウンした場合でも保守セ
ンタ4に転送することができるようになされている。こ
こで、EMAはエマージェンシ(緊急動作)回路であ
り、例えば、中央制御装置に障害が発生したため、系の
切り替えを行うことにより、障害回復を行う場合に起動
され、障害処理を行うとともに、正常系での運転を実施
するために使用される。
【0019】時間情報発生部16は、時計機能を有し、
上述した架関連の障害情報やCPインタフェース部15
から出力されるCP22の状態を示す状態情報が保守セ
ンタ4に転送されるとき、これらの障害情報及び状態情
報に時間情報(タイムスタンプ)を付加するようになさ
れている。
【0020】通信制御部(X25)14は、制御部13
から保守センタ4に障害情報を転送するために、X25
のプロトコルに従って、保守センタ4との間で通信を行
うようになされている。
【0021】次に、本発明の重要部分である障害ポイン
ト対応部B11について説明する。図2は、障害ポイン
ト対応部B11の構成例を示すブロック図である。
【0022】同図に示すように、障害ポイント対応部B
11は、ISDN(integrated services digital netwo
rk)の加入者インタフェースであるIインタフェース
(CCITT勧告I430乃至I451基本ユーザ網イ
ンタフェース)を介して障害情報を受信する加入者回路
(OCU)113と、呼設定に関するプロトコルを終端
し、半固定バスとして接続しっぱなしとするように制御
するLAPD(link access protocol on the D channe
l)回路111と、障害情報を送出するLAPB(link ac
cess protocol balanced)回路112とを有している。
【0023】次に、その動作について説明する。機能拡
張用装置架304からの障害情報は、基本架302及び
増設架303−1乃至303−nの場合と同様のインタ
フェースにより収集されるが、このとき、アダプタ5に
おいて、ISDNの加入者インタフェースであるIイン
タフェースのプロトコルに変換され、障害ポイント対応
部B11に送出される。
【0024】障害ポイント対応部B11は、ISDNイ
ンタフェースをサポートし、障害情報をOCU(加入者
回路)113で受信する。LAPD回路111は、機能
拡張用の装置架304からの呼設定に関するプロトコル
を終端し、半固定パスとして接続しっぱなしとし、OC
U113により受信された障害情報は、LAPB回路1
12を経由して制御部13に定期的に送出される。
【0025】以上説明したように、アダプタ5との間の
インタフェースを、汎用的なIインタフェースとするこ
とにより、交換機内の特殊インタフェース条件に影響さ
れることなく、アダプタ5を開発することが可能となる
というメリットもある。
【0026】次に、図3を参照して、架実装イメージと
障害情報の具体的な流れについて説明する。図3は、基
本架302、増設架303、及び機能拡張用の装置架3
04の構成例を示している。基本架302は、ファン
(FAN)311,312、ユニット313乃至31
6、FFTU317、及びAMLC1より構成されてい
る。
【0027】また、増設架303は、ファン(FAN)
321,322、ユニット323乃至326、及びFF
TU327より構成されている。また、機能拡張用の装
置架304は、ファン(FAN)331,332、ユニ
ット333乃至336、及びFFTU337より構成さ
れている。
【0028】障害情報300は、各種ユニットから送出
される、パッケージ電源断、フューズ断、ファン障害、
及び架内温度上昇警報等であり、FFTU317,32
7,337を経由してALMC1に送出されるようにな
されている。
【0029】次に、図4に示した障害ポイント対応部A
12の障害検出回路を参照して、ファン障害を例とし
て、この障害情報が保守センタ4に転送されるまでの各
部の動作について説明する。
【0030】最初に、例えば、ファン311に障害が発
生すると、障害情報ポイント(障害ポイント)402が
動作し、G(地気)が障害ポイント検出部401に送ら
れる。障害ポイント検出部401では、−48V受けの
回路になっているため、電流が流れ、フォトカプラ40
3の出力が動作し、障害情報が障害情報蓄積部404に
蓄積される。障害情報蓄積部404に蓄積された障害情
報は、制御部13により定期的に読み出され、障害情報
ポイント402がファン311の障害を検出したことが
認識される。
【0031】この障害を示す障害情報は、制御部13に
よって通信制御部14に転送され、X25のプロトコル
によりDDX−P(公衆データ通信網)3を経由して保
守センタ4に転送される。保守センタ4では、DDX−
P3を介して通信制御部14より転送されてきた障害情
報に基づいて、交換機側でファン障害が発生したこと
を、所定のメッセージにより通知することが可能とな
る。
【0032】図2は、障害ポイント対応部B11の機能
ブロック構成を示しているが、このように、障害ポイン
ト対応部B11は、LAPD回路111及びLAPB回
路112の制御回路が必要となり、複雑な回路構成とな
る。しかしながら、ハード量を比較すると、図2に示し
た障害ポイント対応部B11と、図4に示した障害ポイ
ント対応部A12では、パッケージ枚数が異なる(障害
ポイント対応部A12の方が多い)ため、図3に示した
ALMC1の実装スペースは、障害ポイント対応部A1
2の方が障害ポイント対応部B11より多く必要である
ことがわかる。
【0033】従って、このALMC1内の障害ポイント
対応部B11に、機能拡張用の装置架304用として、
スペースを多く確保することは非常に不利となることが
わかる。
【0034】図1に示したように、障害ポイント対応部
A12は、各障害ポイント毎に割り当てられたポイント
を、制御部13からの定期スキャンにより障害情報の有
無を検出するハード構成となっている。FFTU31
7,327,337に集められる各障害ポイントの電気
的インタフェース条件は、−48Vと地気(グランド)
が主なため、障害ポイント対応部A12における受信回
路の構成は、高耐圧のトランジスタ、フォトカプラ等の
素子を障害ポイント数分準備しなけらばならない。この
ため、パッケージ数分のハード量が必要となる。
【0035】この障害ポイント対応部A12の構成で、
将来の機能拡張用、又は別システムへの流用のことを考
慮した場合、数スロット分のパッケージ搭載エリアをユ
ニットに確保しなけらばならない。ところが、汎用的な
Iインタフェースをもった障害ポイント対応部B11を
上述したような構成とすることにより、将来の機能拡張
や別システムへの流用が容易に実現できるようにするこ
とができる。
【0036】また、機能拡張用の装置架304から、ア
ダプタ5を経由するルートR2により、このルート単独
でも保守センタ4に障害情報を転送することが可能とな
る、また、ルートR1とルートR2の両方を併用するこ
とにより、障害情報の転送を2重化することができる。
例えば、ルートR1をソフトウェアルートと位置づけ、
ルートR2をハードウェアルートと位置づけ、ルートR
2を構成する交換機2がシステムダウンした場合でも、
ルートR1より障害情報を転送できる機能を実現するこ
とが可能となる。
【0037】以上のように、上記実施の形態は、以下の
ような効果を有する
【0038】第1の効果は、将来の機能拡張用や別シス
テムに流用して使用する場合として障害監視ポイントを
確保するため、ALMC1に障害ポイント対応部A用1
2の実装スペース(スロット)を、見込みで多く準備す
る必要があったが、上記実施の形態においては、障害ポ
イント対応部B11の1枚分の実装スペース(スロッ
ト)を準備しておくだけでよく、効率的にALMC1を
構成することができる。
【0039】第2の効果は、障害ポイント対応部B11
のインタフェースを、汎用的なIインタフェースとした
ことにより、アダプタ5の開発において、交換機の障害
ポイントのインタフェースの詳細を知ることなく、Iイ
ンタフェースで規定される情報フォーマットに従って送
出するようにするだけでよく、より効率的にアダプタを
開発することが可能となる。
【0040】第3の効果は、図1に示したように、ルー
トR2の接続方式により、交換機2の1加入者として呼
接続し、その後、半固定パスとして接続しておくことに
より、障害情報を保守センタ4に2ルート(ルートR1
とルートR2)から送出することが可能となる。
【0041】なお、上記実施の形態においては、障害ポ
イント対応部B11とアダプタ5のインタフェースをI
インタフェースとしたが、Iインタフェースに限らず、
汎用的なその他のプロトコルを用いるようにすることも
可能である。例えば、イーサネットインタフェースを用
いることにより、汎用的な技術を使用することができ、
経済的にも実施可能となる。また、簡易なインタフェー
スとして、RS232Cで接続することも可能である。
これらの例は、図1に示したルートR2の接続は実施で
きないが、交換機2側に予めイーサネットやRS232
Cインタフェースを準備すれば可能である。
【0042】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る障害情報収集
転送装置および障害情報収集転送方法、並びに記録媒体
によれば、障害発生時に、ISDNの加入者インタフェ
ースを介して呼接続動作により起動され、障害情報を受
信し、呼設定に関するプロトコルを終端し、半固定パス
として接続し、受信された障害情報を、時間情報を付加
して保守センタに転送する。このとき、障害情報の転送
は、受信された障害情報を保守センタに定期的に送出す
るLAPB回路により実現され、障害発生時に、ISD
Nの加入者インタフェースを介して呼接続動作により起
動され、障害情報を受信し、受信した障害情報を、保守
センタに転送する第1の方法と、障害情報収集転送装置
が搭載されている交換機が備えるISDNの加入者イン
タフェースの加入者回路と接続し、交換機が有する保守
センタとの間のデータリンクを介して、障害情報を転送
する第2の方法とを用いて、障害情報の転送経路を二重
化し、障害情報は、少なくとも、パッケージ電源断、フ
ューズ断、ファン障害、架内温度上昇警報に関する情報
であり、障害情報の受信は、ISDNの加入者回路によ
り実現されるようにしたので、装置の機能拡張に対して
柔軟に対応することが可能となり、開発コストを抑える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の障害情報収集転送装置の構成例を示す
ブロック図である。
【図2】障害ポイント対応部B11の構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】基本架302、増設架303、および機能拡張
用の装置架304の構成例を示す図である。
【図4】障害ポイント対応部A12の構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 障害情報収集転送装置 2 交換機 3 DDX−P 4 保守センタ 5 アダプタ 10 障害情報収集部 11 障害ポイント対応部B 12 障害ポイント対応部A 13 制御部 14 通信制御部 15 CPインタフェース部 16 時間情報発生部 20 加入者モジュール 21 通話器 22 CP 23 通信制御部 111 LAPD 112 LAPB 113 OCU 302 基本架 303 増設架 304 機能拡張用の装置架 311,312,321,322,331,332 F
AN 313乃至316,323乃至326,333乃至33
6 ユニット 317,327,337 FFTU 401 障害ポイント検出部 402 障害情報ポイント(障害ポイント) 403 フォトカプラ 404 障害ポイント蓄積部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機の筐体および架の障害情報を収集
    し、所定の保守センタに前記障害情報を転送する障害情
    報収集転送装置であって、 障害発生時に、ISDNの加入者インタフェースを介し
    て呼接続動作により起動され、前記障害情報を受信する
    受信手段と、呼設定に関するプロトコルを終端し、半固定パスとして
    接続するLAPD回路と、 前記受信手段によって受信された前記障害情報を、前記
    保守センタに転送する転送手段と、前記転送手段によって転送される前記障害情報に時間情
    報を付加する付加手段と を備え、前記転送手段は、前記受信手段によって受信された前記
    障害情報を前記保守センタに定期的に送出するLAPB
    回路により構成され、 障害発生時に、ISDNの加入者インタフェースを介し
    て呼接続動作により起動され、前記障害情報を受信し、
    受信した前記障害情報を、前記保守センタに転送する第
    1の方法と、前記障害情報収集転送装置が搭載されてい
    る前記交換機が備えるISDNの加入者インタフェース
    の加入者回路と接続し、前記交換機が有する前記保守セ
    ンタとの間のデータリンクを介して、前記障害情報を転
    送する第2の方法とを用いて、前記障害情報の転送経路
    を二重化し、 前記障害情報は、少なくとも、パッケージ電源断、フュ
    ーズ断、ファン障害、架内温度上昇警報に関する情報で
    あり、 前記受信手段は、ISDNの加入者回路により構成され
    ことを特徴とする障害情報収集転送装置。
  2. 【請求項2】 交換機の筐体および架の障害情報を収集
    し、所定の保守センタに前記障害情報を転送する障害情
    報収集転送方法であって、 障害発生時に、ISDNの加入者インタフェースを介し
    て呼接続動作により起動され、前記障害情報を受信する
    受信ステップと、呼設定に関するプロトコルを終端し、半固定パスとして
    接続する接続ステップ と、 前記受信ステップにおいて受信された前記障害情報を、
    前記保守センタに転送する転送ステップと、前記転送ステップにおいて転送される前記障害情報に時
    間情報を付加する付加ステップと を備え、前記転送ステップにおける処理は、前記受信ステップに
    おいて受信された前記障害情報を前記保守センタに定期
    的に送出するLAPB回路により実現され、 障害発生時に、ISDNの加入者インタフェースを介し
    て呼接続動作により起動され、前記障害情報を受信し、
    受信した前記障害情報を、前記保守センタに転送する第
    1の方法と、前記障害情報収集転送装置が搭載されてい
    る前記交換機が備えるISDNの加入者インタフェース
    の加入者回路と接続し、前記交換機が有する前記保守セ
    ンタとの間のデータリンクを介して、前記障害情報を転
    送する第2の方法とを用いて、前記障害情報の転送経路
    を二重化し、 前記障害情報は、少なくとも、パッケージ電源断、フュ
    ーズ断、ファン障害、架内温度上昇警報に関する情報で
    あり、 前記受信ステップにおける処理は、ISDNの加入者回
    路により実現される ことを特徴とする障害情報収集転送
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の障害情報収集転送方法
    を実行可能なプログラムを記録したことを特徴とする記
    録媒体。
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