JP3296050B2 - アンチスキッド制御装置 - Google Patents

アンチスキッド制御装置

Info

Publication number
JP3296050B2
JP3296050B2 JP25174893A JP25174893A JP3296050B2 JP 3296050 B2 JP3296050 B2 JP 3296050B2 JP 25174893 A JP25174893 A JP 25174893A JP 25174893 A JP25174893 A JP 25174893A JP 3296050 B2 JP3296050 B2 JP 3296050B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
value
target
steering angle
braking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25174893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07101326A (ja
Inventor
真次 松本
博嗣 山口
秀明 井上
直樹 丸古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP25174893A priority Critical patent/JP3296050B2/ja
Publication of JPH07101326A publication Critical patent/JPH07101326A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3296050B2 publication Critical patent/JP3296050B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンチスキッド制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の制動時に制動力を制御するアンチ
スキッド制御装置として、例えば特開平2−68252
号公報(文献1)に記載のものがある。これは、通常の
アンチスキッド制御のように単に車輪のスリップ率を或
る目標とする範囲にコントロールすることにより、車輪
ロックによるタイヤの制動力及び横力の減少を防ぎ、車
両の操縦性、安定性を確保するだけでなく、ヨーレイト
や横加速度に応じて左右輪や前後輪の目標スリップ率を
個々に設定することで、更に操縦性(目標とする車両軌
跡のトレース性)を向上させようとするアンチスキッド
制御装置である。
【0003】また、特開平2−141356号公報(文
献2)に記載のように、ブレーキペダルの踏力に応じ
て、踏力が大となるに従って大となるようにと、アンチ
スキッド制御のスリップ率の設定を大きくするというア
ンチスキッド制御装置もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者
(文献1)のような従来のアンチスキッド制御装置にあ
っては、タイヤの発生力は、図10に示すように、タイ
ヤの摩擦円から考えてスリップ率を理想的に制御できて
も、横力を重視(トレース性重視)するか、制動力(制
動減速度)重視にするかのどちらかを車両運動状態の目
標値と実際値との偏差に応じているため、当該偏差が大
きくなった時は、横力重視の制御になり、多少制動力が
犠牲になってしまという問題がある。つまり、図10に
示すように、車輪のスリップ率SをS1→S2(μ−S
曲線のピーク付近→小なるスリップ率)に制御すると、
横力CFはCF1→CF2と増加するが、制動力はμ1
→μ2で減少するという問題がある。
【0005】一方、後者(文献2)によるものは単にブ
レーキペダル踏力に応じて、スリップ率の設定を大きく
し制動力重視型に変更するものであり、従って、通常の
スリップ率Sの設定は小となる。つまり、踏力が小さく
てもアンチスキッド制御が作動する低μ路などでは、ス
リップ率Sの設定は小のままとなり、制動力を充分に活
かしきれないという問題がある。
【0006】本発明は、上述のような問題を伴わずに、
アンチスキッド作動時、車輪スリップ状態を車両走行状
態に合わせ、かつドライバーの制動減速度の要求とハン
ドル操作における操舵角変化率をも考慮しそれらに応じ
ても、適切に制御し得て、車両の操縦性と制動減速度と
の両立を図ることが可能で、一層適切かつきめ細かく車
両の走行状態に応じた制御が可能となるアンチスキッド
制御装置を提供することを目的とするものである。
【0007】本発明によって、下記のアンチスキッド制
御装置が提供される。即ち、車輪速を検出する車輪速検
出手段と、車体速度または車体速度に相当する量を推定
する車速推定手段と、操舵角を検知する操舵角検出手段
と、車両の横方向の運動状態を検出する横運動状態検出
手段と、車速及び操舵角に基づき目標の横運動状態を算
出する目標横運動状態算出手段と、制御対象各輪の目標
スリップ状態を独立に算出する目標スリップ状態算出手
段と、前記車輪速検出手段の出力と車速推定手段の出力
とから算出される車輪スリップ状態が前記目標スリップ
状態になるように、各輪の制動力を制御する制動制御手
段と、その出力により制動液圧を制御する制動液圧制御
手段とを有するアンチスキッド制御装置であって、ブレ
ーキペダル踏力またはマスターシリンダ圧を検知し、該
検知した値の大きさからドライバーの減速度の要求を判
断する要求減速度判断手段と、操舵角変化率を算出する
操舵角変化率算出手段とを備え、前記目標スリップ状態
算出手段は、制動力重視にスリップ率を設定した上で、
前記横運動状態検出手段により検出される横運動状態と
前記目標横運動状態との偏差をΔ(d/dt)φとし、
前記要求減速度判断手段によりドライバーの減速度の要
求が高いと判断されるほど、低下する特性をもつ値をk
とし、前記操舵角変化率が大きいほど、増加する特性
をもつ値をks1とした場合、ΔS=k・ks1・Δ
(d/dt)φで算出される値ΔS分、前記設定した制
動力重視の目標スリップ率から減算し、横力重視側へ補
正することを特徴とするアンチスキッド制御装置であ
る。
【0008】
【作用】本発明によれば、請求項記載の如くの車輪速検
出手段、車速推定手段、操舵角検出手段、横運動状態検
出手段、目標横運動状態算出手段、目標スリップ状態算
出手段、及び制動制御手段それぞれ有すると共に、その
要求減速度判断手段及び操舵角変化率算出手段それぞれ
を有して、その目標スリップ状態算出手段は、制動力重
視にスリップ率を設定した上で、前記横運動状態検出手
段により検出される横運動状態と前記目標横運動状態と
の偏差をΔ(d/dt)φとし、前記要求減速度判断手
段によりドライバーの減速度の要求が高いと判断される
ほど、低下する特性をもつ値をkとし、前記操舵角変
化率が大きいほど、増加する特性をもつ値をks1とし
た場合、ΔS=k・ks1・Δ(d/dt)φで算出
される値ΔS分、前記設定した制動力重視の目標スリッ
プ率から減算し、横力重視側へ補正することができる。
【0009】よって、目標スリップ率は、上記偏差の係
数である、ドライバーの減速度の要求が高いと判断され
るほど低下する特性をもつ値ks 、及び操舵角変化率が
大きいほど増加する特性をもつ値ks1により補正される
ものであり、斯くドライバーの減速度に対する要求度と
ハンドル操作における操舵角変化率と車両の横運動状態
の目標値と実際値との偏差に応じて目標スリップ率が補
正され、これがため車両の操縦性と制動減速度との両立
を図ることが可能で、一層適切かつきめ細かく車両の走
行状態に応じた制御が可能となる。
【0010】操舵角変化率が大きほど横力を重視した車
両操縦性向上の制御とし、かつトライバーの制動減速度
に対する要求度の判断結果に応じての横力重視か制動減
速度重視かに変更することが可能で、アンチスキッド制
御作動時、トライバーの制動減速度に対する要求度を判
断し、上記偏差だけでなく、その要求度に応じても車輪
スリップ状態を制御することで、車両の操縦性と制動減
速度との両立を図ることができるのに加え、操舵角変化
率をも更に加味して、それを一層適切かつきめの細かな
ものとして実現することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図2は、本発明の一実施例の構成を示す図である。
適用する車両は、本実施例では、前後輪とも左右の制動
液圧を制御できる4チャンネルのものとする。
【0012】図中1L,1Rは左右前輪、2L,2Rは
左右後輪、3はブレーキペダル、4はタンデムマスター
シリンダをそれぞれ示す。なお、3aはブレーキの倍力
装置としてのブースタであり、4aはリザーバである。
各車輪1L,1R,2L,2Rはホイールシリンダ(W
/C)5L,5R,6L,6Rを備え、これらホイール
シリンダにマスターシリンダ(M/C)4からの液圧を
供給される時、各車輪は個々に制動されるものとする。
【0013】ここで、制動装置のブレーキ液圧(制動液
圧)系を説明するに、マスターシリンダ4からの前輪ブ
レーキ系7Fは、管路8F,9F,10F、液圧制御弁
11F,12Fを経て左右前輪ホイールシリンダ5L,
5Rに至らしめ、マスターシリンダ4からの後輪ブレー
キ系7Rは、管路8R,9R,10R、液圧制御弁11
R,12Rを経て左右後輪ホイールシリンダ6L,6R
に至らしめる。
【0014】液圧制御弁11F,12F,11R,12
Rは、それぞれ対応する車輪のホイールシリンダ5L,
5R,6L,6Rへ向かうブレーキ液圧を個々に制御し
て、アンチスキッド(ABS)制御の用に供するもの
で、OFF時図示の増圧位置にあってブレーキ液圧を元
圧に向けて増圧し、第1段ON時ブレーキ液圧を増減し
ない保圧位置となり、第2段ON時ブレーキ液圧を一部
リザーバ13F,13R(リザーバタンク)へ逃がして
低下させる減圧位置になるものとする。
【0015】これら液圧制御弁の制御は、ホイールシリ
ンダ制動液圧制御のため、後述するコントローラからの
該当する弁のソレノイドへの電流(制御弁駆動電流)I
1 〜I4 によって行なわれ、電流I1 〜I4 が0Aの時
は上記増圧位置、電流I1 〜I4 が2Aの時には上記保
圧位置、電流I1 〜I4 が5Aの時には上記減圧位置に
なるものとする。なお、リザーバ13F,13R内のブ
レーキ液は上記の保圧時及び減圧時駆動されるポンプ1
4F,14Rにより管路8F,8Rに戻し、これら管路
のアキュムレータ15F,15Rに戻して再利用に供す
る。
【0016】液圧制御弁11F,12F,11R,12
Rはコントローラ16により、ON,OFF制御し、こ
のコントローラ16にはステアリングホイール(ハンド
ル)の操舵角を検出する操舵角センサ17からの信号、
各輪1L,1R,2L,2Rの回転周速(車輪速)Vw
1 〜Vw4 を検出する車輪速センサ19〜22からの信
号、及び車両に発生するヨーレイト(d/dt)φを検
出するヨーレイトセンサ25からの信号等をそれぞれ入
力する。
【0017】また、コントローラ16には各輪のホイー
ルシリンダ5L,5R,6L,6Rの液圧P1 〜P4
検出する液圧センサ31L,31R,32L,32Rか
らの信号が入力されるとともに、マスターシリンダ4の
液圧PM (前輪系液圧PM1,後輪系液圧PM2) を検出す
る液圧センサ331 ,332 からの信号が入力される。
マスターシリンダ液圧検出については、例えば前輪系だ
けで検出して代表させるようにしてもよい。ホイールシ
リンダ液圧センサの出力は、各ホイールシリンダ液圧
(Pi (i=1〜4))の目標値を設定して実際のホイ
ールシリンダ液圧をその目標値に一致させるように(該
設定目標値(通常制動目標値を含む)と実際のホイール
シリンダ液圧値との偏差が零若しくは零近くになるよう
に)液圧制御弁を作動させてブレーキ液圧を制御する場
合の制御信号として用いられる。
【0018】また、本実施例では、車両走行状態を検知
するものとしてヨーレイトの偏差を、またドライバーの
減速度の要求値を判断するものとしてマスターシリンダ
圧を検知するものであり、ヨーレイトセンサからの信号
は前者の情報を得るのに用いられ、またマスターシリン
ダ液圧センサの出力は後者の情報を得るのに用いられ
る。
【0019】上記コントローラ16は、入力検出回路
と、演算処理回路と、該演算処理回路で実行される各種
制御プログラム及び演算結果等を格納する記憶回路と、
液圧制御弁に制御信号を供給する出力回路等とを含んで
なる。
【0020】本例の如き4チャンネル4センサ方式のA
BS制御の場合、コントローラ16は、前後左右4輪の
各チャンネルごとの車輪速値を得、また本実施例では車
輪加速度も算出し、該当車輪のスリップ量を目標の所定
範囲とするよう制動液圧を制御し、制動時の車輪ロック
を回避する。この場合において、基本的には、目標スリ
ップ率の設定を制動力重視型とし、かつヨーレイトの目
標値と実際値との偏差が生ずるときには、その偏差に応
じ目標スリップ率の設定を変更し、ヨーレイトフィード
バック(F/B)ABS制御を実行するが、当該制御実
行時にあっても、制動減速度が重視される場合にあたる
ときなら、たとえその偏差が大きくとも、目標スリップ
率の設定は、制動減速度重視の確保を優先するべく、こ
れを再び制動力重視のものへ変更し直すよう切り換える
制御をも実行する。また本実施例は、前記アンチスキッ
ド制御装置に、更に操舵角変化率を算出する操舵角変化
率算出手段を設け、前記要求減速度判断手段と、この操
舵角変化率算出手段の両方の判断及び算出結果より、そ
の変化率が大きいほど、横力重視の制御とし、かつ要求
減速度判断手段の判断結果より横力重視か制動減速度重
視かに変更するようにするものである。
【0021】図3は、コントローラ16により実行され
るヨーレイト偏差並びにドライバーの制動減速度要求に
応じての目標スリップ率変更処理をも含む制御プログラ
ム一例のフローチャートである。この処理は図示せざる
オペレーティングシステムで一定時間毎の定時割り込み
で遂行される。
【0022】ステップS110は読み込み処理であり、
まず、操舵角センサ、車輪速センサ、ヨーレイトセン
サ、更にマスターシリンダ及びホイールシリンダ液圧セ
ンサの出力を基に、操舵角δ、各車輪1L,1R,2
L,2Rの車輪速Vw(i=1〜4)、ヨーレイト
(d/dt)φ、マスターシリンダ液圧P及び各輪の
ホイールシリンダ液圧Pならびに操舵角速度(d/d
t)θをそれぞれ読み込む。
【0023】続くステップS111では、本プログラム
例では、車輪加速度(d/dt)Vwを算出し、及び車
体の速度を推定する。ここで、車輪加速度については、
通常、ABS制御で用いられる手法により車輪加速度
(d/dt)Vwを算出し、また、全ての車輪の車輪速
Vw1 〜Vw4 (車輪回転数)を用い、ABS制御で通
常行われている手法により車体速(擬似車速)を演算で
求め、これを車速値Vとする。
【0024】次に、制動時のヨーレイトフィードバック
(F/B)制御のため、ステップS112で上記車速V
値と読み込み操舵角δより、目標ヨーレイト(d/d
t)φrefを演算する。目標ヨーレイトの算出につい
ては、本実施例では、次式に従って求めることとする。
【数1】 (d/dt)φref=(δ×V)/{A(1+KV2)} ・・・1 ここに、Aは車両のホイールベースとステアリングギヤ
比によって決まる定数であり、またKは車両のステア特
性を表わす定数である。
【0025】次のステップS113では、上記ステップ
S112で求めた目標ヨーレイト(d/dt)φref
と実際のヨーレイト(d/dt)φ(検出実ヨーレイ
ト)との差であるヨーレイト差分値Δ(d/dt)φr
efを、次式、
【数2】 Δ(d/dt)φ=(d/dt)φref−(d/dt)φ ・・・2 により導出する。
【0026】次に、ステップS114にて目標スリップ
率S* を演算する。ここでの処理内容、それによる制御
内容は、以下のようである。通常ABS制御はタイヤの
横力と制動力の両方を確保するのに図5の斜線部Aにス
リップ率がなるように、つまり目標スリップ率をSo*
に制御する。本実施例制御では、車両走行状態を検知す
るものとしてヨーレイト偏差を、またドライバーの減速
度の要求値を判断するものとしてマスターシリンダ圧を
検知することとしているため、これらを用いることでス
リップ率をより適切にきめ細かく車両の走行状態に応じ
て制御できるものである。
【0027】ヨーレイト偏差だけの場合の制御では、図
6に示す斜線部Bのように、通常の目標スリップ率を制
動力重視(制動減速度重視)のS1* とし、これによ
り、通常での減速度を向上させることを狙う。その時の
車輪速の目標値をVw* とすると、該目標スリップ率S
* は、
【数3】S1* =(V−Vw* )/V ・・・3 となる。即ち、その場合、目標車輪速は、式3をVw*
について変形して、
【数4】Vw* =V(1−S1* ) ・・・4 となる。
【0028】しかして、この目標スリップ率S1* を上
記ヨーレイト差分値Δ(d/dt)φ(ヨーレイト偏
差)に応じて、左右輪(または前後輪)で独立に制御す
る。
【0029】左右輪で独立に制御する場合、例えば、目
標スリップ率の補正をするため用いる補正量(補正率)
を導入し、ここでは、補正量をΔSとし、その補正量値
ΔSをヨーレイト差分値Δ(d/dt)φに応じて、次
式、
【数5】 ΔS=k・ks1・Δ(d/dt)φ ・・・5 (但し、ここでは、k,ks1は定数とする)で与え
る。
【0030】一方、横力重視の目標スリップ率をS2
とし、これについては、次式によるものとして、そのS
を該当する輪の目標スリップ率とする。
【数6】 S2=S1−ΔS ・・・6 つまり、横力重視の目標スリップ率S2は、上記目標
スリップ率S1* を基本値とし、かつ上記補正量ΔSを
用いて、S2=S1−ΔSとなり、ヨーレイト偏差
が生ずるときはそのΔS分(算出ヨーレイト差分値Δ
(d/dt)φに応じたk・ks1・Δ(d/dt)
φ分)の補正によって、図6での斜線部C部にスリップ
率をコントロールすることになる。
【0031】これにより、例えば左旋回時なら、図7に
示す如きの制御態様とすることができることになる。こ
れは、前輪の左右の各輪個々に制御する場合で、Cf
1,Cf2はぞれぞれ左右前輪1L,1R側の横力、B
f1,Bf2はぞれぞれ左右前輪1L,1R側の制動力
を表す。図7をみるに、同図で示すところの左旋回時で
の輪荷重の大きい外輪(1R)において目標スリップ率
を上記S2* とすると横力Cf2が増大し車両の回頭性
が向上する。また内輪(1L)の目標スリップ率は上記
S1* のままとすると、左右輪に差圧ΔB が発生する可
能性が大きくなりこの差圧ΔBによっても回頭性が向上
する。これがヨーレイトF/B・ABS制御であり、通
常ABSに対しても、減速度の低下はほとんどない。
【0032】本実施例では、これにととまらず、更に、
マスターシリンダ圧PM によりドライバーの要求減速度
を判断し、要求度の高い時は制動力重視とするよう制御
する。これをも加味した場合の制御は、制動減速度への
要求が大きいと判断した場合、上記ヨーレイト偏差に応
じた目標スリップ率の設定変更に対し、制動力重視の設
定に再び変更することで、車両の操縦性と制動減速度と
の高度の両立が図られる。
【0033】このため、本実施例では、前記式5で示し
た比例定数kはそれを定数とせず、制動減速度要求を
反映する可変のものとし、例えば図8のようなマスター
シリンダ圧Pの関数とする。同図において、値k
は、マスターシリンダ圧Pが零のとき値1をとり、
マスターシリンダ圧Pが大きくなるにつれ、図示の如
くに値1以下に漸減する特性となっている。また、第2
の乗算係数となるks1は操舵角速度(d/dt)θの
関数とする。かかる係数ks1は、例えば図9に示すよ
うなテーブルデータ特性のものとし、操舵角速度(d/
dt)θが小さい状態では値1未満の小なる値をとり、
操舵角速度(d/dt)θが大きいほど、従って操舵角
の変化の度合いが大になるほど、値1に近づくような特
性に設定してある。
【0034】かくて、本プログラム例のステップS11
4の演算処理では、ステップS113での当該時点の算
出ヨーレイト差分値Δ(d/dt)φを用い、及び読み
込みマスターシリンダ圧P値に応じ図8のテーブルデ
ータ特性から検索して求められる値kを用いるととも
に、読み込み操舵角速度(d/dt)θ値に応じ図9の
テーブルデータ特性から検索して求められる上記値k
s1をも用いて、目標スリップ率S を算出し、以下
は、第1実施例と同様、ステップS115以降の処理を
実行するものである。従って、同様に、前記図7に例示
した如く左右前輪で目標スリップ率を個別に設定し制御
する場合でいえば、本実施例では、旋回外輪、旋回内輪
の各目標スリップ率は、
【数7】 S(前外)=S1−k・ks1・Δ(d/dt)φ ・・・7a S(前内)=S1 ・・・7b となり、これに基づき、アンチスキッド作動時のスリッ
プ率が制御されていくことになる。
【0035】上記は、ヨーレイト差分値Δ(d/dt)
φが値0なら、式7a右辺第2項は値0で、左右輪の目
標スリップ率はともに制動力重視の目標スリップ率S1
に設定されることを意味し(式7a,7b)、かつヨ
ーレイト偏差が生ずると、旋回内輪の目標スリップ率は
目標スリップ率S1である一方(式7b)、旋回外輪
側の目標スリップ率については、その第2項成分で目標
スリップ率の設定が変更されるところが、しかし、その
時マスターシリンダ圧Pが大きければ、値kがより
小なる値をとることとなる分(図8)、値k,ks1
と値Δ(d/dt)φとの積値、従って第2項成分自体
が小さなものとなり、結果、制動力重視の目標スリップ
率の設定に近づくということを意味する。
【0036】かくして、ステップS114の演算処理で
は、上記のような観点から、当該時点の算出ヨーレイト
差分値Δ(d/dt)φを用い、及び読み込みマスター
シリンダ圧P値に応じ図8のテーブルデータ特性から
検索して求められる値kおよび、読み込み操舵角速度
(d/dt)θ値に応じ図9のテーブルデータ特性から
検索して求められる上記値ks1をも用いて、それぞれ
対応する各輪ごとの目標スリップ率S を算出する。
【0037】なお、ここでは、ヨーレイト差分値Δ(d
/dt)φに対する乗算係数ks を単にマスターシリン
ダ圧PM の関数としたが、PM ではなく、ABS作動開
始時のマスターシリンダ圧PM をPM (t1)として、
それから更に踏み増されPM(t2)になったとした場
合のPM (t2)−PM (t1)=ΔPM の関数として
上記ks を設定してもよい。また、本実施例では、ドラ
イバーの要求減速度をマスターシリンダ圧で判断する
が、ブレーキペダルの踏力で判断してもよく、制動時の
ドライバーの制動減速度の要求を反映する情報であれば
よい。また、左右輪についてのみ述べたが、前後輪につ
いても目標スリップ率の変更を行ってもよい。
【0038】次にステップS115で、各輪の目標ホイ
ールシリンダ(W/C)圧変化率を求める。本実施例で
は、ABSの制御手法としてPI制御を用いる。目標ホ
イールシリンダ圧変化率をΔP* とすると、
【数8】 ΔP* =k1(Vw−Vw* ) +k2 ((d/dt)Vw−(d/dt)Vw* ) ・・・8 に従って演算をする。ここで、k1,k2 は重み係数、
(d/dt)Vw* は目標の車輪加減速度で、ここでは
或る一定数とする。この制御式8の目標車輪速Vw*
前記式4を用いることにより、各輪のスリップ率を目標
スリップ率S1* にコントロールできる。
【0039】そして、次のステップS116で目標ホイ
ールシリンダ圧を計算する。即ち、上記目標ホイールシ
リンダ圧変化率ΔP* 、及び検出された各輪の現在のホ
イルシリンダ圧Pi (ステップS110での読み込み
値)を用いて、今回の目標ホイルシリンダ圧Pi * (i
=1〜4)を、
【数9】Pi * =Pi +ΔP * ・・・9 とする。
【0040】しかして、上記の如く各輪の目標ホイルシ
リンダ圧Pi * を定めた後、ステップS117におい
て、本ステップ実行ごと、実際の各輪ホイールシリンダ
圧(ブレーキ液圧)を目標ホイールシリンダ圧となるよ
うにブレーキ液圧制御を実行していく。
【0041】図4がかかるブレーキ液圧制御ルーチンの
一例を示すもので、該サブルーチンは、各ホイールシリ
ンダ液圧の増圧、保圧、減圧を決定し、その決定に従い
液圧制御弁11F,12F,11R,12Rに必要な駆
動電流I1,I2,I3,I4 を出力する処理から成る。
【0042】即ち、同図において、ステップS121で
は、目標ホイールシリンダ液圧Pi * と実際のホイルシ
リンダ液圧Pi (i=1〜4)(図3のステップS11
0での読み込み値)を比較して、その差の絶対値|Pi
* −Pi |が予め設定した所定の値Δα以下かどうかチ
ェックする。この判別の結果、上記絶対値がΔα以下の
場合は、実際のホイルシリンダ液圧Pi がほぼ目標ホイ
ルシリンダ液圧Pi *に制御されている状態にあるとみ
て、その時は、ステップS122の保圧(保持)処理に
進み、かかる液圧状態を保持するよう液圧制御弁を制御
する。
【0043】一方、上記判別の結果、絶対値|Pi *
i |が値Δαより大きい場合には、更にステップS1
23で実際のホイルシリンダ液圧Pi と目標ホイールシ
リンダ液圧Pi * の大小を比較し、それに応じて、Pi
* ≧Pi の時は、ステップS124に進み増圧処理を
し、Pi * <Pi の時は、ステップS125に進み減圧
処理をする。こうにして、ホイルシリンダ液圧の保持・
増圧・減圧を決定するものとし、それに応じて液圧制御
弁に出力すべき電流値を設定し、本ルーチンで出力する
ものである。
【0044】以上のような制御の実行により、ABS制
御作動時、トライバーの制動減速度に対する要求度をも
マスターシリンダ圧PM をもって判断し、ヨーレイト差
分値Δ(d/dt)φだけでなく、その要求度に応じて
も車輪スリップ率を制御することで、車両の操縦性と制
動減速度との両立を図ることができる。つまり、本実施
例においては、通常は、目標スリップ率S* を制動力重
視型の設定(図6のB部)とし(ステップS114)、
路面μなどによらず、最大の制動力を発生することを目
指す制御とできる(ステップS114〜S117)。こ
れにより、減速度の向上を確保する。そして、車両挙動
が乱れ、ヨーレイトの目標値(d/dt)φrefと実
際値(d/dt)φに偏差Δ(d/dt)φ(ステップ
S113)が生じると、コントローラは、そのヨーレイ
ト偏差に応じ、横力をアップさせ、車両軌跡のトレース
性を向上させるために、横力重視型に設定を変更(図6
のC部)することができる(ステップS114)。これ
により、図7に例を示したように、ヨーレイトF/B・
ABS制御で車両の操縦性を重視した制御ができる。し
かしその一方、例えば障害物などの接近により、減速度
が重視される場面の如く、運転者の制動減速度への要求
が大きいことを検出マスターシリンダ圧PM により判断
した場合にあっては、これにも応答し、かつまたヨーレ
イト偏差に一律に依存するすることなく、上記ヨーレイ
ト偏差に応じた目標スリップ率の設定変更に対し、制動
力重視の設定(図6のB部)、即ち制動減速度重視のも
のに再び変更することができる(ステップS114)。
【0045】よって、ヨーレイトなどの偏差だけに応じ
る場合の制御であると上記のような障害物の接近など減
速度重視の操縦場面における運転者の制動減速度に対す
る要求に応え得ず、当該偏差が大きいとき専ら横力重視
の制御のままとなって制動力が犠牲になってしまうとい
うことが避けられ、従ってこの点での従来の問題が解消
されるし、かつまた、踏力が小さくてもアンチスキッド
制御が作動する低μ路などでスリップ率の設定が小のま
まとなって制動力を充分に活かしきれないという事態も
招くことはなく、この点での従来の問題も解消でき、車
両走行状態をヨーレイト偏差で検知し、かつ運転者の減
速度の要求も判断しているためスリップ率をより適切に
車両の走行状態に応じて制御できる本実施例制御は、車
両の操縦性と制動減速度との両立を実現できる。
【0046】本実施例によると、前記実施例の効果に加
え、更に操舵角変化率をも加味して車両の操縦性と制動
減速度との両立を図ることが可能で、操舵角変化率が大
きくドライバーが速いハンドル操作をしているほど、横
力重視の制御ができ、かつまた、トライバーの制動減速
度に対する要求度の判断結果に応じてもスリップ率を制
御し、それにより横力重視か制動減速度重視かに変更す
ることができ、一層適切かつきめ細かく車両の走行状態
に応じて制御できるアンチスキッド制御が実現される。
【0047】なお、本発明は、以上の例に限定されるも
のではない。例えば、実施例では、車両の横方向の運動
状態を検出する横運動状態検出手段は、ヨーレイトセン
サを用いて構成した例であるが、その他例えば横加速度
を検出するセンサを用いてもよい。また、実施例は、4
チャンネル4センサ式のABSであるが、これに限らず
3チャンネル式のものでもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、請求項記載の如くの車
輪速検出手段、車速推定手段、操舵角検出手段、横運動
状態検出手段、目標横運動状態算出手段、目標スリップ
状態算出手段、及び制動制御手段それぞれ有すると共
に、その要求減速度判断手段及び操舵角変化率算出手段
それぞれを有して、その目標スリップ状態算出手段は、
制動力重視にスリップ率を設定した上で、前記横運動状
態検出手段により検出される横運動状態と前記目標横運
動状態との偏差をΔ(d/dt)φとし、前記要求減速
度判断手段によりドライバーの減速度の要求が高いと判
断されるほど、低下する特性をもつ値をkとし、前記
操舵角変化率が大きいほど、増加する特性をもつ値をk
s1とした場合、ΔS=k・ks1・Δ(d/dt)
φで算出される値ΔS分、前記設定した制動力重視の目
標スリップ率から減算し、横力重視側へ補正することが
できる。よって、目標スリップ率は、上記偏差の係数で
ある、ドライバーの減速度の要求が高いと判断されるほ
ど低下する特性をもつ値k、及び操舵角変化率が大き
いほど増加する特性をもつ値ks1により補正されるも
のであり、斯くドライバーの減速度に対する要求度とハ
ンドル操作における操舵角変化率と車両の横運動状態の
目標値と実際値との偏差に応じて目標スリップ率が補正
され、これがため車両の操縦性と制動減速度との両立を
図ることが可能で、一層適切かつきめ細かく車両の走行
状態に応じた制御が可能となる。
【0049】また、本発明によれば、操舵角変化率が大
きいほど横力を重視した車両操縦性向上の制御とし、か
つトライバーの制動減速度に対する要求度の判断結果に
応じての横力重視か制動減速度重視かに変更することが
可能で、アンチスキッド制御作動時、トライバーの制動
減速度に対する要求度を判断し、上記偏差だけでなく、
その要求度に応じても車輪スリップ状態を制御すること
で、車両の操縦性と制動減速度との両立を図ることがで
きるのに加え、操舵角変化率をも更に加味して、それを
一層適切かつきめの細かなものとして実現することがで
きる。
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明アンチスキッド制御装置の概念図であ
る。
【図2】 本発明の一実施例の構成を示すシステム図で
ある。
【図3】 同例のコントローラにより実行される制御プ
ログラムの一例を示すフローチャートである。
【図4】 そのブレーキ液圧制御のサブルーチンの一例
を示すフローチャートである。
【図5】 実施例制御での説明に供するμ−S曲線図で
ある。
【図6】 同じく、制御内容の説明に供するμ−S曲線
図である。
【図7】 同じく、回頭性向上制御の態様の一例の説明
図である。
【図8】 制御プログラムに適用できる、マスターシリ
ンダ圧とフィードバックゲインの関係の一例を示す特性
図である。
【図9】 同プログラムに適用できる補正係数の特性の
一例を示す図である。
【図10】 タイヤの発生力を示すμ−S曲線図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸古 直樹 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−146863(JP,A) 特開 平2−141356(JP,A) 特開 平4−135958(JP,A) 特開 昭61−232952(JP,A) 特開 平4−46857(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 8/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪速を検出する車輪速検出手段と、 車体速度または車体速度に相当する量を推定する車速推
    定手段と、 操舵角を検知する操舵角検出手段と、 車両の横方向の運動状態を検出する横運動状態検出手段
    と、 車速及び操舵角に基づき目標の横運動状態を算出する目
    標横運動状態算出手段と、 制御対象各輪の目標スリップ状態を独立に算出する目標
    スリップ状態算出手段と、 前記車輪速検出手段の出力と車速推定手段の出力とから
    算出される車輪スリップ状態が前記目標スリップ状態に
    なるように、各輪の制動力を制御する制動制御手段と、 その出力により制動液圧を制御する制動液圧制御手段と
    を有するアンチスキッド制御装置であって、 ブレーキペダル踏力またはマスターシリンダ圧を検知
    し、該検知した値の大きさからドライバーの減速度の要
    求を判断する要求減速度判断手段と、 操舵角変化率を算出する操舵角変化率算出手段と を備え、 前記目標スリップ状態算出手段は、制動力重視にスリッ
    プ率を設定した上で、前記横運動状態検出手段により検
    出される横運動状態と前記目標横運動状態との偏差をΔ
    (d/dt)φとし、 前記要求減速度判断手段によりドライバーの減速度の要
    求が高いと判断されるほど、低下する特性をもつ値をk
    とし、 前記操舵角変化率が大きいほど、増加する特性をもつ値
    をks1とした場合、 ΔS=k・ks1・Δ(d/dt)φで算出される値
    ΔS分、前記設定した制動力重視の目標スリップ率から
    減算し、横力重視側へ補正する ことを特徴とするアンチスキッド制御装置。
JP25174893A 1993-10-07 1993-10-07 アンチスキッド制御装置 Expired - Fee Related JP3296050B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25174893A JP3296050B2 (ja) 1993-10-07 1993-10-07 アンチスキッド制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25174893A JP3296050B2 (ja) 1993-10-07 1993-10-07 アンチスキッド制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07101326A JPH07101326A (ja) 1995-04-18
JP3296050B2 true JP3296050B2 (ja) 2002-06-24

Family

ID=17227345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25174893A Expired - Fee Related JP3296050B2 (ja) 1993-10-07 1993-10-07 アンチスキッド制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3296050B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11691602B2 (en) 2019-10-29 2023-07-04 Mitsubishi Electric Cornoration Vehicle antilock brake system control device

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6907896B2 (ja) 2017-11-17 2021-07-21 トヨタ自動車株式会社 自動運転システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11691602B2 (en) 2019-10-29 2023-07-04 Mitsubishi Electric Cornoration Vehicle antilock brake system control device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07101326A (ja) 1995-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2605918B2 (ja) 車両の旋回挙動制御装置
US6017101A (en) Braking force control system in vehicle
US6131688A (en) Driftout control device of four wheel steered vehicle by combination of brake/traction control and rear wheel steering
US5842755A (en) Braking force control system in vehicle
JP2572860B2 (ja) 車両の旋回挙動制御装置
JP2861561B2 (ja) 制動力制御装置
JP3296050B2 (ja) アンチスキッド制御装置
JP3123099B2 (ja) 制動力制御装置
JP2572856B2 (ja) 車両の旋回挙動制御装置
JP2674372B2 (ja) 制動力制御装置
JPH07117645A (ja) 制動制御装置
JP3214163B2 (ja) アンチスキッド制御装置
JP2884864B2 (ja) 制動力制御装置
JP3146718B2 (ja) 制動力制御装置
JP2725427B2 (ja) 車両の旋回挙動制御装置
JP3733651B2 (ja) 車両の駆動力制御装置
JPH0687419A (ja) 制動液圧制御装置
JP2646860B2 (ja) 車両の制動力制御装置
JPH06107156A (ja) アンチスキッド制御装置
JP2572857B2 (ja) 車両の旋回挙動制御装置
JP3185216B2 (ja) 車両の挙動制御装置
JP3527290B2 (ja) アンチスキッド制御装置
JP2636529B2 (ja) 車両の制動力制御装置
JP2884865B2 (ja) 制動力制御装置
JPH03246152A (ja) 車両の旋回挙動制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090412

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090412

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100412

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees