JP3294438B2 - 多結晶半導体薄膜の形成方法およびそれを用いた薄膜トランジスタの形成方法 - Google Patents

多結晶半導体薄膜の形成方法およびそれを用いた薄膜トランジスタの形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多結晶半導体薄膜の
形成方法および薄膜トランジスタ(TFT)の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多結晶薄膜の形成方法の一例が、
文献:「電子情報通信学会技術研究報告、ED92−4
1、SDM92−22、pp.17−22」に開示され
ている。この文献によれば、TFTのチャネル層をプラ
ズマCVD法を用いて多結晶シリコンを堆積させて形成
している。また、プラズマCVD法を用いることによ
り、300℃程度の基板温度でガラス基板上に<110
>方位に強く配向した多結晶シリコン(以下、poly
−Siとも表記する)薄膜を形成することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多結晶薄膜
の電気特性(電気伝導度)は、この多結晶薄膜を構成す
る結晶粒の結晶性、主に粒径に依存する。このため、電
気特性の優れた多結晶薄膜を得るためには、大きな結晶
粒を得ることが必要である。結晶粒の粒径は、結晶成長
時の核密度によって支配される。この粒径を大きくする
ためには、結晶成長時のSiF4 ガスの流量を増やす方
法が知られている。
【0004】しかしながら、上記文献にも記載されてい
るように、SiF4 ガスの流量をあまりに増やすと、結
晶性が逆に劣化してしまうという問題点があった。
【0005】このため、SiF4 ガスの流量を増やさず
に結晶粒の粒径を大きくすることができる、多結晶薄膜
の形成方法およびこの形成方法を用いたTFTの製造方
法の実現が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願に係る第1の発
明の多結晶半導体薄膜の形成方法によれば、原料となる
元素を含んだガスを加速電子あるいは熱で分解して基板
上に堆積させて、多結晶薄膜を形成するにあたり、基板
上に、第1層目の多結晶層を堆積する工程と、この第1
層目の多結晶層上に、この多結晶層を構成する結晶粒を
部分的に覆う厚さで、非晶質層を堆積する工程と、この
非晶質層を堆積した第1層目の多結晶層上に、第2層目
の多結晶層を堆積する工程とを含むことを特徴とする。
【0007】また、この出願に係る第2の発明の薄膜ト
ランジスタの製造方法によれば、ガラス基板上に、多結
晶半導体薄膜としての多結晶シリコン薄膜を、上述した
第1の発明の多結晶半導体薄膜の形成方法を用いて形成
する工程と、この多結晶シリコン薄膜上の2箇所に、互
いに離間したオーミック層をそれぞれ形成する工程と、
このオーミック層同士の間の多結晶シリコン薄膜上に、
絶縁膜を介して制御電極を形成する工程とを含むことを
特徴とする。
【0008】
【作用】この出願に係る第1の発明の多結晶半導体薄膜
の形成方法によれば、先ず、第1層目の多結晶層を堆積
する。この際、この多結晶層を構成する結晶粒の粒径の
大きなもの程、この多結晶層の表面での凹凸が大きくな
る。従って、結晶粒が大きなもの程、その先端が表面上
に突き出ていると考えられる。
【0009】次に、この多結晶層を構成する結晶粒の一
部分が覆われる程度の厚さで非晶質層を堆積する。この
堆積させる厚さは、第1層目の多結晶層の表面の凹凸の
大きさよりも薄くする。また、堆積時に表面マイグレー
ションにより非晶質層の膜厚にむらができることが予想
される。その結果、粒径の小さな結晶粒の表面は、粒径
の大きなものよりも相対的に窪んでいるので、粒径の大
きな結晶粒よりも非晶質層で覆われる確率が高くなる。
一方、粒径の大きな結晶粒は、表面での凹凸が大きいた
めに非晶質層で覆われる確率は低くなる。従って、主に
粒径の大きな結晶粒のみが非晶質層上に部分的に露出し
た状態となると考えられる。
【0010】次に、この非晶質層を堆積した第1層目の
多結晶層上に、第2層目の多結晶層を堆積する。この
際、露出した結晶粒を主に核として再成長が始まる結
果、結晶核を選択することになり、粒径が増大すると考
えられる。
【0011】また、この出願に係る第2の発明の薄膜ト
ランジスタの製造方法によれば、ガラス基板上にチャネ
ル層を形成するにあたり、第1の発明の多結晶薄膜の形
成方法を用いて多結晶シリコン薄膜を形成するため、結
晶性の良いチャネル層を得ることができる。このため、
電気特性、例えば素子の動作速度の優れた薄膜トランジ
スタを製造することが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの出願に係る第1の
発明の多結晶半導体薄膜の形成方法および第2の発明の
薄膜トランジスタの形成方法のそれぞれの一例について
説明する。尚、図面は、これらの発明が理解できる程度
に概略的に示してあるにすぎない。従って、これらの発
明は、図示例にのみ限定されるものでないことは明らか
である。尚、図では、断面を表すハッチングを一部省略
して示している。
【0013】<第1実施例> ・PCVD装置の説明 ここでは、薄膜の形成方法の説明に先立ち、図2を参照
して、この実施例で使用するプラズマCVD(PCV
D)装置について説明する。図2は、PCVD装置の模
式図である。この装置の構造自体は従来公知であるの
で、その詳細な説明は省略するが、この発明の説明の便
宜のため、その構造を簡単に説明する。この装置は、反
応室10内に下部電極12と上部電極14とを設けてい
る。下部電極12は、モータ16によって回転させるこ
とができ、また、下部電極12には、ヒータ制御部18
によって制御される加熱ヒータ20が設けてある。ま
た、この下部電極12の上部電極14側の対向面上には
基板としてのガラス基板22あるいはその他等を載置で
きる構造となっている。一方、上部電極14は、ガス導
入部24を構成しており、反応室10をプラズマクリー
ニングするためのガスおよび薄膜の原料ガス導入系26
に連結されている。このガス導入系26は、上部電極1
4のガス吹出し孔から反応室10へとガスを導入できる
構造となっている。この実施例では、ガス導入系26と
して、SiH4 ガス導入系26a、SiFガス導入系
26bおよびH ガス導入系26cを設けてあり、各
ガス導入系26a〜cではそれぞれマスフローラコント
ローラ(MFC)28a〜cによって個別にガス流量を
制御することができる。また、反応室10の真空排気
は、排気系30を経てロータリポンプ32および油拡散
ポンプ34で行う。さらに、上部電極14は、マッチン
グ回路36を介して高周波電源38と接続し、通常の1
3.56MHzでrfパワーを反応室10の反応空間に
供給できる構造となっている。
【0014】・poly−Si薄膜の形成 次に、この発明の多結晶半導体薄膜の形成方法の実施例
について説明する。第1の発明の多結晶半導体薄膜の形
成方法によれば、原料となる元素を含んだガスを加速電
子あるいは熱で分解して基板上に堆積させて多結晶薄膜
を形成する。そこで、第1実施例では、図1を参照し
て、プラズマCVD法を用いてガラス基板上に多結晶シ
リコン(poly−Si)薄膜を形成する例について説
明する。図1の(A)〜(C)は、第1実施例の説明に
供する断面工程図である。
【0015】先ず、第1実施例では、ガラス基板22上
に、第1層目の多結晶層42として、poly−Si4
2を堆積する。
【0016】堆積にあたっては、上述したPCVD装置
の反応室10にガラス基板22を設置した後、ロータリ
ポンプ32および油拡散ポンプ34を用いて反応室10
の真空排気を行う。ガラス基板22は、加熱ヒータ20
により300℃に加熱する。充分に真空排気を行った
後、原料ガスとして、SiH4 ガスを10SCCM、S
iF4 ガスを500SCCM、H2 ガスを500SCC
Mの流量でそれぞれ反応室10に導入する。原料ガスを
導入し、コンダクタンスバルブ40により反応室10の
圧力を300Paに設定する。次に、13.56MHz
の高周波(rf)を70W印加して反応室10に導入し
たガスをプラズマ放電させる。10分間放電させて、第
1層目の多結晶層42としてのpoly−Siを約10
0nmの厚さに堆積させる。
【0017】ガラス基板22上に堆積させた第1層目の
多結晶層42を模式的に図1の工程断面図に示す。ガラ
ス基板22上から多数の結晶粒(グレイン)が<110
>方位に成長するが、その中で比較的粒径の大きな結晶
粒42aは、多結晶層42の表面での凹凸が大きく、粒
径の小さな結晶粒42bよりも先端が突き出ている。こ
の凹凸は通常10nm程度である(図1の(A))。
【0018】尚、poly−Si42を堆積する厚さ
は、薄膜の全体の厚さを薄くする上では薄い程望ましい
が、あまりに薄い場合は未だグレインが大きくなってい
ない。その結果、多結晶層の表面の凹凸が少ないため
に、後述の非晶質層で部分的に覆うことが困難となる。
従って、第1層目の厚さは、約50〜200nmである
ことが望ましい。
【0019】次に、この第1層目の多結晶層42上に、
この多結晶層42を構成する結晶粒44を部分的に覆う
厚さで、非晶質層44を堆積する。
【0020】この実施例では、非晶質層44を堆積する
にあたり、第1層目のpoly−Siを堆積した後、一
端放電を止め、SiF4 ガスの導入も止めて、SiH4
ガスとH2 ガスのみを導入する。そして、反応室10の
圧力は300Paを保ったまま、この状態で、再び1
3.56MHzの高周波(rf)を70W印加して反応
室10に導入したガスを約10秒間プラズマ放電させ
る。この放電により非晶質層44としてアモルファスシ
リコン(α−Si)44が約2nm程度の厚さで堆積す
る。この厚さは、第1層目のpoly−Si42の表面
の凹凸の大きさ(約10nm)よりも薄く、また、表面
マイグレーションのために膜厚にむらができることが予
想される。このため、主に大きなグレイン42aのみが
部分的にα−Siの表面に露出した状態となる(図1の
(B))。
【0021】尚、第1層目の多結晶層42の結晶粒が部
分的に覆われていることは、例えば、RHED(反射高
速電子線回折)、AFM(原子間力顕微鏡)またはST
M(走査型電子顕微鏡)を用いて確認することが可能で
ある。
【0022】また、非晶質層44の厚さをあまりに薄く
すると、第1層目の表面の小さなグレイン42bも露出
させてしまい大きなグレイン42aのみを主に露出させ
ることができないので好ましくない。一方、非晶質層4
4の厚さをあまりに厚くすると、第1層目の表面を全て
覆ってしまい大きなグレイン42aのみを主に露出させ
るということができないので好ましくない。従って、非
晶質層44は、約2〜4nmの厚さで堆積することが望
ましい。
【0023】次に、この非晶質層44を堆積した第1層
目の多結晶層42上に、第2層目の多結晶層46を堆積
する。
【0024】この実施例では、第2層目の多結晶46を
堆積するにあたり、非晶質層のα−Si44を堆積した
後、再びSiF4 ガスを500SCCMの流量で導入
し、第1層目のpoly−Si42の堆積条件と同一条
件で30分間のプラズマ放電を行う。
【0025】第2層目のpoly−Si46を堆積する
際には、α−Si44の表面に露出した、主に比較的大
きなグレイン42aを結晶核として、poly−Si4
6が再成長をする。その結果、比較的大きな結晶核を選
択することになり、かつ、結晶核の数が限定されるの
で、SiF4 ガスの流量を増やすことなくグレインの大
きな多結晶半導体薄膜を形成することできる(図1の
(C))。
【0026】第1実施例において得られたpoly−S
i薄膜のX線回折による(220)反射の半値幅の角度
を測定したところ、0.248°という値が得られた。
これは、計算上約350Å(35nm)の粒径に相当す
る。一方、比較例として、第1層目のpoly−Siを
堆積した時と同じ条件で40分間プラズマ放電を行って
形成したpoly−Si膜の半値幅の角度を測定したと
ころ、0.276°という値が得られた。この値は、計
算上約314Å(31.4nm)の粒径に相当する。従
って、この実施例では、SiF4 ガスの流量を増やすこ
となく、結晶粒の粒径が従来よりも大きなpoly−S
i薄膜が得られたことが確認できた。
【0027】<第2実施例>第2実施例では、図3を参
照して、第2の発明の薄膜トランジスタ(TFT)の製
造方法にの一例について説明する。図3の(A)〜
(C)は、第2実施例の説明に供する断面工程図であ
る。
【0028】先ず、ガラス基板50上に、多結晶半導体
薄膜としての多結晶シリコン薄膜52を、上述した第1
実施例と同じ形成方法を用いて形成する。形成された薄
膜は、通常のエッチング技術を用いて、所望の平面パタ
ーンに画成してチャネル層52を得る(図3の
(A))。
【0029】次に、チャネル層52上の2箇所に、互い
に離間したオーミック層54をそれぞれ形成する。この
ため、この実施例では、薄膜上に、n+ 型poly−S
i56を100nmの厚さで堆積し、その上にクロム
(Cr)58を50nmの厚さで堆積し、通常のエッチ
ング技術を用いてオーミック層54を画成する(図3の
(B))。
【0030】次に、このオーミック層54同士の間の多
結晶シリコン薄膜52上に、絶縁膜60を介して制御電
極(ゲート電極)62を形成する。このため、この実施
例では、PCVD法により絶縁膜60としてのSiNX
膜60を形成し、これにコンタクトホール64を形成す
る。この際Cr層58は、コンタクトホール64形成時
のエッチングストッパとして働く。コンタクトホール6
4形成後、ソース電極66、ドレイン電極68およびゲ
ート電極62をそれぞれ形成する(図3の(C))。
【0031】このようにして得られたTFTは、大画面
の液晶ディスプレイパネルやイメージセンサに用いて好
適である。
【0032】上述した各実施例では、これら発明を、特
定の材料を用い、特定の条件で形成した例について説明
したが、これらの発明は多くの変更および変形を行うこ
とができる。例えば、上述した第1実施例では、プラズ
マCVD法を用いて多結晶半導体薄膜を形成したが、こ
の発明では、成膜方法として、例えば、熱CVD法また
はスパッタリング法を用いても良い。例えば、熱CVD
法を用いる場合は、成長時の温度を低くすることにより
非晶質層を堆積させることができる。また、上述した第
1実施例では、多結晶半導体薄膜として、poly−S
iを堆積させたが、この発明では、例えば、ゲルマニウ
ムや炭素または、シリコンを初めとするこれらの混晶を
堆積させて、ポリシリコンゲルマニウム、ポリゲルマニ
ウムまたはポリシリコンカーバイト等の多結晶半導体薄
膜を形成しても良い。
【0033】
【発明の効果】第1の発明の多結晶半導体薄膜の形成方
法によれば、非晶質層を堆積した第1層目の多結晶層上
に、第2層目の多結晶層を堆積する。この際、露出した
結晶粒を主に核として再成長が始まる結果、結晶核を選
択することになるため粒径がより増大すると考えられ
る。
【0034】また、第2の発明の薄膜トランジスタの製
造方法によれば、ガラス基板上にチャネル層を形成する
にあたり、第1の発明の多結晶薄膜の形成方法を用いて
多結晶シリコン薄膜を形成するため、結晶性の良いチャ
ネル層を得ることができる。その結果、電気特性、例え
ば素子の動作速度の優れた薄膜トランジスタを製造する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(C)は、この発明の多結晶半導体薄
膜の形成方法の実施例の説明に供する工程断面図であ
る。
【図2】第1実施例において使用するPCVD装置の模
式図である。
【図3】(A)〜(C)は、この発明の半導体トランジ
スタの製造方法の実施例の説明に供する断面工程図であ
る。
【符号の説明】
20:加熱ヒータ 22:ガラス基板 32:ロータリポンプ 34:油拡散ポンプ 36:マッチング回路 38:高周波電源 40:コンダクタンスバルブ 42:第1層目の多結晶層(poly−Si) 42a:大きな結晶粒 42b:小さな結晶粒 44:非晶質層(α−Si) 46:第2層目の多結晶層(poly−Si) 50:ガラス基板 52:多結晶シリコン基板(チャネル層) 54:オーミック層 56:n+ 型poly−Si 58:Cr 60:絶縁膜(SiNX 膜) 62:ゲート電極 64:コンタクトホール 66:ソース電極 68:ドレイン電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/205 H01L 21/336 H01L 29/786

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料となる元素を含んだガスを加速電子
    あるいは熱で分解して基板上に堆積させて、多結晶薄膜
    を形成するにあたり、 基板上に、第1層目の多結晶層を堆積する工程と、 該第1層目の多結晶層上に、当該多結晶層を構成する結
    晶粒を部分的に覆う厚さで、非晶質層を堆積する工程
    と、 該非晶質層を堆積した前記第1層目の多結晶層上に、第
    2層目の多結晶層を堆積する工程とを含むことを特徴と
    する多結晶半導体薄膜の形成方法。
  2. 【請求項2】 ガラス基板上に、多結晶半導体薄膜とし
    ての多結晶シリコン薄膜を、請求項1に記載の方法を用
    いて形成する工程と、 該多結晶シリコン薄膜上の2箇所に、互いに離間したオ
    ーミック層をそれぞれ形成する工程と、 該オーミック層同士の間の前記多結晶シリコン薄膜上
    に、絶縁膜を介して制御電極を形成する工程とを含むこ
    とを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
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