JP3293316B2 - 自動車用電動圧縮機の制御駆動装置 - Google Patents

自動車用電動圧縮機の制御駆動装置

Info

Publication number
JP3293316B2
JP3293316B2 JP08053794A JP8053794A JP3293316B2 JP 3293316 B2 JP3293316 B2 JP 3293316B2 JP 08053794 A JP08053794 A JP 08053794A JP 8053794 A JP8053794 A JP 8053794A JP 3293316 B2 JP3293316 B2 JP 3293316B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric compressor
temperature
heating
compressor
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08053794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07285323A (ja
Inventor
誠 ▲よし▼田
理文 西宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP08053794A priority Critical patent/JP3293316B2/ja
Publication of JPH07285323A publication Critical patent/JPH07285323A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3293316B2 publication Critical patent/JP3293316B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/02Compressor control
    • F25B2600/021Inverters therefor

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車空調用の電動圧
縮機の制御駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の技術について、図面とと
もに説明する。
【0003】図6において、電動圧縮機3は、バッテリ
ー1から出力された直流電圧を疑似交流電圧に変換する
インバータ5によって駆動されている。インバータ5
は、スイッチング素子群6と電動圧縮機3の圧縮部が回
転駆動しないように前記スイッチング素子群6を所定の
パターンで駆動制御するようなスイッチング信号を出力
する加熱手段9とを有している。
【0004】温度検出手段7によって検出される電動圧
縮機3の周囲温度は、圧縮機温度信号8として、加熱手
段9に入力されている。
【0005】以上のように構成された電動圧縮機3の駆
動制御手段について、電動圧縮機3の周囲温度が低温状
態の時について説明する。
【0006】従来のこの種の技術は、主にルームエアコ
ンに用いられており、例えば特公平4−2859号公報
に示されるようなものがある。
【0007】電動圧縮機3の周囲温度を検出する温度検
出手段7が、加熱手段9に所定値以下の圧縮機温度信号
8を出力すると、加熱手段9が電動圧縮機3を加熱する
ので、低温時の暖房立ち上がり時間を短縮し、圧縮機内
部の潤滑作用を円滑に行なうことができる。
【0008】また近年、電気自動車のように自動車にも
電動圧縮機3を搭載した空調装置が開発されてきてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
構成のように、電動圧縮機3の周囲温度で低温状態を検
出し加熱していたのでは、検出した温度が実際の圧縮機
内部の温度とは異なるために、結果として余分な加熱電
力を使用することになる。
【0010】またルームエアコンと異なり、自動車はそ
れ自体が移動するので、自動車走行中、電動圧縮機3の
周囲温度は、常に走行風の影響を受けており、走行場所
や走行スピードによって大きく変化する。このため、正
しい電動圧縮機3の周囲温度を得ることができず、余分
な加熱電力を与えたり、逆に、加熱電力が不足すること
がある。
【0011】また電気自動車の場合、電源は、バッテリ
ー(蓄電池)1しかなく、このバッテリー1で、空調用
の電動圧縮機3と走行用モータ2を駆動しなければなら
ない。このため、空調用の電動圧縮機3に余分な加熱電
力を使用すると、自動車本来の目的である走行距離が短
くなり、最悪の場合、バッテリー1が上がって車が走行
できなくなるという課題を有していた。
【0012】本発明は上記課題を解決するもので、圧縮
機内部または、圧縮機表面の温度を検出し、低温時に
は、必要最小限の電力で電動圧縮機3を加熱することに
より、バッテリー1の余分な電力消費を防止し、低温時
の暖房立ち上がり時間を短縮し、圧縮機内部の潤滑作用
を円滑に行なう自動車用電動圧縮機の制御駆動装置を提
供することを目的としている。
【0013】また、充電中に圧縮機内部、圧縮機表面、
圧縮機近傍の温度を検出し、低温時には、電動圧縮機3
を加熱することにより、バッテリー1の電力を消費する
ことなく、低温時の暖房立ち上がり時間を短縮し、圧縮
機内部の潤滑作用を円滑に行なう自動車用電動圧縮機の
制御駆動装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、 (1)電動圧縮機の内部に、前記電動圧縮機の内部温度
を検出する温度検出手段を設け、前記電動圧縮機が停止
中で、かつ前記温度検出手段で検出された温度が所定値
以下になった時に、前記電動圧縮機の圧縮部が回転駆動
しないようにモータに通電して、前記電動圧縮機を加熱
する加熱手段を設けたものである。
【0015】(2)電動圧縮機の表面に、前記電動圧縮
機の表面温度を検出する温度検出手段を設け、前記電動
圧縮機が停止中で、かつ前記温度検出手段で検出された
温度が所定値以下になった時に、前記電動圧縮機の圧縮
部が回転駆動しないようにモータに通電して、前記電動
圧縮機を加熱する加熱手段を設けたものである。
【0016】(3)バッテリーを充電する充電手段と、
電動圧縮機の内部に、前記電動圧縮機の内部温度を検出
する温度検出手段を設け、前記電動圧縮機が停止中で、
かつ前記バッテリーが前記充電手段によって充電中で、
かつ前記温度検出手段で検出された温度が所定値以下に
なった時に、前記電動圧縮機の圧縮部が回転駆動しない
ようにモータに通電して、前記電動圧縮機を加熱する加
熱手段を設けたものである。
【0017】(4)バッテリーを充電する充電手段と、
電動圧縮機の表面に、前記電動圧縮機の表面温度を検出
する温度検出手段を設け、前記電動圧縮機が停止中で、
かつ前記バッテリーが前記充電手段によって充電中で、
かつ前記温度検出手段で検出された温度が所定値以下に
なった時に、前記電動圧縮機の圧縮部が回転駆動しない
ようにモータに通電して、前記電動圧縮機を加熱する加
熱手段を設けたものである。
【0018】(5)バッテリーを充電する充電手段と、
電動圧縮機の近傍に、前記電動圧縮機の近傍温度を検出
する温度検出手段を設け、前記電動圧縮機が停止中で、
かつ前記バッテリーが前記充電手段によって充電中で、
かつ前記温度検出手段で検出された温度が所定値以下に
なった時に、前記電動圧縮機の圧縮部が回転駆動しない
ようにモータに通電して、前記電動圧縮機を加熱する加
熱手段を設けたものである。
【0019】
【作用】本発明は、 (1)電動圧縮機の内部に、電動圧縮機の内部温度を検
出する温度検出手段を設け、電動圧縮機が停止中で、か
つ温度検出手段で検出された温度が所定値以下になった
時に、電動圧縮機の圧縮部が回転駆動しないようにモー
タに通電して、電動圧縮機を加熱する加熱手段を設ける
ことにより、走行風の影響を受けずに電動圧縮機の内部
温度を正確に検出でき、必要最低限の電力で電動圧縮機
を加熱することができる。
【0020】(2)電動圧縮機の表面に、電動圧縮機の
表面温度を検出する温度検出手段を設け、電動圧縮機が
停止中で、かつ温度検出手段で検出された温度が所定値
以下になった時に、電動圧縮機の圧縮部が回転駆動しな
いようにモータに通電して、電動圧縮機を加熱する加熱
手段を設けることにより、走行風の影響を受けずに電動
圧縮機の表面温度を正確に検出でき、必要最低限の電力
で電動圧縮機を加熱することができる。
【0021】(3)バッテリーを充電する充電手段と、
電動圧縮機の内部に、電動圧縮機の内部温度を検出する
温度検出手段を設け、電動圧縮機が停止中で、かつバッ
テリーが充電手段によって充電中で、かつ温度検出手段
で検出された温度が所定値以下になった時に、電動圧縮
機の圧縮部が回転駆動しないようにモータに通電して、
電動圧縮機を加熱する加熱手段を設けることにより、バ
ッテリーの電力を消費することなく電動圧縮機を加熱す
ることができる。
【0022】(4)バッテリーを充電する充電手段と、
電動圧縮機の表面に、電動圧縮機の表面温度を検出する
温度検出手段を設け、電動圧縮機が停止中で、かつバッ
テリーが充電手段によって充電中で、かつ温度検出手段
で検出された温度が所定値以下になった時に、電動圧縮
機の圧縮部が回転駆動しないようにモータに通電して、
電動圧縮機を加熱する加熱手段を設けることにより、バ
ッテリーの電力を消費することなく電動圧縮機を加熱す
ることができる。
【0023】(5)バッテリーを充電する充電手段と、
電動圧縮機の近傍に、電動圧縮機の近傍温度を検出する
温度検出手段を設け、電動圧縮機が停止中で、かつバッ
テリーが充電手段によって充電中で、かつ温度検出手段
で検出された温度が所定値以下になった時に、電動圧縮
機の圧縮部が回転駆動しないようにモータに通電して、
電動圧縮機を加熱する加熱手段を設けることにより、バ
ッテリーの電力を消費することなく電動圧縮機を加熱す
ることができる。
【0024】
【実施例】以下本発明の一実施例における自動車用電動
圧縮機の制御駆動装置について図面とともに説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施例における電気自
動車の構成ブロック図である。バッテリー1は電気自動
車のメインバッテリーで、車の走行用モータ2や、空調
用の電動圧縮機3の駆動電源となっている。充電手段4
は、バッテリー1を充電するためのもので、例えば夜間
駐車時などに、深夜電力を利用して充電するようになっ
ている。そして充電中には、インバータ5内の加熱手段
9へ充電中信号10を出力している。通常の空調作動時
に、インバータ5は、バッテリー1からの直流電圧を、
スイッチング素子群6のスイッチング動作により可変電
圧可変周波数の三相PWM交流電圧に変換し、電動圧縮
機3を可変回転数で駆動している。また電動圧縮機3の
内部には、内部温度を検出するために、例えばサーミス
タ、バイメタル、熱伝対温度計、圧力式温度計等のいず
れかで構成された温度検出手段7があり、例えばモータ
の固定子巻線11の温度を検出して、圧縮機温度信号8
としてインバータ5内の加熱手段9へ出力している。電
動圧縮機3の内部温度は、圧縮部の吸入口、吐出口、潤
滑油、軸受け等いずれの温度を検出しても同様の効果を
得ることができる。
【0026】加熱手段9においては、充電中信号10と
圧縮機温度信号8を受けて、所定の条件になると、通常
の空調作動時とは異なるパターンでスイッチング素子群
6を制御して、電動圧縮機3のモータが回転しないよう
に電圧を印加し通電、加熱する。この時の通電パターン
は、特公平4−2859号公報に示されるようにすれば
良い。
【0027】図2は、電動圧縮機3が停止中の加熱手段
9内の制御フローチャートである。まず充電中信号10
によって充電中かどうかを判定し、充電中でなければバ
ッテリー1が放電してしまうので加熱を停止し(ステッ
プ101、104)、充電中であれば、圧縮機が現在加
熱状態にあるかどうかを判定する(ステップ101、1
02)。
【0028】そして加熱中の場合には、圧縮機温度信号
8がT1(保温上限温度)に達しているかどうか比較
し、達していれば、もう加熱する必要はないので加熱を
停止し(ステップ103、104)、達していない場合
には、加熱を継続する(ステップ103、105)。
【0029】また加熱中でない場合には、圧縮機温度信
号8がT2(保温下限温度)より小さいかどうか比較
し、小さければ加熱する必要があるので加熱を開始し
(ステップ106、107)、小さくなければ加熱する
必要はないので加熱しない(ステップ106、10
5)。このように制御することによって、外気温度が低
い場合にでも、電動圧縮機3を保温することができる。
そして暖房始動時には、早く圧力差をつけることがで
き、吹き出し温度を早く上げることができる。
【0030】図3は、電動圧縮機3が停止後で、圧縮機
に走行風があたり、温度検出手段7が電動圧縮機3の表
面に配された場合の検出される圧縮機表面温度と、実際
の圧縮部の内部温度と、加熱電力の関係を示した特性図
である。
【0031】図4は、やはり電動圧縮機3が停止後で、
圧縮機に走行風があたり、温度検出手段7が電動圧縮機
3の内部のモータの固定子巻線11に配された場合の検
出されるモータ温度と、実際の圧縮部の内部温度と、加
熱電力の関係を示した特性図である。
【0032】図3、図4から明らかなように、温度検出
手段7が電動圧縮機3の表面に配された場合、検出され
る圧縮機表面温度は、圧縮機内部温度より走行風の影響
を受けるため、実際の圧縮部の内部温度とは異なり、そ
のために余分な加熱電力を消費していることがわかる。
【0033】また、検出される圧縮機表面温度と、圧縮
機近傍温度を比較した場合、近傍温度は、表面温度より
走行風の影響を大きく受けるため、実際の圧縮部の内部
温度からの差が大きくなっている。
【0034】温度検出手段7が電動圧縮機3の内部のモ
ータの固定子巻線11に配された場合には、検出される
モータ温度と、実際の圧縮部の内部温度との差は、殆ど
なくなり、加熱電力も少なくなっていることがわかる。
【0035】ここで、この空調装置においては、車の外
部が低温になっているのに、電動圧縮機3による暖房機
能(ヒートポンプ暖房)が停止していることになるが、
一般に外気温度が、極低温(−10℃以下程度)になっ
た場合には、ヒートポンプ暖房の暖房効率が非常に悪く
なるので、車として別の暖房手段(例えば、電気ヒータ
や、燃焼式ヒータ)を搭載し、それに切り替えて暖房し
ているので暖房機能上の問題はない。
【0036】また、夜間の駐車時などの本発明の自動車
用電動圧縮機の制御駆動装置においては、加熱する必要
条件に、バッテリー1が充電中であることを入れている
ので、バッテリー1が放電し、車が走行しなくなるとい
うことも防止することができる。
【0037】尚、図5は電動圧縮機3の内部構成を示し
たものである。
【0038】
【発明の効果】本発明は上記説明から明らかなように、 (1)電動圧縮機の内部に、電動圧縮機の内部温度を検
出する温度検出手段を設け、電動圧縮機が停止中で、か
つ温度検出手段で検出された温度が所定値以下になった
時に、電動圧縮機の圧縮部が回転駆動しないようにモー
タに通電して、電動圧縮機を加熱する加熱手段を設ける
ことにより、走行風の影響を受けずに電動圧縮機の内部
温度を正確に検出でき、必要最低限の電力で電動圧縮機
を加熱することができるため、バッテリーの余分な電力
消費を防止し、低温時の暖房立ち上がり時間を短縮し、
圧縮機内部の潤滑作用を円滑に行なう自動車用電動圧縮
機の制御駆動装置を提供することができる。
【0039】(2)電動圧縮機の表面に、電動圧縮機の
表面温度を検出する温度検出手段を設け、電動圧縮機が
停止中で、かつ温度検出手段で検出された温度が所定値
以下になった時に、電動圧縮機の圧縮部が回転駆動しな
いようにモータに通電して、電動圧縮機を加熱する加熱
手段を設けることにより、走行風の影響を受けずに電動
圧縮機の表面温度を正確に検出でき、必要最低限の電力
で電動圧縮機を加熱することができるため、バッテリー
の余分な電力消費を防止し、低温時の暖房立ち上がり時
間を短縮し、圧縮機内部の潤滑作用を円滑に行なう自動
車用電動圧縮機の制御駆動装置を提供することができ
る。
【0040】(3)バッテリーを充電する充電手段と、
電動圧縮機の内部に、電動圧縮機の内部温度を検出する
温度検出手段を設け、電動圧縮機が停止中で、かつバッ
テリーが充電手段によって充電中で、かつ温度検出手段
で検出された温度が所定値以下になった時に、電動圧縮
機の圧縮部が回転駆動しないようにモータに通電して、
電動圧縮機を加熱する加熱手段を設けることにより、バ
ッテリーの電力を消費することなく電動圧縮機を加熱す
ることができるため、低温時の暖房立ち上がり時間を短
縮し、圧縮機内部の潤滑作用を円滑に行なう自動車用電
動圧縮機の制御駆動装置を提供することができる。
【0041】(4)バッテリーを充電する充電手段と、
電動圧縮機の表面に、電動圧縮機の表面温度を検出する
温度検出手段を設け、電動圧縮機が停止中で、かつバッ
テリーが充電手段によって充電中で、かつ温度検出手段
で検出された温度が所定値以下になった時に、電動圧縮
機の圧縮部が回転駆動しないようにモータに通電して、
電動圧縮機を加熱する加熱手段を設けることにより、バ
ッテリーの電力を消費することなく電動圧縮機を加熱す
ることができるため、低温時の暖房立ち上がり時間を短
縮し、圧縮機内部の潤滑作用を円滑に行なう自動車用電
動圧縮機の制御駆動装置を提供することができる。
【0042】(5)バッテリーを充電する充電手段と、
電動圧縮機の近傍に、電動圧縮機の近傍温度を検出する
温度検出手段を設け、電動圧縮機が停止中で、かつバッ
テリーが充電手段によって充電中で、かつ温度検出手段
で検出された温度が所定値以下になった時に、電動圧縮
機の圧縮部が回転駆動しないようにモータに通電して、
電動圧縮機を加熱する加熱手段を設けることにより、バ
ッテリーの電力を消費することなく電動圧縮機を加熱す
ることができるため、低温時の暖房立ち上がり時間を短
縮し、圧縮機内部の潤滑作用を円滑に行なう自動車用電
動圧縮機の制御駆動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成ブロック図
【図2】加熱手段内の制御フローチャート
【図3】圧縮機表面温度と、実際の圧縮部の内部温度
と、加熱電力の関係を示した特性図
【図4】モータ温度と、実際の圧縮部の内部温度と、加
熱電力の関係を示した特性図
【図5】電動圧縮機の内部構成図
【図6】従来の空気調和機の圧縮機駆動装置の構成ブロ
ック図
【符号の説明】
1 バッテリー 2 走行用モータ 3 電動圧縮機 4 充電手段 5 インバータ 6 スイッチング素子群 7 温度検出手段 8 圧縮機温度信号 9 加熱手段 10 充電中信号 11 固定子巻線 12 コア 13 圧縮部 T1 保温上限温度 T2 保温下限温度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−278457(JP,A) 特開 平4−151324(JP,A) 特開 平5−338432(JP,A) 特開 昭58−140571(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/32 623 F25B 1/00 321 F25B 1/00 341

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリーと、モータを内蔵し空調用の冷
    媒を圧縮する電動圧縮機と、前記電動圧縮機の内部モー
    タ巻線温度を検出する温度検出手段と、前記バッテリー
    からの直流電圧を正負のパルス列状の疑似交流電圧に変
    換して前記電動圧縮機を駆動するインバータを具備し、
    前記インバータには、電動圧縮機が停止中で、かつ前記
    温度検出手段で検出された温度が所定値以下になった時
    に、電動圧縮機の圧縮部が回転駆動しないようにモータ
    に通電して、電動圧縮機を加熱する加熱手段を設けた自
    動車用電動圧縮機の制御駆動装置。
  2. 【請求項2】バッテリーと、前記バッテリーを充電する
    充電手段と、モータを内蔵し空調用の冷媒を圧縮する電
    動圧縮機と、前記電動圧縮機の内部モータ巻線温度を検
    出する温度検出手段と、前記バッテリーからの直流電圧
    を正負のパルス列状の疑似交流電圧に変換して前記電動
    圧縮機を駆動するインバータを具備し、前記インバータ
    には、電動圧縮機が停止中で、かつ前記バッテリーが前
    記充電手段によって充電中で、かつ前記温度検出手段で
    検出された温度が所定値以下になった時に、電動圧縮機
    の圧縮部が回転駆動しないようにモータに通電して、電
    動圧縮機を加熱する加熱手段を設けた自動車用電動圧縮
    機の制御駆動装置。
  3. 【請求項3】モータの通電により、温度が所定値を超え
    た時に通電を停止することを特徴とする請求項1または
    2に記載の自動車用電動圧縮機の制御駆動装置。
  4. 【請求項4】電動圧縮機本体が、直接走行風に当たる場
    所に配置されたことを特徴とする請求項1から3のいづ
    れかに記載の自動車用電動圧縮機の制御駆動装置。
JP08053794A 1994-04-19 1994-04-19 自動車用電動圧縮機の制御駆動装置 Expired - Fee Related JP3293316B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08053794A JP3293316B2 (ja) 1994-04-19 1994-04-19 自動車用電動圧縮機の制御駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08053794A JP3293316B2 (ja) 1994-04-19 1994-04-19 自動車用電動圧縮機の制御駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07285323A JPH07285323A (ja) 1995-10-31
JP3293316B2 true JP3293316B2 (ja) 2002-06-17

Family

ID=13721112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08053794A Expired - Fee Related JP3293316B2 (ja) 1994-04-19 1994-04-19 自動車用電動圧縮機の制御駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3293316B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102425877B (zh) * 2011-12-19 2014-09-17 上海颢源新能源科技有限公司 一种电动汽车上的变频空调器
JP6406039B2 (ja) 2015-01-30 2018-10-17 株式会社デンソー 空調装置
CN107433834B (zh) * 2017-06-06 2020-06-19 北京航天发射技术研究所 一种高压直流驱动的调温系统
US11150000B2 (en) * 2017-08-17 2021-10-19 Mitsubishi Electric Corporation Air-conditioning apparatus having a compressor-motor-connection switcher
CN113531803A (zh) * 2021-06-22 2021-10-22 青岛海尔空调器有限总公司 用于空调器保温棉预热的方法及装置、空调器和空调系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07285323A (ja) 1995-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6745585B2 (en) Electric air conditioner sustain system
US9487063B2 (en) Vehicle air conditioning and heating system providing engine on and engine off operation
JP5296369B2 (ja) Hvac(暖房、換気および空調)システム
JP3309742B2 (ja) 車両用空調装置
JP3305974B2 (ja) ハイブリッド車用空調制御装置
US6178760B1 (en) Electric vehicle air conditioner system and method for effecting defrosting operation before battery charging operation
US20020157408A1 (en) Air conditioning systems and methods for operating the same
JP3541480B2 (ja) 事前空調装置
JP4529540B2 (ja) 空気調和装置と圧縮機の予熱方法
US6427472B1 (en) Air conditioner for a vehicle
JP2011068155A (ja) 車両用空調装置
JP2011068156A (ja) 車両用空調装置
JP2008126970A (ja) 車両用加熱装置
JP3293316B2 (ja) 自動車用電動圧縮機の制御駆動装置
JP4669640B2 (ja) 車両用空調装置
CN110978943B (zh) 一种电动客车空调ptc加热器运行控制方法、计算机可读存储介质及空调
JP3255066B2 (ja) ハイブリッド車用の暖房制御装置
JP5487843B2 (ja) 車両用空調装置
JP3304542B2 (ja) 自動車用電動圧縮機の制御駆動装置
JP2005163545A (ja) ハイブリッド電気自動車のエンジン制御装置
KR20190079138A (ko) 하이브리드 차량의 난방 시 엔진 제어 방법
JP3928959B2 (ja) 空調装置を備えた車両
JP3735337B2 (ja) 車両用冷凍装置およびその制御方法
KR20090058190A (ko) 전기자동차 또는 연료전지차용 압축기 제어장치 및 방법
JPH11245657A (ja) ハイブリッド電気自動車のエンジン制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080405

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120405

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130405

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130405

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140405

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees