JP3292773B2 - 光ディスクおよび光ディスクの再生方法 - Google Patents

光ディスクおよび光ディスクの再生方法

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JP3292773B2 JP01336694A JP1336694A JP3292773B2 JP 3292773 B2 JP3292773 B2 JP 3292773B2 JP 01336694 A JP01336694 A JP 01336694A JP 1336694 A JP1336694 A JP 1336694A JP 3292773 B2 JP3292773 B2 JP 3292773B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクおよび
光ディスクの高密度記録再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開平5−12673号公
報に示された従来の高密度再生方法の原理図である。図
において、1は記録再生を行うためのレーザ光,2はレ
ーザー光1を集光するための対物レンズ,3は媒体の反
射率あるいは透過率を可変するための温度依存性透過率
可変媒体,4は情報を記録再生するための光記録再生層
である。
【0003】図8は、図7における温度依存性透過率可
変媒体(以下、「媒体」という)3の、媒体温度に対す
る媒体透過率を示す図、図9は、図7及び図8の媒体3
を用いた高密度再生原理を示す図である。図において、
5は光ディスク10の移動方向,6はレーザー光1の光
スポット照射領域である情報検出領域、7は光記録再生
層4に書き込まれている記録マーク,8は光スポットの
照射による媒体3の高温領域,9は媒体3の光透過率が
高い高温領域8と情報検出領域6とが重なっている実際
の信号再生に寄与する部分である。
【0004】図10は情報検出領域6よりも小さな記録
マークを形成する原理を示す図である。図において、1
0は光ディスク,11は光スポットの照射による高温領
域,12は媒体3が相変化媒体の場合、相変化を起こす
温度,13は光スポットが照射されている部分の温度分
布を示す。
【0005】図11は光磁気媒体を用いた場合の、高密
度再生原理を示す図である。図において、14は大きな
外部磁界で初期化され、高温領域で磁気転写する再生
層,15は情報が記録されている記録層である。図12
は、図7から図11までの超解像原理による高密度記録
方法を用いた光ディスクの再生信号レベルと、通常の記
録方法を用いた光ディスクの再生信号レベルを比較した
ものである。
【0006】図13は従来の高密度記録再生方法を用い
た光ディスク装置のブロック図である。図において、1
6はディスク10を回転させるためのディスクモータ,
17は対物レンズ2を駆動するためのアクチュエータ,
18はレーザー光1を出射して信号を再生するための光
ヘッド,19は光ヘッド18の光検知器からの信号,2
0は光検知器からの微小信号を増幅するための微小信号
増幅回路,21は微小信号増幅回路20からの再生信号
からデータを再生するための波形等価・復調回路,22
は再生データ,23は対物レンズ2を制御して光スポッ
トを常にトラックセンターに位置決めするためのトラッ
キング制御回路,24は対物レンズ2を制御して光スポ
ットを常にディスク面上にフォーカスさせるためのフォ
ーカス制御回路,25は光ディスクドライブ全体をコン
トロールするためのシステムコントロール回路,26は
制御回路23及び24の出力でアクチュエータ17を駆
動するアクチュエータ駆動信号,27は光ヘッド18か
ら出射されるレーザーパワーをコントロールするための
オートレーザーパワーコントロール回路,28はオート
レーザーパワーコントロール回路27の目標値を可変し
て録再用光スポット径を制御するための録再スポット径
調整回路である。
【0007】図14図13の光ディスク装置における
レーザーパワー制御部の詳細を示すブロック図である。
図において、29はレーザーを分光するための偏向プリ
ズム,30はレーザー,31は光ディスク10からの反
射光を受光して光−電変換するための光検知器,32は
出射レーザー光の一部を分光した光を受光して光−電変
換するための光検知器である。33及び34は光検知器
31及び32の出力電流を電圧に変換するためのI−V
変換回路,35及び36は制御ループを構成するための
積分器,37は基準反射光量38と比較するための減算
器,39は制御ループを構成するための位相補償回路,
40はオートレーザーパワーコントロールループと光ス
ポット径調整ループとを結合するための減算回路,41
はループゲインを補償するための増幅器,42はレーザ
ー30を駆動するためのレーザードライバーである。
【0008】図15は再生信号振幅が最大となるように
録再用光スポット径を制御するためのブロック図であ
る。図において、43は再生信号振幅検出回路、44は
再生信号検出回路43からの振幅検出情報をマイクロコ
ンピュータ46に取り込むためのA/Dコンバータ、4
5は最適スポット径を指示するためマイクロコンピュー
タ46からの指令値をアナログ電圧に変換するためのD
/Aコンバータである。
【0009】次に従来の動作を図に基づいて説明す
る。光ディスク装置においては、一般的に磁気テープ装
置等に比べて層記憶容量が小さく、特にディジタル動画
像等の信号を記録するには、あまり適していなかった。
しかし、ディジタル動画信号をそのまま記録するのでは
なく、JPEGやMPEG,H261等の映像情報を圧
縮して記録する技術が開発されつつあり、光ディスク装
置においても充分記録可能な状況になりつつある。
【0010】しかし、現状の光ディスク装置(CDやO
DD)においては、まだディスク1枚あたりの総記憶容
量が小さく、圧縮技術を用いてもディジタル動画情報を
長時間記録するには問題があった。そのため、短波長レ
ーザを用いる方法等が考えられているが、高密度化が可
能なグリーンレーザやブルーレーザを半導体で実現する
ことは現状ではむずかしく、ある程度短波長レーザにた
よらない方法での高密度化技術が望まれていた。
【0011】従来の高密度記録再生方法として記述した
図7から図15までの方法は、この短波長レーザにたよ
らずとも高密度化が達成できる基本的な方法を示したも
ので、特に図8及び図9はその基本原理を示したもので
ある。図9に示すように再生時にレーザ光1を照射し対
物レンズ2で光ディスク10の媒体面に集光する。この
光ディスク10の媒体面の構造は、図9に示すように、
媒体3と光記録再生層4により構成されており、この媒
体3は、図8のように媒体温度が上昇するにつれ媒体透
過率が変化するような性質を有している。
【0012】この媒体3は、例えば相変化媒体として一
般的によく知られているものである。ここにおいて、透
過率を反射率とおきかえてもまったく等価であることは
言うまでもない。相変化方法の記録は、高出力の光スポ
ットを短時間照射することにより融点以上に急熱、急冷
し、原子配列が乱れたまま固定化した非晶質相とするこ
とにより行われ、消去は結晶化温度以上に徐熱、徐冷
し、原子配列を規則正しい結晶状態に戻すことにより行
われる。この場合、記録・消去はレーザーの出射光量の
変化で行われ、再生は反射光量の変化をとらえる方法
ある。
【0013】ここで、光ディスク10が回転していると
すると、図9のような物理的現象が起きる。図9は、
7及び図8の媒体を用いた高密度再生原理を示したもの
で、図のように光ディスク10が移動方向5の方向にで
移動しつづけると、情報検出領域6と、媒体3の高温領
域8にずれが生じる。この時、光ヘッド18がデータを
読みとる部分は情報検出領域6の部分であるが、媒体3
の温度が低い領域では光透過率が低いもしくは光反射率
が低いため、実際に信号再生に寄与する部分は媒体透過
率が高い高温領域8と情報検出領域6とが重なっている
実際の信号再生に寄与する部分9となる。
【0014】このため、再生光スポットではその空間分
解能の制限から再生不可能な小さい記録マーク7でも再
生可能となる。このような方法は超解像現象と呼ばれて
おり、以上の説明は温度依存性の反射率・透過率可変媒
体による方法を示したものである。これを光磁気ディス
クについて示した例が図11で、やはり再生層4の温度
が高温になっている高温領域8と再生光スポットが、媒
体移動時にずれることを利用している。この光磁気ディ
スクにおける超解像現象においては、あらかじめ再生層
14を初期化磁界で消去しておき、再生層14の高温領
域8で記録層15の垂直磁化情報を転写することによ
り、図9と同様に、再生層14の透過率が高い高温領域
8と情報検出領域6とが重なっている実際の信号再生に
寄与する部分9においてデータを再生する。このような
超解像現象を用いた方法においては、図12に示すよう
に通常のディスクに比べて記録密度を高くとっても、空
間分解能による制限を受けることがない。
【0015】以上のような方法で、光磁気記録を用いた
場合や相変化記録を用いた場合においても超解像現象を
実現することが可能となるが、この超解像現象は媒体透
過率が高い高温領域8と情報検出領域6とが重なってい
る実際の信号再生に寄与する部分9において実際のデー
タを再生する方法であるため、わずかな媒体温度変化の
原因となる媒体厚みのばらつきや,装置温度,レーザー
パワーの変動の他、線速度の変化等によっても高温領域
8の分布が変化してしまう。また、記録時においても、
図10のように媒体の記録が行われる高温領域11を、
光スポットの径よりも充分に小さいスポットに形成する
ため、わずかな媒体温度の変化でも、微小ピットを記録
・再生することが不可能となってしまう。
【0016】そのため従来の高密度再生方法において
は、図13のブロック図における光ヘッド18の光検知
器からの信号19を増幅するための微小信号増幅回路2
0で増幅した信号を用いて、光ヘッド18から出射され
るレーザーパワーをコントロールするためのオートレー
ザーパワーコントロール回路27を構成し、さらにオー
トレーザーパワーコントロール回路27の目標値を可変
にして録再用光スポット径を制御するための録再スポッ
ト径調整回路28を設けることによって実質の光スポッ
ト径に相当する実際の信号再生に寄与する部分9の大き
さを調整している。
【0017】図13の光スポット径を調整する具体的方
法としては、まず媒体反射率または透過率を検出し、リ
アルタイムで制御する方法がある。図14図13のブ
ロック図におけるレーザーパワー制御部分の詳細を示す
ブロック図で、光ディスク10からの反射光を受光して
光−電変換するための光検知器31の出力に基づき,こ
れを基準反射光量と比較器37で比較し、一般的なオー
トレーザーパワーコントロールループのリファレンスと
している。一般的なオートレーザーパワーコントロール
においては、出射レーザー光の一部を分光した光を受光
して光−電変換するための光検知器32の出力に基づ
き、レーザー30の出射パワーをコントロールするだけ
であるのに対し、この方法では媒体反射率が一定となる
ような補正ループを付加している。
【0018】また、図15に示すように実際の信号再生
に寄与する部分9からの再生信号振幅が最大となるよう
に録再用光スポット径を制御する方法もある。この方法
は、再生信号振幅検出回路43からの振幅検出情報をA
/Dコンバータ44を介してマイクロコンピュータ46
に取り込み、マイクロコンピュータ46にて山登り制御
を行う。山登り制御の結果、D/Aコンバータ45によ
り最適スポット径が指示され、オートレーザーパワーコ
ントロールループの基準値を補正し、制御している。
【0019】以上のように、一般的なオートレーザーパ
ワーコントロール回路のリファレンス(基準値)を再生
信号振幅が最大となるように、または媒体反射率が所定
の値となるように補正することによって、実際の信号再
生に寄与する部分9の大きさを調整することが可能とな
る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のレ
ーザーパワー制御方法では、微小ピットを再生するため
に、確実な超解像現象を起こし、常に見かけ上の光スポ
ット径を常に一定に保ち、最短ピット長の記録ピットを
確実に再生できるようにするためには以下のような課題
があった。
【0021】再生信号振幅が最大となるようにレーザー
パワーを制御する方法では、記録信号のピット長が変化
するたびに、最適なレーザーパワーの値も変化するた
め、常に最短ピット長に対してレーザーパワーが適合し
ていない。たとえば、信号のピット長が、超解像現象を
必用としない程度の大きさである場合、レーザーパワー
を大きくすればするほど再生信号振幅が大きくなる等の
問題点があった。
【0022】また、反射率を一定に保つ位だけでは、ど
の反射率の状態が、最適な超解像が起きている状態なの
か見分けることができない等の問題点があった。
【0023】また、記録を行う光ディスク装置において
は、ディスクの線速度を一定に保つことが必用で、そ
のための回転基準信号をディスクから取り出すことが必
用であったが、プリフォーマットされていないディス
クでは、上記回転基準信号が得られないといった問題点
があった。
【0024】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、確実な超解像現象を起こし、常に
見かけ上の光スポット径を一定に保ち、最短ピット長の
記録ピットを確実に再生でき、また正確な再生時のレー
ザーパワーを取り出すことができるようにするととも
に、記録時のトラッキングや再生時のデータ検索を容易
にすることができ、また、超解像現象とは無関係にトラ
ッキングエラー情報を得ることができ、サーボはずれの
おそれがなく、さらにレーザーパワーの設定を正確に行
うことができる光ディスクを得ること、およびこの光デ
ィスクの高密度記録再生方法を得ることを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本願請求項1の発明に係
る光ディスクは、ディスク基板上に形成された、集光レ
ーザー光による温度変化により相変化を起こし、情報が
記録されている第1の媒体層と、この第1の媒体層の光
照射側に形成され、温度変化によって反射率もしくは透
過率が変化する第2の媒体層とを有し、上記集光レーザ
ー光が照射されている部分に対し、媒体温度が高い部分
がディスク回転によって走査方向の後方にずれることを
利用して、上記媒体にレーザー光を照射するための光ヘ
ッドの再生レーザーパワーを調節することで上記第2の
媒体層の反射率または透過率を変化させ、上記集光レー
ザー光による光スポット径よりも十分に小さい、上記第
1の媒体層に記録されている相変化もしくは凹凸状のピ
ット情報を超解像現象により読取ることを可能にした光
ディスクにおいて、上記ディスク基板にあらかじめプリ
フォーマットされた凹凸状のピットから成るアドレス情
報を含む各セクタの先頭部分に、上記光スポット径より
も十分に小さく、上記超解像現象のみにて再生可能な最
短ピット長の凹凸の固定パターンから成る上記超解像再
生時におけるレーザーパワー調節のための専用領域を
け、上記光ディスクの各セクタの先頭部分におけるプリ
フォーマットされた領域内において、上記最短ピット長
の凹凸の固定パターンから成る専用領域以外に、トラッ
キング誤差信号を得るためのトラック方向に前後にずれ
たウォブルピットがプリフォーマットされており、また
上記プリフォーマットされたウォブルピットが、上記超
解像現象を利用した再生を行なわなくても再生可能な、
上記光スポット径で検出できる大きさに形成され上記ウ
ォブルピットがプリフォーマットされた部分の後に上記
超解像再生時におけるレーサーパワー調節のための専用
領域が配置されていることを特徴とする。上記構成によ
れば、レーザーパワー調節のための専用領域に最短ピッ
ト長の凹凸パターンが基準パターンとして設けられてい
るため、超解像現象により微小ピットの再生をより安定
的にかつ確実に行なうために最適な再生レーザーパワー
を定めることができる。また、ウォブルピットが通常の
光スポット径で検出できる径を有するものであるため、
超解像現象とは無関係にトラッキングエラー情報を得る
ことができ、サーボはずれのおそれがない。さらに、ウ
ォブルピットの後にレーザーパワー調節のための専用領
域が配置されているために、ウォブルピットによりトラ
ッキングを安定させた状態で、レーザーパワーの設定を
行うことができ、従って、レーザーパワーの設定を正確
に行うことができる。
【0026】
【0027】本願請求項2の発明に係る光ディスクは、
請求項1の光ディスクにおいて、 上記光ディスクの各セ
クタの先頭部分におけるプリフォーマットされた領域内
において、上記最短ピット長の凹凸の固定パターンから
成る専用領域以外に、トラッキング誤差信号を得るため
のトラック方向に前後にずれたウオルブピットがプリフ
ォーマットされており、また上記プリフォーマットされ
たウォブルピットが通常の光スポット径で検出できる大
きさであり、従って超解像現象を利用した再生を行なわ
なくても再生可能であることを特徴とする。上記構成に
よれば、ウオブルピットが通常の光スポット径で検出で
きる径を有するものであるため、超解像現象とは無関係
にエラー情報を得ることができ、サーボはずれのおそれ
がない。
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】本願請求項の発明に係る光ディスクの再
生方法は、請求項に記載の光ディスクの再生時に、上
記ウォブルピットをパターンマッチングする手段によ
り、上記最短ピット長の凹凸の固定パターンから成る専
用領域を通過するタイミングを得るとともに、上記専用
領域に設けられた最短ピット長の凹凸の固定パターンの
再生信号の振幅が最大となるレーザーパワーを選定する
手段を備え、上記セクタ内にて上記レーザーパワーを保
持し、超解像再生に最適なレーザーパワーを維持するこ
とを特徴とする。上記構成によれば、レーザーパワー調
節のための専用領域に最短ピット長の凹凸パターンが基
準パターンとして設けられているため、超解像現象によ
り微小ピットの再生をより安定的にかつ確実に行なうた
めに最適な再生レーザーパワーを定めることができる。
また、ウォブルピットが通常の光スポット径で検出でき
る径を有するものであるため、超解像現象とは無関係に
トラッキングエラー情報を得ることができ、サーボはず
れのおそれがない。さらにまた、再生される光ディスク
において、ウォブルピットの後にレーザーパワー調節の
ための専用領域が配置されているために、ウォブルピッ
トによりトラッキングを安定させた状態で、レーザーパ
ワーの設定を行うことができ、従って、レーザーパワー
の設定を正確に行うことができると言う効果も得られ
る。
【0034】
【0035】
【0036】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 図1は本発明の実施の形態1に係る光ディスクの高密度
記録再生方法を用いた 光ディスク装置のブロック図であ
る。図において、47は再生信号から2値化データを判
別するコンパレータ及び増幅回路、48は2値化データ
から光ディスク10にプリフォーマットされたウオブル
ピットや超解像レーザー制御用基準ピット列を判別する
ための判別用パターンを見分けるパターンマッチング回
路、49はパターンマッチング回路48の出力に基づき
基準クロックを発生するPLL回路、50はPLL回路
49の出力に基づき各プリフォーマット信号や記録信号
のタイミング信号を発生するタイミング生成回路、51
ディスク10にプリフォーマットされたウオブル信
号からのトラックずれ量を検出するホールド回路、52
ディスク10にプリフォーマットされた超解像レー
ザー制御用基準ピット列から最適レーザーパワーを検出
・制御するレーザーパワー制御部である。
【0037】 53は2値化データから再生データを検出
るデータ検出回路、54は光ディスク10の内周のデ
ィスクモータ16にクランプされる部分と、媒体が形
成されている記録部分との間に印刷されたコードから
超解像現象の媒体を用いた高密度ディスクか、凹凸ピッ
トのみで形成された再生専用ディスクかを判別するデ
スク種類判別回路、55はパターンマッチング回路48
の出力に基づきディスクモータ16の回転位相を制御す
る位相制御回路、56はディスクモータ16を駆動す
ータドライバである。
【0038】 図2は、図1に示した光ディスク装置のレ
ーザーパワー制御部52における制御動作を説明するた
めの図である。図において、57から60はディスク
10にプリフォーマットされた信号ピット列で、59は
レーザーパワー設定領域を形成するピット列、57はト
ラッキング用のウオブルピット列、58はウオブルピッ
ト列57と組み合わせてウオブル位置判定用のパターン
を形成するピット、60はセクターのアドレスを表わす
セクターパターンである。また、61は再生レーザーパ
ワーのレベル、62はこの時の再生信号、63は2値化
された再生信号、64は2値化された再生信号63から
作成したPLL基準クロックである。
【0039】 次に動作を説明する。 図1の2値化データ
を判別するためのコンパレータ及び増幅回路47でプリ
フォーマット部分のデータを再生し、この2値化された
再生信号63に基づき光ディスク10にプリフォーマッ
トされたウオブルピットやレーザーパワー設定領域59
を判別するための判別用パターンを見分けるためのパタ
ーンマッチング回路48により判別したパターンによっ
て、PLL回路49によりPLL基準クロック64を発
生させる。さらに、タイミング生成回路50によってP
LL回路49の出力に基づき、各プリフォーマット信号
や記録信号のタイミング信号を発生させる。以上のよう
にして、超解像用基準パターンやトラッキング用のウオ
ブルパターンのタイミング信号を得ることができる。
【0040】次に、レーザーパワー制御部52は、この
タイミング信号を用いて、図4に示したソフトウエア制
御のサブルーチンに基づいてレーザーパワーを制御す
る。タイミング生成回路50から超解像パワー選定タイ
ミングが入力されると、PLLクロックタイミングで再
生信号62のレベルをラッチし、レーザパワーをΔtだ
けアップしていく処理をすべてのパワー判定領域につい
てラッチするまで繰り返し、再生信号62のレベルが最
大となるレーザーパワーのレベルを選定し、このレベル
を次の超解像パワー選定タイミングまで維持する。この
制御によりあらかじめプリフォーマットされたレーザ
ーパワー設定領域59で超解像時の最適レーザパワーを
設定することが可能となる。このレーザーパワー設定領
域59は、各セクターごとに配置されているため、光デ
ィスク10の内外周の差や線速等のばらつき変動等に対
しても対応することが可能となる。また、このレーザー
パワー設定領域59は、最短ピット長固定されたパタ
ーンとなっているため、正確な再生時のレーザーパワー
を取り出すことが可能となる。
【0041】 実施の形態2. 図3は、実施の形態2の図1に示した光ディスク装置
レーザーパワー制御部52における制御動作を説明する
ための図で、媒体3の反射率を計測して超解像時のレー
ザーパワーを設定する動作原理を示している。図におい
て、59’は反射率を計測するレーザーパワー設定領
、59aはレーザーパワー設定領域59’における相
変化媒体3の非晶質領域、59bは結晶領域を表す。
1’は再生レーザーパワー、62’は再生信号である。
【0042】 次に動作について説明する。図3はデータ
を記録再生する部分以外のプリフォーマット部におい
て、光ディスク10からの反射率を計測し、超解像時の
最適なレーザーパワーを設定する方法の動作を示したも
ので、光ディスク装置の構成は、図1と同様なブロック
構成で実現可能である。ただしこの場合、光ディスク1
0のプリフォーマット部に設けていた、図2における
ーザーパワー設定領域59のような超解像用基準パター
ンではなく、図3(a)のように何もプリフォーマット
されていないレーザーパワー設定領域59’が設けられ
ている。
【0043】 相変化媒体の場合、反射率計測するレーザ
ーパワー設定領域59’には、記録時に図3(b)のよ
うに あらかじめ結晶領域59bと非晶質領域59aを書
き込んでおき、再生時に図3(c)のように再生レーザ
ーパワー61’を変化させる。この時、レーザーパワー
設定領域59’における媒体反射率と等価な再生信号
2’のレベルは、図3(d)のようになるが、非晶質領
域59aにおける反射率の最小値イと最大値ロとの中間
値ホ(中間値 ホ=(イ+ロ)/2)を算出し、この時
の再生レーザーパワー(ト)を記憶する。
【0044】 同様に、結晶領域59b においても再生レ
ーザーパワー61’を変化させ、2値化された再生信号
62’の最小値(ハ)と最大値(ニ)の中間レベル
(ヘ)を算出し、この時の再生レーザーパワー(チ)を
記憶する。次に、上記再生レーザーパワー算出値である
(ト)と(チ)の平均値(リ)を、レーザーパワー設定
領域59’以降保持する。以上のように、媒体反射率を
計測するための専用領域を設けることにより、正確な超
解像時のレーザーパワーを設定することが可能となる。
【0045】 実施の形態3. 図6は本発明の実施の形態3に係る光ディスクのプリフ
ォーマット部を示す図である。超解像方法においては、
図11に示したように、実際の信号再生に寄与 する部分
9は、円形の情報検出領域6と媒体3の高温領域8とが
重なった領域となっており、この実際の信号再生に寄与
する部分9は、光スポットの情報検出領域6に比べて線
方向が短くなっている。
【0046】 そのため、超解像再生を行う光ディスク1
にあらかじめプリフォーマットされている上記光スポ
ット径よりも充分に小さい凹凸のピット列部分のピット
形状を、線方向に短く、トラック方向に長いピット形状
とすることによって、超解像現象時の実質的な光スポッ
トの形状と同じ形に形成することで、より大きな再生信
号振幅が得られるようになる。
【0047】 実施の形態4. 図5は実施の形態4の光ディスクを説明するための図で
あり、(a)は光ディスク10のプリフォーマット部、
(b)は光ディスクの平面図、(c)は2値化された再
生信号を示している。図5(a)の65はトラッキング
エラー信号を検出するためのウオブルピット及びウオブ
ルピットの位置を判定するための判別パターンの部分で
ある。
【0048】 このウオブルピットの部分65は、プリフ
ォーマットディスク基板にあらかじめプリフォーマット
されている凹凸のピット列部分において、上記光スポッ
ト径とほぼ同じピットがトラックの中心に対してトラッ
ク方向に前後にずれた2つのウオブルピットを含むよう
に構成しており、上記ウオブルピットを含む一定のパタ
ーンを図1のパターンマッチッグ回路48によって判別
し、ホールド回路51によって上記2つのウオブルピッ
トを光スポットが通過する際、各ピットの再生信号の振
幅を検出した後ホールドし、差をとることによって、上
記再生レーザー光の光スポットの位置と、トラック中心
からのずれを検出することにより、オフセットの無いト
ラッキングができるようにしている。
【0049】 このウオブルパターンによってトラッキン
グ信号を得るためには、少なくてもディスク1周当り2
000個以上のパターンを設けないと、トラッキングエ
ラー信号にサンプリングによる位相回りが発生し、トラ
ック追従が不可能になることは言うまでもない。一般的
にはプッシュプルトラッキング方法を用いた光ディスク
装置においては、対物レンズの移動にともなって、セン
サー信号にオフセット信号が混入してしまう。しかし、
このウオブルピットを用いたサンプルサーボ方法におい
ては、時分割でエラー信号を検出してその差をとるた
め、対物レンズの移動に伴うオフセット信号は相殺さ
れ、オフセットの無いエラー信号を得ることが可能とな
る。
【0050】 このサーボ検出用のウオブルピットは、サ
ーボはずれを起こさないためにも、超解像現象とは無関
係にエラー情報を得る必用がある(超解像時の反射率・
透過率変化による影響をうけてはならない)ため、通常
の光スポット径で(超解像を用いることなく)検出でき
るピット径にしておくことは言うまでもない。
【0051】 また、上記ウオブルピットを線方向に一定
間隔で配置することによって、再生時にこれをディス
クの回転基準情報とし、図1の位相制御回路55によっ
て線速度一定制御(CLV)動作を行うことが可能とな
る。記録可能な光ディスクを用いた記録時に、線速度一
定回転の制御を行う方法としては、従来トラック案内
溝を蛇行させ、この蛇行による再生信号の変調成分を回
転検出信号とする方法等が知られているが、この実施の
形態4のウオブルピットをプリフォーマットした光ディ
スクではこのトラッキングエラー検出用のピット自身
が、回転検出信号となる。
【0052】実施の形態5. 実施の形態5を図5を用いて説明する。図5(a)は光
ディスクのプリフォーマット部を示しており、66は超
解像用の基準パターン信号と、セクターのアドレス情報
が記録されている部分、67は実際のデータを記録する
領域である。図示のように、超解像現象用の基準パター
ン信号及びセクターのアドレス情報が記録されている部
分は、ウォブルピットの部分65よりも後に配置されて
いる。
【0053】 光ディスク10 にあらかじめプリフォーマ
ットされている上記光スポット径よりも充分に小さい凹
凸のピット列部分以外に、上記光スポット径とほぼ同じ
ピット列でセクターのアドレス情報を記録し、このアド
レス情報を、光ディスク10に記録されているディジタ
ル動画像の各フィールドごとに、またはフレームごとに
形成することにより、各画像の検索が各画面ごとに容易
にできるようになる。
【0054】 実施の形態6. 図5(b)は光ディスクの平面図、(c)は2値化され
た再生信号を示している。図において、68は情報記録
の1単位であるセクター、69はディスクの種類を判別
するための印刷コードである。
【0055】 図1データ検出回路53において、2値
化された再生信号からデータを検出するが、この時
ィスクの種類によって図5(c)のようにデータ判別レ
ベルが異なる。この光ディスクの種類を検出するため、
光ディスクの内周のモータへのクランプ部分と、記録
体が形成されている部分との間の円環状の部分に、光デ
ィスクの種類を示すコード69を印刷しておき、このコ
ード69を読みとるためのディスク種類判別回路54
で、超解像現象の媒体を用いた高密度ディスクか、凹凸
ピットのみで形成された再生専用ディスクかを判別し、
上述したデータ検出のスレッショルドレベルや再生信号
の増幅率を切り替えることで対応する。
【0056】 また、このコード69に回転数の指令値や
データ容量等も書き込んでおくことも可能であることは
言うまでもない。また、これらコードは図5(b)に示
すように、LED光を照射してその反射光をフォトダイ
オード等で読み取ることで行われる。
【0057】
【0058】
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】
【発明の効果】以上のように、本願請求項1に係る光デ
ィスクによれば、レーザーパワー調節のための専用領域
に最短ピット長の凹凸パターンが基準パターンとして設
けられているため、超解像現象により微小ピットの再生
をより安定的にかつ確実に行なうために最適な再生レー
ザーパワーを定めることができる。また、ウォブルピッ
トが通常の光スポット径で検出できる径を有するもので
あるため、超解像現象とは無関係にトラッキングエラー
情報を得ることができ、サーボはずれのおそれがない。
さらに、ウォブルピットの後にレーザーパワー調節のた
めの専用領域が配置されているために、ウォブルピット
によりトラッキングを安定させた状態で、レーザーパワ
ーの設定を行うことができ、従って、レーザーパワーの
設定を正確に行うことができる。
【0063】また、本願請求項の発明に係る光ディス
クの再生方法によれば、レーザーパワー調節のための専
用領域に最短ピット長の凹凸パターンが基準パターンと
して設けられているため、超解像現象により微小ピット
の再生をより安定的にかつ確実に行なうために最適な再
生レーザーパワーを定めることができる。また、ウォブ
ピットが通常の光スポット径で検出できる径を有する
ものであるため、超解像現象とは無関係にトラッキング
エラー情報を得ることができ、サーボはずれのおそれが
ない。さらにまた、再生される光ディスクにおいて、ウ
ォブルピットの後にレーザーパワー調節のための専用領
域が配置されているために、ウォブルピットによりトラ
ッキングを安定させた状態で、レーザーパワーの設定を
行うことができ、従って、レーザーパワーの設定を正確
に行うことができると言う効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の光ディスクの高密度
記録再生方法を用いた光ディスク装置のブロック図であ
る。
【図2】 実施の形態1のレーザーパワー制御部におけ
る制御動作を説明するための図である。
【図3】 本発明の実施の形態2のレーザーパワー制御
部における制御動作を説明するための図である。
【図4】 実施の形態1のレーザーパワー制御部におけ
るソフトウエア制御のサブルーチンを示す図である。
【図5】 本発明に係る光ディスクを説明するための図
であり、(a)はプリフォーマット部、(b)は光ディ
スクの平面図、(c)は2値化された再生信号を示す。
【図6】 本発明に係る光ディスクのプリフォーマット
部を示す図である。
【図7】 従来の高密度再生方法の原理図である。
【図8】 図7における温度依存性透過率可変媒体の、
媒体温度に対する媒体透過率を示す図である。
【図9】 図7図8の媒体を用いた高密度再生原理を
示す図である。
【図10】 光スポットよりも小さな記録マークを形成
する原理を示す図である。
【図11】 光磁気媒体を用いた場合の、高密度再生原
理を示す図である。
【図12】 図7から図11までの超解像原理による高
密度記録方法を用いた場合の再生信号レベルと、通常の
光ディスクの再生信号レベルを比較した図である。
【図13】 従来の高密度記録再生方法を用いた光ディ
スク装置のブロック図である。
【図14】 図13のブロック図におけるレーザーパワ
ー制御部分の詳細を示すブロック図である。
【図15】 再生信号振幅が最大となるように録再用光
スポット径を制御するためのブロック図である。
【符号の説明】
1 レーザー光、 2 対物レンズ、 3 温度依存性
透過率可変媒体、 4光記録再生層、 5 ディスクの
移動方向、 6 情報検出領域、 7 記録マーク、
8 媒体の高温領域、 9 実際の信号再生に寄与する
部分、 10光ディスク、 11 光スポットの照射に
よる高温領域、 12 相変化を起こす温度、 13
温度分布、 14 再生層、 15 記録層、 16
ディスクモータ、 17 アクチュエータ、 18 光
ヘッド、 19 光検知器からの信号、 20 微小信
号増幅回路、 21 波形等価・復調回路、 22再生
データ、 23 トラッキング制御回路、 24 フォ
ーカス制御回路、25 システムコントロール回路、
26 アクチュエータ駆動信号、 27オートレーザー
パワーコントロール回路、 28 録再スポット径調整
回路、29 偏向プリズム、 30 レーザー、 3
1、32 光検知器、 33、34 I−V変換回路、
35、36 積分器、 37 比較器、 39 位相
補償回路、 40 減算回路、 41 増幅器、 42
レーザードライバー、43 再生信号振幅検出回路、
44 A/Dコンバータ、 45 D/Aコンバー
タ、 46 マイクロコンピュータ、 47 コンパレ
ータ及び増幅回路、48 パターンマッチング回路、
49 PLL回路、 50 タイミング生成回路、 5
1 ホールド回路、 52 レーザーパワー制御部、
53 データ検出回路、 54 ディスク種類判別回
路、 55 位相制御回路、 56モータドライバ、
57 トラッキング用のウオブルピット列、 58 ウ
オブル位置判定用のパターンを形成するピット、 5
9,59’ レーザーパワー設定領域、 59a 非晶
質領域、 59b 結晶領域、 60 セクターパター
ン、 61,61’ 再生レーザーパワー、 62,6
2’ 再生信号、 632値化された再生信号、 64
PLL基準クロック、 65 トラッキングエラー信
号を検出するためのウオブルピット及びウオブルピット
の位置を判定するための判別パターンの部分、 66
超解像用の基準パターン信号及びセクタのアドレス情報
が記録されている部分、 67 実際のデータを記録す
る領域、68 セクター、 69 印刷コード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 7/125

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク基板上に形成された、集光レー
    ザー光による温度変化により相変化を起こし、情報が記
    録されている第1の媒体層と、この第1の媒体層の光照
    射側に形成され、温度変化によって反射率もしくは透過
    率が変化する第2の媒体層とを有し、 上記集光レーザー光が照射されている部分に対し、媒体
    温度が高い部分がディスク回転によって走査方向の後方
    にずれることを利用して、上記媒体にレーザー光を照射
    するための光ヘッドの再生レーザーパワーを調節するこ
    とで上記第2の媒体層の反射率または透過率を変化さ
    せ、上記集光レーザー光による光スポット径よりも十分
    に小さい、上記第1の媒体層に記録されている相変化も
    しくは凹凸状のピット情報を超解像現象により読取るこ
    とを可能にした光ディスクにおいて、 上記ディスク基板にあらかじめプリフォーマットされた
    凹凸状のピットから成るアドレス情報を含む各セクタの
    先頭部分に、上記光スポット径よりも十分に小さく、上
    記超解像現象のみにて再生可能な最短ピット長の凹凸の
    固定パターンから成る上記超解像再生時におけるレーザ
    ーパワー調節のための専用領域を設け、 上記光ディスクの各セクタの先頭部分におけるプリフォ
    ーマットされた領域内において、上記最短ピット長の凹
    凸の固定パターンから成る専用領域以外に、トラッキン
    グ誤差信号を得るためのトラック方向に前後にずれたウ
    ォブルピットがプリフォーマットされており、また上記
    プリフォーマットされたウォブルピットが、上記超解像
    現象を利用した再生を行なわなくても再生可能な、上記
    光スポット径で検出できる大きさに形成され、 上記ウォブルピットがプリフォーマットされた部分の後
    に上記超解像再生時におけるレーサーパワー調節のため
    の専用領域が配置されている ことを特徴とする光ディス
    ク。
  2. 【請求項2】 請求項に記載の光ディスクの再生時
    に、上記ウォブルピットをパターンマッチングする手段
    により、上記最短ピット長の凹凸の固定パターンから成
    る専用領域を通過するタイミングを得るとともに、上記
    専用領域に設けられた最短ピット長の凹凸の固定パター
    ンの再生信号の振幅が最大となるレーザーパワーを選定
    する手段を備え、上記セクタ内にて上記レーザーパワー
    を保持し、超解像再生に最適なレーザーパワーを維持す
    ることを特徴とする光ディスクの再生方法。
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