JP3292306B2 - 光周波数測定装置 - Google Patents
光周波数測定装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光の周波数を測定する
光周波数測定装置に関する。
光周波数測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光の波長を測定する装置は、例え
ばマイケルソン干渉計を用いたもののように機械的可動
部があり、大形になり、かつ高精度のものを得ることが
困難であった。
ばマイケルソン干渉計を用いたもののように機械的可動
部があり、大形になり、かつ高精度のものを得ることが
困難であった。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、CP
Mレーザダイオードよりなる光パルス発振手段から、光
導波路の長さで定まる共振周波数でモードロックしたレ
ーザ光パルスが発生され、かつその光パルスの繰り返し
周波数を変化させる周波数制御手段が設けられ、この周
波数制御手段に、周波数掃引制御手段からランプ信号が
与えられて光パルスの繰り返し周波数が掃引され、かつ
そのレーザ光パルスのスペクトラム周波数が掃引され
る。光パルス発振手段より出射したレーザ光パルスと被
測定光とが合波手段で合波され、その合波された光は光
−電気変換手段により、電気信号に変換され、ゼロビー
ト計数手段により、その電気信号から、上記スペクトラ
ム周波数掃引にもとづき、被測定光の周波数と光パルス
のスペクトラム周波数との差ビートが取り出され、その
差ビートがゼロビートになる回数が計数され、その計数
値が所定値に達すると周波数掃引制御手段による周波数
掃引が停止される。また周波数測定手段により、上記電
気信号から光パルスの繰り返し周波数成分が取り出さ
れ、その光パルス繰り返し周波数成分から、周波数掃引
の開始時と、停止時との各光パルスの繰り返し周波数が
それぞれ計測され、これら周波数掃引開始時と停止時と
の各光パルス繰り返し周波数と、ゼロビート計数手段で
の周波数掃引停止のための計数値の所定値とを用いて被
測定光の周波数が算出される。
Mレーザダイオードよりなる光パルス発振手段から、光
導波路の長さで定まる共振周波数でモードロックしたレ
ーザ光パルスが発生され、かつその光パルスの繰り返し
周波数を変化させる周波数制御手段が設けられ、この周
波数制御手段に、周波数掃引制御手段からランプ信号が
与えられて光パルスの繰り返し周波数が掃引され、かつ
そのレーザ光パルスのスペクトラム周波数が掃引され
る。光パルス発振手段より出射したレーザ光パルスと被
測定光とが合波手段で合波され、その合波された光は光
−電気変換手段により、電気信号に変換され、ゼロビー
ト計数手段により、その電気信号から、上記スペクトラ
ム周波数掃引にもとづき、被測定光の周波数と光パルス
のスペクトラム周波数との差ビートが取り出され、その
差ビートがゼロビートになる回数が計数され、その計数
値が所定値に達すると周波数掃引制御手段による周波数
掃引が停止される。また周波数測定手段により、上記電
気信号から光パルスの繰り返し周波数成分が取り出さ
れ、その光パルス繰り返し周波数成分から、周波数掃引
の開始時と、停止時との各光パルスの繰り返し周波数が
それぞれ計測され、これら周波数掃引開始時と停止時と
の各光パルス繰り返し周波数と、ゼロビート計数手段で
の周波数掃引停止のための計数値の所定値とを用いて被
測定光の周波数が算出される。
【0004】更に請求項2の発明によれば、前記発明に
おいて、前記電気信号から前記差ビートの成分が抽出さ
れ、その差ビート成分の周波数が測定され、周波数掃引
制御手段は、ゼロビート計数手段がゼロビートを所定値
計数してから、更に予め決めた周波数だけ周波数掃引を
追加して停止し、演算手段は、ゼロビート計数値と、周
波数掃引開始時の光パルス繰り返し周波数と、追加周波
数掃引の終了時の光パルス繰り返し周波数及び差ビート
成分の周波数とから被測定光の周波数を演算する。
おいて、前記電気信号から前記差ビートの成分が抽出さ
れ、その差ビート成分の周波数が測定され、周波数掃引
制御手段は、ゼロビート計数手段がゼロビートを所定値
計数してから、更に予め決めた周波数だけ周波数掃引を
追加して停止し、演算手段は、ゼロビート計数値と、周
波数掃引開始時の光パルス繰り返し周波数と、追加周波
数掃引の終了時の光パルス繰り返し周波数及び差ビート
成分の周波数とから被測定光の周波数を演算する。
【0005】
【実施例】図1にこの発明の実施例を示す。光パルス発
振器12は例えばCPMレーザダイオード1により構成
される。CPM (Colliding-Pulse Modelocking) レー
ザダイオード1は例えばAppl.Phys,Letters,Vol.58,No.
12,1991,pp1253〜1255,Y.K.Chen 等著“Subpicosecond
monolithic colling-pulse mode-locked multiplequant
um well lasers ”に示されている。このレーザダイオ
ード1は光導波路2上の中央部にナチュラブル アブソ
ーバー電極3が形成され、その両側に、ゲインセクショ
ン電極4が光導波路2に沿って配列して形成され、これ
ら電極3,4にそれぞれ適当なバイアス電圧Vc ,Vb
を印加することにより、モードロックレーザ光パルスを
発生する。この光パルスの繰り返し周波数F0 は次式で
表わせる。
振器12は例えばCPMレーザダイオード1により構成
される。CPM (Colliding-Pulse Modelocking) レー
ザダイオード1は例えばAppl.Phys,Letters,Vol.58,No.
12,1991,pp1253〜1255,Y.K.Chen 等著“Subpicosecond
monolithic colling-pulse mode-locked multiplequant
um well lasers ”に示されている。このレーザダイオ
ード1は光導波路2上の中央部にナチュラブル アブソ
ーバー電極3が形成され、その両側に、ゲインセクショ
ン電極4が光導波路2に沿って配列して形成され、これ
ら電極3,4にそれぞれ適当なバイアス電圧Vc ,Vb
を印加することにより、モードロックレーザ光パルスを
発生する。この光パルスの繰り返し周波数F0 は次式で
表わせる。
【0006】F0 =C/(nL) Cは真空中の光速、nは光導波路2の屈折率、Lは光導
波路2の長さ レーザダイオード1からは図2Aに示すような光パルス
が放射され、モードロック状態にあるその光パルスのス
ペクトラムは図2Bに示すように、周波数F0 の間隔で
S1 , S2 ,S3 …と配列される。またこのスペクトラ
ムS1 , S2 ,S3 …はF0 の整数倍であり、それぞれ
NF0 ,(N+1)F0 ,(N+2)F 0 …の関係にあ
る。
波路2の長さ レーザダイオード1からは図2Aに示すような光パルス
が放射され、モードロック状態にあるその光パルスのス
ペクトラムは図2Bに示すように、周波数F0 の間隔で
S1 , S2 ,S3 …と配列される。またこのスペクトラ
ムS1 , S2 ,S3 …はF0 の整数倍であり、それぞれ
NF0 ,(N+1)F0 ,(N+2)F 0 …の関係にあ
る。
【0007】この光パルス発振器12には光パルスの繰
り返し周波数F0 を変化させる周波数制御手段が設けら
れる。そのためこの例では両電極4の更に外側に変調用
電極5が光導波路2上に形成され、変調用電極5に与え
る電圧又は電流を変化させることにより、光導波路2の
屈折率nが変化されて、光パルス繰り返し周波数F0 が
変化される。またこのように光パルスの繰り返し周波数
F0 を変化させると、レーザ光パルスの光導波路2内の
光の波長が変化し、光導波路2における共振光波長(周
波数)が変化し、放射されるレーザ光パルスの周波数
(スペクトラム)が変化する。光パルス繰り返し周波数
F0 、光パルス周波数を変化させるには光導波路2の屈
折率nを変化させる他にレーザダイオード1の温度を変
化させてもよい。
り返し周波数F0 を変化させる周波数制御手段が設けら
れる。そのためこの例では両電極4の更に外側に変調用
電極5が光導波路2上に形成され、変調用電極5に与え
る電圧又は電流を変化させることにより、光導波路2の
屈折率nが変化されて、光パルス繰り返し周波数F0 が
変化される。またこのように光パルスの繰り返し周波数
F0 を変化させると、レーザ光パルスの光導波路2内の
光の波長が変化し、光導波路2における共振光波長(周
波数)が変化し、放射されるレーザ光パルスの周波数
(スペクトラム)が変化する。光パルス繰り返し周波数
F0 、光パルス周波数を変化させるには光導波路2の屈
折率nを変化させる他にレーザダイオード1の温度を変
化させてもよい。
【0008】このような光パルス発振器12の周波数制
御手段としての変調用電極5に周波数掃引制御回路14
から鋸歯状のランプ電圧VSWを与える。これにより光導
波路2で構成されるマイクロ波共振器の共振周波数が例
えば高くなる方向に変化し、この共振周波数の変化によ
って光パルス発振器12の光パルス繰り返し周波数F 0
は図2C−aに示すように直線的に高くなる方向に周波
数掃引する。この繰り返し周波数F0 が周波数掃引する
と共に、レーザダイオード1から出射されるレーザ光ス
ペクトラムの周波数N・F0 も周波数掃引する。レーザ
ダイオード1から出射されるレーザ光は合波器15に与
えられる。合波器15には光入力端子から被測定コヒー
レント光Px が与えられる。この被測定光Px の周波数
をFx とする。
御手段としての変調用電極5に周波数掃引制御回路14
から鋸歯状のランプ電圧VSWを与える。これにより光導
波路2で構成されるマイクロ波共振器の共振周波数が例
えば高くなる方向に変化し、この共振周波数の変化によ
って光パルス発振器12の光パルス繰り返し周波数F 0
は図2C−aに示すように直線的に高くなる方向に周波
数掃引する。この繰り返し周波数F0 が周波数掃引する
と共に、レーザダイオード1から出射されるレーザ光ス
ペクトラムの周波数N・F0 も周波数掃引する。レーザ
ダイオード1から出射されるレーザ光は合波器15に与
えられる。合波器15には光入力端子から被測定コヒー
レント光Px が与えられる。この被測定光Px の周波数
をFx とする。
【0009】レーザダイオード1から出射されたレーザ
光と被測定コヒーレント光Px は合波15で合波され、
その合波光が光−電気変換器16に入力され、電気信号
に変換される。光−電気変換器16から出力される電気
信号はレーザダイオード1からのレーザ光に含まれる各
スペクトラム成分の周波数N・F0 と被測定光Px の周
波数Fx との差の周波数成分、即ち差のビート周波数成
分を持つ信号として出力される。ここではカットオフ周
波数が例えばレーザ光のスペクトラム間隔F0 (図2B
参照)の半分(F0 /2)以下のローパスフィルタ17
を設け、これら差の周波数成分のうち例えば被測定光P
x の周波数に最も近い1つのレーザ光スペクトラムとの
差周波数成分を取出す。ローパスフィルタ17から出力
される差のビート周波数成分はゼロビート計数回路19
に与えられる。
光と被測定コヒーレント光Px は合波15で合波され、
その合波光が光−電気変換器16に入力され、電気信号
に変換される。光−電気変換器16から出力される電気
信号はレーザダイオード1からのレーザ光に含まれる各
スペクトラム成分の周波数N・F0 と被測定光Px の周
波数Fx との差の周波数成分、即ち差のビート周波数成
分を持つ信号として出力される。ここではカットオフ周
波数が例えばレーザ光のスペクトラム間隔F0 (図2B
参照)の半分(F0 /2)以下のローパスフィルタ17
を設け、これら差の周波数成分のうち例えば被測定光P
x の周波数に最も近い1つのレーザ光スペクトラムとの
差周波数成分を取出す。ローパスフィルタ17から出力
される差のビート周波数成分はゼロビート計数回路19
に与えられる。
【0010】ゼロビート計数回路19は例えばビート周
波数がゼロに近づいたことを検出するローパスフィルタ
19Aと、ローパスフィルタ19Aが信号を検出したと
き、その検出信号を整流平滑してパルス信号(図2C−
b参照)を出力する検波回路19Bと、この検波回路1
9Bが出力するパルス信号を計数して周波数掃引される
レーザ光スペクトラムと被測定光Px との周波数が一致
する回数を計数するゼロビートカウンタ19Cとから構
成されている。つまりレーザ光の周波数が周波数掃引さ
れることにより図2Bに示したスペクトラムS1 ,
S2 ,S3 …が一方向に移動し、順次被測定光Px の周
波数Fx を通過する。従ってローパスフィルタ17の出
力信号周波数は各スペクトラムが周波数Fx に接近する
につれて低下し、それから離れるにつれて高くなり、周
波数Fx とほぼ一致した時点ではゼロビート状態とな
る。
波数がゼロに近づいたことを検出するローパスフィルタ
19Aと、ローパスフィルタ19Aが信号を検出したと
き、その検出信号を整流平滑してパルス信号(図2C−
b参照)を出力する検波回路19Bと、この検波回路1
9Bが出力するパルス信号を計数して周波数掃引される
レーザ光スペクトラムと被測定光Px との周波数が一致
する回数を計数するゼロビートカウンタ19Cとから構
成されている。つまりレーザ光の周波数が周波数掃引さ
れることにより図2Bに示したスペクトラムS1 ,
S2 ,S3 …が一方向に移動し、順次被測定光Px の周
波数Fx を通過する。従ってローパスフィルタ17の出
力信号周波数は各スペクトラムが周波数Fx に接近する
につれて低下し、それから離れるにつれて高くなり、周
波数Fx とほぼ一致した時点ではゼロビート状態とな
る。
【0011】ローパスフィルタ19Aはこのゼロビート
近傍の低いカットオフ周波数(例えば1KHz程度)を
有しており、各スペクトラムが被測定光Px の周波数F
x を通過する毎にローパスフィルタ19Aから低周波の
信号が得られる。この低周波信号は検波回路19Bによ
り整流平滑され、パルス信号とされる。即ち、掃引され
ている各スペクトラムS1 ,S2 ,S3 …が周波数Fx
と一致する毎に図2C−bに示すようなパルスがゼロビ
ート状態を表す信号として得られる。このゼロビート状
態はゼロビートカウンタ19Cによって計数される。
近傍の低いカットオフ周波数(例えば1KHz程度)を
有しており、各スペクトラムが被測定光Px の周波数F
x を通過する毎にローパスフィルタ19Aから低周波の
信号が得られる。この低周波信号は検波回路19Bによ
り整流平滑され、パルス信号とされる。即ち、掃引され
ている各スペクトラムS1 ,S2 ,S3 …が周波数Fx
と一致する毎に図2C−bに示すようなパルスがゼロビ
ート状態を表す信号として得られる。このゼロビート状
態はゼロビートカウンタ19Cによって計数される。
【0012】一方、光−電気変換器16の出力に中心周
波数がほぼF0 のバンドパスフィルタ23を接続し、こ
れより抽出した光パルスの繰り返し周波数成分の周波数
を周波数測定器13で常時測定する。ゼロビート計数回
路19で計数したゼロビート回数nは周波数掃引制御回
路14に与えられる。周波数掃引制御回路14はランプ
電圧Vswの掃引を開始させ、繰り返し周波数F0 が予め
決めた周波数F00になった直後のnのインクリメントを
検出すると掃引を停止すると共にゼロビートカウンタ1
9Cをリセットし、この掃引停止中に周波数測定器13
により測定された繰り返し周波数F01が演算回路21に
取り込まれる。その後、周波数掃引が再開され、ゼロビ
ート計数回路19の計数値nが予め設定した回数、例え
ば100回に達すると、ランプ電圧Vswの掃引を停止さ
せ、その時の繰り返し周波数F02を演算回路21に取り
込ませる。
波数がほぼF0 のバンドパスフィルタ23を接続し、こ
れより抽出した光パルスの繰り返し周波数成分の周波数
を周波数測定器13で常時測定する。ゼロビート計数回
路19で計数したゼロビート回数nは周波数掃引制御回
路14に与えられる。周波数掃引制御回路14はランプ
電圧Vswの掃引を開始させ、繰り返し周波数F0 が予め
決めた周波数F00になった直後のnのインクリメントを
検出すると掃引を停止すると共にゼロビートカウンタ1
9Cをリセットし、この掃引停止中に周波数測定器13
により測定された繰り返し周波数F01が演算回路21に
取り込まれる。その後、周波数掃引が再開され、ゼロビ
ート計数回路19の計数値nが予め設定した回数、例え
ば100回に達すると、ランプ電圧Vswの掃引を停止さ
せ、その時の繰り返し周波数F02を演算回路21に取り
込ませる。
【0013】図3A及びBに、繰り返し周波数F0 がF
0 =F00の時点(この時点を周波数掃引開始点と呼ぶこ
とにする)と周波数掃引停止時点とにおける各レーザ光
スペクトラム(実線垂直矢印S)と被測定光Px の周波
数(実線矢印Fx )との関係をそれぞれ示す。これらの
図におけるレーザ光スペクトラムに付けられた符号
S 0 ,S1 ,…のサフィックス番号はスペクトラム周波
数が高くなる方向Wに掃引されるにつれて被測定光周波
数Fx と一致する順に付けられており、図2Bと逆方向
である。
0 =F00の時点(この時点を周波数掃引開始点と呼ぶこ
とにする)と周波数掃引停止時点とにおける各レーザ光
スペクトラム(実線垂直矢印S)と被測定光Px の周波
数(実線矢印Fx )との関係をそれぞれ示す。これらの
図におけるレーザ光スペクトラムに付けられた符号
S 0 ,S1 ,…のサフィックス番号はスペクトラム周波
数が高くなる方向Wに掃引されるにつれて被測定光周波
数Fx と一致する順に付けられており、図2Bと逆方向
である。
【0014】この測定値F01とF02及びゼロビート計数
値nが計測できることにより被測定光Px の周波数Fx
を求めることができる。即ち、掃引開始時点及び掃引停
止時点の繰り返し周波数F01,F02がいずれもゼロビー
ト状態であるので、被測定光Px の周波数Fx と測定値
F01,F02の関係は次式 Fx =N・F01 …(1) Fx =(N−n)・F02 …(2) で表される。但しNは繰り返し周波数F0 を基本波とし
た場合の高調波の次数に等しい数である。(1),
(2)式より次式 N=[n・F02/(F02−F01)] …(3) が得られる。但しXを任意の数とすると、式[X]はX
に最も近い整数を表すものとする。式(3)によりNを
計算すれば誤りのないNの値を決定することができ、そ
のNの値を使って式(2)により周波数Fx を計算する
ことができる。こうして計算された周波数Fx は図1の
表示器22に表示される。なお例えばF0 =10GH
z、n=10、N=3×104 とすればF0 はnF/N
(数MHz)程度のわずかの変化を与えればよい。
値nが計測できることにより被測定光Px の周波数Fx
を求めることができる。即ち、掃引開始時点及び掃引停
止時点の繰り返し周波数F01,F02がいずれもゼロビー
ト状態であるので、被測定光Px の周波数Fx と測定値
F01,F02の関係は次式 Fx =N・F01 …(1) Fx =(N−n)・F02 …(2) で表される。但しNは繰り返し周波数F0 を基本波とし
た場合の高調波の次数に等しい数である。(1),
(2)式より次式 N=[n・F02/(F02−F01)] …(3) が得られる。但しXを任意の数とすると、式[X]はX
に最も近い整数を表すものとする。式(3)によりNを
計算すれば誤りのないNの値を決定することができ、そ
のNの値を使って式(2)により周波数Fx を計算する
ことができる。こうして計算された周波数Fx は図1の
表示器22に表示される。なお例えばF0 =10GH
z、n=10、N=3×104 とすればF0 はnF/N
(数MHz)程度のわずかの変化を与えればよい。
【0015】ところで、図1の実施例においてゼロビー
ト計数回路19がゼロビートを検出してから周波数掃引
制御回路14によりランプ電圧掃引を停止し、その結果
繰り返し周波数F0 の掃引が実際に停止されるまでには
時間遅れがあるのでゼロビート検出時点での正確な繰り
返し周波数を得ることが困難である。またゼロビートカ
ウンタ19Cはローパスフィルタ17の出力信号周波数
である差ビート周波数Fifがローパスフィルタ19Aの
カットオフ周波数より低くなった時にローパスフィルタ
19Aから出力されるパルス状信号をゼロビート検出信
号として計数する。従って、ゼロビート検出信号はロー
パスフィルタ19Aのパスバンド幅に対応したパルス幅
を有している。即ち、レーザ光の掃引スペクトラムの1
つと被測定光の周波数Fx が完全に一致して差ビート周
波数Fifが0となるゼロビート状態の時点を検出するこ
とはできず、従って、正確なゼロビート時点での繰り返
し周波数F02を決定することはできない。更に、ゼロビ
ートを検出してから繰り返し周波数F01,F02の測定を
それぞれ開始するまでに被測定光の周波数Fx が変動す
る。そこで以下に請求項2の発明による実施例を図4を
参照して説明するように、周波数掃引停止時点を意図的
にゼロビート時点からずらし、掃引停止時点での差ビー
ト周波数Fifを測定することにより高精度で被測定光周
波数Fx を決定することができる。
ト計数回路19がゼロビートを検出してから周波数掃引
制御回路14によりランプ電圧掃引を停止し、その結果
繰り返し周波数F0 の掃引が実際に停止されるまでには
時間遅れがあるのでゼロビート検出時点での正確な繰り
返し周波数を得ることが困難である。またゼロビートカ
ウンタ19Cはローパスフィルタ17の出力信号周波数
である差ビート周波数Fifがローパスフィルタ19Aの
カットオフ周波数より低くなった時にローパスフィルタ
19Aから出力されるパルス状信号をゼロビート検出信
号として計数する。従って、ゼロビート検出信号はロー
パスフィルタ19Aのパスバンド幅に対応したパルス幅
を有している。即ち、レーザ光の掃引スペクトラムの1
つと被測定光の周波数Fx が完全に一致して差ビート周
波数Fifが0となるゼロビート状態の時点を検出するこ
とはできず、従って、正確なゼロビート時点での繰り返
し周波数F02を決定することはできない。更に、ゼロビ
ートを検出してから繰り返し周波数F01,F02の測定を
それぞれ開始するまでに被測定光の周波数Fx が変動す
る。そこで以下に請求項2の発明による実施例を図4を
参照して説明するように、周波数掃引停止時点を意図的
にゼロビート時点からずらし、掃引停止時点での差ビー
ト周波数Fifを測定することにより高精度で被測定光周
波数Fx を決定することができる。
【0016】即ち、図4に図1と対応する部分に同一符
号を付けて示すように、この実施例ではローパスフィル
タ17の出力差ビート信号のビート周波数Fifを測定す
る周波数測定器18が設けられ、周波数掃引制御回路1
4はゼロビートカウンタ19Cがゼロビートを所定回数
n計数した時点から更にレーザ光スペクトラム間隔F 0
の半分に対応した光パルス繰り返し周波数幅F0 /2
(N−n)より小さいΔFだけ掃引を追加して停止す
る。即ち、掃引停止時の差ビート周波数Fifがスペクト
ラム間隔の半分、F0 /2、より小さくなるようにΔF
を選ぶ。なお、繰り返し周波数F0 はほぼF00からF03
まで掃引されるが、その掃引幅は繰り返し周波数F00,
F03に比べて十分小さいのでF0 はその繰り返し周波数
掃引領域内の任意の値に選ぶことができる。また一般に
N≫nが成立するのでΔFはF0 /2Nより小さく選べ
ばよい。その結果、レーザ光のスペクトラムも図3B中
に破線で示すように差周波数Fifだけシフトし、そのシ
フト量Fifは差ビート周波数としてローパスフィルタ1
7の出力信号周波数を測定することにより得ることがで
きる。
号を付けて示すように、この実施例ではローパスフィル
タ17の出力差ビート信号のビート周波数Fifを測定す
る周波数測定器18が設けられ、周波数掃引制御回路1
4はゼロビートカウンタ19Cがゼロビートを所定回数
n計数した時点から更にレーザ光スペクトラム間隔F 0
の半分に対応した光パルス繰り返し周波数幅F0 /2
(N−n)より小さいΔFだけ掃引を追加して停止す
る。即ち、掃引停止時の差ビート周波数Fifがスペクト
ラム間隔の半分、F0 /2、より小さくなるようにΔF
を選ぶ。なお、繰り返し周波数F0 はほぼF00からF03
まで掃引されるが、その掃引幅は繰り返し周波数F00,
F03に比べて十分小さいのでF0 はその繰り返し周波数
掃引領域内の任意の値に選ぶことができる。また一般に
N≫nが成立するのでΔFはF0 /2Nより小さく選べ
ばよい。その結果、レーザ光のスペクトラムも図3B中
に破線で示すように差周波数Fifだけシフトし、そのシ
フト量Fifは差ビート周波数としてローパスフィルタ1
7の出力信号周波数を測定することにより得ることがで
きる。
【0017】図3Bから明らかなように被測定光周波数
Fx は次式 Fx =(N−n)F03−Fif …(4) で与えられる。繰り返し周波数F02(ゼロビート状態)
からΔFだけ繰り返し周波数F0 をずらしたときの繰り
返し周波数F03を周波数測定器13で測定し、それと共
にその時のローパスフィルタ17の出力信号周波数であ
る差ビート周波数Fifを周波数測定器18で測定する。
これらの測定値と式(3)で求めたNとを式(4)に代
入して被測定光周波数Fx を計算することができる。式
(4)の計算にはゼロビートを検出してから測定する周
波数F01,F02の値は使用しないので高い精度でFx の
値を決定することができる。
Fx は次式 Fx =(N−n)F03−Fif …(4) で与えられる。繰り返し周波数F02(ゼロビート状態)
からΔFだけ繰り返し周波数F0 をずらしたときの繰り
返し周波数F03を周波数測定器13で測定し、それと共
にその時のローパスフィルタ17の出力信号周波数であ
る差ビート周波数Fifを周波数測定器18で測定する。
これらの測定値と式(3)で求めたNとを式(4)に代
入して被測定光周波数Fx を計算することができる。式
(4)の計算にはゼロビートを検出してから測定する周
波数F01,F02の値は使用しないので高い精度でFx の
値を決定することができる。
【0018】上述のΔFの値をF0 /2Nより小さく選
ぶ理由を以下に簡単に説明する。ΔFとFifの関係は次
式(5)であらわされる。 Fif=(F03−F02)×(N−n)=ΔF(N−n) …(5) 図3Bに示すように被測定光Px の周波数Fx が破線で
示すスペクトラムSn とSn+1 との間にあるとすると、
同じ差ビート周波数Fifの値が得られる場合としては周
波数Fx と破線スペクトラムSn の周波数F03(N−
n)の差と、周波数Fx と破線スペクトラムSn+1 の周
波数F03(N−n−1)との差の2つの場合が可能であ
り、後者の場合は計数値nとスペクトラムSn+1 が対応
しないので誤った測定が行われることになる。従って、
差ビート周波数Fifが周波数掃引停止直前に検出したゼ
ロビートの原因となった実線のスペクトラムSn がシフ
トした同じ次数の破線のスペクトラムSn との差周波数
Fifのみを抽出する必要がある。そのためにゼロビート
回数nを計数してから周波数FifがF02/2を越えない
範囲で掃引を停止する必要がある。従ってΔFはΔF<
F02/2(N−n)を満足する任意の値に選べばよい。
次式 F02/2(N−n)>F02/2N>F00/2N が成立するので、ΔFはF00/2Nより小さい値に選べ
ば十分であり、前述のようにNを2×104 、nを10
0程度に選べば、F0 を掃引領域内の任意の値に選び、
かつΔFはF0 /2Nより小となるように選べばよい。
更に好ましくは、被測定光の周波数Fx の変動が最大に
許容できるようにするためΔFを次式 ΔF=F02/4(N−n)≒F0 /4N …(6) のように選ぶ。この場合もNとnを上述のように選べば
掃引領域内の任意に決めた周波数F0 に対しΔFをF0
/4Nに選ぶことができる。
ぶ理由を以下に簡単に説明する。ΔFとFifの関係は次
式(5)であらわされる。 Fif=(F03−F02)×(N−n)=ΔF(N−n) …(5) 図3Bに示すように被測定光Px の周波数Fx が破線で
示すスペクトラムSn とSn+1 との間にあるとすると、
同じ差ビート周波数Fifの値が得られる場合としては周
波数Fx と破線スペクトラムSn の周波数F03(N−
n)の差と、周波数Fx と破線スペクトラムSn+1 の周
波数F03(N−n−1)との差の2つの場合が可能であ
り、後者の場合は計数値nとスペクトラムSn+1 が対応
しないので誤った測定が行われることになる。従って、
差ビート周波数Fifが周波数掃引停止直前に検出したゼ
ロビートの原因となった実線のスペクトラムSn がシフ
トした同じ次数の破線のスペクトラムSn との差周波数
Fifのみを抽出する必要がある。そのためにゼロビート
回数nを計数してから周波数FifがF02/2を越えない
範囲で掃引を停止する必要がある。従ってΔFはΔF<
F02/2(N−n)を満足する任意の値に選べばよい。
次式 F02/2(N−n)>F02/2N>F00/2N が成立するので、ΔFはF00/2Nより小さい値に選べ
ば十分であり、前述のようにNを2×104 、nを10
0程度に選べば、F0 を掃引領域内の任意の値に選び、
かつΔFはF0 /2Nより小となるように選べばよい。
更に好ましくは、被測定光の周波数Fx の変動が最大に
許容できるようにするためΔFを次式 ΔF=F02/4(N−n)≒F0 /4N …(6) のように選ぶ。この場合もNとnを上述のように選べば
掃引領域内の任意に決めた周波数F0 に対しΔFをF0
/4Nに選ぶことができる。
【0019】上述の周波数ΔFの追加の掃引を行う実施
例においては、ゼロビート回数がnとなった時に周波数
掃引を停止して繰り返し周波数F02を測定し、その後周
波数掃引をΔFだけ追加したが、ゼロビート回数がnと
なっても掃引を停止せずそのままΔFだけ追加の掃引を
続けてから停止するようにしてもよい。その場合は周波
数F02の測定を行わず、Nを式(1)と(4)から得ら
れる次式 N=[(Fif+nF03)/(F03−F01)] …(7) によって決定し、そのNと、Fif及びF03の値を式
(4)に代入して周波数Fx を計算する。
例においては、ゼロビート回数がnとなった時に周波数
掃引を停止して繰り返し周波数F02を測定し、その後周
波数掃引をΔFだけ追加したが、ゼロビート回数がnと
なっても掃引を停止せずそのままΔFだけ追加の掃引を
続けてから停止するようにしてもよい。その場合は周波
数F02の測定を行わず、Nを式(1)と(4)から得ら
れる次式 N=[(Fif+nF03)/(F03−F01)] …(7) によって決定し、そのNと、Fif及びF03の値を式
(4)に代入して周波数Fx を計算する。
【0020】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば機械
的可動部がないから光周波数を高精度に測定することが
できる。つまり従来の技術でマイケルソン干渉計を使っ
た波長計では精度が10-6程度であったが、この発明に
よれば10-10 〜10-11 程度の測定精度を得ることが
できる。
的可動部がないから光周波数を高精度に測定することが
できる。つまり従来の技術でマイケルソン干渉計を使っ
た波長計では精度が10-6程度であったが、この発明に
よれば10-10 〜10-11 程度の測定精度を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例を示すブロック図。
【図2】AはCPMレーザダイオードから放射された光
パルスの例を示す図、Bはその光パルスのスペクトラム
を示す図、Cは繰り返し周波数掃引とゼロビート検出と
の説明図である。
パルスの例を示す図、Bはその光パルスのスペクトラム
を示す図、Cは繰り返し周波数掃引とゼロビート検出と
の説明図である。
【図3】Aは周波数掃引前のレーザ光スペクトラムと被
測定光周波数との関係を示す図、Bは周波数掃引後のレ
ーザ光スペクトラムと被測定光周波数との関係を示す図
である。
測定光周波数との関係を示す図、Bは周波数掃引後のレ
ーザ光スペクトラムと被測定光周波数との関係を示す図
である。
【図4】請求項2の発明の実施例を示すブロック図。
Claims (2)
- 【請求項1】 光導波路の長さで定まる共振周波数でモ
ードロックしたレーザ光パルスを発生し、その光パルス
の繰り返し周波数を変化させる周波数制御手段を有する
CPMレーザダイオードよりなる光パルス発振手段と、 上記周波数制御手段にランプ信号を与えて、上記光パル
スの繰り返し周波数を掃引させ、かつそのレーザ光パル
スのスペクトラム周波数を掃引させる周波数掃引制御手
段と、 上記光パルス発振手段より出射した上記レーザ光パルス
と被測定光とを合波する合波手段と、 その合波手段により合波された光を電気信号に変換する
光−電気変換手段と、 上記光パルスのスペクトラム周波数の掃引にもとづき、
上記被測定光の周波数と上記光パルスのスペクトラム周
波数との差ビートを上記電気信号から検出し、その差ビ
ートがゼロビートとになる回数を計数し、その計数値が
所定値nに達すると上記周波数掃引制御手段による周波
数掃引を停止させるゼロビート計数手段と、 上記光−電気変換手段の出力から上記光パルスの繰り返
し周波数成分を取出すバンドパスフィルタを含み、その
バンドパスフィルタの出力から、上記周波数掃引の開始
時と、停止時との上記光パルスの各繰り返し周波数
F 01 、F 02 をそれぞれ計測する周波数測定手段と、 その周波数測定手段で計測した周波数掃引開始時と停止
時との各光パルス繰り返し周波数F 01 、F 02 と、上記所
定値nとを用いて上記被測定光の周波数を算出する演算
手段と、 を具備する光周波数測定装置。 - 【請求項2】 光導波路の長さで定まる共振周波数でモ
ードロックしたレーザ光パルスを発生し、その光パルス
の繰り返し周波数を変化させる周波数制御手段を有する
CPMレーザダイオードよりなる光パルス発振手段と、 上記周波数制御手段にランプ信号を与えて、上記光パル
スの繰り返し周波数を掃引させ、かつそのレーザ光パル
スのスペクトラム周波数を掃引させる周波数掃引制御手
段と、 上記光パルス発振手段より出射した上記レーザ光パルス
と被測定光とを合波する合波手段と、 その合波手段により合波された光を電気信号に変換する
光−電気変換手段と、 上記光パルスのスペクトラム周波数の掃引にもとづき、
上記被測定光の周波数と上記光パルスのスペクトラム周
波数との差ビートを上記電気信号から検出し、その差ビ
ートがゼロビートとになる回数を計数し、その計数値が
所定値nに達すると上記周波数掃引制御手段による周波
数掃引を停止させるゼロビート計数手段と、 上記光−電気変換手段の出力から上記光パルスの繰り返
し周波数成分を取出すバンドパスフィルタを含み、その
バンドパスフィルタの出力から、上記周波数掃引の開始
時と、停止時との上記光パルスの各繰り返し周波数
F 01 、F 02 をそれぞれ計測する周波数測定手段と、 上記光−電気変換手段の出力から上記差ビートの成分を
抽出するローパスフィルタと、 そ のローパスフィルタから抽出された差ビート成分の周
波数F if を測定するビート周波数測定手段とを備え、 上 記周波数掃引制御手段は上記ゼロビート計数手段が上
記ゼロビートを上記所定値nを計数してから更に予め決
めた周波数だけ周波数掃引を追加して停止し、上記演算
手段は上記所定値nと、上記周波数掃引開始時の上記光
パルス繰り返し周波数F 01 と、上記追加の周波数掃引終
了時の上記光パルス繰り返し周波数F 03 と、上記追加の
周波数掃引終了時の上記差ビート成分周波数F if とから
上記被測定光の周波数を算出するように構成されている
ことを特徴とする光周波数測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01101792A JP3292306B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 光周波数測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01101792A JP3292306B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 光周波数測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05203501A JPH05203501A (ja) | 1993-08-10 |
JP3292306B2 true JP3292306B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=11766345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01101792A Expired - Fee Related JP3292306B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 光周波数測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3292306B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010204006A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Anritsu Corp | 光信号モニタ装置及び該装置のサンプリング周波数調整方法 |
JP5429763B2 (ja) * | 2013-05-22 | 2014-02-26 | アンリツ株式会社 | 光信号モニタ装置及び該装置のサンプリング周波数調整方法 |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP01101792A patent/JP3292306B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05203501A (ja) | 1993-08-10 |
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