JP3292234B2 - 収納庫 - Google Patents

収納庫

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JP3292234B2
JP3292234B2 JP32356597A JP32356597A JP3292234B2 JP 3292234 B2 JP3292234 B2 JP 3292234B2 JP 32356597 A JP32356597 A JP 32356597A JP 32356597 A JP32356597 A JP 32356597A JP 3292234 B2 JP3292234 B2 JP 3292234B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス用、倉庫
用、家庭用等の金庫、保管用書庫、書庫室、金庫室等の
収納庫の防盗構造に関する。
【0002】
【従来の技術】金庫や保管用書庫等の収納庫は、正面が
開放された箱形の本体内部に貴重品や書類等の収納物を
収納し、本体の開放部を開閉自在の扉や引き出し自在の
抽斗等の開閉体で覆うことにより、収納物を火災や盗難
より保護している。
【0003】通常の金庫では、本体開放部の囲壁の一側
に扉が開閉自在に支持されており、この扉には、囲壁と
係脱自在であってハンドル等の移動手段によって水平方
向あるいは垂直方向に移動されるロック部材としての
閂、並びに移動手段の操作を規制するシリンダー錠、ダ
イヤル錠等の施錠手段が設けられている。この構成よ
り、本体の開放部を扉で閉塞させて移動手段を操作し、
閂を囲壁に係合させることで扉を本体に対して固定した
後に施錠手段を作動させることにより、移動手段の操作
が規制されて扉が本体に対して完全にロックされる。こ
のとき、閂は囲壁に対して20mm程度挿入されてい
る。
【0004】また、通常の保管用書庫では、本体内部の
空間とほぼ同容量の抽斗が本体の側壁に引き出し自在に
支持されており、この抽斗にも扉と同様の閂や施錠手段
が設けられている。抽斗は、その正面側の壁で本体の開
放部を閉塞させた状態で、移動手段の操作により閂を囲
壁に係合させ、さらに施錠手段を作動されることによっ
て本体に対して完全にロックされる。
【0005】このような収納庫としては、以下のような
ものがある。 耐火金庫 収納物を火災より保護する耐火金庫としては、本体や扉
の内部にセメントと水との混合物等の耐火材を封入して
本体内部への熱の伝達を防ぐものが一般的に知られてお
り、このセメントと水との混合物にパーライトを混合し
たり発泡剤を混合して気泡を発生させることで耐火性を
向上させる技術が知られている。この耐火金庫では、扉
の外枠並びにこの外枠が填る本体開放面の囲壁の縁端を
断面稲妻形状あるいは断面階段形状とし、扉の外枠と前
記縁端との対向部の延べ面積を大きくすることにより本
体外部から内部への火炎、熱、煙等の到達距離を長くす
ることで収納物を保護する、煙返しを含む煙曲げ構造が
採用されている。
【0006】防盗金庫 収納物を盗難より保護する防盗金庫としては、耐火材に
金網や鋼片、高硬度の防御板等を配したものや、耐火材
を覆う鉄板として厚みの大きいものを用いてハンマーに
よる打撃、トーチによる溶断、カッターによる切断、バ
ールによるこじ開け等の破壊行為に対抗する構造となっ
ている。また、施錠手段には、外力によって施錠機構が
破壊された際に閂を自動的に固定する、第2の施錠機構
をもったリ・ロッキング構造(例えば実開昭59−26
164号公報参照)が採用されている。
【0007】強力金庫、超強力金庫、保管用書庫 耐火性能と防盗性能とを兼ね備えた強力金庫や超強力金
庫は、上述した煙曲げ構造を備えると共に耐火材を覆う
鉄板を厚くしたものや、耐火金庫の内部に防盗金庫を入
れた二次庫と呼ばれるこの等がある。保管用書庫として
は、耐火金庫と同様に耐火性能を有するものと耐火性能
を有していないものとがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の耐火金庫では、
防盗金庫と同様に耐火材に金網、鋼片、防御板等を埋設
したり、これらの材質、数量、あるいは厚みを変化させ
ることにより、破壊、溶断、切断、こじ開けに対する抵
抗力を変化させることができる。このうち、最も対策の
難しいこじ開けに対して抵抗力を上げる場合には、閂を
複数設けることや変形しにくい高硬度の防御板を複数用
いること等が考えられる。
【0009】しかし、通常、オフィスや家庭等で用いら
れている金庫のほとんどが耐火金庫であり、複数の閂を
設ける対策を施しても閂が本体に対してせいぜい20m
m程度挿入されているに過ぎないため、長尺のバールを
用いて閂が嵌合している本体側壁を大幅に変形させるこ
とで本体と閂との係合を簡単に外すことができ、扉が短
時間で開放されてしまう。また、高硬度の防御板を複数
用いる対策では、コストアップしてしまうと共に重量が
大幅に増大してしまうという問題点がある。
【0010】強力金庫、超強力金庫では、鉄板の厚みが
十分に大きいためにこじ開けに対する抵抗力は十分であ
るが、鉄板の厚みが大きいために金庫の重量が増大して
しまうと共に、通常の耐火金庫に比較して価格が大幅に
増大してしまうという問題点がある。特に重量が増大し
てしまう(小型金庫では50kg以下程度、耐火金庫で
は200〜300kg程度であるのに対し強力金庫ある
いは超強力金庫では800〜1000kg程度)と、壁
際や梁の上等の強度の高い場所に金庫の設置場所が限定
されてしまうために(建築基準法による建物の床の強度
は、住宅、病室では180kg/m、教室では230
kg/m、事務所、百貨店では300kg/mであ
る)レイアウト上の問題となると共に、他の場所に設置
する場合には補強材を設けなくてはならず、その分コス
トアップしてしまう。
【0011】本発明は、上述の問題点を解決し、コスト
や重量を増大させることなく、防盗性を向上させること
ができる耐火金庫、保管用書庫等の収納庫の提供、並び
に防盗性能をさらに向上させることができる防盗金庫、
強力金庫、超強力金庫等の収納庫の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
正面が開放された本体と、前記本体の開放部を開閉する
開閉体と、前記開放部を閉じた状態で前記開閉体を固定
するロック部材と、前記ロック部材を前記開閉体が固定
されるロック位置と前記開閉体の固定が解除される非ロ
ック位置とに移動させる移動手段とを有する収納庫にお
いて、前記ロック部材が前記本体または前記開閉体のう
ちの少なくとも一方に少なくとも1つ設けられ、前記ロ
ック部材がロック位置において係合する部位のうちの少
なくとも1つに少なくとも1つ、前記ロック部材がロッ
ク位置にあるとき該ロック部材のうちの少なくとも1つ
の、前記係合する部位に進入した部位に対して係合して
前記ロック部材を固定する第2ロック部材を具備し、前
記ロック部材と第2ロック部材とが連動可能に構成され
ていることを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の収
納庫において、さらに前記移動手段と前記ロック部材と
第2ロック部材とがカム機構で連結されていることを特
徴とする。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例に用いられ
る、収納庫としての金庫1の斜視図を示している。金庫
1は、本体2と開閉体としての扉3とから主に構成され
ている。
【0015】直方体あるいは立方体形状の本体2は、図
2に示すように、各壁面の両面が鉄板2aで覆われてお
り、各鉄板2a間にはセメントと水との混合物からなる
耐火材2bが充填されている。本体2の正面の壁面2A
の一部には開放部2Bが形成されており、この開放部2
Bは、壁面2Aに取り付けられた蝶番4,4で一側部を
回動自在に支持された扉3によって開閉される。本体2
の内部には図示しない棚板が、その配設高さを調整可能
に複数設けられている。
【0016】耐火材としては、セメントと水との混合物
の他、漆喰、石膏、乾式耐火材、セメントボード、セラ
ミック、セメントにシリカゲルやゼオライト、二酸化珪
素、パーライト(商品名)、ベロコーム(商品名)、あ
るいは他の発泡剤(2種以上の組み合わせも可)等を混
合したもの、セラタイカ(商品名)、コンクリート、珪
藻土、珪酸カルシウム等が挙げられる。これらは単独で
用いても併用してもよく、併用する場合には、例えばセ
メントの内部に蝋、紙、ウレタン樹脂あるいは木材等を
封入したりこれらを層状とした構成、あるいは耐火材の
内部に水を包んだビニール等を封入した構成としてもよ
い。また、鉄板2aに代えて、アルミニウム板、ステン
レス板等を含む金属板を用いてもよい。
【0017】本体2の底壁2Cには貫通穴が形成されて
おり、図4に示すように、本体2は扉3を開放した状態
で床10に埋設されたアンカーナット11aに六角穴付
きボルト11bによって締結されて固定される。底壁2
Cと床10との間には、ボルト11bを熱から守るため
のリング状の耐火材11cが配設されている。本体2の
側壁の厚みWは30〜200mm程度であり、本実施例
では100mmである。
【0018】扉3の両面も本体2と同様に鉄板3aで覆
われており、内部には本体2と同様にセメントと水との
混合物からなる耐火材3bが充填されている。耐火材3
bとしては本体2と同様に他の物質を用いてもよい。扉
3は、図2に示すように、その右側縁部を各蝶番4によ
って本体2に対して回動自在に支持されており、開放部
2Bを開閉可能に構成されている。扉3には、図1、図
2に示すように、開放部2Bを閉じた状態で扉3を本体
2に対して固定するためのロック部材としての閂5、閂
5を移動させるためのハンドル6、ハンドル6の作動を
固定するダイヤル錠7及びシリンダー錠8が設けられて
いる。
【0019】本体2と扉3との嵌合部9a,9bは、そ
れぞれ断面稲妻形状を呈すべく折り返した形に構成され
ており、いわゆる煙曲げ構造を呈している。煙曲げ構造
を呈した煙曲げ部としては図2に示すものの他、図3に
示すものをも含む。
【0020】扉3の外側にはハンドル6が回動自在に取
り付けられており、扉3の内側には、ハンドル6と接続
され、閂5を図2に実線で示す非ロック位置と二点鎖線
で示すロック位置とに移動させるための移動手段12が
配設されている。閂5及び移動手段12は、扉3の内側
に取り付けられたケース13の内部に収納されており、
ケース13には閂5の先端部を外部に臨ませるための開
口13Aが形成されている。閂5は、ロック位置におい
て、その先端部を開口13Aより20mm以上突出させ
る。
【0021】移動手段12は、図2、図5に示すよう
に、ハンドル6と、その中心にハンドル6の軸部6aを
取り付けられたカム機構をなす円板14とから主に構成
されている。円板14の、金庫1の内部側に相当する面
の外周近傍には連結板15の一端が回動自在に取り付け
られており、連結板15の他端には、その先端部に閂5
を固着された走り板16が移動可能に取り付けられてい
る。
【0022】直径9〜75mm程度、多くは16mmあ
るいは20mm程度の丸棒からなる閂5は、走り板16
の端部に溶接、リベット、ねじ止め等によって固着され
ており、その先端部寄りには凹部5aが形成されてい
る。閂5の先端は、見栄えを向上させるため、扉3が開
放されたときにケース13の側面と同一面を形成すべく
斜めに形成されている。走り板16は、図示しないガイ
ド部材によってガイドされ、ハンドル6の回動に伴って
図5に二点鎖線で示す位置に平行移動される。
【0023】閂5は、熱処理可能な材質によって構成さ
れており、少なくとも凹部5aが形成された部位には硬
化処理が施されている。また、閂5として高硬度部材か
らなるもの、あるいは少なくとも凹部5aが形成された
部位が高硬度の材質によって構成された、2種以上の材
質からなるもの等を用いてもよい。なお、閂5の直径と
しては上述の限りではない。
【0024】円板14の、金庫1の外部側に相当する面
の外周近傍には、作動片17の一端が回動自在に取り付
けられている。先端17aの下部が斜めに削ぎ落とされ
て傾斜部17bを形成された板材からなる作動片17
は、閂5の非ロック位置(図5に実線で示す)における
円板14に対する取り付け位置が、軸部6aの軸心より
鉛直上方に伸ばした垂線に対しての角度がθとなる位置
に取り付けられ、ハンドル6を図5の時計回りに回動さ
せて閂5をロック位置(図5に二点鎖線で示す)に位置
決めしたときに、軸部6aの軸心より鉛直上方に伸ばし
た垂線に対しての角度がθとなるように構成されてい
る。
【0025】作動片17は、閂5の非ロック位置に対応
した初期位置において、その先端17aの位置が閂5の
先端位置よりもケース13の内部側に位置するように配
置されている。作動片17も図示しないガイド部材によ
ってガイドされており、ハンドル6の回動に伴って平行
移動される。
【0026】作動片17は熱処理可能な材質によって構
成されており、少なくとも先端17a及び傾斜部17b
には硬化処理が施されている。作動片17としては、高
硬度部材からなるもの、あるいは少なくとも先端17a
及び傾斜部17bが高硬度の材質によって構成された、
2種以上の材質からなるもの等を用いてもよい。
【0027】上述したように、閂5の非ロック位置から
ロック位置への移動は、ハンドル6を図5の時計方向に
角度2θで回動させることで行われるわけであるが、こ
のときの閂5の移動量は、図6に示すように、非ロック
位置X1からロック位置X2までの間の、水平線Yを挟
んだ等角度である角度2ψを除いた角度ωまでの回動で
ほぼ決められ、角度2ψ間の回動では微少距離(図5に
符号δで示す)だけ往復動するに過ぎない。
【0028】これに対して作動片17の移動量は、その
初期位置x1から最終位置x2(この実施例では非ロッ
ク位置x1と重なっている)までの間、回動角度に比例
して大きくなるため、閂5が微少距離δで往復動してい
る間にも作動片17は角度2ψの回動量に応じた移動量
で移動する。これにより、閂5の先端と作動片17の先
端17aとの間には、図5に符号Lで示す移動距離の差
が生じることとなる。作動片17は、円板14が角度ω
だけ回動して閂5の先端位置が図5に二点鎖線で示す位
置となったときに、その先端17aの位置が凹部5aの
ほぼ中央に位置するように構成されている。
【0029】本体2の、嵌合部9a側の閂5のロック位
置と対応する位置には、ケース13より突出した閂5の
先端部を収納するための収納部2Dが形成されている。
収納部2Dの入口側には、鉄板2aよりも十分に厚い鉄
板2cが配設されており、鉄板2cには閂5の直径より
も若干大きく形成された穴2caと、作動片17が通過
可能な穴2cb(図7参照)とが設けられている。
【0030】収納部2Dの内部には、図7に示すように
第2ロック部材としての係合片18が配設されている。
中央やや下方寄りに作動片17が通過可能な穴部18a
を形成された板材からなる係合片18は、図示しないガ
イド部材によって収納部2D内を上下動自在にガイドさ
れており、その一端には、一端を収納部2D内に固着さ
れ係合片18に対して上方への付勢力を付与する引張ば
ね19の他端が取り付けられている。
【0031】また収納部2D内には、係合片18を図に
実線で示す位置から上方へ向けての移動を規制する図示
しないストッパーが取り付けられている。係合片18
は、その厚みが凹部5aの幅から微少距離δの幅を差し
引いた値よりも若干小さくなるように構成され、穴部1
8aは係合片18が図7の実線位置にあるときに先端1
7aが進入可能である位置に形成されている。
【0032】係合片18は熱処理可能な材質によって構
成されており、少なくともその先端(引張ばね19の他
端が取り付けられた側と対向する側の端部)及び穴部1
8aの周囲には硬化処理が施されている。係合片18と
しては、高硬度部材からなるもの、あるいは少なくとも
先端及び穴部18aの周囲が高硬度の材質によって構成
された、2種以上の材質からなるもの等を用いてもよ
い。
【0033】上述の構成より、扉3によって開放部2B
を閉塞した状態でハンドル6を操作すると、閂5は図7
に実線で示す非ロック位置から穴2caを通って収納部
2D内に進入し、図7に二点鎖線で示すロック位置に位
置決めされる。この閂5の移動に伴い、作動片17も図
7に実線で示す位置から右方へ向けて移動する。作動片
17は穴2cbを通って収納部2D内に進入した後、そ
の先端17aを穴部18aに進入させる。作動片17が
先端17aを穴部18aに進入させる位置は、円板14
が角度ωだけ回動されたときにほぼ等しく、このとき閂
5は既に図5に二点鎖線で示すロック位置に移動してい
る。
【0034】その後、閂5が微少距離δを往復動する間
に、作動片17は図5に二点鎖線で示す位置に移動する
が、この移動時において作動片17の傾斜部17bが係
合片18の穴部18aに当接し、係合片18を引張ばね
19の付勢力に抗して下方へと移動させる。これにより
係合片18の下端が凹部5aと係合し、閂5と係合片1
8とは図7に二点鎖線で示すロック位置に位置決めされ
る。
【0035】閂5と係合片18とをロック位置に位置決
めした後にダイヤル錠7及びシリンダー錠8を施錠する
ことにより、金庫1は完全にロックされた状態となる。
この状態より金庫1の外側から嵌合部9aの隙間にバー
ルの先端を挿入して扉3をこじ開けようとしても、閂5
が穴2caに嵌合しかつ凹部5aと係合片18の下端と
が係合しているために本体2と扉3との係合が容易には
外れず、防盗性を向上させることができる。
【0036】図8は、本発明の第2の実施例に用いられ
る金庫91の前端部の部分断面図である。この金庫91
は、金庫1と比較すると、本体2及び扉3に代えて本体
92及び扉93を用いる点において相違している。
【0037】各壁面の両面が鉄板92aで覆われ、各鉄
板92a間にセメントと水との混合物からなる耐火材9
2bが充填されてなる本体92の内側にはケース95が
取り付けられ、ケース95の内部には第1の実施例と同
様の移動手段12が配設されている。
【0038】各壁面の両面が鉄板93aで覆われ、各鉄
板93a間にセメントと水との混合物からなる耐火材9
3bが充填されてなる扉93の内側には、第1の実施例
と同様の鉄板2cを有する収納部2Dが形成され、収納
部2Dの内部には係合片18が上下動自在に配設されて
いる。扉93の外面には、扉93を開放するための取手
94が取り付けられている。
【0039】このように、本体側に閂及び移動手段を、
扉側に第2ロック部材をそれぞれ配置し、本体側から扉
側へ向けて閂を突出させることにより扉を本体に対して
固定する構成としても、第1の実施例と同様の作用効果
を得ることができる。
【0040】図9は、第2ロック部材の施錠機構の一例
を示している。同図において、本体2と同様に鉄板12
8aの内部に耐火材128bを充填してなる本体128
には、その煙曲げ部に収納部128Aが形成され、収納
部128Aには鉄板128aよりも十分に厚く、ロック
部材としての閂が通過可能な穴129aを有する鉄板1
29が取り付けられている。
【0041】収納部128Aの内部であって、穴129
aよりも上方に位置する部位には、係合片18と同様に
収納部128A内を図の実線位置と二点鎖線位置とに上
下動自在な第2ロック部材としての係合片130が配設
されている。係合片130の図において左側部には切欠
部130aが形成されている。
【0042】本体128の、収納庫外側に面する耐火材
128b中にはシリンダー錠131が配設されている。
シリンダー錠131は、収納庫外側に面する鉄板128
aの外部に臨む鍵受け部131aと機構部131bと作
動片131cとを有しており、鍵受け部131aに鍵が
差し込まれて回動されたときに、機構部131bより作
動片131cが突出する通常の構成である。シリンダー
錠131は、作動片130が図示しない閂と係合する図
の実線位置に位置決めされたときに、その作動片131
cが切欠部130aと係合する位置に配置されている。
【0043】上述の構成とすることにより、ロック部材
の施錠手段の他に第2ロック部材専用の施錠手段を有す
るので、防盗性を向上させることができる。なお、上記
各実施例では第2ロック部材がロック部材の移動と連動
するため、ロック部材の施錠手段が第2ロック部材の施
錠手段を兼用することとなるが、この場合であっても第
2ロック部材専用の施錠手段を別に設けてもよい。
【0044】上記各実施例では、ロック部材である閂5
に凹部5aを形成し、これに第2ロック部材である係合
片18を係合させる構成としたが、凹部5aに代えて図
10、図11に示す孔5b,5cを形成し、係合片18
に代えて各孔5b,5cに係合する係合片を用いてもよ
い。各孔5b,5cの形状は丸でも角でも何でもよい。
この場合、係合片の先端を尖らせることが望ましい。
【0045】上記各実施例では、ロック部材として直径
12〜35mm程度の丸棒からなる閂5を用いた例を示
したが、ロック部材としては楕円形状の丸棒、正方形や
長方形等の断面多角形状の角棒、丸パイプ、角パイプ、
平鋼等の板材、ブロック等を用いてもよい。
【0046】またロック部材として、少なくともその先
端がセラミックやSUS304等の、鋼材例えば軟鋼よ
りも熱伝導率の低い物質で形成された閂、少なくともそ
の先端がSUS304で爆着された閂、あるいは少なく
ともその先端がセラミック、SUS304、ロックウー
ル、コンクリート、クロムメッキ、ホーロー、図12に
示すように内部にパラフィン等の低融点部材68を詰め
たカバー69等の、鋼材例えば軟鋼よりも熱伝導率の低
い物質で被覆された閂を用いることにより耐火性を向上
させることができる。カバー69に詰める物質として
は、パラフィンの他、木材(好ましくは桐)、チップボ
ード、木毛部材、灰等、鋼材例えば軟鋼よりも熱伝導率
の低い物質であれば何でもよい。
【0047】上記各実施例の変形例として、扉3,93
に代えて、図13に示すように、周囲を鉄板62aで覆
われると共に内部にセメントと水との混合物である耐火
材62bを充填されて形成され、周壁前端面である嵌合
部9a側の側壁の前面部を覆うように構成された開閉体
としての扉62を用いてもよい。この扉62を用いるこ
とにより、側壁の前面部と扉62との対向部である隙間
63にバールの先端を挿入して扉62をこじ開けようと
しても、こじ開ける方向に対してロック部材が抵抗とな
り、上記各実施例に比較してこじ開けが困難となって防
盗性が向上する。この周壁前端面を覆う扉としては、図
示のように側壁の前面部全てを覆うものの他、側壁の前
面の一部(例えば半分あるいは3分の1等)を覆うもの
を用いてもよい。
【0048】また、図41(a),(b),(c),
(d)に示すように、それぞれ多角形(図では四角形)
の本体108,109,110,111と扉112,1
13,114,115とを用い、各本体108,10
9,110,111の開放部108A,109A,11
0A,111Aを形成する囲壁の少なくとも1辺を各扉
112,113,114,115で覆うような構成とし
てもよい。この場合も周壁の1辺全てを覆うものの他、
周壁の1辺の一部を覆うものを用いてもよい。この構成
は他の形状(円形、楕円形、不定形等)の本体と扉とを
有する収納庫にも適用可能である。
【0049】上記各実施例の他の変形例として、図15
に示すように、周囲を鉄板81aで覆われると共に内部
にセメントと水との混合物からなる耐火材81bを充填
されて形成された本体81を用い、壁面81Aに、これ
に連続する本体81の側壁81Dの厚みWよりもその幅
が大きくなるように前面壁81Cが形成されるべく、開
放部81Bを形成した構成としてもよい。このような構
成とすることにより、火災の際に前面壁81Cが変形し
にくく、耐火性能を向上させることができる。この場合
も上述と同様に、前面壁81Cの全てあるいは一部を覆
う扉を使用することが可能である。前面壁81Cは、図
16、図17に示すように、本体外部側の幅L01が側
壁81Dの厚みWよりも小さく、本体内部側の幅L1が
側壁81Dの厚みWよりも大きく形成された構成を採用
してもよい。
【0050】上記各実施例のさらに他の変形例として、
図18に示すように、周囲を鉄板82aで覆われると共
に内部にセメントと水との混合物からなる耐火材82b
を充填されて形成された本体82と、周囲を鉄板83a
で覆われると共に内部にセメントと水との混合物からな
る耐火材83bを充填されて形成された扉83と、周囲
を鉄板84aで覆われると共に内部にセメントと水との
混合物からなる耐火材84bを充填されて形成された子
扉84とからなり、蝶番4で開閉自在に支持された扉と
蝶番85で開閉自在に支持された子扉84とで本体82
の開放部を開閉する子扉付きの構成としてもよい。
【0051】扉83の内側にはケース96が取り付けら
れ、その内部には移動手段12が配設されている。ケー
ス96には閂5の先端が出入りするための開口が形成さ
れている。子扉84の外側には取手97が、その内側に
はケース98が取り付けられている。取手97は子扉8
4に固着され、子扉84は図示しない固定部材によって
本体82に固定されている。この図示しない固定部材
は、子扉84の側面あるいは内面において係合状態と解
除状態とを手動により操作可能となっており、この固定
部材を解除することで子扉84が開放される。ケース9
8は、扉83と対応する側面に閂5の先端が出入り可能
な穴を有する鉄板99が取り付けられると共に、内部に
上下動自在な係合片18が配設されており、閂5の先端
を収納する収納部98Aを形成している。本体82と扉
83との嵌合部86a、本体82と子扉84との嵌合部
86b、扉83と子扉84との嵌合部86cはそれぞれ
煙曲げ構造となるように形成されている。
【0052】このような構成とすることにより、火災の
際に子扉84が変形しにくく、耐火性能を向上させるこ
とができる。なお、ロック部材は、図18に示すように
子扉84の内部で第2ロック部材と係合する構成として
も、子扉84を貫通した後に本体82の内部において第
2ロック部材と係合する構成としても、これらを組み合
わせた構成としてもよい。
【0053】本明細書における扉の固定とは、本体の開
放部を閉じた状態で扉が開放されないことを示し、ロッ
ク部材が扉と本体とを係合する直接的固定と、ロック部
材が扉と子扉とを係合する間接的固定とを含む。
【0054】上記各実施例のさらに他の変形例として、
図19に示すように、周囲を鉄板87aで覆われると共
に内部にセメントと水との混合物からなる耐火材87b
を充填されて形成された本体87と、周囲を鉄板88a
で覆われると共に内部にセメントと水との混合物からな
る耐火材88bを充填されて形成された右扉88と、周
囲を鉄板89aで覆われると共に内部にセメントと水と
の混合物からなる耐火材89bを充填されて形成された
左扉89とからなり、蝶番4で開閉自在に支持された右
扉88と蝶番85で開閉自在に支持された左扉89とで
本体87の壁面87Aに形成された開放部87Bを開閉
する両扉の構成としてもよい。
【0055】右扉88の内側にはケース100が、左扉
89の内側にはケース101がそれぞれ取り付けられ、
各ケース100,101の少なくとも一方の内部には移
動手段12が配設されている。図示の例ではケース10
0の内部に移動手段12が設けられ、ケース101には
その側面に閂5の先端が出入り可能な穴を有する鉄板1
02が取り付けられると共に、内部に上下動自在な係合
片18が配設されており、収納部98Aを形成してい
る。ケース101の内部には、図19の紙面方向、すな
わち金庫の上下方向に進退自在な図示しない閂が配設さ
れており、この図示しない閂は左扉89の外部に設けら
れたハンドル103によって移動される。本体87と右
扉88との嵌合部90a、本体87と左扉89との嵌合
部90b、右扉88と左扉89との嵌合部90cはそれ
ぞれ煙曲げ構造となるように形成されている。なお、ロ
ック部材は、図19に示すように扉の内部で第2ロック
部材と係合する構成としても、扉を貫通した後に本体内
部において第2ロック部材と係合する構成としても、こ
れらを組み合わせた構成としてもよい。
【0056】本明細書における各扉の固定とは、本体の
開放部を閉じた状態で各扉が開放されないことを示し、
ロック部材が各扉と本体とを係合する直接的固定と、ロ
ック部材が一方の扉と本体(他方の扉は一方の扉によっ
て押さえ込まれる)、あるいは各扉同士を係合する間接
的固定とを含む。
【0057】本明細書における子扉とは、扉に対する大
きさの比率には規定されず、外部正面にハンドル、握り
手、つまみ、取手、施錠手段等を有していてもよい。た
だし、本体に対して嵌合あるいは係合することで子扉自
体を本体に対して固定する固定部材を有し、この固定部
材が上述のハンドル、握り手、つまみ、取手、施錠手段
等と連動しない構成となっていることが不可欠である。
固定部材は子扉の正面側からは操作することができず、
子扉の側面あるいは子扉の裏面側で作動させる。また固
定部材としては、ラッチやクリック、さらには子扉を本
体に対して着脱、ねじ止め、ねじ込み等の手段によって
固定するものも含む。
【0058】また両扉とは、左右の扉の大きさには関係
なく、外部に設けられたハンドルや施錠手段等と固定部
材の作動部とが連動していて、外部より固定部材や施錠
手段の移動を行うことが可能なものをいう。
【0059】この構成の相違より、子扉はその内部に固
定部材の作動機構を持たず(持っても小さい)、また、
その前面に外部から内部への貫通穴(固定部材の作動機
構と直結したハンドル軸用の穴等)を持たないので、ハ
ンドルと固定部材の作動部とが連動していて、正面から
の固定部材の操作が可能な両扉に比較して操作性は劣る
ものの固定部材の作動機構の占有体積が小さくて済み、
耐火材の収納量が増大することで耐火性が向上すると共
に、断面性能が向上することで防盗性が向上するという
利点を有する。
【0060】上記各実施例では、ロック部材の上方より
第2ロック部材を落とし込む構成を示したが、第2ロッ
ク部材をロック部材の下方より押し上げる構成としても
よい。さらに上記各実施例では、1つのロック部材に1
つの第2ロック部材が係合する構成を示したが、1つの
ロック部材に複数の第2ロック部材が係合する構成、複
数のロック部材に複数の第2ロック部材が係合する構成
を採用してもよい。すなわちロック部材が1つだけ設け
られている場合には、このロック部材に少なくとも1つ
の第2ロック部材が、またロック部材が複数設けられて
いる場合には、そのうちの少なくとも1つのロック部材
に少なくとも1つの第2ロック部材が係合する構成を採
用すればよい。
【0061】上記各実施例では、開閉体である扉が四角
形のもののみを示したが、扉の形状はこれに限られず、
図20(a)ないし(h)に示すように円形や多角形、
楕円形、対称形、不定形等、様々な形状を採用すること
が可能である。また、図20(i),(j)に示すよう
に、子扉付きのものや両扉のものにも様々な形状の扉あ
るいは子扉を適用することができる。さらに、本体の形
状も多角形、楕円形、菱形等、様々なものを採用するこ
とができ、安定性を高めるために台座を設けた形状とす
ることも可能である。
【0062】上記各実施例及び変形例では、収納庫とし
て片扉右開き金庫、子扉付き金庫、両扉金庫を示した
が、収納庫としてはこの他、片扉左開き金庫、上下ある
いは左右に複数の扉を有する金庫、引き戸及び引き違い
戸式金庫、壁面収納庫、金庫の内部にさらに他の金庫を
収納した二次庫、保管用書庫、金庫室や書庫室等の壁面
に埋設された収納体、さらには組立式金庫、組立式金庫
室等にも本発明を適用することができる。
【0063】上記各実施例及び変形例では、収納庫とし
て本体と扉との嵌合部に耐火構造である煙曲げ部を有す
るものを例示したが、本発明が適用可能な収納庫として
は必ずしも耐火構造である必要はない。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、ロック部材と第2ロッ
ク部材とが連動して係合するので、収納庫の外側から本
体と開閉体との隙間にバールの先端を挿入して開閉体を
こじ開けようとしても、ロック部材が固定されかつロッ
ク部材に第2ロック部材が係合しているために本体と開
閉体との係合が容易には外れず、防盗性を向上させるこ
とができると共に、1工程でロック部材と第2ロック部
材とをロック位置あるいは非ロック位置に選択的に位置
決めすることができ、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を採用した金庫の斜視図
である。
【図2】本発明の第1の実施例を説明する金庫前端部の
部分断面図である。
【図3】他の煙曲げ部を示す部分断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例を説明する金庫底部の部
分断面図である。
【図5】本発明の第1の実施例に用いられる移動手段を
説明する図である。
【図6】本発明の第1の実施例に用いられる移動手段の
動作を説明する図である。
【図7】本発明の第1の実施例に用いられるロック部材
と第2ロック部材とを説明する図である。
【図8】本発明の第2の実施例を説明する金庫前端部の
部分断面図である。
【図9】本発明の第1または第6の各実施例の変形例に
用いられる第2ロック部材の施錠手段を説明する図であ
る。
【図10】本発明の第1または第2の各実施例にそれぞ
れ適用可能なロック部材を示す図である。
【図11】本発明の第1または第2の各実施例にそれぞ
れ適用可能なロック部材を示す図である。
【図12】本発明の第1または第2の各実施例にそれぞ
れ適用可能なロック部材を示す図である。
【図13】本発明の第1または第2の各実施例の変形例
に用いられる扉を説明する金庫前端部の部分断面図であ
る。
【図14】本発明の第1または第2の各実施例の変形例
に用いられる本体と扉とを説明する金庫の正面図であ
る。
【図15】本発明の第1または第2の各実施例の変形例
を説明する金庫前端部の部分断面図である。
【図16】本発明の第1または第2の各実施例の変形例
に用いられる本体及び扉を説明する金庫前端部の部分断
面図である。
【図17】本発明の第1または第2の各実施例の変形例
に用いられる本体及び扉を説明する金庫前端部の部分断
面図である。
【図18】本発明の第1または第2の各実施例の変形例
を説明する子扉付き金庫前端部の部分断面図である。
【図19】本発明の第1または第2の各実施例の変形例
を説明する両扉金庫前端部の部分断面図である。
【図20】本発明の第1または第2の各実施例の変形例
を説明する金庫の概略図である。
【符号の説明】
1,91 収納庫(金庫) 2,81,82,8792,128 本体 2B,81B,87B 開放部 3,62,83,88,89,93,112,113,
114,115 開閉体(扉) 5 ロック部材(閂) 12 移動手段 18,130 第2ロック部材(係合片)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 恒松 信一郎 熊本県熊本市上熊本3丁目8番1号・金 剛株式会社内 (56)参考文献 実開 昭54−21091(JP,U) 特表 平9−502775(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05G 1/00 - 1/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正面が開放された本体と、前記本体の開放
    部を開閉する開閉体と、前記開放部を閉じた状態で前記
    開閉体を固定するロック部材と、前記ロック部材を前記
    開閉体が固定されるロック位置と前記開閉体の固定が解
    除される非ロック位置とに移動させる移動手段とを有す
    る収納庫において、 前記ロック部材が前記本体または前記開閉体のうちの少
    なくとも一方に少なくとも1つ設けられ、前記ロック部
    材がロック位置において係合する部位のうちの少なくと
    も1つに少なくとも1つ、前記ロック部材がロック位置
    にあるとき該ロック部材のうちの少なくとも1つの、前
    記係合する部位に進入した部位に対して係合して前記ロ
    ック部材を固定する第2ロック部材を具備し、 前記ロック部材と第2ロック部材とが連動可能に構成さ
    れていることを特徴とする収納庫。
  2. 【請求項2】前記移動手段と前記ロック部材と第2ロッ
    ク部材とがカム機構で連結されていることを特徴とする
    請求項1記載の収納庫。
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