JP3290076B2 - ポリプロピレン樹脂組成物 - Google Patents
ポリプロピレン樹脂組成物Info
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Description
性、耐衝撃性及び成形性に優れるとともに、外観の良好
な成形品を提供することのできるポリプロピレン系樹脂
組成物に関する。本発明は、インストルメントパネル類
やトリム類を中心とする自動車内装用部品に好適に使用
することができる。
ブロック共重合体などのポリプロピレン系樹脂を主成分
に、エチレン・プロピレンゴムやエチレン・ブテンゴ
ム、スチレン・ブタジエンブロック共重合体の水添物な
どのエラストマー、及びタルクなどの無機充填剤を組み
合わせたポリプロピレン系樹脂組成物は、剛性や耐衝撃
性に優れ、高い成形性を有しているため、自動車部品用
途に広く用いられてきた。また、ポリプロピレン系樹脂
やエラストマー、あるいは無機充填剤を変えることによ
り、ポリプロピレン系樹脂組成物の剛性や耐衝撃性、成
形性などを改良することが色々と検討されてきた。
は、結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合体と特
定のエチレン・α−オレフィン共重合体ゴム、及びタル
クを組み合わせたもの(特開昭58−168649号)
がある。また、結晶性エチレン・プロピレンブロック共
重合体に特定の水添スチレン・ブタジエンブロック共重
合体、エチレン・プロピレンゴム、及びタルクを組み合
わせること(特開平3−172339号)も検討され
た。更に、結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合
体に特定の水添スチレン・ブタジエンブロック共重合
体、エチレン・ブテンゴム、及びタルクを組み合わせる
こと(特開平4−57848号)も検討された。
ストルメントパネル類やトリム類を中心とする自動車内
装部品用ポリプロピレン系樹脂には、高剛性化、高衝撃
化及び成形性の容易さに加え、部品製造工程の簡略化の
見地から無塗装化に対応できる外観品質(例えばフロー
マークの発生がなく、低光沢であることなど)が求めら
れている。
レン系樹脂組成物は、機械的物性については確かに高い
レベルにあるが、成形加工の容易さという点では、流動
性が充分とは言えない。また、単に流動性だけを上げた
場合は、耐衝撃性が大幅に低下する。更に、自動車内装
用部品としての外観品質、例えばフローマークや表面光
沢等も充分満足できるものとは言えない。
てなされたものであり、剛性、耐熱変形性、耐衝撃性及
び成形性に優れるとともに、外観の良好な成形品を提供
できるポリプロピレン系樹脂組成物を得ることを目的と
する。
め、本発明者は、主成分である結晶性エチレン・プロピ
レンブロック共重合体のポリマー組成と添加するエチレ
ン・α−オレフィン共重合体ゴムの最適化について鋭意
研究した。その結果、特定の組成を有する二つの結晶性
エチレン・プロピレンブロック共重合体を特定の割合で
組み合わせて、特定の性質を有するエチレン・α−オレ
フィン共重合体ゴムやタルクと複合することにより、高
流動性で、かつ剛性、耐熱変形性及び耐衝撃性に優れ、
更に外観的には、フローマークの発生がなく、かつ低光
沢である成形品、つまり無塗装化に対応できる成形品を
提供できるポリプロピレン系樹脂組成物を得ることがで
きることを見出した。
つ固有粘度(135℃、デカリン中)が6dl/g以上
である室温p−キシレンに可溶なフラクションAcを含
有する結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合体、 成分(B):エチレン含有量が27〜50重量%で、か
つ固有粘度(135℃、デカリン中)が4dl/g以下
である室温p−キシレンに可溶なフラクションBcを含
有する結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合体、 成分(C):シングルサイト系触媒を用いて重合され
た、分子量分布(Mw /Mn )が2.5以下で、かつ、
メルトフロー比(MI10/MI2.16)が6〜15の範囲
(但し、MI10は190℃、10kg荷重のメルトイン
デックス、MI2.16は190℃、2.16kg荷重のメ
ルトインデックスを表す)にあり、α−オレフィンの共
重合割合が70モル%以下であるエチレン・α−オレフ
ィン共重合体、及び 成分(D):レーザー回折法により測定した平均粒子径
が3〜7μmのタルクを含み、(a)前記成分(A)と
(B)との合計重量に対する前記室温p−キシレン可溶
フラクションAc及びBcの重量分率As及びBsが下
記関係式(1)、(2): As+Bs=7〜15重量% (1) As/(As+Bs)=0.1〜0.6 (2) を満たし、(b)前記成分(A)及び(B)のそれぞれ
に含まれるポリプロピレン成分のアイソタクチックペン
タッド分率(mmmm)が96%以上で、かつ成分
(A)と(B)との混合物のメルトフローレート(23
0℃、2160g)が30〜70g/10分であり、
(c)前記成分(A)及び(B)の合計含有率が50〜
80重量%、前記成分(C)の含有率が5〜20重量
%、かつ前記成分(D)の含有率が15〜30重量%で
あり、そして(d)前記成分(A)、(B)、(C)及
び(D)からなる組成物のメルトフローレート(230
℃、2160g)が25g/10分以上であることを特
徴とするものである。
する。本発明に用いられる成分(A)及び(B)は、と
もに結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合体であ
り、これら結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合
体は、結晶性プロピレンホモポリマー(以下ポリプロピ
レン成分と言う)とエチレン・プロピレン共重合体(以
下E/P共重合体ゴムと言う)との混合物である。結晶
性エチレン・プロピレンブロック共重合体の製造は、二
段重合法により行われ、第一工程でポリプロピレン成分
の重合を行い、第二工程でE/P共重合体ゴムの重合を
行う。重合反応は、通常、チーグラーナッタ型触媒と呼
称される三塩化チタン及びアルキルアルミニウム化合物
との組合せ触媒の存在下、あるいはマグネシウム化合物
とチタン化合物との複合触媒の存在下等にて行われる。
共重合体である成分(A)及び(B)は、それぞれに含
まれるポリプロピレン成分のアイソタクチックペンタッ
ド分率(mmmm)が96%以上で、成分(A)と
(B)との混合物のメルトフローレート(MFR:23
0℃、2160g)が30〜70g/10分である。こ
こで、アイソタクチックペンタッド分率とは、13C−N
MRを使用して測定される結晶性ポリプロピレン分子鎖
中のペンタッド単位でのアイソタクチック連鎖であり、
プロピレンモノマー単位で5個連続してメソ結合した連
鎖の中心にあるプロピレンモノマー単位の分率である。
具体的には13C−NMRスペクトルのメチル炭素領域の
全吸収ピーク中のmmmmピーク分率として求める。
る樹脂組成物の剛性や耐熱性が低下する。MFRが30
g/10分未満では、流動性や成形性等が低下し、更
に、フローマークが発生するため外観が劣る。また、M
FRが70g/10分を越えると、耐衝撃性が低下す
る。
mmmとMFRを満足する結晶性エチレン・プロピレン
ブロック共重合体であり、その室温p−キシレン可溶フ
ラクションAcのエチレン含有量が15〜26重量%、
好ましくは18〜22重量%、かつ固有粘度(135
℃、デカリン中)が6dl/g以上である。
分(A)同様上記mmmmとMFRを満足する結晶性エ
チレン・プロピレンブロック共重合体であり、その室温
p−キシレン可溶フラクションBcのエチレン含有量は
27〜50重量%、好ましくは27〜35重量%、かつ
固有粘度(135℃、デカリン中)が4dl/g以下で
ある。
ンとは、次のようにして回収される重合物をいう。ま
ず、前記結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合体
5gを沸騰p−キシレンに完全に溶解させた後、23℃
に降温して一昼夜放置し、その後これを濾別しp−キシ
レン不溶分を分離する。続いて、濾液にアセトン150
0ccを加え撹拌して重合物を析出させ、濾過、乾燥を
行いp−キシレンに可溶な重合物を得る。こうして回収
された室温p−キシレン可溶フラクションは、前記第二
工程で重合されるE/P共重合体ゴムにほぼ等しい成分
である。
レン含有量は、プレスフィルム試験片を赤外分光光度計
にかけ、得られた赤外吸収スペクトルのメチル基(−C
H31155cm-1)とメチレン基(−CH2 −)の特
性吸収の吸光度を用いて、Gardner* の検量線に
より求めたものである(*I.J.Gardner et al, Rubber C
hem & Tech 44, 1015('71) )。
ック共重合体は、室温p−キシレン可溶フラクションの
重量、エチレン含有量及び固有粘度によりその性能が異
なる。すなわち、室温p−キシレン可溶フラクションの
重量が多いほど耐衝撃性は改良されるが、剛性は低下す
る。また、室温p−キシレン可溶フラクションの重量が
同一の場合においては、室温p−キシレン可溶フラクシ
ョンのエチレン含有量が低いほど高強度でフローマーク
が少なく、エチレン含有量が高いほど耐衝撃性に優れ、
低光沢である。更に、室温p−キシレン可溶フラクショ
ンのエチレン含有量が同一の場合においては、室温p−
キシレン可溶フラクションの固有粘度が大きいほどフロ
ーマークの発生が少なく、外観が良好である。この固有
粘度とフローマークの関係は、室温p−キシレン可溶フ
ラクションのエチレン含有量が低いほど顕著に現れる
が、これは、エチレン含有量が低い室温p−キシレン可
溶フラクション成分ほどポリプロピレン成分への溶解性
が高いことが起因している。
まれる成分(A)は、主に樹脂組成物の強度及びフロー
マークを改良する成分であり、成分(B)は、主に耐衝
撃性及び光沢を改良する成分である。成分(A)の室温
p−キシレン可溶フラクションAcのエチレン含有量が
15重量%未満では耐衝撃性の低下が著しく、26重量
%を越えるとフローマークの改良効果が乏しい。また、
室温p−キシレン可溶フラクション固有粘度が6dl/
g未満でもフローマークの改良効果が乏しい。成分
(B)の室温p−キシレン可溶フラクションBcのエチ
レン含有量が27重量%未満では樹脂組成物の光沢が高
く、耐衝撃性も充分でない。また、50重量%を越えて
も耐衝撃性改良効果に欠ける。更に、室温p−キシレン
可溶フラクション固有粘度が4dl/gを越えるとポリ
マージェルの発生により耐衝撃性を低下させる。
対する前記室温p−キシレン可溶フラクションAc及び
Bcの重量分率As及びBsは、As+Bs=7〜15
重量%、好ましくは9〜13重量%の関係を満たす必要
がある。As+Bsが7重量%未満の場合及び15重量
%を越える場合には、いずれも自動車内装用部品として
の耐衝撃性及び剛性に欠ける。
Bs)=0.1〜0.6、好ましくは0.3〜0.5と
する。As/(As+Bs)が0.1未満では、フロー
マークの改良が認められず、0.6を越えると耐衝撃性
が低下し、光沢度も高くなるため、自動車内装用部品と
しては適さない。
ピレンブロック共重合体は、前記重合第二工程におい
て、エチレン/プロピレンモノマー組成を二段階に変
え、所定の二成分のE/P共重合体ゴムを得る方法、あ
るいは、重合第二工程において多段の重合槽を設け、各
段で二成分のそれぞれを段階的に作り分ける方法等によ
り得ることができる。更に、二成分のE/P共重合体ゴ
ムをそれぞれ単独で有する二つの結晶性エチレン・プロ
ピレンブロック共重合体を重合して、これらを所定の割
合でブレンドして用いてもかまわない。
チレン・プロピレンブロック共重合体の合計含有率は5
0〜80重量%、好ましくは55〜75重量%である。
含有率が、50重量%未満では組成物の流動性が不足
し、80重量%を越えると剛性や耐衝撃性等の機械的物
性の改良効果が小さい。
・α−オレフィン共重合体は、シングルサイト系触媒に
よって製造されたものが良好である。本発明で用いられ
るシングルサイト系触媒としては、周期律表第IV又はV
族遷移金属のメタロセン化合物と、有機アルミニウム化
合物及び/又はイオン性化合物とを組み合わせてなるも
のが用いられる。周期律表第IV又はV族遷移金属として
は、チタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)、ハフニウ
ム(Hf)、バナジウム(V)などが好ましい。
シクロペンタジエニル基、置換シクロペンタジエニル基
(例えば、メチル、ジメチル、ペンタメチルなどのアル
キル置換シクロペンタジエニル基、インデニル基、フル
オレニル基)を配位子とするもの、あるいはそれらのシ
クロペンタジエニル基がヒドロカルビル基(例えば、ア
ルキレン基、置換アルキレン基)、ヒドロカルビル珪素
(例えば、シラニレン基、置換シラニレン基、シラアル
キレン基、置換シラアルキレン)などによって架橋され
たもの、更にシクロペンタジエニル基が酸素、窒素、燐
原子に架橋されたもの(例えば、オキサシラニレン基、
置換オキサシラニレン基、オキサシラアルキレン基、ア
ミノシリル基、モノ置換アミノシリル基、ホスフィノシ
リル基、モノ置換ホスフィノシリル基)を配位子とす
る、いわゆる公知のメタロセン化合物をいずれも使用で
きる。
9309号公報、同60−35006号公報、同61−
130314号公報、同61−264010号公報、同
61−296008号公報、同63−222177号公
報、同63−251405号公報、特開平1−6621
4号公報、同1−74202号公報、同1−27560
9号公報、同1−301704号公報、同1−3194
89号公報、同2−41303号公報、同2−1314
88号公報、同3−12406号公報、同3−1395
04号公報、同3−179006号公報、同3−185
005号公報、同3−188092号公報、同3−19
7514号公報、同3−207703号公報、同5−2
09013号公報、特表平1−501950号公報、同
1−502036号公報及び同5−505593号公報
に記載されたものを挙げることができる。
して、特開昭61−180314号公報、同63−14
2004号公報、特開平1−129004号公報、同2
−75605号公報、同3−12407号公報、同4−
227708号公報、同4−268308号公報、同4
−300887号公報、同6−25343号公報などに
記載されているようなメタロセン化合物を挙げることが
できる。
C2 対称要素を有する錯体を形成できる架橋型及び/又
は多置換配位子を有する。その具体例としては、ジメチ
ルシリル(2,4−ジメチルシクロペンタジエニル)
(3′,5′−ジメチルシクロペンタジエニル)ジルコ
ニウムジクロライド、ジメチルシリル(2,4−ジメチ
ルシクロペンタジエニル)(3′,5′−ジメチルシク
ロペンタジエニル)ハフニウムジクロライドなどの珪素
架橋型メタロセン化合物、エチレンビスインデニルジル
コニウムジクロライド、エチレンビスインデニルハフニ
ウムジクロライド、エチレンビス(メチルインデニル)
ジルコニウムジクロライド、エチレンビス(メチルイン
デニル)ハフニウムジクロライドなどのインデニル系架
橋型メタロセン化合物を挙げることができる。
れる有機アルミニウム化合物としては、一般式、(−A
l(R)O−)n で示される直鎖状あるいは環状の重合
体(Rは炭素数1〜10の炭化水素基であり、一部ハロ
ゲン原子及び/又はRO基で置換されたものも含む。n
は重合度であり、5以上、好ましくは10以上である)
が挙げられ、その具体例として、Rがそれぞれメチル、
エチル、イソブチル基であるメチルアルモキサン、エチ
ルアルモキサン、イソブチルエチルアルモキサンなどが
例示できる。
しては、トリアルキルアルミニウム、ジアルキルハロゲ
ノアルミニウム、セスキアルキルハロゲノアルミニウ
ム、アルケニルアルミニウム、ジアルキルハイドロアル
ミニウム、セスキアルキルハイドロアルミニウムなどが
挙げられる。その具体例としては、トリメチルアルミニ
ウム、トリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミ
ニウム、トリヘキシルアルミニウム、トリオクチルアル
ミニウムなどのトリアルキルアルミニウム、ジメチルア
ルミニウムクロライド、ジエチルアルミニウムクロライ
ドなどのジアルキルハロゲノアルミニウム、セスキメチ
ルアルミニウムクロライド、セスキエチルアルミニウム
クロライドなどのセスキアルキルハロゲノアルミニウ
ム、エチルアルミニウムジクロライド、ジエチルアルミ
ニウムハイドライド、セスキエチルアルミニウムハイド
ライドを挙げることができる。これらの有機アルミニウ
ム化合物は、前記の有機アルニウムオキシ化合物と併用
することができる。
- で示されるものが挙げられる。ここで、C+ は有機化
合物、有機金属化合物、あるいは無機化合物の酸化性の
カチオン、又はルイス塩基とプロトンからなるブレンス
テッド酸であり、メタロセン配位子のアニオンと反応し
てメタロセンのカチオンを生成することができる。A-
は嵩高く、非配位性のアニオンであり、メタロセンに配
位せずにメタロセンカチオンを安定化することができる
ものである。それらの具体例としては、特開平4−25
3711号公報、同4−305585号公報、特表平5
−507756号公報、同5−502906号公報に記
載されたようなものを用いることができる。
ル)ボレートアニオンとトリフェニルカルボニウムカチ
オンあるいはジアルキルアニリニウムカチオンとのイオ
ン化合物が好ましい。これらのイオン化合物は、前記の
有機アルミニウム化合物と併用することができる。
ンとα−オレフィンの共重合方法としては、よく知られ
た各種の方法を採用でき、不活性ガス中での流動床式気
相重合あるいは撹拌式気相重合、不活性溶媒中でのスラ
リー重合、モノマーを溶媒とするバルク重合などが挙げ
られる。重合温度は、通常、10〜150℃、好ましく
は20〜90℃であり、重合時間は、通常0.1〜10
時間である。
のためのシングルサイト系触媒として、メタロセン化合
物と有機アルミニウム化合物を用いる場合、有機アルミ
ニウム化合物のアルミニウム原子とメタロセン化合物の
遷移金属原子のモル比は、通常、10〜100000、
好ましくは10〜1000である。
の重合のためのシングルサイト系触媒として、有機アル
ミニウム化合物に代えて、イオン性化合物を単独で又は
有機アルミニウム化合物と混合して用いてもよい。イオ
ン性化合物とメタロセン化合物の遷移金属原子のモル比
は、通常、0.1〜50、好ましくは0.5〜5であ
る。
布(Mw /Mn )は2.5以下である。分子量分布(M
w /Mn )が2.5を越えると、成分(C)と成分
(A)及び成分(B)との相溶性が劣り、結果的に組成
物の耐衝撃性が低下する。また、成分(C)のメルトフ
ロー比(MI10/MI2.16)は6〜15である(但し、
MI10は190℃、10kg荷重のメルトインデック
ス、MI2.16は190℃、2.16kg荷重のメルトイ
ンデックスを表す)。メルトフロー比(MI10/MI
2.16)が6未満の場合は、組成物の耐衝撃性が劣り、1
5を越える場合は、流動性が劣る。
ィン共重合体のα−オレフィンは炭素数3〜12の1−
オレフィンであり、α−オレフィンの共重合割合は70
モル%以下、好ましくは50モル%以下である。α−オ
レフィンの共重合割合が70モル%を越えると組成物の
流動性が劣り、かつ剛性や耐熱変形性が低下する。
好ましくは7〜18重量%である。含有率が5重量%未
満では耐衝撃性の改良効果がなく、20重量%を越える
と剛性や耐熱変形性の低下が著しくなる。更に、本発明
のポリプロピレン樹脂組成物の特徴を損なわない範囲
で、上記成分(C)と、一般的なバナジウム系触媒やチ
タン系触媒等を用いて重合されたエチレン・α−オレフ
ィン共重合体ゴムやスチレン・ブタジエンブロック共重
合体の水添物などのエラストマー及び水素化ポリブタジ
エン系ブロック重合体など、すでに公知のゴム成分とを
併用してもかまわない。
は、レーザー回折法で測定した平均粒子径が3〜7μ
m、好ましくは3〜5μmのものである。平均粒子径が
3μm未満の細かいタルクは平均アスペクト比が小さ
く、剛性の改善効果が少ない。平均粒子径が7μmを越
えると耐衝撃性が悪く、剛性の改善効果も少ない。タル
クの平均粒子径はマイクロトラック粒度分布計(日機装
( 株) 製 7995−40DRA型)を用い、レーザー
光源前方散乱光のフラウンホーファー回析式及びハロゲ
ン光源の側方散乱光強度回折式により求めた。
好ましくは15〜25重量%である。含有率が15重量
%未満では剛性の改良効果が乏しく、30重量を越える
と流動性、成形性が低下し、フローマークが発生して外
観が劣る。
をローラーミルやクラッシャー等の公知の粉砕機で所定
の平均粒子径付近まで粉砕後、公知の乾式分級機を用い
平均粒子径3〜7μm以外のものを除く方法により製造
できる。また、公知の粉砕機で再粉砕しつつ分級しても
よい。
的に反しない限り、各種処理剤で表面処理されてもよ
い。表面処理としては、例えば、シランカップリング剤
系、高級脂肪酸系、脂肪酸金属塩系、不飽和有機酸又は
その誘導体、有機チタネート系、樹脂酸系等の各種処理
剤での化学的又は物理的表面処理を挙げることができ
る。
(D)から構成される本発明のポリプロピレン樹脂組成
物のメルトフローレート(230℃、2160g)は2
5g/10分以上、好ましくは25〜50g/10分で
ある。メルトフローレートが25g/10分未満の場合
は組成物の流動性が不充分であり、成形加工性が改善さ
れない。
には、結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合体
(成分(A)+成分(B))、エチレン−αオレフィン
共重合体(成分(C))及びタルク(成分(D))を前
記範囲で種々の公知の方法、例えばヘンシェルミキサ
ー、V−ブレンダー、リボンブレンダー等でブレンド
し、一軸押出機、二軸押出機、通常の原料供給口の他に
シリンダー部に原料供給口を備えた二軸押出機、ニーダ
ー、バンバリーミキサー等で溶融混合後、ペレット化す
る方法を採用することができる。
れる成形品の性能を更に高めたり、用途により必要な機
能を一般的に備えるため、本発明の組成物の各成分を混
合する際に、あるいは混合後に、酸化防止剤、紫外線吸
収剤、光安定剤、顔料、分散剤、塗装性改良剤、成形性
改良剤、帯電防止剤、滑剤、核剤、離型剤等を配合する
ことができる。特に、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安
定剤、顔料等は添加が望ましい。
リーブチルフェノール、2,6−ジターシャリーブチル
−4−エチルフェノール、2,6−ジターシャリーブチ
ル−4−n−ブチルフェノール、2,6−ジターシャリ
ーブチル−α−ジメチルアミノ−パラ−クレゾール、6
−(4−ヒドロキシ−3,5−ジターシャリーブチルア
ニリン)−2,4−ビスオクチル−チオ−1,3,5−
トリアジン、n−オクタデシル−3−(4′−ヒドロキ
シ−3′,5′−ジターシャリーブチルフェニル)プロ
ピオネート、トリス−(2−メチル−4−ヒドロキシ−
5−ターシャリーブチルフェニル)ブタン、テトラキス
−[メチレン−3−(3′,5′−ジターシャリーブチ
ル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタ
ン、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス
(3,5−ジターシャリーブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)ベンゼン、ジラウリルチオジプロピオネート等が
挙げられる。
ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、2−
ヒドロキシ−4−オクタデシルキシベンゾフェノン、4
−ドデシロキシ−2−ヒドロキシベンゾフェノン、2−
(2′−ヒドロキシ−3′−ターシャリーブチル−5′
−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、
ビス−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート、1,2,3,4−ブタンテトラカルボ
ン酸−1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリ
ジノールトリデシルアルコール縮合物等を挙げることが
できる。
説明するが、本発明をこれらの実施例に限定するもので
ないことは言うまでもない。
す。なお、機械的物性の測定に用いた試験片は、日本製
鋼所( 株) 製J100SAII型射出成形機を用い、シリ
ンダー設定温度230℃、金型温度40℃の条件で射出
成形して製造した。 (1)メルトフローレイト(MFR) ASTM D1238に規定された方法により測定し
た。 (2)引張破断点伸び(TBE) ASTM D638に規定された方法により測定した。 (3)曲げ弾性率(FM) ASTM D790に規定された方法により測定した。 (4)熱変形温度(HDT) ASTM D648に規定された方法により測定した。
ファイバーストレスは18.5kg/cm2 で測定し
た。 (5)表面硬度(RH) ASTM D685に規定された方法により測定した。
鋼球はRを用い、評価の値はRスケールで示した。 (6)アイゾット衝撃強度(IZOD) ASTM D256に規定された方法により測定した。
測定温度は23℃とした。 (7)脆化温度(BT) ASTM D746に規定された方法により測定した。 (8)フローマーク発生率 フローマークは金型面が忠実に転写されずに流れ方向に
垂直に発生する規則的な帯状の凸凹であり、ミクロンオ
ーダーの歪みが成形品表面に発生する不良現象である。
フローマーク発生率は、厚さ3mm、巾10mm、長さ
2000mmのスパイラル状の流路をもつ樹脂流動長測
定用金型を用いて射出成形を行い、フローマークが発生
しはじめた流動長を測定し、全流動長に対するフローマ
ークの発生している流動長の割合で求めた。 (9)光沢度 厚さ3mm、縦75mm、横150mmの平板試験片
を、内面を鏡面仕上げした金型で、射出成形により成形
した。射出成形は名機製作所( 株) 製M100SJ成形
機を用い、シリンダー設定温度210℃、金型温度40
℃の条件で行った。光沢度の測定は、日本電色工業(
株) 製デジタル変角光沢計VG−1D型を用い、JIS
Z8741の方法−2(光入射角60゜、受光角60
゜)に則って、試験片の中央部で測定し求めた。
性は以下のとおりである。成分(A):結晶性エチレン・プロピレンブロック共重
合体
ブロック共重合体
合体 R−1:シングルサイト系触媒を用いて重合した、メル
トインデックス(190℃)が5、分子量分布(Mw /
Mn )が2.1、メルトフロー比(MI10/MI2.16)
が7.2、オクテン−1含有量が7.3モル%のエチレ
ン・オクテン共重合体。 R−2:シングルサイト系触媒を用いて重合した、メル
トインデックス(190℃)が3、分子量分布(Mw /
Mn )が2.0、メルトフロー比(MI10/MI2.16)
が7.1、ヘキセン−1含有量が11.5モル%のエチ
レン・ヘキセン共重合体。 R−3:通常のバナジウム系触媒を用いて重合した、メ
ルトインデックス(190℃)が1.5、分子量分布
(Mw /Mn )が2.1、メルトフロー比(MI10/M
I2.16)が5.5、ブテン−1含有量が14.3モル%
のエチレン・ブテン共重合体。 R−4:通常のバナジウム系触媒を用いて重合した、メ
ルトインデックス(190℃)が0.5、分子量分布
(Mw /Mn )が2.2、メルトフロー比(MI10/M
I2.16)が5.4、プロピレン含有量が16.6モル%
のエチレン・プロピレン共重合体。
び表4に示した配合処方で成分(A)〜(D)を配合
し、更に下記酸化防止剤、光安定剤及び顔料を加え、タ
ンブラーミキサーで混合した後、2軸混練押出機で溶融
混練し、ペレット化した。酸化防止剤としては、2,6
−ジターシャリーブチル−4−メチルフェノール及びテ
トラキス−[メチレン−3−(3′,5′−ジターシャ
リーブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト]メタンを、成分(A)〜(D)の混合物100重量
部に対し、それぞれ0.1重量部、0.3重量部用い
た。光安定剤としては、ビス−(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジル)セバケートを、成分(A)
〜(D)の混合物100重量部に対し、0.3重量部用
いた。顔料としては、酸化鉄及び酸化チタンを、成分
(A)〜(D)の混合物100重量部に対し、それぞれ
0.3重量部、0.6重量部用いた。上記のようにして
得たペレットを射出成形機で試験片に成形し、物性試験
を行った。その結果を表3及び表4に示す。
例に比べ、比較例1及び8は脆化温度が劣るとともに光
沢度が高すぎて外観品質が悪く、比較例2、7及び13
はフローマーク発生率が高いため外観品質が悪い。比較
例3、4及び5はアイゾット衝撃強度や引張破断点伸び
が劣り、比較例6は脆化温度が著しく劣っている。ま
た、比較例9は流動性が大幅に劣る(メルトフローレー
トが低すぎる)ため成形加工性が悪く、比較例10及び
11はアイゾット衝撃強度が劣っている。比較例12は
ほとんどの項目で実施例より劣っている。比較例14は
光沢度が高すぎて外観品質が悪い。
ピレン樹脂組成物は、剛性、耐熱変形性、耐衝撃性等の
機械的物性に優れるだけでなく、高流動性で成形加工性
にも非常に優れるものである。更に、フローマークの発
生が非常に少なく、かつ低光沢で高級感のある表面外観
を持った成形品が得られる。したがって、成形加工性や
高品質の表面外観等が要求されるインストルメントパネ
ル、トリム材料を中心とする自動車内装用部品全般に好
適に用いられる。
Claims (1)
- 【請求項1】成分(A):エチレン含有量が15〜26
重量%で、かつ固有粘度(135℃、デカリン中)が6
dl/g以上である室温p−キシレンに可溶なフラクシ
ョンAcを含有する結晶性エチレン・プロピレンブロッ
ク共重合体、 成分(B):エチレン含有量が27〜50重量%で、か
つ固有粘度(135℃、デカリン中)が4dl/g以下
である室温p−キシレンに可溶なフラクションBcを含
有する結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合体、 成分(C):シングルサイト系触媒を用いて重合され
た、分子量分布(Mw /Mn )が2.5以下で、かつ、
メルトフロー比(MI10/MI2.16)が6〜15の範囲
(但し、MI10は190℃、10kg荷重のメルトイン
デックス、MI2.16は190℃、2.16kg荷重のメ
ルトインデックスを表す)にあり、α−オレフィンの共
重合割合が70モル%以下であるエチレン・α−オレフ
ィン共重合体、及び 成分(D):レーザー回折法により測定した平均粒子径
が3〜7μmのタルクを含み、(a)前記成分(A)と
(B)との合計重量に対する前記室温p−キシレン可溶
フラクションAc及びBcの重量分率As及びBsが下
記関係式(1)、(2): As+Bs=7〜15重量% (1) As/(As+Bs)=0.1〜0.6 (2) を満たし、(b)前記成分(A)及び(B)のそれぞれ
に含まれるポリプロピレン成分のアイソタクチックペン
タッド分率(mmmm)が96%以上で、かつ成分
(A)と(B)との混合物のメルトフローレート(23
0℃、2160g)が30〜70g/10分であり、
(c)前記成分(A)及び(B)の合計含有率が50〜
80重量%、前記成分(C)の含有率が5〜20重量
%、かつ前記成分(D)の含有率が15〜30重量%で
あり、そして(d)前記成分(A)、(B)、(C)及
び(D)からなる組成物のメルトフローレート(230
℃、2160g)が25g/10分以上であることを特
徴とするポリプロピレン樹脂組成物。
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