JP3289023B2 - 映像信号処理回路 - Google Patents
映像信号処理回路Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号処理回路に関
し、特にケーブルテレビ用端末(CATVホームターミ
ナルまたはセットトップコンバータ)のスクランブルチ
ャンネルにおいて、チャンネル表示、音量表示、時刻表
示、メッセージ等の文字情報をディスプレイ上にスーパ
ーインポーズするための映像信号処理回路に関する。
し、特にケーブルテレビ用端末(CATVホームターミ
ナルまたはセットトップコンバータ)のスクランブルチ
ャンネルにおいて、チャンネル表示、音量表示、時刻表
示、メッセージ等の文字情報をディスプレイ上にスーパ
ーインポーズするための映像信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ケーブルテレビ用の端末(CAT
Vホームターミナルまたはセットトップコンバータ)に
おいては、AV出力付きの機能を有する装置が増加して
いる。また、オンスクリーン表示にて、ケーブルテレビ
局よりの情報、選局表示、音量表示、時刻表示等、様々
な文字情報を表示する機能が一般的である。
Vホームターミナルまたはセットトップコンバータ)に
おいては、AV出力付きの機能を有する装置が増加して
いる。また、オンスクリーン表示にて、ケーブルテレビ
局よりの情報、選局表示、音量表示、時刻表示等、様々
な文字情報を表示する機能が一般的である。
【0003】以下、図面を参照して説明する。
【0004】図4は、従来例による映像信号への文字情
報を書き込むスーパーインポーズの概要を示すブロック
図、図5は文字情報を映像信号に書き込むためのOSD
C(On-screen Superimposed Device Circuit、以下単
にOSDCと記す)に関わる周辺回路を示す図である。
報を書き込むスーパーインポーズの概要を示すブロック
図、図5は文字情報を映像信号に書き込むためのOSD
C(On-screen Superimposed Device Circuit、以下単
にOSDCと記す)に関わる周辺回路を示す図である。
【0005】ケーブルテレビにおける有料のスクランブ
ルチャンネルでは、家庭用等の端末まではケーブルテレ
ビ局からスクランブルをかけた映像信号が送られ、この
映像信号のスクランブルを視聴者側の機器で解除する
(デスクランブル)ことによって、鑑賞可能となる。即
ち、図4に示すように、家庭用等の端末機器のCATV
IN端子に入力されたスクランブル信号S1は、チューナ
80を介してDSCR(DESCRAMBLE)回路(以下、単に
DSCRと記す)90に送られ、ここでスクランブル解
除される。なお、ここで、スクランブルをかけるとは映
像同期信号を圧縮する方法を示し、スクランブル解除と
は、この圧縮された映像同期信号を元に戻すことを示し
ている。
ルチャンネルでは、家庭用等の端末まではケーブルテレ
ビ局からスクランブルをかけた映像信号が送られ、この
映像信号のスクランブルを視聴者側の機器で解除する
(デスクランブル)ことによって、鑑賞可能となる。即
ち、図4に示すように、家庭用等の端末機器のCATV
IN端子に入力されたスクランブル信号S1は、チューナ
80を介してDSCR(DESCRAMBLE)回路(以下、単に
DSCRと記す)90に送られ、ここでスクランブル解
除される。なお、ここで、スクランブルをかけるとは映
像同期信号を圧縮する方法を示し、スクランブル解除と
は、この圧縮された映像同期信号を元に戻すことを示し
ている。
【0006】そして、スクランブル解除された信号はO
SDC100に送られ、このOSDC100内に予めメ
モリーされている文字情報が必要に応じて選択され、映
像に書き込まれる。
SDC100に送られ、このOSDC100内に予めメ
モリーされている文字情報が必要に応じて選択され、映
像に書き込まれる。
【0007】ここで、OSDC100において文字情報
を書き込む際には、文字情報の信号と映像信号S1との
同期をとって書き込む必要がある。そこで、予め映像信
号S1に設けられている同期信号をOSDC100にお
いて取り出す必要があるのであるが、この点を含め、以
下、図5を参照してさらに詳細な動作説明を行う。
を書き込む際には、文字情報の信号と映像信号S1との
同期をとって書き込む必要がある。そこで、予め映像信
号S1に設けられている同期信号をOSDC100にお
いて取り出す必要があるのであるが、この点を含め、以
下、図5を参照してさらに詳細な動作説明を行う。
【0008】図5は図4におけるDSCR90より次段
の回路を示している。図5において、前段までの回路に
よってスクランブル解除された映像信号S1がSIN端子
より印加され、DCクランプ回路101を介してOSD
C100に入力される。それと同時に、映像信号S1は
DCクランプ回路101とは別の経路、即ち同期信号抽
出回路となるエミッタホロワー回路102(トランジス
タTr10、抵抗R100、R101、R102、コン
デンサC10から構成される)に送られる。エミッタホ
ロワー回路102においては、映像信号S1から水平、
垂直の複合同期信号SCが取り出され、この複合同期信
号SCがH端子に入力される。そして、図示していない
がOSDC100において、H端子に入力された複合同
期信号SCからさらに水平及び垂直の同期信号がそれぞ
れ導出される。なお、DCクランプ回路101は画面の
明るさを一定にするための回路である。
の回路を示している。図5において、前段までの回路に
よってスクランブル解除された映像信号S1がSIN端子
より印加され、DCクランプ回路101を介してOSD
C100に入力される。それと同時に、映像信号S1は
DCクランプ回路101とは別の経路、即ち同期信号抽
出回路となるエミッタホロワー回路102(トランジス
タTr10、抵抗R100、R101、R102、コン
デンサC10から構成される)に送られる。エミッタホ
ロワー回路102においては、映像信号S1から水平、
垂直の複合同期信号SCが取り出され、この複合同期信
号SCがH端子に入力される。そして、図示していない
がOSDC100において、H端子に入力された複合同
期信号SCからさらに水平及び垂直の同期信号がそれぞ
れ導出される。なお、DCクランプ回路101は画面の
明るさを一定にするための回路である。
【0009】また、OSDC100にはCPU103が
接続されている。L1乃至L3はこの両者間の接続ライン
で、それぞれチップセレクト用、データ信号用、クロッ
ク信号用ラインである。文字情報が挿入されたOSDC
100からの映像信号は、信号出力回路104(トラン
ジスタTr11、抵抗R103、R104、コンデンサ
C11から構成される)を介してCATVOUTから取り
出される。
接続されている。L1乃至L3はこの両者間の接続ライン
で、それぞれチップセレクト用、データ信号用、クロッ
ク信号用ラインである。文字情報が挿入されたOSDC
100からの映像信号は、信号出力回路104(トラン
ジスタTr11、抵抗R103、R104、コンデンサ
C11から構成される)を介してCATVOUTから取り
出される。
【0010】なお、fsc信号発生回路105(コンデ
ンサC12、C13、水晶発振子Xtalから構成され
る)はブルーバック信号を取り出すための回路、fc信
号発生回路106(コンデンサC14、C15、コイル
L10から構成される)は文字位置表示用発信信号を取
り出すための回路である。
ンサC12、C13、水晶発振子Xtalから構成され
る)はブルーバック信号を取り出すための回路、fc信
号発生回路106(コンデンサC14、C15、コイル
L10から構成される)は文字位置表示用発信信号を取
り出すための回路である。
【0011】上記構成において、種々の文字信号(FO
NT)はOSDC100内のROMエリア(図示せず)
に予めメモリされており、CPU103からの信号に応
じて映し出そうとする文字(信号)の読み出しが行われ
る。そして、読み出された文字は、映像信号S1から取
り出される水平及び垂直の同期信号のタイミングに同期
され、且つ文字信号に合わせた高速のスイッチングにて
映像信号S1に書き込まれる。書き込みは、映像信号S1
を文字信号に合わせて白レベルまたは黒レベルに切り換
えることよって行われる。
NT)はOSDC100内のROMエリア(図示せず)
に予めメモリされており、CPU103からの信号に応
じて映し出そうとする文字(信号)の読み出しが行われ
る。そして、読み出された文字は、映像信号S1から取
り出される水平及び垂直の同期信号のタイミングに同期
され、且つ文字信号に合わせた高速のスイッチングにて
映像信号S1に書き込まれる。書き込みは、映像信号S1
を文字信号に合わせて白レベルまたは黒レベルに切り換
えることよって行われる。
【0012】文字信号がインサートされた映像信号S1
は、出力回路104を介してCATVOUT端子から取り
出される。
は、出力回路104を介してCATVOUT端子から取り
出される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5に示す
ような従来例回路の場合、下記のような理由により文字
ぶれが生じる場合があった。
ような従来例回路の場合、下記のような理由により文字
ぶれが生じる場合があった。
【0014】以下、図6を参照して問題点を説明する。
図6(a)及び(b)はそれぞれ、従来例によるDSC
R90のOFF時及びON時における、OSDC100
での同期信号の検出状態を示す図面である。DSCR9
0は、図4にて前述したようにOSDC100の前段に
入る回路で、圧縮されたスクランブル信号(映像信号)
のスクランブルを解除するための回路である。
図6(a)及び(b)はそれぞれ、従来例によるDSC
R90のOFF時及びON時における、OSDC100
での同期信号の検出状態を示す図面である。DSCR9
0は、図4にて前述したようにOSDC100の前段に
入る回路で、圧縮されたスクランブル信号(映像信号)
のスクランブルを解除するための回路である。
【0015】図6(a)に示すように、DSCRがOF
F時の再送信信号時においては、映像信号S1のレベル
は図中、AのポイントにおいてESであり、同期信号検
出のスライスレベルEC1(トランジスタTr10のベー
ス電位及びベース・エミッタ間のバイアスによって決定
される)を超えている(低い)ので、ここで同期信号が
検出される。図中、SCBはカラーバーストを示してい
る。
F時の再送信信号時においては、映像信号S1のレベル
は図中、AのポイントにおいてESであり、同期信号検
出のスライスレベルEC1(トランジスタTr10のベー
ス電位及びベース・エミッタ間のバイアスによって決定
される)を超えている(低い)ので、ここで同期信号が
検出される。図中、SCBはカラーバーストを示してい
る。
【0016】また、DSCR90がON時の場合、即ち
スクランブル解除時は、スクランブル解除された圧縮区
間のフロントポーチ、バックポーチにおいてアンダーシ
ュートのサグ(図中、B)が発生する。そして、このD
SCR90でスクランブル解除された信号はアンダーシ
ュートのサグBを有したままOSDC100に送られ
る。この結果、図6(b)に示すように、OSDC10
0において、このアンダーシュートのサグBの尖頭値が
前述のスライスレベルEC1を超える場合に同期検出さ
れ、本来の同期信号A部以外のパルスP1、P2が検出さ
れてしまうことになるため、これが文字ぶれの原因とな
っていた。
スクランブル解除時は、スクランブル解除された圧縮区
間のフロントポーチ、バックポーチにおいてアンダーシ
ュートのサグ(図中、B)が発生する。そして、このD
SCR90でスクランブル解除された信号はアンダーシ
ュートのサグBを有したままOSDC100に送られ
る。この結果、図6(b)に示すように、OSDC10
0において、このアンダーシュートのサグBの尖頭値が
前述のスライスレベルEC1を超える場合に同期検出さ
れ、本来の同期信号A部以外のパルスP1、P2が検出さ
れてしまうことになるため、これが文字ぶれの原因とな
っていた。
【0017】そこで、本発明の目的は、ケーブルテレビ
用端末、特にスクランブルチャンネル画面における文字
のスーパーインポーズ時に、従来発生していた文字ぶれ
が生じることのないような高信頼性の映像信号処理回路
を提供することにある。
用端末、特にスクランブルチャンネル画面における文字
のスーパーインポーズ時に、従来発生していた文字ぶれ
が生じることのないような高信頼性の映像信号処理回路
を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による映像信号処理回路は、ケーブルテレビ
局より端末のスクランブルチャンネルに送られる映像信
号から該映像信号に予め設けた同期信号を取り出す同期
信号抽出回路と、前記同期信号に同期させて文字信号を
前記映像信号内に挿入する文字信号挿入回路とを含む映
像信号処理回路において、前記同期信号抽出回路には、
ベース電位とエミッタ・ベース間のバイアスとの和が同
期信号検出レベルとなる検出レベル設定用トランジスタ
と、該検出レベル設定用トランジスタのベース電位を前
記映像信号のスクランブル解除時に合わせて調整する前
記検出レベル調整回路とが設けられ、該検出レベル調整
回路は、前記映像信号に予め含まれる同期信号を抽出す
るための検出レベルを、前記映像信号のスクランブル解
除時に、スクランブル解除された区間のフロントポー
チ,バックポーチに生じるアンダーシュートが前記同期
信号検出レベルを超えないように調整することを特徴と
する。
に、本発明による映像信号処理回路は、ケーブルテレビ
局より端末のスクランブルチャンネルに送られる映像信
号から該映像信号に予め設けた同期信号を取り出す同期
信号抽出回路と、前記同期信号に同期させて文字信号を
前記映像信号内に挿入する文字信号挿入回路とを含む映
像信号処理回路において、前記同期信号抽出回路には、
ベース電位とエミッタ・ベース間のバイアスとの和が同
期信号検出レベルとなる検出レベル設定用トランジスタ
と、該検出レベル設定用トランジスタのベース電位を前
記映像信号のスクランブル解除時に合わせて調整する前
記検出レベル調整回路とが設けられ、該検出レベル調整
回路は、前記映像信号に予め含まれる同期信号を抽出す
るための検出レベルを、前記映像信号のスクランブル解
除時に、スクランブル解除された区間のフロントポー
チ,バックポーチに生じるアンダーシュートが前記同期
信号検出レベルを超えないように調整することを特徴と
する。
【0019】
【0020】また、検出レベル調整回路は、ケーブルテ
レビ局より端末のスクランブルチャンネルに送られる音
声信号に予め含まれスクランブル解除のタイミングをと
るキーパルス信号を検出することによって同期信号の検
出レベルを調整することを特徴とする。
レビ局より端末のスクランブルチャンネルに送られる音
声信号に予め含まれスクランブル解除のタイミングをと
るキーパルス信号を検出することによって同期信号の検
出レベルを調整することを特徴とする。
【0021】具体的には、キーパルス信号の検出によっ
て前記検出レベル設定用トランジスタのベース電位を調
整する構成としてなることを特徴とする。
て前記検出レベル設定用トランジスタのベース電位を調
整する構成としてなることを特徴とする。
【0022】
【作用】以上のように、本発明による映像信号処理回路
においては、圧縮された映像信号がスクランブル解除さ
れるタイミングに合わせて、映像信号から同期信号を抽
出するための検出レベルを調整する。従って、スクラン
ブル解除の際に映像信号に生じるアンダーシュートのサ
グがあっても、このサグが検出レベルを超えて突出する
ことはないので、従来のようにこのサグを同期信号とし
て誤認することはない。このように、本発明によれば、
本来の同期信号とは異なる不要な同期信号検出は無くな
るので、従来生じていたような文字ぶれが発生しない高
信頼性の映像信号処理回路を実現できる。
においては、圧縮された映像信号がスクランブル解除さ
れるタイミングに合わせて、映像信号から同期信号を抽
出するための検出レベルを調整する。従って、スクラン
ブル解除の際に映像信号に生じるアンダーシュートのサ
グがあっても、このサグが検出レベルを超えて突出する
ことはないので、従来のようにこのサグを同期信号とし
て誤認することはない。このように、本発明によれば、
本来の同期信号とは異なる不要な同期信号検出は無くな
るので、従来生じていたような文字ぶれが発生しない高
信頼性の映像信号処理回路を実現できる。
【0023】また、同期信号抽出回路には、エミッタ・
ベース間のバイアスが同期信号検出レベルとなる検出レ
ベル設定用トランジスタを設け、この検出レベル設定用
トランジスタのベース電位を検出レベル調整回路によっ
て映像信号のスクランブル解除時に合わせて調整する構
成としている。従って、単に検出レベル設定用トランジ
スタのベース電位の調整を行うだけで検出レベルを調整
できるので、回路構成が簡易である。
ベース間のバイアスが同期信号検出レベルとなる検出レ
ベル設定用トランジスタを設け、この検出レベル設定用
トランジスタのベース電位を検出レベル調整回路によっ
て映像信号のスクランブル解除時に合わせて調整する構
成としている。従って、単に検出レベル設定用トランジ
スタのベース電位の調整を行うだけで検出レベルを調整
できるので、回路構成が簡易である。
【0024】また、検出レベル調整回路としては、ケー
ブルテレビ局より端末のスクランブルチャンネルに送ら
れる音声信号に予め含まれスクランブル解除のタイミン
グをとるキーパルス信号の検出によって、検出レベル設
定用トランジスタのベース電位を調整するようにしてい
る。つまり、スクランブル解除のタイミングをとること
を目的とする新たな回路追加は不要であり、従来の回路
構成に対して若干の回路変更のみで、文字ぶれのない高
信頼性の映像信号処理回路を実現できる。
ブルテレビ局より端末のスクランブルチャンネルに送ら
れる音声信号に予め含まれスクランブル解除のタイミン
グをとるキーパルス信号の検出によって、検出レベル設
定用トランジスタのベース電位を調整するようにしてい
る。つまり、スクランブル解除のタイミングをとること
を目的とする新たな回路追加は不要であり、従来の回路
構成に対して若干の回路変更のみで、文字ぶれのない高
信頼性の映像信号処理回路を実現できる。
【0025】
【実施例】本発明は、ケーブルテレビ用端末、特に有料
であるスクランブルチャンネルの画面に対して、文字等
を書き込むスーパーインポーズの際に従来発生していた
文字ぶれを解消するものである。そして、本発明の特徴
は、映像信号がDSCRにおいてスクランブル解除され
る際に発生するアンダーシュートのサグを同期信号であ
ると誤認していた従来の問題点を解消するべく、映像信
号のスクランブル解除時にタイミングを合わせて、同期
信号検出用のスライスレベルを調整した点にある。
であるスクランブルチャンネルの画面に対して、文字等
を書き込むスーパーインポーズの際に従来発生していた
文字ぶれを解消するものである。そして、本発明の特徴
は、映像信号がDSCRにおいてスクランブル解除され
る際に発生するアンダーシュートのサグを同期信号であ
ると誤認していた従来の問題点を解消するべく、映像信
号のスクランブル解除時にタイミングを合わせて、同期
信号検出用のスライスレベルを調整した点にある。
【0026】以下、図面に従って詳細に説明する。図1
は本発明の一実施例による映像信号処理回路の回路図で
あり、OSDCに関わる周辺回路を示している。図5の
従来例と同一機能部分には同一記号を付している。ここ
では、主に図5と異なる点についてのみ記載する。
は本発明の一実施例による映像信号処理回路の回路図で
あり、OSDCに関わる周辺回路を示している。図5の
従来例と同一機能部分には同一記号を付している。ここ
では、主に図5と異なる点についてのみ記載する。
【0027】図1の回路が図3の回路と主に異なる点
は、同期信号検出部1である。即ち、同期信号検出部1
は、同期信号の検出レベル(スライスレベル)を決定す
るトランジスタTr2のベース・エミッタ間のバイアス
を、映像信号のスクランブル解除に合わせて調整する構
成としている。
は、同期信号検出部1である。即ち、同期信号検出部1
は、同期信号の検出レベル(スライスレベル)を決定す
るトランジスタTr2のベース・エミッタ間のバイアス
を、映像信号のスクランブル解除に合わせて調整する構
成としている。
【0028】図1に示すように、映像信号S1は、入力
端子SINよりDCクランプ回路100への経路とは別
に、トランジスタTr1(NPNタイプ、抵抗R1、R
2を設けている)、ローパスフィルタ11(抵抗R3及
びコンデンサC1より構成される)、時定数回路12
(抵抗R4及びコンデンサC2より構成される)を介し
て同期信号抽出回路13に入力される。この経路は同期
信号を抽出するためのものである。
端子SINよりDCクランプ回路100への経路とは別
に、トランジスタTr1(NPNタイプ、抵抗R1、R
2を設けている)、ローパスフィルタ11(抵抗R3及
びコンデンサC1より構成される)、時定数回路12
(抵抗R4及びコンデンサC2より構成される)を介し
て同期信号抽出回路13に入力される。この経路は同期
信号を抽出するためのものである。
【0029】同期信号抽出回路13は、同期信号の検出
レベル設定用となるトランジスタTr2(NPNタイ
プ)を含んでおり、このトランジスタTr2のベース・
エミッタ間のバイアスを越えるレベルの映像信号S1が
あった時にトランジスタTr2はONし、この信号を同
期信号であると検出して次段の回路に送出する。
レベル設定用となるトランジスタTr2(NPNタイ
プ)を含んでおり、このトランジスタTr2のベース・
エミッタ間のバイアスを越えるレベルの映像信号S1が
あった時にトランジスタTr2はONし、この信号を同
期信号であると検出して次段の回路に送出する。
【0030】具体的な回路構成としては、トランジスタ
Tr2のエミッタが前記時定数回路12に、ベースが抵
抗R5、コンデンサC3をそれぞれ介して接地されてい
る。コレクタは+B電源に抵抗R6を介して接続されて
いる。さらに、トランジスタTr2のベースは直列接続
された抵抗R7、R8を介して+B電源に接続されてい
る。そして、抵抗R7、R8の接続点は、抵抗R9を介
して検出レベル調整回路14のトランジスタTr3(N
PNタイプ)のコレクタに接続されている。検出レベル
調整回路14はトランジスタTr3、抵抗R10、R1
1、R12から構成されている。
Tr2のエミッタが前記時定数回路12に、ベースが抵
抗R5、コンデンサC3をそれぞれ介して接地されてい
る。コレクタは+B電源に抵抗R6を介して接続されて
いる。さらに、トランジスタTr2のベースは直列接続
された抵抗R7、R8を介して+B電源に接続されてい
る。そして、抵抗R7、R8の接続点は、抵抗R9を介
して検出レベル調整回路14のトランジスタTr3(N
PNタイプ)のコレクタに接続されている。検出レベル
調整回路14はトランジスタTr3、抵抗R10、R1
1、R12から構成されている。
【0031】このトランジスタTr3のエミッタは抵抗
R10を介して接地され、ベースにはDSCR90から
の信号(デスクランブルパルス)がバイアス抵抗R1
1、R12を介して入力されるよう構成されている。
R10を介して接地され、ベースにはDSCR90から
の信号(デスクランブルパルス)がバイアス抵抗R1
1、R12を介して入力されるよう構成されている。
【0032】以上のような回路構成において、同期信号
抽出回路13では、映像信号S1の同期信号検出のため
のスライスレベルはトランジスタTr2のベース電位及
びベース・エミッタ間のバイアスによって決定される
が、ベースの電位レベルは、主に抵抗R8と抵抗(R5
+R7)との分圧によって略々定まる。つまり、スライ
スレベルは主にトランジスタTr2のバイアス、抵抗R
5,R7,R8の各定数の調整によって決定されること
になる。
抽出回路13では、映像信号S1の同期信号検出のため
のスライスレベルはトランジスタTr2のベース電位及
びベース・エミッタ間のバイアスによって決定される
が、ベースの電位レベルは、主に抵抗R8と抵抗(R5
+R7)との分圧によって略々定まる。つまり、スライ
スレベルは主にトランジスタTr2のバイアス、抵抗R
5,R7,R8の各定数の調整によって決定されること
になる。
【0033】そして、DSCR90がONの時(即ち、
映像信号のスクランブル解除時)には、検出レベル調整
回路14によって前記スライスレベルが調整される。ま
ず、DSCR90からのデスクランブルパルスがトラン
ジスタTr3のベースに入力される。ここで、デスクラ
ンブルパルスとは、DSCR90においてデスクランブ
ルを行う際のタイミングをとるため予め音声信号に変調
されているキーパルスのことであり、このキーパルスを
そのままデスクランブルパルスとして使用している。
映像信号のスクランブル解除時)には、検出レベル調整
回路14によって前記スライスレベルが調整される。ま
ず、DSCR90からのデスクランブルパルスがトラン
ジスタTr3のベースに入力される。ここで、デスクラ
ンブルパルスとは、DSCR90においてデスクランブ
ルを行う際のタイミングをとるため予め音声信号に変調
されているキーパルスのことであり、このキーパルスを
そのままデスクランブルパルスとして使用している。
【0034】このデスクランブルパルスがトランジスタ
Tr3のベースに入力すると、トランジスタTr3はO
Nし、この結果、パルス入力前であれば、前述のように
抵抗R8と抵抗(R5+R7)との分圧によって定まっ
ていたトランジスタTr2のベース電位が、主にR8
と、R5及び(R7+R9+R10)の並列合成抵抗
値との分圧によって略々定まることになる。つまり、デ
スクラブルパルスの入力によって、トランジスタTr2
のベース電位が低下することになる。
Tr3のベースに入力すると、トランジスタTr3はO
Nし、この結果、パルス入力前であれば、前述のように
抵抗R8と抵抗(R5+R7)との分圧によって定まっ
ていたトランジスタTr2のベース電位が、主にR8
と、R5及び(R7+R9+R10)の並列合成抵抗
値との分圧によって略々定まることになる。つまり、デ
スクラブルパルスの入力によって、トランジスタTr2
のベース電位が低下することになる。
【0035】この結果、トランジスタTr2に入力され
る映像信号S1(に含まれる同期信号)のレベルも図4
の従来例より低くなければトランジスタTr2がONし
ない(同期検出しない)ことになる。つまり、トランジ
スタTr2の検出レベルが低下することになる。
る映像信号S1(に含まれる同期信号)のレベルも図4
の従来例より低くなければトランジスタTr2がONし
ない(同期検出しない)ことになる。つまり、トランジ
スタTr2の検出レベルが低下することになる。
【0036】このことを、図2を参照して説明すると、
同期信号検出のためのスライスレベルを従来のEC1レ
ベルからEC2レベルに低下させることになるので、D
SCR90におけるスクランブル解除時にアンダーシュ
ートのサグBが発生しても、このサグBがEC2レベル
を突出することはない。従って、このサグがOSDC1
00において同期信号と誤認されることはなくなる。つ
まり、サグ発生による不要な同期信号の発生はなくな
り、文字ぶれを解消できる。
同期信号検出のためのスライスレベルを従来のEC1レ
ベルからEC2レベルに低下させることになるので、D
SCR90におけるスクランブル解除時にアンダーシュ
ートのサグBが発生しても、このサグBがEC2レベル
を突出することはない。従って、このサグがOSDC1
00において同期信号と誤認されることはなくなる。つ
まり、サグ発生による不要な同期信号の発生はなくな
り、文字ぶれを解消できる。
【0037】次に、上記のように同期信号(水平、垂直
の複合同期信号)SCが回路13で抽出され、この抽出
された同期信号SCがトランジスタTr4(PNPタイ
プ)、Tr5(PNPタイプ、R13、R14、R1
5、コンデンサC4が設けられている)を介してOSD
C100のH端子に入力される。
の複合同期信号)SCが回路13で抽出され、この抽出
された同期信号SCがトランジスタTr4(PNPタイ
プ)、Tr5(PNPタイプ、R13、R14、R1
5、コンデンサC4が設けられている)を介してOSD
C100のH端子に入力される。
【0038】なお、ローパスフィルタ11は、映像信号
S1のクロマ信号、DSCRノイズを除去するために、
また、時定数回路12は、同じく映像信号S1に含まれ
る周期性インパルスノイズ及び単発性ノイズを除去する
ために設けている。
S1のクロマ信号、DSCRノイズを除去するために、
また、時定数回路12は、同じく映像信号S1に含まれ
る周期性インパルスノイズ及び単発性ノイズを除去する
ために設けている。
【0039】以上説明したように、本実施例による映像
信号処理回路においては、圧縮された映像信号S1がス
クランブル解除されるタイミングに合わせて、映像信号
S1から同期信号SCを抽出するための検出レベルを調整
する。従って、スクランブル解除の際に映像信号S1に
生じるアンダーシュートのサグがあっても、このサグが
検出レベルを超えて突出することはないので、従来のよ
うにこのサグを同期信号として誤認することはない。つ
まり、本来の同期信号SCとは異なる不要な同期信号検
出は無くなるので、従来生じていたような文字ぶれが発
生しない高信頼性の映像信号処理回路を実現できる。
信号処理回路においては、圧縮された映像信号S1がス
クランブル解除されるタイミングに合わせて、映像信号
S1から同期信号SCを抽出するための検出レベルを調整
する。従って、スクランブル解除の際に映像信号S1に
生じるアンダーシュートのサグがあっても、このサグが
検出レベルを超えて突出することはないので、従来のよ
うにこのサグを同期信号として誤認することはない。つ
まり、本来の同期信号SCとは異なる不要な同期信号検
出は無くなるので、従来生じていたような文字ぶれが発
生しない高信頼性の映像信号処理回路を実現できる。
【0040】また、同期信号抽出回路13には、エミッ
タ・ベース間のバイアスが同期信号検出レベルとなる検
出レベル設定用トランジスタTr2を設け、このトラン
ジスタTr2のベース電位を検出レベル調整回路14に
よって映像信号S1のスクランブル解除時に合わせて調
整する構成としている。従って、単にトランジスタTr
2のベース電位の調整を行うだけで検出レベルを調整で
きるので、回路構成が簡易である。
タ・ベース間のバイアスが同期信号検出レベルとなる検
出レベル設定用トランジスタTr2を設け、このトラン
ジスタTr2のベース電位を検出レベル調整回路14に
よって映像信号S1のスクランブル解除時に合わせて調
整する構成としている。従って、単にトランジスタTr
2のベース電位の調整を行うだけで検出レベルを調整で
きるので、回路構成が簡易である。
【0041】また、検出レベル調整回路14としては、
ケーブルテレビ局より端末のスクランブルチャンネルに
送られる音声信号に予め含まれスクランブル解除のタイ
ミングをとるキーパルス信号の検出によって、Tr2ト
ランジスタのベース電位を調整するようにしている。つ
まり、スクランブル解除のタイミングをとることを目的
とする新たな回路追加は不要であり、従来の回路構成に
対して若干の回路変更を行うのみで、文字ぶれのない高
信頼性の映像信号処理回路を実現できる。
ケーブルテレビ局より端末のスクランブルチャンネルに
送られる音声信号に予め含まれスクランブル解除のタイ
ミングをとるキーパルス信号の検出によって、Tr2ト
ランジスタのベース電位を調整するようにしている。つ
まり、スクランブル解除のタイミングをとることを目的
とする新たな回路追加は不要であり、従来の回路構成に
対して若干の回路変更を行うのみで、文字ぶれのない高
信頼性の映像信号処理回路を実現できる。
【0042】図3は本発明の他の実施例による映像信号
処理回路の回路図である。図3は図1の回路をより簡略
化したものである。図1と同一機能部分には同一記号を
付している。ここでは、図1と大きく異なる点のみ説明
する。
処理回路の回路図である。図3は図1の回路をより簡略
化したものである。図1と同一機能部分には同一記号を
付している。ここでは、図1と大きく異なる点のみ説明
する。
【0043】図3においては、図1の回路に比較してト
ランジスタが1個低減されているが、これは、図3の回
路において映像信号の反転数を調整することによって実
現している。
ランジスタが1個低減されているが、これは、図3の回
路において映像信号の反転数を調整することによって実
現している。
【0044】即ち、1)図1においては、NPNトラン
ジスタTr1のエミッタから次段に信号を送出している
のに対して、図3においては、NPNトランジスタTr
1のコレクタから信号を送出するようにしている。これ
に伴い、抵抗R16、コンデンサC5を設けている。
ジスタTr1のエミッタから次段に信号を送出している
のに対して、図3においては、NPNトランジスタTr
1のコレクタから信号を送出するようにしている。これ
に伴い、抵抗R16、コンデンサC5を設けている。
【0045】2)トランジスタTr2をNPNタイプか
らPNPタイプに変えている。
らPNPタイプに変えている。
【0046】3)トランジスタTr5をPNPタイプか
らNPNタイプに変えコレクタより出力を取り出してい
る。
らNPNタイプに変えコレクタより出力を取り出してい
る。
【0047】上記構成をとり、信号の反転数を低減する
ことによって、トランジスタ数を1つ減らしている。同
期信号抽出用のスライスレベルの調整については、図1
と同等であるので省略する。本実施例においても図1と
同様の効果が得られ、しかもトランジスタ数を1個低減
できる。
ことによって、トランジスタ数を1つ減らしている。同
期信号抽出用のスライスレベルの調整については、図1
と同等であるので省略する。本実施例においても図1と
同様の効果が得られ、しかもトランジスタ数を1個低減
できる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ケーブルテレビ用端末の、特にスクランブルチャンネル
の画面に対して文字等をスーパーインポーズする際に、
従来発生していた文字ぶれを解消でき、高信頼性の映像
信号処理回路を提供できる。
ケーブルテレビ用端末の、特にスクランブルチャンネル
の画面に対して文字等をスーパーインポーズする際に、
従来発生していた文字ぶれを解消でき、高信頼性の映像
信号処理回路を提供できる。
【0049】より具体的には、圧縮された映像信号がス
クランブル解除されるタイミングに合わせて、映像信号
から同期信号を抽出するための検出レベルを調整する。
従って、スクランブル解除の際に映像信号に生じるアン
ダーシュートのサグがあっても、このサグが検出レベル
を超えて突出することはないので、従来のようにこのサ
グを同期信号として誤認することはない。このように、
本発明によれば、本来の同期信号とは異なる不要な同期
信号検出は無くなるので、従来生じていたような文字ぶ
れが発生しない高信頼性の映像信号処理回路を実現でき
る。
クランブル解除されるタイミングに合わせて、映像信号
から同期信号を抽出するための検出レベルを調整する。
従って、スクランブル解除の際に映像信号に生じるアン
ダーシュートのサグがあっても、このサグが検出レベル
を超えて突出することはないので、従来のようにこのサ
グを同期信号として誤認することはない。このように、
本発明によれば、本来の同期信号とは異なる不要な同期
信号検出は無くなるので、従来生じていたような文字ぶ
れが発生しない高信頼性の映像信号処理回路を実現でき
る。
【0050】また、同期信号検出回路には、エミッタ・
ベース間のバイアスが同期信号検出レベルとなる検出レ
ベル設定用トランジスタを設け、この検出レベル設定用
トランジスタのベース電位を検出レベル調整回路によっ
て映像信号のスクランブル解除時に合わせて調整する構
成としている。従って、単に検出レベル設定用トランジ
スタのベース電位の調整を行うだけで検出レベルを調整
できるので、回路構成が簡易である。
ベース間のバイアスが同期信号検出レベルとなる検出レ
ベル設定用トランジスタを設け、この検出レベル設定用
トランジスタのベース電位を検出レベル調整回路によっ
て映像信号のスクランブル解除時に合わせて調整する構
成としている。従って、単に検出レベル設定用トランジ
スタのベース電位の調整を行うだけで検出レベルを調整
できるので、回路構成が簡易である。
【0051】また、検出レベル調整回路としては、ケー
ブルテレビ局より端末のスクランブルチャンネルに送ら
れる音声信号に予め含まれスクランブル解除のタイミン
グをとるキーパルス信号の検出によって、検出レベル設
定用トランジスタのベース電位を調整するようにしてい
る。つまり、スクランブル解除のタイミングをとること
を目的とする新たな回路追加は不要であり、従来の回路
構成に対して若干の回路変更のみで、文字ぶれのない高
信頼性の映像信号処理回路を実現できる。
ブルテレビ局より端末のスクランブルチャンネルに送ら
れる音声信号に予め含まれスクランブル解除のタイミン
グをとるキーパルス信号の検出によって、検出レベル設
定用トランジスタのベース電位を調整するようにしてい
る。つまり、スクランブル解除のタイミングをとること
を目的とする新たな回路追加は不要であり、従来の回路
構成に対して若干の回路変更のみで、文字ぶれのない高
信頼性の映像信号処理回路を実現できる。
【図1】本発明の一実施例による映像信号処理回路の回
路図である。
路図である。
【図2】図1の回路における動作を説明するための図で
ある。
ある。
【図3】本発明の他の実施例による映像信号処理回路の
回路図である。
回路図である。
【図4】従来例による映像信号処理回路の概要を説明す
るための図である。
るための図である。
【図5】従来例による映像信号処理回路の回路図であ
る。
る。
【図6】(a)及び(b)は図5に示す従来例による映
像信号処理回路の問題点を説明するための図である。
像信号処理回路の問題点を説明するための図である。
1 同期信号検出部 13 同期信号抽出回路 14 検出レベル調整回路 100 文字信号挿入回路(OSDC回路) S1 映像信号 SC 同期信号(水平、垂直の複合同期信号) Tr2 検出レベル設定用トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22 H04N 5/445
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーブルテレビ局より端末のスクランブ
ルチャンネルに送られる映像信号から該映像信号に予め
設けた同期信号を取り出す同期信号抽出回路と、前記同
期信号に同期させて文字信号を前記映像信号内に挿入す
る文字信号挿入回路とを含む映像信号処理回路におい
て、 前記同期信号抽出回路には、ベース電位とエミッタ・ベ
ース間のバイアスとの和が同期信号検出レベルとなる検
出レベル設定用トランジスタと、該検出レベル設定用ト
ランジスタのベース電位を前記映像信号のスクランブル
解除時に合わせて調整する前記検出レベル調整回路とが
設けられ、 該検出レベル調整回路は 、前記映像信号に予め含まれる
同期信号を抽出するための検出レベルを、前記映像信号
のスクランブル解除時に、スクランブル解除された区間
のフロントポーチ,バックポーチに生じるアンダーシュ
ートが前記同期信号検出レベルを超えないように調整す
ることを特徴とする映像信号処理回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の映像信号処理回路にお
いて、前記検出レベル調整回路は、ケーブルテレビ局よ
り端末のスクランブルチャンネルに送られる音声信号に
予め含まれスクランブル解除のタイミングをとるキーパ
ルス信号の検出によって、前記検出レベル設定用トラン
ジスタのベース電位を調整する構成としてなることを特
徴とする映像信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01146595A JP3289023B2 (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 映像信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01146595A JP3289023B2 (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 映像信号処理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08205118A JPH08205118A (ja) | 1996-08-09 |
JP3289023B2 true JP3289023B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=11778838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01146595A Expired - Fee Related JP3289023B2 (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 映像信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3289023B2 (ja) |
-
1995
- 1995-01-27 JP JP01146595A patent/JP3289023B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08205118A (ja) | 1996-08-09 |
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Legal Events
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