JP3288676B2 - 同軸ケーブルの端末処理方法および装置 - Google Patents

同軸ケーブルの端末処理方法および装置

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JP3288676B2
JP3288676B2 JP2000137462A JP2000137462A JP3288676B2 JP 3288676 B2 JP3288676 B2 JP 3288676B2 JP 2000137462 A JP2000137462 A JP 2000137462A JP 2000137462 A JP2000137462 A JP 2000137462A JP 3288676 B2 JP3288676 B2 JP 3288676B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸ケーブルの端
末処理方法および端末装置に関し、より詳しくは、外径
が1ミリメートル以下の極細の同軸ケーブルをも極めて
正確にかつ高速に端末処理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器の配線に同軸ケーブルが
多用されているが、図13に示した同軸ケーブル1は複
数の芯線からなる内部導体2を有している。そして、こ
の内部導体2を覆って絶縁する絶縁体3の外周面上に
は、この同軸ケーブル1の軸線と平行に延びる複数の芯
線からなる外部導体4が円周方向の全周にわたって配設
されている。また、この外部導体3は筒状の絶縁外皮5
によってさらに覆われて絶縁されている。
【0003】このような構造を有する同軸ケーブル1を
電子機器等に接続するためには、絶縁体3および絶縁外
皮5を所定の長さにわたって除去し、内部導体2および
外部導体4を露出させる端末処理を行う必要がある。同
時に、外部導体4の端末4aを絶縁体3の切断面3aか
ら離間させ、内部導体2と外部導体4との間のショート
を防止する必要がある。
【0004】上述した同軸ケーブルの端末処理を行うた
め、従来、互いに対向しつつ接離自在に配置された一対
のV型カットブレードが用いられている。これらのV型
カットブレードを互いに接近させると、同軸ケーブル5
の所定位置に切り込みを入れることができる。その後、
これらのV型カットブレードを同軸ケーブルの軸線方向
に変位させると、例えば絶縁外皮5をストリップして外
部導体4を露出させることができる。
【0005】また、一対のV型カットブレードを同軸ケ
ーブル1の周囲に同軸に回転させることにより、同軸ケ
ーブル1の端末の全周にわたって切り込みを入れた後、
絶縁外皮5および絶縁体3をストリップする端末処理方
法が用いられている。
【0006】さらには、レーザ光を用いて絶縁外皮5お
よび絶縁体3に切り込みを入れる端末処理方法も用いら
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一対のV型カットブレ
ードを用いて同軸ケーブルの端末をストリップする端末
処理方法においては、絶縁外皮および絶縁体に切れ残り
部分が生じる。このとき、ある程度の外径を有する同軸
ケーブルの端末処理においては、切れ残り部分を有した
絶縁外皮若しくは絶縁体を同軸ケーブルの軸線方向に変
位させると、切れ残り部分が破断するので、絶縁外皮若
しくは絶縁体の切断部分を支障なく除去してストリップ
することができる。しかしながら、外径が1ミリメート
ル以下の極細の同軸ケーブルにおいては、絶縁体や絶縁
外皮の肉厚が薄いため、絶縁外皮および絶縁体に切れ残
り部分を生じさせる従来の一対のV型カットブレードを
その端末処理に用いることができない。
【0008】また、一対のV型カットブレードを同軸ケ
ーブルの周囲に同軸に回転させる端末処理方法において
は、絶縁外皮および絶縁体に切れ残り部分が生じること
はないが、作業に時間がかかるため高速な端末処理には
不向きである。
【0009】さらに、レーザ光を用いた端末処理方法で
は、絶縁外皮および絶縁体を切断することはできるもの
の、切断部分を同軸ケーブルの軸線方向に変位させてス
トリップする作業は別工程で行わざるを得ず、時間がか
かって高速な端末処理には不向きである。
【0010】そこで、本発明の目的は、上述した従来技
術が有する問題点を解消し、極細の同軸ケーブルをも正
確にかつ高速に端末処理することができる同軸ケーブル
の端末処理方法および装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明の同軸ケーブルの端末処理方法は、内部導体を覆う
絶縁体の周囲に複数の芯線からなる外部導体を配設し絶
縁外皮でさらに覆った同軸ケーブルであり、かつ前記芯
線がこの同軸ケーブルの軸線と平行に延びている同軸ケ
ーブルの端末処理方法であって、互いに接近するとその
刃先同士が互いに当接する一対の第1のカットブレード
を用いて前記絶縁外皮と前記外部導体および前記絶縁体
を切断した後に前記絶縁外皮と前記外部導体および前記
絶縁体の切断部分を同軸ケーブルの軸線方向に変位させ
て除去し前記内部導体を露出させる段階と、互いに接
近するとその刃先同士が互いに当接する一対の第2のカ
ットブレードを用いて前記絶縁外皮を切断した後に前記
絶縁外皮の切断部分を同軸ケーブルの軸線方向に変位さ
せて除去し、前記内部導体の露出部分に隣接するように
前記外部導体を露出させる段階と、露出させた前記芯線
に前記絶縁体の外周面上において撚りをかけることによ
り露出させた前記芯線を前記同軸ケーブルの軸線に対し
て傾斜させて、前記芯線の先端を前記内部導体の露出部
分から前記同軸ケーブルの軸線方向に離間させる段階
と、を備えることを特徴とするものである。
【0012】すなわち、本発明に係る同軸ケーブルの端
末処理方法においては、一対の第1のカットブレードを
互いに接近させるとその刃先同士が互いに当接するの
で、切れ残り部分を生じさせることなく絶縁外皮と外部
導体および絶縁体を完全に切断することができる。これ
により、絶縁外皮や絶縁体の肉厚が薄い極細の同軸ケー
ブルの端末を正確にストリップして内部導体を露出させ
ることができる。また、一対の第2のカットブレードを
互いに接近させると、その刃先同士が互いに当接するの
で、切れ残り部分を生じさせることなく絶縁外皮を完全
に切断することができる。これにより、絶縁外皮の肉厚
が薄い極細の同軸ケーブルの端末を正確にストリップし
て外部導体を露出させることができる。さらに、絶縁体
の外周面上において露出させた外部導体の芯線に撚りを
かけると、露出させた外部導体の芯線は絶縁体の外周面
上において同軸ケーブルの軸線に対して傾斜して延びる
ことになり、その先端が絶縁体の切断面から絶縁外皮側
に変位するから、外部導体および内部導体の露出部分同
士を互いに同軸ケーブルの軸線方向に離間させて両者間
のショートを確実に防止することができる。したがっ
て、本発明によれば、例えば外径が1ミリメートル程度
の極細の同軸ケーブルであっても、その端末部分におい
て外部導体および内部導体をそれぞれ露出させた後に、
両者を同軸ケーブルの軸線方向に離間させて両者間のシ
ョートを防止する端末処理を正確かつ高速に行うことが
できる。
【0013】また、上記課題を解決する本発明の同軸ケ
ーブルの端末処理装置は、内部導体を覆う絶縁体の周囲
に複数の芯線からなる外部導体を配設し絶縁外皮でさら
に覆った同軸ケーブルであり、かつ前記芯線がこの同軸
ケーブルの軸線と平行に延びている同軸ケーブルの端末
処理装置であって、互いに接近するとその刃先同士が互
いに当接して前記絶縁外皮と前記外部導体および前記絶
縁体を切断するとともに、その刃先同士が当接した状態
で同軸ケーブルの軸線方向に変位すると前記絶縁外皮と
前記外部導体および前記絶縁体の切断部分を除去し
記内部導体を露出させる一対の第1のカットブレード
と、互いに接近するとその刃先同士が互いに当接して前
記絶縁外皮を切断するとともに、その刃先同士が当接し
た状態で同軸ケーブルの軸線方向に変位すると前記絶縁
外皮の切断部分を除去し前記外部導体を露出させる一
対の第2のカットブレードと、露出させた前記芯線に前
記絶縁体の外周面上において撚りをかけることにより露
出させた前記芯線を前記同軸ケーブルの軸線に対して傾
斜させて、前記芯線の先端を前記内部導体の露出部分か
ら前記同軸ケーブルの軸線方向に離間させる外部導体撚
り機構と、を備えることを特徴とする同軸ケーブルの端
末処理装置。
【0014】すなわち、本発明に係る同軸ケーブルの端
末処理装置においては、一対の第1のカットブレードを
互いに接近させるとその刃先同士が互いに当接するの
で、切れ残り部分を生じさせることなく絶縁外皮と外部
導体および絶縁体を完全に切断することができる。これ
により、絶縁外皮や絶縁体の肉厚が薄い極細の同軸ケー
ブルの端末を正確にストリップして内部導体を露出させ
ることができる。また、一対の第2のカットブレードを
互いに接近させるとその刃先同士が互いに当接するの
で、切れ残り部分を生じさせることなく絶縁外皮を完全
に切断することができる。これにより、絶縁外皮の肉厚
が薄い極細の同軸ケーブルの端末を正確にストリップし
て外部導体を露出させることができる。さらに、外部導
体撚り機構を用いて絶縁体の外周面上において露出させ
た外部導体の芯線に撚りをかけると、露出させた外部導
の芯線が絶縁体の外周面上において同軸ケーブルの軸
線に対して傾斜して延びることになり、その先端が絶縁
体の切断面から絶縁外皮側に変位するから、外部導体お
よび内部導体の露出部分同士を互いに同軸ケーブルの軸
線方向に離間させて、両者間のショートを確実に防止す
ることができる。したがって、本発明によれば、例えば
外径が1ミリメートル以下の極細の同軸ケーブルであっ
ても、その端末部分において外部導体および内部導体を
露出させる端末処理を正確にかつ高速に行うことができ
る。
【0015】また、本発明に係る同軸ケーブルの端末処
理装置においては、一対の第1および第2のカットブレ
ードに、互いに当接して刃先同士が当接する状態に位置
決めする位置決め部をそれぞれ設けることが好ましい。
すなわち、一対のカットブレードを互いに接近させる
と、その位置決め部同士が互いに当接して刃先同士が当
接する状態に位置決めするので、同軸ケーブルの絶縁外
皮や絶縁体等を正確に切断することができる。また、一
対のカットブレードが互いに当接する際に生じる衝撃力
を位置決め部が受け止めるので、刃先に損傷が生じるこ
とを確実に防止することができる。
【0016】また、本発明に係る同軸ケーブルの端末処
理装置には、同軸ケーブルの軸線が延びる方向に対して
垂直な方向に互いに接近して同軸ケーブルを挟持し位置
決めする一対のガイドプレートをさらに備えさせること
ができる。これにより、同軸ケーブルを正確に位置決め
できるから、絶縁体や絶縁外皮の肉厚が極めて薄い極細
の同軸ケーブルであっても、絶縁体や絶縁外皮等を正確
に切断することができる。
【0017】なお、同軸ケーブルを挟持し位置決めする
一対のガイドプレートは、複数組設けることができる。
このとき、3組の一対のガイドプレートを第1のカット
ブレードの軸線方向前方、第1および第2のカットブレ
ードの間、および第2のカットブレードの軸線方向後方
にそれぞれ配置することが好ましい。これにより、同軸
ケーブルを正確に位置決めできるから、絶縁体や絶縁外
皮の肉厚が極めて薄い極細の同軸ケーブルであっても、
絶縁体や絶縁外皮等を正確に切断することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る同軸ケーブル
の端末処理方法および端末処理装置の一実施形態を、図
1乃至図13を参照して詳細に説明する。なお、以下の
説明においては同軸ケーブルは水平に延びるものとし、
その軸線が延びる方向を前後方向と呼ぶとともに同軸ケ
ーブルの末端側を前方と呼び、かつ軸線に対して垂直で
かつ鉛直に延びる方向を上下方向と、さらには軸線に対
して垂直でかつ水平に延びる方向を左右方向と呼ぶ。
【0019】まず最初に、本実施形態の同軸ケーブルの
端末処理方法を適用する同軸ケーブルの構造について説
明すると、図13に示した同軸ケーブル1は複数の芯線
からなる内部導体2を有している。そして、この内部導
体2を覆って絶縁する絶縁体3の外周面上には、この同
軸ケーブル1の軸線と平行に延びる多数の芯線からなる
外部導体4が円周方向の全周にわたって配設されてい
る。また、これらの外部導体4は、筒状の絶縁外皮5に
よってさらに覆われて絶縁されている。なお、この同軸
ケーブル1は、図示されない液晶表示装置に駆動信号を
供給するためのもので、液晶表示装置側の端子間ピッチ
(約1ミリメートル)に合わせて、その外径が1ミリメ
ートル以下の極細の同軸ケーブルとなっている。
【0020】このような構造を有する同軸ケーブル1を
液晶表示装置の端子に接続するためには、絶縁体3およ
び絶縁外皮5を所定の長さにわたって除去して内部導体
2および外部導体4を露出させるとともに、外部導体4
の端末4aを絶縁体3の端部3aから離間させて内部導
体2と外部導体4との間のショートを防止する必要があ
る。
【0021】このため、本実施形態の同軸ケーブルの端
末処理方法においては、まず最初に、図1に示した一対
の第1のカットブレード11および一対の第2のカット
ブレード12を用いて同軸ケーブル1の末端をストリッ
プし、内部導体2および外部導体4をそれぞれ露出させ
る。
【0022】第1のカットブレード11は、互いに対向
しつつ接離自在に配置された一対の薄板部材で、互いに
接近するとその刃先11a同士が互いに当接して絶縁外
皮5と外部導体4および絶縁体3を切断する。両刃先1
1aは、一平面内において上下方向に一直線上に延びる
ように形成されるとともに、その長手方向中央部には内
部導体2を切断しないための半円形状の逃げ部11bが
設けられている。そして、各刃先11a同士が互いに当
接した状態で第1のカットブレード11を前方(図示右
斜め上側)に変位させると、絶縁外皮5と外部導体4お
よび絶縁体3の切断部分を除去し、内部導体2を露出さ
せることができる。
【0023】同様に、第2のカットブレード12は、互
いに対向しつつ接離自在に配置された一対の薄板部材
で、互いに接近するとその刃先12a同士が互いに当接
して絶縁外皮5を切断する。両刃先12aは、一平面内
において上下方向に一直線上に延びるように形成される
とともに、その長手方向中央部には外部導体4を切断し
ないための半円形状の逃げ部12bが設けられている。
そして、各刃先12a同士が互いに当接した状態で第2
のカットブレード12を前方(図示右斜め上側)に変位
させると、絶縁外皮5の切断部分を除去し、外部導体4
を露出させることができる。なお、この第2のカットブ
レード12を用いたストリップは、第1のカットブレー
ド11を用いたストリップと同時に行うことができる。
【0024】上述した一対の第1および第2のカットブ
レード11,12を用いて同軸ケーブル1の末端をスト
リップした後の状態は、その向きを反転させて図2に示
されている。この状態では、外部導体4の先端4aの位
置の前後方向位置が絶縁体3の切断面3aに一致してい
る。ところが、この状態のままストリップした同軸ケー
ブル1を液晶表示装置の端子に接続したのでは、内部導
体2と外部導体4との間にショートが発生してしまう。
【0025】そこで、図3に示した撚り機構20を用い
て絶縁体3の外周面上に露出している外部導体4に撚り
をかけ、外部導体4の先端4aを露出している内部導体
2から同軸ケーブル1の後方に離間させる。
【0026】この撚り機構20は、従来用いられている
ものとほぼ同様の構造を有しており、左右方向に水平に
延びて露出させた外部導体4を上下方向に挟持する上下
一対の第1の撚り棒21,22を有している。この第1
の撚り棒21,22は、その上下方向の間隔を調節する
ことによって、外部導体4にかける撚りの強さを調節す
ることができる。
【0027】また、第1の撚り棒21,22の前方に
は、左右方向に水平に延びて露出させた内部導体2を上
下方向に挟持する上下一対の第2の撚り棒23,24が
配設されている。この第2の撚り棒23,24もまた、
その上下方向の間隔を調節することによって、内部導体
2にかける撚りの強さを調節することができる。
【0028】さらに、第1の撚り棒21,22の後方に
は、この同軸ケーブル1を把持してその軸線回りに回動
させる図示されない回動手段が配設されている。
【0029】そして、第1の撚り棒21,22を用いて
外部導体4を挟持するとともに第2の撚り棒23,24
を用いて内部導体2を挟持した後、図示されない回動手
段を用いて同軸ケーブル1を図示矢印方向に回動させる
と、外部導体4を絶縁体3の外周面上で、また内部導体
2を同軸ケーブル1の軸線回りにそれぞれ撚りをかける
ことができる。すると、露出している外部導体4は絶縁
体3の外周面上において同軸ケーブル1の軸線に対して
傾斜して延びることになり、その先端4aが絶縁体3の
切断面3aから絶縁外皮4側に変位するから、外部導体
4および内部導体2の露出部分同士を互いに同軸ケーブ
ル1の軸線方向に離間させて両者間のショートを確実に
防止することができる。なお、内部導体2には撚りをか
けないようにすることもできる。
【0030】すなわち、本実施形態の同軸ケーブルの端
末処理方法においては、互いに接近するとその刃先11
a同士が互いに当接する一対の第1のカットブレード1
1を用いて、切れ残り部分を生じさせることなく絶縁外
皮5と外部導体4および絶縁体3を完全に切断するの
で、絶縁外皮5や絶縁体3の肉厚が薄い極細の同軸ケー
ブル1の端末を正確かつ高速にストリップして内部導体
2を露出させることができる。同様に、互いに接近する
とその刃先12a同士が互いに当接する一対の第2のカ
ットブレード12を用いて、切れ残り部分を生じさせる
ことなく絶縁外皮5を完全に切断することができるの
で、絶縁外皮5の肉厚が薄い極細の同軸ケーブル1の端
末を正確かつ高速にストリップして外部導体4を露出さ
せることができる。さらに、撚り機構20を用いて露出
させた外部導体4に絶縁体3の外周面上で撚りをかける
ので、外部導体4および内部導体2の露出部分同士を互
いに同軸ケーブル1の軸線方向に離間させ、両者間のシ
ョートを確実に防止することができる。したがって、本
実施形態の同軸ケーブルの端末処理方法によれば、外径
が1ミリメートル以下の極細の同軸ケーブルであって
も、その端末処理を正確かつ高速に行うことができる。
【0031】次に、図5乃至図12を参照し、本実施形
態における同軸ケーブルの端末処理装置について説明す
る。なお、以下の説明においては、上下左右に対称な部
分についてはその一方のみに参照符号を付すとともに、
その一方のみを説明する。
【0032】図5に示した本実施形態の端末処理装置3
0は、外径が1ミリメートル以下の極細の同軸ケーブル
1の端末をストリップして内部導体2および外部導体4
を露出させるためのもので、第1のガイドプレート3
1,第1のカットブレード32、第2のガイドプレート
33、第2のカットブレード34、第3のガイドプレー
ト35と、これらのプレートおよびブレードを取り付け
る左右一対のハウジング36,37、および左右一対の
固定ボルト38とを備えている。
【0033】図6に示した左右一対の第1のガイドプレ
ート31は、同一平面内で互いに対向するように配設さ
れた一対の厚板部材で、その先端部分は互いに上下左右
に対称な形状となっている。また、その先端部分には同
軸ケーブル1を上下方向に案内するための傾斜案内面3
1aと、同軸ケーブル1を上下方向に位置決めするため
の水平面31bと、同軸ケーブル1を左右方向に挟持し
て位置決めするための挟持部31cがそれぞれ配設され
ている。また、水平面31bに隣接して延びる第2の水
平面31dは、左右一対のガイドプレート31,31が
互いに摺動して自らの上下方向位置を位置決めするため
のものである。さらに、これら左右一対のガイドプレー
ト31の先端にそれぞれ設けられて上下方向に延びる端
面31eは、これら左右一対のガイドプレート31,3
1が互いに接近したときに、第2の水平面31dに隣接
して上下方向に延びる突当面31fに当接し、これら左
右一対のガイドプレート31を左右方向に位置決めする
ようになっている。これにより、これら左右一対の第1
のガイドプレート31を互いに接近させると、同軸ケー
ブル1を上下左右方向に正確に位置決めした状態で固定
することができる。
【0034】図7に示した左右一対の第1のカットブレ
ード32は、図1に示した第1のカットブレード11に
相当する、同一平面内で互いに対向するように配設され
た一対の薄板部材で、その先端部分は互いに上下左右に
対称な形状となっている。また、その先端部分には、こ
れら左右一対の第1のカットブレード32,32が互い
に接近したときにその全体が同一平面内で当接する、上
下方向に一直線状に延びる刃先32aがそれぞれ設けら
れている。なお、これらの刃先32aの長手方向中央部
には、内部導体2の切断を防止するための半円形状の逃
げ部32bがそれぞれ形成されている。さらに、左右一
対のカットブレード32,32の先端にそれぞれ設けら
れて上下方向に延びる端面32dは、これらのガイドプ
レート32,32が互いに接近したときに、相手側に配
設されて上下方向に延びる突当面32eに当接し、左右
一対のカットブレード32,32を左右方向に位置決め
するとともに、互いに当接する刃先32a,32aに衝
撃力が作用して破損することを防止するようになってい
る。これにより、これら左右一対の第1のカットブレー
ド32を互いに接近させると、同軸ケーブル1の絶縁外
皮5と外部導体4および絶縁体3を切れ残りがないよう
に切断できる。そして、刃先32aが当接した状態でこ
れら左右一対の第1のカットブレード32を軸線方向前
方に変位させると、絶縁外皮5と外部導体4および絶縁
体3の切断部分をストリップし、図2に示したように内
部導体2を露出させることができる。
【0035】図8に示した左右一対の第2のガイドプレ
ート33は、同一平面内で互いに対向するように配設さ
れた一対の厚板部材である。一方のガイドプレートの先
端部分には、同軸ケーブル1を上下方向に案内するため
の案内面がその内壁面を有するとともに、同軸ケーブル
1の側面に当接する半円形状の湾曲面をその底部に有す
るV字形の凹溝33aが凹設されている。これに対して
他方の先端部分には、前記凹溝33a内に進入する凸部
33bが突設されるとともに、その先端には同軸ケーブ
ル1の反対側の側面に当接する半円形状の凹溝33cが
凹設されている。これにより、これら左右一対の第2の
ガイドプレート33が互いに接近させると、同軸ケーブ
ル1を上下左右方向に正確に位置決めした状態で固定す
ることができる。
【0036】図9に示した左右一対の第2のカットブレ
ード34は、図1に示した第2のカットブレード12に
相当する、同一平面内で互いに対向するように配設され
た一対の薄板部材で、その先端部分は互いに上下左右に
対称な形状となっている。また、その先端部分には、こ
れら左右一対の第2のカットブレード34が互いに接近
したときにその全体が同一平面内で当接する、上下方向
に一直線状に延びる刃先34aがそれぞれ設けられてい
る。なお、これらの刃先34aの長手方向中央部には、
外部導体4の切断を防止するための半円形状の逃げ部3
4bがそれぞれ形成されている。さらに、左右一対のカ
ットブレード34の先端にそれぞれ設けられて上下方向
に延びる端面34dは、これら左右一対のガイドプレー
ト34が互いに接近したときに、相手側に配設されて上
下方向に延びる突当面34eに当接し、左右一対のカッ
トブレード34を左右方向に位置決めするとともに、互
いに当接する刃先34aに衝撃力が作用して破損するこ
とを防止するようになっている。これにより、これら左
右一対の第2のカットブレード34を互いに接近させる
と、同軸ケーブル1の絶縁外皮5と外部導体4および絶
縁体3を切れ残りがないように切断できる。そして、刃
先34a同士が互いに当接した状態でこれら左右一対の
第1のカットブレード34を軸線方向前方に変位させる
と、絶縁外皮5の切断部分をストリップして、図2に示
したように外部導体4を露出させることができる。
【0037】図10に示した左右一対の第3のガイドプ
レート35は、同一平面内で互いに対向するように配設
された一対の厚板部材で、その先端部分は互いに上下左
右に対称な形状となっている。また、その先端部分には
同軸ケーブル1を上下方向に案内するための案内面35
aと、同軸ケーブル1を上下方向に位置決めするための
水平面35bと、同軸ケーブル1を左右方向に挟持して
位置決めするための半円形状に凹設された挟持部35c
がそれぞれ配設されている。また、水平面35bに隣接
して延びる第2の水平面35dは、これら左右一対のガ
イドプレート35が互いに摺動して自らの上下方向位置
を位置決めするためのものである。さらに、これら左右
一対のガイドプレート31の先端にそれぞれ設けられて
上下方向に延びる端面35eは、これら左右一対のガイ
ドプレート31が互いに接近したときに、第2の水平面
35dに隣接して上下方向に延びる突当面35fに当接
し、これら左右一対のガイドプレート31を左右方向に
位置決めするようになっている。これにより、これら左
右一対の第1のガイドプレート35を互いに接近させる
と、同軸ケーブル1を上下左右方向に正確に位置決めし
た状態で固定することができる。
【0038】上述した3組のガイドプレート31,3
3,35は、第1のカットブレード32の軸線方向前
方、第1および第2のカットブレード32,34の間、
および第2のカットブレード34の軸線方向後方にそれ
ぞれ配置されている。これにより、同軸ケーブル1の端
末を上下左右に正確に位置決めしつつストリップ処理す
ることができるから、絶縁体3や絶縁外皮5の肉厚が極
めて薄い極細の同軸ケーブル1であっても、絶縁体3や
絶縁外皮5等を正確に切断してストリップすることがで
きる。
【0039】また、図11に示したように、上述した3
組のガイドプレート31,33,35および2組のカッ
トブレード32,34は、各基端をそれぞれ左右一対の
ハウジング36,37内に嵌合させた後、各貫通孔に左
右一対のボルト38をそれぞれ挿通させて締め付けるこ
とにより堅固に保持することができる。そして、図12
に示したように左右一対のハウジング36,37を互い
に接近させた後、これら左右一対のハウジング36,3
7を同軸ケーブル1の軸線方向に変位させることによ
り、同軸ケーブル1の端末を図2に示したようにストリ
ップ処理することができる。
【0040】すなわち、本実施形態における同軸ケーブ
ルの端末処理装置30においては、一対の第1のカット
ブレード32を互いに接近させるとその刃先32a同士
が互いに当接するので、切れ残り部分を生じさせること
なく絶縁外皮5と外部導体4および絶縁体3を完全に切
断することができる。これにより、絶縁外皮5や絶縁体
3の肉厚が薄い極細の同軸ケーブル1の端末を正確にス
トリップして内部導体2を露出させることができる。ま
た、一対の第2のカットブレード34を互いに接近させ
るとその刃先34a同士が互いに当接するので、切れ残
り部分を生じさせることなく絶縁外皮5を完全に切断す
ることができる。これにより、絶縁外皮5の肉厚が薄い
極細の同軸ケーブル1の端末を正確にストリップして外
部導体4を露出させることができる。
【0041】さらに、本実施形態における同軸ケーブル
の端末処理装置30においては、3組のガイドプレート
31,33,35によって同軸ケーブル1を上下左右方
向に正確に位置決めするから、同軸ケーブル1の端末を
ストリップする作業を高速に行うことができる。
【0042】そして、図3に示した撚り機構20を用
い、絶縁体3の外周面上で露出させた外部導体4に撚り
をかけると、露出させた外部導体4は絶縁体3の外周面
上において同軸ケーブル1の軸線方向に対し傾斜して延
びることになり、その先端4aが絶縁外皮5側に変位す
るから、露出させた外部導体4を同軸ケーブル1の軸線
方向に内部導体2から離間させて両者間のショートを確
実に防止することができる。
【0043】したがって、本実施形態における同軸ケー
ブルの端末処理装置30によれば、外径が1ミリメート
ル以下の極細の同軸ケーブル1であっても、その端末部
分において外部導体4および内部導体2を露出させる端
末処理を正確にかつ高速に行うことができる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る同軸ケーブルの端末処理方法においては、互いに
接近させるとその刃先a同士が互いに当接する一対の第
1のカットブレードを用いて、切れ残り部分を生じさせ
ることなく絶縁外皮と外部導体および絶縁体を完全に切
断するので、絶縁外皮や絶縁体の肉厚が薄い極細の同軸
ケーブルの端末を正確かつ高速にストリップして内部導
体を露出させることができる。同様に、互いに接近させ
るとその刃先同士が互いに当接する一対の第2のカット
ブレードを用いて、切れ残り部分を生じさせることなく
絶縁外皮を完全に切断するので、絶縁外皮の肉厚が薄い
極細の同軸ケーブルの端末を正確かつ高速にストリップ
して外部導体を露出させることができる。さらに、撚り
機構を用いて露出させた外部導体に絶縁体の外周面上で
撚りをかけるので、外部導体および内部導体の露出部分
同士を互いに同軸ケーブルの軸線方向に離間させ、両者
間のショートを確実に防止することができる。したがっ
て、本発明に係る同軸ケーブルの端末処理方法によれ
ば、外径が1ミリメートル以下の極細の同軸ケーブルで
あっても、その端末処理を正確かつ高速に行うことがで
きる。
【0044】また、以上の説明から明らかなように、本
発明に係る同軸ケーブルの端末処理装置においては、一
対の第1のカットブレードを互いに接近させるとその刃
先同士が互いに当接するので、切れ残り部分を生じさせ
ることなく絶縁外皮と外部導体および絶縁体を完全に切
断することができる。これにより、絶縁外皮や絶縁体の
肉厚が薄い極細の同軸ケーブルの端末を正確にストリッ
プして内部導体を露出させることができる。また、一対
の第2のカットブレードを互いに接近させるとその刃先
同士が互いに当接するので、切れ残り部分を生じさせる
ことなく絶縁外皮を完全に切断することができる。これ
により、絶縁外皮の肉厚が薄い極細の同軸ケーブルの端
末を正確にストリップして外部導体を露出させることが
できる。さらに、一対のガイドプレートによって同軸ケ
ーブルを上下左右方向に正確に位置決めするから、同軸
ケーブルの端末をストリップする作業を高速に行うこと
ができる。そして、外部導体撚り機構を用い、絶縁体の
外周面上で露出している外部導体に撚りをかけるので、
露出させた外部導体を同軸ケーブルの軸線方向に内部導
体から離間させ、両者間のショートを確実に防止するこ
とができる。したがって、本発明に係る同軸ケーブルの
端末処理装置によれば、外径が1ミリメートル以下の極
細の同軸ケーブルであっても、その端末処理を正確にか
つ高速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の同軸ケーブルの端末
処理方法の第1段階を模式的に示す要部破断斜視図。
【図2】図1に示した第1段階を施した後の同軸ケーブ
ルの端末部分を示す斜視図。
【図3】本発明に係る一実施形態の同軸ケーブルの端末
処理方法の第2段階を模式的に示す斜視図。
【図4】図3に示した第2段階を施した後の同軸ケーブ
ルの端末部分を示す斜視図。
【図5】本発明に係る一実施形態の同軸ケーブルの端末
処理装置示す分解斜視図。
【図6】図5中に示した第1のガイドプレートを示す斜
視図。
【図7】図5中に示した第1のカットブレードを示す斜
視図。
【図8】図5中に示した第2のガイドプレートを示す斜
視図。
【図9】図5中に示した第2のカットブレードを示す斜
視図。
【図10】図5中に示した第3のガイドプレートを示す
斜視図。
【図11】図5に示した端末処理装置を組み立てた状態
で示す斜視図。
【図12】図11に示した端末処理装置の作動状態を示
す斜視図。
【図13】同軸ケーブルの構造を示す斜視図。
【符号の説明】
1 同軸ケーブル 2 内部導体 3 絶縁体 4 外部導体 5 絶縁外皮 11 第1のカットブレード 11a 刃先 11b 逃げ部 12 第2のカットブレード 12a 刃先 12b 逃げ部 20 撚り機構 21,22 第1の撚り棒 23,24 第2の撚り棒 30 端末処理装置 31 第1のガイドプレート 32 第1のカットブレード 33 第2のガイドプレート 34 第2のカットブレード 35 第3のガイドプレート 36,37 ハウジング 38 固定ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−86084(JP,A) 特開 昭53−135480(JP,A) 特開 平3−190519(JP,A) 特開 平3−107318(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 1/12 B26B 27/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部導体を覆う絶縁体の周囲に複数の芯線
    からなる外部導体を配設し絶縁外皮でさらに覆った同軸
    ケーブルであり、かつ前記芯線がこの同軸ケーブルの軸
    線と平行に延びている同軸ケーブルの端末処理方法であ
    って、 互いに接近するとその刃先同士が互いに当接する一対の
    第1のカットブレードを用いて前記絶縁外皮と前記外部
    導体および前記絶縁体を切断した後に前記絶縁外皮と前
    記外部導体および前記絶縁体の切断部分を同軸ケーブル
    の軸線方向に変位させて除去し前記内部導体を露出さ
    せる段階と、 互いに接近するとその刃先同士が互いに当接する一対の
    第2のカットブレードを用いて前記絶縁外皮を切断した
    後に前記絶縁外皮の切断部分を同軸ケーブルの軸線方向
    に変位させて除去し、前記内部導体の露出部分に隣接す
    るように前記外部導体を露出させる段階と、露出させた前記芯線に前記絶縁体の外周面上において撚
    りをかけることにより露出させた前記芯線を前記同軸ケ
    ーブルの軸線に対して傾斜させて、前記芯線の先端を前
    記内部導体の露出部分から前記同軸ケーブルの軸線方向
    に離間させる段階と、 を備えることを特徴とする同軸ケーブルの端末処理方
    法。
  2. 【請求項2】内部導体を覆う絶縁体の周囲に複数の芯線
    からなる外部導体を配設し絶縁外皮でさらに覆った同軸
    ケーブルであり、かつ前記芯線がこの同軸ケーブルの軸
    線と平行に延びている同軸ケーブルの端末処理装置であ
    って、 互いに接近するとその刃先同士が互いに当接して前記絶
    縁外皮と前記外部導体および前記絶縁体を切断するとと
    もに、その刃先同士が当接した状態で同軸ケーブルの軸
    線方向に変位すると前記絶縁外皮と前記外部導体および
    前記絶縁体の切断部分を除去し前記内部導体を露出さ
    せる一対の第1のカットブレードと、 互いに接近するとその刃先同士が互いに当接して前記絶
    縁外皮を切断するとともに、その刃先同士が当接した状
    態で同軸ケーブルの軸線方向に変位すると前記絶縁外皮
    の切断部分を除去し前記外部導体を露出させる一対の
    第2のカットブレードと、露出させた前記芯線に前記絶縁体の外周面上において撚
    りをかけることにより露出させた前記芯線を前記同軸ケ
    ーブルの軸線に対して傾斜させて、前記芯線の先端を前
    記内部導体の露出部分から前記同軸ケーブルの軸線方向
    に離間させる 外部導体撚り機構と、 を備えることを特徴とする同軸ケーブルの端末処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記一対の第1および第2のカットブレー
    ドは、互いに当接して前記刃先同士が当接する状態に位
    置決めする位置決め部をそれぞれ有することを特徴とす
    る請求項2に記載の同軸ケーブルの端末処理装置。
  4. 【請求項4】同軸ケーブルの軸線が延びる方向に対して
    垂直な方向に互いに接近し、同軸ケーブルを挟持して位
    置決めする一対のガイドプレートをさらに備えることを
    特徴とする請求項2または3に記載の同軸ケーブルの端
    末処理装置。
  5. 【請求項5】前記一対のガイドプレートは、前記第1の
    カットブレードの軸線方向前方、前記第1および第2の
    カットブレードの間、および前記第2のカットブレード
    の軸線方向後方にそれぞれ配置されることを特徴とする
    請求項4に記載の同軸ケーブルの端末処理装置。
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