JP3288406B2 - ジぺプチド甘味料、サッカリン塩および水和コロイド状ポリサッカライドを含有する新規な飲料用組成物 - Google Patents
ジぺプチド甘味料、サッカリン塩および水和コロイド状ポリサッカライドを含有する新規な飲料用組成物Info
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に関するもので、特に口あたりがよく、甘味のすぐれた
ダイエット用の飲料量に好適なものである。
あるいは溶解物、たとえば糖が存在することによって口
あたりが悪くなることがしばしばあった。また、ダイエ
ット用の飲料水では、糖のかわりに合成甘味料が利用さ
れているが、口あたりの悪さなどの問題点があった。こ
うした問題点を解決するために、本発明の飲料水用組成
物はジペプチド甘味料を含むものである。このジペプチ
ド甘味料の一例として米国特許第3,475,403号
に開示されたアスパルチルフェニルアラニンメチルエス
テルがあげられる。その化学構造式化1を下記に示す。
択される。
ルからなる群に含まれるひとつのもの、mは0および2
からなる群から選択される整数、そしてnは3よりも小
さい整数。もっとも広く知られているジペプチドベース
甘味料は、α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニ
ンメチルエステル(以後、アスパラテームと呼ぶ)であ
る。アスパラテームは好品質の甘味を程し、ショ糖より
も約200倍、甘味が強い。このことから、アスパラテ
ームはダイエット用甘味料として広く使用されている。
しかし、残念なことに前記したジペプチド甘味料は相対
的に不安定な化合物である。例えば、アルパルチルフェ
ニルアラニンメチルエステルは、ある条件下で相対的に
容易に分解または変質する。その結果、甘味力の顕著な
減少が起きる。アスパルチルフェニルアラニンメチルエ
ステルを水と混合した場合、難溶性を示して沈澱物を生
ずる。生じた沈澱物を溶解するのは困難である。よっ
て、このようなことはジペプチド甘味料を調製する上で
実質的な問題となる。高甘味特性を有効にひきだすため
には、難溶性および不安定性の問題を解決せねばならな
い。サッカリンは糖によってかわるものとして一般的に
使用されている。しかし、あと味が悪く金属味を残すと
いう問題点がある。このようなサッカリンの影響はその
化合物の濃度に依存したものである。また、ある濃度で
サッカリンの影響が取り除かれるという報告もある。す
なわち、サッカリンをペクチンまたはソルビトール、マ
ルトース、デキストロースなどと組み合わせて使用する
ことによって、サッカリンのあと味が取り除かれると考
えている。また、サッカリンとシクラメートの塩類との
組合せも用いられてきたが、どれも要求された結果を示
さなかった。サッカリンは、ショ糖に対して約700倍
の甘さを程するものと考えられるが、実際の使用では約
200〜400倍のレベルにすぎない。ショ糖に対する
サッカリンの甘さは、サッカリン濃度が増加するにつれ
て減少する。サッカリンによる甘味度を増加させるため
に、より高濃度のサッカリンを必要とする。このような
サッカリン濃度の増加は、好ましくないあと味を増大さ
せる。本発明において用いられる水和コロイド状ポリサ
ッカライドという用語は、天然ガム、修飾または合成さ
れたガムおよびポリサッカライドの合成エーテルを含む
ものである。ガム、高分子力を程するもので、アルコー
ルおよび他の有機溶媒に対して不溶性を示す。しかし、
水に溶解または拡散可能である。天然のガムは、親水性
ポリサッカライドであり、グリコシド結合によって結合
してモノサッカライド単位からなる。たとえば、熱帯の
種々の木やかん木、海草、またはフィココロイド(藻
類)にみられる。これらの主な利用方法は、飲料品や薬
剤の保護コロイドおよび乳化剤としてある。米国特許第
2,761,783号、2,876,107号、3,0
61,445号、3,204,544号、3,413,
125号、3,476,571号、3,987,211
号および4,228,198号は、含有物としてサッカ
リンおよびガムを含む飲料水を開示している。しかし、
これらの文献には、アスパルチルフェニルアラニンメチ
ルエステルからなる甘味料に関しては何ら開示されてい
ない。米国特許第3,695,898号、3,780,
189号、3,984,047号、4,001,455
号、4,009,292号および4,690,827号
は、アスパルタムおよびサッカリンを含む組成物につい
て開示しているが、その組成物にガムを使用することに
ついては開示していない。米国特許第4,051,26
8号は、アスパルタムおよび食用ガムを含む固形飲料組
成物を示唆している。しかし、サッカリンを用いること
については記載していない。少なくともひとつの食料許
容水和コロイド状ポリサカロイドを、サッカリン塩およ
びアスパルチルフェニルアラニンメチルエステル甘味料
とともに飲料用組成物に含有させた場合、飲料水はたい
へんここちよい口あたりとなる、ことを発明した。本発
明は、約25なし約800mg/lの範囲の少なくとも
ひとつの植物許容水和コロイド状ポリサッカライドと、
サッカリン塩と、そしてジペプチド甘味料を含むもの
で、ジペプチド甘味料とサッカリン塩との含有比は約6
0:1ないし約20:1である。本発明による顕著な効
果は、当業者によっては容易に考えられないような新規
な組成に基づくものである。しかし、いくつかの従来技
術ではアスパルタム、サッカリンおよびガムを一緒に飲
料産物に用いることについて開示されている。しかし、
これら3つの成分を本発明によって特定されたような比
でもって添加してすばらしい効果を引き出すことについ
てはなんら開示されなかった。米国特許第29,682
号、第3,753,739号、第4,081,567
号、第4,582,712号、第4,716,046
号、第4,722,844号、第4,769,244
号、および第4,384,990号そしてE.P.A第
23,4007号に開示されている。本発明は、APM
に対するサッカリン含有量の特定比をあたえ、それによ
って実質的に改善された口あたりを示す飲料水を提供す
る。本発明の飲料用組成物は、もし必要とするならば、
カフェイン、バニラなどのフレーバー、安定剤、膨張
剤、粘着剤などを添加する。本発明の飲料組成物は、ど
のような水和コロイド状ポリサッカライドでも実施可能
であるが、天然のガムおよび修飾ガム、例えばポリサッ
カライドの合成エステルを用いた場合が特に効果的であ
る。例えば、天然ガムは、キサンタンガム、ガールガ
ム、ペクチン、寒天、マルギン、カラギーナン、ガムア
ラビック、ガムカラヤ、ガムトラガカンス、ローカスト
ビーンガム、タマリンドおよびオクラガムである。修飾
ガムは、セルロースおよびスターチの誘導体および合成
ガム、例えば低級メトキシルペクチン、プロピレングリ
コールアルギネート、ナトリウムカラギネート、トリエ
タノールアミンアルギネート、カルボキシメチルローカ
ストビーンガムおよびカルボキシメチルガールガムが含
まれる。セルロースガムには、メチルセルロース、ナト
リウムカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロースおよびエチルセルロースが含まれる。もちろ
ん、食物許容「ガム」だけを用いる。好ましい水和コロ
イド状ポリサッカライドとして、キサンタンガム、ガー
ルガム、ペクチンメチルセルロース、プロピレングリコ
ールアルギネート、そして他の水和コロイド状ポリサッ
カライドとキサンタンガムとの組合せ、また同様にペク
チンとガールガムの組合せを含むものである。用いられ
たガムの量は、対応する糖に依存する。ガムの含有量の
変化によって、Dあたりや粘度のような性質の変化をも
たらす。一般に、ガムは、約25mg/lから約10g
/lの範囲内で用いられ、それは分子の大きさ、求める
粘度、ガム相乗性(gum syncrgy)、および求めるカロ
リーに依存する。例えば、粘度が1.3ないし1.5c
psで1カロリーの飲料水の場合、ガムは好ましくは約
25ないし約800mg/lの範囲で用いられる。本発
明で用いられる好ましいアスパルチルフェニルアラニン
メチルエステル甘味料はアスパルタムである。求めるも
のに応じて、サッカリンに対するジペプチド甘味料含有
比は変化させるが、一般にジペプジド甘味料とサッカリ
ンとの比は、約60:1ないし約20:1で、より好ま
しくは約50:1ないし約25:1である。テストは、
どの成分(すなわち、フレーバー、甘味料、ガム)が質
感の認識に決定的なものかをMPA(口あたりパネル分
析)により評価すること、粘度を機械的に測定すること
によりなされた。また、飲料用組成物は、通常の、カロ
リーの高いHFCS飲料水に対して評価され、どの飲料
用成分または成分の組合せが、HFCSによって甘味化
された飲料水の資感に最良化を調べた。図1に示すよう
に、HFCSをキサンタン/アスパルタム/サッカリン
の組合せに対してテストした場合、これらの間で顕著な
資感の違いは認められなかった。また、この結果は再限
性があった。つぎに、HFCSをアスパルタム飲料水に
対してテストした。この場合、アスパルタム飲料水はH
FCSによって甘味化された飲料水と比較して顕著な資
感の改善が認められた。「やわらかい感じ(feel of so
ft tissue)」という感触は、通常のものとダイエット
用のものとの顕著な違いの一つである。またHFCS感
甘味料含有飲料水と比べて、口をおうような(mouthcoa
ting)感触やひりひりさせるような(tingly)感触は少
ない。図2はフレーバー効果の結果を示すものである。
フレーバーだけを変えると、2、3の顕著な質感の相違
がみられるがフレーバーの違いは、特定の性質を際だた
せるのに利用できよう。例えば、アスパルタム飲料は、
HFCS飲料に比べて、たいへん喉腰が良い。図3を参
照して説明する。キサンタムガムを含むものは、含まな
いものよりもHFCS飲料の資感に近い。特にキサンタ
ムガムを含有することによって、しみるような、ちくち
くした感触、混合の容易さ、やわやかな口あたり、口を
おうような感じとそのような感じの継続、喉腰のよさ、
そしてひりひりさせるような感じに対して、よい結果を
もたらす。図4は、キサンタム/アスパルタムの組合せ
に対して甘味料を添加したものを比較した場合の違いを
示すものである。サッカリンを含有させたものは、より
HFCS飲料味に近い。甘味料添加したものは、ほとん
どの特性に関してHFCS−甘味料含有物の質感に近
い。MPAテストの結果は、資感の認識において3つの
成分が重要であることを示した。この成分とは、フレバ
ー、甘味料および水和コロイド物である。これらを含む
物とHFCS甘味料含有物とは2,3の顕著な違いがあ
るにすぎないが、しかしそれぞれの産物(キサンタム含
まないものあるいは甘味料添加なしのもの)は、本発明
のあたらしい組成物よりも、HFCS−甘味化組成物の
ほうと比較して資感が異なる。表1の粘度分析は、通常
のHFCS飲料物に対して、キサンタンを含むあるいは
含まないダイエット産物間に存在する物理的質感の違い
を示すものである。
カ月経過したHFCS通常飲料とキサンタン/アスパル
タム/サッカリン飲料とは、pH環境が2.5〜2.7
の場合、粘度の変化は認められなかった。第5図に示す
ように、知覚分析はHFCS含有飲料、キサンタン/ア
スパルタム/サッカン含有飲料、およびアスパルタムの
み含有の飲料に対しておこない、各種特性、ぴりぴりと
した感触、炭化(カーボネーション)、ダイエット感、
口あたり、スムーズ感、甘味およびフレーバーについて
調べた。ダイエット感以外は、HFCS飲料とキサンタ
ン/アスパルタム/サッカリン含有飲料との間に顕著な
違いはみられなかった。 甘味の度合を、キサンタン/
アスパルタム/サッカリン含有飲料、アスパルタム含有
飲料、アスパルタム/キサンタン含有飲料およびアスパ
ルタム/サッカリン含有飲料に関して調べた(図5参
照)。サッカリンは飲料の甘味を調製するための成分と
してある。キサンタンは、甘味に対してはあまり効果が
ない。HFCSとキサンタン/サッカリン/アスパルタ
ムとの間において、あるいはHFCSとアスパルタム/
サッカリンとの間において、顕著な違いはみとめられな
かった。甘味は小量のサッカリンで変動する。
Fで事前に溶解されたキサンタムガムによって作った。
キサンタンの完全な溶解後、含有物を1リットルビーカ
ーに移した。ナトリウムサッカリンを溶解してビーカー
に加えた。80%リン酸を混合し、つづいて事前に溶解
したカフェインを加えた。アスパルタムを酸混合物に溶
解し、フレーバー濃縮物を加えて、最後に容量を調整し
た。
変えて、実施例1に基づいて行った。 ────────────────────────────────── カルシウム/サッカリンナトリウムの処方 ────────────────────────────────── 1 2 3 キサンタン 100.0 mg 100.0 mg 100.0 mg カフェイン 107.0 mg 107.0 mg 107.0 mg バニラ 17.8 mg 17.8 mg 17.8 mg 80%リン酸 593.0 mg 593.0 mg 593.0 mg クエン酸 67.0 mg 67.0 mg 67.0 mg アスパルタム 550.0 mg 550.0 mg 550.0 mg フレーバー 42.0 mg 42.0 mg 42.0 mg カラメル 1325.0 mg 1325.0 mg 1325.0 mg サッカリンナトリウム 10.0 mg ---- 4.0 mg サッカリンカルシウム ---- 11.0 mg 6.6 mg ────────────────────────────────── 食料の容量 1 リットル 1 リットル 1 リットル
飲料の処方を実施した。 ────────────────────────────────── キサンタンガムの処方 ────────────────────────────────── 5 6 7 キサンタンの型 ケルトロールT ケルトロールS ────────────────────────────────── キサンタン 100.0 mg 100.0 mg 100.0 mg カフェイン 107.0 mg 107.0 mg 107.0 mg バニラ 17.8 mg 17.8 mg 17.8 mg 80%リン酸 593.0 mg 593.0 mg 593.0 mg クエン酸 67.0 mg 67.0 mg 67.0 mg アスパルタム 550.0 mg 550.0 mg 550.0 mg フレーバー 42.0 mg 42.0 mg 42.0 mg カラメル 1325.0 mg 1325.0 mg 1325.0 mg サッカリンナトリウム 10.0 mg 10.0 mg 10.0 mg ────────────────────────────────── 食料の容量 1 リットル 1 リットル 1 リットル
1と同様に飲料の処方を実施した。 ──────────────────────────── 水和コロイドの処方 ──────────────────────────── 8 9 ガム型 メチルセルロース PGA 0 ──────────────────────────── ガムレベル 1000.0 mg 900.0 mg カフェイン 107.0 mg 107.0 mg バニラ 17.8 mg 17.8 mg 80%リン酸 593.0 mg 593.0 mg クエン酸 67.0 mg 67.0 mg アスパルタム 550.0 mg 550.0 mg フレーバー 42.0 mg 42.0 mg カラメル 1325.0 mg 1325.0 mg サッカリンナトリウム 10.0 mg 10.0 mg ──────────────────────────── ──────────────────────────── 水和コロイドの処方 ──────────────────────────── 10 11 低粘度 高粘度 ガム型 BGA LVF PHA HVF ──────────────────────────── ガムレベル 550.0 mg 375.0 mg カフェイン 107.0 mg 107.0 mg バニラ 17.8 mg 17.8 mg 80%リン酸 593.0 mg 593.0 mg クエン酸 67.0 mg 67.0 mg アスパルタム 550.0 mg 550.0 mg フレーバー 42.0 mg 42.0 mg カラメル 1325.0 mg 1325.0 mg サッカリンナトリウム 10.0 mg 10.0 mg ──────────────────────────── ──────────────────────────── 水和コロイドの処方 ──────────────────────────── 12 13 ガム型 ガール ペクチン ──────────────────────────── ガムレベル 1100.0 mg 875.0 mg カフェイン 107.0 mg 107.0 mg バニラ 17.8 mg 17.8 mg 80%リン酸 593.0 mg 593.0 mg クエン酸 67.0 mg 67.0 mg アスパルタム 550.0 mg 550.0 mg フレーバー 42.0 mg 42.0 mg カラメル 1325.0 mg 1325.0 mg サッカリンナトリウム 10.0 mg 10.0 mg ──────────────────────────── ──────────────────────────── 水和コロイドの処方 ──────────────────────────── 14 15 ガム型 ヘ゜クチン/カ゛ール キサンタン/PGA-LV ──────────────────────────── ガムレベル 504/63 25/375 カフェイン 107.0 mg 107.0 mg バニラ 17.8 mg 17.8 mg 80%リン酸 593.0 mg 593.0 mg クエン酸 67.0 mg 67.0 mg アスパルタム 550.0 mg 550.0 mg フレーバー 42.0 mg 42.0 mg カラメル 1325.0 mg 1325.0 mg サッカリンナトリウム 10.0 mg 10.0 mg ──────────────────────────── ──────────────────────────── 水和コロイドの処方 ──────────────────────────── 16 17 ガム型 キサンタン/PGA・LVF キサンタン/ヘ゜クチン ──────────────────────────── ガムレベル 25/250 50/518 カフェイン 107.0 mg 107.0 mg バニラ 17.8 mg 17.8 mg 80%リン酸 593.0 mg 593.0 mg クエン酸 67.0 mg 67.0 mg アスパルタム 550.0 mg 550.0 mg フレーバー 42.0 mg 42.0 mg カラメル 1325.0 mg 1325.0 mg サッカリンナトリウム 10.0 mg 10.0 mg ────────────────────────────
存して変えて、実施例と同様にして飲料の処方を実施し
た。 ────────────────────────────────── 18 19 20 ────────────────────────────────── キサンタン 100.0 mg 100.0 mg 100.0 mg カフェイン 107.0 mg 107.0 mg 107.0 mg バニラ 17.8 mg 17.8 mg 17.8 mg 80%リン酸 593.0 mg 593.0 mg 593.0 mg クエン酸 67.0 mg 67.0 mg 67.0 mg アスパルタム 600.0 mg 550.0 mg 500.0 mg フレーバー 42.0 mg 42.0 mg 42.0 mg カラメル 132.5 mg 132.5 mg 132.5 mg サッカリンナトリウム 10.0 mg 20.0 mg 30.0 mg ────────────────────────────────── 食料の容量 1 リットル 1 リットル 1 リットル アスパルタム:サッカリン 60:1 27.5:1 16.7:1
処方を実施した。 ────────────────────────────────── フレーバーを変化せた処方 ────────────────────────────────── 21 22 23 レモン/ライム オレンジ グレープ ────────────────────────────────── キサンタン 110.0 mg 130.0 mg 130.0 mg ジュース 8.9 g 9.0 g 21.0 g フレーバー 1.5 g 2.4 g 1.2 g クエン酸 1.5 g 2.1 g 370.0 mg リンゴ酸 ---- 61.6 mg 1.1 g カリウムベンゾエート 384.0 mg 384.0 mg 420.0 mg クエン酸カリウム 238.0 mg 333.0 mg 40.0 mg アスパルタム 525.0 mg 650.0 mg 550.0 mg サッカリンナトリウム 10.0 mg 10.0 mg 10.0 mg 塩化ナトリウム ---- 100.0 mg ---- カルシウム・シ゛ナトリウム・エテ゛テート ---- 30.0 mg ---- カリウムソルベート ---- ---- 155.0 mg アスコルビン酸 20.0 mg ---- ---- ──────────────────────────────────
ナトリウム−APMの量をかえて、実施例にもとづいて
飲料を処方した。 ────────────────────────────────── 種々のブリックス/糖レベルでの処方 ────────────────────────────────── 24 25 26 キサンタン 100.0 mg 100.0 mg 100.0 mg カフェイン 107.0 mg 107.0 mg 107.0 mg バニラ 17.8 mg 17.8 mg 17.8 mg 80%リン酸 593.0 mg 593.0 mg 593.0 mg クエン酸 67.0 mg 67.0 mg 67.0 mg アスパルタム 550.0 mg 438.0 mg 680.0 mg フレーバー 42.0 mg 42.0 mg 42.0 mg カラメル 1325.0 mg 1325.0 mg 1325.0 mg サッカリンナトリウム 10.0 mg 8.0 mg 12.0 mg ────────────────────────────────── 食料の容量 1 リットル 1 リットル 1 リットル 対照ブリックスルレベル 11.2゜ 9゜ 14゜ ────────────────────────────────── ブリックススケールは、糖溶液のためのハイドロメータ
ースケールであって、溶液中における特定温度での糖の
重量パーセントを示すものである。ブリックス度は、溶
液中の糖濃度(重量%)に等しく、経験的に比重に関係
している。
0mg/l濃度範囲からなる少なくとも一種類の食料と
して許容させる水和コロイド状ポリサッカライドと、サ
ッカリン塩、そしてジペプチド甘味料とからなり、前記
甘味料と前記サッカイリン塩の存在比は60:1から2
0:1(前記甘味料含有量:サッカリン塩含有量)の範
囲内であることを特徴とするものなので、口あたりが良
く、甘味のすぐれたダイエット用飲料に好適に用いるこ
とが可能である。
種特性を比較した図で、縦軸が比で横軸が特性である。
比が0のところは高フラクト−ストーンシロップ(HF
CS)含有飲料組成物を示す。
果を示すために、本発明にもとづく飲料と、HFCS飲
料との各種特性を比較した図で、縦軸が比で横軸が特性
である。比が0のところは高フラクト−ストーンシロッ
プ(HFCS)含有飲料組成物を示す。
PM/サッカリン含有飲料との各種特性に関する比較を
HFCS含有飲料を基準にして表した図で、縦軸は比、
横軸は特性を示す。
明にもとづく飲料と、HFCS飲料との各種特性を比較
した図で、縦軸が比で横軸が特性である。比が0のとこ
ろは高フラクト−ストーンシロップ(HFCS)含有飲
料組成物を示す。
ストの結果を示す図。縦軸は平均スコア、横軸は各種特
性である。
Claims (10)
- 【請求項1】 高フルクトースコーンシロップ含有飲料
に近い質感を与える飲料用組成物であって、25から8
00mg/l濃度範囲からなる少なくとも一種類の食料
として許容させる水和コロイド状ポリサッカライドと、
サッカリン塩、そしてジペプチド甘味料とからなり、前
記甘味料と前記サッカリン塩の存在比は60:1から2
0:1(前記甘味料含有量:サッカリン塩含有量)の範
囲内であることを特徴とする飲料用組成物。 - 【請求項2】 請求項1記載の飲料水用組成物であっ
て、前記水和コロイド状ポリサッカライドは天然ガムま
たは修飾または合成されたガムであることを特徴とする
飲料用組成物。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の飲料水用組成物
であって、前記水和コロイド状ポリサッカライドはキサ
ンタンガム、グアールガム、アルキルセルロースエーテ
ル、ペクチンまたはプロピレングリコールアルギネート
からなることを特徴とする飲料用組成物。 - 【請求項4】 請求項3記載の飲料水用組成物であっ
て、前記アルキルセルロースはメチルセルロースである
ことを特徴とする飲料用組成物。 - 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれか1項記載の
飲料用組成物であって、前記水和コロイド状ポリサッカ
ライドはキサンタンと、少なくとも一つの他の水和コロ
イド状ポリサッカライドからなることを特徴とする飲料
水用組成物。 - 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれか1項記載の
飲料水用組成物であって、前記水和コロイド状ポリサッ
カライドはペクチンとグアールガムとの混合物であるこ
とを特徴とする飲料水用組成物。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項記載の
飲料水用組成物であって、前記サッカリン塩はサッカリ
ンナトリウム、サッカリンカルシウムまたはサッカリン
カルシウムとサッカリンナトリウムとの組み合わせであ
ることを特徴とする飲料水用組成物。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項記載の
飲料用組成物であって、前記ジペプチド甘味料とサッカ
リン塩との比は50:1から25:1の範囲内にあるこ
とを特徴とする飲料水用組成物。 - 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか1項記載の
飲料水用組成物であって、前記ジペプチド甘味料はアス
パルチルフェニルアラニンメチルエステル甘味料である
ことを特徴とする飲料水用組成物。 - 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか1項記載
の飲料水用組成物であって、前記アスパルチルフェニル
アラニンメチルエステル甘味料はL−アスパルチル−L
−フェニルアラニンメチルエステルであることを特徴と
する飲料水用組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27453491A JP3288406B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | ジぺプチド甘味料、サッカリン塩および水和コロイド状ポリサッカライドを含有する新規な飲料用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27453491A JP3288406B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | ジぺプチド甘味料、サッカリン塩および水和コロイド状ポリサッカライドを含有する新規な飲料用組成物 |
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JP6144020B2 (ja) * | 2012-06-20 | 2017-06-07 | サントリーホールディングス株式会社 | 飲料 |
-
1991
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Title |
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FOOD PROCESSING,51(1990 Apr.),Vol.4,p.36,38,40 |
J.Assoc.Off.Anal.Chem.(1984),Vol.67,No.4,p.745−747 |
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